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シャロンの薔薇 https://fantsht.hatenablog.com/

聖書から学んだことを中心に、日々の出来事や、趣味(絵画、手仕事、陶芸、サッカー観戦など)のことを綴ります。

しおん
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住所
川崎市
出身
気仙沼市
ブログ村参加

2019/10/28

  • ノブリス・オブリージュ、位高ければ徳高きを要す

    今年7月、郷里仙台で兄の七回忌法要が執り行われます。 兄と最後に会ったのは亡くなる前年の秋。仙台の施設に入所中の 兄を訪ね、1時間ほど談笑した時のことでした。 兄は若い頃、製薬会社に勤務しており、都内の病院の医療従事者 とも少なからず接点があったようです。その時代の面白エピソードが、 兄との最後の会話だったことが、懐かしくよみがえります。 ここにお名前を上げることはしませんが、テレビのCMなどでも 大変有名なお医者さま。まだ研修医だったその方と兄は気が合い、 少し年長の兄が相談役になることもあったそうです。若かりし兄の 仕事の一端を知る、良い機会でもありました。 その方は医師としての技術、名声…

  • 人それぞれに 福音の種は蒔かれている

    先日、同郷の友人からランチのお誘いがありました。 友人といっても学生時代の2年先輩で、古くから家同士の 付き合いがあり、ずっとお世話になりっぱなしの女性です。 しかも、彼女のご両親は私たち夫婦のご媒酌人という御縁。 今までも、これからもずっと良いお付き合いは続いていく ことでしょう。 さて、待ち合わせ場所は、お互いの家からの中間地点にある 星乃珈琲。リーズナブルなお値段の割には、かなり美味しい、 お勧めのお店で気に入っています。ただ紅茶党の私、カフェで ミルクティのオーダーは、少し申し訳なくもありますが(~_~;) その日、誘われたのには理由がありました。彼女は昨年の 秋から近くの教会へ通うよ…

  • 幸せの青い鳥はどこに?

    巷でよく聞く陳腐なタイトル。これから書こうとする内容が 透けて見えそうですね(^o^;) 最近のカード作りは、貼り絵工作にはまっています。 折り紙、マスキングテープ、紙ナプキン、デコパージュペーパー、 新聞の折込チラシなど、手元にある材料を切ったり、貼ったりして 作るのですが、一つ、お気に入りの紙ナプキンがあって、アレンジを 楽しんでいます。 かわいい鳥や花や身の回りのものが、カラフルでラブリーで、 カード図案にピッタリ。特に小鳥の絵柄がどれもかわいくて、 かなり利用頻度が高めです(*^^)v 小鳥の絵を見ていたら、 メーテルリンクの童話『青い鳥』のことが浮かんできて、どんな ストーリーだった…

  • 誰もが納得! さすがのコメント、中居くん!

    侍ジャパン、やってくれましたね! WBCでは実に14年ぶりの世界一ということで、日本戦のTV中継は 全7試合とも40%超えの視聴率だったとか。日本中がいかに熱狂して いたかを物語る、すごい数字だと思います。 90分と試合時間が決まっているサッカーと違い、いつ終わるのか 分からない野球は、どちらかと言えば苦手なスポーツの部類です。 でも今回ばかりは固唾を飲んで観戦しましたよ。最後の最後まで 諦めずに戦う姿勢からは、たくさんの勇気と希望をもらい、そして 多くのことを学ばせていただきました。 侍ジャパン、本当におめでとう!そして感動をありがとうございます! そして、もう一つ感動したことが‥。 それは…

  • 今、歌いたい。『花はどこへ行った』を。

    1960年代に日本でも大ヒットした「花はどこへ行った」 (原題:Where Have All The Flowers Gone?)という反戦歌を ご存知でしょうか。明るくリズミカルなメロディのリフレインからは、 “反戦”という重苦しいイメージがまったく結びつきません。 おそらく、どの世代でも「あ~、この曲ね」と思い出される方は 多いのではないかと思います。 アメリカのフォーク歌手 ピート・シーガーが、ロシアのノーベル賞 作家ショーロホフの『静かなドン』の中に、コサック民謡として 紹介されていた歌詞にヒントを得て、作詞作曲を手がけたそうです。 この曲を最初にリリースしたのは、アメリカのキングスト…

