いよいよ業務が今年前半戦のヤマ場を迎えた。GW明けまで一気に駆け抜ける、と毎年言っているような。しかし一年が早い。人生が急加速しているようである。
いよいよ業務が今年前半戦のヤマ場を迎えた。GW明けまで一気に駆け抜ける、と毎年言っているような。しかし一年が早い。人生が急加速しているようである。
絶景東京489 - Shovelog
筑波に行かなければならなかった。結構荷物があるのでいつものレンタカー屋でカローラフィールダーを予約した。当日、受付を済ますと用意された車は三菱のデカイSUVだった。ボクは咄嗟に、カローラワゴンを予約したのですが、と言うと、今日はこちらをご用意させていただきましたので。と、レンタカー屋はドヤ顔で言った。グレードアップサービスの様だけれどボクはカローラの方がよかった。だいいち荷室も狭いしゲートが高くて荷物が積みにくい。今さらチェンジするわけにもいかず、用途をあらかじめ話しておくべきだったと後悔した。とにかくデカくて車幅が掴みずらいわりに室内は息苦しいほど窮屈に感じてしまう。どうもデカイSUVが苦手…
何を撮るべきかは「探す」のではなく「発見」する。(藤田省三)
一昨日、昨日と偶然にも同じ1950年生まれの方と会った。74歳というと昔は相当ジジイなイメージだったけれど、今の時代の74歳はかなりアグレッシブであった。 一人は、日本人としてはかなり初期にF1を走ったレーサーだった。1976年、富士スピードウェイにF1世界選手権が日本初上陸した際に参加されている。今もレジェンドレーサーとして各地イベントやクラシックカーレースで活躍されている。もう一人は、1969年、大学闘争で東大と教育大の入試ができなかった年の入試組で、その渦中に巻き込まれた一人である。その後、大手金融系を引退し今は悠々自適な生活のようで羨ましいほど人生を楽しんでおられた。彼がバリバリ机に向…
地域タグ:豊川市
年に何回もないだろう最高の天気である。今年初の夏日、ミジェットで出掛けようとエンジンを掛け、入り口まで出したところで、また車庫に戻した。やっぱりそうか、この日ずっと気になっていた異音の原因がはっきりした。 クラッチのレリーズベアリングが結構な音で鳴き出した。今年の初めからミッション付近から妙にゴロゴロ音や擦れる音がするなと思っていたけれどやっと特定できた。何だろうとモヤモヤしながら走っているより原因がはっきりして妙にすっきりした気持ちである。とはいえミジェットのクラッチまわりはエンジンを下ろさなければならないので結構な手間がかかる。自分でやってやれないことはないけれどさすがにこの天井高では無理…
地域タグ:渋谷区
圭子の夜は夢ひらく - Shovelog
うまく行けば週末は連休できるかもしれないと、一時間半のインタビューをAiを使って文字おこしをしてみた。有料版だったので大いに期待したのだけれど、結果は散々であった。滑舌の悪さもあるのかもしれないけれど、Aiが判断し難い言葉を自分で勝手に生成し、その後ろの文章を書き換えてしまうという状態でまったく使えなかった。結局ヘッドホンをしながらのアナログなテキストおこしの作業にて週末がつぶれてしまった。専門用語が多かったというのあるかもしれないけれど、ボクらレベルで仕事に使えるようになる頃には現役を引退してそうだ。
地域タグ:中野区
回転禁止の青春さ - Shovelog
すっかり春らしくなった。4号線の通行止めは今シーズンは一回だけで済んだようである。 さて、近所にあった魚民がコロナ騒動で撤退したあと長らく空き店舗となっていた所へ先日コメダ珈琲がオープンした。愛知県に居た頃は入ることもなかったコメダだけれど、小倉トースト食べたさと近所ということもあって入ってみた。魚民時代は全個室となっていたフロアは間仕切りが取り払われかなり広い空間であったことを確認する。見渡してみれば驚いたことにそこにいる人の半分以上が本やノート、PC、タブレットを広げ勉強や仕事をしていてドトールやスタバとは違う雰囲気を出していた。ボクの対面の席に座っていた高校生らしき女子はBeatsのヘッ…
