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とにかく本を読んでいるブログ https://moriae.hatenablog.com/

日々読んだ本、気づいた事を書いてく、読書ブログ。海外コミック、絵本、小説、漫画、アメコミ、純文学、SF。

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2019/11/19

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  • 翻訳経過その2

    centerburg tales.その後、全部読みました。4話目 「パイとドーナッツの穴とあの人のこと」 ユリシスおじさんがジュークボックスを買った。それに見知らぬオッサンが持ってきたレコードをかけたら皆が歌い出した!…というわけで素読み終了。 とりあえず、 ・タイトルの似ているカンタベリー物語(Canterbury tales)はもじっただけっぽい。 ・トランプゲーム大全が欲しい。 ・ネタバレになるけど、マーク・トウェインを読まなければならない。でも、当該の一節は既に訳されている。買うなり借りるなりする。 ・1冊の本にしてみたい。印刷会社を探す。 ってところです。まずは訳さないとねー。

  • ホーマーくん続編翻訳計画

    計画というのは、まだ素読みの最中だから。とりあえず4話中3話読みました。英語力がないというのは辛い。1話目『ヘラクレスじいちゃんの話』 ホーマーくんのおじいちゃんは皆に昔話を話すのが大好き。でも、ホントか嘘か分からないような大げさな話をするもんだから、ふとした成り行きでその話を証明する事になって……?2話目『実験植物13号』 ダルシーさんのおじさんが亡くなったそうだ。科学者だったおじさんの遺産は植物の種だけ。早速植えてみたけど、この種、何だかおかしいぞ……?3話目『もっといい ずっといい』 ある昼下がりに、博士と名乗るセールスマンがやってきた!売りつける商品は「もっといいずっといい」!?……と…

  • Terry Moore 『STRANGERS in PARADISE』

    ストレンジャーズ・イン・パラダイス。私の大好きな作品。「DC.MARVEL.以外のアメコミって何があるのよ」と問われたときに、私が迷わず挙げている作品です。ストーリー、キャラクター、共に一級品で、特に伏線の張り方が上手いです。 が、日本で知名度がイマイチな本書。私の持ってる本の内だと、小学館プロダクションのマーヴルクロスにチラッと紹介されてるくらい。続編も書かれ、実写化も進行中なのに何故? これはポケット版。tpbに加え、愛蔵版も2種類出てるようで。まず長い!連載が93年~07年と、実に14年の長期シリーズ。日本でいうと『銀魂』くらいの長さ。これくらい長いと、逆にちょっとは紹介されてもよさそう…

  • 神保あつしの単行本が欲しい話。

    少女漫画の対極にある漫画家といえばなんでしょうか。そう、神保あつし先生ですね!将棋世界、日本農業新聞、漫画ゴラク連載中!ザ・オヤジの星な漫画家です。基本四コマ作家なんですが結構面白いんですよ。恥ずかしながら私は1冊も買えておりません。だって、流通に乗った単行本といえば、 ・昔出てた俺のシェフとか数冊。 ・コンビニ版の家電のデンさん ・あと挿絵の実用書がチラホラ で、日本農業新聞連載のゴリパパ一家なんて、自費出版600部。一昨年、連載1万回記念でショートアニメ製作しましたが、傑作選でもいいからそこは単行本出したれよと思いましたね。新聞連載の四コマって不遇な事が多いんですよ。全体把握するのは研究の…

  • 『バットマン:ザ・ラストエピソード』の絵本の話。

    『バットマン:ザ・ラストエピソード』です。注:ネタバレあります。 アメコミって解説の小冊子ついてること多いんですが、書いてなかったので紹介します。他の単行本より小ネタの多い話ですしね。物語の根幹に関わる絵本なんですが、実在します。 『おやすみなさい おつきさま』マーガレット・ワイズ・ブラウン まんまですね。世界4800万部の本らしいので、有名すぎると割愛したんでしょう。恥ずかしながら私は子どもの時に読んだことがありませんでした。『ちいさな もみの木』くらいです。最近になって買ったんですが、帯に「あのオバマ大統領も幼少の頃ご愛読!」みたいな事書かれてて、購買意欲が削がれたもんです。 そんな権威主…