  • 深紅の椿、侘助(わびすけ)に元気をもらう

    今年も早、三月。寒さの中にも春がチラホラ芽生えてきました。 わが家のベランダも「♪ 咲いた、咲いた」のチューリップでは ありませんが、赤・白・黄色の鉢花が賑わいを見せています。 中でも侘助(わびすけ)という真っ赤な椿には元気をもらっています。 日本の伝統色を調べると、「赤」だけでも何種類もあることにビックリ! 紅緋(べにひ)、赤、猩々緋(しょうじょうひ)、紅(べに)、 深緋(こきひ)、緋色、赤丹(あかに)、紅赤(べにあか)などなど。 侘助の赤は深紅に近いので、深緋(こきひ)あたりでしょうか? 寒い季節、真っ赤な花の色に元気をもらえるからか、お茶会では 大変に重宝されるようです。華やかな色味を持…

  • もう一度、新しく生まれる喜び

    英語の接頭辞「Re-」には、主に再生、復活、生まれ変わり という意味がありますね。たとえば remakeとか reuse、 reform、 recreateなど、ふつうに会話の中で使っている言葉がたくさん あることに気がつきます。 キリスト教の中にも reborn=新生という言葉がありますが、 これは肉体として新しく生まれ変わるという意味ではなく、 今まで心の部屋に居座っていた特等席を、神さまに明け渡し、 自分に代わって神さまに住んでいただくということ。神さまの 霊が宿ることによって古い自分が新しくされるというわけです。 reborn=新生、なんだかとても心が沸き立つ言葉ですね。 さて、そうい…

  • デンマーク・カクタスの開花に思いをよせて

    ようやくデンマーク・カクタスの花が開花しました。 花の命は短くて…とは言いますが、蕾が少しずつ膨らんで、 花びらが開くまでの時間は、思いの外、長く感じられます。 大きな鉢に植え替え、肥料を与え、土が乾かないように 水を注ぐ。たったこれだけの手間でしたが、こんなに綺麗な 花を咲かせてくれたことに、不思議な感慨を覚えます。 新約聖書のコリント人への手紙3章6節に、こう書かれています。 私が植えて、アポロが水を注ぎました。 しかし、成長させたのは神です。 ここで「私」というのはパウロという伝道者で、アジア、ヨーロッパに 多くの教会を建てた人物です。上述のコリントとは当時(紀元50年頃)、 交通の要衝…

  • スキマ時間にもってこいの ゼンタングル・アート

    福寿草 今年こそはブログの更新頻度をアップしようと決意を新たに しましたが、新年早々のコロナ罹患もあり、早くも暗礁に乗り 上げて…というのは言い訳に過ぎませんが、せめて週一くらいは 実行したいものです。 実は今、あれやこれや、雑事に追われています。長年、所属する 2つのサークルの事務方をやっているので、忙しい時期が重なると アタフタ、アタフタと。 不思議なもので時間がない時に限って、つい別のことを始め、 「しまった!」と、ひどく後悔することがありませんか。私はもれなく、 その口です^^; ただ、今回は締切があるため、何はさておいても、 そちらを優先しなければなりません。だから時間を割くものには…

  • 愛と肯定のことばは パンのようなもの

    昭和記念公園にて撮影 節分草 まったく抵抗もなく、心地よく延々と会話が弾む人がいる一方で、 言葉は穏やかでも、どことなく言い方に険のある人がいます。相性の 問題もあるでしょうが、せっかく会話をするなら楽しい方が良いですね。 人と対話をする時、Noと言われるよりはYesと言われる方が 良いラリーが続きます。しかし、実際にそれはありえないことです。 誰にでも今まで生きてきた背景があるわけだし、それぞれの価値観が 違うわけですから。 それでもあえて私は、「そうね」と相づちを返すのは、良いことだと 思っています。まったく違う考え方だったとしても、いったん「そうね」と 受け留めることで、きっとその場は和…

  • 『ハリール・ジブラーンの詩』を読み返して

    思いがけず、友人から2023年の皇族カレンダーを戴きました。 なかなか手に入るものでもないので、ありがたく頂戴し、さっそく デスクの上の書棚に‥。皇族の方々の凛とした佇まい、姿勢の美しさに、 自ずと身が引き締まります(*^^*) カレンダーを見て、と言うか上皇后美智子さまの醸し出すオーラ、 奥ゆかしさに心惹かれ、ふと一冊の本のことを思い出しました。 神谷美恵子訳『ハリール・ジブラーンの詩』(角川文庫)という詩集を ご存知でしょうか。レバノン出身のハリール・ジブラーン著『預言者』 から、何編かを抜粋した訳詩集です。 ジブラーンはレバノン出身の詩人として活躍した人ですが、その作品は 世界30ヶ国語…