地域タグ:渋谷区
一昨日は久しぶりに手描きイラストの仕事をした。Appleペンシルは持っているけれどやっぱり紙と鉛筆がいい。机の上は消しゴムのカスだらけだけれど、鳥山明と鴨川つばめで育ったボクには2B鉛筆が一番いい。ペン入れをした後は結局フォトショで修正してイラレでデータ化するというデジタル作業になってしまうけれど、まあ最近のボクのフィルム写真もデジベタばかりだから似たような状況である。そんなPC絶対の業務の中、メインのMacが絶不調に。なんとか入稿データまでは作ったけれど、もはや限界だった。不調の原因は今年に入ってMacのOSをSonomaにしてからである。レインボーカーソルは頻発し、特にAdobe系はフリー…
地域タグ:板橋区
絶景東京466 - Shovelog
個人売買で当たり前の文句だけれど細かい事言うなという意味であり病気ではない。しかし一体自覚している人は居るのだろうかと思いきや先日、旧車の集まりで「私は神経質なので」という会話を聞いた。旧車の場合はだいたい車を見ればなんとなくわかるような気がする。ただ、神経質とキレイ好きとは違うし、完璧主義と神経質もまた異なり
ちょうど50年ぶりに同じ会場で同じ展示という近代美術館で展示された中平卓馬の展示を見る。中平さんと言えばプロヴォーク期のいわゆるエモイ・カッコイイ系の写真が人気だったりするけれど、ボクは1971年のパリ、ビエンナーレで撮り続けた写真が好きである。自意識を捨てようとの試みとそれ以前の中平さんが交錯しているやや不安定なバランスが好きだったりする。以前、中平さんの事を写真の神様だと渡部さんが言っていたけれど、中平さんが意識障害から復帰した後の、完全に自意識の消えたピュアな写真を見るといつもそれを思い出して、本当に写真の神様になってしまったのだと思いつつ、近年発表された中平さんの映像ドキュメント「カメ…
地域タグ:板橋区
梅花は雨に 柳絮は風に 世はただ虚に揉まるる
大学の授業料二人前を振り込む。これが二人とも私立だったら完全に破産しているような気がする薄給サラリーマン。どうしてもばあちゃんのチカラを少し借りざるを得ない。勿論生活で切り詰められる場所はまだ残っているけれど、子供のためだけの人生じゃない。大卒当たり前の時代に平均的サラリーマンが二人の子供を大学に行かせるのは経済的にかなり無理が生じるこの世の中はどうかしてる。目先のお小遣い配りだけでは誤魔化されない。少子化に歯止めがかからない原因は主にここにあるような気がする。
ペーパードライヴ - Shovelog
絶景東京460 - Shovelog
根本的に人間は分かり合えない。自分に甘く他人に厳しい似非完璧主義。それでも彼らは自己顕示とほんのわずかな共鳴を求めて鈍色のSNSを彷徨う。
ちょうど三年前、山手通りで見かけたMG-TCのオーナーさんとご一緒になった。TDはたまに見かけるけれどTCは滅多にお目にかかれないのでつい写真を撮ってあった。オーナーさんにこの写真を見せたら、あ、隣に乗っているのは、、、とドキドキされてましたがダイジョウブ、奥様でした。さらにオーナーさんは隣町にお住まいのご近所さんだった。エムジー乗りの世界も狭かったりする。
今になってやっと賽王の盾を読了。石積み職人、石工の物語。戦国土木小説という構成はボクにとっては読みやすく将のイメージや現場が立体的に頭に浮かぶ。技術屋視点からすればあり得ないであろう工法もあるけれど、まあそこはファンタジーとして読む。ある意味戦国版ワンピース風だろうか。今や石工さんも随分減っちゃっただろうか、ボクの周りに居た石工さんは現代ではブロック工としての仕事をメインとされている方が多い。ボク自身もこの物語の主役である野面積みの仕事は一度だけ携わったことがある。 塞王の楯 (集英社文芸単行本) 作者:今村翔吾 集英社 Amazon
