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ゆるっと投資〜ゆるっと・気軽に・楽しむ投資〜 https://www.enjoy-investment.net/

投資、資産運用を中心になるべく分かりやすく語ります。米国株、ETF、投資信託などの金融資産と金、不動産などの実物資産の両方を扱います。

赤菱
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2019/12/03

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  • 資産運用報告〜今月はお休みします

    7月の資産運用報告はお休みします。 パフォーマンスは6月とさほど変わりないのですが、投資方針を微調整しており積み立て投資の対象や個別株の保有先を一部見直しています。 見直し完了後に再開します。

  • 資産運用報告〜2021年6月

    2021年6月の資産運用報告です。 収益は+20%超え。6月に入って米国株は順調に伸びてきました。 APPL、AMZNがプラ転、CRWDは過去最高値を更新(新値をつけました)。 <6月の売買> PFE(ファイザー)を売却しました。 特にマイナスになっていたわけではないのですが、購入銘柄を調整する関係でより良い銘柄に入れ替えるための売却です。ファイザーはコロナワクチンとして注目されていますが、株価への影響はそれほどでもなく、むしろmRNAワクチンの製造・普及をきっかけにしてファイザー社全体の価値がどれだけ上昇するかに注目だと思います。とはいえ一旦手放しました。 ・アマゾン(AMZN)買い増し ・…

  • 資産運用報告〜5月

    2021年5月の投資状況です。 <個別株投資> 収益は20%割れ。5月はGAFA、グロース銘柄が伸び悩みました。 <5月の売買> ZG(ジロー・グループ)を売却しました。取得単価127ドルで売却。 5月に直撃したグロース銘柄の下落と決算ガイダンス(来期の予想)がコンセンサス予想を下回ったため、成長が一旦頭打ちしたと判断しました。この実質損切りは個人的には反省です。ジロー・グループはNEXT GAFA候補と言われています。不動産テックの今後も期待なのでまたどこかで購入する機会巡ってくると思います。 ZGを売却して ・アマゾン(AMZN)新規購入 ・S&P(SPGI)新規購入 ・アップル(AAPL…

  • 資産運用報告〜2021年4月

    2021年4月の投資状況です。 <個別株投資> ほとんどの銘柄が株価上昇しました。収益は20%超え。 <4月の売買> 4月は追加購入した銘柄はなし。 フルインベストメントなのでまとまった収入がない時期は仕方がありません。 売りたい銘柄が出なかったのも良かったと思います。 4月に入って長期金利の急上昇などのマイナス要因が緩和され、全面高ではないのものの満遍なく株価が上昇した月になりました。一部は横ばいですがポートフォリオとしては問題ないと思います。 <配当> TSM:18.02ドル <確定拠出年金> ・拠出額累計:1,120,000円 ・資産評価額:1,571,999円 ・損益:+451,999…

  • 【書籍紹介】逃げて勝つ 投資の鉄則 大負けせずに資産を築く10年戦略〜マクロ目線の投資戦略とは?〜

    https://www.amazon.co.jp/dp/B08NJL1ZKS/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_X92HQ3DKRZ0VNX0DPM0T 田中泰輔さんの著書「逃げて勝つ 投資の鉄則 大負けせずに資産を築く10年戦略」について紹介します。 田中泰輔さんはTwitter(@tanaka_taisuke)や楽天証券トウシルでも動画配信しています。 中長期目線での投資戦略を米国株を中心に解説しています。非常にロジカルです。 著書の内容は逃げて勝つというタイトルにある通り「出口戦略」にスポットを当てています。巷の投資本はいかに買うかの解説がメインなので売ることを念頭にした著書は異…

  • 【書籍紹介】元証券ディーラーが株を長期放置で2倍4倍にする方法〜恩株の効果とは?

    www.amazon.co.jp 公認会計士KYさんの著書「元証券ディーラーが長期放置で2倍4倍にする方法」の解説です。 この本は ・長期間投資をして収益を稼ぐ売買方法 ・長期放置をして2倍、4倍になる銘柄の見つけ方 について解説しています。著者は証券ディーラー出身で、主戦場は短期投資ですがそこで学んだことや先輩から影響を受けたことを長期投資に応用させています。 最大のポイントはこの本の帯にある 買う→放置→ちょっと売り→永遠に放置して4倍→X倍 です。この動きは「恩株」の効用を説明したものです。 恩株とは 1.株価が購入価格の2倍になったところで半分売却する 2.この時点で購入した時に投資し…

  • 投資とSNSのバランスについて

    元々このブログの告知と情報収集を目的として使っていたTwitterアカウントを自分のしくじりもあって閉じることにしました。 SNSで投資をメインとしたアカウントのフォローの数をだいぶ減らしたところ ・余計な情報が入らなくなった ・自分にとってネガティブな情報が入らなくなった なと感じています。 投資を成功させるコツの1つとして「投資したら後はほったらかし」というものがあります。何もしないで放置すればいつの間にか資産が膨らんでいるというもので、投資が成功するのが実は「亡くなった方」という皮肉な話があります。 SNSを活用することで自分の知らない情報もたちどころに手に入りますし、自分の考えと近い方…

  • 資産運用報告〜2021年3月

    今回から毎月1回資産運用状況を公開します。 対象は ・確定拠出年金(企業DC) ・つみたてNISA ・積立投資 ・個別株投資 です。 <個別株投資> 今回は最初なので前月との比較はありません。 好不調の差がはっきり出ていますね。 2020年の早い段階で購入した ・クラウド・ストライク ・スクエア ・台湾セミコンダクター のパフォーマンスが光ります。 これらはまだ株価が大きく跳ねる前に購入できました。 2,3月はグロース株にとっては逆風でしたが安く仕込むと多少の調整はものともしないことが確認できました。 中国株が大きくダウンしたのでCXSEが足を引っ張っていますが、これは反対に買い時が来たと捉え…

  • 決算ピラミッドと王道銘柄積立投資について

    2月に入り株式の新規購入を控えています。 大きな調整・下げを見込む声が多くなってきておりブレーキを掛けています。アノマリーに乗っかっているので当たらない可能性もあります。保持している銘柄はそのままにしているので最悪予想が大滑りしても保持銘柄の上昇は期待できる。そういった作戦です。 もう1つ買いを控えている理由として2〜3月は保持銘柄の決算シーズンです。 www.enjoy-investment.net 私のポートフォリオの半分近くは、決算投資法を軸としています。 これは ・決算が良い:ホールド、または買い増し ・決算が悪い:売却 というルールの元に投資をしていますが、決算投資法で狙っているのは…

  • 中長期の保有投資における最適と思われる銘柄とは?

    www.financialpointer.com この記事を元に中長期目線での投資を行うのに相応しい銘柄について考察しました。 <株式投資は二種類の方法がある> これは私個人で定義していることですが、株式投資は二種類あると思います。 ①トレーディング と ②保有投資 です。株式投資を期間で区切ることには違和感があり、 ・売買を前提とする投資方法:トレーディング ・保有を前提とする投資方法:保有投資 と定義しています。 期間で区切りたくないのはデイトレード・スイングトレードは別として、投資によって期待する効果が現れる(あるいは現れないと確信する)タイミングは「そもそも自分ではコントロールできない…

  • コア・サテライト投資方法について〜投資は取捨選択がカギ

    1/7に私のTwitterで書いたスレッドがそれなりに反応を得たのでブログにまとめます。 ポイントは「投資は取捨選択がカギであるということ」です。 ポイントを踏まえると構え方として、コア・サテライトで投資を考えるべきという結論になります。これを掘り下げます。 <投資情報は百花繚乱である> スタートラインは投資にまつわる情報はあまりにあふれ過ぎているというところから始めます。 ・米国株 ・米国株の個別銘柄 ・中国株 ・金、銀 ・新興国 ・仮想通貨 ・インフレ ・バリュー、ハイパーグロース ・EV、クリーンエナジー など話題に挙がっているテーマを拾うだけでも沢山あります。 そしてこれらのテーマの全…

  • バフェットオンラインスクール(BOS)体験記〜基本的にはオススメしません〜

    今回は投資セミナーを実際に受講した体験記を紹介します。 これから受講しようか迷っている方がもしいらっしゃったら参考になれば幸いです。 紹介するのは「バフェットオンラインスクール(BOS)」です。 live-create-seminar.com ウォーレン・バフェットの投資術セミナーに変わっていますが、バフェットオンラインスクールの入会に向けたセミナーの案内サイトです。 結論から言いますが、このセミナー、スクールへの申し込みはオススメしません。 私は費用を払って2年間スクールを受講しました。その上で「オススメできない」という結論に達しています。 <セミナー・スクールの概要> ・セミナーに申し込む…

  • 2021年あけましておめでとうございます〜2021年の投資方針について

    皆様あけましておめでとうございます。 2020年はコロナショックという投資家にとっては大きな出来事、貴重な経験となった1年でした。 2020年の投資成果は+15%でした。 ダウ平均は6% S&P500は16% なので「ダウ以上S&P500未満」という結果でした。個別株投資を含めて市場平均とほぼ同等なのでリスクを取っている分、インデックス運用(パッシブ運用)より劣後しているという評価になります。 反省点は ・コロナショックで全降りはしなかったものの、投資銘柄の入れ替えなど耐えきれなかった部分があった ・投資方法を複数回見直したので、パフォーマンスが安定しなかった 今回それなりにプラスになったのは…