  • 子どもの頃に見た風景が人を励まし、勇気を与えてくれる

    3年間通った気仙沼市立気仙沼中学校 校舎 新年おめでとうございます。 今年もまた、憂いの多い年明けではありますが、少しでも幸せな ニュースが耳に飛び込んでくる、そんな一年になりますように お祈りいたします。 さて、今年も家族そろって例年の通りのお正月を迎えることが できました。つつがなく三が日を過ごせたことに感謝しています。 ‥と、恒例の年頭所感でブログをスタートするつもりでいましたが、 人生、そんなに甘いものではありませんでした。実は7日夜から遂に コロナを発症。一週間、引きこもっておりました。1月5日、病院、銀行、 郵便局で用を足し、パンを買って帰るだけの2、3時間の外出での感染。 コロナ…

  • 斧が鈍くならないうちに 刃を研いでおこう

    2022年もあと残り3日になりました。 もう少し若い頃は年末の大掃除やら、買い出しやらで大忙しの 時期でしたが、近年は何とものんびりしたもの。少々気合が 入るのは年賀状書きくらいでしょうか。それも、ここ数年、 多くの方が年始挨拶の終了を告げられ、枚数も大幅に減り ました。寂しさもある反面、スマホやネットでのご挨拶も フレンドリーで良いのかもしれませんね。 のんびり‥とは言っても、大晦日には必要最小限のおせちを 作りますので、包丁だけは研いでおく必要があります。先日は、 魚さばきが得意な孫に「おばあちゃんの包丁は切れないね」と 言われたばかり。いつも、マイ包丁を大事に手入れしている 孫ですから、…

  • 他己紹介によって、自分の価値を知る

    コロナ感染の波が高くなったり、低くなったりの繰り返しで、 ちょくちょく催していたホームパーティが、3年余りも 休止状態になっていました。「そろそろ、予防を徹底しながら 集まりませんか」と、誰からともなく声が上がり、先週末、 常連のメンバーが顔を揃えることになりました。 すでに先約があった次男を除き、9名が集合。 10代、30代、40代、70代と、ジェネレーションギャップの 大きい面々。大人にとっての3年はともかく、小学生から 中学生へ、低学年から高学年へ移行した孫たちの著しい成長ぶりに、 皆さん目を皿のように丸くしていましたね(~_~;) パーティーと言うには質素過ぎる簡単メニューでしたが、こ…

  • 思い煩いからの解放

    恒例になっているクリスマスカードの作成も、無事終了。 やれやれと、ホッとしているところです。 とは言うものの、すぐに手を動かしたくなる私。今度は 栞作りを始めています。クリスマスカードの台紙から出る 大量の半端紙。レザックという、なかなかの高級紙なので、 捨てるにはもったいない。そこで栞にしてはどうかと考え、 いくつかサンプルを作ってみました。 聖書を読む人なら分かると思いますが、栞は割と必要です。 この紙は適度な厚みがありますが、しなるため、聖書の薄い紙を 傷つけることもなく、栞に最適かもしれませんね。 ただカード作りに全力を注いだので、あまり余力が残って おらず、細工はほどほどにし、上のス…

  • ♪クリスマスキャロル 『さやかに星はきらめき』

    待降節も2週目に入り、教会の講壇前に置かれたアドベント用の 燭台にも、2本目のキャンドルに火が灯りました。 いよいよクリスマス・シーズンの到来です。 1999年11月23日は、新教会堂の落成記念日です。早いもので もう23年も前になるのですね。慌ただしかった日々が去来し、 当時が懐かしく思い出されます。 新しいチャペルで催した最初のクリスマス・コンサート。 ゲストは、盲目のテノール歌手、新垣勉さんでした。 窓のガラスというガラスがビンビン振動するほどの豊かな 声量と、朗々と響き渡る美声に圧倒されたのを思い出します。 中でも心に強く響いた歌声は「さやかに星はきらめき」 というクリスマス・キャロル…

  • サッカー日本代表、W杯で強豪ドイツに逆転V!!

