生理痛の原因として「子宮内膜症」というのがあります。これは、本来子宮の内側にある「内膜」という組織が、様々な理由で子宮の外側に飛んで増えてしまったり、子宮の壁…
小伝馬町駅・馬喰町駅・馬喰横山駅・東日本橋駅 出口から徒歩3分の東日本橋レディースクリニックです 普段の診察時間では説明しきれない事、気になる論文のご紹介、クリニック近くの飲食店をご紹介します
先日、生理痛に対してビタミンB1が効くかもしれない、という論文をご紹介したのですが、今回は生理前の調子の悪さである「PMS 月経前症候群」とサプリに関する論文…
先日、胎盤が子宮に癒着してしまった時に子宮の筋層ごと切除してしまう、という方法をご紹介しました。今回はまた別の方法で出血を抑える論文があったのでご紹介したいと…
先日、体重のよって手術の時の麻酔の値段が変わってくる話を書きました。今回は、同じように体重が手術に与える影響についての論文をご紹介したいと思います。https…
妊婦さんから質問されることの一つに飛行機に乗っていいのかという質問があります。そこで今回は「妊娠と飛行機」の関係を検証した論文をご紹介したいと思います。htt…
帝王切開では子宮そのものを切り、赤ちゃんや胎盤を出した後に子宮を縫って閉じています。その縫った部分がしっかりとくっつかずに、少しだけ開いてしまうことがあり、そ…
流産や中絶などで「子宮の中」の手術をした際、術後の合併症として「癒着」が起きる事があります。子宮というのは内膜という部分が一つのスペースとなっているのですが、…
時折、「レストランでメニューに料金が載っているのは当たり前なのに、病院で医療費が事前に全くわからないのは不親切だ」という意見を聞くことがあります。確かに、勤務…
妊娠中に糖尿病と診断された場合、将来的に糖尿病となるリスクがあるので、定期的に検査を受ける必要があるという記事を書きました。妊娠糖尿病と診断されると、妊娠中は…
先日、ピルと性機能に関するブログを書いたのですが、今回は甲状腺の病気と性機能に関する論文をご紹介したいと思います。甲状腺とは、喉にある臓器で、そこから甲状腺ホ…
生理痛の治療法として「ディナゲスト(ジェノゲスト)」という薬があります。一般的によく使われる「ピル」というものは、ホルモンが2種類含まれているのですが、そのう…
性感染症として最もメジャーなものはクラミジア感染症です。これは、長期間感染を放置しておくと不妊症の原因となったり、腹痛の原因となったりする病気で、全く症状が出…
先日、集束超音波治療という方法で子宮筋腫が治療できる、というブログを書きました。、今回は、その集束超音波で産後の胎盤遺残が治療できるかも、という論文をご紹介し…
手術をする時には、術中や術後の痛みを取るために麻酔を使ったり、様々な症状に対して薬を使ったりするのですが、なかなか「住環境」にまで手が回らないのが実情です。そ…
出産する時に、多くの病院では胎児心拍モニターというのをチェックします。これは妊婦さんのお腹の上に機械をつけて、お腹の張りと赤ちゃんの心拍数をチェックし、赤ちゃ…
今回は出産後のお話で乳腺炎について説明したいと思います。乳腺炎とは、細菌感染の有無に関わらず乳腺に炎症を起こしてしまい、痛みから授乳をやめるきっかけにもなり得…
仕事柄、トイレに行く時間がなかなか取れないと、膀胱炎を繰り返してしまう、、、女性はどうしても、外の世界から膀胱までの距離が短いため、細菌が膀胱内に入りやすく、…
先日、胎盤が子宮に強固にくっついてしまい、剥がれない場合に、子宮の筋肉ごと切り取ってしまう、という方法について説明しました。今回は、そのような「癒着胎盤」に対…
生理痛に対して使う鎮痛薬として、ロキソニンやボルタレンと言った薬が有名ですが、「ブスコパン」という薬が効くこともあります。この薬は、筋肉の収縮を和らげる作用が…
先日、ビタミンEとオメガ3脂肪酸で生理痛が軽くなる論文をご紹介したのですが、今回も同じようにビタミンEのサプリで生理痛が軽くなるという論文をご紹介したいと思い…
先日、生理痛に対してビタミンEや魚油(オメガ3脂肪酸)のサプリが効くかもしれない、という論文をご紹介したのですが、今回はまた別のサプリと生理痛に関する論文をご…
クリニックの公式LINEが現在停止中ですLINE自体のメンテナンスのため、ログインも出来ず、メッセージも見れない状況となっています本日中には復旧予定とのことな…
バルトリン腺という名前を聞いた事はあるでしょうか。これは、デリケートゾーンにある分泌物を出す部分で、腟のすぐ脇、やや肛門寄りにあります。普段は触れる事ができな…
先日、効果的なダイエット法をご紹介したのですが、今回は体重がどのように手術に影響するかのお話をしたいと思います。まず、体重の評価方法として、BMIというものが…
