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tomdog’s blog https://tomdog.hateblo.jp/

僕のワンダフルジャーニーのボスドッグならぬ、TOMDOGとのエキサイティングだった日々の回想や健忘録です。振り返りを始めてから、TOMDOGが成し遂げたかった事が見えてきた今、彼はライトワーカーだったのかもしれません。

kyoko
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2019/10/31

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  • 帰り道は慣れ親しんだ散歩道

    生前、TOMDOGとよく行った大きな公園で葬儀をしたのだが、可愛がってくれた面々は参列していただくことなく、家族3人のみの立ち合いで、ひっそりと行った ひと通りの儀式を終え、火を入れてもらう 火葬車から少し離れたベンチから火葬車を眺めた 車の天井から鮮やかな赤い炎が見えた この炎がTOMDOGなのか…?とても不思議な感覚だった この炎がいつまでも続いて欲しいような…早く自宅に戻り、TOMDOGの気配を探したいような… 火入れから4時間以上だったかな?日も暮れ、すっかり暗くなった頃、変わり果てた姿のTOMDOGと対面した 業者さんによると、聞いていた年齢より肉体年齢が若かったため、通常よりも時間…

  • これが現実?!暮れの別れは大変…

    年が明けてしまいました… 最初にお断りしておきます 今回の内容は、TOMDOGの死の直後の出来事をありのままに綴っています これは、TOMDOGの死がホントに年の瀬、30日だったため、 何かと困った事態でもありました もしかすると中には参考になる方もおられるかもしれないと思い、 今回、綴っております 不快に思われる方はどうぞ、読み飛ばしていただければ幸いです! 2年前の暮れの明け方に逝ってしまったTOMDOG 悲しみもさることながら、年末、年の暮れ 悲しみの片隅で脳裏に過った現実 『身柄をどうしたものか?』ということ 途方に暮れつつ、なんとなくググってみた 火葬するにも持ち込める場所はすべて年…

  • 子育て犬 ブルトン

    2年前の今日は、TOMDOGとこの世で最後の時間を過ごしていた ちょうどこの時間、 立ち上がることも辛そうになった寒空の中での散歩の帰り道、 馴染みある景色を見せておきたくて 20キロ近くあったTOMDOGを抱えて歩いたな(笑) ちょうどその時、 TOMDOGをかわいがってくれていたご近所さんにも遭遇し、 今思えば、天に召される準備は整っていたんだなと思う ねえ、TOMDOG たまにはママにも逢いに来てくれないかい? 今日は生前、キミがよく狙っていた豚バラをコトコト炊いてみたよ 匂いにつられてやって来やしないかと思ってね(笑) 色鮮やかな、ねりきりも キミのお仏前の前に置いてみたよ そしてね、…

  • 最後のありがとう

    別れという運命的な場面で、人は咄嗟にどんな言葉がついて出てくるものだろう? 私の場合は、迷うことなく、 「ありがとう」だった。 これしか、思い浮かばなかった。 奏でられた最後の遠吠えが私にはそう聞こえた。 だから一瞬のことなんだけどね、 瞳から光が消えた瞬間、走馬燈となった光景はすべて、どういうわけか? 満たされた時間を思い返すシーンばかりだったんだよ。 両親や子ども達との最後の別れはまだ経験がないが、 人との最後の別れは、幾ばかの経験がある。 大変申し訳ないが… ここまで思いが満タンに詰まった最後の「ありがとう」は人生初だったように思う。 最後のありがとう

  • 運命の時

    深夜を回るころ、前日までの疲れが手伝い、葛藤とは裏腹に睡魔が襲う。 TOMDOGの定位置近くに毛布を引き、トムがいつでも寝っ転がりやすいよう整え、その横に自分は身体を横たえながら、彼の様子を眺めていた。「床に伏せれば、すべてが終わる。」 「思い残すことなく、最後の最後まで…」そんな印象を受けた。彼は決して、自らの意志で身体を横たえることはなかった。 長いような…短いような、微睡む時間がやけに重く感じる。目を閉じれば、朝を迎えれば… もしかすると、いつもの彼に戻っているのでは?人間特有の現実逃避のお出ましだ。そんな安直な考えが顔を出しかけた夜明け前、ついに運命の時がやってきた。 何かを悟ったTO…

