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よさブログ https://yosablog.com/

読書、映画を愛しているYosaがその時々に合わせた本や映画の紹介をしていきます。読書200冊以上、映画100本以上を経験しています。

読書、映画を愛しています。読書量は200冊〜ってところです。 高校1年冬に読書に目覚める→新書を片っ端から読む→小説、映画にハマる大学時代→新卒から教育系会社勤めをしながら小説を読み漁る毎日を送っています。 本は月4冊ぐらいのペースで推移しています。映画は子どもが生まれてから見れる時間が減ったな〜。

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2019/10/13

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  • 「夏物語」が素晴らしい

    「夏物語」が素晴らしい今回は今読んでいる最中の小説「夏物語」の1章までの感想を書いていきたいと思います。早く全て読み切りたい、と強く感じています。最後まで読むとまた感想は変わるのかなと思いながらも途中経過をまとめると女性であることを強烈に意

  • 南米の解放者シモン・ボリバルの晩年を描いた歴史小説「迷宮の将軍」紹介

    南米の解放者シモン・ボリバルの晩年を描いた歴史小説「迷宮の将軍」紹介やっと「迷宮の将軍」読み終えました。ある程度の予備知識がないと難しい小説でした。もちろん私は予備知識などないので辛かったです。まとめると南米の解放者シモン・ボリバルの活躍し

  • 名古典小説シリーズ「ジーキル博士とハイド氏」紹介

    名古典小説シリーズ「ジーキル博士とハイド氏」紹介今回は小説「ジーキル博士とハイド氏」を紹介したいと思う。「ジキルとハイド」って多分聞いたことあるのではないかと思う。反対の意味を持つ二人、二つのものを表すときに使われることがある。その語源とな

  • アル・パチーノ主演「狼たちの午後」紹介

    アル・パチーノ主演「狼たちの午後」紹介今回は久しぶりに映画紹介ということで実話をベースにアル・パチーノ主演で撮影された「狼たちの午後」を紹介したいと思います。まとめると核心部分を言うとネタバレになるので言えない笑私は自分の視野の狭さに驚き、

  • ホラー映画「ライト/オフ」をアマプラで見たら珍しい作りだった件

    ホラー映画「ライト/オフ」をアマプラで見たら珍しい作りだった件今回はホラー映画「ライト/オフ」を紹介したいと思います。久しぶりに映画の紹介です。7月に見た映画ですが今更紹介したいと思います。まとめるとホラー映画には珍しく最初からクライマック

  • 現在読んでいる「迷宮の将軍」G・ガルシア・マルケスについて途中感想

    現在読んでいる「迷宮の将軍」G・ガルシア・マルケスについて途中感想今回は現在読んでいる小説「迷宮の将軍」が半ばまできたので一度感想を書いてみようと思います。<あらすじ>スペインの植民地支配から南米の様々な国家を解放した元英雄シモン・ボリバル

  • 「東京喰種」をついに読んだ。面白さを分析してみる回

    「東京喰種」をついに読んだ。面白さを分析してみる回こんにちは。最近妻が「東京喰種」を大人買いしまして、私としても読まずにはいられない!ということで今まで気になっていたけど読んでこなかった「東京喰種」を一気読みしました。ということで今回は「東

  • 安部公房「壁」をなんとかこうとか紹介しようと試みるも無残に散る回

    安部公房「壁」をなんとかこうとか紹介しようと試みるも無残に散る回今回は安部公房が芥川賞を受賞した作品「壁」を紹介したいと思う。正直「壁」を紹介できるほど文章力もないし、本質を読めてはいないと思うけどなんとか書いてみるのでよければ読んでやって

  • したくない仕事に対するモチベーションの作り方

    したくない仕事に対するモチベーションの作り方今、部活動や校務分掌で持ちたくない仕事を持ってしまっている自分がどのようにモチベーションを持ってやっているのかをつらつら書いていこうと思います。何も参考にならんかもだけど書いてみます。まとめると無

