プロフィールPROFILE

frontierumakoさんのプロフィール

住所
魚津市
出身
港区

2017年、東京から富山県魚津市へ夫と共に移住。 馬の牧場をはじめました。 一年の大半はウマコたちと生活し、ときどき東京で編集者として活動しています。

ブログタイトル
富山で馬の牧場始めました
ブログURL
https://frontierumako.hatenablog.com/
ブログ紹介文
ふれあい牧場フロンティアの個性豊かな馬たちと、牧場を訪れる人達との交流をメインにマンガで紹介します。
更新頻度(1年)

25回 / 52日(平均3.4回/週)

ブログ村参加:2019/11/25

本日のランキング(IN)
読者になる

新機能の「ブログリーダー」を活用して、frontierumakoさんの読者になりませんか?

ハンドル名
frontierumakoさん
ブログタイトル
富山で馬の牧場始めました
更新頻度
25回 / 52日(平均3.4回/週)
読者になる
富山で馬の牧場始めました

frontierumakoさんの新着記事

1件〜30件

  • 牧場に訪れる様々な「家族」

    遊園地という場所柄、週末になるとファミリーがたくさん訪れます。 そして、100組いたら100通りの家族の在り方がそこにはあります。 ただ、その中でも共通することがあるんだということに、牧場での日々の中で気付かされます。 それは、どの家族も「協力」しあって家族という形を作り上げている、ということです。 小さな子どもがいる家は、お父さんとお母さんが協力し合う。たとえお父さんがちょっぴり気づきにくい人であっても、お母さんがフォローする。またその逆もあります。 そして弟妹がいるお兄ちゃんやお姉ちゃんは、下の子のことをよく見ています。たとえ一緒にはしゃいでいても、親が「下の子を見ていて」と協力を仰げば、…

  • 馬は名前を呼ぶと来るかどうか②ハクちゃんの場合

    馬は名前を呼ぶと来るかどうか。 シーちゃんの場合、エサやり体験で人と接することが多いため、名前を呼ばれる=良いことがある とインプットされています。 なので、結構な確率で名前を呼べばそばへ来ます。 では、ハクちゃんの場合はどうでしょう。 答えは 来ます でも、さまざまな理由があって、残念な結果に終わることが多いのです。 まず、成功する場合。 向かう先に敵がいないこと、好きなものがあること、好きな人がいること、生理的に阻むことがない(おしっことか) その場合は、ほぼほぼ来ます。 そして、お愛想を振りまいてくれます。 はい、可愛いです。それはそれは可愛いです。 でも、上記の理由の中でも、いちばん目…

  • 馬の催促

    ついさっきまで、もりもりとご飯を食べていたはずなのに、空っぽになった途端、愕然とした表情を浮かべてこちらを見つめる。 そして、もっと欲しい という催促から、やがて もらってない という、猛抗議に変わるのです。 食べるのが早いビバはとくにひどい。 空っぽになった自分の飼い葉桶と周囲を見比べながら、こちらが倒れてしまいそうなほどの圧を送ってきます。 それはまるで最初から自分だけもらっていなかったかのような勢いです。 ときには飼い葉桶を口に加えてブンブン振り回します。 一瞬、あれ、あげてなかったっけ?と、自分がひどいことをしているかのような錯覚さえ起こしてしまいそうになります。 これは小屋の中で食べ…

  • 思い通りにいかないのも馬のおもしろさ

    馬にとって顔面は急所です。 とくに眉間から鼻先にかけては触られるのをイヤがる馬は多いのではないでしょうか。 わたしがこれまで遊びに行っていた乗馬クラブでも、穏やかな馬でも顔を触ろうとするとそむける子も少なくありませんでした。 可愛いと顔をなでたくなるんですよね。 馬でもワンコでも猫ちゃんでも…… なんでもかんでも可愛いと顔を触りたくなるんです。 これ、結構みなさん同じだと思うのですが、ほかのどこでもない、顔なんです。 だから、ぷいっと顔をそむけられるとはっきり言って、超傷つきます。 でも、それ以外は穏やかだし、ニンジンも唇で上手に食べるし、顔以外を触ってイヤがらないし、だからもう一度顔を触ろう…