  • 投資方針の整理〜王道銘柄に長期投資することを軸にする

    投資を本格的に始めて約2年が経過しました。 この2年で様々な投資方法に取り組んできましたが、コロナショックなどのアップダウンも経験できたことでだいぶ自分のやり方が定まってきたかなと思ったのでここで整理したいなと思いました。 <様々な投資方法の特徴から向き不向きを考える> 自分のライフスタイルに適さないと思ったのは ・短期投資 ・スイングトレード ・先物 ・オプション ・タイミング投資 です。 短期投資やスイングトレードはごく短期間に売買を行います。 チャートなどから投資に適したタイミングを探り、売買を完結させるまで相場に張り付く時間が長くなりやすいのが特徴です。 私は ・本業 ・育児 ・家事 …

  • 少額からの資産形成方法について〜もしくは弱者のためのポートフォリオ〜

    SNSやブログで株式投資や資産運用をやられている方を見ると ・資産運用額がすごい ・毎月投資できる金額がすごい ことに気付きます。1000万以上、下手すると億に届くぐらいの金額を動かしている方もいらっしゃいます。無論それぐらい目を引く金額が扱えるからこそSNSやブログでネタになるという側面もあります。 でも大半の方は恐らく毎月せいぜい数万円程度、資産運用額でいうと数十万、多い人で数百万あたりに落ち着くのではないかと思います。 www.enjoy-investment.net このブログはどちらかというとこれから投資を始める方、あるいは始めたばかりでまだ資金がまとまっていない段階の方を想定して書…

  • 情報に惑わされることを見越した安全域

    これは考え方の1つだと思いますが、 いわゆる投資における「安全域」とは ・株価認識のギャップへの備え ・期待したより株価が上がらない、あるいは暴落が発生した場合でも損失を抑える、あるいは利益を得るための余幅(バッファ) のことです。 ハワード・マークスは誤りの許容範囲と表現しています。見込みが誤ったとしても致命傷にならないようにするためにバッファを設けておこうという発想です。 いかなる投資方法でも安全域の確保は大事だと思います。バリュー投資はもちろんですが、グロース投資であってもエントリータイミングは高値になり過ぎない段階から入り安全域を確保出来る展開を狙いたいところです。 これと同じく情報に…

  • 投資難易度上昇にどう向き合うか?

    2020年はコロナショックがあったのにも関わらず ・ダウ平均 ・NASDAQ ・S&P500 で最高値というフレーズを何度も耳にしました。日経平均もバブル崩壊後最高値を更新し、過去30年で比較して良かった年になると思います。 このため理屈から言えば昨年から変わらず投資している、年初から投資している、4月ぐらいから投資している方であれば変な銘柄を掴まない限り途中でガチャガチャ売ったり買ったりしなければプラスになっている可能性が高いことになります。 これは債券、ゴールド、ビットコインでも同様です。もちろん売り買いの衝動に駆られる材料も豊富だったので体感の難易度は高かったようにも感じますが方向感が見…

  • プロや成功者の投資を真似ることの是非

    誰しも最初は初心者なので、何事も上手くいかないものです。 勉強したり、経験から教訓を得たりするわけですが手本となるプロや成功者を真似る方もいると思います。 投資の世界は様々な定義が明確でないこともあり、インフルエンサーが幅を利かせやすいです。バフェットも影響力という点では世界屈指のインフルエンサーと言えます。 なのでインフルエンサーの言うことに追従する信者が多くなりやすい世界で、それを利用してマネタイズして稼ぐ方もいます。 こうした点から単にマネをするのは良くない。自分で考えなきゃダメだ!と思う方も多いです。私も基本的には自分で考えて自分で決断するのが望ましいと考えています。 ただ投資方法を自…

  • 保有銘柄数について。幾つが良いの?

    ポートフォリオの銘柄数は永遠なる議論のテーマ。 集中投資と分散投資は常に議論の対象であり、半永久的に交わらないもの。 エントリータイミングと同じで絶対的な正解、完璧主義に応えられる理論はないのかなと思います。 ただ、原理原則はあります。 資金を短期間で膨らませたいなら集中投資しかありません。その代わりダメージが大きくなることは受け入れないといけない。 最適な銘柄数と言われる7〜10、あるいは10〜15といった一定数に絞り込めば適度に分散されてかつ当たりがあれば収益も膨らみます。ただ銘柄を取捨選択する手間はかかります。何かを諦める葛藤と戦わないといけないし、より良い銘柄が出てきたら入れ替える必要…

  • 決算8回連続成功銘柄へのエントリーを核とした投資について

    https://seekingalpha.com/ seeking alphaというサイトで、過去8期(無料版の場合、有料版ならそれ以前もチェックできます)の決算の成功・失敗を確認できます。 比較対象がEPSと売上高のみ(ガイダンスとの比較結果はない)ですし、コンセンサス予想の基準が分からないので、広瀬隆雄さんが著書などで薦める決算確認方法の簡略化バージョンのようなものですが、seeking alphaだけでも傾向は追いかけられます。 zoom、クラウドストライク、ヴィーバーシステムなどコロナ禍で株価がググッと伸びたいわゆるハイテクグロース銘柄は8回連続決算成功しています。8勝0敗。パーフェク…

  • エントリータイミングの難しさについて

    お目当ての銘柄をいつ買うかというのは結構悩ましい話。 ・収益に直結するから、価格にはシビアであるべき ・株式は時間かけて右肩上がりになるのだから価格は関係なく欲しい時に買うべき 意見は様々。 グレアムの「安全域」、ハワードマークスの「誤りの許容範囲」というワードから「なるべく安く購入した方が良い」という考え方が主流のように見えます。 でも高値を更新するような勢いある銘柄なら、価格気にせず飛びつかないといけない(安くなるのを待っていたらいつまでも買えない)し、暴落待ちだと長い期間現金を寝かせてしまうことになる。 迷っていると他人の動きが気になるので、自分のタイミングではない時にエントリーすること…

  • ワクチン承認→長期金利上昇でハイテクグロースは終わりを迎えるのか?

    Valueのターンは来るのでしょうか? 2008年のリーマンショック以降、2010年代はグロースの時代になりました。GAFA、GAFAM、FANGMANなどいろいろな表現がありますがAmazon、Apple、Facebook、Google、Microsoftといった企業が経済を牽引し株価を押し上げた時代でした。 コロナショックを経てもこれらの企業はなお伸びています。 さて、11月は大きな転換点を迎えました。 ・ファイザー社の治験結果の公表(90%有効とのアナウンス) ・モデルナ社の治験結果の公表(94%有効とのアナウンス) これらはまだFDA承認前の状況ですが、株価は前のめりに「コロナ後」を織…

  • 兼業・子育て投資家に適した投資方法とは?

    私は ・サラリーマン(給与所得が得られる本業がある) ・子育て中 の立場です。 このため、投資にかけられる時間は限られています。スキマ時間で情報収集はしていますが、これも限られます。 つまり ・値動きやチャートを追いかけている時間がない ・企業の取り組み細部まで追いかけるには時間が必要 ということです。これらを踏まえると実施できる投資方法は限られてきます。 実施が難しい投資方法は ・デイトレーディング ・スイングトレードなど株価に応じて機動的に動かないといけない投資方法 ・先物、オプションなど期限が決まっている投資方法 です。 期限が決まっている場合、期限のタイミングで調整するスケジュールを確…

  • コロナワクチン承認動向、長期金利動向による投資シナリオについて

    200記事目です。 https://r.nikkei.com/article/DGXMZO66016210Z01C20A1EA1000 コロナワクチンに関して大きなニュースがありました。ファイザー社のリリースなので、これによってコロナ禍終了と短絡的に決めつけるのは良くないですが、着実にゴールに向かいつつあることは窺い知れます。 一方で大統領選挙がバイデン勝利で実質的に決着し、今後の政策面での方向性がクリアになったこともマーケットには追い風になっています。 政治とワクチン、この2つの追い風が ・景気循環銘柄の上昇 ・金利の急上昇 ・ハイテクグロース銘柄の大幅下落 という現象を招き米国株界隈はお祭…

  • 久々のブログ更新〜キャッシュポジションの調整でリスクコントロール

    物凄い久しぶりの更新です。 他にやることがあって、更新する時間がなかったというのが正直なところです。 とりあえず落ち着いたので更新再開です。 当面は軽いネタでリハビリをします。 9月・10月は大きな調整が何度も入り上げ下げを繰り返していました。 そこで行ったのは ・自動投資、個別購入した株式はそのまま継続 ・一部売却してキャッシュポジションを増やす この2つです。つまりリスク回避の姿勢を少し強めたというわけです。 効果はあったと思います。 キャッシュがあることで、ポートフォリオ全体の変動幅が軽減したのに加えて増やした資金を10月下旬から買い増し資金に活用したことで今週の反転上昇に対応できました…

  • ETFを活用した「自分に都合の良いポートフォリオの組み方」とは?