  • 最後の晩餐は覚悟のための時間

    自宅にたどり着き、いつものようにご飯と水を用意した。 TOMDOGも普段通りを装おうとしているが、どうやっても身体がついていかないようで、 いつもなら秒速で終わる食事を途中でやめた。そして…この時から最後の時を迎えるまでの10時間近く、彼は一切、床に伏せることはせず、 家の中をウロウロ歩き回っては、物思いにふけっていた。これまで自分が好んだ場所を丁寧に確かめるかのように。 ゆっくりとみんなを眺められるようなポジションを探し回っているかのように。そして…幾分の名残惜しさを愛おしむ様に。 いつもと違う様子のTOMDOGに合わせ、私は一晩、彼に付き合うことにした。 もちろん、病院に連れていくことも考…

  • 不穏な空気

    この時期になると、仕事納めに向け、年内スケジュールの調整が始まる 今年も職場では、何事もなかったように、忘年会の話題が上がったが、あの日以来、忘年会は記憶の扉の鍵となった 運命のその日も律義に、1日2回の散歩をこなしてね、ただ、この日の夕方の散歩は明らかに様子がおかしいと感じた自宅近所の公園までの短い道のりに、えらく時間を要した上、排尿をしようとしない 大好きな草っぱらの上に座り、じっと耳を澄ませ、静かに冷たい夕暮れの風を味わおうとしていたのか、いつものようなバタバタした動きが全くない日頃、のんびりと向き合えない彼との時間に、たまには付き合おうと、じっと佇む様子を眺めていたが、さすがに年末、寒…

  • 別れの前触れ

    年を重ねたTOMDOGの世話は、日を増すごとに何かと増えてきたようやく寝床につけるタイミングで、排泄の為に外に出せとせがまれる夜の散歩とはまた別の、深夜の散歩正直、疲労困憊で帰宅した日の身体にはキツイと感じることもあったが、TOMDOGに対して嫌気がさすことが一度もなかったそれは今でも不思議だ 暮れが迫るある日、通勤電車を待っている時、突然、こんな声がした…気がした 「ぼちぼち…その扉を開ける準備をしておいてね」一体、何のことだか…? 年末の疲れから、幻聴を聞いたのか?なんとも不思議な体験だった この声が聞こえてから、答えがわかる運命の日までは、思いのほか、早かった それは仕事納めの翌日のこと…

  • ホントの贅沢

    あー、年末が近づいてきたなぁつい、2年前までは、仕事が忙しくても散歩に出かけていたのにね、今は仕事や用事優先の毎日だ どうやら…TOMDOGは、 うちの人間供のメンタルヘルスケアを担当していたようだね(笑) 骨折した私に散歩をせがんだ事もあった日中の、子ども達がいない時に、早く連れ出せとあまりにもせがむから、松葉杖つきながら、普段なら2分くらいでつく近所の公園に、20分近くかけて出かけたねあの時見た光景、あの緩やかな時間の流れ方、 今思えば、とても贅沢な体験だった 車に跳ねられたあの時、 肉体だけでなく、精神も疲れていたんだろうなぁ3ヶ月、身体を休める絶好の言い訳だったはずなのに、気は休まるど…

  • いろんなもの、そんなにたくさん必要かい?