  • バルガス・リョサ「悪い娘の悪戯」紹介+感想

    バルガス・リョサ「悪い娘の悪戯」紹介+感想今回は最近ハマっているペルー出身のノーベル賞作家マリオ・バルガス・リョサの小説「悪い娘の悪戯」を読み終えたので紹介していきます。まとめると各章ごとに移り変わる都市、人間関係、社会情勢と不変であるかに

  • 今日は教員免許更新、、、のはずが

    今日は教員免許更新、、、のはずがこんにちは。今日は教員免許の更新講習の日でした。本当なら大学まで行って、講義を受けているはずが、、、残念ながらその大学の学生からコロナ陽性者が出てしまったみたいで、延期になりました。延期でよかった。中止なら払

  • マリオ・バルガス・リョサ処女作「都会と犬ども」紹介

    マリオ・バルガス・リョサ処女作「都会と犬ども」紹介今回は南米ペルーのノーベル賞作家マリオ・バルガス・リョサの処女作「都会と犬ども」を紹介していきます。まとめると:ハッキリとした描写、コントラストの効いた作り、血の滾るままに発せられる痛烈なメ

  • 嘱託殺人に関わって安楽死について考える回

    嘱託殺人に関わって安楽死について考える回今回は全国的なニュースになっている嘱託殺人事件に関わって考えたことをつらつら書いていきたいと思います。僕の考えは安楽死について「もっと議論しろ」と思います。大麻然りです。法的に認められていないって言う

  • 記事を書くモチベーションが上がらない件

    記事を書くモチベーションが上がらない件こんにちは最近忙しさのあまり記事を書くモチベーションが上がっていません。他の優先事項がありすぎてブログまで手が回りません。回そうと思えば回せるのですが「コナンアウトキャスト」や「小説」や「子どもと嫁」を

  • 父を自殺で亡くした男が三浦さん自殺報道で思うことを書いてみる回

    父を自殺で亡くした男が三浦さん自殺報道で思うことを書いてみる回今回はとても嫌な訃報が入ってきた。俳優の三浦春馬さんの自殺というニュースだ。妻は大好きだったので今も落ち込んでいる。僕も「私を離さないで」で彼を見直し(それまでは彼をイケメンだけ

  • ツイッターでの「安部やめろデモ」で思う事

    ツイッターでの「安部やめろデモ」で思う事仕事帰りにツイッターを覗けば、#安部やめろがトレンド入りしてた。だから政治のことで思うことを書いていきたいと思う。まとめると:民主党時代も自民党時代も一小市民である僕にとって何ら変化はなかった結局それ

  • レジ袋有料化を批判しているツイートを見て馬鹿だと思う理由

    レジ袋有料化を批判しているツイートを見て馬鹿だと思う理由いきなり本題ですが、僕としてはレジ袋有料化はいいことだと思っています。どこに批判することがある?!って不思議に思うくらいです。日々吐き出されるレジ袋って必要なの?そもそもですよ、レジ袋

  • 時間食い虫「コナンアウトキャスト」紹介

    時間食い虫「コナンアウトキャスト」紹介今日は趣を変えてゲームの紹介をしたいと思います。今私の中でコロナウイルスばりに第二波が来ているゲームがあります。それが「コナンアウトキャスト」です。一度やり始めると止められないスルメゲーです。まとめると

  • ヘッセ「車輪の下」紹介

    まとめると:車輪の下に轢かれたくはない!車輪になりたくもない! 社会が人を殺す。自己を作り出す前に社会の下じきになってしまった一人の少年から学ぶべきことはなんだろう。子供に期待しないなんて不幸な方向はイヤだ。期待のその先を大人が考えなければならないと思う。一人の親として考えさせられる。

  • バルガス・リョサ処女作「都会と犬ども」1部読了

    まとめると:犬どものこころの叫び、抵抗が残酷な現実をどう動かしていくのか。さらに読みたくなる。 圧倒的な描写。少年たちの心の叫びがこの小説からほとばしっている。現実を支配している構図(暴力・狡猾・不正)を見事に描き、その構図に抵抗している少年たちを見事に描いていると思う。

