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興味あること https://kyoumi-arukoto.hatenablog.com/

サボテンのIQ(知能指数)知ってる?

(本文より) 指などに刺さったトゲは梅干しで取ることができる。 梅干しの果肉を患部に塗り、絆創膏を巻いておくと、数時間後にはトゲが抜けている。 梅干しは塩分濃度が高いため、塩分濃度を薄めるために体液が排出され、それとともにトゲが抜けるとされている。

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2019/11/24

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  • 【医学】全身麻酔を世界で初めて行った人物は江戸時代の外科医・華岡青洲である

    全身麻酔を世界で初めて行った人物は江戸時代の外科医・華岡青洲である。華岡青洲(はなおかせいしゅう)は、乳がん患者に、朝鮮朝顔やトリカブトを調合した薬を投与し、手術を行った(1804年)麻酔薬の完成には幾多の困難があり、実母や妻を被験者として研究を重ねた結果、実母は死に、妻は失明した。しかし華岡は調合法を秘伝にしたため、後世には伝わらなかった。ちなみに、世界的に全身麻酔への道を開いたのは、エーテル吸引麻酔を開発した米国のウイリアム・モートンと言われている。

  • 【医学】イワシの大群など、魚一匹いっぴきの行動様式は、たった3つの情報で制御されている

    イワシの大群など、魚一匹いっぴきの行動様式は、たった3つの情報で制御されている。この理論を発表したのは、アメリカのアニメーションプログラマーであるクレイグ・レイノルズ(1987年発表)。クレイグによると、魚一匹いっぴきに、①隣同士が近すぎない、②群れから離れすぎない、③同じ方向に進む、という情報をインプットすると、自然と魚の大群ができあがるという。これは、Boid理論(群行動生成アルゴリズム)と呼ばれており、単純から複雑を作成することができることから、iPS細胞から臓器を作成する際に利用できるのではないかと研究が進められている。

  • 【医学】好きな音楽を継続的に聴いていると免疫力が高まる

    好きな音楽を継続的に聴いていると免疫力が高まる。心臓移植を行ったマウスにヴィヴァルディの『椿姫』を聴かせてみたところ、平均8日程度で心臓が止まっていたマウスの心臓が、平均40日まで伸びたという。また、モーツァルトの音楽でも平均20日まで伸びたという結果が出ており、効果がなかったものとしては、石川さゆりの『津軽海峡冬景色』、エンヤの歌声、尺八の音、小林克也の英語、地下鉄の音などが挙げられる。この研究内容を発表した新見正則は、のちにイグ・ノーベル賞を受賞することになった。

  • 【歴史】53年間、無事に出産できなかったという記録がある

    53年間、無事に出産できなかったという記録がある。そのような記録を作り出してしまったのは、南米大陸発見後に南米へ移住したスペイン人(16世紀)。スペイン人はポトシ(標高4000メートル・現ボリビア)に帝国都市を作ったが、高地で酸素が薄かったため、ことごとく死産し、不妊の傾向も顕著だった。ポトシでスペイン人が無事に出産したのは市の創設以来53年後が初めてで、聖ニコラス・トレンチノの奇跡と呼ばれた。しかし、そのときに生まれた子供は、結婚後6人の子供をもうけたが、どの子も幼児期に死亡した。

  • 【人類】人間は、自らを家畜化したいという願望を持っている

    人間は、自らを家畜化したいという願望を持っている。同種とされるブタ(家畜)とイノシシ(野生種)を比較してみると、ブタはイノシシよりも、皮下脂肪が厚く、頭が丸く、口が短く後退し、性的活動が強く、育児行動が退化しているという。これらの傾向は人類にも明瞭に認められているため、人類は自らを家畜化させたいという願望を持つという意味で、自己家畜化現象と呼ばれている。

  • 【体】人間はステーキが焼けるような環境でも生存できる

    人間はステーキが焼けるような環境でも生存できる。牛肉と子犬を連れた人間が、127℃の高温室に45分間入ってみるという実験を行ってみたところ、人間と子犬は何の異常も示さず、牛肉だけがステーキ(ウェルダン)になっていた。これは、人間が発汗能力で熱に対抗し、犬が浅速呼吸(舌などで放熱)で熱に対抗した結果である。牛肉は、発汗や浅速呼吸などが行えなかったため、見事に焼け上がってしまった。

  • 【美術】ミロのビーナスの顔は左右対称ではない

    ミロのビーナスの顔は左右対称ではない。ミロのビーナスは、古代ギリシアで制作された女性の彫刻。正確に測定してみたところ、鼻はやや右にかたむき、左耳は右耳の位置よりも上についており、左目は右目よりも中央寄りで少し上についていることが確認されている。実際の人間の顔も左右対称ではないため、ミロのビーナスもそれにならって制作されたのではないかと言われている。また、ミケランジェロも、顔が左右対称の構成では余韻がなく、温かみに欠けることを指摘している。

  • 【税金】マンションの一室などを職場にしている場合、そこが職場に該当するかどうかは、カーテンが掛かっているかどうかによって決まる

    マンションの一室などを職場にしている場合、そこが職場に該当するかどうかは、カーテンが掛かっているかどうかによって決まる。社会通念上、カーテンが掛かっている場所は住居であるとみなされる。そのため、カーテンが掛かっていれば、たとえそこが職場であると主張しても、税務上、そこは住居であると判定されることがある。もし、マンションの一室などを職場にしたいのであれば、窓にはブラインドなどを設置すると良い。

  • 【物理】西暦132年、中国にはすでに地震計が存在していた

    西暦132年、中国にはすでに地震計が存在していた。地震計を作ったのは後漢の政治家・張衡(ちょうこう)。龍の頭の形をした8つの蛇口(東西南北を示している)を瓶(かめ)の側面につけて、水で満たすことにより、地震が発生したときに流れ落ちる水の量から、地震が起きた方角を探知するというものだった。実際に、この地震計は役に立っており、500キロメートル離れている甘粛(かんしゃく)で起きた地震を観測している。

  • 【動物】ラクダもウマも右利きが多い

    ラクダもウマも右利きが多い。アリストテレスは、オウム、ライオン、ラクダを観察し、彼らは右利きであるという結論を出している。ネズミ、ウマ、クジラなどについても詳細な観察が行われており、ニホンザルは戦前の万国生理学会に発表されるなど、右利きの傾向があることが示されている。人類も、古今東西、右利きが多い。古代人の利き腕は、使用した道具や、食用とした動物の傷の状態などから推測することができるため、青銅器時代人、石器時代人、旧人、原人、猿人も右利きだったと考えられている。また、お腹の中にいる胎児も、胎生6~7ヶ月で、右利きの徴候を示すものが多い。

  • 【体】人類は直立することにより痔に悩むようになった

    人類は直立することにより痔に悩むようになった。四足歩行から、二足歩行に進化すると、内臓にかかる重力の方向は90度変化する。人類はその変化に対応すべく、腹膜を強化するなどの対応を行ったが、十分ではなかったため、直腸や膀胱のあたりに重みが集中することになった。そして、腹膜が腸と一緒に飛び出すことによりヘルニアを起こしたり、直腸が下がることによって、脱肛や痔に悩まされることになった。また、心臓よりも高い位置にある脳へ血液を送るために、血圧もあがったといわれている。

  • 【神話】アキレス腱の名称のもとになったアキレスは、実は不死身だった

    アキレス腱の名称のもとになったアキレスは、実は不死身だった。アキレスは、ギリシア神話・ホメロスの叙事詩『イリアス』に主人公として登場しており、海の神である母親が、冥土の境界を流れる川に浸して洗礼したところ、不死身になった。しかし洗礼のとき、母親はアキレスの足首をつかんでいたため、足首だけは水に浸されなかった。そのため、不死身であるにもかかわらず、足首にだけ弱点が残ってしまい、トロイ戦争のときに毒矢で足首を射たれて死んでしまった。

  • 【嘘】ピルトダウン人と呼ばれる化石人類を捏造した人物がいる

    ピルトダウン人と呼ばれる化石人類を捏造した人物がいる。ピルトダウン人を作ったのは、アマチュア古生物学者のチャールズ・ドーソン。1909年~1912年の発掘調査により発掘され、約40~50万年前に生存したとされていた。しかし、ネアンデルタール人、ピテカントロプス、アウストラロピテクスなどと比較すると、頭骨や下顎骨のバランスがあまりにも異なっていたため、その理由を探るために、様々な人たちがピルトダウン人に関する論文を書き、その数は250にものぼった。化石人類を捏造していたことは、1949年にフッ素測定を行ったことにより発覚した。しかし、250もの論文が書かれたことにより、微に入り細をうがつという、…