    今回は色々な方からヒントを得て思いついたポートフォリオ調整方法をお伝えします。 題して「自分に都合の良いポートフォリオの組み方」です。 着想は diamond.jp 山崎元さんのこちらのコラムと selfinvest.net 東大バフェットさんのVIG=貯金箱という考え方 から得ています。 山崎元さんは私も以前誤解していたのですが、投資をしない方向けの著書などから「インデックスおじさん」という印象が強いのですが、個別株投資に関する著書も多く知見も豊富です。今回のコラムはインデックス投資をベースとした上で「個別株投資にもチャレンジしてみたらどうですか?」という内容なのですが、投資資金のコントロー…

  • 【注意】マーケットの潮目が変わった可能性あり

    9月に入ってNASDAQやS&P500が右肩下がりになっています。 www.enjoy-investment.net 大前提として8月末のジャクソンホールでのパウエル議長の講演や9月のFOMCから ・当面利上げしない ・インフレ率2%を超える段階ではじめて利上げを検討する ・経済状況、失業率の推移など景気動向に気を配っている といったアナウンスがありました。これらは基本的に株式投資や金などのコモディティ投資にとっては青信号のシグナルです。 基本的には政策上は金融商品を買って良しなのですが、ポジティブな状況ではないのはここ数日のマーケットの動向からも何となく分かるかと思います。 3月のコロナショ…

  • IPO投資は寝て待つ

    9月に入って米国株ではIPO銘柄の話が多くなってきました。 コロナショックで途絶えていたIPOですが、7月のZI(ズーム・インフォ)をきっかけに再び盛り上がってきました。 IPO投資はIPO直後に飛び乗って価格が跳ね上がるかどうかを狙っている人が多いため、IPO直後は話題になりやすいですが、その後「あの銘柄は今」状態になりやすいです。 でもIPO銘柄の仕掛けどころはIPOしてしばらく経過してからだと思います。 2017年にIPOしたZM(ズーム・ビデオ・コミュニケーション)と2019年にIPOしたCRWD(クラウド・ストライク)です。ZMは2020年に大化けしました。CRWDも倍に伸びています…

  • 気になるアクティブファンド〜ベイリー・ギフォードの紹介

    気になるファンドを見つけましたので紹介します。 アクティブファンド(アクティブ投信)は商品性質上、資産作り投資ではなく楽しむ投資に該当します。資金運用はプロに任せるものの、市場平均を上回る結果を目指す商品なので、リスクを積極的にとりにいく能動的な投資という位置付けです。 www.enjoy-investment.net 投資信託の評価基準についてはこちらをご覧ください。ここでは「おおぶね」シリーズを解説しています。 今回紹介するのはスコットランドの老舗顧問会社ベイリー・ギフォードのアクティブファンド ・ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド ・ベイリー・ギフォード インパクト投資ファンド …

  • 現状の相場での現金の扱いについて

    私は元々全天候型ポートフォリオを構築していました。 www.enjoy-investment.net www.enjoy-investment.net ただコロナショック後の金利低下により、債券の購入メリットが低下しています。 www.enjoy-investment.net 債券は現時点でかなり値段が上がっており(利回りが下がっており)、さらに今後インフレが進行した場合、債券の利回り<インフレ率になると債券を持つよりも他の投資商品を保有した方が良いことになります。 現状、及び今後の経済状況を見据えるとポートフォリオのメインから債券を外した方が良いのでは?と思うようになりました。 将来金利が動…

  • バリュー投資はやっぱり難しいと思った理由について

    www.enjoy-investment.net www.enjoy-investment.net www.enjoy-investment.net バリュー投資についてはこのブログで何回も紹介してきました。 ウォーレン・バフェットを通じて日本でもバリュー投資の知名度は相応にあり、勉強したり実践したりしている方も多い印象を受けます。書籍やブログも多数あります。 ただ、バリュー投資はいざ実践すると疑問点と言いますか、モヤッとする部分が多く、その一部はこの記事で紹介しました。 www.enjoy-investment.net 9/5にじっちゃまこと広瀬隆雄さんのYouTubeライブでバリュー投資を…

  • 自分は個別株投資をしているのに他の人にはインデックス投資しか薦めない理由

    私は個別株投資を1年半ほど続けています。 基本的には米国株を中心にトレーディング的な取引、長期投資、バリュー投資、グロース投資など様々な投資方法を試行しています。 (様々な投資方法を試行するメリットはこちらをご覧ください) www.enjoy-investment.net 私が個別株投資をしている理由は後述します。 そんな個別株投資を行なっている、投資診断士の資格を持つ私が投資をこれから始める方に投資について相談を受けた場合、ほぼ全ての方に「インデックス投資」しかオススメしないようにしています。 例外は ・投資経験者が相談相手であった場合 ・本人から個別株投資について相談があった場合 です。 …

  • FRBパウエル議長のコメントから購入を検討した方が良いもの3選

    それっぽいタイトルにしてみましたが、マクロ経済的なお話です。 media.rakuten-sec.net fx-rashinban.com 首相辞任やバフェットが日本の商社株を購入した話題などで盛り上がったため、少し旬を外した感じはしますがとりわけ重要な話題はパウエル議長のジャクソンホールでの発言内容だったと思います。 端的に言うと「インフレの実質的容認」です。金融政策上重要な転換点となる可能性があります。 ポイントをまとめます。 ・アメリカは常に「インフレ率2%」を目指している (インフレ志向なのは、経済を常に適度に温めておきたいからです) ・ところがこれまではインフレ率2%に達する前に景気…

  • バリュー投資家との会話でちょっとモヤッとした話

    個人的にはどういった投資方法であれ、その投資方法の特徴を理解した上で正しく実践しているのであれば特に批判されるものではなく、あくまでその人の中で利益が最も挙げられる投資法であればそれが最適と考えるようにしています。 ただ得手・不得手はあると思います。私は不得手なものは理解が難しく、それゆえに凡人以下の振る舞いをしてしまうこともしばしばあります。今回はそんなお話です。 先日とあるバリュー投資家の方と会話をする機会がありました。 バフェットを信奉している方でバフェット「的」なバリュー投資を志向している方です。 脱線しますが個人的にバフェットの投資法に関しては www.enjoy-investmen…

  • 米国株デビュー講座を再読する〜第8章 株式投資のリスクについて〜(このシリーズ最終回)

    じっちゃまの米国株デビュー講座を深掘りするシリーズ。今回が8回目。最後です。 media.rakuten-sec.net 最後は「株式投資のリスク」についてです。 一般に言われるリスクと投資におけるリスクは違うとされています。 一般に言われるリスクは「危険性」と同義、投資におけるリスクは「変動幅の大きさ」のことを指します。 さて見ていきましょう。 ※記事からの引用は斜体で記載しています。 media.rakuten-sec.net 冒頭リスクは 1:市場リスク2:信用リスク3:流動性リスク あると書かれています。 <市場リスク> 市場リスクは、主に価格が変動することによって引き起こされるリスク…

  • 米国株デビュー講座を再読する〜第7章 株はいつ買って、いつ売る?〜

    じっちゃまシリーズ第7回です。米国株デビュー講座を解説しています。 media.rakuten-sec.net 第7回目は「株はいつ買って、いつ売る?」です。投資家にとって永遠のテーマですよね。 media.rakuten-sec.net ※記事から引用した部分は斜体で表記しています 皆さんは「順張り」とか「逆張り」という言葉を聞いたことがありますか? 順張りとは、株価が上がっているときに、その流れに素直につくような投資法を指します。 逆張りとは、株価が下がっているときに、その流れに逆らうように買い向かう投資法を指します。 順張りと逆張り双方の端的な特徴を示しています。議論の的になりやすい話で…

  • 米国株デビュー講座を再読する〜第6章 投資シグナルの読み方。景気、金利と個別株の関係〜

    media.rakuten-sec.net じっちゃまの米国株デビュー講座第6回目です。 media.rakuten-sec.net 今回は「投資シグナルの読み方。景気、金利と個別株の関係」です。 ※記事からの引用部分は斜体で記載しています。 株式投資のパフォーマンスを左右する重要な要素。それは金利と景気です。 不利な環境の中で投資をすることは、川の流れに逆らって泳ぐのに似ているからです。甘い判断は、事故のもとです。 金利が上昇する局面は株価が下がりやすくなります。 また景気が悪い時は企業の業績が悪くなるため、株価に悪影響を与えます。 いまが安全な時か、それとも危険かを判断するためには、そもそ…

  • 米国株デビュー講座を再読する〜第5章 短期トレード、それとも長期保有?〜

    media.rakuten-sec.net じっちゃまの米国株デビュー講座を再読するシリーズの第5回目です。 タイトルからすると投資手法のテーマのようですが、どうでしょうか。 media.rakuten-sec.net ※記事から引用した部分は斜体で記載しています。 投資手法に関してはじっちゃまの場合、決算至上主義・決算原理主義なところを除くと実は何でもありというスタンスです。インデックスも短期的な売買も長期投資もやり方を紹介していますし、保守的な大人しい銘柄を長期に保有するやり方も荒っぽい値動きになりそうな勢いのある銘柄に素直に飛び乗って上昇益を得るやり方も勧めています。 なので一通り見てい…

