京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く(第697回)
最近ずぼらになってきて、定期演奏会の演奏曲目は当日コンサートホールでプログラムをもらって知ることも時々ある。年間スケジュールであらかじめ演奏曲目を確認していても忘れてしまうこともあるし。今日は指揮が準メルクルさんとは知っていたけれどラフマニノフのパガニーニの主題による変奏曲と知ったのは演奏会の当日だった。その二日くらい前に家でブルーノワルターが1950年にニューヨークフィルと演奏したベートーヴェンの交響曲第五番のモノラル録音のCDを聴いた。そこに収められている演奏はかなりテンポ変動が激しく、なんとなくドラマチックな演出であるように聴こえた。そしてアメリカでのモノラル録音の時代のこういう演奏はラフマニノフなど20世紀前半に主要な作品を残した作曲家の音楽がもつドラマ性と共通した時代的な背景があるのかもしれない...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く(第697回)
2025/02/22 01:49