地域タグ:豊川市
3年間お世話になった車庫から引越をすることに決めた。近所だし安いしメンテできるしの良いところだったのだけれどどうやらネズミの住処になっているのである。とにかく東京はネズミにとって住みやすい楽園なのであろう夜の繁華街はネズミだらけである。車庫でも今年に入ってからもネズミホイホイに貼り付いたネズミの死骸を何匹処分しただろうか。以前もエンジンルームに住み着かれた記事を書いたけれど、夜な夜なネズミに囲まれていると思うと恐怖でしかない。そんな折、同じ賃料でシャッター付きガレージを発見し、即契約をした。かなり遠くなるのが玉に瑕だけれど、ネズミに怯えながら過ごすと思えば天国か。とにかく引越し先でネズミが出な…
地域タグ:豊橋市
雨で霞んだ灰色の住宅街にポツンと咲く河津桜のピンク色が綺麗だった。昼前から雨が強くなったので仕方なくスタジオまで電車移動となった。距離にすればたった5キロの場所なのに3路線を使う面倒な乗り換えで、さらにかなり歩く。バイクで行けばすぐなんだけれどPCとハードディスクを濡らしたくないし脱いだ合羽を干しておく場所もないしタクシー使うほど儲かってもいない。さらには乗り継いだ路線が人身事故で動かなくなってしまいかなりのロスタイム。滅多に乗らない電車をたまに使うとコレである、まったくツイてない。おかげで昼飯も食いそびれて散々だったけれど、この日のスタジオ作業が終われば昨年末からかなりの重荷だった仕事からや…
地域タグ:豊川市
絶景日本842 - Shovelog
久々に面倒な案件。監修とライターと当事者とプロデューサーとそれぞれの意見がバラバラで印刷入稿直前でちょっと待ったがかかる。マジか、もう間に合わないぜ。しかし一向にテキストがFIXせず、直したり戻したりの繰り返しでさすがのボクも相当苛々する。まあ入稿直前あるあるだけれど、ここはグッと堪えて取次の機械に徹する。大きく深呼吸をしてストレスを飲み込む一日。
知り合いのミュージシャンが体調を崩し入院したとの知らせを聞く。案じながらも彼が在籍してきたバンドを辿る。ポプコン全盛期、彼が最初期に在籍したバンドから派生した女性ユニットの話も彼からよく聞いた。この曲しか知らないけれど和製ボッサが心地よい。当時ボクは中学生だっただろうかテレビでよく聴いたのを思い出す。おかげで一日この曲が頭の中を回る。アーメン。 帰宅後は150分の長尺をTVに出力してチェックと修正拾い出し。午前1時、ライターのMなべさんから原稿が届く。ぼんやりとデザインレイアウトを考えながら風呂に浸かる。明日入稿だけれどどうにも頭がクリアにならず明日の事は明日だと諦め寝床へ。塞王の盾を読みなが…
5台並んだベルリネットを見て松本さんが言った。「いいヤレ方ですね。ピカピカじゃないのがいい。」なぜか5台とも同じように妙に磨き込んだりピカピカのレストア済みというわけでなく多少の埃や油汚れもホイールダストに至るまでそのままで、その佇まいは現役感が半端なく凄みさえ感じた。エンジンルームも妙に磨き込まれておらず、いい塩梅の適度な油汚れや剥げ具合、しかしホース類やクリップ類、ワイヤー類やボルトナットに至るまでまったく劣化や錆びなく常に手が入っているのがよくわかる。嫌味なほどにピカピカに磨き込むよりこの現役感のままの方がよっぽど通で好ましく感じる。勿論純粋なラリーカーだから似合うのかもしれないけれど。
