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あんた なんばしよっとね https://aomogutan.hatenablog.com

家族とペット犬のトホホ話やほっこり話を紹介するブログです。ゆるやかに楽しんで頂けたら嬉しいです。

あおもぐたん
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2019/10/08

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  • 楽しすぎた結果に待ち受けていた運命とは?

    1日分から注文OK!セブン─イレブンのお届けサービス セブンミール 息子のQ太は何かに憑りつかれると、我を忘れて夢中になってしまうクセがある。その性分は、(自称)盆栽達人のじーじと全く同じである。 そんなQ太だが、高校生のときは3年間ブラスバンド部に所属していた。そしてQ太は3年生になると、学生指揮者としての任務を務めるようになった。桜が散り、ゴールデンウィークも過ぎて梅雨も明け、いよいよ甲子園出場をかけた高校野球予選の開幕となった。Q太の学校は、奇跡的に2回戦を突破し、いよいよ3回戦目の当日朝を迎えることができた。その日の最高気温は38°C。数年ぶりの2回戦突破に学校中は浮足立っていたが、選…

  • 全ては自分を守るため

    わが家の犬Q助は、犬のくせに大の犬ギライである。他の犬がやって来ると、「近寄るな!」とばかりに吠えるのである。 それというのも、子犬時代に、意気揚々と出かけたドッグランで、いきなり他の犬にガブリとやられた経験があるからである。初めてのドッグランで、初めて犬社会の洗礼受けたQ助は、それからドッグランに行くことを嫌がった。そして自分が成犬、いやすでに老犬になっているにもかかわらず、今だに他の犬を恐れて、ウォンウォンと威嚇する。すでに自分の方が他の犬にとって、脅威的な存在になっていることに気がついていないのである。全ては自分を守るためである。さらにQ助には、自分より強くて絶対に敵わない相手を一瞬で見…

  • 九死に一生 原爆キャンプ

    Gじいちゃんは若いころ、東京の大学に通っていたが、戦時中は海軍へ入隊していた。 1945年8月8日。夏休みのために一時、故郷に帰ることを許されたじいちゃんは、帰省後さっそく故郷の友人に連絡をした。久しぶりに東京から友人が帰ってきたということで、じいちゃんの友人は、明日大学をさぼって、じいちゃんと裏山へキャンプへいくことにした。そして翌日の8月9日。その日は快晴だった。二人は山を1つ超え、見晴らしの良い場所を見つけた。そしてそこで飯盒炊さん(炊飯)の準備に取りかかった。するとその時突然、山の向こう側から、今まで経験したことのないような大音量と振動が体に響いた。 1945年8月9日午前11時2分。…

  • わが家の残念なくだもの

    わが家では、おいしいけれど、なぜか敬遠されている果物がある。それはモモとキウイとザクロである。モモは甘くて瑞々しくて美味なのだが、以下の点が残念である。 皮をむくとき、グニャグニャして剥きにくい 最初は甘いが種付近はすっぱいという、だまされた感 果肉の繊維が歯の間に挟まる 価格が高い キウイはツブツブの噛み応えが好きなのだが、以下の点が残念である。 熟成していないキウイはカチカチすぎて、スプーンが入らない 包丁で皮をむくと、手にキウイの毛がつく 熟成させるために、わざわざリンゴを買う必要がある ザクロはおいしくて女性にとって栄養化が高いのだが、以下の点が残念である。 皮が毒である 身を食べると…

  • シブ柿の恐怖

    渋柿の恐怖はハンパではない。うっかり食べてしまうと、歯を磨こうが他の物を食べようが、渋みが取れることはない。いっそ、誰かと口の中を交換してもらいたいと思うほど、しつこい渋みが口の中に残る。ところでウチの近所には、野菜を分けてくれる親切なおばさんがいる。そのおばさんは野菜だけではなく、豊作の年になると大量の柿も分けてくれる。とてもありがた~いのだが、柿を置いていくときはなぜかいつも、不吉なメッセージを残していくのである。「かじってみて、渋いのがあったら捨ててね♡かじってみればわかるから♡かじってみれば♡」「はあ、わかりました。ありがとうございます。」と、このように毎回、チャレンジ精神を試されるよ…

  • 方向音痴にもホドがある! NO.18

    私は方向音痴である。それもただの方向音痴ではない。「超」がつくほどの方向音痴である。知り合いにも方向音痴の人がいるが、私に比べると皆、かわいいものである。方向音痴であるということは、モチロン、地図が読めない。地図が読めない人はこの世に大勢いるかもしれない。しかし私は子供のころから天体が大の苦手で、何回説明されても「太陽は玄関ドアから昇る」ことしか理解できない。自宅のドア存在が、方向世界の全ての基盤になっているのである。そのため私にとって地図とは、無用の長物なのである。方向音痴な者にとって、カーナビは天の声と同じである。カーナビが発売された当初は、カーナビ会社の社員が雲の上から私の車を見張ってい…

