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2019/10/20

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  • “Kite Runner” by Hosseini Khaled

    ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️5/5 この本はかなり前に読んだ本ですが、友達が読んでいて勧められたので読んでみたらすごくよくてこの作家の2番目の本のサイン会まで行ってしまったほど好きになった作家です。ちなみにこの作家の2番目の本A Thousand Splendid Sunsもすごくよかったのでこちらもオススメです。Kite Runnerは私がアメリカに住んでいる時に結構人気でたくさんの人が読んでいましたが、私は内容も全然知らなくて、表紙だけ見てなんだか暗そうな本だなーと毛嫌いしていました。みじかな友達がいいよと勧めてくれたので読んでみて本当によかったです。この本は心にいつまでも残る一冊となりました。 話はアフガニスタンに住むお金持ちの男の子アミールとその召使いの子供ハッサンの友情のお話です。この本を読む前私はアフガニスタンについてほぼ何も知りませんでした。(未だに詳しくは知りませんが。。)しかしこの本を読むにつれアフガニスタンの状況に興味をもち、アフガニスタンについて少し調べたりもしました。(ハッサンはHazaras((ハザーラ人))という民族でこのHazarasという民族はルーツがモンゴル人なので顔がちょっとアジア系だったりするとか。その民族は歴史的背景もありアフガニスタンでは差別されがちであるなど。) 内戦や差別、私たちから見ると理不尽に見えるルールなど中で生きる人々の心の中を垣間見たような気持ちになりました。もちろんフィクションなのでですが、作者は11歳の時にアフガニスタンから他の国へ亡命してきた経験があるだけに本の中のアミールとハッサンは作者の子供の頃の思い出もどこかに含まれているのではないかとも思いました。ドロドロとした醜い戦いの中でこの本はアフガニスタンの美しい光景の描写も素晴らしいです。 内容は重くて心が痛むような内容ですが、読んだ後に何度も何度も思い出して考えさせられた本です。難しい内容ですが、英語的にはそれほど難しくなかったように記憶しています。(かなり前に読んだのでちょっと忘れました。すみません。) 文章は非常に美しく、しかも堅苦しく書かれていないので、読みやすくどんどん読み進めていける本だと思います。Khaled Hosseiniはまだ3冊しか本を出版していませんが、どれも私は大好きな本なので(3冊目もよかったと思うのですが実は内容をあまり覚えていないので1冊目と2冊目よりはインパクトが少なかったの

  • “The Fault in Our Stars” by John Green

    さて、たくさん注文した本の中から最初に読んだのはこの本The Fault in Our Starsです。これは映画化もされているので知っている人も多いかと思いますが、主人公は完治しないガンにおかされていて、学校にもいけずにほぼ毎日を家で過ごしている16歳の女の子Hazel。ある日ガンのサポートグループで17歳のAugustusに出会い、彼のことを好きになっていきます。そしてAugustusに出会ったことでHazelの世界はどんどん広がっていくというお話です。 まず、この本と映画のことは結構前から知っていたのですが、ガンや病気の話はちょっと苦手なので実はこのお話はわざと避けてきましたが、ひょんなことから気に入って見ていたYou Tuberがこの本の作者(John Green)であることを知ってから読んでみたいという気になり購入しました。 結果は残念ながらやはりあまり好きなお話ではありませんでした。作者はすごく好きなのでこの本も好きになりたかったのですが、ガンや病気のお話はやっぱりどうしても悲しくなってしまい、話自体に集中できないというか、色々と余計なことを考えてしまったりして。若い二人が恋に落ちるプロセスは微笑ましく、かわいいなーとも思ったりしたのは事実ですが、キャラクターに私があまり共感できなかったというのも好きになれなかった一因かもしれません。私が歳をとってしまったので若い子の恋愛ものはもう共感できないのでしょうか?悲しいですが、もし若い時に読んでいたらもっとキャラクターに入り込めたのかもしれません。 ということで星でいうと5つ星中の3というところでしょうか?Hazelのモデルになった女の子がいるようで、John Greenもその子のことをどこかで話していましたが、世界中には若くしていろんな病気と戦っている子供達がたくさんいて、私たちはついその子たちのことを特別視してしまうけれどやっぱりみんな普通の子供でティーンエイジャーで、色々な心の葛藤があり、それに加えて病気のこともあって、なんだか本当に不公平だなと思ってしまいます。 うまく説明できていませんが、本を読んでやっぱり泣いたし、考えさせられるところもたくさんあったので、星3ということで。この本はとても人気がある本なので私には合わなかっただけで、たくさんの人はこの本に高い評価をしていますので皆様もぜひ読んでみて自分で判断してください。YAなので英語レベ

