ピアノ教師にとって「才能のある子」「素質のある子」「教えやすい子」
ウィーンでピアノ弾きと教師をしています。 オーストリア移住、人生半分をとうに超えました。 娘はヴァイオリニストでウィーン国立音楽大学院とザハール・ブロン・アカデミーの学生です。オーストリア・ウィーンの日常をお伝えしています。
ウィーンに定住したいですか?不名誉な、でもなんとなく住んでる人には理解できる調査結果「最も不親切な都市はウィーン!!!」
いつか、ウィーンで友人を作るのは簡単じゃないよ、という事を書きましたが、それを証明するような新聞記事を見つけました。ズバリ、「最も不親切な都市はウィーン」です。ドイツ語のわかる方はこちらをどうぞ。他のランキングでは、「最も生活の質が良い都市
これもよく聞かれる質問ですが、お答えは簡単で、いつからでも、です。 特に右のダンパーペダルは、初日から使ったり
ピアノのお稽古 信じられないけれどいたずらをする子供への対処法は?
「いたずら」と可愛く書きましたが、そんな可愛いものでない場合もあるようです。日本は犯罪であっても「いたずら」と表現するのでそう書いてみましたが、日本の「いたずら」のいくつかは立派な違法行為です。きちんと現行犯で見つけ、叱りましょう。私はもと
ピアノでもヴァイオリンでも、教師として働くのなら、自分も現役で弾けたほうが絶対に良いという件
こちらでは、音楽大学の教授になる為に「演奏の試験」というものがあります。自身の演奏30分くらい、そしてタイプの違った学生2人を公開で指導することがセットで採用試験、となっています。さてさて、今日は何を言いたいかというと、別に音楽大学の教授や
ピアノ・ヴァイオリンの練習時間と上達(実力)は正比例するか?
*写真は最近本当にきれいなウィーンのヴォティーフ教会です*以前にも自分の体験を持って書きましたが、答えは簡単で「比例しません」です。正確に言えば、「正しい練習方で、一定の時間以上練習していれば上手くなる」であって、「正しくない練習であれば反
ピアノのレッスン 急にやる気のなくなっちゃったちびっ子に対する対処法は?「待つのも大切」という後日談付き
このようなご相談をお受けしたので、経験談を書いてみたいと思います。で、私はこれから「私の体験」を書いていくのですが、ご存知の通り、私の住んでいるのはウィーンであり外国、日本ではないし、生徒も99%が日本人ではありません。よって、お役に立たな
ピアノのお悩み 手が小さい、指が短い、もうどうにもならないの?
私は手が小さいです。そして指も短い方だと思います。身長は160cm以上あるし、靴のサイズだって日本でいう24.5cm。日本人女性としては、そんなに小さいわけでもないのに、「手は小さい!!!」左手はなんとか9度(ドからレ)がとどきますが、右手
あなたはコンサートに呼ばれた時、演奏者に花束を用意しますか?もしくはプレゼントを持って行きますか?
私はウィーンに住み、もう30年以上になるので、日本のコンサートにはかなり長く訪れていません。だから日本の状態を全然知らないのです。だから日本のピアニストのお友達から「コンサートで知人のお客さまから頂く大量の花束やプレゼントを運ぶ為に、タクシ
ステージ衣装 ドレスの丈は処理しないよりも、きちんと背丈に合わせて仕立てた方が上品で素敵だと思う件
*ウチの娘みたいに、いっつも同じドレスを着るのもちょっとね、と思うのですが、今は贅沢禁止*ステージでのドレスについて、ちょっとだけ思いついたことを書きます。日本では日本のドレスの習慣があるようなので、以下のお話は日本以外でのステージ、という
ピアノで部分練習をしているときに「嫌な事」を考えてはいけないというお話
今日のお題は、そのものずばり「ピアノで(別にヴァイオリンでも他の楽器でも同じだと思うけれど)部分練習をしている
ピアノやヴァイオリン 「天才・神童」とはなに?本当にそんなの存在するのでしょうか?
コンサートの宣伝やネットで「○○の天才!現る!!!」みたいなものをよく目にすることがあります。これはもう、日本
初めてのレッスンでもコンサートでもマスタークラスでもなんでも「心配」を「楽しみ」に意識を変えよう!