  • 【人物】あまりにも太っている人は、移動するのに大型トラックを使用し、埋葬のときにはクレーンが使われる

    あまりにも太っている人は、移動するのに大型トラックを使用し、埋葬のときにはクレーンが使われる。クレーンで埋葬されたのは、米国イリノイ州に住んでいたロバート・ヒューという人物。身長1.83m、体重は485kgで、胸囲は3.1m、腰回りは3.15m、腕の太さは91cmだった。あまりにも重く、身動きができないため、普段の移動には大型トラックを利用しており、31歳の時に死亡した。

  • 【化学】人魂(ひとだま)の正体はいろいろである

    人魂(ひとだま)の正体はいろいろである。土葬を主とした墓場などでは、動物の骨の成分であるリン酸カルシウムが土中で分解し、この中のリンが空気中の酸素と化合して青白く燃えだし、人魂として観察されることがある。発光バクテリア、ウミホタル、夜光虫などのついた魚を、ネコか何かがくわえて暗闇の中を走り抜けると、人魂が飛んでいるように見える。また、ユスリカ(蚊によく似た虫)やブヨの大群に発光バクテリアが付着すると、人魂が揺らめいているように見える。

  • 【歴史】18世紀後半、中国では様々な動物の部位を組み合わせて人魚を作っていた

    18世紀後半、中国では様々な動物の部位を組み合わせて人魚を作っていた。作っていたのは剥製師。様々な動物の遺骸を組み合わせて、人魚や、哺乳類と鳥類の合成動物などの剥製を作っていた。作った剥製は、旅行者などに高値で売っていた。

  • 【動物】人間にかぎらず、動物は、数が多くなるにつれて、死亡率が増加する

    人間にかぎらず、動物は、数が多くなるにつれて、死亡率が増加する。高血圧や循環器病が多発し、出生率が低下するという報告も多くある。野ウサギは、集団が過密になると、異常な行動が増える。昏睡状態に陥ったり、けいれんのような発作に陥り、走り回ったり、跳躍を繰り返したりして死ぬこともある。集団自殺で知られるレミング(タビネズミ)も、過密によるストレスで集団自殺を引き起こしていると考えられている。死亡したレミングを解剖してみると、副腎皮質が肥大しており、ストレスにさらされていたことがわかる。

  • 【植物】イチョウは一属一種しか存在しない、珍しい植物である

    イチョウは一属一種しか存在しない、珍しい植物である。ジュラ紀(1億5000万年前)には、イチョウの仲間はたくさんいたが、7000万年ほど前から急速に衰退し、そのほとんどが地球上から姿を消すことになった。当時のイチョウの葉は、シダ植物みたいな細かい切れ込みがたくさんあり、現在のイチョウの葉とは、まったく異なった形をしていた。またイチョウは精子を作る。精子はシダ植物も作るため、特に珍しいものではないが、種子で増える植物に精子があるというのは極めて珍しいため、そのことが発表されたとき、世界中の植物学者たちが驚いた。イチョウは中国では、葉の形がカモの足に似ていることから鴨脚子とも呼ばれており、鴨脚の発…

  • 【生物】種なしスイカは、染色体の数を操作することによって作られている

    種なしスイカは、染色体の数を操作することによって作られている。ふつう、スイカの染色体の数は22本(二倍体)である。しかしスイカの苗にコルヒチンという薬品をつけると、染色体の数が44本(四倍体)になる。そして、染色体の数が44本(四倍体)のスイカと、染色体の数が22本(二倍体)のスイカをかけ合わすと、染色体の数が33本(三倍体)のスイカができ、そこから取った種をまいて育てたスイカが種なしスイカになる(三倍体のスイカには生殖能力がないため)。しかし一般的に、種なしスイカは、普通のスイカより甘くないので、あまり流通していない。

  • 【病気】18世紀頃まで、ロンドンの人々は、相手の体に手を触れながら話をしていた

    18世紀頃まで、ロンドンの人々は、相手の体に手を触れながら話をしていた。昔のヨーロッパの諸民族は、体の触れ合う雰囲気を好んでいた。そのため、一つのベッドに数人で眠ることも珍しくなかった(フランス南部の山村の記録)。垢(あか)は、体を保護するものだと考えられており、体を洗うことはほとんどなかった。シラミがわくことも多く、お互いにそれを取り合うのが親愛を確かめる行為となっていた。シラミに血を吸わせることは瀉血(しゃけつ)となり、悪い血を浄化すると考えられていた。しかし、シラミはペスト菌を媒介するため、17世紀ロンドンではペスト(黒死病)が大流行した。18世紀以前のヨーロッパでは、様々な伝染病が流行…

  • 【体】積極的休息、と呼ばれる疲労回復法がある

    積極的休息、と呼ばれる疲労回復法がある。たとえば、長時間にわたって右手で字を書きつづけた場合、右手の疲労を早く回復するには、ただ手を休ませるだけでなく、左手を動かすと良いというのもである。この方法は19世紀にはすでに発見されており、左手の活動を支配する中枢の興奮が、右手の中枢の静止を誘発するため、疲労回復が早くなると説明されている(セーチェノフ効果)。

  • 【商品】自動販売機のうどん(生タイプ)の調理時間は27秒である

    自動販売機のうどん(生タイプ)の調理時間は27秒である。うどんの自動販売機は、昭和47年(1972)に川崎計量器が開発した。どんぶりに熱湯を注ぎ、傾けながら湯切りし、それを2回繰り返すことで、熱々のうどんが完成する。電子レンジが普及していなかった時代、工場で働く従業員がご飯を温め直すときに、冷や飯を湯通しにしていたのを見て、このアイデアが生まれた。

  • 【歴史】江戸時代、飴をかつぎ歩き、キセルなどの金属と飴を交換する「とっかえべえ」(取り替えよう)と呼ばれる人たちがいた

    江戸時代、飴をかつぎ歩き、キセルなどの金属と飴を交換する「とっかえべえ」(取り替えよう)と呼ばれる人たちがいた。ロウソクから流れ落ちたロウを集めてロウソクを作り直す「ロウソクの流れ買い」と呼ばれる人たちがいた。ロウソクは油を用いた行灯(あんどん)よりも3~5倍明るかったため、値段も高く、庶民にとっては贅沢品だった。灰を売り買いする商人もいた。灰屋紹由(はいやしょうゆう)という豪商は、藍染の触媒に用いる灰を売り買いして巨万の富を築いた。またアルカリ性である灰は、水に溶かすと石鹸と同じ作用を生むため、食器の洗剤としても使われていた。人の髪の毛を買い取る「おちゃない」(髪の毛の落ちはないか)と呼ばれ…

  • 【時間】昔は、時刻を表す方法に、十二支を用いる方法と、数字を用いる方法の2種類があった

    昔は、時刻を表す方法に、十二支を用いる方法と、数字を用いる方法の2種類があった。数字の場合は、夜中の12時を「九つ」と呼んでいた。そこから2時間ごとに「八つ」「七つ」「六つ」「五つ」「四つ」と数字が下がっていき、「四つ」の次は「九つ」(正午)へと時間が戻った。数字が一つずつ減っていく理由には、鐘を鳴らす回数にある。9は陰陽道における最大の陽数であるため、2時間ごとに鐘を9の倍数の数だけ鳴らそうとしていた(9回、18回、27回、36回、45回、54回)。しかし、鐘を54回も鳴らすのは大変だったため、下一桁だけを鳴らすようになり、「九つ」「八つ」という時間の単位ができた。ちなみに、三時のおやつは「…

  • 【物理】原子は原子核と電子でできているが、原子核の直径はかなり小さい

    原子は原子核と電子でできているが、原子核の直径はかなり小さい。原子核の直径は電子の軌道の10万分の1である。これは地球でたとえてみると、電子の軌道が地球の大きさで、原子核の直径は東京タワーほどである。そのため、原子の内部はスカスカということになる。

  • 【動物】ネコをアルコール中毒にした実験がある

    ネコをアルコール中毒にした実験がある。実験したのは、ウィーン大学の研究室。まず、開けるのが少し複雑な箱を用意する。この箱は、ボタンを押したり、レバーを押したりすることによって開く箱で、ネコは、訓練によりその箱を開けられるようになり、中に入っている餌を食べることができるという仕掛けである。ネコが箱を開けられるようになると、しばらくの間はその動作を繰り返し行わせることで、餌がちゃんと食べられることをネコに覚えさせる(パブロフの犬を作るのと同じ要領)。そして、ネコをアルコール中毒にするための実験が始まる。ネコが箱を開けた瞬間に冷たい風を吹きかけるのである。ネコは驚いて逃げるが、次に箱を開けたときには…