  • Gone Girl by Gillian Flynn

    今回は心理的サスペンススリラー(?)とでも呼びましょうか。かなり強く推したい本Gone Girl: A Novelです。この本は私の好きな本の一つでネタバレをしたくないので詳しいことは言えませんが、読んでいる途中で衝撃を受け鳥肌がたって、本って面白いなと再実感した本でもあります。 作者のGllian Flynnはアメリカ人の作家で現時点(2019年9月)で3冊の本を出版しています。実は3冊全部読みましたが、やはりGone Girl: A Novelが一番でした。 内容はだいたいこんな感じです。幸せな夫婦ににわかに訪れた悲劇。5回目の結婚記念日に突然妻のエイミーが失踪してしまいます。家には争った形跡があり、エイミーの血も見つかります。夫のニックは妻に何が起きたのか真実を知るため試行錯誤しますが、ニックは不自然な行動などを疑われ、妻殺害の容疑者になってしまいます。エイミーはどこへ行ってしまったのか?ニックに殺されたのか?それとも殺人鬼は他いるのか? この本はそれほど難しくなく、内容的にも早く続きが読みたくなるようなサスペンスなので、比較的読みやすい本だと思います。本を読むのが好きでないとか英語の本を読み始めたばかりの方は続きが知りたくてどうしようもなくなるようなエキサイティングな内容の本から始めるのがいいのかもしれません。そういった意味でもこの本はぜひオススメです。 映画にもなっており、映画もみましたが、これは絶対に本を読んだ方がいいという作品の一つでした。まあ大体、本より映画の方が良かったというケースはまれですが。。。 とにかくこの本は星で言えば5スターで、絶対オススメの本です。しかしこの本は好き嫌いが分かれる本のようで、すごく好きという人もいればすごく嫌いという人もたくさんいるようです。自分は好き派か嫌い派かぜひ一度読んでみてください。 ランキングに参加しています。よかったらクリックしてください。 にほんブログ村

  • A Tale for the Time Being by Ruth Ozeki

    A Tale for the Time Being: A Novel 一番初めに紹介する本は Ruth OzekiのA Tale for the Time Being(日本題・あるときの物語)です。 この本は実は題名も作家の名前も聞いたことがなかったのですが、地元のドイツの図書館にある数少ない英語の本コレクションの中で見つけて、作家の苗字が日本の名前だったことにも興味をもち、借りてみることにしました。 この本はカナダに住む主人公のRuth(作者と同じ名前ですねー)が海辺で見つけた一冊の日記を拾ったことから始まります。日記を読みはじめたRuthはこの日記が日本に住んでいるNaokoという女の子の日記であることを知ります。Naokoはカリフォルニアで育ったのですが、父親が仕事を無くし、家族で日本へ帰ることになります。日本での学校生活になじめず、いじめにあうNaoは日記に全てを書き留めます。Ruthは日記を読み進めるうちにNaoが心配になり、Naoの身の上に感情移入していきます。 まず、印象的だったのが、日本についてとても詳しく、割と忠実に書かれているなということでした。日本が舞台だったり、日本人のキャラクターが書かれている洋書の中にはあれ?ちょっと違うんじゃない?もうちょっと下調べしたほうが良かったかもねと思うものもいくつかありますが、この本はちゃんと調べて書かれているなという印象を受けました。 作家のRuth Ozekiさんはアメリカ生まれで日本人とアメリカ人のハーフだそうです。日本語がどれほど話せたり書けたりするのかはわかりませんが、奨学金をもらって日本へ留学もしており、日本で教師として働いていたこともあるようなのできっと日本語も少しできるのではないかな?と思います。だから日本について詳しいし、間違ったことを書きたくなかったのかなと思いました。 さて、本の感想です。読みにくい箇所も多々ありましたが、私は割と好きなタイプの本でした。星で言えば4スター(最高が5スター)でしょう。一番読みやすく、興味を引かれたのはやはりNaoの日記の部分です。Naoが抱える様々な悩み、どこにぶつけたらいいのかわかならい怒りと悲しみがとてもうまく表現できていたと思います。いつの間にかNaoを応援している自分がおり、そしてRuthと一緒に私もNaoの結末が気になり、読み進んでいきました。しかしRuthの部分や彼女の夢の部分はちょっとわかり

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