  • O・ヘンリー傑作選II「最後のひと葉」紹介

    O・ヘンリー傑作選II「最後のひと葉」紹介今回はまたまたO・ヘンリーの短編集を紹介しますまとめると:ヘンリーらしさ全開!ウィットに富んだ内容に今回も楽しませてくれます。ふ〜終わった。いい話(愚かな話)って思わせてそこからひっくり返す展開に楽

  • たまには別の趣味(ゲーム+漫画+NBA)の話を書いてみよう

    たまには別の趣味(ゲーム+漫画+NBA)の話を書いてみよう今回は読書や映画から離れて別の趣味であるゲームとNBAの話を書いてみようと思う。まとめると:時間が無限に欲しい。不労所得欲しい。仕事の残業いらん。趣味って色々ありますよね。読書や映画

  • トルストイ「アンナ・カレーニナ」紹介

    今回はトルストイの傑作「アンナ・カレーニナ」を紹介します。この小説は人生の節目で何度も読み返すことになるだろうと確信しています。既に二度読んでいます。一度では読み取れないほど重厚で奥深い作品だと思います。

  • マット・デイモン+ロビン・ウィリアムズ「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」紹介

    まとめると:自分の理解者を得ることがどれほど大変で、かつ重要であることかを教えてくれる内容に心が温まる。 心の傷を人に晒すことはとても怖い。その傷を見せ合うことができる存在は人生において何人いるのだろうか。二人が傷を打ち明けるシーンは映画史に残る名シーンではなかろうか。人と人の心の交流を描いた傑作映画。

  • 塩野七生「ローマ人の物語II〜ハンニバル戦記〜」紹介

    共和制のローマがいかにして北アフリカの大国カルタゴに勝利を収めることができたのかがこの巻での大きなテーマだと思います。出てくる武将たちの勇姿ももちろんだけど、その武将を操る国自体の方針が見所だと思う。それにしても冬のアルプス越えはアツい。

  • ポール・ニューマン主演「ハスラー」紹介

    まとめると:ただのビリヤード映画ではない奥深さがこの映画にはある とにかくポール・ニューマンが格好いいのは間違いない。ビリヤードの心地よい音が耳を離れない。技術はあっても若さ故の勢いしか持たないエディがあるものを失うことで何かを得て覚醒する。エディが得たものはなんだったのだろうか。私も欲しい。

  • O・ヘンリー傑作選I「賢者の贈りもの」紹介

    今回はアメリカを代表する短編小説家O・ヘンリーの傑作選I「賢者の贈りもの」を紹介します。騙されたと思って一つ目に収録されている「賢者の贈りもの」だけでも読んでみてください。温かみのある素晴らしい世界が広がっています。

  • 黒川伊保子「日本語はなぜ美しいのか」紹介

    今回は新書「日本語はなぜ美しいのか」を紹介します。この新書は早期英語教育が叫ばれる昨今の状況に一石を投じた書です。母国語の大切さ、言葉の奥深さを味わうことのできる素晴らしい内容でした。

  • アル・パチーノ+ジーン・ハックマン「スケアクロウ」紹介

    今回はジェリー・シャッツバーグ監督「スケアクロウ」を紹介したいと思う。 ジーン・ハックマン扮するマックスとアル・パチーノ扮するライアンの友情物語。それぞれ心に傷を負っている物同士が引かれ合い、お互いを認めていく様は美しい。

  • セルジオ・レオーネ監督「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」紹介

    今回はセルジオ・レオーネ監督の遺作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」を紹介したいと思う。この作品は4時間近い上映時間に見たときは度肝を抜かれた作品です。映画をみているというより長編小説の世界に入り込んでしまったかのような錯覚を覚える名作だと思います。

  • 塩野七生「ローマ人の物語I〜ローマは1日にして成らず〜」紹介

    今回は塩野七生さん「ローマ人の物語」シリーズの第1巻を紹介したいと思う。このシリーズは全15巻ある歴史小説です。専門家からは色々と細かな指摘があるようですがとても楽しめるシリーズでしたし、人生においても大切な本の一つです。