  • 江戸時代の傘は、紙さえ張り替えれば再利用できたため、使えなくなった傘を買い集める商人がいた

    江戸時代の傘は、紙さえ張り替えれば再利用できたため、使えなくなった傘を買い集める商人がいた。彼らは古傘買い、または古骨買いと呼ばれており、江戸では「古骨はござい、古骨はござい」と呼びかけながら町々を歩いていた。傘には、防水効果のある油紙が使われており、新しい油紙へ張り替えたときに取り除かれた古い油紙は、そのまま捨てるのではなく、魚肉、獣肉、味噌、香の物、寿司などを包む包装紙として再利用されていた。

  • 【語源】無駄話をして時間を空費することを「油を売る」というが、これは油を売る行商人から生まれた言葉である

    無駄話をして時間を空費することを「油を売る」というが、これは油を売る行商人から生まれた言葉である。油は油売りという行商人が売り歩いていた。そして、油差しを使い、持っていた桶から客の器へと油を移し、しずくが切れるまで待つことになるのだが、油には粘り気があるため、しずくがなかなか切れない。そこで油売りは、客と話をしたりしながらしずくが切れるのを待つことになるのだが、その待っているときの様子が仕事をサボっているように見えたため、「油を売る」は「むだ話などをして仕事を怠ける」という意味になった。

  • 【起源】端午の節句は、もともと女性が行う行事だった

    端午の節句は、もともと女性が行う行事だった。田植え開始時の豊穣を願う儀式として、蓬(よもぎ)や菖蒲(しょうぶ)など、香気の強い植物を軒先にさして邪気を払い、女たちが部屋にこもって祭りを営んだのがはじまりとされている。その後、武家社会となり、菖蒲が尚武(武を尊ぶ)につながるとして、男子の節句となった。

  • 【食物】スイカの種の栄養価は高い

    スイカの種の栄養価は高い。スイカには、シトルリンというアミノ酸の一種が含まれており、利尿作用があることから、腎臓病の妙薬として、昔から珍重されていた。栄養成分的には、カボチャの種やヒマワリの種に似ており、両者よりもタンパク質と脂肪が豊富となっている。リノール酸、オレイン酸を多く含み、血中コレステロール値を低下させる作用があることから、高脂血症や動脈硬化の予防が期待できる。また、ビタミンB1、B2が多く合まれているため、夏バテ、だるさ、集中力低下、飽きっぽさなどの症状に効果があるとされている。食べ方には、 1日か2日、種を日干しにしたものをそのまま食べる 食塩やゴマ油などで下味をつけたものを日干…

  • 【偶然】アンテナの雑音を減らすために研究していただけなのに、なぜかノーベル賞をもらった人達がいる

    アンテナの雑音を減らすために研究していただけなのに、なぜかノーベル賞をもらった人達がいる。ノーベル賞をもらったのは、ベル電話研究所で働いていたアーノ・ペンジアスとロバート・ウッドロウ・ウィルソン。アンテナの改良を行っていた二人は、正体不明の雑音をキャッチする。そして、その電波(雑音)がどこからやってくるのか調査してみたところ、どうやら宇宙全体からやってきていることがわかった。そこで専門家にその雑音のデータを見せてみたところ、それは、宇宙背景放射というビッグバンが起きたときの残り火(証拠)で、物理学の専門家が探し求めていたものだということがわかった。その後二人は、宇宙マイクロ波背景放射の発見者と…

  • 【植物】高速道路のそばで育てられているイネは、育ちが良くない

    高速道路のそばで育てられているイネは、育ちが良くない。植物の生育には日照時間が関係しているため、夜になっても電灯がともしっぱなしの高速道路のそばでは、イネの育ちは悪くなる。日照時間の生育の関係は、動物にも当てはまる。養殖のアユは、消灯6時間(太陽光と電灯で18時間)で育成したほうが生育が良くなるし、電灯の点灯時間を調整すると、秋分の日と同等の日照時間を作ることもでき、アユは秋が来たと早合点して産卵を急ぐようになる。

  • 【時間】人工衛星に取りつけられている時計は、地表にある時計よりも、時を刻む速度が速い

    人工衛星に取りつけられている時計は、地表にある時計よりも、時を刻む速度が速い。これには時空(時間と空間)が関係している。人工衛星は、地表から約20000キロ上空を回っているため、地球からの重力の影響が少なく、空間の歪みが少ないため、地表よりもゆっくりと時間が流れる(相対性理論)。もし時間のずれを考慮しないでカーナビゲーションシステムを作成してしまったら、画面に表示される車の位置が、1日あたり10キロメートルもずれてしまうことになる。そのため、人工衛星に取りつけられている時計には調整が施されており、カーナビゲーションは精度約20メートルという高性能となっている。

  • 【星】惑星の並びは、水金地火木土天海だが、昔は水星よりも内側の軌道にもう一つ惑星があると考えられていた

    惑星の並びは、水金地火木土天海だが、昔は水星よりも内側の軌道にもう一つ惑星があると考えられていた。水星の動きがニュートンの重力理論(万有引力)による計算と合わないため、同じ理論を利用して海王星を発見したルヴェリエの発言により、未知の惑星が水星の内側に隠れているのではないかと予想されていた。その未知の惑星は、バルカンと名づけられた。しかし、探しても探してもバルカンは見つからず、次第に人々は未知の惑星を探すことをやめてしまった。現在、ニュートンの重力理論で説明できなかった水星の動きは、一般相対性理論(重力理論)で説明できることがわかっており、バルカンは存在しないとされている。ちなみに、バルカンとい…

  • 【歴史】江戸時代、他家へ奉公に出ていた女性(下女)は、その家の主婦の期待にこたえるべく、マニュアル本をたくさん読んでいた

    江戸時代、他家へ奉公に出ていた女性(下女)は、その家の主婦の期待にこたえるべく、マニュアル本をたくさん読んでいた。江戸時代には、手紙の書き方や、話し方などに関する本が氾濫しており、主に下女が読んでいた。下女は、使いで先方の家を訪問する際、主婦の言葉をすべて覚えてから先方を訪問しなければならなかったし、先方に要件を伝えたあとも、先方の言葉をすべて覚えてから帰宅し、その内容を主婦へと伝えなくてはならなかった。また、使いの者としての言葉づかいも、家の階級によって異なっており、また、自分自身の挨拶もしなくてはならないなど、習得には困難を極めたため、下女たちはその手の本を多く活用していた。

  • 【魚】「鮎の友釣り」という言葉があるが、おとりに使われる鮎と、川の中にいる鮎は、友達ではなくて敵同士である

    「鮎の友釣り」という言葉があるが、おとりに使われる鮎と、川の中にいる鮎は、友達ではなくて敵同士である鮎の友釣り(あゆのともづり)とは、鮎をおとりにして、二匹目の鮎を捕まえる釣り技法のこと。まず、釣り人は、鮎を釣り糸に先端に取りつけ、釣り糸を川へと投げ入れる。鮎には、自分の縄張りに入ってきた別の鮎を攻撃するという習性があるため、おとりの鮎が縄張りに入ってくると、縄張りを守る鮎は、おとりの鮎へ執拗に攻撃を繰り返す。しかし、おとりの方の鮎は釣り糸に引っ掛けられているため、逃げ出すことができず、縄張りを守る鮎の攻撃を受け続けることになる。そして、そうこうしているうちに、縄張りを守る鮎も釣り針に引っかか…

  • 【魚】犬や猫をしつけるのと同じように、魚もしつけることができる

    犬や猫をしつけるのと同じように、魚もしつけることができる。川に放流された養殖のサケが成長して大きくなり、ふたたび元の川へ戻ってくる確率は1%未満である。ひどいときには、0.1%以下になるという。理由は、大きな魚に食べられてしまうから。そこで、サケの稚魚を調教し、大きな魚が現れたら逃げるように訓練するという実験が行われた。訓練の方法は、大きな魚が近づいてきたときに電気ショックを与えるというもの。そのように調教を繰り返すと、魚は、大きな魚が近づいてくると「電気ショックが来るのではないか」と思い、逃げるようになるという。実際に1週間調教してみて、大きな魚がいる水槽に入れてみると、サケの稚魚は大きな魚…

  • 【物理】素粒子のニュートリノは、人体にも衝突する可能性がある

    素粒子のニュートリノは、人体にも衝突する可能性がある。ニュートリノは、太陽(恒星)によって作られる*1。太陽は、核融合反応により、水素からヘリウムを作成しているが、そのときに使用しなかったエネルギーの一部がニュートリノとなって、宇宙空間に放出されている。ニュートリノは、質量が限りなくゼロに近いため、他の物質の合間をするするとすり抜けてしまう。そんなニュートリノを観測する目的で作られたのが、岐阜県飛騨市、神岡鉱山の地下にあるスーパーカミオカンデ。巨大なタンクに5万トンもの超純水を入れてセンサーを設置し、水の電子とニュートリノが衝突した際に生じる光を観測するというもの。スーパーカミオカンデでは、1…