  • 牧場での過ごし方

    人は動物といることで、オキシトシンという幸せホルモンが分泌されます。 このホルモンが分泌されると、対象となる相手に対して「ぞっこん」の気持ちでいっぱいになるらしいです。 だから、動物といると癒やされたり、優しい気持ちになったりするのです。 フロンティアには 馬に乗りたい エサやりをしたい という人のほか、 ただ馬をながめていたい という人も少なくありません。 そして、馬と対峙したまま、ときどき話しかけたり、そっと頭に手をおいたり、結構長い時間牧場にいます。 そして、帰る頃には皆、菩薩様のような表情で牧場をあとにするのです。 思い起こせば、乗馬クラブへ遊びに行っていた頃のわたしもそうでした。 大…

  • 馬はやっていいことと悪いことの分別はあるかどうか

    経験上、ワンコは何度か怒られれば、やっていいことと悪いことの分別はある程度つきます。 では馬はどうでしょう。 おそらく 分別<欲望 ではないでしょうか。 なので、分別があるといえばあるのですが、分別をすぐに失いがちです。 これはあくまでも個人的な見解であり、世の分別を保ち続けていられるお馬さんたち、ごめんなさい。 さて、我が家の場合はどうでしょう。 うちのウマコたちも、分別はあります。 そして、できれば怒られたくありませんし、なにをすれば怒られるか、ある程度は理解しています。 ただ、分別を軽んじているため、だいたいの場合、簡単に欲望に支配されます。 または分別がついているがゆえにコソコソ隠れて…

  • あけましておめでとうございます

    あけましておめでとうございます! ふれあい牧場フロンティアは今年で早いもので4年目を迎えます。 この間、ウマコたちとの信頼関係作り、人とのコミュニケーション、新しい土地での暮らし、そして引き続きやらせてもらえている編集者という仕事‥‥‥。オープンからしばらくは本当に本当にバタバタで必死で、振り返ることもできませんでした。 でも気づいたら、ウマコたちとの生活の形ができ、たくさんの人との交流が生まれ、ゼロからスタートの友達ができて、ボスの助けもあって東京と魚津の両立もなんとかこなせて……。魚津の地にちゃんと立っていられているのかな、と今は思えています。 そして、昨年末からこうしてブログも始めること…

  • 馬にも感情があります

    子どもがモンスターだと思っていた時代はもはや過ぎ去り、同じ土俵に立って戦ってしまっているわたしです。 子どもにとって馬はどんな生き物なのでしょう。 幼稚園生くらいの子どもは「怖い」「怖くない」がとてもはっきりしています。 ちょうど「怖い」ってなにかを知る年齢ですから、当たり前ですね。 そして小学生になると女の子はとにかく優しい。 ウマコに対していたわりを見せてくれるのです。 お腹空いているかな、疲れていないかな…… ウマコからすると 「いたわるくらいならニンジンよこせー」 のようですが。 そして、問題なのが小学校中学年から高学年。 具体的にいうと、小学3年生から5年生の男の子です。 彼らは誰よ…

  • 馬は名前を呼ぶと来るのかどうか①

    「こいつらはね、自分の名前を呼ばれてもわからないんですよ」 昔、とある馬のNPO団体代表が こう言っていました。 馬は自分の名前をわからないのか。 いいえ、馬は自分の名前をわかっています(と思います)。 名前という概念があるかどうかはわかりません(おそらくない)が、その響きが自分を指し示すということは認識しています。 その証拠に、ビバは「ビ」と言っただけでこちらを向きますし、ビバオ、ビバタなど違う名前になっても「ビ」から始まる言葉は自分のことだとわかっています。 そして、シーちゃんにいたっては「おシルこちゃん」と呼んでも振り向きます。 冒頭のNPO団体代表の言葉は、長年ずっとずっとひっかかって…