ピアノでもヴァイオリンでも過度の緊張があるといつもの実力が発揮できないのは、みなさんご存知の通りです。私の生徒さんでも「家では間違えないで弾けたんです!お願い!信じて!」なんてことは大人の生徒さんのアルアルです。逆に子供はどんなに練習してい
オーストリアで友人を作るにはどうしたらいいの?現実はけっこう難しい、というお話
某所である方が「オーストリアで友人を作るには?」というテーマでつぶやいていらして、私も最近考えるテーマだったので、今日はそのことについて書いてみます。私は30年以上ウィーンに住んでいます。その間、色々な国の人達と知り合ってきました。欧州の人
スイスに音楽留学したらどうなるの?物価は欧州諸国に比べると、やっぱり高い〜のおはなし
別にうちの子がスイスに留学しているとか、そういう話ではないのですが、マスタークラス等で定期的にスイスに訪れています。そして毎回痛感することは、やっぱり「スイス、物価すごい〜〜〜!」です。私たちの滞在するのは、チューリッヒなどの大都会ではない
ピアノのアウトプット。人に指導するように、自分に教えてみるのは効果絶大。やってみましょう!
いつか、人間はアウトプットが大切、という話を書きました。音楽家にとって最大のアウトプットは、パフォーマンス。人前で演奏する事ということを書いたと思うのですが、もうひとつ、忘れてはいけない立派なアウトプットがあります。それは「人様に教える」と
留学生活と人間関係、心地よい毎日の生活のためには?遊ぶ気がないのならはっきりと断わって問題ないという話
音楽留学であれ、普通の留学であれ、何のためにその大学に来ているのか?目的は人それぞれです。それでも人間関係を円滑に心良いものにして生活できれば、それに越したことはありません。それには少し気まずいと思っても、自分の意志はきちんと通すことが大切
ピアノのレッスンにて「もっと食べたいな」と思ったところでストップするのが、レッスンでの喜びが長続きするコツかも、という話
いつかちびっ子のレッスンをしているときに思った事です。その子は、年齢の割には大きく(外人だから)まあるい、適度に肉つきがあって、ゴム毬のように柔軟でへんなクセがついていない、とても良い手をしています。まだ若いし、集中力が持続しないのは当たり
海外移住30年超え ウィーンで一人暮らしをしてみてかかった 1ヶ月の食費
以前にも書きましたが、私はおひとりさま大好き人間、なのに本当に全くのひとり暮らしをした経験は「ほぼない」のです。東京では自宅だったし、こちらに来てすぐに同居だったし、あっという間に子供も産まれたし、でまったくひとりになれたのは最近です。とい
「ブログリーダー」を活用して、ピアノ佳奈ドットコム・ウィーンさんをフォローしませんか?
ピアノ教師にとって「才能のある子」「素質のある子」「教えやすい子」
音楽(海外)留学をするのに、語学は必要でしょうか?はい、絶対に必要です。
久々のブログ スイスから「お月謝」「レッスン料」について
外国、オーストリアでもどこでも良いのですが「移住したいな」と思う人の心をよぎることのひとつに、この「差別に対す
私は留学斡旋業を営んでいるわけでは、全くないのですが、定期的に音楽留学のご相談のメッセージをいただきます。 で
日本でいう、音楽大学の附属中学校・高校というものはオーストリアに存在しません、という話
ウィーンにてアパートのトラブル 蟻の被害について
あまりにブログが放置プレイ(悲しいほど死語)になっているので、ちょっと書きます。 別にお気楽なご隠居生活を送っ
私は欧州に住んで35年くらいになるし、子供達もここで生まれて育っているので、日本の平和な裕福な家庭で育った音大
昨日は、「自分で自分にレッスンする」というトレーニングについて触れましたが、同様に大切なトレーニングはこの、お
留学などでどうしても耐えられえない人と一緒にいなければいけない状態になってしまった時の対処法
ピアノにハマる生徒さんたちと、教える事のありがたさについて
きらいな楽器はありますか?面白い生徒嬢からの質問で思い出したこと
マウント取りはくだらないよ、というお話
素人さんの発言は恐るべし、ホロヴィッツみたいに弾けない?
