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家庭だから伸ばせるこどもの才能 https://sansu-sugau.hatenablog.com/

「算数・数学塾」で楽しく学ぶ子どもたちの事例と、大学生となっても建築学、材料工学をそれぞれ楽しそうに学び続ける息子たちの子育てから、親子で楽しく学ぶヒントをご紹介します。専門は認知心理学です。

「算数・数学塾」では算数大好きな子どもたちが育っているようです。「教室大好き!」「算数大好き!」と言ってくれる子どもたちの笑顔は私の原動力です。教室オリジナルの算数と工作を組み合わせた20個あまりの授業を学研21世紀STEAMスクールへ提供したり、「人はなぜ学ぶのか」という認知科学、学習科学の理論を大学でも教えています。

算数大好きを育てたい♪
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2019/11/25

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  • 『1、2、3・・・10、と子どもに教えた時に起こる残念なこと』

    1から10までの数を教えた時に、残念なことが起こる可能性は高いのですが、それが分かるのは2年生になってからのことが多いです。一体何が起こって、どうすればよいのでしょう?

  • 『私もこんな風に教えてほしかった、小学生に割合を教える時のコツ』

    小学校5年生で学ぶ「割合」、小学校6年生学ぶ「分数倍」「比」は、小学校算数の中でもつまづきやす単元で、ここから算数が嫌いになってしまう子どももいます。私の専門は認知科学、学習科学ですので、子どもたちの頭の中を考えながら「割合」を教えるコツをひもといてみます。 学びの目標は「知識をつなげていくこと」「知識を体系化していくこと」なのですが、「割合」についてはどうでしょうか。 「割合」に関する単元は、3年生で学ぶ「倍」から始まり、「割合」「百分率」「比」「比例」と続いていきますが、これらはばらばらなものだと思っている子どもたちも多いのです。大人だってゆっくり考えてみたこともないかもしれません。子ども…

  • インタラクティブな算数のオンライン授業を行っています

    4月から予定していた新しい生徒さんには入室をお待ち頂いておりますが、在籍している生徒さんたちはにはすべてオンライン授業を行っています。 このところ、いつも以上に温かい感謝のメールをお母様方から頂くようになりました。そのくらい、子どもたちが笑顔で学べる時間が減っているのですね。算数・数学塾の授業では、毎週みんな笑顔になってくれていて、私も幸せな気持ちになります。 今週は、授業の後半で、2年生から6年生まで、全ての学年が糸電話(高学年は糸ではなく銅線を使用)を制作しました。 作るものは同じでも、そこで使う算数の知識は全学年違うのです。それぞれ、まさに今教室で学習している内容を活用できる内容になって…

    地域タグ:さいたま市

  • 『1人でできる算数と工作 長さのたし算とカラフルな木』

    TIMSS という国際調査でも、日本の子どもたちは算数や理科を学ぶ意義を感じていない場合が多いことがわかっていて、中学生ごろから理数嫌いになる傾向があるようです。 確かに、時々仕事で行くオーストラリアの算数の教科書と見比べると、日本の教科書の内容は現実と繋がりにくそうにも見えます。 理系の大学生となった息子たちとも、教室の子どもたちとも、さまざまな物語の中で算数を学んできました。 工作や実験と算数を結びつけてあげると、体験した内容をいつまでも覚えてくれていて、どんどん応用までしてしまうのですから本当に驚きます。 今回は、簡単にできる「カラフルな木」を作りながら ・長さのたし算 ・計算の工夫 ・…

    地域タグ:さいたま市

  • 『小学校算数 橋を工作して平行の意味を学ぼう』

    小学校で学ぶ平行は、テスト問題を解く以外に学ぶ意義を見つけ出しにくいものと感じています。 TIMSSという国際調査でも、日本の子どもたちは「算数を学ぶ意義」を感じにくい状況にあることが分かっています。 平行の単元に限らずです。 一方で、現実世界では平行は大きな意味を持ってきます。 家の本棚の棚板が平行でなかったらどうでしょう? 本が低い方に倒れていくかもしれません。 地球では重力が働くので、地面、水面に平行であることはとても重要なのですよね。 教室の一年生の子どもたちは、もちろんまだ平行は習っていませんが、工作を通して平行の作り方や意味を感じてもらいました。 この体験が、数年後に平行を学習する…