  • 米国株デビュー講座を再読する〜第4章 企業の成長と資本の関係〜

    じっちゃま(広瀬隆雄氏)の米国株デビュー講座を深掘りするシリーズの第4回目です。ここで折り返しになります。 media.rakuten-sec.net 今回は「企業の成長と資本の関係」です。 ※記事中からの引用は斜体で記載しています。 www.enjoy-investment.net 前回は株価を決める要素を説明しましたが、ポイントは良い企業や急成長している企業は株価が上がりやすく、割高になりやすいという説明をしました。 一方で企業が成熟してくると成長率は鈍化し、株価の目覚ましい上昇は期待できなくなってきます。 普通、どんなに素晴らしい会社でも、事業規模が大きくなると成長率は鈍化するものです。…

  • 米国株デビュー講座を再読する〜第3章 株価評価のメカニズムを理解する

    media.rakuten-sec.net じっちゃまの「米国株デビュー講座」を再読するシリーズ第3弾です。 今回は「株価評価のメカニズムを理解する」です。 media.rakuten-sec.net ※記事からの引用コメントは斜字で記載しています。 <良い会社はいつも割高だ> 株価には先見性があり、エキサイティングなストーリーはすぐに織り込まれてしまう傾向があります。 このため皆さんが(この製品やサービスは、いいぞ)と気がついてから直ちにその株を買っても、もう他の人たちに先回りされているので安く仕込むことは至難の業です。 これは投資をしていると必ず感じることだと思います。今だとアップルはすご…

  • 米国株デビュー講座を再読する〜第2章 良い会社の財務諸表〜

    じっちゃまの米国株デビュー講座をじっくり再読するシリーズの2回目です。 media.rakuten-sec.net 2回目のテーマは「良い会社の財務諸表」です。 media.rakuten-sec.net ※記事内の言葉は斜字で記載しています。 <良い投資ストーリーと良い会社> 「良い投資ストーリーは星の数ほどあるけれど、良い会社はごく一握りだけでありそのメンバーは毎回コロコロ入れ替わったりしない」 良いストーリーは幾らでも生み出すことができます。 期待感を持たせる成長ストーリー、ワクワクするような製品・サービス、トレンド、ポスト○○、ESG、掘り出し物、割安などのキーワードに惹かれます。 特…

  • 米国株デビュー講座を再読する〜第1章 米国株は何を買えば良い?

    media.rakuten-sec.net 個人的に今一番情報を得ていて、連日勉強している広瀬隆雄さん(じっちゃま)の投資法ですが、ひょんなことから過去に楽天証券の投資情報サイト「トウシル」に掲載していた米国株デビュー講座を再読したのですが、現在じっちゃまがTwitterやYouTubeライブなどで何回も繰り返し述べていることがまとめられていました。 個別株投資の投資方法は様々なやり方があり、それが難易度を上げている要因だと思っているのですが、その対策になるのではないかと思いました。 ここからしばらくは「米国株デビュー講座を再読する」と題して全8章のデビュー講座をもう一度熟読して内容を整理して…

  • 【資産運用分析】NISAとつみたてNISAはディフェンシブに

    今回は「ディフェンシブ銘柄の意義」をNISAの特徴と絡めて説明します。 ディフェンシブ銘柄とは ・価格の変動率が低い ・ポートフォリオの下落率の低下に貢献する(他の銘柄や資産との相関性が低い) ・常に安定した収益を稼ぐことができる といった特徴を有している銘柄や資産です。 例えばジョンソン&ジョンソンやP&Gなどは非常に堅牢な銘柄です。 値動きが安定しています。 コロナショックで20ドルほど下落しましたがその後はゆっくりですが、回復しています。保守的な銘柄はコロナショックの影響を引きずっていますが、P&Gはそういった中でも最高値を更新する力強さを持っている企業で「ディフェンシブ銘柄の代表格」と…

  • バフェット式投資はやっぱり難しいと思った理由について

    jp.reuters.com このニュースを見て「バフェット式投資を個人投資家が実践するのは難しいなあ」と思いました。 バフェット式投資は ・企業の内在価値が株価を上回っている銘柄を狙う ・長期的に見て優良と思われる企業に対して投資する ・投資するタイミングは経済状況が悪化している時などその企業の株価が本来持っている内在価値よりも下回っている時 ・内在価値を株価が上回るまでは売らない、税金メリットを得るため基本的には売却しない ・ここぞという時に集中的に資金を注ぎ込む。少数銘柄への集中投資が基本 というものです。 今回バフェットがバンク・オブ・アメリカ(BAC)を購入したのはバフェット式投資の…

  • 【資産運用分析】iDeCo・企業DC(確定拠出年金)の最適解とは?

    資産運用における最大のポイントは「老後への備え」です。 働く期間が長くなったとはいえ、一般に60歳以降は収入が下がっていくためある程度のストックが欲しいと思う方が多いと思います。 また、公的年金制度が将来どうなるか分からない。個人的に制度自体は維持されると思いますので「年金が支給されない」ということにはならないと思いますが、満足のいく金額は支給されないと思っておいた方が良いと思いますが、少なくとも年金を当てにしてはいけないということです。 なので資産運用を行う上でまず最初にケアしないといけないのは収入が落ち込む時期への備え、つまり老後への備えということになります。 老後に得られる「確定した」収…

  • 最高値の金・追いかけてきた銀〜FNV・HMY・WPMなど金鉱株・銀鉱株の動向〜

    ※資産運用分析シリーズはお休みです。 金が最高値を超えました。 7月後半に入って再度上昇カーブを描いていましたが、一気に過去最高値を超えました。1900ドル超え、日本の場合7000円を超えています。 さらにここに来て銀も上昇しています。 銀は長らく伸び悩んでいてコロナショックで大きく下がったのですが、その後金に連動してスルスルと上昇しています。 ただ長期的に見ると銀はまだ最高値とはなっておらず、ここ数年での最高値レベルです。これをどう評価するかだと思います。 銀はコモディティ(工業素材)の性質を持っており、コモディティとしての銀は他のコモディティ同様に伸び悩んでいるため、貴金属としての金に次ぐ…

  • 【資産運用分析】「保険」について考える

    今回は「保険」について考えます。 資産運用や投資などを扱う書籍やブログではほぼ共通して保険に関してはネガティブです。 特に貯蓄型保険や個人年金保険など資産運用と保険を絡ませた商品は「やめたほうが良い」という見解でほぼ一貫しています。 理由は簡単で投資よりも効率が悪いからです。 保険は100%投資ではなく、保険料に一定の割合割かれます。基本は保険商品なので充実した保険サービスがあることが大前提です。そこに資産運用の要素を絡ませるものと捉えたほうが良いです。 資産運用を軸に考えた場合、保険という余計なものがついてしまうのであれば自分でインデックス投信やETFを積み立てたほうが効率的です。 また保険…

  • 【資産運用分析】最適な貯蓄法とは〜生活防衛資金・貯蓄・財形〜

    www.enjoy-investment.net 資産運用の原理原則を分析するシリーズの第一回目。今回は現金について扱います。 ・現金保有比率 ・貯蓄額 は資産運用を行う上で常に悩ましいネタです。 これは ・現金はいくら貯めてもなかなか増えない ・突然必要になる時にないと困る(生活防衛資金問題) ・資産したい時に手持ちの現金がないと困る といったところが悩みの種になるからではないかなと思います。 普通預金、定期預金の利率は微々たるものです。銀行の預金利率は一番条件が良いネット銀行の定期預金で0.2%です。0.2%は年率です。インデックス運用の年率は3~5%程度が平均で良い年は7~8%は期待でき…

  • 【資産運用分析】生活を支える「資産運用の原理原則」について

    ここからしばらくは、資産運用についてシリーズ記事にしたいと思います。 2000万円問題をきっかけに将来の資産作りについて不安を感じた方も多いと思います。 図らずもコロナショックを機に若い世代を中心に投資を始めた方も多くなったときいています。アメリカでロビンフットという投資アプリ(問題だという声もありますが、アプリ自体は1株未満の購入もできたり日本でも是非導入して欲しいものではあります)」による株式投資ブームが起きたりと投資や資産運用に関心が集まってきているかもしれません。 そこで改めて資産運用に関する原理原則について整理してみたいと思います。 具体的には ・貯金、貯蓄 ・投資資金の捻出方法 ・…

  • 【投資方法分析】ウィリアムオニールのCAM-SLIM投資法について

    株式投資をやっていると ・すごく儲かる銘柄に投資したい ・テンバガー(10倍株)を見つけたい という欲求に駆られるものです。 日本の投資法はウォーレンバフェットへの支持が高かったり、長期積立投資を好む方が多いのでバリュー投資の人気が高いですが、株式投資の収益をあげるのはグロース投資でも実現可能です。 グロース投資で有名なのはウイリアム・オニールです。 froggy.smbcnikko.co.jp 数ヶ月から2年程度で数倍〜数十倍となる銘柄を探すとあります。 書いていてワクワクしますね。 ウィリアム・オニールの投資方法はCAM-SLIM法と呼ばれるものです。 CAM-SLIM法は株式銘柄のスクリ…