    元ドイツ代表 ギド・ブッフバルトの直筆サイン(家宝です) サッカーの話になるとテンション急上昇の私です(~_~;) 待ちに待ったカタール・ワールドカップが始まりました。 日本は死の組と言われる強豪国と対戦するグループに入り、 厳しい対戦相手に期待半分、諦め半分の境地で、この時が 来るのを待ち望んでいました。 怪我明けの選手が多く、不安材料の多い日本代表チーム。 ところが、なんと! 23日に行われた初戦、優勝候補である 強豪ドイツに逆転勝利するという快挙を成し遂げました。 メッシ擁するアルゼンチンも初戦敗退。これだからサッカーは 面白い。何が起こるか、誰にも予測できないのですから。 スポーツニュ…

  • いつも同じ切り口で、金太郎飴のように。

    どこを切っても切り口に金太郎の顔が現れる棒状の飴。 なぜか子どもの頃から金太郎飴が好きでした。素朴な味も 好きでしたが、舐めても舐めても消えない金太郎。それが 子供心にも面白かったのでしょう。 そろそろ孫たちへのクリスマスプレゼントを選ぶ季節になった ので、先週、二子玉川にあるデンマーク発祥の雑貨店、 フライングタイガーへ行ってきました。 中学生、小学生の孫がそれぞれ喜びそうな小物、雑貨も 見つかって一安心。ふと、お菓子のコーナーに目を移すと、 フルーツの絵をあしらった金太郎飴が! 色も果物の絵も 可愛いかったので、これは自分用にと思い、買い物かごに 入れました。 北欧風のキャンディの味なのか…

  • 霧の摩周湖から届いた贈り物

    世代は違うけれど、親しくしている若い友人から、 封書で、北海道旅行の可愛いお土産が届きました。 小さな木彫りのストラップ。入っていた小袋には 道の駅摩周湖温泉のお店の名が書かれていました。 摩周湖と言えば、やはり“霧の摩周湖”となりますよね。 15年前、私も行ったことがある場所です。 定年で現役を引退する夫を労う、記念旅行の時でした。 ツアー旅行でしたから、当然、北海道屈指の観光スポット、 摩周湖は外せません。日本一の透明度を誇る湖を、この目で 見たいと思いつつも、一面、霧に包まれ全貌をつかむのは 難しいと言われる摩周湖です。 その日もお約束(?)通り、霧がかかっていました。 「この先が湖です…

  • セイタカアワダチソウへの誤解を反省する

    間違った情報や、根拠が不確かな噂がまかり通るということは ままあることだと思います。例えば、セイタカアワダチソウ。 よくブタクサと同じ植物のように思われていますが、実は まったく違う種類の植物なのだそうです。どちらにしても、 一般には、花粉を撒き散らす厄介ものという認識の野草ですね。 ところが、それが大いなる誤解だということが分かりました。 たまたまネットで読んだ記事によると、セイタカアワダチソウは 虫媒花で、アブやミツバチによって受粉をする植物、ブタクサは 杉の木のように花粉を風で飛ばして繁殖する植物なのだそうです。 同じような黄色い花をつけますが、葉っぱの形で見分けられるの だとか。セイタ…

  • 心配事の9割は、実際には起こらない

    ※ 紫陽花の返り花 「心配事の9割は実際には起こらない」というインパクトの ある言葉を、何かの本で目にしたことがあります。 人間の心はなかなか複雑に出来ていて、心配や不安の種が 芽生えると、それがいつの間にか増殖し、気がつくと 八方塞がりになっていることがよくあります。 上の言葉は、楽天主義的に、文字通りに解釈するものではなく、 心が疲弊し、擦り切れるほどに心配したり、悩み苦しむことの ないようにという、戒めの意味を含む言葉のようにも思えます。 確かに、雪だるまのように膨れ上がった心配事は、心の90%を 占めてしまうほど悩ましいものだと思います。ですが、心配事の 正体を突き詰めていくと、それは…