  • 人はなぜ白馬に心惹かれるのか。我が家のハクちゃんの場合

    Merry Christmas 白馬と呼ばれる馬には二種類あり、ひとつは芦毛と呼ばれる毛色です。 芦毛ちゃんは皮膚は黒く子供の頃は黒毛。 それが年をとるうちに白くなり(白髪ですね)、やがて真っ白な馬になるのです。 そしてもう一種類は生まれつき色素が薄く、白毛の馬。 こちらは皮膚もピンクで色素がありません。 突然変異のアルビノではなく、色素の薄い血統になります。 馬の種類で言えばアメリカンクリームや毛色で言えば佐目毛などがこれに該当するのかな。 白くなった芦毛ちゃんと白毛ちゃんの違いは一目瞭然。 お鼻の先が黒ければ芦毛、ピンクなら白毛といったところでしょうか。 そして我が家のハクちゃんは佐目毛の…

  • すべての子どもにMerry Christmas

    子どもは本当に個性豊か。 誰一人として同じ子はいません。 引っ込み思案な子、積極的な子、仕切りたがりな子、かまってちゃん、ちょっととんがった子……。 子どもに耐性のないわたしにとって、オープン当初はまさに 子ども=モンスター どう接していいかわからず、大人と同じ扱いをしていたものです。 結果、それがどうやらよかったようで、3歳くらいからは親抜きでじっくりと話し合い、乗るか乗らないかを決めることもできるようになりました。 さて、フロンティアには障がいを抱えたお子さんも遊びに来ます。 うちは障がい者乗馬も行っているため、最初は諦めていた親御さんも、看板を見た途端子どもと話し合い、家族みんなで入って…

  • 大人だって馬に乗ってみたいんだよね

    西部劇に憧れていた 小さな頃農耕馬の背に揺られた記憶がある 一度でいいから乗ってみたかった フロンティアへ訪れる理由は人ぞれぞれです。 肝心なのは、「乗る」と言い出す勇気なのかもしれません。 平日のガラ空きな遊園地を狙って友達と馬に乗りに来るおばあちゃんグループ。 休日に、ヘルメットを握りしめて子どもが並ぶ列にそっと入るお父さん。 怖いからやめると駄々をこねる子どもの横で、じゃあわたしが乗る!と頬を紅潮させながら満面の笑みを浮かべるお母さん。 誰もが「乗ってみたい」という夢を実現させるために、フロンティアの入り口を開けるのです。 そんな人たちがうちのウマコたちに乗ったり触れ合ったりすることで興…

  • ビッグの一方通行の愛情

    ミニチュアホースのビッグは誰よりも体は小さいけれども心は漢。 そして、フロンティアの紅一点、シーちゃんのことが大好きで大好きでたまらないのです。 馬も人間と同じで相性があるし、ヒエラルキーもあります。 相性がいい=仲がよく対等な関係 な場合はお互い気まぐれ。それでも「あ・うん」の呼吸でもあるのか、引き寄せられるかのようにお互いに寄り添いグルーミングを始めます。 ところが ヒエラルキーが成立する仲だとそうはいきません。 上の立場がグルーミングを要求すれば下は必死に応えます。 上の立場の機嫌が悪ければ、触らぬ神に祟りなしと言わんばかりに視界に入らないよう立ち位置を調整します。 それができる馬は、単…

  • 大人の言葉は魔法の言葉

    フロンティアには遊園地という場所柄、たくさんの小さな子どもが遊びに来ます。 ウマコたちとの接し方も、それ以前に牧場への導入もそれぞれ。 子供も親も迷いなく入ってくる場合もあれば、子どもだけ、親だけが張り切っている場合も多くあります。 後者の場合はいずれも複雑で、わたしはもっぱら入り口で行く末を見守っているだけなのですが、ときどき口を出したくなることも(実際口出しちゃいます)。 それは、子どもが張り切っていて親が消極的な場合です。 さまざまな大人の事情で子どもを牧場へ入らせたくない大人は、最初から最後までネガティブな発言しかしません。 怖い、危ない、できない、どうせやだって言う…… それらの言葉…