  • 【投資方法分析】インデックス投資について改めて分析する

    既に様々なところ扱われており日本で最もメジャーな投資方法となったインデックス投資。ブログ・Twitter・YouTubeでも連日扱われ、有名芸能人も紹介するようなそんな段階にまでなっています。 個人的にはインデックス投資は「第二の貯蓄」という位置付けまで来たかなと思っています。これは貯金+インデックス投資というよりも「貯金の代わりにインデックス投資」という意味です。 というのも貯金はもはや資産運用・資産拡大・将来への備えという位置付けを失いつつあり、今この瞬間必要な資金としてしか使えないという段階にまで落ちてしまったからだと考えています。無論一定額備えた方が安心ではありますが、それ以上の効果は…

  • 【投資法分析】じっちゃまの「決算原理主義」について解説します

    投資法分析シリーズ。今回は広瀬隆雄氏(じっちゃま)の投資方法について解説します。 www.enjoy-investment.net じっちゃまは2013年に米国株投資法に関する書籍を発売していますが、以降はブログやサロン、現在はTwitterとYouTube Liveでの発信に注力しています。時流をよく理解されており、その時に一番効果的な手法で情報発信しています。 また「投資法を決めつけない方が良い」と仰っており、まず実践してみて一番パフォーマンスが良い投資方法が自分にとって一番最適な投資方法であると考えており、柔軟なスタンス・考え方が特徴的です。 <じっちゃまの投資法> じっちゃまの投資基準…

  • 【投資方法分析】ウォーレン・バフェットの投資法について考える

    今回から著名投資家の投資方法について分析していきます。 これは良し悪しの評価ではなく、特徴をかいつまんで紹介して説明する形での分析です。 投資法に関してはこの先紹介する広瀬隆雄氏(じっちゃま)が仰っている「決めつけずにまずやってみる事」が一番腹落ちする考え方です。 人によって性格が異なり、資産状況やリスク許容度が異なります。 最適な投資法は人によって異なると思います。インデックス投資が手堅さにおいて優位ではあるため、これから投資を始めますという方に関してはiDeCoやつみたてNISAを介して着実に資産を積み立てた上で、インデックス投資をすることを基本的にはオススメしています。 ある程度理解が進…

  • NASDAQ最高値更新〜QQQを利益確定しました〜

    NASDAQが最高値更新、新値をつけました。 3月末と4月末にNASDAQ100に連動したETFであるQQQを買いましたが、大幅上昇のメリットを受けることができました。 一旦ここで利益確定しています。 確定した分は ・インデックス投資の積み増し分 と ・SaaSやハイテク関連銘柄の購入費用 に充当します。 www.enjoy-investment.net 今は勝ち組銘柄と負け組銘柄の差が非常に顕著になっています。 現状個別株に投資するのであれば伸びている先に乗っかる方が賢明という状況になっています。ディフェンシブ銘柄も明暗がくっきり分かれているという状況です。 一方でインデックス投資に関しては…

  • 投資とは何かを選択して何かを諦めること

    投資とは?と聞かれて思い浮かぶことは人それぞれです。 資産を投じることからきている投資ですが、最近はタイトルの通り 何かを選択して何かを諦めること であると感じています。 これは投資できる資金が限られているため、投資できるものにも限りがあるということを意味しています。 なので ・投資する先 と ・投資しない先 を決める必要があります。この「投資しない先」を明確にすることが大事だと思います。 私は全天候型に投資しています。 全天候型とは株式・債券・金を含むコモディティに全てに投資することですが、このやり方は ・各資産に分散する分、1つ1つの資産への投資額が少なくなる ・各資産に投資するコストが高…

  • 金価格が最高値を伺う勢い。さてどうする?

    金先物のチャートです。 グラフを見ると分かりますが金(ゴールド)が「過去」最高値を伺う勢いで再び伸びています。 チャートに上限はないので最高値を更新した場合、さらに伸びていくことが期待できます。 <金が最高値に向かっている理由> 考えられる理由は以下の通りです。 ・歴史的低金利(各国ゼロ金利に近づいている) ・コロナ第二波への懸念(世情不安は金の価格を後押し) ・コロナショック再来の不安(安全資産への退避) 金利が下がると何故金が上昇するのか。 それは「預金と同じ安全資産で、かつ金利差が縮小すると金に需要がシフトするから」です。金利が高いのであれば預金を預けた方がお得です。利息が貰えるし資産も…

  • 日本株の1株投資はあり?なし?

    意見が別れるテーマを扱います。 日本株と米国株その違いの1つに「購入単位の違い」があります。 日本株は単元株と言う言葉がありますが、基本的に100株を1単元とし、100株分を一度に購入する必要がある銘柄がほとんどです。 これに対して米国株は1株から購入することができ、これを米国株投資のメリットに挙げる方もいます。 例えばファーストリテイリング(ユニクロ)の株価は2020.7.2時点で61,310円です。 これを単元株で購入する場合6,131,000円用意しないといけません。 一方でAmazonの場合2020.7.2の時点で2944.20ドル(約316,678円)ですが、1株から変えるのでボーナ…

  • 投資法に絶対はあるのか?

    根本的な問いかけのようなテーマです。 www.enjoy-investment.net www.enjoy-investment.net 過去2回 ・全世界への投資 ・全天候型への投資 この2つについて解説しました。 ただしこの2つは「絶対勝てる投資方法」ではありません。 投資法の根本について解説し、このシリーズを締めたいと思います。 私自身投資について勉強してい中で、実際に投資を行っていく中で気がついたのは 「投資は何かが足りないパズルのようなもの」であるということです。 足りないものというのは「不確実性」のことです。 不確実であるがゆえに、100%勝てるわけではない。 不確実なものに投資す…

  • 改めて全天候型投資の意義を整理する

    www.enjoy-investment.net 前回こちらの記事で全世界投資(全米投資)の意義を整理しました。 今回は ・全世界 ・全天候型 の後者「全天候型」の投資です。 全天候型投資というのは ・好景気かつデフレの状況 ・好景気かつインフレの状況 ・不景気かつデフレの状況 ・不景気かつインフレの状況 どこであっても必ず上昇する資産を保有することです。 ・株式 ・債券 ・金 ・コモディティ ・現金 を保有することでリスクを減少させることを狙ったものでレイ・ダリオが手掛けているリスクパリティ型ファンドのポートフォリオを一般投資家向けにアレンジしたものです。 ただコロナショックで揺らいでしまい…

  • 【資産作り投資】著名ブロガーに学ぶ資産作りに有益なETF選択

    私のTwitterアカウント(@htashiro1208) で何気なく呟いた以下のツイートが珍しくヒットしました。 フォロワーはまだ200人行っていないので反応する方がいらっしゃれば良い方なのですが、急に反応が伸びて来たのでびっくりしました。 ここでツイートしたのは投資関連のブログで有名な方 りんりさん etfsp500.com バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ 東大バフェットさん selfinvest.net 東大バフェットの米国株式投資ブログ の記事を拝読して良いなと思った点を整理したものです。 www.enjoy-investment.net 私は ・全世界…

  • 今後のブログテーマについて

    ここしばらく更新が滞っています。 投資の状況は一進一退といいますか、バイオ・巣篭もり銘柄を買って状況を眺めています。夏のボーナスを活用して資産作り投資のリバランスをしつつ、資産拡大の取り組みをしようとか日々戦略を練っていますが、その辺をだらだらブログにしてもなと思っていたら滞ってしまっていました。 まあそれもありますが、note含めて単純に書く時間がないというだけの話ではあります。 今後書こうと思っているテーマはこんなところです。 ・証券会社の紹介 ・資産作り投資についての解説 ・インデックスと個別銘柄投資について ・注目の新興国 ・経済動向ネタ ・仮想通貨投資 といったところを考えています。…

  • ゆるっと投資マガジン〜MSFT、VYMの銘柄分析〜

    noteの記事紹介です。 note.com note.com 投資診断士の銘柄分析シリーズの紹介です。 共にまだ走り始めたばかりなので、今更銘柄分析してもと思う方もいるかもしれませんが知名度の高い銘柄を選んでいます。しばらくはメジャー路線です。 狙いは投資診断士としてサポートすることが想定される投資スタートアップ〜ある程度経験者で自力で銘柄分析する時間がない、自力で銘柄分析する負担をかけたくないと思う方が対象なのでメジャーな銘柄をライトに紹介するというやり方をしばらくは続けてみます。

  • コロナショックをおさらいする〜株式・債券・金はどうだったか?〜

    6/11のNY株式市場は大幅下落となりました。 下げ幅は歴代第4位。サーキットブレーカーが発動するかもという声がSNSでも見られました。 原因は色々言われています。 ・パウエル議長のコメント(経済状況が引き続きよくないことを示唆) ・これまで好調だったので利益確定の売り 私は コロナ第二波への懸念 が原因だと見ています。第二波が起きたかどうかはともかくとして第二波を予感させるような感染者数の増加が「あの時起きたこと」再び思い起こす形で不安を誘発したのではないかと見ています。 1月末以降の下落もそれまで最高値を伺うほどの好調があっての暴落でした。 ・利益を確定させたい思い ・不安に駆られて現金化…

