お弁当のおかずは、冷ましてから詰めるのが鉄則です。腐敗(食中毒)の原因となる微生物の多くは高温多湿を好むため、温かいままのおかずを詰めてすぐにふたをしてしまうと温度が下がりにくくなり微生物の繁殖を促してしまいます。
肉を焼く前に小麦粉をふることがあります。小麦粉をふって焼くことには「うま味が逃げにくくなる」「焼き色がつきやすくなる」などのメリットがあるためです。小麦粉をふるのは、焼き色のつきにくい豚肉に好まれるテクニックです。
ゆで卵の卵黄は、加熱しすぎることで暗い緑色に変色することがあります。変色の原因は、卵白に含まれる硫黄を含むアミノ酸が加熱されることにより硫化水素を発生させるためであり、硫化水素が卵黄の鉄分と反応することで黒緑色の硫化第一鉄になるためです。
雪平鍋は、アルミ製の片手鍋です。主に和食づくりで重宝される鍋ですが、アルミの「高い熱伝導率(温まりやすく冷めやすいという特徴)」は、お弁当作りにも大きなメリットになります。
ちくわの天ぷら(磯辺揚げ)は、お弁当のおかずとしても優秀です。衣の薄いレシピが一般的ではありますが、当サイトにおきましては小麦粉をよく混ぜて(グルテンを生成して)衣の厚い磯辺揚げのレシピを紹介しています。
揚げ物鍋の材質には、鉄をおすすめします。厚手の鉄鍋を選ぶことで「食材を入れても温度が下がりにくくなります」ので、カラッとした揚げ物に揚げやすくなります。理想を言えば銅鍋がベストですが、価格の面を考慮すると鉄鍋をおすすめしたいと思います。
揚げ物の温度は、料理によって使い分けられます。大きくは「下ごしらえ(140℃)」「低温(160℃)」「中温(180℃)」「高温(200℃)」のように使い分けられ、温度が高くなるほどにサクッとした食感に揚がります。
鉄のフライパンは、お弁当作りにもおすすめできます。しかし、フッ素樹脂加工のフライパンとは基本的な使い方が異なりますので、はじめての鉄のフライパンであれば多少の注意は必要です。まずは、基本に沿って使ってみることをおすすめします。
鍋には、片手鍋と両手鍋があります。把手のついていない「やっとこ鍋」もありますが、基本的には片手鍋か両手鍋のどちらかです。これらは大きさ(重さ)によって使い分けます。一般家庭におきましては、20cmを境に使い分けることが多くなります。
雪平鍋での揚げ物はおすすめしません。一般的に、雪平鍋と言えばアルミの片手鍋です。アルミには熱伝導率が高く熱容量が低いという特徴がありますので、「木の取っ手が焦げてしまう」「揚げ油の温度が安定しにくい」などの欠点があります。
青菜には正しい茹で方があります。ポイントとなるのが、「たっぷりのお湯で茹でること」「茹で湯には1%前後の食塩(粗塩)を加えること」「蓋をせずに茹でること」「茹でたら冷水にとって冷やすこと」の4点です。
雪平鍋は(一般的に)アルミニウムの片手鍋です。アルミには熱伝導率が高いという特徴がありますので、「短時間で鍋全体が温まり調理が早くできる」「火加減がすぐに反映される(熱応答が良い)」などのメリットがあります。
お弁当箱のサイズ(大きさ)選びはとても重要です。「成人男性800ml前後」「成人女性600ml前後」が好まれる大きさであり、食事量や活動量などを考慮して適切なサイズを選択することがポイントになります。
包丁の切れ味を取り戻すには、砥石か研ぎ器(シャープナー)を使います。砥石は刃先を研ぐ(削る)ことで切れ味を取り戻す道具であり、研ぎ器は刃先を荒らすことで食材への食いつきを良くするための道具です。基本的には、砥石をおすすめします。
青菜(ほうれん草や小松菜など)は、栄養価、彩りなどの点からいっても優秀な副菜になります。傷みやすい料理ではありませんので、お弁当の副菜としてもおすすめできます。ポイントは、青菜を茹ですぎないことと、黒胡麻の鮮度です。
定番のコロッケといえば「ポテトコロッケ」です。ポテトコロッケはじゃがいものホクホクとした食感がポイントになります。そのため、男爵やきたあかりなどのような「粉質いも」を使うことがセオリーとなります。また、ナツメグを加えることで本格的な味になります。
クリームコロッケは、カニカマで作ると「分かりやすい味」になります。当然、カニ(カニ缶など)を使った方が美味しくできますが、お弁当のおかずとしては分かりやすい味になるカニカマが好まれることもあります。
フライドチキンは難しくありません。もちろん、専門店のような味にするには困難な道のりが待ち受けていますが、お弁当に入っていたら「嬉しい」くらいであれば、3種類のスパイスだけで作ることができます。準備するのは、「ナツメグ、シナモン、ガーリック」の3種類のみです。お弁当のおかずとしては、おすすめできます。
ステンレス製のお弁当箱は、アルミ製のお弁当箱と同様に「清潔に使い続けられる」ことが特徴です。熱伝導率などの点ではアルミに劣りますが、耐食性に優れているために「おかずによる腐食の心配がない」ことは大きなメリットです。しかし、日本製のお弁当箱は価格が高くなりますので、海外製(Seagullなど)に人気が集中しています。
プラスチック(ポリプロピレン)製のお弁当箱は、「安価に複雑な形状を作れる」ことが特徴です。そのため、様々なシチュエーションに合わせた「バリエーション豊かなお弁当箱」が販売されています。しかし、材質の特性上「細かな傷による臭い残り」は避けられませんので、1~2年ほどを目安に買い替えることがセオリーとなります。
アルミニウム製のお弁当箱は、「シンプルな形状で臭い残りなどが生じにくい」ことが特徴です。また、熱伝導率が高いために「食材が短時間のうちに冷めます」ので、食中毒のリスクを軽減できます。しかし、アルミニウムの性質上「酸には弱い傾向がある」ため、梅干しなどが直接当たってしまうと腐食してしまうことがあります。
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