    TOMDOG、 キミは子ども達のお世話を実に上手く、よくやってくれたね本当にありがとう 2歳違いの2人の思春期を、 どちらの時も適度な対応で見守ってくれたキミの犬生から思えば、足掛け5年のこの時は、もう完全、半生近くを費やしたライフワークの域だよね(笑) 一部の人間によって作られた常識の中で 疑問を持たずに生きるのは大変だ自分が自分を見失いかけた時、 TOMDOGはすっと横に来て、頭を撫でろと催促する 撫でられながら、こちらを見つめ、 こんな念を飛ばしてきた…(気がする)『いろんなもの、全て必要かい?』 犬だから感情の複雑さがないのではなく、 人間が不必要なものを抱えすぎているだけなんだね

  • インパルスな演出

    最近、The Roarってバンドの曲をよく聞いてるななんかさ、TOMDOGに結びつくイメージがあってね これなんて、ミサイル犬だった頃のTOMDOGを彷彿させるイメージソングにさえ、聞こえる(笑) TOMDOG、キミはいつも衝撃的な相棒だったよ 今でもね、仕事から帰宅し、階段を見上げれば、時折、音が聞こえる…気がするんだよただ、ちょっと残念だけど、 音だけなんだなー、これがさ 鍵を開ける音で、階段上に現れ、尻尾のラインが消えるくらい、短い尻尾を細やかに振り、嵐のように階段を駆け下りて出迎えてくれたTOMDOGの姿は…ないんだなー、残念毎度、よく転げずに駆け下りれるもんだと感心してたのに で、ふ…

  • タイムラインは決まっていた?

    TOMDOGとのご対面を果たしたのは ちょうど今ぐらいの季節 陽気な合間に肌寒さも感じるような…ね 何度かのメッセージでやり取りで、 TOMDOGに関する情報は、対面までにイメージング出来てはいた が、そこは互いに生身の生き物 波長が合うかは、わからない まずは『対面』してみる この日の最も重要でシンプルなタスクだった 待ち合わせ場所に到着し、いよいよご対面の時が来た 声はしないが、建物の奥が騒がしい事は すぐにわかった が、それも束の間、建物の影からバタバタする物陰がピタリと止まった 視線…?何がこちらの気配を察知している! すると、次の瞬間、 建物の細い隙間から、猛ダッシュしてくる塊、発見…

  • 御伽のオトギ

    タイトルに惹かれて見つけたバンド彼等の曲、 TOMDOGを初めて見かけた時の感覚に近くて、 他にも聴いてみたオトギ今、仕事のプロジェクトで幼児の言葉に関する事と関わりがあるせいか?『オトギ』というワード、 妙に胸躍るワードなんですけど⁈で、聴いてみた 毎日がワクワクで支配されていた、 幼き日のような感じと 大切なものを失う時に突如、訪れる、 あの恐怖トンネルに放り込まれた時の失望感というか、無というか…(笑)何言ってんだかねー そんな感じの曲だったTOMDOGと共に過ごした日は実在したのか? はたまた、オトギの国だったのか…? TOMDOGとの別れは 御伽話の本を閉じた時のような気分だったから…

  • TOMDOG

    彼を知ったのは ネットで見かけた里親募集の掲示板だった推定年齢1歳 夕方のニュースで、多頭飼育の飼育放棄問題が特集されたひと月後、何気にしていたネットサーフィン中に見かけたものだった それ以来、自宅から1時間くらいのところに保護されていた彼のことが、頭から離れなかった 会いに来てよ! 写真からそう聴こえてくるような気がしたんだな(笑) 思い切って、アポ取ってみようか…?葛藤から更に1週間 初めて見かけてから毎日、TOMDOGの様子が描かれたブログを見つめ… ついにキーボードを叩いてみたのでありました

  • あれから2年になるんだな

    ファミリーのメンバーが1抜けして もうじき丸2年 まだ、あの日の出来事は 時折、フラッシュバックする キミが心配していた子どもたちは あの日から驚くほどに成長したと思うよ そんなこと… もう、とっくに知っているだろうけどね こんな曲を見つけたんだ キミの名がタイトルになってたから 聞いてみたよ なんだかあの日が蘇り 泣けてくるんだなぁ(笑) そんな情けない姿も きっとお見通しなんだろなぁ

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