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グエン・ズー『トゥイ・キォウの物語 』(吉備人出版)
『物語ヴェトナムの歴史』(小倉貞男著、中公新書)で紹介されていたベトナム文学の最高峰といわれる作品です。物語の始まりで、若い女性が家族を助けるために「身を売る」ということが美化されているのが、時代の違いなのか、文化の違いなのか、いまいち共感できないのです
2020/08/30 07:31
遠藤周作『沈黙』(新潮文庫)
暗くて悲しい陰鬱な気分になる作品です。少なくとも前半は。島原の乱の後、キリスト教に対する禁圧が強くなっているところに、キリスト教の宣教師が乗り込んで行きます。そして、役人に見つからないように怯えながら、逃げ隠れの生活が始まります。隠れキリシタンが役人に見
2020/08/23 20:55
マーク・トウェイン『ハックルベリィ・フィンの冒険』(新潮文庫)
「よし、それじゃあ僕は地獄へ行こう」この小説の中で一番好きな台詞です。当時は“黒ん坊”である黒人奴隷の逃亡を助けることは悪いことだったんですね。それをハック少年も分かっていた。でも、仲間であるジムを助けたいと思ってしまった。そこで、上の台詞。とても少年ら
2020/08/16 22:18
ウォルター・アイザックソン『スティーブ・ジョブズ2』(講談社+α文庫)
アップルの製品は互換性がなく、使いにくい。マイクロソフトの方が柔軟性があり、自由や競争があり、発展性がある。少なくとも、本書を読むまでは、自分はそう考えていた。ただ、アップルのように全てを1社で作ることでできるイノベーションもあるということは、ジョブズによ
2020/08/09 22:06
藤沢周平『蝉しぐれ(下)』(文春文庫)
下巻は怒濤の伏線回収でした。一つひとつの小さなシーンにちゃんとそれぞれ意味があるんですね。そして、クライマックスではハラハラドキドキの死闘があり、しっかりと盛り上がります。それまでの不遇を主人公の剣術で"逆転"する様子は、読者として気持ちがいいものです。最
2020/08/01 08:25
2020年8月 (1件〜100件)
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