  • まだまだ続くゼロ金利

    パウエル議長はアクセル緩めず、FOMCは22年末までゼロ金利見込む - Bloomberg 目まぐるしく変わる経済状況ですが www.enjoy-investment.net 6月の前半に聞かれたフレーズは ・NASDAQ「過去」最高値更新 ・S&P500がコロナショック前の状態に(全値戻し) という非常に景気の良い言葉でした。 NASDAQを象徴するETF:QQQは谷の時期は一瞬でその後スルスルと高みに到達しました。 要因は様々ですが ・ハイテク・IT銘柄はコロナの影響をあまり受けなかった ・むしろ追い風となった企業もあった ・ゼロ金利、金融緩和による資金流動性の高まり(投資資金へ) ・コロ…

  • ゆるっと投資マガジン新カテゴリ〜投資診断士の銘柄分析

    試行錯誤中のnoteコンテンツ:ゆるっと投資マガジンですが、新たなシリーズを開始します。それは「投資診断士の銘柄分析」です。 銘柄分析というとEPSやROEなど様々な用語が飛び交います。財務情報や経営情報などを紹介して数字的にどうなのかを分析するのが一般的です。 その銘柄に投資すべきか判断するための材料を提示することが目的なので、良いことですしサイトによってはビジュアルが分かりやすかったり説明が丁寧であったり個人的にも勉強になるところが多いです。 ただ同じ切り口で分析しても芸がないので、オリジナル要素として「簡潔に分かりやすく」をモットーにしたと思います。 具体的には ・字数を増やし過ぎない(…

  • 【資産作り投資】市場全体型ETFとテーマ型ETFの使い分けについて

    ETF(上場投資信託)はざっくり分けると ・市場全体型ETF ・テーマ型ETF の2種類に分類できます。 この2つの言葉は(多分)私オリジナルのものです。 市場全体型ETFはSPYやVTI、BND、VWOなど「ある一定範囲のマーケット全体に投資する」ETFです。VTは全世界というテーマ性を持ったETFですが、分類としては「世界全体のマーケットに投資するもの」と考えて市場全体型ETFだと思います。 特徴は ・当該国、当該地域全体の動向に左右される ・構成する個々の企業の影響度は良くも悪くも小さくなる ・市場の成長性にパフォーマンスが連動する ・良い企業の良いパフォーマンスと悪い企業の悪いパフォー…

  • 配当を目的とした投資をするならVIGにヒントがあると思う理由

    www.enjoy-investment.net 度々紹介していますが、個別株投資における配当におけるスタンスはまとめると ・利回りの高い、配当をガンガン出す銘柄 よりも ・成長性を持ち高利益で株価が上昇してなおかつ配当を出す銘柄 に投資する方が良いと考えています。 まとめると「成長する配当株」であれば長期投資を通じて投資元本も増大し、かつそこから配当金が得られるので配当金を元本に組み込んで複利運用も機能するという両得な取り組みだと考えています。 これは配当性向が高過ぎたり、収益が頭打ちになっているにもかかわらず株主還元を優先したりと無理をしている企業が株価が横ばい、右肩下がりになってしまい長…

  • うまい定食屋の探しかた

    うまい定食屋。 できれば毎日通いたい。 人に教えてあげたいけど、混んじゃうと嫌だから教えたくない。 いや、でも喜んでもらうためなら、アイスブレイクのネタのひとつにでも‥ そんな風に思わせてくれる定食屋、ありますよね。 ここだけの話、私には3つくらいあります。 ひとつはアジフライが名物、もうひとつは唐揚げ定食、最後のひとつは日替わり。 あれっ、今日は投資の話じゃないのか? と思われたでしょうか。 いやいや、ここからが投資の話。 あまり知られていない、街角にひっそり佇んでいるような店を開拓して、 しばらくして定食屋の前に行列ができるようになってくると自分の嗅覚が正しかったんだと嬉しくなります。行列…

  • 【結果報告】SBIバンガード・S&P500インデックスに毎日積み立てたらこうなった

    www.enjoy-investment.net 結果報告です。S&P500インデックス投信に毎日(毎営業日)積立投資をしてみました。 +3,181円でした。 3月から開始して3ヶ月間積み立てました。コロナショックによる大幅な下落を経てもプラスに転じたのでまずまずといって良いでしょう。 ただ厄介な点もありました。以前にも触れましたが こういた具合で投信の売買報告書が毎営業日届きます。 メールも来ますのでこれは正直言って面倒です。 通知以外のデメリットは特にありません。 積立を毎日やるか、毎週やるか、毎月やるかの違いは特にないと言われています。 変動幅が大きいビットコインのような投資先に関しては…

  • レイダリオの分析に見るアフターコロナに適した新興国投資先は?

    コロナショックにおけるバリュー投資について分析しています。 私個人としてはバリュー投資の方が取り組みがいがあって面白いとは感じています。 ただバリュー投資のノウハウを学習して以降「最適な購入タイミング」がなかなかないなと思ったらコロナショックで株価がガツンと暴落。 良し!買い時だ!!と思ったらそれは一瞬で過ぎてしまったということである程度トライできたものの、物足りない状況ではあります。 ただこれは米国株に関してのお話です。 米国以外のマーケットはまだ株価の上昇が追いついていない状況です。それは ・日本や欧州は元々停滞・低迷が続いており伸び悩んでいた ・新興国もドル安の影響などアメリカに頭を押さ…

  • 今バリュー投資をするなら日本株が良いかも?な理由について

    www.enjoy-investment.net 以前に書いたこちらの記事でコロナショックがあったにも関わらずバリュー投資は厳しい状況に置かれている理由について解説しました。 そもそも米国株は ・全体的に株高傾向であり ・価格が安いものは価値が伴っていないものが多い ということで良い企業を適切な価格で買うのが難しい状況であるとまとめました。 では米国株以外はどうなのでしょうか? www.bloomberg.co.jp ここで気になってくるのが ・日本株 と ・新興国株 です。新興国は別途考察します。今回は日本株です。 日本株はバブル期と比較されることもあり、長らく不遇の時代が続いていました。 …

  • 第二波と二番底について

    5月以降 ・第二波 と ・二番底 という言葉を耳にするようになってきました。 第二波はコロナ感染者数の波です。コロナ問題が起きた2,3月以降感染者数は爆発的に増加していましたが、ロックダウンや外出自粛などの抑制策によって感染者数は頭打ちになり減少傾向になってきました。ここまでが1サイクルです。 感染者数が収まると今度は経済への影響の方が大きくなってきます。 (感染学、政治的な観点はここでは語りません) 経済への影響が大きくなると今度は人々の不満の方向が「制限がかかっていること自体」に移っていきます。 このため今度は自粛→開放へと舵を切ることになりますが、こうなると人々の交流や接触が盛んになるた…

  • 【次の10年に向けた資産作り】ゴールドとビットコインに積立投資

    www.bloomberg.co.jp ヘッジファンドマネージャーであるポール・チューダー・ジョーンズ氏のコメントです。 現在コロナショック対策として大量の資金が市場に流れ込んでいます。 これは ・現金の価値の希釈化 ・金利の低下 ・金利が低下することによる債券価格の上昇 ・現在の債券価格が上昇していることで将来の債券価値毀損 という状態を生み出しています。 このため ・現金貯蓄 ・(低金利の)債券購入 は資産運用としての有用性を失っています。 結果として現在は ・株式価格の上昇 ・金(ゴールド)の価格上昇 ・仮想通貨の価格上昇 を招いています。 金と仮想通貨は以前は全く相関性がないと言われて…

  • ゆるっと投資マガジン第2弾〜アフターコロナを生き抜くための株式投資術〜

    note.com ゆるっと投資マガジンの第2弾完成しました。 今回は「株式投資」にフォーカスしています。 www.enjoy-investment.net ベースとなっているのはこちらの記事です。 アフターコロナの世界で強みを発揮する銘柄をインデックス運用にプラスαすることで資産拡大ペースを加速させることを狙いとしています。 当然ながら個別株は資産減少リスクもあるため、今回の記事は投資経験があり、選択によって資産が増減することが分かっている方向けです。 投資を始めたばかりの方は note.com こちらをオススメします。市販本より安価な値段で資産形成法を学べます。 第2弾のアフターコロナを生き…

  • 【投資診断士レビュー】TVCMで紹介されている投資信託を評価する

    prtimes.jp このCMをご覧になった方はいますでしょうか。投資に興味がある方や投資を始めている方は気になったかもしれません。 農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね というアクティブファンドの投資信託です。 今回は投資信託を購入する際の見極めポイントを紹介しながら、おおぶねシリーズの投資信託を評価したいと思います。 まずこの投資信託は「アクティブ」ファンドであると書きましたのでそこから解説します。 主に株式をターゲットにしている投資信託は ・インデックスファンド と ・アクティブファンド に分けられます。 インデックスファンドは「市場平均」を目指すことを目標としています。市場平…