  • 【物理】19世紀後半、絶対温度Kの単位にもなった熱力学の大家ケルビン卿は、太陽の寿命を2000万年と計算した

    19世紀後半、絶対温度Kの単位にもなった熱力学の大家ケルビン卿は、太陽の寿命を2000万年と計算した。もし太陽が、地球と同じ物理法則によって支配されているのであれば、燃料がなくなったときに、太陽は燃え尽きてしまうだろう、とケルビン卿は考えた。当時、太陽までの距離や重さはおおむねわかっていたため、地球が受けている熱量を当てはめて計算してみたところ、太陽の寿命は2000万年と計算された。しかし、古い地層を調べていた地質学者たちは、地層は数億年以上も前にはすでに存在していただろうと予測していたため、大論争が巻き起こることとなった。この論争に終止符を打ったのは、1905年に発表された特殊相対性理論だっ…

  • 【物理】一円玉が5枚あれば、東京ドーム一杯分の20℃の水を沸騰させることができる

    一円玉が5枚あれば、東京ドーム一杯分の20℃の水を沸騰させることができる。特殊相対性理論の「E=mc2」(エネルギー E = 質量 m × 光速度 c の2乗)を使って、一円玉5枚分のアルミニウムをすべてエネルギーに変換してみると、そのような計算になる。しかし一円玉(アルミニウム)からエネルギーを取り出すためには、地球破壊爆弾などを使用する必要が出てくるため、実際に試してみるのは困難である。

  • 【宇宙】太陽の黒点には水がある

    太陽の黒点には水がある。ただし、液体の水ではなくて、水分子として存在している。太陽の表面温度は約6000度となっており、その温度に達すると、水分子は、水素原子と酸素原子に分離してしまう。一方、黒点がある場所の表面温度は4000度程度であるため、水分子が分離せず、水として存在している。太陽を構成しているのは、約73%が水素、約25%がヘリウムとなっており、酸素も約1%含まれている。

  • 【地理】太平洋、大西洋、インド洋の境界線は直線である

    太平洋、大西洋、インド洋の境界線は直線である。太平洋と大西洋の境界線は、南米大陸の南端・ホーン岬から南極へと向かう経度線(垂線)になる(西経67度16分)。 大西洋とインド洋の境界線は、アフリカ大陸の南端・アガラス岬から南極へと向かう経度線(垂線)になる(東経20度)。インド洋と太平洋の境界線は二つあり、一つはオーストラリア大陸の南端・サウスイースト岬から南極へと向かう経度線(垂線)になる(東経146度49分25秒)。もう一つの境界線は、オーストラリアからインドネシアへと続く島々の間にあり、このあたりの境界線は直線ではない。ちなみに、オホーツク海や日本海などは、広い意味で太平洋に含まれており、…

  • 【物理】電車が加速すると、中にいる人の体やつり革は進行方向に対して後方に傾いていくが、軽い気体の入った風船は進行方向と同じ方向(前方)に傾く

    電車が加速すると、中にいる人の体やつり革は進行方向に対して後方に傾いていくが、軽い気体の入った風船は進行方向と同じ方向(前方)に傾く。電車の中にいるとき、人の体やつり革には、重力と慣性力(電車の進行方向とは逆向き)がかかるため、これらの合力により、後方斜め下方向に力が働く。それに対し、風船にかかっている力は浮力(重力分が引かれている)である。電車が停止しているとき、風船には、重力とは逆方向に力(浮力)がかかっている。そのため、電車が加速すると「重力+慣性力」とは逆方向に力が働くため、軽い気体の入った風船は進行方向と同じ方向(前方)に傾く。

  • 【体】ストロボで撮影したときに目が赤くなることがあるが、これは目の奥にある血管が写り込んでいるためである

    ストロボで撮影したときに目が赤くなることがあるが、これは目の奥にある血管が写り込んでいるためである。ストロボをたかなくてはならないような暗い場所では、目の瞳孔は開いている。その状態でストロボをたくと、大量の光が目の奥(眼底)まで届いてしまうため、眼底の血管が写り込んでしまい、目が赤く見えてしまう。赤目軽減機能のあるカメラは、弱いストロボ光を何度か出すことで、瞳孔を閉じさせ、赤目になるのをを防いでいる。ちなみに、白ウサギの赤い目の色も血管の色である。白ウサギの虹彩(目)には色がなく、内部が透き通っているため、眼底の血管の色により、目が赤く見える。

  • 【食物】渋柿が渋いのは、渋味成分であるタンニンが水溶性であるためである

    渋柿が渋いのは、渋味成分であるタンニンが水溶性であるためである。渋柿を食べると、渋柿に含まれているタンニンが唾液に溶け、味として認識できるようになるため、渋みを感じる。逆に、熟した柿のタンニンは水溶性ではなくなっているため、唾液には溶けず、渋みを感じない。干し柿が渋くないのも同じ理由である。

  • 【誤認】一卵性双生児は、一つの卵子に対し、二つの精子が受精したものではない

    一卵性双生児は、一つの卵子に対し、二つの精子が受精したものではない。一つの卵子に対し、二つの精子が受精することもあるが、その卵は、ほとんどの場合、うまく成長することができず死んでしまう。一卵性双生児は、一つの卵子と一つの精子によってできる(例外もある)。受精後、受精卵は細胞分裂で分割されていくが、なんらかの原因で二つに分離し、分離したものが、それぞれ個体となって生まれたものが一卵性双生児である。ちなみに、この場合の双生児は、まったく同じ遺伝情報を持っているため、同じ性別になる(クローンのようなもの)。しかし、一卵性双生児でも、生活環境によって、少しずつ違いが出てくる。血液型、遺伝病(血友病など…

  • 【魚】もともとサケの身は白色だが、海でエビやカニを食べることにより、赤くなる

    もともとサケの身は白色だが、海でエビやカニを食べることにより、赤くなる。サケの身の赤色は、エビやカニの殻に含まれているアスタキサンチンという色素によって作られており、サケは、アスタキサンチンを分解することができないため、筋肉中にアスタキサンチンがたまり、サーモンピンク色になる。ちなみに、エビやカニを茹でたときに赤色になるのも、殻にアスタキサンチンが含まれているためである。エビやカニを食べる前のサケの身は白色であるため、サケは白身魚に分類される。一方、マグロやカツオなど、常に運動し続ける回遊魚は、ミオグロビンという筋肉中に酸素を蓄える赤い色素のタンパク質を持っているため、これらの魚は赤身魚に分類…

  • 【物理】音は夜のほうが遠くまで届く

    音は夜のほうが遠くまで届く。これには気温が関係している。昼間は上空ほど気温が低く、夜は地上に近いほど気温が低くなる。音には、温度の高いところから、低いところへ向かう性質(光が水の中に入った途端に屈折するのと同じように、音は気温差があるところで屈折する)があるため、昼間の音は上空へと抜けていき、夜の音は地表に沿うような形で空気中を移動する。そのため、音は夜のほうが遠くまで届く。

  • 【動物】ヘビが舌をペロペロと出しているのは、周囲のにおいを確認するためである

    ヘビが舌をペロペロと出しているのは、周囲のにおいを確認するためである。ヘビは、湿った舌先を使って、空気中のにおい成分をキャッチする。そして、舌を口の中に戻し、あごの上部にある感覚器(ヤコブソン器官)でにおいを判断している。またヘビの中には、赤外線を感知するピット器官を持っているものもいる。

  • 【物理】カルシウムは銀色の金属である

    カルシウムは銀色の金属である。カルシウムと聞くと、骨や歯など、白色を連想することが多いが、骨や歯に使われているカルシウムは化合物(ヒドロキシアパタイト)であるため、銀色とはほど遠い白色をしている。純粋なカルシウムは金属光沢を持つ銀色の物質である。また、ふだん目にしている白色のカルシウム(と呼ばれるもの)は電気を通さないが、純粋なカルシウムは電気をよく通す。

  • 【体】人間の皮膚の一番外側の細胞は、すでに死んでいる

    人間の皮膚の一番外側の細胞は、すでに死んでいる。生きた細胞には水分が含まれているが、水分が含まれていると十分な強度を保つことができないため、意図的に細胞を殺すことにより(プログラム細胞死・アポトーシス)、強い表皮を作り出している。ちなみに死んだ細胞(角質層)は、まぶたの場合では7~8層、足の裏の場合では数十層もの厚みがある。角質は、毎日ほぼ一層ずつ新しくなっており、角質がつねに入れかわることで、乾燥や紫外線など、様々な刺激から体が守られている。