  • ポール・オースター「ティンブクトゥ」紹介

    今回は犬を主人公として書かれた小説「ティンブクトゥ」を紹介します。ポール・オースターの作品で一番ほっこりする作品だとYosaは思います。

  • マリオ・バルガス・リョサ「緑の家」紹介

    今回はバルガス・リョサの重厚なオーケストラのような作品「緑の家」を紹介します。ストーリーの繋がりや面白さを掴むまでに少し時間がかかるので今の世代向きではないかもしれませんが、読み応えのある素晴らしい物語です。

  • スタンリー・キューブリック監督オススメ映画ランキング

    スタンリー・キューブリック監督オススメ映画ランキング今回はキューブリック監督の作品をなんとかふり絞って順位をつけて紹介していきたいと思います。順位をつけるのが忍びないのですが、、、ちなみにキューブリック監督作品のうち「恐怖と欲望」「非情の罠

  • マリオ・バルガス・リョサ「つつましい英雄」紹介

    この小説に派手さはない。しかし「誰にもふみつけにされてはならない」というポリシーを貫き通す静かなる英雄の姿があります。これを本当の英雄と呼ぶのだと痛感させられます。また非常に緻密に練られた構成に絡まっていた物語の糸がスッとほどけるときの解放感は他では味わえない。

  • 小説・映画ともに名作である条件は一つだけじゃないかと思う回

    今回は本や映画の特定の作品ではなくて、名作である条件は一つだけだと思う理由をみなさんと共感したいと思って書いてます。結論:こだわり(矜恃)がある作品こそ名作になる

  • ヘミングウェイ短編集「われらの時代・男だけの世界」紹介

    今回紹介するのはヘミングウェイの短編集です。男だけの世界と銘打っている通り、荒々しい男の世界が中心となる短編が多くなっています。

  • ポール・オースター「偶然の音楽」紹介

    今回紹介する小説はオースター「ムーンパレス」の次の作品です。舞台設定が似ていて作品と作品のつながりを感じつつも細かな内容は対称的になっていて面白い小説でした。人生は偶然の連なりであることを痛感し、偶然に囚われた男の生き方を見ることができる。

  • ポール・オースター「幽霊たち」紹介

    今回はポール・オースターの「幽霊たち」を紹介します。この小説はオースターのニューヨーク三部作と呼ばれる作品群の二作目です。これらの作品を機に一気に評価を高めただけあってとても読み心地が良く、自身のアイデンティティーに迫ってくる作品です。

  • 安部公房の傑作「砂の女」紹介

    今回は安部公房「砂の女」を紹介したいと思います。この作品は安部公房を世に知らしめた出世作だそうで、様々な国の言語に訳され海外でも評価の高い作品です。作品全体を包む異様な雰囲気とまるで自分が砂の穴に落ちてしまったかのような深い没入感が味わえる名作だと思います。

  • ピーター・ワイデン「密告者ステラ」紹介

    今回紹介する本は第二次世界大戦のユダヤ人ホロコースト関係の本を調べていたときに古本屋で見つけた本です。正直思っていた内容ではなく、オススメ!というわけではありませんが、ユダヤ人が虐殺されていたときに世界はどう反応していたかを学ぶにはいい本です。

  • 安部公房「箱男」紹介

    今回は安部公房「箱男」を紹介したいと思います。今の時代みんなが箱男になっていると思う今日この頃です。まとめると:現代社会にもリンクする「見られずに見ることができる世界」を描いた傑作。この小説は絶対に読むべき一冊です。

  • キューブリック監督「フルメタルジャケット」紹介

    Yosa的にはキューブリックNo,1の作品。ベトナム戦争を描いた反戦映画です。前半は海兵隊のとてつもなく厳しい訓練を描いたシーン。ここで登場する「ハートマン軍曹」と「ほほえみデブ」はネット内でコラ対象としてとても有名です。後半部分は戦闘部分です。ベトナム戦争なのに市街地戦という異色の戦闘シーンですが見所満載です。