  • ロバート・マックロスキー『ゆかいなホーマーくん』には続編があるよ。

    子どもが知恵と機転で問題を解決!という児童文学は沢山あります。 アストリッド・リンドグレーンの『カッレくん』シリーズ、ビバリー・クリアリー『ヘンリーくん』『ラモーナ』、エーリッヒ・ケストナー『エーミール』等々、有名所が多すぎて混乱するんですが、今回紹介する人はロバート・マックロスキーです。ロバート・マックロスキーは主に絵本で有名ですね。『かもさん おとおり』、『サリーのこけももつみ』など、読んだ事のある人が多いと思います。邦訳されている児童書は『ゆかいなホーマーくん』の1冊のみなんですが、私はこれが大好きなんです。(挿絵だけなら『ジャンケットがんばる』という名犬ものなんてのもありますが、残念な…

  • 読もう!Kristen Gudsnuk!

    今、アメコミ、バンド・デシネは邦訳が続々出ていて、財布は悲鳴をあげるし、もう持ってた原書の扱いに困るしで、実にいい時代だなと思います。 でも、Marvelとかの大手出版社か、映像化でもしない事には、日本語訳そうそう出ませんね。 具体的に言うとKristen Gudsnukもっと流行んねぇかなって思ってます。カタカナにするとクリステン・ガズナックでしょうか。細かい発音は不明ですが。 この人の本、なんか日本の90年代のアニメ、少女漫画辺りの匂いがすごいするんですよ。るーみっくなノリとか、ヘタウマな絵柄とか。 悩める女の子の描き方が秀逸で、表情豊かでかわいいのです。 古臭いんじゃないんですよ。ちゃん…

  • Twitterを始めたらどうも詐欺グループから電話が来た話。

    このブログ、ほぼ自分しか見てない様なので、宣伝も兼ねてTwitter初めてみたんですが。その日の夜に不正アクセスがあり、翌々日変な番号から電話が来ました。府中には住んでませんし、+881などで始まる番号は衛生電話らしいのです。いわゆるワン切り。高額な電話料金を請求したりするらしいです。十中八九悪い人たちかなと思ってます。パスワードは変更し、電話には出ませんでした。Twitterを電話番号で登録したのが不味かったんですかねー。振り込め詐欺が横行する昨今、ついうっかり電話に出ることもできない、不思議な世の中ですね。

  • オーストラリアの漫画はやっぱりオーストラリア全開だ。CAMPBELL WHYTE『HOME TIME』

    オーストラリアの漫画家CAMPBELL WHYTEによる『HOME TIME』が面白いのです。キャンベル・ホワイトでしょうか。下校時間、下校時刻と訳すみたいです。 大まかなあらすじは、終業式を終えた小学生が、帰り道に川に落ちて 不思議な妖精の国へ! という感じ。異世界転生!みたいな今風な感じではなくて、むしろ砂の妖精とかナルニア国シリーズ等の異世界探訪型児童文学にノリは近いです。背表紙には80~90年代のファンタジーがベースにあると書いてあります。 こんな感じで、一人一人にフォーカスして話が進んでいくんですが、一人ごとに画材ごと絵柄変えてますね。子どもの見えてる世界は違うものですからね。 出て…

  • 世界SF大賞傑作選

    世界SF大賞傑作選1~8全7巻を読破しました! 1~8なのに3巻がありません。何故? 全部買ったら書いてあるかなと、買い揃えたのに書いてありませんでした。気になる。今頃亜空間を漂っているか、異星人の聖書になっているか、全8巻なのに3巻しか出なかったパラレルワールドがあると思うしかありませんね! 一応収録予定作は後書きに書いてあるので、いずれ揃えます。 高騰しているアーシュラ・K・ル・グゥインの『世界の合言葉は森』が読みたかったんですよ。それだけじゃない、ド級の名作の数々でしたけどね。どれ読んでもハズレ無し。この時期のSFはなんというか活気、熱気が違いますね。 アシモフの紹介が軽妙で最高です。次…

  • レイ・ケネディー Ray Kennedy って何者?