  • 子育てのゴールは、子別れである

    コーヒーの木が豆が‥ 昨日、今日と急な冷え込みに震え上がっています。 一昨日は半袖を着ていたのに、今日は長袖2枚でも肌寒いほど。 この季節、実は大の苦手です。冬から春に変わる三寒四温の 時期もそうですが、秋風が立つ9月、10月は、私にとって最大の 関門。体内バランスが季節に追いつかないのでしょう。 息子たちや中学生の孫は毎日、電車で通勤、通学しています。 早朝、それぞれの家から自転車を走らせ最寄り駅へ向かうので、 そろそろ防寒グッズが必要ですね。 気がかりなのは、中1の孫が、とても薄着であること。 細身なので、いっそう寒々と見えます。半袖で過ごすことが多く、 よほど寒くならない限り上着を着ませ…

  • クリスマスカードを作る季節がやって来た

    毎年季節ごとに、ブログに書く話題が似たような内容になって います。一介の主婦の持つ引き出しの中身など、たかが知れて いますから、いつも乏しい持ちネタの中から、絞り出すように して書いています(^o^;) この季節、まだクリスマスの準備には早すぎると思われるかも しれませんが、私にとってはカード作りのスタート時期。 もう10年以上にもなりますが、作ったカードを教会に献品し、 教会員の方々にお買い上げいただき、その収益金をクリスマス 献金として捧げています。 他にリクエストがあれば、教会員以外の方にも作って差し上げて います。もう10年若い頃は、100部以上でも余裕で作れましたが、 目も指も怪しく…

  • 「敬老の日」~思いを新たに~

    ホトトギス 9月19日夜、中学生と小学生の孫から電話が来ました。 「今日は敬老の日だから、電話したんだよ」と。 もう、「敬老」の対象であることは重々承知していますが、 忌憚のない孫たちの言葉によって正真正銘、れっきとした 老人であることを自認するに至った次第です(~_~;) 9月初旬、教会で発行している教会便りに、「老い」を扱った 記事が掲載されました。少し長いですが聖書の当該箇所のみを 紹介したいと思います。 「その日、家を守る者たちは震え、《 腕が弱る 》 力のある男たちは身をかがめ、 《 足腰が弱る 》 粉をひく女たちは少なくなって仕事をやめ、 《 歯が減り、噛む力が弱くなる 》 窓から…

  • ドキッとさせられる格言集から

    鷺草(さぎそう) ネットで調べ物をしていた時、ドキッとさせられる格言を 集めた記事に出会いました。「人の本質を表す10か条」――。 1.性格は「顔」に出る。 2.生活は「体型」に出る。 3.本音は「仕草」に出る。 4.美意識は「爪」に出る。 5.清潔感は「髪」に出る。 6.気配りは「食べ方」に出る。 7.芯の強さは「声」に出る。 8.ストレスは「肌」に出る。 9.落ち着きのなさは「足」に出る。 10.人間性は「弱者への態度」に出る。 あまりにも的を射すぎていて、うなずき、苦笑するしかない10か条。 一つ一つ我が身に置き換え、姿勢を正す必要を感じています。 2.生活は「体型」に出る。 ほんとにそ…

  • 今年も、シオンの花咲く路地を訪ねて

    9月4日(日)に誕生日を迎えました。 今年も家族や、たくさんの友人知人から電話やメールの誕生日 メッセージが届きました。心のこもったプレゼントにも感謝です(*^^*) 中学生の孫ハル君は、釣ってきたハゼを捌き、天麩羅とお刺身にして ご馳走してくれました。 いくつになっても、“私”という存在を忘れずにいてくれること、 これ以上の喜びはありません。 誕生月の頃になると、狭い路地の一隅に決まって咲く花があります。 薄紫色のシオン(紫苑)の花。今年も約束したかのように、私の訪れを 待っていてくれました。風にそよぐ姿が可憐で、目に麗しいこと。 シオンの花が好きなこともあって、ブログを書き始めた頃から “…

  • 素晴らしいセーフティネットのある社会 ~ミレーの『晩鐘』から~

    古い読売新聞のコラム「編集手帳」を読み返していたら、福分という 耳慣れない言葉が目に留まりました。福分とは本来、幸運という意味の ようですが、少し違った解釈もあるようです。 ミレーの『晩鐘』の絵を例に、“福分”の説明が書いてありました。 ※画像はネットのフリー素材からお借りしました。 …授かった運に感謝して精いっぱい生きるのだが、身の程を心得て 背伸びはしない。それが福分のようである。 …収穫したジャガイモと農具の傍らで手を合わせる妻。帽子を手に こうべを垂れる夫。ささやかではあれ、授かった福分を、今日一日 まっとうできたことへの感謝だろう。 ミレーの『落穂拾い』や『晩鐘』は、旧約聖書のルツ記…