  • 【個別株投資】自分の得意なジャンル、好きなジャンルで勝負する

    投資における心構えの話です。 個別株の場合、主要なセクターは11あります。 ・生活必需品 ・ヘルスケア ・公益 ・情報技術 ・資本財 ・エネルギー ・通信サービス ・一般消費財 ・金融 ・素材 ・不動産 の11です。 大別すると ・景気が良くて金利が低い時:金融、不動産、情報技術 ・景気が良くて金利が高い時:資本財、一般消費財、素材 ・景気が悪くて金利が低い時:生活費需品、ヘルスケア、公益、通信サービス ・景気が悪くて金利が高い時:エネルギー に強みを発揮するセクターがあり、4つのカテゴリ全てに配分した方が良いとされています。 ただセクター配分を意識した個別株投資は難点があります。 それは「自…

  • 「私の」COVID-19インデックス

    www.cnbc.com 今回の記事の元ネタです。 アメリカを代表する投資家、ジムクレイマーがコロナショック後の混乱の中で投資するべき銘柄をラインナップしたものです。それをMad Covid-19 Indexと称しています。 姿勢としては「現状〜今後の勝ち組・コロナショックを経ても価値が損なわれていないものに投資する」というものです。勝ち馬に素直に乗っかるという考え方です。今はこれで良いのだと思います。 いわば「私の考える最強ポートフォリオ」的なやつです。 私が投資診断士としてもし何かしらのファンドを立ち上げるという話があったら(まず絶対にないですが)この銘柄群を作ったらどうかという仮説話です…

  • 今はバリュー投資家受難の時期である理由

    www.nikkei.com この方の場合、限界と言われてからが本領発揮すると思います。 かつてはITバブル期にIT銘柄に投資しなかったことが批判を呼びましたが、結果的にITバブル崩壊を回避したことで評価は反転しました。 そしてウォーレン・バフェットに再び逆風が吹いています。 ・航空株の全売却 ・銀行株の一部売却(ゴールドマン・サックス、USBバンコープ) ・さらにバークシャー・ハサウェイの株価低迷 です。 二番底をつけそうな勢いで下がっています。 バフェットの構成銘柄は ・航空株 ・銀行株 という現状厳しい業種が主要構成銘柄である一方で、本業含めてコロナショックで需要が伸びているところがない…

  • 勝ち組業種・負け組業種について

    www.enjoy-investment.net 以前に書いた勝ち組・負け組に関する記事を補足する記事です。 www.nikkei.com ウォーレン・バフェットは航空株だけでなく、ポートフォリオの主力である銀行株の整理を始めました。 一連の株式売却に関する考察は別のところで行います。 銀行株は以前に書いた「足を引っ張る業種」に入っています。これはマイナス金利か?と言われているほど銀行の収益の源泉である「金利」の大幅な低下、コロナショックによる貸し出しリスクの増加など銀行にとっては向かい風の状況が続きます。 さらに経済政策が前例のない規模で行われていることから「副作用」を懸念する声もあります。…

  • 【資産作り投資】つみたてNISAは信託報酬0.01%未満の商品に絞れば良い理由

    iDeCoに続いてまたしても断定的な感じにしてみました。 つみたてNISAを始める方、商品選びに迷ったら 「信託報酬0.01%未満」の商品から選びましょう。 <つみたてNISAとは?> www.fsa.go.jp 概要はこちらをご覧ください。 ポイントは ・最長20年間積立した分の利益は非課税 ・1年間に40万円まで(1ヶ月約3万円程度)購入に対して非課税 ・購入できる対象商品が限定される 一番はやはり購入できる商品が限られるという点です。ノーロードで毎月配当型ではない投資信託に限定されます。円建ての商品のみですし、債券や金、REITをターゲットとした商品はありません。 債券や金にも投資したい…

  • 【資産作り投資】iDeCoをやるのであれば全世界株式一択で良い理由

    あえての断言です。 投資診断士として投資について分析する際は、極力断言は避けます。 「絶対にやってはいけないこと」「避けないと危険なもの」は断言しますが、それ以外は可能性を示唆するところまでを基本として踏み込みは避けます。 これは投資は「不確実性に対してお金を投じること」という側面があり、不確実だからこそ断言は避けた方が良いという思いがあるからです。また受け止める側の事情はそれぞれなので「最終的には見た側が判断すること」という部分があるからです。 でもiDeCoのポートフォリオに関しては断言して良いと思います。 <まず商品について> iDeCoで扱う商品は証券会社ごとに異なりますが、大半は「全…

  • コロナショックの「第二波」に注意

    5月に入り ・中国、韓国は規制緩和→感染者の第二波?と思われるニュースもちらほら ・欧米は外出規制緩和、コロナ対策より経済対策を優先する傾向に ・南米、アフリカなど新興国のコロナ感染者が増加傾向 という状況です。アジア→欧米→新興国の順番で感染拡大→外出規制など強固な対策→経済影響が出始める→規制緩和の流れが起きています。日本はやや独自のペースで進行していますね。 ただ気になっているのは規制緩和の「その先」です。先行している中国・韓国ではコロナ感染の第二波が懸念され始めています。 外出規制がかかっている状態だと人々の行動が抑制されます。規制が緩和されると抑制状態から「一気に」解放されます。解放…

  • いわゆる「ハイテク」について考察する

    www.enjoy-investment.net こちらの記事でNASDAQが好調である点について触れました。 QQQ(インベスコQQQトラストシリーズ)の価格動向です。 NASDAQと同様にコロナショック前の状態に戻り、再度最高値を伺うところまで来ています。 QQQは www.enjoy-investment.net こちらで触れましたが、かなり「ハイテク銘柄」に偏っている攻めのETFです。 「ハイテク」というとどことなく危なっかしい印象を持つ方も多いと思います。「ハイテクは暴落する」「ハイテクはボラティリティが激しい」などです。 2019年最も伸びたセクターは「テクノロジー」でした。10年…

  • 【個別株投資】コロナ関連銘柄投資の注意点

    www.enjoy-investment.net 昨日の記事の続きです。 コロナショックによって下落した分の巻き返しであったり、この先不安定な状況の中でも少しはキャッシュを得たいと考える人はコロナ関連銘柄に着目することになりますが、それは「さっと買ってさっと引く」方が良いとも書きました。 今回はその続きです。コロナ関連銘柄の値上がり益を期待するのは短期的投資です。長期的スパンでコロナによる特需・収益の向上が続くとは考えにくいです(例外がありますが、それは後述します)。 このため、例えば ・ワクチン開発をリードしてる企業の株を買う ・内需が高まっているから食品メーカーの株を買う ・Zoom使って…

  • コロナショックの中での勝ち組・負け組

    5月に入り、株価の動向が分かりにくいようで分かりやすくなってきました。 全体感を持ってみると何故株価が好調なのかが分からなくなります。 ・失業率はどの国も過去最悪 ・景気の指標は「戦後最悪」「過去最悪」という言葉が飛び交っています ・企業の倒産のニュースが出てきている などネガティブな材料が次々に出ています。 また決算結果が予想よりも悪かったところ、1-3月は何とか数字を出せたものの「先行きが全く見通せないのでガイダンス(来期目標)は出せない」とコメントしている企業も多いです。 投資をしている人がどこまで先行きを楽観視しているか、不安視しているかは分からないですが現状は「アフターコロナ」を折り…

  • 成功する投資家になるための4つの基本原則とは?

    バンガード社は投資家に向けて様々なメッセージを発信しています。 これは自社商品の宣伝の狙いもあると思いますが、投資家が守るべき心構えや押さえるべきポイントなどを分かりやすく説明してくれています。 とはいえ投資スタートアップ段階の方にとってはまだ分かりにくい部分も多いかと思います。そこで今回はバンガード社がリリースした「成功する投資家になるためのバンガードの4つの基本原則」について投資スタートアップ段階の方に向けて解説します。 https://www.vanguardjapan.co.jp/docs/Vanguard-Investment-Principles-for-Japanese-inve…

  • 【投資診断】リスク許容度を測定する

    投資において重要なのは「ポートフォリオ作り(資産配分)」です。 株式、債券、金、コモディティにどの程度配分するか。 ここで鍵を握るのは「リスク許容度」です。 リスクの字義的解釈である「変動幅」をどの程度受け入れるかの割合ですが、リスク許容度は客観視できるような指標や材料があるわけではなく、主観に基づく部分です。なのでパッと数字に示したり、その内容を元にこういった資産配分にするという明確な答えがないというのが実情です。 なのでリスクを多く取り過ぎるケースが多いとされています。主観に基づくため、状況を楽観視・過小評価しやすいからです。 今回は投資をこれから始める方向けにある程度客観的に分かりやすい…