ある不動産契約をしようとしていた。ボクの担当者は女性だった。二十代後半だろうか端正な顔立ちだけれど髪は長く妙に茶色で、それが原因なのだろうか都会的には見えずどうにもあかぬけない雰囲気だった。彼女は現場立ち会いでも書類でも、説明される中でボクが一瞬繰り出すくだらない冗談や世間話にもまったく切り返しがなく、終始能面のような顔のままだった。先方にしてみれば貴方のようなおっさんとは無駄口をききたくないという態度は分からないでもないけれど、この先何度か顔を付き合わさねばならないのだから少しは和んでもよいのではないかと思ったりするのは中年男の我が儘なのだろうか。中年だって人間だもの。この日、彼女とは二度目…
地域タグ:豊川市
高速道路のパーキングエリアに駐車しようとしたら、一区画の駐車マスにポツンと脚立が立ててあった。何だろうと思いながらボクはその隣のマスに車を停め、周りの様子を見てみれば、持ち主らしき人は居らず、どうやら脚立は置いてきぼりになっているようだった。危ないので片付けようと思ったけれど、片付ける前にその脚立に登ってみた。そこからは雪を纏った富士山がキレイに見えた。
正月廿五日。晴れて風なけれど寒気甚し。日少し長くなりぬ。立春の近きを知るべし。夜半、突然愚息来至り。
近いのに訪れるのが随分遅くなってしまった松濤美術館。展示は前衛写真から今のスナップ写真につながるその変容と流れである。やはり最初はアッジェから。ボクの写真もこの流れの支流末端に位置すると考えているので見ないわけにはいかない。実は昨年この図録が出版されるとほぼ同時に購入していたのである。散々予習したあとだったので目当てはプリント拝見というところだったけれど、当時の出版物の展示が面白くてついつい足が止まる。牛腸さんのカラープリントは初見、self and othersは言わずもがなだけれど、大辻さんが撮られた石元泰博ご夫妻と瀧口修造ご夫妻がとてもいい。瀧口さんのあの部屋に憧れる。 区民は金曜日無料…
地域タグ:浜松市
危なかった。住宅地を曲がった途端に急ブレーキをかけた。人が倒れていた。何事かと、スーパーカブを脇に寄せて様子を見た。高齢の老人が仰向けになって横たわっていた。しかし息はあるようでホッとしたけれど、これは救急車案件なのか、警察なのか、まったく土地勘のないところだし急いでいるし困ったなと思いながらサイドスタンドを立てて老人に近づいてみた。黒のジャージ姿で緑色のニット帽と手袋をしていた。その格好から推測するに散歩の途中で具合でも悪くなったのだろうか、周りを見渡しても人通りがまったくない住宅地で、かろうじて老人を照らしている夕陽は間もなく向かいの森に遮られる時間帯だった。ボクは老人の耳元に近づき、おい…
地域タグ:豊橋市
風が強く吹いてゐる - Shovelog
所用で南長崎まで行った。帰りに近くにある有名なカブ屋さんに寄ってみた。そこには達人たちが集っていて、色々有益な話を聞くことができた。その中でボクは60km/hを超えるとエンジンが悲鳴を上げているからFスプロケを1丁上げようと思っていると言ったら、やめた方がいいと言われた。そして彼は「私も十数年の間、散々スプロケ組み合わせたけれど、結局今は純正に戻した。貴方のカブはやっとナラシが終わったところだからこれから思いっきり回しなさい。絶対壊れないから大丈夫。スプロケを変えるより回るエンジンに育てた方がいい。それくらい純正のギア比は完璧なのです。」と言った。今は2速で40km/hまで引っ張っている。そう…
市ヶ谷のBRGさんへミジェットのオイルフィルターの買い出し。ついでにダメ元で漏れ始めたヒーターバルブのストックを聞くもやはり欠品。社外品ですら無い。ミジェット1500だけEGブロックにヒーター孔の無いトライアンフエンジンゆえにBMC系の汎用品が無い。ここでも結構な仲間はずれ感である。仕方ないのでヒーターバルブをOHするために一旦水路をバイパスする策を練る。 さて一方、年末から懸念していた案件。3速に子猫を挟んだような音が出ていたカニ太郎だけれど、なんとミッションオイルがかなり少なかったらしい。ミッションオイル不足だとそのような音が出るという話を思い出した。そうだった、まずそこを確かめるべきだっ…