  • 賢い人になるための7つの条件

    古いノートを整理していたら、ユダヤの格言をメモしたものが 出てきました。きっといつか役に立つかもと思って、書き留めて おいたのでしょう。 賢人になる七つの条件 1.自分より賢い人がいる時は沈黙する 2.人の話の腰を折らない 3.答えるときに慌てない 4.常に的を射た質問をし、筋道立った答えをする 5.まず、しなければならないことから手を付け、後回しに できるものは最後にする 6.自分が知らないときは、それを認める 7.真実を認める 一言一句、なるほど、なるほどと頷ける格言ばかりです。 シンプルで分かりきったことですが、これを逐一実践するとなると なかなか難しい。少しでもこの条件を満たそうとする…

  • 瑠璃色の空 満天の星月夜を仰ぐ

    星の形をしたルコウソウ 40代、50代の頃は、古今東西の名画に刺激を受けようと、 よく美術館に足を運んでいたものでした。当時はまだまだ 絵に対する情熱や向上心が大きかったのでしょうね(^o^;) お気に入りの名画はいくつもありますが、今日はゴッホの絵を‥。 何度か行ったゴッホ展の中で、「夜のカフェテラス」という絵が 特に印象に残りました。ガス燈に照らし出されたカフェの様子を 描いたものですが、まず、その黄金色のまばゆさに目が留まり ました。なぜここまで黄色を強調しているのだろうと。 集英社版「現代世界美術全集8」の解説書を読むと、この絵を 制作した頃、ゴッホは精神を病み、フランスのアルル地方の…

  • この差は天地ほど大きい

    勢いが止まらないコロナ、そして体温を超える猛暑。 たとえ行動制限がなくても、外へ出る気力も失せる今日この頃です。 大人はそうでも、小学生、中学生の孫たちは元気モリモリ。 夏休みを十分に満喫しているようです。 中学生になったハル君は、鉄道と魚釣りに夢中。 昨日はお父さん、おじいちゃんと3人で海釣りに出かけましたが、 「まだ釣れない」のラインメールが。 「がんばれ~!」と、応援メール。 空も薄暗くなって来た頃、一枚の写メが届きました。 「おー、すごい! 何の魚?」 「あじ」 粘った甲斐あって、あじ2匹とサバ1匹の釣果があったとか。 ふだんは「ボーズ」の日のほうが多いようなので、3匹でも 昨日は大漁…

  • わが半生は、簓(ささら)と共に

    簓(ささら)。 あまり耳慣れない言葉ですが、私にはとても思い入れがある言葉です。 息子が小学生の頃、PTAの広報委員で知り合った方とミニコミ誌を 作ろうという話になり、タイトルの候補を幾つか挙げ、最終的に 二人が選んだのが“簓(ささら)”でした。ささら、さらさら‥と、 小川が流れる(ペンが走る)響きの良さが決め手になりました。 簓は竹を細く引いて束ねた刷毛(はけ)のことで、今で言うなら キッチンブラシかな? お櫃(ひつ)の底についた米粒を集めて 洗い流す時に使う道具なので、日常茶飯の出来事を、サラサラッと 書き集める意味でもピッタリのネーミングかなと‥。 昭和60年頃のことですが、まだワープロ…

  • マドンナは白檀(びゃくだん)でなく、樫の木の中に

    人はマドンナを彫刻しようと、 白檀(びゃくだん)の木を探しながら、 材木置場でけとばしている樫の木の中に 美しいマドンナが隠されているのに 気がつかずにいるのです。 J.R.ミュラー 白檀の香り‥、中国土産の扇子を広げた時の、あの香りですね。 お香を焚いたような独特の甘い香りが浮かびます。強すぎる香りは ちょっと苦手ですが、精油としてのサンダルウッド(白檀の英名)は 爽やかで大好きです。スコットランドへ旅行した友人が、お土産に 買ってきてくれたサンダルウッドとフランキンセンスのブレンド オイルは、リフレッシュしたい時に最高! デスクの必需品です。 何かを作ろうとする時、徹底的に材料にこだわる人…

  • リラックス空間 キックバックカフェ(KBC)