  • デンジャラス ドッグ NO.17

    ダンナも私も生き物が好きである。そのため我が家の子供たちも、自然と生き物に興味をもつようになったのは当然のなりゆきである。 これまでに飼ったペットは数知れず。この他にも金魚、タニシ、セミ、アオムシ、ちょうちょ、おたまじゃくしなど、枚挙にいとまがない。やがて子供たちがそれぞれ中学生と小学生になったとき、このくらいの年なれば犬の世話ができるだろうと考えて、犬を飼うことにした。そしてついに、我が家に待望のワンコがやってきた!ジャジャジャジャ~ン! ワンコはQ助と命名され、家族からたいそうかわいがられて育った。私はかねてから家族に 「ウチは小さい人、(病気などで)弱い人の世話が優先だよ!」と言ってきた…

  • 酢たまごアクティビティ NO.16

    ダンナの母親であるGばあちゃんは、なかなかアクティブな人である。看護師の仕事の他にもお茶、スイミング、洋裁をやっており、特に洋裁に関しては、自分の服は自分で作れるほどの腕を持っている。だが、そんなアクティブなGばあちゃんならではの問題点が、一つだけある。それは、最後まで人の話を聞かずに、すぐに行動してしまうことだ。普段はそれで特に困らないのだが、時には大被害を被ることがある。ある日、Gばあちゃんは「酢たまご」というものを同僚から聞いてきた。それは簡単に言うと「たまごをカラごと酢に溶かして飲む」カルシウムやタンパク質たっぷりの健康食品、というモノだった。だが、彼女はそれを「どのくらい」「どこで」…

  • おなかが痛くても口痛くない NO.15

    ウチのダンナは食べ物にかける執念が人一倍強い。「これ、食べる?」と聞いたときの返答率は以下のとおりである。食べる・・・・・・100%いらない・・・・・・・0%迷っている・・・・・・0%彼はどんな状態でも必ず食べる。いつでも食べる。くれるものは必ずもらう。(食べ物に限る)ハムスターでさえ満腹状態のときは、すぐにエサを食べない。やがて訪れる空腹に備えて、ほお袋をパンパンにさせてエサをためるだけである。だが人間のダンナの場合は、満腹・空腹関係なく、とりあえず胃袋に食べ物をためる習性がある。あるとき、ダンナは頭が痛かったが、フツーにご飯を食べた。 あるときダンナは、インフルエンザで38度の熱があったが…

  • 真夜中のラーメン慕情 NO.14

    このお話はまだ、コンビニも冷凍食品も普及していなかった時代のお話である。時はバブル真っただ中。世の中の人はとても忙しかった。私も御多分にもれず、10時過ぎに帰宅する日々が続いていた。その日は金曜の夜だった。仕事に区切りをつけてやっとこさ帰宅したとき、時刻はすでに12時を回っていた。その日はダンナの方が早め(といっても10時半だったが)に帰宅していた。彼はすでにうたた寝をしていて、夕飯は外で済ませてきたようだった。一方私はというと、昼食から12時間以上、缶コーヒーしか口にしていなかった。なぜならその日私は、夕飯を食べそこなってしまったのだ。早く帰りたかったのだが、思ったより仕事がはかどらず、空腹…

  • スイカは飲みもの NO.13

    私が子供のころ、実家では「ノドが乾いたらスイカを食べなさい。」という妙なルールがあった。というのも私の実家は兼業農家であったため、台所には常に大量の野菜とスイカがごろごろと転がっていた。しかも親戚の人も、土産がわりにスイカを持ってくる。 しかしスイカは場所をとるため、早め早めの消費が望まれた。またなぜか我が家では、スイカを腐らせることに大きな罪悪感を感じていたようで、スイカが古くなってくると「そら食べろ、やれ食べろ、子供はスイカ好きでしょ」とやたらと勧めてくるようになる。だから子供は子供なりに親に気を使って、ほぼ毎日セッセセッセとスイカを食べていた。この話をすると、たいていの人は「スイカ天国じ…