地域タグ:渋谷区
結局ほとんど寝られなかった。帰宅後からどうにも胃が重く感じ、寝る頃には時折唸るような痛さになった。吐くこともできず下すわけでもなく、どうにもできずタケキャブだけ飲んでソファーに座って朝を迎えた。それでも何とか仕度し、半ゾンビ状態で出社すると同僚がミーティングテーブルのお菓子類を片づけていた。見れば賞味期限切れの食い物をポイポイとゴミ袋に入れている。しかしその中に昨夜帰り際に喰った生どら焼きがあった。これはいつ期限だったのかと尋ねると1月6日で切れてましたと答えた。喰った時点で10日過ぎていた。冬とは言えさすがに生菓子はヤバいかなと、昨夜の胃痛の原因がわかったような気がした。
地域タグ:渋谷区
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いよいよ業務が今年前半戦のヤマ場を迎えた。GW明けまで一気に駆け抜ける、と毎年言っているような。しかし一年が早い。人生が急加速しているようである。
ロンドン・コーリング アーティスト:ザ・クラッシュ ソニーミュージックエンタテインメント Amazon
絶景東京496 - Shovelog
絶景東京495 - Shovelog
土曜日の出勤前に二週間動かしていなかったミジェットに火を入れてみる。二週間ほったらかしでも一発でエンジンがかかる健気さ。とはいえクラッチが死亡寸前なのが辛い。それでもレリーズベアリングをジャリジャリ言わせながら近所を一周してみる。考えてみればこの車を引き取った時からクラッチのジャダーが出ていた。これを回避するために発進時にクラッチに結構な負担をかけていたのも事実。工場が空くのはおそらくGW明けだろうか。季節が絶好ゆえこの待ち時間がなんとももどかしい。
人間というものは、何ものかを少しづつ失いつつ、生きている。
ボクは自分が携わる広告・放送を推すけど、彼は商社だコンサルだと仕事内容についてのディスカッションを頻繁に繰り返す。いよいよ就活シーズンが始まっている。さてこの先どれくらい内定を取ってこれるのだろうか、国立落ち私文の負け組だけれど、就活には最強とされるこの学校で正解だったかもしれない。内部生にはかなわないだろうけど、ES選考は学歴フィルターで落とされることはないだろうから少しばかり期待してみる。弱小下請けで苦渋を飲んできた親の仇を取ってもらうべく。
ボクら世代にとっては毎回この二台のバトルがたまらない。この二台でいつも1位2位を争っている漫画のようなレースである。 今回はロータスヨーロッパ59号車がフライングペナルティでピット再スタートを喫したけれど、その後の見事な追い上げは圧巻だった。さすがにポルシェには追いつけなかったけれど。
絶景東京490 - Shovelog
絶景東京489 - Shovelog
絶景東京488 - Shovelog
筑波に行かなければならなかった。結構荷物があるのでいつものレンタカー屋でカローラフィールダーを予約した。当日、受付を済ますと用意された車は三菱のデカイSUVだった。ボクは咄嗟に、カローラワゴンを予約したのですが、と言うと、今日はこちらをご用意させていただきましたので。と、レンタカー屋はドヤ顔で言った。グレードアップサービスの様だけれどボクはカローラの方がよかった。だいいち荷室も狭いしゲートが高くて荷物が積みにくい。今さらチェンジするわけにもいかず、用途をあらかじめ話しておくべきだったと後悔した。とにかくデカくて車幅が掴みずらいわりに室内は息苦しいほど窮屈に感じてしまう。どうもデカイSUVが苦手…
何を撮るべきかは「探す」のではなく「発見」する。(藤田省三)