  • 【物理】フラフープの重心は、輪の中心にある

    フラフープの重心は、輪の中心にある。丸い皿など、円の内側がすべて埋まっているものの重心は、中心になる。次に、その丸い皿の内側を丸くくり抜いてみる。すると、くり抜いた方の円盤の重心も、中心にあることがわかる。丸い皿も、内側をくり抜いたものも、重心の一は中心になるため、内側をくり抜かれた残り(フラフープに相当する)の重心は、輪の中心になる。

  • 【水】海流は、水の温度差ではなくて、風の動きによって作られている

    海流は、水の温度差ではなくて、風の動きによって作られている。大気は、太陽の熱により、大気の底(地表)から温められることにより、対流を起こす(水を入れた鍋に火をかけたのと同じ理屈)。しかし海水の場合は、海水面のみが温められるため、対流を起こさない。海流は、貿易風や偏西風によって運ばれ、それぞれ西へ、東へ運ばれる。そして陸地にぶつかった海流が方向を変えて流れることにより、大きな流れを作り出している。

  • 【時間】振り子時計は、場所によって、時を刻む速度が異なる

    振り子時計は、場所によって、時を刻む速度が異なる。振り子時計は重力を利用して時を刻んでいる。しかし、地球上の重力は場所によって異なるため(重力加速度が異なるため)、時を刻む間隔に差が生じることになる。ちなみに、同じ振り子時計を月に持っていくと、2.5倍の周期で時を刻む。

  • 【歴史】明治時代の人たちは、血税という言葉を初めて見たとき、国民全員の血が抜き取られると思っていた

    明治時代の人たちは、血税という言葉を初めて見たとき、国民全員の血が抜き取られると思っていた。血税という言葉が初めて使われたのは、「全国徴兵の詔」の中の「徴兵告論」。詳細が発表されると、二十歳以上の男子の生血が取られるとか、外国に売られるのだという流言が飛びかってしまい、県庁、その他への問い合わせが殺到し、ついには各地で暴動が発生した。明治6年6月、北条県(現岡山県)では、村民3千人が竹槍や小銃を持って結集し、村2つが焼き払われた。7月には、讃岐県で1万余人が蜂起し、13箇所に放火、巡査2名が討ち死にし、280人が検挙された。8月には島根県で検挙40人、9月には長崎県で60人が暴れるなど、大暴動…

  • 【植物】サボテンのトゲは、外敵から身を守るために進化したところもあるが、どちらかというと乾燥から身を守るために進化している

    サボテンのトゲは、外敵から身を守るために進化したところもあるが、どちらかというと乾燥から身を守るために進化している。トゲは葉が進化したものである。乾燥地帯では、広い葉を持っていると、サボテンの中に含まれる水分がすぐに蒸発してしまうため、水分を逃さないようにするために細いトゲを持っている。一般的に、植物は葉に気孔を持っているが、サボテンのトゲは葉が進化したものになるため、トゲに気孔が備わっている。日中は気孔をしっかりと閉じて、水分が蒸発するのを防いでいるが、夜になると気孔を開いて二酸化炭素を取り込んでおり、、翌日、陽が差して明るくなったときに、取り込んだ二酸化炭素を使用して光合成をしている。

  • 【金属】水よりも軽い金属がある

    水よりも軽い金属がある。水よりも軽いのは、リチウム、ナトリウム、カリウムなど。これらの金属は水よりも軽いため、水に浮く性質を持っているが、水に触れると化学反応を起こし発火してしまうため、注意が必要である。また、水分と化学反応を起こすため、素手で触るのも危険である。これらの金属は、空気中の酸素で簡単に酸化させられてしまうため、普段は石油の中などに入れて保管する必要がある。

  • 【地球】地球が1周する時間は24時間ではない

    地球が1周する時間は24時間ではない。正確には、23時間56分4秒で1周している。地球は自転だけでなく公転もしている。そのため、前日と同じ時刻・同じ方向に太陽を確認するためには、約361度回転しなくてはならないため、1周(360度)の時間は、24時間よりも短くなっている。

  • 【植物】チューリップは、球根から育てるのが一般的だけれど、種から育てることもできる

    チューリップは、球根から育てるのが一般的だけれど、種から育てることもできる。しかし、種から育てると、花を咲かせるまで3年以上かかるため、植えてから数ヶ月で花を咲かせる球根のほうが一般的となっている。ちなみに、チューリップの球根は、もとの花のクローン(遺伝子が同じ)であるため、次の年にもまったく同じチューリップが咲く。

  • 【歴史】初代江戸城の城主・太田道灌は、和歌に通じていたため、和歌の内容に従って行動することにより、犯罪者を討ち取ったことがある

    初代江戸城の城主・太田道灌は、和歌に通じていたため、和歌の内容に従って行動することにより、犯罪者を討ち取ったことがある。ある日、道灌の部下である7人の武士が罪を犯したため、殺さなくてはならない事態が発生した。しかし7人の武士は、屋敷に閉じこもり、600名もの兵士を相手に必死になって抵抗していた。そこで道灌は一計を案じ、「お前たち7人を討ち取るのはたやすいが、中に1人だけ助けたいものがいるので手が出せない。しかし、これ以上待てないから攻撃する」と告げて、攻撃を開始した。すると、7人の武士全員が「1人だけ助かるのは俺ではないか」と思ってしまったため、剣先が鈍り、7人とも討ち取られてしまった。手際の…

  • 【歴史】参勤交代が行われていたとき、ある大名は、途中で旅費がなくなったため、泣いていた

    参勤交代が行われていたとき、ある大名は、途中で旅費がなくなったため、泣いていた。泣いたのは、出羽・鶴岡14万石の藩主酒井忠徳。江戸からの帰還中、福島に滞在しているときに、会計係の役人が旅費がつきたことを告げると、忠徳は「わずか百余里の旅費さえ出来ないほどなら、とても戦争の役には立たない」といって泣いた。仙台62万石の藩主・伊達重村も、江戸から帰国する際に旅費がなかった。旅費がないことを知った重村は、千住(東京)にある幕府の狩猟場へとおもむき、天幕を張って、鉄砲を撃ち始めた。その物騒な所業に、幕府側は驚いた。慌てて駆けつけた幕府の役人に対し、重村は「旅費がないから、仙台までこうやって食料を自給し…

  • 【魚】魚の体には、年輪のように、年齢が刻み込まれている

    魚の体には、年輪のように、年齢が刻み込まれている。これは「年齢形質」と呼ばれており、うろこや耳石、脊椎骨(背骨)などを調べることに、年齢が確認できる。多くの魚は、うろこを見るだけで簡単に年齢が確認できる。ヒラメなど、一部の魚類は、うろこが小さくて見にくいため、耳骨を使って年齢を確認している。

  • 【植物】ワサビは防腐剤にもなる

    ワサビは防腐剤にもなる。餅を入れたタッパーを二つ用意し、片方にはワサビおろしを1グラム入れ、もう片帆には何も入れない。それを、25℃の部屋の中に10日間放置すると、ワサビおろしを入れた方の餅にはカビは生えず、何も入れなかった方の餅はカビだらけにる。またソ連では、カラシ油の入っているガラスびんの中に入れておいたゆで卵が、25年間腐らなかったという記録もある。ほかにも、ユズ湯やショウブ湯には、風呂場のバクテリアの繁殖を抑える効果がある。また桜餅、笹餅、ちまきなどに使われる葉も、食品を保存するための生活の知恵であると考えられている。刺身にワサビ、ダイコン、シソの葉などを添えるのも、生の魚を腐らせない…

  • 【危険】カセットコンロ用の燃料缶は、カセットコンロに正しく接続しないと、火災を招くおそれがある

    カセットコンロ用の燃料缶は、カセットコンロに正しく接続しないと、火災を招くおそれがある。カセットコンロ用の燃料缶には、ブタンやプロパンなどが液体の形で充填されている。しかし、これらのガスは、液体のまま使用すると火力が強すぎる。そのため、気体のみを噴出させるために、燃料缶の口金に切れ込みを入れ、一定の角度でコンロ台に接続されるように工夫が施されている。ちなみに、口金を壊し、適当な角度でコンロ台に接続すると、爆発する危険性がある。また、打ち身などに使用するコールドスプレーは、液体ごと噴出している。液体ごと噴出することで、蒸発熱(気化熱)を利用して熱を奪い、患部を冷やしている。

