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2019/10/20

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  • 終活の手伝い(1)

    三年ぶりの母との再会 先週後半から少し遅めの夏休みを取って母親の様子を見に行きました。月に数回の電話でのやり取りはしていたものの、コロナ禍で顔を合わせるのを控えていたため、母と直接会うのは三年ぶりということになります。 齢八十に差しかかった母は、リウマチのため両肘と両膝は人工関節になっており、あまり無理が出来ません。本人はまだまだ自活出来る自信があるようですが、持病が無かったとしても独り暮らしをさせておくには不安を覚える年齢にです。 久しぶりに見た母の姿は、歳相応と言えばそれまでですが、一段と老け込んで見えました。もちろん、母に対してそんなことは口に出しませんが、動きの緩慢さは隠しようも無く、…

  • 自分に与えられた時間(2)

    父親としての役割 私たちの娘二人は、海外駐在中に誕生しました。当時、男性社員は、子の出産に際して三日間の“特別休暇”が付与されましたが、実家からのサポートの無い中での三日間の休暇はほとんど役に立つものではありません。 駐在先での出産は、私たちが初めてのケースではありませんでしたが、これまでの前例では、親が日本から駆けつけて産後の手助けをしたと聞いていました。 私たちの場合は、双方の親を当てにするつもりは無く、自分たちだけで何とかしようと考えていたのですが、その陰で、当時の直属の上司や同僚、そして現地のスタッフのバックアップがありました。その結果、育児休業ではありませんでしたが、1か月間の在宅勤…

  • 自分に与えられた時間(1)

    残業ゼロのしわ寄せ 私が管理職だった頃を振り返ると、自分や家族のための時間がとても限られていたことに改めて気がつきました。当時は、会社での仕事と睡眠を差し引いた残りが、自分と家族に与えられた束の間の時間でした。 私はそれを普通だとは考えていませんでしたし、考えたいとも思っていませんでした。事実、私は自分自身と部員の働き方を変えようとしていました。 部の残業ゼロと言う組織目標は、部下への受けを狙ったものではありませんでした。私が海外駐在中の出向先で当たり前に出来ていたことを自分の会社でも取り入れようと思っただけなのです。 しかし、人手不足の中、一般社員の残業ゼロを目指そうとすると、そのしわ寄せは…

  • 親と子の葛藤

    親と子の葛藤 今年は義母が無くなって満八年になります。一昨年、七回忌を執り行う予定でしたが新型コロナの影響で延期となり、遅ればせながら来週末に二年遅れの法要を執り行う予定でした。久しぶりに兄弟姉妹とそれぞれの家族が集まるので、菩提寺での法要の後、温泉旅館に一泊するはずだったのですが、二人いるうちの上の義兄の家族が新型コロナに感染してしまいました。 妻の話からすると、兄弟姉妹四人の中で、とりわけ一番上の義姉は法要だけでも“決行”すべきと強く希望する一方で、北海道で独身生活を送っている下の義兄は、無理して集まる必要も無かろうと、義姉の考えには否定的。妻は自分がまだ病気の治療中であることから、今回は…

  • 仕事と健康

    自分の体は自分で守る 私は学生時代にいくつかアルバイトを掛け持ちしていましたが、かなり忙しい毎日を送っていながら体調不良でダウンすることはありませんでした。若くて体力が有り余っていたこともあったのでしょうが、仕事で思い悩むことが無かったからなのだと思います。 家庭教師、塾講師、ガソリンスタンド、飲食店 – それぞれの職場で嫌な思いをしたことも少なくありませんでした。それでも、生活費や学費を稼ぐためと言うはっきりした目的があったことと、就職するまでの期間限定の苦痛だと割り切ることが出来たからこそ、悩むことも無かったのでしょう。あるいは、悩むまで物事を深く考えるほど成長していなかったのかもしれませ…

  • 偉いと思ったら終わり

    役回りとプライド 誰かに対して頭を下げることは決して恥ずかしいことではありません。私は仕事柄、これまで官庁や金融機関とのやり取りすることが多かったのですが、許認可の取得や融資の承認のために何度と無く頭を下げました。 勝手が分からない後輩社員や部下からは、そこまで下手に出て相手の機嫌を取る必要があるのかと疑問を投げかけられてことがありましたが、私としては相手の機嫌を取ることはどうでも良いことで許認可取得や融資契約締結という目的のためなら頭を下げることなど気にするものではありませんでした。 ところが、原料や資機材の調達を担当する部署では社外とのやり取りは全く様子が異なります。外注先は何とか仕事を取…

  • 妻の不機嫌

    火傷 先週、妻が左手を火傷したので、近所の総合病院に連れて行きました。私の仕事の打合せが延びて夕飯の支度の時間を過ぎていたため、妻が気を利かせて準備を始めてくれたのですが、鍋に沸かしていた熱湯を誤って手の甲にこぼしてしまったのです。患部をすぐに氷水で冷やしたため、見た目はうっすらと赤く腫れているくらいでしたが、念のため病院で診てもらうことにしました。 妻は昨年春の手術で左乳房とリンパ節を切除したため、主治医の先生からは左側の腕は虫刺されや軽い怪我でも治りにくくなると注意されていました。また、手術の後遺症で左腕にはわずかに痺れが残っています。本人は普通に掴んだつもりの物がするりと手からこぼれ落ち…

  • 人材争奪戦

    会社に求めるもの 私の勤め先の若手社員と話をしていると、長く勤められる会社よりも、自分を成長させてくれる会社を、また、勤続年数に応じて昇給する年功制よりも自身の経験や能力を正当に評価してくれる会社を志向していることが分かります。 会社側は、若手・中堅社員の離職率を下げたいようですが、とりわけ今の若手社員は見切るのが早いため、なかなか会社の思惑どおりには事は進んでいません。 “丁稚制度”とまではいかなくても、安い給料で下働き的な仕事をさせられる一方で、育成プログラムが充実していなければ、働いている側は自分が組織の中で成長していける自信を得ることが難しいのかもしれません。かつて私が先輩社員から繰り…

  • 普通の生活

    低空飛行 私は入社直後に地方の事業所の労務課に配属になりました。給与関係の仕事をしていると、年代毎にもらえる給料が見えてきます。自分もこの会社で働いていれば、五年後、十年後にはこのくらいの給料がもらえるのか、などと勝手に期待していました。 過去に何度が触れましたが、結婚直後に家族のキャッシュフロー表を作りました。何年後に子どもを儲けて、何歳で家を建てて – と勝手に想定したライフプランを立てました。収入は会社の給与規程を参考に定年までのおおよその額を見込みました。とは言え、時代はバブル崩壊直後でしたので、その見込みは、自分としてはかなり控え目なものだったのです。その控え目な収入を基に、どのくら…

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