  • 妖怪 まごロールじいちゃん NO.12

    Gじいちゃんは7人姉弟の末っ子長男である。みんなからかわいがられて育ったためか、とても温厚な人だ。そんなじいちゃんの会話の97%は「ほっほ」だけだ。「ほっほ」だけで全ての感情を表現できる技術を持っている。 さてある年のお盆休み、家族でダンナの実家に帰省することになった。その時、みんなでイルカウオッチングへ行くことになった。ダンナの実家からイルカウオッチングまで車で約2時間。その日は快晴だったが、少し風が強い日だった。それでも船は無事に出港した。 時折、イルカのジャンプが私たちを出迎えてくれた。孫たちは大興奮。船のデッキで大はしゃぎ。それを見て、じいちゃんも「ほっほ ほっほ」と嬉しそうだった。す…

  • それでも盆栽達人と呼ばれたい NO.11

    北陸に住む私の父親(Mじーじ)は盆栽の達人である。その達人ぶりは地元でも有名で、過去に3回ほど新聞に載ったことがある。彼の盆栽にかける情熱は本物だ。家には胡蝶蘭の小鉢だけでも300鉢、松の盆栽だけでも50鉢、他にもわけがわからない盆栽が30鉢ほどある。 山へ行けば、さらにわけのわからない盆栽が数えきれないほど栽培されている。だが彼は、それだけでは飽き足らず、時折山へ行っては新しい山野草を探す。山野草をさがすその鋭い眼光は、さながら鷲のようだった。 そんなじいじの盆栽愛を家族は「変人」と呼んでいた。さて、北陸の冬はとても寒い。冬になると雪が降る。氷点下の日も多い。防寒着ナシで何時間も外で過ごせる…

  • ネイティブスピーカー NO.10

    ヨメとなって初めてのお盆休みに、九州にあるダンナの実家に帰省することになった。だが私はとても不安だった。なぜなら、以前初めてダンナの実家をおとずれたとき、ダンナの故郷の言葉がわからず、まるで異国に一人ぼっちで放り出されたような、さみしい気持ちになったからだ。みんなとたくさんおしゃべりをして早く仲良くなりたい!という私の願望は言葉の壁に阻まれて、みごと砕け散ってしまった。 だが!今回はそんな私を気づかってダンナが通訳を申し出てくれた。なるべく関東の言葉で話すよ、とダンナは約束してくれた。だから私は安心して空の旅を楽しんでいた。 やがて、飛行機は低空飛行を始め、九州に無事到着した。「ヒコーキ、あま…

  • ノーベル平和賞がほしい NO.9

    ウチのダンナは表情に乏しい。表情に乏しいと喜怒哀楽がわからない。だが、長年一緒に暮らしているとそれとなく伝わってくるものだ。たとえばチョットうれしいときは 足をスリスリさせる。とてもうれしいときは ムホムホ言う。 超うれしいときは ほっぺがモリッとする。このように3段階に分かれていることがわかった。だが、この法則を発見するのはノーベル賞をとるよりむずかしい。私はこの法則を発見した世界唯一の人間である。ダンナに出会ったのは平成元年。今は令和元年。私がこの法則を発見したのは令和になってからである。30年以上の研究の成果である。私の人生の中で時代をまたにかける大発見となった。

  • とにかくイタイんだもん! NO.8

    以前、急に腹部の痛みを訴え、救急病院へ行ったダンナ。病名は尿管結石だった。2週間ほど薬を服用すると、ダンナの体から結石は自然に流れていった。 それから2年後のことである。ある休日の日の夕方、再びダンナが声を荒げた。 「これ!絶対に結石だ!」「まちがいない!」「あのときと同じくらい痛いっ!」顔をしかめ、おなかを押さえてうめくダンナ。こりゃ、大変だ!早く救急病院へ!今回は吐き気もすごい。顔色も悪い。重症なのか?入院か?手術か?吐き気がおさまらないダンナ。額に汗がにじむ。救急病院へ着いてから30分ほど待たされ、ようやく診察室へ入った。「どうされましたか」と尋ねる先生。「ハイっ!おなかがものすごく痛い…

  • 座っていられないほどの痛みって何? NO.7

    「右っパラが痛いっ!」「も、ダメ! も、ダメ! も、ダメ!」「帰る! 帰る! 帰る!」 ある日突然、1本の電話が我が家に鳴り響いた。電話の声のヌシはダンナだった。声を荒げ、ひどく取り乱している様子だった。時刻は4時半。そろそろ夕飯の支度をはじめようかと思っていた頃だった。普段おっとりしていて、5年に一度しか怒らないダンナが、こんなに取り乱しているなんてオカシイ。ただ事ではない。ふだんノンキな私の額にも冷や汗がドッとあふれてきた。数時間後、痛みをこらえながら、やっとの思いでダンナが帰宅してきた。インフルエンザで高熱を出した時でさえ、涼しい顔をしてごはんをパクパク食べる人なのに、今は顔全体に苦悶の…