  • 【植物】植物の葉で写真を現像することができる

    植物の葉で写真を現像することができる。用意するものはこちら。 写真のフイルム(現像したもの) 70℃の湯 濃度90%のアルコール ヨウ素液 ①植物の葉に写真のフイルムを貼り、光合成を行わせることで、葉にデンプンを蓄える(3時間)②葉を取り出し、熱湯にさらす(約1分)③葉をアルコールの入った容器に入れ、容器ごと70℃の湯で湯煎して脱色する(20~40分)④葉をヨウ素液に漬け、デンプンを染色する(約20分)すると、デンプンの濃淡に合わせて染色が行われるため、葉にフイルム通りの写真が現像される。白黒フイルムのほうが、はっきりと現像できる。

  • 【歴史】江戸時代、遊郭で働く女性は、客に対して本気になったとき、自らの指を切断して、その本気の度合いを見せていた

    江戸時代、遊郭で働く女性は、客に対して本気になったとき、自らの指を切断して、その本気の度合いを見せていた。これは、心中立てと呼ばれるもので、爪を剥がしたり、入れ墨をしたり、髪を切ったり、切指(切断)などを行っていた。指を切るときには、介錯人を5人連れて、障子戸を閉め切った密室に立てこもり、止血などの準備をしっかりと整えてから、遊女の指を木枕の上に置き、剃刀をあてがって、その上から重いものを叩きつけた。10人中9人が失神したと言われており、「十の指、九つにする恋の闇」という句も歌われた。しかし、指が9本になってしまった遊女の中には、悪知恵が働くものもいたらしく、火葬される人の指をもらってきては、…

  • 【歴史】戦国時代の武士は、主君を変えたとき、新たな主人には無禄で仕えた

    戦国時代の武士は、主君を変えたとき、新たな主人には無禄で仕えた。理由は、新たな主人のもとでは、まだ何も手柄を立てていないためである。浪人・斑鳩(いかるが)平次は、上杉家に仕えていたとき、2000石をもらっていた。しかし、新たに肥後(熊本県)の加藤家へ仕えようとしたとき、無禄で召し抱えてもらい、1つ戦功をあげるごとに500石を加増してもらえるよう、主君と約束をした。そして老年になったとき、平次は3500石を取るほど、めざましい手柄を立てていた。また、新しく結城秀康に仕えた金井善立(ぜんりゅう)は、最初の合戦のときに一番首をあげた。秀康は、「一番首などは、若者に任せておけ。その方を召し抱えたのは、…

  • 【電気】空気の成分で3番めに多いのはアルゴンである

    空気の成分で3番めに多いのはアルゴンである。空気の成分を多い順に並べると以下の通り。 窒素 78% 酸素 21% アルゴン 0.93% 二酸化炭素 0.04% アルゴンは、白熱電球などに使われている。電球のフィラメントは、高温になると原子が飛び出し、細くなってしまうため(酸化)、電球内にアルゴンを封入することにより、フィラメントが細くなるのを防いでいる。

  • 【植物】ニホンタンポポは、セイヨウタンポポに追われて生活圏を失っているわけではない

    ニホンタンポポは、セイヨウタンポポに追われて生活圏を失っているわけではない。人間が宅地や道路を作って自然の原野を破壊していっているため、ニホンタンポポは環境の変化についていくことができず、姿を消している。また、セイヨウタンポポは、①一年中咲いているし、②その年のうちに種子を作るし、③他のセイヨウタンポポと受精しなくても種子を作ることができる(自然不和合性がない)ため、ニホンタンポポよりも繁殖力が高い。一方、ニホンタンポポは、①春先にしか咲かないし、②種子が発芽し、花が咲くまで数年かかるし、③他のニホンタンポポと受精しないと種子を作ることができないため、繁殖力が弱い。このように、セイヨウタンポポ…

  • 【地震】気象庁は地震予知のために地震雲を利用していない

    気象庁は地震予知のために地震雲を利用していない。地震雲とは、地震が発生する前に現れる、ふだん目にすることのない特徴的な雲のことであるが、実際には明確な定義はなく、地震との関連性もはっきりとしていない。また、地震雲とされている雲の多くは、巻雲や飛行機雲といった一般的な雲であるため、気象庁は地震雲を活用していない。しかし、世間の人々は、地震雲の存在を信じ込んでしまっているため、「地震雲を見た」という問い合わせが、気象庁や気象台、天文台などに多く寄せられ、業務の妨げとなっている。

  • 【歴史】神社に奉納する絵馬は、生きた馬を奉納していた時代の名残りである

    神社に奉納する絵馬は、生きた馬を奉納していた時代の名残りである。馬は神様の乗り物だったため、天災や疫病などに見舞われたとき、氏神の神座を移して、神霊をやわらげようとしていた。それが次第に、木製や土製の馬に変わっていき、平安時代中頃から絵馬の奉納が行わえるようになった。図柄は、馬にかぎらず、信仰する神仏の姿や、それを表徴する社寺の風景なども描かれており、神仏の使いである動物の絵や、祈祷する目的を表す図案など、様々なものが描かれていた。十二支の動物を描いた絵馬は、鎌倉時代以降からよく描かれるようになった。当時、絵馬には、他人には知られたくない悩みが書かれていた。そのため、住所氏名を明らかにすること…

  • 【植物】一株のトマトの木に10000個のトマトをつける農業方法がある

    一株のトマトの木に10000個のトマトをつける農業方法がある。ハイポニカ農法(水気耕法)と呼ばれるもので、この農法でトマトを育ててみると、茎の太さが20センチメートルもあるトマトの木になり、枝は10メートルもの長さに伸びるという。ハイポニカ農法で植物を育てると、植物が早く育ち、今までとは比較にならないほど大型になり、しかもその植物には甘くておいしい作物ができる。通常、マスクメロンは、1株あたり数個しか取れないが、この農法でマスクメロンを育てると、1株あたり100個以上ものマスクメロンが取れる。

  • 【植物】世界最大の花ラフレシアは、光合成を行わない「花」だけの存在であるため、葉や茎などはない

    世界最大の花ラフレシアは、光合成を行わない「花」だけの存在であるため、葉や茎などはない。ラフレシアは、栄養を補給するために、大木の根などに寄生し、大木の養分を吸い取って生きている。そのため、ラフレシアは、茎で自分自身の体を支えることを放棄し、光合成で食事を作り出すことを放棄し、花のみを作成して、ただただ、生殖活動のみに専念している存在であるという見方もされている(性器のみの存在)。また、ラフエシアは、虫媒花であるため、虫をおびき寄せるために、強烈なにおいを周囲に発散している(人間にとっては排泄物のにおい)。

  • 【歴史】明治5年頃、日本はウサギブームにわいていた

    明治5年頃、日本はウサギブームにわいていた。当初は、かっこいいウサギを飼育するというおだやかなものだったが、海外から新種や珍種がぞくぞくと輸入されるにつれて、ウサギ飼育は次第に投機の対象となってしまった。ウサギの市場や品評会などが各所で行われるようになり、「東花兎全盛」というウサギの番付までもが売り出された。そのようなウサギブームに目をつけた悪徳業者は、毛を染料で染めたウサギを作り、珍種として高い値段で売りさばいていた。またある人物は、自分の娘を売り、それによって得た資金でウサギに投資していた。そのような狂乱ぶりに世間がわいていたため、政府はウサギに課税することを発表した(明治6年12月)。こ…

  • 【歴史】武蔵坊弁慶という人物は実在しない

    武蔵坊弁慶という人物は実在しない。義経記の第三巻には「熊野の別当弁せうが嫡子、西塔の武蔵坊弁慶とぞ申しける」という記述があり、武蔵坊弁慶が実在したかのような記述が見られる。しかし『熊野別当代々記』という戸籍を記した書物には、弁慶の父とされる「別当弁せう」に関する記録がない。また、比叡山の西塔にも、武蔵坊という僧坊はいなかったことが確認されている。さらに、義経の家来に、大長刀を振り回す乱暴な僧侶がいたという記録もないため、武蔵坊弁慶は後世の創作であると考えられている。

  • 【暦】アイヌ民族の自然暦は、なんだかかわいい

    アイヌ民族の自然暦は、なんだかかわいい。自然の移り変わりが、そのまま月の名称になっているため、アイヌ民族がどのような生活をしていたのかがわかる暦となっている。また、アイヌ民族は、北海道、千島列島、樺太など広い範囲で生活をしていたため、地域によって様々な月の呼び方をしていた。以下の月の名称は、代表的なものである。 祝い月(1月) 海の凍る月(2月) 鳥が出てきて鳴く月(4月) ハマナスを採る月(5月・6月)*1 木の葉の落ちる月(7月・8月)*2 鮭の来る月(9月) 松明で魚を獲る月(10月) 足の裏が冷たくなる月(12月) 後戻りする月(うるう月) *1:ハマナスを採り始める月(5月)と、ハマ…