  • 安部公房「他人の顔」紹介

    この小説はくどいほどの顔についての考察を始め物語が本格的に動き出す他人の顔作りに至るまでに半分ほどを費やす。一見これが蛇足に読めるが、最後まで読めばそれが蛇足ではないことに気付ける。顔にこだわる「ぼく」の愚かさから人間の愚かさを感じる。

  • 安部公房「方舟さくら丸」紹介

    今回はポール・オースターから離れて安部公房の作品「方舟さくら丸」の紹介をしたいと思います。独創的な作品が特徴の安部公房。ノアの方舟をイメージしていることは間違い無いですが、ノアの方舟と現代の方舟の違いをうまく表現している作品です。

  • キューブリック監督遺作「アイズワイドシャット」紹介

    今回はスタンリー・キューブリック監督の遺作となった「アイズワイドシャット」を紹介していきます。性描写が多く、R18に指定されている作品ですがテーマといい内容といい文句のない作品です。

  • ポール・オースター「ムーン・パレス」紹介

    今回はポール・オースターのシリーズを続けていきます。ニューヨーク三部作を発表し終え、一躍有名となったポール・オースターが取り組んだ作品「ムーン・パレス」という小説を紹介していきます。

  • ポール・オースター「幻影の書」紹介

    オースターの魅力が全て詰まった傑作。オースターお得意の作中作品による心理描写や、自分探しを登場人物が行なっていく中で読者自身も救われていく感覚に襲われる。

  • キューブリック監督「バリーリンドン」紹介

    今回はキューブリック監督シリーズの紹介で「バリーリンドン」をしてみたいと思います。Yosaはキューブリック監督シリーズで一番映像、音楽が美しく調和している作品だと思っています。

  • ヘミングウェイの名作「老人と海」紹介

    今回はヘミングウェイの名作「老人と海」を紹介します。この本は名作でありながら文庫版で147ページと手の出しやすい作品です。海外小説の入門にオススメの作品です。

  • キューブリック監督「2001年宇宙の旅」紹介

    今回はキューブリック作品で一番紹介が難しいであろう「2001年宇宙の旅」を紹介したいと思います。20世紀を代表するSF映画の一つとして非常に高い評価を得ているこの作品、好き嫌いの分かれる映画ですが、一度は見て欲しい映画です。

  • 「夜と霧」とあわせて読みたい一冊「これが人間か」紹介

    夜と霧」は強制収容所で起こったことを心理学者が客観的に書いているならばこの本はその対極に位置する。強制収容所で体験した感情や様子を主観的に描いている。だからこそ生々しく、強制収容所での生活の実態を思い知ることができる。

  • 「夜と霧〜ドイツ強制収容所の体験記録〜」紹介

    「一心理学者の強制収容所体験」というこの書においては、事実の報告というよりもむしろ一つの体験描写に重きが置かれている。から始まるこの書は強制収容所内を生き残った精神学者の著者が当時を回想し、極限状態で人間がどの様に振る舞うかを客観的に叙述している。

  • 恐怖心とはどこからやってくるのか、、、小説「蝿の王」紹介

    もしも子供だけの世界があったとしたらどうなるだろう?と考えたことはありませんか。そんな子供だけの世界をテーマに現実を見せてくれる小説です。恐怖に支配され秩序のなくなっていく様を体験できます

  • 本音と建前が錯綜するコメディ?!小説「パンタレオン大尉と女たち」紹介

    真面目で堅物で有能なパンタレオン大尉が軍の重要任務を任された事で物語は動き出す。有能であるがために任された任務で軍の想像以上の効果を上げてしまった。本来は喜ぶべきはずがあらぬ方向に物語は進んでいく。

  • ブラックコメディの決定版「博士の異常な愛情または〜中略〜なったか」紹介

    この映画は反戦映画として作られたブラックコメディ映画です。現実離れした描写や大袈裟なアクション、まともな人間が誰もいない状況と超A級品のブラックコメディです。ぜひ記事も読んで映画も見てください。