  • 馬の八つ当たり

    夫とわたしとで怒られたときの態度が違うビーバー の話は以前しましたが、紅一点のシーちゃんは、わたしに怒られてもすたこら逃げます。 とにかくビビリ。 ちょっとした物音や動作、初めての場所……とにかくなんでも驚きます。 馬としては当たり前の反応かもしれませんが、他のウマコたちが動じない子達ばかりなので、「そこまで驚かなくても」と思ってしまいます。 ところで、そんなビビりなシーちゃんは、怒られると必ずハクかビッグにケンカをうりにいきます。 いっさいの迷いもなく突進し、至近距離まで近づいたら間髪入れずに後ろを向き蹴り上げるのです。 はたから見るとドン引きです。 ハクが我が家にきた当初はまさかの仕打ちに…

  • 賢い馬、器用な馬

    馬の知能は人間の3歳児レベルだと言われています。 その中でも賢い子、不器用な子、ちょっとアホな子……と個性が分かれるのです。 我が家のビーバーは賢い子の部類に入る、と思っています(親バカ/以降恥ずかしいので略してOB)。 ルーティーンを大事にするし、自分なりのルールも決めているし、トイレの場所も決めている。総体的に見て、きっと賢い子、なのでしょう(OB)。 賢い馬、といえば、さまざまな器用なことをしでかします。 そのひとつに、ロープ外しがあります。 これまでもよく遊び行っていた乗馬クラブの馬もロープ外しをしていました。この子もとても賢い馬だったので、やっぱりビーバーも賢い子なのでしょう(OB)…

  • 馬は草以外の食べ物も好きなのかどうか

    ごはんにお味噌汁が人間にとって主食だとすると、馬にとっての主食は草です。 そして、草であればなんでも食べる、というわけではなく、自分にとって害となる草は器用に避けます。 さらには草の中でもクローバーなどのマメ科や麦科の植物は大がつくほど好物。フロンティアでは冬季、友人の休耕田を利用して、えん麦とイタリアングラスを栽培して与えていますが、鼻を鳴らすほど喜んで食べています。 ただこれらはとても栄養価が高いため、恨めしい顔をされようがなんだろうが、食べ過ぎには注意しています。 さて、ではニンジンなど草以外の食べ物は馬にとってなんなのでしょう。 おそらく「おやつ」なのだと思います。 なので、ニンジンの…

  • 食い気よりも眠気

    当たり前ですが、馬は草食動物です。 なので、自然界ではウカウカ寝ていられません。 夜はウトウトしてはパッと起き、を繰り返しているといいます。 そして、以前の記事にも書いたように、馬は心臓に負担がかかるため、長時間横になっていることはありません。 さて、我が家のウマコたちは、決まってお昼ご飯のあとは大の字になって寝ます。 それもいびきをかくほど熟睡します。 それでも誰よりも長い間世の中を渡り歩いてきたビッグは人の気配を感じると立ち上がります。 けれどもその他の3頭は起きません……。 シルは背中に腰をかけても起きませんし、ハクも人の足を枕に寝ます。 ビーバーに至っては鼻の上にスティックニンジンを1…

  • 馬はニンジンが好きとは限らない

    やっぱり馬はニンジンが好きなんですか? 牧場にいると多くの方からこう聞かれます。 答えはYESでもなくNOでもない。 馬はニンジンだけではなく、ほかにも大根やスイカ、カブ、柿、ぶどう、りんご…… 甘さや水分の多い野菜や果物など、馬が好んで食べる食べ物はたくさんあります。 おそらく、エサやり体験でスティック状にしたにんじんが食べさせやすい、という理由から、馬はニンジン「が」好き、と思われているのではないでしょうか。 我が家のビーバーも、うちに来るまで一度もニンジンを食べたことがなかったようで、 差し出してもイヤイヤするばかり。 いっこうに口をつけることはありませんでした。 当時ビーバーは1歳半。…