今回は妊娠にとって大切な臓器である「卵管」について話したいと思います。子宮から出ている細い管である「卵管」は、妊娠する際に精子を拾い上げる大切な臓器です。しか…
妊娠初期に流産してしまったり、中絶を希望された時には、子宮の中の妊娠成分を掻き出したり、吸引することになるのですが、その際の麻酔方法として、点滴で眠ってもらっ…
ピルやミレーナなど、様々な避妊方法がある中で、ミレーナは子宮の中に入れられた細い棒からホルモンが常に出続けるため、避妊効果はかなり高いことがわかっています。一…
手術をした時のリスクとして「深部静脈血栓症」という病気があります。これは、エコノミークラス症候群とも呼ばれるもので、足の太い血管の中に血の塊が出来てしまい、そ…
生理痛には、ピルやディナゲスト、ミレーナや漢方などの治療法に加えて、サプリや運動習慣など、日常生活の工夫でも改善できることを今までのブログで書いてきたのですが…
先日、卵巣年齢=AMHという検査と妊娠のしやすさは無関係だというブログを書きました。今回は、その点について論文を交えてご説明したいと思います。https://…
子宮の出口に胎盤が重なってしまうことを「前置胎盤」と言います。前置胎盤では、赤ちゃんが出てくる子宮の出口が胎盤で塞がれている為、経腟分娩が出来ずに帝王切開が必…
生理前に調子が悪くなるPMS(月経前症候群)に対して、サプリや運動習慣が効く、というブログを書いてきました。そこで、今回はリフレクソロジーのPMSに対する効果…
妊娠前から継続して薬を飲んでる方は、妊娠してから薬をどうすればいいのかという問題が出てきますが、今回は妊娠前から飲んでいる抗うつ剤について書きたいと思います。…
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生理痛の原因として「子宮内膜症」というのがあります。これは、本来子宮の内側にある「内膜」という組織が、様々な理由で子宮の外側に飛んで増えてしまったり、子宮の壁…
生理痛や生理前の調子の悪さ(月経前症候群:PMS)に対する治療としてピルを使う事が多いのですが、避妊目的でピルを使うこともあり、一番最初に飲み始めるのは「生理…
先日は無痛分娩でエスケタミンという薬を使うことで産後うつが軽快する可能性についてブログを書きました。そこで、同じようにエスケタミンと産後うつの関係について調べ…
先日、産後うつに対してデクスメデトミジンという麻酔の薬を使うことで改善するのではないか、というブログを書きました。出産直後に麻酔薬を使うことで産後うつが改善す…
産後数週間から数ヶ月の間、極端に悲しくなったり、怒りやすくなったり、今まで興味のあったものに関心を失うなど、産後うつと呼ばれる状態になる事があります。今回は、…
以前、コロナワクチンを接種することで赤ちゃんの奇形が増えるかどうかを検証したデータをご紹介しました。結論として、コロナワクチンによって赤ちゃんの奇形は増えない…
先日、つわりの原因物質としてGDF15というホルモンが原因ではないか、という報告がニュースになりました。医学:妊婦がつわりを経験する原因を調べる Natu…
先日、腕に埋め込むホルモン剤として、インプラントというタイプの避妊効果について、ブログでご紹介しました。まだ日本では認可されていないものの、かなりの高い確率で…
クリニックで診察するようになって直接関わることは無くなったのですが、癌の手術の後に放射線治療が必要になることがあります。私自身が今まで勤務してきた病院では、放…
先日、体の中に蓄えられている鉄の指標となるフェリチンという項目について、女性の頭痛と関係しているのではないか、というブログを書きました。そこで、他にフェリチン…
先日は、生理痛の原因として子宮筋腫や卵巣腫瘍を認めない「原発性月経困難症」に対して、ローズマリーが効くかも、というブログを書きました。そこで、今回は新たに別の…
血液検査で貧血を指摘された時に見る値としては「ヘモグロビン」という項目になります。生理の量が多いと、ヘモグロビンの値が下がってしまい、息切れや疲れやすさの原因…
生理痛に対して市販のサプリに効くものはないか色々と探していて、今までイソフラボンやビタミンB1、ビタミンE、ピクノジェノール、シナモンの効果についてブログに書…
デリケートゾーンの痒みの原因としてよくある「カンジダ」ですが、自然に治ったり、薬で治療した後も、頻繁に再発する事があります。カンジダが繰り返す理由として糖尿病…
先日、コロナ感染とコロナワクチンが生理周期に与える影響について、ブログを書きました。ご紹介した論文では、感染そのものやワクチンによって、生理周期には大きな影響…
