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2019/10/20

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  • 仕事の出来ない人 (2)

    見切りをつけた人 (2) 多くの会社で、新卒を採用する際には筆記試験や数回に亘る面接を実施しますが、それを勝ち抜いてきた新入社員は、そこそこ“つぶ”が揃っているはずなのです。 それでも、ときたま“使い物にならない新人”が出てきてしまうのは、ほとんどの場合、指導する側にこそ、潜在能力のある人材を使えなくしてしまった責任があるのではないかと考えます。 入社して間もない新入社員に実務能力を期待するのは酷な話です。何事も知らなくて当たり前。本人に意欲があり、適切な指導者がいて、知らないことを気軽に尋ねられる職場であれば、新入社員の成長は期待を裏切るようなものにはならないはずです。 さて、私よりも先輩で…

  • 仕事の出来ない人 (1)

    壊れた人 とても優秀で周囲からの評判も高かった社員が、何かをきっかけに中心的な役割から外され、以後成り下がったまま会社人生を終えてしまうことがあります。 向いていない仕事を無理やり任されたり、火中の栗を拾わされたりと、本人にとっては災難としか言いようのないことに巻き込まれてしまった社員もいました。また、たまたま仕えた上司や同僚と反りが合わずに精神のバランスを失ってしまう者もいました。 減点主義の会社にあっては、たった一回の罰点が命取りとなってしまうことがあります。もっとも、罰点をひどく気にするのは上昇志向の強い社員にとっての話です。肩書や役職に拘りの無い者にとっては、上司からの理不尽な叱責や職…

  • 雑感 ワクチン接種完了ほか

    ワクチン接種完了 今週、妻と2回目のワクチン接種を受けてきました。1回目の時と同様、妻の方はこれと言った副反応は出ずに済みそうですが、私の方は接種日の夜から発熱と倦怠感に悩まされています。 幸い、今回は予め解熱剤を用意していたので、深刻な高熱にまではなっていませんが、倦怠感は我慢するしかないようです。座っていても寝転んでいても拭い去れない体のだるさは1回目の時以上ですが、こればかりは通り過ぎるのを待つしかなさそうです。現在、接種3日目なので、このまま症状が治まってくれることを期待しています。 ともあれ、私たち家族は2回のワクチン接種を終えました。もちろん、これで感染リスクが軽減されるわけでは無…

  • やりがいのため、お金のため (2)

    とん挫したシルバーシンクタンク 来月から一緒に仕事をすることになったMさん。私が余計な先入観を抱いていたことを詫びた際にMさんが“仕方の無いこと”と言ったのは、所在の無い再雇用嘱託が多い現状を誰もが知っているからでした。 若手・中堅社員の自己都合退職が増える一方で定年後に嘱託で残る社員が増えていることから、社員の年齢構成はとても歪なものに変わってしまいました。 人手不足を訴える部署が多くある中で、何故、再雇用嘱託者が戦力になっていないのかとの疑問があります。私が人事委員会のメンバーだったのは3年ほど前の話ですが、当時と今とで、それほど状況は変わっていないでしょう。 それよりも少し前に、シルバー…

  • やりがいのため、お金のため (1)

    シルバー人材の使いづらさ 私とペアを組んでいた若手社員が会社を去り、部内で法務・契約関連の仕事を引継ぎする相手がいなくなってしまいました。私がこの部署にいる間は仕事が滞ることは無く、いよいよとなれば、全てコーポレート部門に丸投げすることも可能なので、先のことは部の判断に任せることにしていました。 ところが先日、部長から、法務要員を補充すると言う話がありました。ついこの間までは、次の定期異動 – 約一年後 – まで何とか我慢してほしいとのことだったので、どういうことか尋ねると、他の部署から嘱託社員を受け入れることになったと言います。それは、補充では無く体の良い押し付けなのですが、決まった話に今さ…

  • 安易な逃げ道の後始末

    自分に吐く嘘 以前の記事で、人を傷つけないための“事実を告げない”嘘について触れたことがあります。 lambamirstan.hatenablog.com 「嘘」と言うと、大概、事実と異なることを言ったり思ってもいないことを口に出したりすることですが、知っているのに知らないふりをするのも、また嘘のひとつです。 嘘は発覚さえしなければ、当の本人以外にとって、それは嘘にはなりません。しかし、嘘はいつか綻び始め、取り繕うとして嘘に嘘を重ねることになります。小さな嘘の綻びを繕うことを繰り返していると、後戻り出来ないほどの大きな嘘になってしまいます。 自分の気持ちに対する嘘は最も質の悪い嘘です。相手に対…

  • 追い風と向かい風

    道具としての人間関係 他者との間での諍い事をそのままにしておくと、その人との関係はおそらくそこで途切れてしまうことでしょう。プライベートな関係であれば、“嫌な相手とは付き合わない” で済ますのも、自分のプライドをかけて - そのプライドにどれほどの価値があるかは人それぞれですが – 徹底的にやり合うのも自由です。 他方、職場では、いちいち周囲と軋轢を起こしていては仕事にならないので、第一に人間関係でのトラブルが起こらないよう努めることになります。中には相手の立場や気持ちなどに全く頓着しないと言う人間もいますが、かつてほどその数は多くなく、今はほとんどが“お行儀の良い社員”となっています。 それ…