  • 夫とわたしで態度が違う馬

    馬は人間が怒っているどうか、声の強さや表情、ジェスチャーで感じ取ります。 なので、怒っているとき、褒めるとき、優しくするとき、無視するときなど、 こちらも意識してメリハリをもたせた態度をとるようにしています。 曖昧が一番伝わりづらいし、彼らの学習にもならないので。 最近では馬は人間の笑っている顔(おそらく目)を認識しているという話もあり、 フロンティアに訪れる人達に可愛がってもらえるよう、 人に対してはしないぐらいの100万ボルト(古い)の笑顔で接するようにしています。 ただひとつ、悩みがあります。 それは怒り方です。 夫が怒ると踵を返して脱兎のごとく逃げます。 そこにタメも迷いもありません。…

  • いくつになっても馬を忘れないおじいちゃん

    富山県魚津市でも、昔は農耕馬を飼う家が多かったようで、 フロンティアに訪れるご年配の方の中には、とても懐かしいと言ってウマコたちをかわいがってくださる方も少なくありません。 中でも驚いたのが、オープン当初に遊びに来られたとあるおじいちゃんです。 その方は認知症を患っていました。 職員の方に車椅子を押されながら牧場へ来られたのですが、車椅子に座りながらも腰は曲がり、うつらうつらとした表情からは、目の前の馬がわかるかな?とはじめは心配しました。 けれどもわたしたちの心配をよそに、ウマコの目の前に車椅子をとめたとたん、ゆっくりとした動作で腰を上げ、 おうヨおうヨ とはっきりとした声で呼びかけながら、…

  • 心の中はごはんでいっぱい

    フロンティアのウマコたちは、 朝=牧草orヘイキューブ お昼=ヘイキューブ+ふすま+麦 晩=牧草+その他 牧草が豊富にある季節は朝昼晩牧草になる、など季節や体調ごとに調整してカロリー&栄養的にはそれぞれに十分になるよう考えて食べさせていますが、 だいたいこんな感じのごはんが主です。 これプラス、人参やさつまいも、大根などのおやつ、 そして塩を与えて塩分を補給してあげています。 さて、ウマコたちの頭の中は、常に食べ物のことでいっぱいのようです。 それは、馬の習性に基づくのかもしれません。 馬は牛のように反芻することはないため、食べたらすぐにボロ(うんち)として出てきます。そのため、常に食べて続け…

  • 馬のヒエラルキーとグルーミング

    仲がよい馬同士、お互いの皮膚を噛み合う、いわゆるグルーミングをします。 仲が悪いと決してグルーミングはしません。 フロンティアでは、ビッグとビーバーは犬猿の仲。 グルーミングどころか、顔を見ればケンカしています。 さて、ビーバーとシルは同じ生産牧場から我が家へ来たこともあり、また年も1歳違いと違いせいか、幼馴染のように普通に仲のいい二頭です。 なので、ひだまりの仲、しょっちゅうグルーミングをしています。 ただ、仲が良すぎるせいか、すぐにケンカが始まります。 ケンカの原因は、おそらく些細なことなのでしょう。 噛みどころが違う、とか、まだ続けたいのに勝手にやめた、とか、 たいていシルのワガママから…

  • 人によって態度を変える馬

    ミニチュアホースのビッグハートことビッグは、人のことをよく見ています。 幼稚園で飼いきれなくなったと理由で生産牧場に引き取られ、縁あって我が家へやってきたのはビッグが14歳のとき。 本当に14歳なのかは手帳すら持っていなかったので不明です。 うちに来た当初の様子から、本当はもっと年上なのではないかと思っています。 ところで、ビッグは本当によく人のことを見ています。 そして、人によって態度を変えます。 誰に甘えればいい思いをできるか、誰の言うことを聞いておけば怒られないか、などなど…… (ズル)賢い馬です。 そんなビッグにとって、わたしという人間はどのような存在なのでしょうか。 きっととてもとて…

  • 馬がおならをするとき

    馬のお手入れは、 ブラッシング・足裏に詰まった汚れ取り(裏掘り) が主なものになります。 とくに馬にとっては心臓の次に大事な足のケアはとても大切で朝と夕方の二回は最低チェックして、清潔にしてやります。 次に大事なのがブラッシング。 ブラッシングは汚れやフケをとるほか、血行を良くしたり、腸の動きを良くする効果があるので、裏掘りと同じく毎日必ずするお手入れです。 裏掘りもブラッシングも馬にとってはもはやルーティンのようなもの。 14歳で我が家へ来たビッグ以外、最初はシルもビーバーも嫌がり、ハクもとまどっていましたが、今ではされるがままだし、ブラッシングに至っては馬によっては大好き。 鼻の下を伸ばし…