  • 【植物】同じ花からとったものでも、花のミツとハチミツとの間では、成分が異なる

    同じ花からとったものでも、花のミツとハチミツとの間では、成分が異なる花のミツに含まれる成分のほとんどはショ糖で、ほんのわずかだけブドウ糖と果糖が含まれている。これに対しハチミツは、ショ糖がごくわずかしかなく、大部分がブドウ糖と果糖になっている。また、花のミツには、糖以外の物質はほとんど含まれていないが、ハチミツにはアミノ酸が大量に含まれており*1、ビタミン類*2や、インベルターゼ、グルコースオキシダーゼなどの酵素も多く含まれている。ハチミツには花粉がたくさん含まれており、ハチミツ1グラム当たり20000個もの花粉が含まれている(多い場合)。花のミツとハチミツの間で成分が異なる理由は、両者の間に…

  • 【歴史】江戸時代、人々は様々な動物を使って賭けをしていた

    江戸時代、人々は様々な動物を使って賭けをしていた。闘犬、闘牛、闘鶏などは現代にも残っているが、他にもクモを使った賭けや、ウグイスを使った賭けが行われていた。ハエトリクモを使った賭けでは、まず桶に水を張り、その上に一本の棒を置いて、その両端からクモを渡らせ、退却させたほうが勝ちというもの。ウグイスを使った賭け(鶯かけ)では、部屋の中央に梅の盆栽を置き、かごから出したウグイスたちのうち、どのウグイスが一番早く梅の枝にとまるかを当てるものだった。また「乞食バクチ」というものも行われていた。乞食たちが集まって自分の縄張りを賭けるというものだったが、負けると、一定期間、自分の縄張りが他者へ渡ってしまうた…

  • 【暦】現在の1月1日は、春分の日から逆算する形で定められた

    現在の1月1日は、春分の日から逆算する形で定められた。西暦325年に開かれたキリスト教公会議により、春分日は3月21日にすることが決定した。そして、ユリウス暦では、1月が31日、2月が28日ということが定められていたため、逆算する形で1月1日が求められた。ユリウス暦は、長い間使用していると太陽の運行と日付がどんどんとずれていってしまうため、1000年後の世界では「春分日は3月21日」という規約を守ることが困難になっていた。そこで、当時のローマ教皇は、ユリウス暦を使い続けることよりも、「春分の日は3月21日」という規約を守り続けることのほうが大事であると考えたため、ユリウス暦を捨て、現行の太陽暦…

  • 【歴史】大坂夏の陣で大坂城は落城したが、実は、大坂城を落城させたのは、大坂城を作った豊臣秀吉自身だという説がある

    大坂夏の陣で大坂城は落城したが、実は、大坂城を落城させたのは、大坂城を作った豊臣秀吉自身だという説がある。大坂城が完成したとき、秀吉は徳川家康を連れて大坂城を案内していた。そして、秀吉は、「たとえ日本全土の軍勢がこぞって攻めてきても、摂津一国の武士がこの城に立てこもる、攻略は不可能だろう」といって自慢した。すると、徳川家康は、「お言葉ごもっとも。しかしながら、そこもと様(秀吉様)のご軍略をもってすれば、いかがでございましょう」ときいたところ、秀吉は、「わけはない。またたくうちに、攻め落としてみせる」とこたえた。「とはまた、どのようなご軍略によってでござりましょう」「さればだな、全力をあげて攻撃…

  • 【酒】世界で一番アルコール度数の高い醸造酒は日本酒である

    世界で一番アルコール度数の高い醸造酒は日本酒である。醸造酒とは、原料に酵母を加え、アルコール発酵させて作った酒のことで、日本酒やワイン、ビールなどが該当する。日本酒を作ったときのアルコール度数は、23%ほど。そのままでは強すぎるため、水で薄めて出荷されている。なぜ、度数の高い酒ができるのかというと、酵母の特性である。たいていの酵母は、自分が作ったアルコールで自家中毒を起こしてしまい、死んでしまう。しかし日本酒に使う麹菌の酵母は、リビッドプロテインという複合タンパク質を持っており、アルコールからのダメージに強いため、多量のアルコールの生産が可能となっている。また、日本酒用の麹菌は、10℃という低…

  • 【歴史】昔は、形見分けというものがなく、その人が死んだら、その人のものはすべて処分することになっていたため、人々はすべてのものを処分したし、天皇家は都ごと処分した

    昔は、形見分けというものがなく、その人が死んだら、その人のものはすべて処分することになっていたため、人々はすべてのものを処分したし、天皇家は都ごと処分した。そのため、古代では遷都が頻繁に行われていた。死は汚れであり、不吉なことであり、そういう不吉な霊魂の宿っているものと絶縁するために、廃棄が行われていた。子供が死ねば、その子が持っていた玩具を焼いたし、狩猟者が死ねば弓や矢を処分したし、貴族が死ねば車や身の回りの品を焼くとか埋めるとかした。アイヌでは、一家の長である女性が死ぬと、小屋を焼いていた。死者が飼っていた馬や牛などの生き物は、放してやるか、他家のものと交換した。このような風習は世界的にも…

  • 【食物】ヨーグルトは、ノーベル賞がもらえるほど、優れた健康食品である

    ヨーグルトは、ノーベル賞がもらえるほど、優れた健康食品である。ロシアの微生物学者メチニコフは、ブルガリア旅行中、現地に住む人々の中に、90歳以上のお年寄りが非常に多くいることに気づいた。そして彼らの食生活を調査してみたところ、牛乳を発酵させたもの(ヨーグルト)を常食していることがわかった。メチニコフはさらに研究を重ね、ヨーグルトに含まれる乳酸菌が腸内環境を改善することを発見し、「ヨーグルト不老長寿説」を唱えた。そして、そうした研究が評価されたメチニコフは、ノーベル生理学・医学賞を受賞した(1908年)。また、ヨーグルトは、メチニコフが研究したことにより、世界中に広まったとも言われている。カスピ…

  • 【歴史】打ち上げ花火の「かぎやー」「たまやー」で有名な玉屋は、火の不始末により火事を起こしてしまったため、取り潰し処分を受けていた

    打ち上げ花火の「かぎやー」「たまやー」で有名な玉屋は、火の不始末により火事を起こしてしまったため、取り潰し処分を受けていた。玉屋とは、江戸・両国吉川町の玉屋市兵衛、鍵屋とは、日本橋横山町の鍵屋弥兵衛のことで、江戸の花火屋の草分けとされており、1732年以来、5月28日から3日間にわたって行われる花火大会(隅田川の川開き)のときには、上流を玉屋、下流を鍵屋が受け持ち、花火の美しさを競っていた。しかし1843年、玉屋の家屋から出火し、家や花火が全焼する事態が発生したため、玉屋は追放を命じられた。その後は、上流も下流も鍵屋が受け持って花火を打ち上げることになったが、「たまやー」の掛け声がなくなること…

  • 【歴史】江戸時代、一文銭を96枚集めると、百文銭として扱われていた

    江戸時代、一文銭を96枚集めると、百文銭として扱われていた。これは省百(しょうひゃく)と呼ばれるもので、なぜか、96=100という計算式が成り立っていた。そのため、一両は四千文であるにもかかわらず、実際には3840枚集めるだけでよかった。ちなみに、水50mlとエタノール50mlを混ぜると、100mlにならず、約97mlになる。水とエタノールは分子の大きさが異なるため、分子と分子のすきまにもう一方の分子が入り込むことにより、体積が小さくなる。

  • 【歴史】現在、叙勲は人間しかもらえないが、戦前は人間以外でも叙勲がもらえた

    現在、叙勲は人間しかもらえないが、戦前は人間以外でも叙勲がもらえた。叙勲をもらったのは、ウマやイヌ、ハトの三種。軍隊がタダ同然のように徴発していたため、その罪滅ぼしの意味を込めて、昭和8年5月に陸軍功章が設けられた。与えられる功章は甲乙丙の三種類。人間でいえば、金鵄勲章、旭日章、瑞宝章に相当するもので、勲章は首から下げることができなかったため、ウマは額革に、イヌは輪に、ハトは脚に、それぞれ勲章がつけられた。勲章は、軍馬の場合、1600頭に与えられていた。また動物は、様々なところで位階をもらっている。新田義貞の家臣の愛犬・犬獅子は、数十回の戦闘に参加したが、その後戦死したため、正四位が追贈された…