    たまたまジャケ買いして気に入ってるCDがあります。 アイリッシュフォークのライブ盤で、大体有名な曲ばかり歌ってるかんじのCDです。 CDに表記されてるWild Irish Roverで検索すると、ケルトの雄、ダブリナーズが出てきますが、アイリッシュって、喉が酒焼けしてないと歌えないのかってくらい基本ダミ声。 それよりもメインボーカルが、澄んだ声で朗々と歌ってるのがいいなぁと思っているのです。 で、CDを取り込むと歌手名が出るんですが、歌っているのはRay Kennedyという名前の人。これが、いくらググッても出てこない。 というのも、同じ名前の歌手が他に2人いるんですね。まず日本語Wikipe…

  • アート・スピーゲルマン『マウス』と併せて読みたい

    マウスです。来年完全版が邦訳で出るようです。 comicstreet.net もともと晶文社で全2冊で出てました。長らく絶版の末、合本版の運び、ということのようです。 大体平坦な内容なんですよ。あらすじの通り話は進むし、暗いし辛いし、本当の事なんだろうなーとは思うけどやり切れなくなるし。 でも、読んだ後に誰かと話がしたくなり、読んだことなければお勧めしたくなる本でもあります。海外コミックのオールタイムベスト10とかやってる所には大体入ってます。で、読んだ後に読んだ方がいい本をすこし。 サルトル『ユダヤ人』 20世紀の哲学者、実存主義のジャン・ポール・サルトルです。 原題『Réflexions …

  • 岸政彦からロレンスへ

    岸政彦の『断片的なものの社会学』がとてもよかったので、Twitterでオススメしてた社会学の本、『ディスタンクシオン』を少し前に借りて読みました。 階層化した社会では、文化、風俗、趣味嗜好もまた階層化していく、という本で、2巻なんかはまるで自分の事が書いてあるような、凄まじい本でした。 格差の拡大とは単純に貧富の拡大だけではなく、知識格差としても現れるということでしょうか。で、その中に、D.H.ロレンスの木馬の勝者という短編が紹介してあったので読んでみたんですが、これもまたすこぶる面白い本でした。 人生は貧しい者には辛いものかもしれないが、それでも何とか生きている人々の短編集。なんと明るく、血…

  • 尾崎一雄『暢気眼鏡』

    先日読んだので。どうしても昔の作品は調べないとわからないところがあります。 ・マネキン倶楽部 conex-eco.co.jp ・ホリゾンタル blog.livedoor.jp それにしてもこの主人公はクズですね。昭和初期の文士といえば少なからず放蕩気味なところはあるもんでしょうが…。 ここまで突き抜けてひどくないと、時代を越えられないということかもしれません。整った文章で非常に読みやすいんですが。

  • 三原順の『はみだしっ子』と映画『脱出』について

    映画『脱出』は…ジョージア州の山奥の地。 ダム建設のため水没してしまう自然豊かなカフラワシー川を カヌーで下ろうとするルイス、エド、ボビー、ドリューの四人組。 楽しい川下りが続くかに見えたが、途中で出会った二人の山男に エドとボビーが拉致され、助けに駆け付けたルイスがやむを得ず 山男の一人を殺してしまい事態は一変する。 カヌーで逃げる四人。だが、姿を隠したもう一人の山男の 復讐の銃弾が容赦なく彼らを襲う──!! (DVD裏のあらすじより)というお話なんですが、これみた時『はみだしっ子』じゃん!と思いましてね。 はみだしっ子は… 三原順の少女漫画。家出した四人の少年たちの心の成長を描く。 もちろ…

  • ジェフ・スミス 『ボーン』の事

    Netflixでboneの制作が発表されました。 ew.com白いボーンという生き物と、とある滅亡した王国のその後の顛末を描く傑作ファンタジーです。 日本での邦訳は、全9巻の内モノクロ3巻までなんですが、今後どうなるんでしょうか。 翻訳は安定と信頼の小野耕生。 そもそも邦訳で3巻まで出た頃は、まだ完結していなかったんですね。1991年から2004年で完結したあと、2005年からフルカラー版で再発売されています。 全1冊なんてのもあるので、もしかしたら邦訳に期待できるかもしれませんね。途中歩いてるだけの巻とか、だれる所はあるんですが、最終巻は圧巻の一言で、間違いのない名作のひとつです。外伝もいく…

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