「質問通告」について(続・危機管理の視点から-被害局限措置)
①菅原前経産大臣の辞任、②河合前法務大臣の辞任、③英語民間試験の利用延期と政権側の失点が3つ続いて、野党側(維新を除く)が意気軒昂です。 以前から指摘のあった人物を就任させたこと(①)、選挙運動での脇の甘さ(または岸田派との遺恨? ②)、入試に関する制度設計の拙さ(③)、といずれも痛い失点ですが、前の記事で書いたように、失点(危機の発生)を所与の前提として、これに対する危機管理の素早さは、さすがだと思いました。もっとも、前の記事で「一日の長ならぬ百年の長」と書きましたが、安倍総理の個人的な経験を踏まえると、バンソウコウ大臣等の一連の苦い経験から来ているのかもしれません。「百年の長」は持ち上げ過…
2019/11/01 18:00