先日、テストステロンを使っているトランスジェンダーの方にとっての生理についてブログを書きました。実際の外来では、なかなか診察する機会がないので、もう少し様々な…
以前、子宮頸部の中等度異形成についてのブログを書きました。以前のブログで見たデータでは、127人の方を対象に2年間フォローしていて、72%の方が改善、HPV1…
コロナ流行前から生理周期が急に崩れる方というのは外来によく来られていました。その原因として、体調不良やストレス、急激な体重変化などがあったり、全く原因がわから…
卵巣年齢と言われるAMHという値について、それを元に閉経が近いかどうかを判断するのは非常に難しい、というブログを先日書きました。そこで、今回はAMHと子宮内膜…
以前、癒着胎盤に対する治療法として、子宮の筋肉そのものを一緒に切除する手技についてブログを書きました。将来的な妊娠を考えて子宮を残すために、胎盤と一緒に子宮の…
生理前の調子の悪さであるPMSに対して、先日はフルーツを食べることが有効である、という論文をご紹介しました。今回は、日本の学生さんを対象に、生活習慣とPMSの…
子宮頸がんの原因になるHPVというウィルスに対して、ワクチンを接種することで子宮頸がんになるリスクを下げることができます。ただ、子宮頸がんの手前の異形成という…
妊娠中のワクチン接種のお話で、百日咳に関するブログを書いてきました。今回は百日咳に限らず「妊娠中のワクチン接種」によるデータが出てきたので、見ていきたいと思い…
先日、異形成に対する超音波治療のブログを書きました。その中では二つの論文をご紹介したのですが、いずれも30名程度と、比較的人数の少ない検証でした。 今回はもう…
先日は異形成に対する治療として超音波治療の効果に関するブログを書きました。そこで、今回は異形成の原因となるHPV感染と超音波治療の関係を見ていきたいと思います…
以前、子宮筋腫に対して超音波を当てて治療する、という方法をご紹介しました。この集束超音波という治療法、婦人科領域では子宮筋腫だけだと思っていたのですが、今回子…
先日は百日咳に対するワクチンを妊娠中に接種する安全性についてブログを書きました。そこで、今回はコストパフォーマンスという視点で妊娠中の百日咳ワクチンを評価した…
先日、妊娠中におすすめのワクチンとして、百日咳に関するブログを書きました。そこで、今回は百日咳のワクチンを妊娠中に接種した場合の安全性について見ていきたいと思…
百日咳という病気は、咳やくしゃみから始まり、徐々に咳が酷くなっていく病気で、比較的小さい子供に感染者が多くなっています。また、6ヶ月以下の乳幼児では重症化する…
脂肪吸引を含まない減量手術が、その後の妊娠にどのような影響を与えるかを調べた論文を見つけたので、今回はそちらを見ていきたいと思います。日本でも条件を満たせば保…
一般的に「前回早産」だと次の妊娠も早産になるリスクがあると言われています。そこで、今回は「前回早産」という情報に加えて、更に早産を予想するのに必要な情報につい…
今まで子宮頸部異形成に対するサプリや塗り薬(日本未発売ですが、、、)についてブログに書いてきました。今回は、食事関係で子宮頸がんが予防できるかも、と言う論文を…
生理前の調子の悪さである「PMS」に対して、有酸素運動やヨガなどの軽い運動が効果的というブログを以前書きました。そこで、今回はPMSと様々な生活習慣の関係につ…
先日は、異形成に対してセレニウムというサプリが効くかも、というブログを書きました。そこで、今回はまた別のサプリで「エキナセア」というハーブを使ったものが異形成…
先日、子宮筋腫がカテキンのサプリで縮む可能性についてブログに書きました。確かにカテキンサプリで子宮筋腫が小さくなった、という方はおられるのですが、特に大きさが…
先日は異形成に対して海外で使用されている「パピロケア」という製品について紹介しました。異形成に対する治療として調べていると、海外では色んな製品が出てきます。そ…
以前、子宮頸部の異形成に対して、自分で自宅で使える塗り薬の紹介しました。今回もまた同様に自宅で自分で使える塗り薬について見ていきたいと思います。・・・また日本…
産婦人科医として妊婦さんに関わっていると、妊娠中や出産直後の赤ちゃんのことには詳しくなるのですが、年単位でのお子さんの話になるとわからなくなってしまうものです…
先日は、異形成に対してビタミンDのサプリが効くかも、と言う論文をご紹介しました。一回あたりの量が非常に多いため、果たしてそれだけの量を摂取しても本当に大丈夫な…
今年は花粉症がかなりキツく、外来でも妊婦さんに花粉症の薬を処方することがとても多くなりました。妊婦さんにも使える薬はあるので、花粉症で辛い時は、かかりつけ医に…