  • ポール・オースター「オラクル・ナイト」紹介

    この小説はオースター作品の中でも簡潔な読みやすい作品だと思います。適度な不可思議さと作中物語が織りなす重厚な内容がページを進ませてくれます。

  • ロリコンの語源になった小説を映画化「ロリータ」紹介

    映画を見てから小説も読んで欲しい作品です。映画ではどうしても内面の描写が乏しく誤解を生むと思うんです。ロ・リー・タがいないと生きていけないハンバートの想いが。そういう意味で映画を見てから小説を読むとハンバートの行動の真意が伝わってより小説も楽しめるし、映画も補完されるし最高です。

  • 知らない時・知った時と二度楽しめる小説「写字室の旅」紹介

    アメリカ人作家としてとても好きなポール・オースターの小説紹介です。自作自演なのか?と疑いながらもそうではないことを祈らざるおえない作品。日本人としても想像しやすい舞台や設定なので海外文学はちょっと、、、と抵抗のある人にまず薦めたい作家さんです。ぜひ一度手に取ってみてください。

  • ポール・オースターのベストブック?!「闇の中の男」紹介

    家族とか国ってなんなんだろうと自問している1人の男がそこにいる。家族の在り方と国の在り方を重ね合わせ、そこから何かを導こうとしている。そんな印象を受けました。そんなことってできるのでしょうか、、、分かりません。読んでみてください。

  • キューブリック監督のハリウッド1作目「現金に体を張れ」紹介

    一番の見所はこの作品の構成です。内容自体はクライムサスペンスと呼ばれるジャンルで、ある人物が無血強盗事件を企て強盗が実行される様を描いた作品です。この映画で白黒初挑戦ありだと思います。クセも少ないし見やすいので良いと思いますよ。

  • 悪+暴力+風刺の強烈な映画「時計仕掛けのオレンジ」を紹介

    人間は他人にこんな仕打ちができるのか、という怖さと驚きが少なくとも5つは出てきます!ただのバイオレンス映画ではない魅力がここにはある。

  • 「100日後に死ぬワニ」のワニが100日後に死ぬ事を知っていたら、、、小説「わたしを離さないで」紹介

    登場人物は皆裸の状態、傷つきやすい心そのままに生きています。その剥き出しの心が様々な要因で揺らいでいく。彼らの境遇を思えば本当に心が痛む。そんな彼らを支えるのがたった一つの希望です。

  • 運命とは何かを考えてしまう小説「リヴァイアサン」を紹介

    今まで読んだオースター作品は「私」とはいったい何者なんだ、という問いが作品全体に漂っている印象でしたがこの作品は少し趣が違っている様に感じました。誰もが皆囚われている。今まで生きてきた道に。 そういった事を感じさせる作品でした。

  • 映画監督と小説著者が大喧嘩のホラー映画「シャイニング」を紹介

    この映画はホラー映画の古典とも言われる作品で、今見てもとても価値のある映画だと思います。ニコルソン好きとしては外せない1本です。また、キューブリック入門としてもいいのではないでしょうか。今から暑くなってきてホラーの季節がきます。ぜひ見てくださいね。

  • 小説と映画の違いを考えてみたら奥深かった件

    小説は自分の内部に楽しみがある、映画は自分の外部に楽しみがある。小説は受け取ったもの(文字)をどう捉えるかイメージし続けるので作者の意図を正確に読み取れていなくても良い。映画は監督の表現したいものを受け取り続ける(映像+音楽)から監督の意図を自動的に読み取ることになる。

  • 勇気をくれる、背中を押してくれる映画「今を生きる」を紹介

    自分の生きる道に悩んでいる時、誰かに背中を押してもらいたいときに見て欲しい映画です。監督:ピーター・ウィアー出演:ロビンウィリアムズ 他。自由と抑圧がテーマだと感じながら見ました。