    地域タグ:さいたま市

  • 『小学校算数 円すいの実験と美しい森の工作』

    算数・数学塾の1、2年クラスと、3、4年クラスでは、円すいの実験をして、幻想的な円すいの森を作りました。 小学校では円すいは学びませんが、小学生のうちに、楽しい体験と共に中学以降の学びの土台を作っておけるといいですよね。 円すいは、展開図から作る立体が想像しにくい図形のようです。 展開図から円すいが出来ることが分かっても、側面の円の中心角と出来上がる円すいの頂角の関係はピンと来なかったりするのです。 それなら実験しなくては! 「森を作るよ!」と説明していた子どもたちに、実験もすることを告げると大喜び。 三角すいと、側面の展開図をみんなで見比べながら、 「三角すいのてっぺんになるのはどこだと思う…

    地域タグ:さいたま市

  • 『インタビュー記事:生き生きと好きなことに打ち込む大学生~子育てと受験の先にあるもの~』

    明日はいよいよ大学入試センター試験(結局今年はセンター試験のまま)です。 頑張ってきた受験生が、十分にそれぞれの力を発揮できることを願っています。 そしてこの時期は中学受験、高校受験などもあり、喜んだり、がっかりしたり、 ご家庭の中でも様々な想いがあると思います。 私の周りには、受験で燃え尽きず、大学受験後も生き生きと夢に向かう大学生や、 卒業生が多いのですが、受験も含めて皆が皆これまで順風満帆だったというわけでは ないようです。 今回は、「算数・数学塾」の子どもたちの学びの様子ではなくインタビューした 内容をご紹介いたします。 大学でアメリカンフットボール部の主将を務め、現在は大学院で研究を…

  • 『小学校算数 立体図形が飛び出す美しいカード作り』

    12月のこの時期は、どのクラスでも「灯り」を作ります。 今年の5、6年生のクラスでは、立体が飛び出すカードの仕組みを考えて、カード式の灯りを作りました。 仕組みを考えることで自分で設計できるようになります。 1つの直方体が飛び出すだけならまだ簡単なのですが、2つの大きさが違う直方体がプレゼントになって飛び出してくるのですから大変! みんなで出来上がりを観察して、どうすれば良いか考えました。 デザインナイフも上手に使えました。 最後に、10㎝毎に8個繋がっているLEDライトの配置もよーく考えて、カードが完成♪ 電気を消すと… 「うわぁ! きれい!」 子どもたちから歓声が上がりました。 どんなもの…

  • 『小学校算数 現実世界では意味を持つ図形たち』

    小学校で学ぶ図形の単元では、各部位の名称を覚えたり、面積、体積の出し方を学ぶことがゴールになりがちで、意外に「嫌い!」という子どもたちも多いです。 東京大学工学系ゼミを担当した時に、そこでは学生と科学の授業をデザインしていたのですが、工学系らしく現実世界における図形の意味を議論することもありました。 三角柱、四角柱、六角柱、などの強度を調べて棚を作ったりするのです。 重力や大気圧などを考えた時、図形たちはぐっと意味を持ってきますよね。 そんなことも子どもたちに感じてもらいたと思っています。 さて、今回紹介するのは無人島シリーズ初回の内容です。 無人島にたどり着いた子どもたちですが、なんと雨雲が…