  • コロナショック〜具体的な影響に惑わされない

    www.nikkei.com www.asahi.com headlines.yahoo.co.jp いずれもネガティブなニュースです。いよいよ名の通った企業の経営状況に影響が出てきました。 www.bloomberg.co.jp さらに非製造業の景況指数が50を下回りました。ただこちらは「まあそうだよね」という反応なんだと思います。悪いなりに市場予想を上回っていますし、現状はサービス業を中心にロックダウンした状態で景気の良し悪しで評価できないというのが大半の反応なんだと思います。 ポイントはここからだと思います。間も無く欧米では経済活動再開に向けた取り組みが始まります。人の動き・経済の動きが…

  • 【投資診断士考察】一括投資とドルコスト平均法〜どちらが良いかを考える

    現金について考察すると必ずぶつかるのが ・投資資金を一気に投入する方が良い(一括投資) のか ・段階的に毎月コツコツ投入する方が良い(ドルコスト平均法) のか という悩みです。 一括投資とドルコスト平均法は集中投資・分散投資と同様、しばしば議論の対象になります。今回は一括投資とドルコスト平均法どちらが良いのかについて考察します。 <最初に結論> 全ての現金を「投資する」or「 一部残しておく」で考えるのではなく「生活防衛資金」と「現金」で分けて考えるのと同様、一括orドルコストではなく「一括」と「ドルコスト平均法」の両方をうまく組み合わせて活用するというのが私の意見です。 「一括」と「ドルコス…

  • 「現金はゴミである」について考える

    www.nikkei.com www.bk.mufg.jp 例え億単位の円預金を何年預けても利息はたったの0.002%になってしまいました。 100万円を1年預けても20円(しかも「税引き前」) 1億円を1年預けても2,000円(しかも「税引き前」) しか利息を得ることができません。 しかも「価値」は保存してくれません。今の100万円と10年後の100万円は同じ価値とは限りません。 www.enjoy-investment.net こちらで触れた通りです。 投資は不安だからとりあえず定期預金で貯めておこうと思ってもほとんど増やすことができません。タンス預金と大差ないレベルです。 headlin…

  • ゆるっと投資マガジンスタート

    ゆるっと投資は ・資産作り ・投資 ・経済情報、経済ニュース をメインに旬の情報や投資をある程度実践している人(以前に資産総額1000万を狙っている人をターゲットにしていると書きました)に向けて書いているブログです。 ブログとは別に特別に伝えたいことを「ゆるっと投資マガジン」としてnoteにまとめることにしました。 私は投資診断士の資格を持っています。投資診断士は投資商品やポートフォリオに関するアドバイスを専門としている資格です。その資格を活かして主に「投資スタートアップ」に役立つ情報をお伝えします。 第1弾は「生涯困らない資産形成法」の紹介です。 非常にオーソドックスな方法ですが、正しく実践…

  • RDS.Bが大幅減配〜個別株で配当金生活を狙うなら気をつけたいこと〜

    www.cnbc.com 高配当株投資を行っている方にとっては大きなニュースだと思います。 RDS.B(ロイヤル・ダッチ・シェル)が66%の配当引き下げ(減配)することを発表しました。記事のタイトルにある「第二次世界大戦以降初」という言葉に重みを感じます。 RDS.Bはこれまで減配せず高配当を維持してきました。欧州最大のエネルギー企業という点もあり高配当銘柄を志向するからなら誰しも購入を検討している。そう言っても過言ではないと思います。 株価は下がっています。 元々コロナショック、原油暴落という逆風が吹いていたエネルギーセクター。とりわけ石油会社はかなり厳しい状況に置かれていましたが、減配はさ…

  • 【楽しむ投資】コロナ関連銘柄への投資について

    コロナ問題はあらゆる業種に影響をもたらしています。 特に ・人が関連する業種(飲食、スポーツなど) ・移動が関連する業種(交通・航空など) ・観光、旅行、宿泊関連 は相当な打撃を受けています。 以前に触れましたが、コロナ問題を明確に意識している段階なので決算の悪さや業績見通しが立たない点などはどんなに深刻なものであっても大抵は「想定内」で片付けられます。まあ仕方がないと。 現在の株高は各種指標や決算結果よりも市場に注ぎ込まれている資金の量の多さが支えている状況なのでネガティブな材料が反映されにくくなっているという点は考慮する必要があります。 今回は市場全体の株高よりも、個々の企業の話をします。…

  • 【資産作り】新しいNISA制度が始まる前に備えておいた方が良いこととは?

    https://www.fsa.go.jp/news/r1/sonota/zeikaitaiko01.pdf (金融庁HPより) 2024年からリニューアルするNISA制度の内容が固まりました。 www.enjoy-investment.net 以前にも解説しましたが、対象年齢などが確定しましたので改めて説明します。 <一般NISAの変更点> ・投資対象期間が5年間延長(2028年までに延長) ・年間20万までの積立投資枠(1階)と年間102万までの一般投資枠(2階)の2階建に ・1階はつみたてNISAと同じ商品、2階は個別株やETF、投資信託など従来と同様の商品の購入が可能。ただしレバレッジ…

  • 【資産作り投資】ロボアドバイザー投資をオススメできる人とは?

    www.enjoy-investment.net 既報の通り5/1からLINEスマート投資はポイント還元のない「ただの」ロボットアドバイザー投資となります。ポイント還元がなくてもロボアドとして評価できるのであれば継続しても良いのでは?とまとめました。 ここでもう一度ロボットアドバイザーの特徴とメリット・デメリットを解説します。 <ロボットアドバイザーとは?> 大きく分けて ・購入オススメ商品の提示のみ(買うのは自分) ・購入から管理までオールインワンで対応してくれる(入金と基本設定のみ) 2つに分かれます。購入オススメ商品提示のパターンについてはここでは割愛します。 LINEスマート投資は後者…

  • 【話題の】SPYDについて考える【ETF】

    SPYD(SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF)が話題になっているようです。 SBI証券の米国ETF約定件数・保有人数ランキングでトップです。 <人気の理由> ↑の画像に人気の理由が伺えます。 ・高配当である ・購入単価が安い(気軽に買える) ・経費率(信託報酬)が低い この3点は人気を集めやすい要素です。 www.enjoy-investment.net 配当に関する私のスタンスはこの記事に凝縮させています。 個人的に高配当かどうかは投資の最優先事項ではないのですが、一般的には高配当銘柄はインカムゲインを手に入れるための有力な手段として評価が高くなる傾向があります。 先ほどの…

  • 【悲報】LINEスマート投資がLINEポイント付与対象から除外される

    www.enjoy-investment.net こちらで紹介したLINEスマート投資(ワンコイン投資)ですが、残念ながら5月以降は改悪となってしまいます。 pay-blog.line.me LINEポイント付与のステージを決めるマイカラー制度がリニューアルする際に、ポイント付与対象からLINE証券・LINEスマート投資が外れてしまいました。 LINEスマート投資は週10万円投資すると2000ポイント手にできるのでかなりお得なサービスとして紹介しました。将来もずっと利用できるとは思っていなかったですが、あっけなかったです。 <ポイントメリットがないLINEスマート投資の評価は?> ポイントメリ…

  • 理解できるものに投資する〜原油・バイオ・航空〜

    4月後半話題になったのは原油先物の暴落でした。 驚愕の暴落ぶりです。 暴落の要因は「需要の急落」とされています。以前価格が下落した際は減産をめぐっての政治的駆け引きによるものでしたが、一旦減産で協調した後に大きく下げました。 このチャートは先物価格ですが、原油先物は「限月」と呼ばれる満期の様なものがありずっとポジションを保持し続けることができません。限月を迎えて保持し続けた場合、金融先物の様に差金決済ではなく、株式やETFの様に現物を貰ってもどうにもならず(タンカーや貯蔵タンクは誰でも持っているわけではないので)、さらに買い手がつかないことで暴落となったわけです。 とはいえここまで書いておいて…

  • この先の「債券」について考える

    私は全世界・全天候型に投資をしていると以前から書いています。 全世界はいうまでもなく、特定国依存ではなくなるべく世界広範囲に(といってもやはり成長性・収益性は意識せざるを得ませんが)投資するものです。 全天候型とは ・株式(景気が良い時に強い) ・債券(景気が悪い時に強い) ・ゴールド(景気が悪い時と金利が下がった時に強い) ・コモディティ(インフレに強い) という異なる性質の商品全てに投資するものです。これも成長性を加味すると偏りが出ていますが、全てにbetするという考え方をベースにしています。 <全天候型に揺るぎ?> www.nikkei.com コロナショックでレイダリオが経営しているブ…

  • 【楽しむ投資】金投資をもう少し増やします

    www.enjoy-investment.net 以前にまとめた通り、今後金(ゴールド)への投資がより注目されるようになってくると思われます。 www.enjoy-investment.net 銀の方はなかなか軌道に乗らないという状況ではありますが。こちらは現状金以上に銀のコモディティ的な特徴が強く出ており、実需が伸びていないことが足を引っ張っているものと思われます。 高値に乗っかるというよりは資産の一部に金を備えておく、その割合を増やそうというイメージです。 具体的には現在継続中のIAUの自動積立のほかに ・金の積立 ・GDXの購入 ・金関連の個別株の購入 を始めます。 金の積立は購入手数料…

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