500年ぶりくらいに国民放送の朝ドラを観ている。サイリちゃんとタイガくんが出演しているからである。近くないけどごく薄ーい縁のある方たち。さらに弁護士役の芸人の方などは先日ラーメン屋で隣同士だったというだけで何故か身近なドラマに感じてしまうというにわか者である。それにしても15分でまとめるというのは大変だろうなとプロフェッショナルの仕事につくづく感心してみる。
一昨日、昨日と偶然にも同じ1950年生まれの方と会った。74歳というと昔は相当ジジイなイメージだったけれど、今の時代の74歳はかなりアグレッシブであった。 一人は、日本人としてはかなり初期にF1を走ったレーサーだった。1976年、富士スピードウェイにF1世界選手権が日本初上陸した際に参加されている。今もレジェンドレーサーとして各地イベントやクラシックカーレースで活躍されている。もう一人は、1969年、大学闘争で東大と教育大の入試ができなかった年の入試組で、その渦中に巻き込まれた一人である。その後、大手金融系を引退し今は悠々自適な生活のようで羨ましいほど人生を楽しんでおられた。彼がバリバリ机に向…
強風と強雨で満開になったばかりの桜が散る。強風がなければあと3日は咲いていただろうか。今年はその姿わずか一週間だった。日曜日に訪れたお宅では庭にシダレザクラが植えてあり見事に満開だった。
500年ぶりにブローニーの現像。(ヤマザキさん風に)3ターン6本。せっかく現像に適した気温なのに天気が悪くてなかなか撮影モードのエンジンのかかりが悪い。T-MAXはフィルムも現像液もあと僅かとなった。
絶景東京486 - Shovelog
絶景東京485 - Shovelog
絶景東京484 - Shovelog
久しぶりの5日間の出張だった。朝の気温が2℃という地域で、早朝7時からの撮影は東京の真冬の装備でちょうど良かった。周りの山々は真っ白で、まだ桜が満開になっているそこで今年二度目の春を見ることができた。ハードなスケジュールだったけれど何故だか少しだけ得をしたような気がした。帰路、10℃を指していた車の外気温計は、東京に着く頃には17℃になっていた。
東京照片407
今の仕事は定年はないけれどそんな歳までこの仕事はしていられるだろうか。巨匠と呼ばれるようになればいくつになっても仕事はあるだろうけれど、自分ごときが60歳を超えて仕事がもらえるとは思えないし、代替わりした若いクライアントがわざわざフリーのジジイに仕事を頼もうとは思わない。以前、付き合いで60代のデザイナーに仕事を頼んだころがあるけれど、その発想とアイデアはかなり乏しいものだった。やはりクリエイティブな分野は確実に若い発想の市場であり、定年後もフリーで稼げるような仕事でもない。そう考えると因果な商売を選んでしまったなあと今になって少しだけ後悔している。近い将来は年金崩壊もあり得るだろうし何か食い…
東京照片406
週末はガチ絞り込み仕事なのでセンサーの清掃でニコンまで。Zシリーズを使い出してからもレンズはほとんどGレンズを使っていた。最初は抵抗があったマウントアダプターのFTZが意外にいいのである。Zレンズいらないじゃんってくらいにいい。がしかしアダプターの分の出っ張りはどうしようもない。長玉を付けるとかなりバランスが悪くなる。とはいえレンズも一気にZにシステム替えするような財力はないからしばらくはこのままでオケ。 東京照片405
70年代ヨーロッパのF2で活躍し、その後日本人初のF1世界選手権に出場した桑島さんはボクのひとつ隣の席で焼酎を飲みながら「GTカーレースもいいけれど、やっぱりフォーミュラーは別物なんだよ」と言った。そして焼酎のおかわりが進みどんどん饒舌になった。確か1975年か76年、レースに参加するために自家用車で東京から鈴鹿に向かった。走り出してすぐ、一緒に出た高橋国光さんと競走になって東京から鈴鹿まで3時間かからなかったという。まだ新東名も伊勢湾岸道もない頃である。ボクの向かいに座っていた一昨年ミジェット1500をエンジンブローさせた清野さんは烏龍茶を飲みながら「俺は510ブルで渋谷から用賀まで5分とい…