    以前、情報誌で知ったユニークなカフェに行ったことがあります。 調布市にある、名前はキックバックカフェ。略してKBC。 キックバックとは英語のスラングで「リラックスしよう」という 意味なのだとか。カフェにはピッタリ名前ですね。お店の人の 対応も親切で、とても良い雰囲気だったのを覚えています。 お店のNo1.メニューは “豆乳ラーメン”。もちろん食べましたよ。 過去一番の美味しさと言えるラーメンかも。オススメです。 オーナーのマレさんこと、石井希尚(いしい・まれひさ)さんの肩書きは、 何ともユニークです。カフェのオーナー、作家、ブライダルカウンセラー、 ボーカリスト、牧師。それぞれの分野で幅広く活…

  • 寄り添うことの優しさ、美しさ

    6月末、40数年来のママ友5人と、東京駅構内にあるKITTE 6階、 海鮮料理店「銀平」に集合し、約3年ぶりに旧交を温める機会を持つ ことができました。 子育てが終わった頃から、年に一回、顔を合わせているメンバーです。 コロナ禍で少し間隔が空いたこともあり、積もるお喋りは止むことなく 延々続き、コーヒーショップに場所を変えても、さらにまたお喋り。 話題が途切れないのは、おばさん族“あるある”ですね(^o^;) 振り返れば、ここに集まった一人ひとりが、いろいろな問題を抱え、 時には深刻な状況の中に置かれながらも、それらを乗り越えて今日という 日があるのだなあ‥と、しみじみ考えさせられる時でもあり…

  • マイブログ変遷史・「シャロンの薔薇」&「簓(ささら)」

    ネットでは毎日ブログを更新している方の何と多いこと‥。 今のズボラな私からは想像できませんが、初めてSNSサイトで、 “つぶやき”のような日記を書き始めた頃は、私も毎日のように アップデートしていたものです。それが2006年のこと。細々では ありますが、ブログ生活がもう15年余り続いていることに驚いています。 Yahoo!ブログ「シャロンの薔薇」を開設したのは2008年のこと。 1ページ目は、本当に恐る恐る‥という感じがよく出ています。 fantsht.hatenablog.com そして2013年からは、もう一つのブログ「簓(ささら)」を開設。 聖書から学んだことと、日々の出来事を書き分ける…

  • コーヒーの木と、絵本『にんじんのたね』から

    ずいぶん昔の話になりますが、絵画教室の友人からコーヒーの木の 苗を分けていただきました。ツヤツヤした葉がとてもきれいなので、 ずっと大切に育てています。 どんどん葉を繁らせてサイズアップしていくものの、いっこうに 蕾をつける気配もありません。目に優しい観葉植物として楽しめば それで十分と、ほとんど諦めかけていました。鉢が小さくなり、 窮屈そうになってきたので、夫がワンサイズ大きな鉢に植え替え、 肥料をたっぷり入れたところ、目に見えて元気になって‥。 気がつくと、ツンツン尖った白い蕾をいっぱいつけていました。 かすかに香蘭にも似た甘い香りも漂っています。 手入れはしていたつもりでも、開花に十分な…

  • 「ことばの宝石箱」の中に入れたい言葉

    ※孫が小さかった頃、一緒に作った指輪やネックレス 十何年も前のことになりますが、ミクシイというSNSの中で、 一つのコミュニケーションサイトを開設したことがあります。 「ことばの宝石箱」というタイトルで、それは今も存在して います。ただ実態は閉店開業状態の名ばかりの管理者。猛省です。 過去記事です。↓ fantsht.hatenablog.com 長い休業期間の間には、宝石箱に入れたい“ことば”も少しずつ増え、 出番を待っています。これから徐々に集まったことばの宝石を 選りすぐり、ホットな言葉を求めている方へ届けられるように、 更新していけたらいいなと考えています。 今日はその中の一つを紹介し…

  • 自分の物差しを見直そう

    川崎市・長尾山妙楽寺(あじさい寺)にて 星野富弘さんの詩、“雑草 ~ツユクサ~”から。 もともとここは 草はらでした そこに人間が家を建てて 「雑草が 生えて困る」 なんていっちゃって おかしいねえ 星野富弘著『花よりも小さく』(偕成社)より これは雑草の“ぼやき”でしょうか。なかなか意味深長です。 この季節、私が住むマンションの東側にも十薬(ドクダミ)が 所狭しと生い茂ります。よく見れば十字架にも似た白い花。 清楚で可愛いらしく、十薬の名の通り薬効もあるそうですから、 もっと人に喜ばれて当然のはずなのに、特有の青臭さと繁殖力の 凄まじさに、つい嫌われてしまう悲しい存在。 ⇓こんな感じです。 …