  • 馬の寝相

    我が家のウマコたちは、お昼寝が大好きです。 お昼ご飯を食べたあとは、砂場に寝転び人間でいうところの大の字になって寝ます。 そして、時々自らのいびきに驚き飛び起きます……。アホです…… 草食動物である馬は、よほどリラックスしていない限り横になって寝ることはありません。 ましてや周囲は敵だらけの自然界では、足を折りたたんで座ることはあっても、 横になって寝ることはそうそうないでしょう。 そして体が大きい分、内臓も重い馬は、 長い間横たわっていると心臓を圧迫されてしまうため、 我が家のウマコたちも横にゴロンしても5分くらいで起き上がります。 そういった理由から、馬は足にケガを負うと命に関わる、と言わ…

  • 日焼け対策を怠った結果、あっという間に松崎し○ると化しました

    牧場がオープンしたのが3月中旬。 富山の3月はまだまだ肌寒く、長袖は必須。 エサやり体験が入れば水に濡れるため手袋の脱ぎ着が面倒で素手のまま。 長めのトレーナーの袖で寒さを凌いでいました。 その結果、日焼け止めを塗っていなかった手の甲の半分から先が日焼けで真っ黒に。 顔に塗っていた日焼け止めも、日光を遮る物が何一つない牧場ではその威力も削がれて 半月後にはおでこの半分から首元までが真っ黒に……。 あっという間に松崎し○ると化したのでした。 にほんブログ村

  • 馬は悪いことから真似していく

    馬は暇つぶしに数々のいたずらをします。 有名なところでは、体を左右にゆする「船ゆすり」、 空気を飲み込み人間でいうところのゲップをする「グイッポ」などなど それらは悪癖と呼ばれ、馬の体や精神的にも悪影響を及ぼすことから 直さなければいけない、とされています。 でもでも、そういう悪いことこそ馬はやりたいのです。 しかも、人間の子どもと一緒で、誰かがやっているとそれを見てすぐに真似をします。 いいことを真似すればいいものを、悪いことから真似していくのです…… そして各々極めていく…… 我が家の柵もところどころかじられて、まるで牧場から望む立山連峰を 描き写したかのような芸術作品に仕上がっています。…

  • いつの間にか大切な家族が増えていました

    傷だらけの日々が続く中、手放しにただただ馬を可愛い! とは思えなくなり、 牧場を続けていくことに早くも自信をなくしかけていた頃のこと。 継続している編集の仕事で東京へ行くことになりました。 富山へ移住して三ヶ月ぶりの東京でした。 滞在期間は一週間。 連日打ち合わせ、撮影、夜はスタッフたちと馴染みの新宿二丁目で飲み会。 編集者として仕事の楽しさ、素晴らしさも再認識し、 ウマコたちのお世話からも開放されて、身体的にも精神的にもひと息ついていました。 でも、どこにいても、なにをしていても、離れなかったんです。 富山へおいてきたウマコたちのことが頭から離れず、 いつの間にか家族になっていたことに気がつ…

  • 馬は優しい、穏やか、と言うが実のところはどうなのか

    牧場でよく耳にする会話に 子ども「お馬さん怖い……」 親「お馬さんは優しいから大丈夫よ」 というのがあります。 果たしてどうなのでしょうか。 答えはNO 馬だって感情を持った生き物です。 なによりも人間よりも防衛本能は強い生き物です。 だから、人間が優しく穏やかな対応をすれば優しく向き合いますが、 人間から嫌なことをされれば怒るし、意地悪をされれば仕返しをしてくるものです。 その力たるや相当なもの。 だから牧場で上記の会話を耳にするたびに、 馬にも感情があるからね。 と声をかけるようにしています。 そして我が家へやってきたウマコたちは皆、未調教でした。 馬は人間の三歳児に相当する知能を持ってい…

カテゴリー一覧
商用