  • 布がわからない人② 我が家のルーツを見た! NO.6

    ウチのダンナは布が雑だ。前回の記事では生地のちがいがわからないダンナの話を紹介した。 だが、ダンナがわからないのは、それだけではない。 ある日、仕事から帰ってきたダンナは、こう言った。 「なぜかヘソがでちゃうんだよね、今日のシャツ。」 ・・・・・・・・・・。布のサイズもわからないらしい。だが!そんなダンナをリョーガする最強の人物が現れた!それは親戚の葬式に参列するため、みんなでダンナの実家に帰省した時のことだった。葬式の朝当日、突如トラブルが発生した!ダンナのシャツだけ無いのである。前日の夜、みんなで自分のシャツやら喪服やらを寝室のハンガーにかけて準備しておいたのだ。それなのに、朝起きてみると…

  • 布がわからない人① NO.5

    布にはイロイロな種類がある。 例えば、ウールやアクリルは、保温性にすぐれ、秋冬の素材として使用される。 麻やレーヨンは、吸水性にすぐれ、夏の素材として使用される。 一方種類にもよるが、綿やポリエステルは、ほぼ一年中 使用される。 綿は通気性・吸水性にすぐれ、ポリエステルはシワになりにくく、耐久性にすぐれている。 布に関してほとんど知識のない私でも、これくらいのことは知っている。夏用と冬用の区別が、フツーにつく。そもそも触ってみれば、フツーにわかる。夏用はサラッとしているし、冬用はモッタリとしている。だが、ウチのダンナはこれがわからない。 わからないというより、夏用、冬用という概念がない。 概念…

  • 生まれて初めての脱毛 NO.4

    ダンナは自分の毛が大好きである。ダンナはとても毛深い。だがダンナはそのことを誇りに思っている。思春期のとき、太くて長い毛がゴワゴワと生え始めたときは、まるで包まれているような守られているような安心感でいっぱいになった。その毛は、冬になるとかれを温め、 夏になると蚊の攻撃から彼を守ってくれた。 いつしか体毛は、ダンナにとってなくてはならないものになっていった。かれはそんな毛を何十年もこよなく愛してきた。 だが、近年の夏の暑さは尋常ではない。ついにある日、ダンナは決心をした。腕だけでも脱毛しよう!家にはちょうど、使い残しの脱毛クリームがあった。ダンナに頼まれた私は、よーし、任せろ!と張りきった。 …

  • オヤジのあそび方 ②歯 NO.3

    うちのダンナは自分あそびが好きだ。 (※自分あそび=自分の体を使ってあそぶこと)ある日、ダンナは、奥歯がぐらぐらしていることに気がついた。ダンナは、その歯を舌でウリウリして あそべることに気がついた。 かれはこれを「歯あそび」と命名し、2週間ほど楽しんだ。 楽しかったとき、つらかったとき、悩んでいるとき、 ぐらぐらの歯は、よき相棒として、常に彼のなぐさめとなった。 だが、「いい加減に抜歯してこーい!」と私に叱られたため、しぶしぶ歯医者へ行くことになった。 歯医者から帰ってきたダンナは、相棒との別れを深く悲しんだ。 だが、相棒が抜けたあとの穴を ウニウニしているうちに、今度は「穴遊び」を発見した…

  • オヤジのあそび方 ①耳 NO.2

    うちのダンナは 自分あそびが好きだ。(※自分あそび=自分の体を使ってあそぶこと。)ある休日、ダンナは ソファーの上で、ノンビリ耳かきを楽しんでいた。 すると突然 、彼の動きが止まった。 ピタッ! なんですとぉぉぉ!?明日、絶対に病院へいってこーい!!!と焦る私。翌日、耳鼻科から抗生剤をもらってきたダンナは鼻をつまんで耳から空気を出す、というあそびを思いついた。 このあそびをいたく気に入ったダンナは、 1週間ほど そのあそびを楽しんだ。 耳あそびを十分に楽しんだダンナは、 そのことを 耳鼻科の先生に意気揚々と話した。 「1週間楽しかったですぅ~。」 すると、「それ、絶対にやめてくださいね!」と …

  • 登場人物紹介 NO.1

    不思議な人が多いうちの一族。そんな一族のトホホ話やほっこり話を紹介します。 登場人物紹介 大体はこのメンバー中心の話になると思います。日常話のほかに、北陸、関東、九州の文化のちがいなども紹介していくつもりです。 どうぞよろしくお願いいたします。

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