  • 陶器の浮き玉を描いてみた

    2年前、時間の都合が合わず、長いこと通っていた絵画教室を 退会しました。以来、絵筆より手軽なパステル画ばかり描いていた せいもあって、久しぶりに開けた絵の具箱の中は悲惨なことに! 何本かのアクリル絵の具は、すでに固まっていました。 よく使う色、好きな色が駄目になっていたのは、非常にショック。 画材は新しいうちに使い切るべきだと反省しきりです。 そんな反省もあって、本日は絵画サタデーに。 アクリル画はボードやキャンバスがなくても、やや厚めの紙が あれば描けるので、カード用のケント紙に描いてみることに しました。ベースの色を塗り、カット集の図案をアレンジして レモン? ゆず? をチョコチョコッと。…

  • ホタルブクロ、そして「誰がために鐘は鳴る」

    マイガーデンは今、ホタルブクロが咲き競っています。 昔は花の中にホタルを入れ、透けて光る様子を楽しむ花遊びが あったとか。ホタルブクロの名は、そこから来ているとも 言われます。英語でベルフラワー(Bellflower)と言うように 釣鐘草とも言われる花。提灯、ランプシェードのような花の形から、 ホタルを入れてみようと思いついた人がいたのでしょうか。 ホタルを見かけない今となっては、貴重な花遊びと言えそうです。 提灯と釣り鐘。形はよく似ていても、「提灯に釣り鐘」は 材質も重量も違うので、釣り合いが取れないものの例えとして 使われるという、なかなか面白い取り合わせの諺ですね。 さて、「鐘」という言…

  • レンテンローズ “私の心を慰めて”

    仕事や用事がない日を除き、ほぼ1万歩のウォーキングを 日課にしている夫に比べ、ほとんど外へ出かけない私。 歳のせいもあるでしょうが、階段の上り降りが以前より 遅くなり、やや長い階段だと途中で一休みすることも 多くなりました。これはフレイルの兆し? 要注意です。 気分転換のため、老体に鞭打つため、重い腰をあげるのも たまには良いかと、少し遠回りして裏山へ散歩に出かけました。 あまり通ったことのない細道を歩いていくと、暗紫色の 可愛い花が咲いているのを見つけました。記憶によれば、 これはレンテンローズ。私の好きなクリスマスローズの 仲間と言っても良いでしょうか。 クリスマスローズは文字通り、クリス…

  • オシム語録 「水を運ぶ人」

    元サッカー日本代表監督、イビチャ・オシムさんが、5月1日、 お亡くなりになりました。ふさわしい言葉が見つからないのですが、 得も言われぬ喪失感、寂寥感に包まれています。 監督としての手腕は言わずもがな、ちょっと天邪鬼にも聞こえる けれど、ユーモアと機知に富んだ独特な言い回しが、サッカーファン のみならず多くの人を惹きつけ、病で退かれた後も変わらぬ人気を 集めていたのでしょう。日本代表戦後のインタビューに真摯に答える オシムさんの戦評を、毎回、心待ちにしていたので、それがもう 叶わないのは残念でなりません。 オシムさんのことを哲学者とか心理学者とか評する人もいますが、 それほどオシムさんの言葉に…

  • 北の果ての海に聞こえる[岩尾別旅情」

    4月23日、北海道知床半島沖で小型観光船が消息を絶ちました。 26日現在、乗船していた半数以上の方が、まだ発見されていません。 この時期の北の海の水温を考える時、状況はいかに厳しいものかが わかります。どうか全知の神さまが、この苦境の只中におられる 方々と共にいてくださり、支え、力づけてくださいますように‥。 今、私の心の中は、一つの歌がこだましています。 学生の頃、歌声喫茶で覚えた「岩尾別旅情」という歌です。 作詞・作曲は、さとう宗幸さん。さとうさんとは面識はありませんが、 大学の同期生です。大ヒットした[青葉城恋唄]は、もちろんですが、 この「岩尾別旅情」も、地味に歌い継がれている素晴らし…

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