除睾哀史・残照編 #8 術後2年

除睾哀史・残照編 #8 術後2年

不定期更新にしてから初の投稿。本当はもう少し間を空けるつもりでしたが、節目の日なので。 今日で睾丸摘出手術を受けてから丸2年が経ちました。心境としては術後1年の時とさほど変わりません。ただ、変わらないとは言っても、それは悪いことばかりでもなく。"本丸"がまだ残ってはいても、局部の容積が減っただけでも日々の不快感は(ゼロにはならないにせよ)感じにくくなるもの。その意味では、昨年自身が表現した「心の波が凪になった」というのは言い得て妙かと。「この身体にもだいぶ慣れてきたな」とまで言ってしまうと、流石にフィクションっぽさが過ぎますか。 術後の創部が再び痛むことも無ければ、副腎からの急激なテストステロ…