カン・ソンシさんは日本人だった-7(不定期の旅客運搬業)
榊原修二(カン・ソンシ)は家族3人で深圳と香港マカオの真ん中付近の漁村に移住し、ショウ・ボッツ船長のクルーザーで海上旅客運搬業の手伝いをしながら、免許を取ったりノウハウを将来の夢のために教わっていた。 ユウリンさんは漁村で、生まれて初めて肉体労働を経験して居た。 漁港近くの加工所で、魚を割いて干したり、ボイラーで蒸したりいろいろ初体験で、元々体育系で体を動かして来たので、違和感なく働く喜びを実感していた。 シュウジンくんは、加工所の従業員用保育室に預けて、地元の子供たちと一緒に遊んでいる、保育の担当者を配置しているので安心だ。 深圳の高級マンション育ちが、浜辺の保育所は別世界のようで真っ黒に日…
2020/11/26 14:40