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自燈明・法燈明 https://blog.goo.ne.jp/jitou_houtou

日蓮をきっかけとして仏教への考察。またこの世界への考察についての「備忘録」として、このブログで自分の思考内容をまとめてみたいと思います。

斉藤 単己
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2019/11/04

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  • 発迹顕本の考えかた

    「発迹顕本(ほっしゃくけんぼん)」という言葉を、私は創価学会で若い時に良く言われていました。それは「この世界に生まれてきた目的を果たす」という意味合いの言葉でしたが、これは今でも使っているのでしょうか。教学的に言えば、以前の創価学会では日蓮正宗と同じだったので、日蓮が弘安二年に大御本尊を書き顕した事が、日蓮の発迹顕本と言っていましたが、何やら2014年11月の会則改正による教義改正では、熱原の法難を見て、幕府に対して農民信徒が反抗し、そこで弾圧を受けて幾人か亡くなった姿を通して「民衆仏法が確立した事を知った」という事に変化しています。そもそも鎌倉時代には「民衆」という概念はなく、あっても「民草」であり、その人々が社会の実権者として躍り出るなんて事はありません。この辺りは先日までやっていた大河ドラマの「鎌倉...発迹顕本の考えかた

  • UFOとオカルトの境界

    昨日は知人家族が集まっての忘年会がありまして、久しぶりに沢山食べてしまった事から、激しい胃もたれにおそわれていました。いやはや年齢というのはどうにもならんもんですね。考えてみれば私も間もなく還暦に近づいている訳で、頭髪の薄さやら首辺りの皮のたるみが気に成ったりします。心の中は何時までも高校生のままなのですが、見た目や発想などが、やはり「年相応」という事になってきているのでしょう。自分の今までの人生の来し方について、想いを馳せる事が多くなりました。さてそんな中、前置きとは関係ないのですが、Youtubeを見ていると「チャネラー」なるモノの情報発信がとても多く見受けられてしまいます。これは恐らく私自身の閲覧履歴も関係しての事なんでしょうけどね。UFOとか異星人関係の話題というのは、世間ではいまだバラエティー部...UFOとオカルトの境界

  • 戸田会長の誤謬について

    (宗教チャンネル「蘭室の友」から参照)今回は創価学会のネタについて少し書いてみます。私は創価学会の活動を離れた時から、自分が信じて来た日蓮という人物、そしてその残した教えと共に、日蓮が大事な経典だと言っていた法華経について、訓読を利用しながら幾度かその内容を読んできました。法華経(鳩摩羅什漢訳「妙法蓮華経」)を幾度か読んでみると、なるほどそういう事なのか、という部分を見つけたり、また「広宣流布」を託されたのは地涌菩薩ではなく、宿王華菩薩である事など、創価学会では知る事も学ぶ事もなかった事実に幾つもめぐり合い、その度に驚いたり得心したりという事がありました。しかし創価学会の場合、この「法華経」を独自に読んでみる事や、その経典の内容を考察して語り合う事すら出来ない状況なのです。それは何故かと言えば、既に創価学...戸田会長の誤謬について

  • 人類に施されたプログラム

    幾度か紹介していますが、爬虫類種族「Lacerta」のインタビュー記事。個人的にはこの内容の全てを盲目的に信じることは出来ません。私は世に云う陰謀論とかは大好物ですが、それらを無条件に受け入れる事は出来ないのです。ただしこういった陰謀論とか、オカルトを「全部デッチ上げだろう」と無視するのは、それはそれで勿体ない気もしています。何故なら真実や最先端のテクノロジーとは、得てして初めはオカルト的に社会は見てしまうものですし、そういった情報の中に未来への萌芽というのは隠れているものです。恐らく中世ヨーロッパで、現在の天文学の知識を披露したなら、異端審問にかけられ社会からはつまみ出され、処刑されてしまうに違いありません。大事な事はこういう情報に踊らされることなく、自分の持ち合わせている知識や智慧により、必要な情報を...人類に施されたプログラム

  • フェルミのパラドクスについて

    さて、このブログでは異星人の問題について、過去にも幾つかの記事を書いてきました。第二次世界大戦以降、主にアメリカ等でUFOの目撃事例が続き、1950年代にはアメリカ空軍で調査機関「プロジェクト·ブルーブック」を立ち上げ、このUFO問題を調査しましたが、1960年代には「目撃報告の大半は、天体、気象現象を目撃者が見間違えたもの」と結論をまとめ、UFO問題は国防上、脅威では無いとしてプロジェクトを解散しました。しかし近年、アメリカ国防総省は未確認飛行物体を公式に認め、動画を公開して調査分析を再開するようです。これは大きな方向転換であり、ここではUAP(未確認空中現象)と呼びましたが、これにより、これから先の時代、UFOの話題は単なるオカルトやバラエティ番組の題材という事にはならないと思うのですが、いまだ世界で...フェルミのパラドクスについて

  • 真言亡国からの考察

    今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」はとても面白いですね。もう間もなく終わってしまいます。このドラマは鎌倉幕府二代目執権の北条義時が、伊豆の豪族の次男として生まれ、源頼朝の挙兵に従い戦う中で側近となり、頼朝死後に頭角を現して二代目執権になるまでの物語で、とても興味深く見ています。この北条義時を扱った大河ドラマには「草燃える」(昭和54年)が過去にありましたが、このドラマでは吾妻鏡を元にストーリーが構成されていたので、今回の「鎌倉殿の13人」とは異なり、何か淡々としていました。もともと北条義時に関する歴史の文献は少ないと言われており、明確な人物像が見えないとも言われていますが、今回の脚本家の三谷幸喜氏は、様々な歴史的な文献を用いながら、この北条義時像を作り上げ、今回の大河ドラマのストーリーを構成していて、私な...真言亡国からの考察

  • 人間五十年と詠われましたが

    「人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり、一度生を享け、滅せぬもののあるべきか」 これは平家物語の「敦盛」の抄で、戦国大名である織田信長が好んで謡っていたと言われています。そしてその織田信長は享年49歳で、京都の本能寺で明智光秀により討ち取られたのは有名な話です。何故こんな話をするかと言えば、今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を見ているんですが、それと共に戦国時代の歴史モノについても最近読んでおり、丁度、織田信長から豊臣秀吉、そして徳川家康までの歴史について読み返しています。考えてみれば、武家社会というのは、鎌倉時代に始まって、江戸幕府の成立で完成したような感じで、要は400年近くかかったんですよね。安定するまで。その間、鎌倉時代もそうですが、室町時代(南北朝時代)から安土桃山時代の間、所々で社...人間五十年と詠われましたが

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