  • 『小学生プログラミング デジタルリテラシーについて東京大学の先生と話してみました』

    小学校ではプログラミングが来年度から必修化されるので、色々と気になっている方も多いことでしょう。 「そもそも、デジタル世界、コンピューター世界の全体像ってどうなってるんだろう?」 とか、 「表面だけのプログラミングを体験してためになるのか?」 とか、疑問は山ほどですよね。 私は大学卒業後、大手メーカーのシステムエンジニアとして流通業のお客様向けのシステムを開発していました。 その時受けた教育や、業務経験を考えてみても、なんだか小学校で始まるプログラミング教育は表面をなぞるものばかりで、これでデジタルリテラシーが育つとも思えないのです。 ユーザーとしての自覚は芽生えるかもしれないけれど。 そんな…

  • 『小学校算数 クッキーパーティのお部屋で、かけ算もわり算も先取り教育!』

    「うちの子は算数が得意かも?」と感じた時に、先取り教育について頭に浮かぶ お父さん、お母さんも多いと思います。 我が家は長男(今は理系の大学3年生)が4月生まれだということもあって、小学生の 頃は常に先取り教育についても考えていました。 とはいえ「機械的に暗記したり無理やり詰め込むのは違う!」というのは、多くの方が 感じていることだと思います。 専門とする認知心理学(学習科学)では、「学ぶ」ということは研究的にも 定義されていて、簡単にいうと「箇条書きの暗記ではなく知識を体系化すること」 となります。 例えば「かけ算九九」を暗記することと「かけ算という演算」について学ぶことは 違うことなのです…

    地域タグ:さいたま市

  • 『小学校算数 楽しい物語の中で学ぶ時刻と時間』

    「あのね、先生の船ははぼくたちのより10分遅く着くんだよ~!」 とお迎えのお母さんに報告してくれたのは1年生の男の子。 私の船の作りはちょっと雑で(急いでたもので...)、丁寧に作った子どもたちの 船の方が私よりも10分速く湖を渡ることができるという設定にしました。 これは時刻と時間のを学んでいる様子です。 「無人島でね...」から始まる物語の中で、子どもたちは、1年生で学ぶ時刻だけでなく 2年生で学ぶ時間との違いを意識し、さらに太陽光発電によるエネルギーの確保、 ちょっと流体力学に触れての船の進み方まで、想像とアイデアが止まりませんでした。 先週自分たちで作った針が動かせる時計も使います。(…

  • 『小学校算数 クッキーパーティのミニチュアで学ぶ、楽しいかけ算、結合法則、分配法則』

    子どもたちはミニチュアが大好き! 単純なミニチュアでも子どもたちの想像は止まらず、たくさんの物語が生まれます。 そんな子どもたちと一緒に、単純なミニチュアを作ってかけ算を学びます。 飛び出すカードの仕組みを利用してテーブルを作り、そこに9枚のお皿を貼り付けました。 お皿が9枚なのはかけ算九九に対応しているからですが、クッキーパーティにお招きするお客様は9人でなくてもよいのです。 写真は6人のお客様に5枚ずつのクッキーを用意したところ。 椅子はおまけなので数は関係ありません。 同じ数のいちごクッキーにチョコクッキーを、子どもたちは楽しそうにお皿に置いていきます。 5個の繰り返しなので、全部で何個…

  • 『"中学受験をしない選択"のその後 大学院で留学を考える大学生に育ちました』

    関東圏では中学受験が盛んで、公立中学にいくとお先真っ暗なのでは?と 思ってるお父さん、お母さんも多いのかもしれません。 我が家はそういうわけではなかったのですが、ちょうど進学を考える時期に近くの 公立中学の評判がとても悪くなり、中学受験の準備も進めながら様子を見守ることに しました。 学校を選べば私立中学の学習環境は公立中学よりも良いものであることはわかって いても、小学生という友達とたくさん遊んでケンカする経験もできるこの時期に 塾で詰め込む時間を過ごさせることに抵抗を感じたことと、某受験塾の通信講座を 取ってみて「中学の学習が前倒しになっただけなら、急がなくていいのではない?」 と思ったこ…

  • 『小学校算数 位取りの学習はカラフルなクリップで!』

    小学校算数の、100以上の数の数え方と記録の方法(十進位取り記数法)について、楽しく学ぶ方法をご紹介します。

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