  • たまには真面目に本紹介「失敗の本質〜日本軍の組織論的研究〜」Part2

    まとめると:1940年でも日本人は「空気読め」だった衝撃。有事のリーダーは日本にいない?!なんか読んでいたら気が滅入るほど昔も今も変わらないです。だから日本には有事のリーダーは存在しない様に思います。いや厳密には日本の社会構造が有事のリーダーを殺しているから存在しないだと思います。

  • たまには真面目に本紹介「失敗の本質〜日本軍の組織論的研究〜」Part1

    失敗したくない人、太平洋戦争に興味がある人は必読の書だと思います。この本は太平洋戦争の各戦闘の敗因から失敗の本質を探る本です。①作戦の目的・立案②作戦の実行過程③事後処理、これら3点を歴史資料から紐解いていきます。ここだけ切り取って読むだけでも価値のある本だと思います。

  • 人を理解することはこれほど難しいのか、小説&映画「グレートギャツビー」

    オススメ小説・映画「グレート・ギャツビー」です。この作品の魅力はなんと言ってもギャツビーの魅力です。そのギャツビーの魅力に迫る

  • 正しいことってなぜ煙たがられるのだろう映画「セルピコ」を語る

    まとめると:不正と汚職にまみれたこの世にもヒーローは実在した。正しい正直な人間=信用できない人間。そんな社会を1人で戦い抜いたパチーノ演じるセルピコに惚れます。官僚や政治家に1人でもこんな人がいて欲しい

  • 常識ある大人になるための一つの方法

    その方法は「本を読む+映画を見る」です。こうすることで常識ある大人になれると思っています。理由は1、新しい考え・知識を受け入れる土壌を作る2、多様な価値観に触れるを同時に行うことができるからです。

  • 海外の本(洋書)を勧める理由を考えてみた

    洋書を勧める理由は大きく3つあります。1、数ある本の中からわざわざ日本語に訳されている本=それだけ価値が高い。2、1億人が読むかもしれない本よりも15億人が読むかもしれない本の方が広がりがある。3、欧米文化がスタンダードになる

  • 検察庁法改正案を考えていたら「セルピコ」が思い浮かんだ件

    自分で情報収集していかないと既得権者にいい様にされると思います。「人間はみな自分の見たいと思うものしか見ようとしない」ユリウス・カエサル。これがメディアに当てはまると大問題だと思います。

  • 今を精一杯生きようと感じさせてくれる小説「泥流地帯」を紹介

    この小説には今を精一杯生きることの尊さ、美しさが詰まっている。実際に起こった十勝岳の噴火を描いた作品です。当時の移民が貧しさの中も支え合い、協力して暮らしている姿に胸が熱くなります。

  • コーヒー、タバコ、カフェ好き必見映画「COFFEE AND CIGARETTES」を紹介

    まとめると:コーヒー愛、タバコ愛が凝縮された平凡な日常の大切さを教えてくれるリラックスムービー。平凡なコーヒーとタバコの雰囲気がたまらない。映画を眺めながら雰囲気に浸る。そんな楽しみ方もできる映画です。

  • 日本初長編SF小説?!「第四間氷期」を紹介してみた

    「未来予測機の予言を信じられないからではなくて信じたくないのです」という言葉がこの作品のジレンマを表していると思います。今を裏切るか未来を裏切るかで揺れる主人公の様子に注目です。

  • 歴史に残る名作映画「カッコーの巣の上で」を紹介

    結論:「自由」を映画という形で見事に表現しているのがこの「カッコーの巣の上で」という映画だと思います。異論は認める

  • ハンニバルのドラマ版がもちろん面白い件について

    「羊たちの沈黙」シリーズのドラマ版です。かなりオススメの内容でした。BSでも放送されていますがHuluなら無料の1ヶ月間で全て見ることができます。

  • 200年前のオススメ小説を紹介します

    オススメといっても一冊です1813年刊行の「自負と偏見」この小説を評価した一言が全てを表しています「大した事件が起こらないのにページをめくらずにはいられない」

  • 本を読み始めた一つの理由

    本は正しい努力の手助けをしてくれる。それに気付けるか気づけないかで人生が大きく変わる。

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