東京照片404
土砂降りの合間を縫って浜田山へ。友人のお店がイベント開催。常連客を入れながらの営業にてんやわんやになっていた。1ヶ月ぶりや半年ぶり、5年ぶり、10年ぶりに会う知人友人たちがまるで同窓会のように集った。ありがちな日曜日の夕方の日乗。 ボクら世代なら誰でも知ってるこの方がこの日一番目のお客様。6月のような蒸せ返るような暑さも夕立のあとは涼しい風が吹き込み春に戻った。
美しきかなクーペライン。R100ロータリークーペ。
オークションにて珍しくスタンダードクーパー(998ccクーパー)が出品されている。日本では今やクーパーSより少数の希少車である。そこへ遽知識の御仁たちが愚かな質問を投げかけている。 ▶︎説明ではクーパーと記載されていますが、クーパーであればツインタンクのはずなのにそうではないのでミニ1000だと思うのですが、ご確認お願いします。▷クーパーとクーパーSの違いを知らんがかや?もっと勉強してから意見せいや。 ▶︎本車両の足回りはハイドロでしょうか。▷エンジンルームの写真見てわからんかえ?ハイドロの配管見えとるじゃろ? と、出品者の苛立ちとココロの代弁をしてみた。まあ大抵こういう御仁は購入には至らない…
ホリエモンがオレはメールの返信が早いと自慢していたけれど、そりゃお前が自分で決めれるから早いわな、ボスの確認とOKを待たなければいけない我々は必然的に遅くなるわ、と同僚がぼやいていた。
牽引ロープがかけられなくてフォークで運ばれるのも悲しきかな。
社畜だけれど創り出す仕事というのは面白い。もう無理だ、もうこれ以上のいいものは作れないとい思っても締め切りギリギリの所でアイデアの神様が助けてくれたりする。出来上がった作品や商品の売れ行きと評価レビューは現代ではSNS等で即効性を以って脳内麻薬のように承認欲求を満たしていく。俯瞰すれば社会経済の歯車という謎の充実感、まあこれはどんな仕事でも同じであろう。そして次もまたそれ以上のものを求められ、苦しみ、それでも続けられる人がプロフェッショナルとなる。
タイに長期滞在の愚息からチェンマイ大気汚染マジヤベエとの連絡あり。一昨日バンコクに避難したらしい。 news.yahoo.co.jp
考えてみれば初めてトノカバーを付けて走ったかもしれない。100km/hを超えると風が中に入って浮き上がり先端のホックが外れてしまう。結局押さえながら走るという馬鹿馬鹿しさ。カニ目のトノカバーはしっかりしていたのでホック問題ありの改良必須。トノカバーは冬は暖かくて便利だけれど、滅多に幌は開けないし、開けても幌カバーで済ませてしまうからほとんど出番はない。セキュリティを考えればあると便利なグッズだけれど。帰庫後ああ面倒くさいなあと幌を戻しながら、ミジェットだとMK2までの組み立て式の幌が一番いいよなーと思う今日この頃。組み立て式とはいえ意外に素早く脱着できる。見た目も泥棒みたいに背中に幌を背負わな…
ステージのスチル撮影はスクワット数百回に匹敵する。撮影にはサポーターレギンスがいいぞ、と大先輩のミウラさんに教えてもらって僕もとうとう履くようになお年頃になった。三浦さんはとにかく撮りまくる。どこかの雑誌インタビューで「撮った写真を選んでると寝ちゃうんだよね」と言っていた。これあるある同じ、おおオレもやっと三浦さんに追い付いたか、ってウデじゃないよ、撮る量だけ。まだ彼は現場で撮り続けているだろう。
Beyond The Century - Shovelog
再撮行為 - Shovelog
撮影済みフィルム袋の奥に残っていた古いネガを現像したら冬が写っていた。
なぜだか急にエクソシストの画が浮かんだ。