ピアノでもヴァイオリンでも回り道なく上達する方法 「まずは、きちんとした指導者に習うこと」
ピアノでもヴァイオリンでも回り道なく上達する方法 「他人を気にしないこと」
クラシック音楽を「素敵・好き」と思える気持ちを持っていることは、当たり前ではないということ
ピアノでもヴァイオリンでも回り道なく上達する方法(多分どんな楽器でも同じ)続き「弾けるテンポ」
ピアノでもヴァイオリンでも回り道なく上達する方法(多分どんな楽器でも同じ)
本日は、「日頃きちんと練習をしているということは、無駄ではないんだ」ということを今更ながら感じたのでお話しします。今日、ある生徒さんがレッスンに来ました。彼女はイースター休みに家族でポルトガルで休暇を過ごしました。もちろんその2週間、ピアノ
写真はお題と全然関係のないもので、ザハール・ブロン・オーケストラのコンサートでスイスにいる娘から送られてきた写真。みんな可愛い〜、楽しそうです。ムスメは明日からはマスタークラスでソロのお勉強にドップリ浸かります。はい、本題。新しいもの好きの
これ、ヴァイオリンをやるお子さんをおもちの親御ならアルアルだと思うのですが、日本は違うでしょうか?うちのムスメもかなり最近までそうでした。そう、爪を噛むクセです。もしくは爪付近の皮をかじる、もしくは食べちゃう!!!タコか???!!!幼少期、
コロナ禍ではクラブハウスが最高に盛り上がり、クラブ「楽器を習う子の親の会」を開設し、多くの親御さんと楽しく盛り上がりました。日本以外にも欧州、アメリカ在住の親御さんが来てくださって、とても国際的。子供に楽器を習わせている数人の親御さんは、ご
私がピアノを本格的に大好きになったのは、やっぱりロマン派、ショパンなどの曲を習い始めてからです。「ああ、ずっと
ウィーンは欧州の大都市、パリやロンドンに比べれば安全な街と言って良いと思います。しかしながら、ここは日本ではありません。全然違います。昔と比べてネットなどで情報が簡単に手に入るようになりました。しかしながら、日本とこちらでは「危険」というこ
ウィーンは欧州の大都市、パリやロンドンに比べれば安全な街と言って良いと思います。しかしながら、ここは日本ではありません。全然違います。昔と比べてネットなどで情報が簡単に手に入るようになりました。しかしながら、日本とこちらでは「危険」というこ
なんか、スピリチュアルみたいな表題になってしまいましたが、私が50代を超えてできるようになってきたことのひとつが、これです。「物事に執着しない」例を挙げれば「このコンクールに通過しないのならもう、悲しくて数ヶ月も泣く」とか、「出来レースの試
素人の母親が、 「ピアノの理想の手の形は、いっつも手の中に卵が保たれている状態で、それが崩れたら絶対にダメ!」
さて、ウィーンもイースター休みに入りました。学校にもよりますが、みんな1週間から2週間くらいのバカンスです。殆どの私の生徒さんたちは外国に出かけるので、私もバカンス。と言っても、ムスメが先週から帰国しているので、楽しくワーワー・ギャーギャー
ピアノにしてもヴァイオリンにしても、スポーツ系の他の分野においても、その指導者の言葉はいつも魔法のように響きます。「素質があります」とか「才能があります」なんていわれた時には心の中にお花畑が咲き乱れ、乱舞したくなるものです。特に子供が反抗期
いつか、「複数の指導者に習うこと」について書いたと思いますが、今日は特化して「音楽大学の入学試験をひかえて」ということで書いてみたいと思います。もちろん私が住んでいるのは欧州なので、日本のことではありません。日本の現在の事情を知りませんが、
結論から言いますが、私に限っては「そんなにたくさん必要ない」です。 この歳まで、本当に大切な親友は2人くらい。
どこの国に行っても偏見というものはあるのだなあ、と思うのですが、今日はそのことについて書きます。まずは東洋人のママが「教育ママ」だという偏見。これはオーストリアに住む幾らかの日本人ママが経験しているかもしれません。例えば、自分のハーフの子供
よく人様の演奏を「ああ、ここがダメなんだよね」とか「ここがなってないんだよ」なんて批評するシロウトもしくはクロウトの人が居て、「じゃあ自分で弾いてみせてよ、ほれ!」と言いたくなることがありますが、そこからヒントを得た(?)上達方法です。シロ
私の時代(昭和)でも、そして多分今でも、日本で楽器を習ってクラシックの世界で専門を目指そう!(具体的には音楽大
しばしお受けする質問の中で、「新しい曲を始める前に、演奏家のCDやYouTubeを見る事はよくないことですか?」と聞かれます。お答えは、簡単で「それはあなたのレベルによって違います。」です。もうかなり弾ける、きちんと基礎のできたレベルであれ
私はこれについて深く考えたこともなかったし、自然と出来ていたのかな、とも思うのですが、今日のお題は「教師として、ピアノやヴァイオリンの生徒、またその親御さんとの距離問題について」です。具体的には「フレンドリーには接したいけれど、お友達のよう
さて、ご存知のとおり、私は最近引っ越したのですが「鍵」についてトラブルがありました。大家さんにスペアキイをお願いしたところ、彼が私に送った鍵を入れた郵便物が行方不明になってしまったのです。まあね、そういうと簡単ですが、「盗まれた」か「郵便局
もっとざっくり書くと「学校の成績が良い子は、ピアノ(ヴァイオリン)も上手い」というのは本当か?というお話です。