  • 感情センサー

    安易なストレス解消 先日の記事で、年齢を重ねるにつれて涙腺が緩くなったと言う話を書きました。 私としては、何かを見聞きして感動するのは自然で、自分の周囲との関わりの中で感じたことをそのまま表現したり、喜怒哀楽を素直に表したりするのは、自分の精神衛生だけを考えれば健全なことだと思います。 ところが、私たちは、一歩家を出ると正反対のことを要求されます。特に負の感情を如何にコントロールするかは、組織の中で仕事をする際には、以前にも増して重要な能力と考えられています。 私が若手社員だった頃は、管理職の中にもエキセントリックな社員がいました。私も、さすがに殴られるようなことはありませんでしたが、何が逆鱗…

  • 人材流出 社員を繋ぎとめるには

    止まらない人材流出 私の勤め先では、かつて、異動や退職の際には各フロアを挨拶して回るのが慣行になっていました。 自己都合退職者が増え、それと相まって中途採用者が増えるに従い、異動などに伴う挨拶回りは古いと避けられるようになり、コロナ禍によって、それは完全に無くなりました。 それでも、まめな同僚などからはメールで異動の知らせが送られてきますし、それ以前に社内のイントラで人事異動が公表されるので、会社に顔を出さずとも人の動きは分かります。 だいたい人事異動は2か月先くらいまでのものが公表されますが、どうしても私が気になるのは、「自己都合退職」のところです。 かつて、自己都合退職と言えば、結婚を機に…

  • 涙腺の緩くなった話

    追想のBGM 若い頃に夢中になった音楽や文学はいくつになっても愛おしいものです。 音楽を聴くと言えば、私が10代の頃はまだレコードの時代でした。レコードを買い漁ったのは、中学から高校にかけてだったのですが、その時の流行りの曲よりもむしろ70年代の洋楽アーティストが一番多かったのは、勉強を言い訳に聞き入っていた深夜ラジオの影響でした。記憶の中の学生時代の情景と楽曲の時代がマッチしませんが、自分にとって想い出のヒットコレクションは70年代の曲で埋め尽くされています。 今でも当時好きだった曲を耳にすると、胸の奥が熱くなるような懐かしさが去来しますが、その感覚は、20代や30代に好んだ曲を聞いても味わ…

  • 不幸のみちづれ

    つらい経験と不幸せ 先日起こった電車内での殺人未遂事件。重傷を負った被害者について、報道によれば、容疑者はその服装が「勝ち組」っぽいものだったことを理由に挙げているようです。自分よりうまく行っていそうな誰かを傷つけても自分が変われるわけでは無く、結局は八つ当たりでしかありません。 過去にも、自暴自棄になった者が無差別殺傷を起こした事件がありました。自分を不幸だと思うのは自由ですが、関係無い他者を自己憐憫のみちづれにすると言う発想は理解出来ません。 思い描いたとおりの人生を送っている人はどれくらいいるのでしょうか。私は、能天気な目標を立ててはそのとおりにならず、挫折したり失望したりしながらも、そ…

  • 食事に感謝

    野菜がたくさん 毎年、この時期は家族そろって夏バテ気味で、食事もあっさりしたものが中心になります。 昨年の今頃、妻の闘病生活が始まるまでは、体力維持のための朝夕の散歩を欠かさなかったのですが、夫婦そろって張り切り過ぎたせいか、かえって疲れを溜めることになってしまいました。 今年は無理せず、気が向いたら夕方に少し散歩をする程度に留めています。とは言え、やはり夏バテ気味になるのは仕方の無いことなのでしょう。ここ数日の食事は、昼は麺類、夜も胃もたれしないメニューになりました。 ところで、妻には一回り上の姉がいるのですが、姉夫婦は今年から自治体の市民農園で野菜の栽培を始めました。コロナ禍で家に引き籠り…

  • ワクチン接種

    緊急事態の常態化 繁華街の人出に関するニュースを見ると、緊急事態であることをいくら強調しても、それが“普通”になってしまえば、自粛効果はほとんど見られないことが良く分かります。 数字だけを比べてみれば、昨年の同時期よりもはるかに事態は深刻化しているのですが、緊急事態が冗長に続いていることで、世の中の緊張感はほとんど無くなってしまいました。この状態から人流を抑制するにはロックダウンしか手が無くなってしまったのだと考えます。 思えば、昨年就職した上の娘は、コロナ禍の始まりの時期に卒業を迎えたため、卒業旅行を取り止めました。一緒に旅行に行くはずだった友人たちとは、いずれ“リベンジ旅行”に行くことを約…

  • 仕事観の違い (2)

    経歴調べ この記事は、私くらいの世代と若手社員との間での仕事観のギャップをテーマに書き始めたものですが、前半を書いた段階では、Hさんと突き詰めた話をするまでには至っていません。その点、記事のタイトルは私の勇み足的なものになってしまいました。 ひとつ言い訳をすると、私がこれまで見てきた“やっつけ仕事”、とりわけ若手社員がそれを行なう場合、地味でコツコツこなす仕事を時間の無駄だと考える者が多かったことから、Hさんの仕事振りを見て、勝手な思い込みを抱いたのでした。 週明けの月曜日の午後、私はHさんとオンラインで打ち合わせを行なうことになりました。 それに先立って、金曜日の夕方、私は彼女の直属の上司で…

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