  • 【歴史】日本軍は、装甲列車と装甲列車が対決する戦闘を経験したことがある

    日本軍は、装甲列車と装甲列車が対決する戦闘を経験したことがある。満州事変が始まった翌日(1931年9月19日)、関東軍(日本軍)は、満州鉄道の機関車に鋼鉄板を張りつけ、臨時の装甲列車(走行機関車)を作成した。一方、張学良(中華民国)が率いる軍隊は、本式の装甲列車を持っていた。両者の間では、たびたび戦闘が行われることとなった(山海関~奉天の間)。翌年、日本陸軍は装甲列車の陣容をさらに大掛かりなものに編成し直した。編成後の装甲列車は、先頭から「警戒車―重砲車―軽砲車―歩兵車―指揮車―機関車―炭水車―補助炭水車―材料車―歩兵車―重砲車―軽砲車―後尾警戒車」の12両(13両?)編成で、全長167.5m…

  • 【食物】全米第1位のりんごの生産地バーモント州の人々は、罹患率の低さ、一人あたりの医療費の低さについても、全米第1位である

    全米第1位のりんごの生産地バーモント州の人々は、罹患率の低さ、一人あたりの医療費の低さについても、全米第1位である。バーモント州は、もともとりんごの生産量が多い地域だったが、りんご製品の振興をはかるために税制を改革したところ、りんご製品を得意先に配ったり(節税)、給与の一部を現物支給にすることにより(節税)、りんご製品がさかんに消費されることとなった。またりんごが豊作になると、りんごを保存するために、りんご酢(アップルビネガー)が作られるようになった。もともとバーモント州には、はちみつという特産品があったため、アップルビネガーに、はちみつを加えたドリンクが作られることになった(バーモント酢)。…

  • 【暦】神無月は神がいない月ではないし、師走は法師が走り回る月でもない

    神無月は神がいない月ではないし、師走は法師が走り回る月でもない。旧暦の月名は、和風月名(わふうげつめい)とも呼ばれている。和風月名の意味はこちら。睦月(1月・むつき) 親しい人たちがむつみあう月。如月(2月・きさらぎ) 衣更着とも書く。 暖かくなり、衣を一つ脱ぐが、寒の戻りにより、もう一度その衣を着こむところから。弥生(3月・やよい) 草木がいよいよ生い茂る月。 「くさきいやおいづき」から。卯月(4月・うづき) 卯の花(うつぎ)が咲く季節という説もあるが、明確な語源は不明。皐月(5月・さつき) サの月から。 サとは稲のことで、稲を植える月。 田植をする若い女性のことを早乙女と呼ぶが、早乙女のサ…

  • 【食物】日本で一番消費量が多い漬け物はキムチである

    日本で一番消費量が多い漬け物はキムチである。漬物ポータルサイトの「食品製造業の生産動向調査より漬物生産量」によると、1位であるキムチの生産量は19.5万トン(平成25年度)。2位は浅漬けで、10.9万トン。3位は梅干し以外の塩漬けで、7.2万トンとなっている。キムチは、焼肉屋が増えたことにより消費量が拡大していると考えられている。ただし、日本のキムチは韓国のものとは異なる原材料を使って発酵させているため辛い。韓国のキムチは、イシモチ、イワシ、ニンニクなど、20種類ほどの塩辛を使って発酵させているため、まろやかな味わいになっている。また韓国では、キムチのつけ汁を冷やして、夏などに飲んでいる(水キ…

  • 【食物】江戸時代の人たちは、病気になるのを防ぐために紙を食べていた

    江戸時代の人たちは、病気になるのを防ぐために紙を食べていた。食べていたのは「紙餅」と呼ばれる紙。これを10日に1回、味噌汁に入れて食べれば、一年中病気にならないと考えられていた。江戸時代の料理本『料理珍味集』に、紙餅の作り方が書いてある。まず、使い古した紙(障子紙など)を用意し、3日ほど水につけて汚れを取る。そして、汚れの取れた紙を撹拌(かくはん)し、粉々にして、ザルですくい、絞ってから、まな板の上に広げる。広げた紙に味つけ用の味噌を塗り、つなぎの葛粉を混ぜて一緒に練り、団子状にする。これを天日干しにして乾燥させれば「紙餅」が完成する。紙餅の効用は食物繊維が豊富なこと。これで腸にいる善玉菌を刺…

  • 【食物】ナタデココとは、酢酸菌と呼ばれる菌の膜のことである

    ナタデココとは、酢酸菌と呼ばれる菌の膜のことである。ナタデココは、アセトバクター・キシリナムという酢酸菌から作られる。加熱殺菌などを終えたココナッツ果汁に、酢酸菌を加え、2週間ほど培養(発酵)すると、厚さ2センチほどの酢酸菌の被膜が形成される。これを水につけて、酢酸を洗い落とし、天日にさらしたり、漂白したりしたものがナタデココになる。ちなみにナタとは、スペイン語で「皮膜」という意味。そのため、ナタ・デ・ココとは「ココナッツの皮膜」という意味である。

  • 【危険】甘酒を化学的に加工すれば、ニトログリセリン(爆薬)ができる

    甘酒を化学的に加工すれば、ニトログリセリン(爆薬)ができる。でも、作り方を紹介したらいろいろと問題が出てくると思うので、作り方は内緒にしておく(私は知っている)。また、人間や動物の糞尿からは硝酸カリウム(爆薬)を作ることができる。これも、作り方を紹介したら危険なので、作り方は内緒にしておく(私だけが知っている)。ちなみに、硝酸カリウムの方は、400年以上も前、日本人がまだ鉄砲や火薬を持っていなかった時代に、富山県五箇山付近の農民が作っていたことが確認されている。

  • 【歴史】江戸時代の人たちは、夏に死ぬことが多かった

    江戸時代の人たちは、夏に死ぬことが多かった。墓に記載されている死亡日を調べてみたところ、7~9月に死亡している人が多かった。夏の暑さで体力が落ち、それにより亡くなった老人や病人が多かったと考えられている。当時は、夏になると、甘酒売りが各地で甘酒を売っていた。夏バテ防止の栄養剤として珍重されたという。ちなみに、甘酒は夏の季語である。

  • 【生物】ゴキブリは50℃以上のお湯をかけると死ぬ

    ゴキブリは50℃以上のお湯をかけると死ぬ。そのため、殺虫剤などで部屋の中を汚したくない人はお湯を使うと良い。電気ポットを常備しておけば、すぐに使える。また、食器用洗剤をかけるという方法もある。洗剤をかけると、ゴキブリの呼吸器官(気門)を覆っている油が流れ落ち、水分が気門を覆うため、ゴキブリは呼吸困難に陥って死んでしまう。

  • 【記憶】電話中に落書きをすると集中力が高まる

    電話中に落書きをすると集中力が高まる。落書きは、しっかりとした絵である必要はなく、あらかじめ用意してあった図形を塗りつぶすだけでも良い(塗り絵)。イギリスのプリマス大学の研究チームが行った実験によると、図形を塗りつぶしながら電話をしていた人のほうが、会話の内容をしっかりと記憶していることが確認されている。

  • 【誤認】マッチよりも、ライターのほうが、先に発明されている

    マッチよりも、ライターのほうが、先に発明されている。マッチが発明されたのは1827年。イギリスの科学者ジョン・ウォーカーが、塩素酸カリウムと硫化アンチモンを用いたマッチを考案した。ライターが発明されたのは1772年。平賀源内が、火打ち石にバネじかけの小さなハンマーを打ちつけて点火し、モグサに火をつけるというものだった。ちなみに「土用の丑の日にウナギを食べると元気になる」と言われているが、蒲焼きやの主人に頼まれて、そのようなことを言い出したのは、平賀源内である。

  • 【動物】鶴は千年、亀は万年という言葉があるが、実際に長生きをするのは鯉である

    鶴は千年、亀は万年という言葉があるが、実際に長生きをするのは鯉である。鶴の寿命は、約40年。亀の寿命は、約150年。それに対して、鯉の寿命は、200年以上である。

  • 【工夫】女性の災害時用の靴にはバレエシューズが適している

    女性の災害時用の靴にはバレエシューズが適している。バレエシューズは、薄くて軽いため持ち運びしやすく、踊るときに履く靴であるため脱げにくく、材質は布や革であるため頑丈である。災害発生時、ハイヒールなどで避難することは困難であるため、ふだんハイヒールなどを履いている女性は、バレエシューズなど、避難用の靴を一つ用意しておくと安心である。

  • 【社会】生ゴミ処理場は、1レーン作るのに1億円かかるが、3年間で3億円も回収できる

    生ゴミ処理場は、1レーン作るのに1億円かかるが、3年間で3億円も回収できる。生ゴミを処理するのは微生物であるため、処理費用がかからず、運営すればするほど利益が出るという。そのため、生ゴミ処理場を作る話を市長に持ちかけてみると、たいていの市長は乗り気になる。しかし、そのことを議題にかけてみると、なぜか、たいていの自治体で却下されてしまう。

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