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教養ドキュメントファンクラブ https://tv.ksagi.work/

自称「教養番組評論家」、公称「謎のサラリーマン」の鷺がツッコミを混じえつつ教養番組の内容について解説。かつてのニフティでの伝説(?)のHPが10年の雌伏を経て新装開店。

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2019/10/06

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  • 8/30 BS-TBS にっぽん!歴史鑑定「信長を追い詰めた男! 朝倉義景」

    評価の低い「あの人」の名誉回復のようです どうしてもここ一番で決断できないというところがあり、結果としては天下取りに関われなかったばかりか、信長にあっという間に滅ぼされたことから暗君のイメージが強く、歴史ファンからも「ナマ倉義景」と陰口を叩かれることも多い朝倉義景である。しかし昨年、麒麟関係でまずNHKが朝倉義景の名誉回復番組を放送したが、今回はこの番組がその路線で。 tv.ksagi.work // 越前を繁栄させて強国となるが まず朝倉氏であるが、そもそもは斯波氏の家臣であったのだが、義景から四代前の朝倉孝景の頃に越前を支配する戦国大名として自立、そして一乗谷に城下町を構える。義景の父であ…

  • 8/29 サイエンスZERO「富士山 噴火の歴史を読み解け」

    富士の宝永噴火を調査することで、将来の噴火を予測する 富士は過去5600年間に180回の噴火を繰り返してきた活火山である。今年、富士山噴火のハザードマップが17年ぶりに改定され、噴火の影響がより広がる可能性が示された。これらは過去の噴火の分析がなされた成果に基づいている。特に宝永噴火の時には火山灰は江戸にまで飛んだという。この巨大噴火の謎に迫る調査に密着した。 1707年の宝永噴火では富士山の土手っ腹に火口が開き、16日間にわたって噴火が続いたと言うが、その被害の大きさが分かる痕跡が最近見つかったという。それは静岡県小山町の須走地区。ここで地面から深さ2メートルのところから焼け焦げた柱が見つか…

  • 8/29 TBS系 世界遺産「新たな世界遺産誕生! 奄美大島・徳之島」

    亜熱帯の森林に固有種が棲息する奄美大島 前回に続いて奄美・沖縄の特集。今回は奄美大島と徳之島を紹介。 www.youtube.com 亜熱帯の奄美大島は海に迫るリアス海岸で変化に富んだ海岸の内陸はほとんどが山岳地帯である。ここでは大量の雨が亜熱帯の森林を繁茂させている。巨大なシダ植物が育ち、空気は湿っている。内陸には落差100メートル以上の滝もある。年間の降水量は3000ミリにも達する。黒潮が大気の温度と湿度を上げ、それが風で運ばれて大量の雨となるのだという。 固有種のアマミイシカワガエルが棲息し、ツツジの仲間の幻の花・アマミセイシカが小さな花を咲かせる。日本で一番小さいすみれのアマミスミレも…

  • 8/29 TBS系 健康カプセル!ゲンキの時間「必見!夏に患者数が増える結石の予防法!?」

    夏に増加する尿路結石 患者は今までに体験したことのないような激痛でもんどり打つなどとも言われているのが尿路結石。「悪魔の一撃」などとも言われる・・・とのことなのだが、はて? 「悪魔の一撃」ってぎっくり腰のことでなかったっけ? 結石は痛い割には軽く見られることも多い病気だが、場合によっては腎臓から全身に細菌が回って死ぬこともあると言う恐ろしい病気である。なお結石は生活スタイルの変化などで40年間で倍に増えているし、夏のこのシーズンは患者が増加するという。 // 尿路結石のチェックポイントと症状 そこで専門家を交えて経験者による座談会。一人が経験したのは、最初は仕事中にお腹に痛みを感じたのだが、そ…

  • 8/27 テレ東系 ガイアの夜明け「日の丸スポーツメーカー もう一の闘い」

    オリンピックのアスリートのためのミズノの用具開発 コロナ禍を無視してオリンピックが開催されたが、オリンピックはスポーツメーカーにとっては最大の宣伝の機会。そのスポーツメーカーの話。なお昨年にも同様の件が放送されており、その後という形にもなっている。 tv.ksagi.work 最初に登場するのは卓球の伊藤美誠選手のためのシューズを開発しているミズノの大谷氏。彼女は一流のスポーツ選手を担当するのは初めてとのこと。伊藤選手と二人三脚でシューズの試作品の開発を続けてきた。今まで彼女に提案したシューズは100足を越えるという。 ミズノでは新しく開発した新素材ミズノエナジーという高反発素材を伊藤選手に試…

  • 8/25 BSプレミアム 英雄たちの選択 「"若君"北条時行の終わりなき戦い」

    亡国のプリンス・北条時行を紹介する 1333年、鎌倉幕府滅亡。この時に北条氏は全滅したというように思われているが、実際はそうではなかったのだという。鎌倉幕府最後の得宗・北条高時の次男である時行が家臣に連れられて逃亡、その後北条再興を掲げて戦いを行っている。亡国の若きプリンスと言うことでドラマ性も高く、彼を主人公にした漫画が現在松井優征(あの「暗殺教室」で有名な漫画家である)の作品で登場しているとか。今回はその北条時行に注目する。 北条時行を主人公とした松井優征の作品 // 鎌倉から脱出し信濃に潜伏、鎌倉の奪還に成功するが 鎌倉幕府滅亡時に北条得宗家当主の北条高時には二人の息子がいたが、嫡男はか…

  • 8/24 BSプレミアム プロジェクトX 挑戦者たち(リストア版)「チェルノブイリの傷 奇跡のメス」

    今回はチェルノブイリの原発事故の影響で急増した、ベラルーシの子供たちの甲状腺ガンの治療のために奔走した日本人医師の物語。真の国際貢献とは、医師の使命とはと考えさせる内容である。今回はまず私のアーカイブから。 // プロジェクトX「チェルノブイリの傷 奇跡のメス」(2003.5.13放送) なぜか日本にはあまり情報が伝わってこない(原発に対するイメージダウンを恐れる日本政府が、意図的に情報を伏せている節があるのだが)が、チェルノブイリの事故以来、現地では癌の増加などの悲惨な状況が発生している。そんな中で現地での医療に奔走した一人の医師が今回の主役である。真の国際貢献とは何かを感じさせられる内容で…

  • 8/23 BS-TBS にっぽん!歴史鑑定「二人の天才浮世絵師 歌麿と写楽」

    謎多き歌麿の半生 現在、日本の浮世絵は世界的に評価が高いが、その中でも別格的に評価が高いのが歌麿と写楽である(なぜ北斎が出てこない?)。その二人の実像に迫ろうと言うことらしい。 まず歌麿だが、その生まれはハッキリと分かっていないという。1755~1758年頃に江戸か川越で生まれたとされている。本姓は「北川」で幼名は「市太郎」もしくは「勇助」とのこと。そして幼くして町絵師・鳥山石燕に絵を学び始める。石燕によると歌麿少年は「虫をじっと観察しているような繊細な子供」だったそうな。 20才頃から歌麿は「北川豊章」を名乗って洒落本や黄表紙の挿絵を描いたという。そして転機となったのは新進気鋭の版元の蔦屋重…

  • 8/22 サイエンスZERO「新型コロナ収束のカギ!mRNAワクチンに迫る」

    コロナワクチンで注目のmRNAワクチンとは コロナウイルスに対するワクチンの接種が始まっているが、その中のファイザーやモデルナのワクチンはmRNAワクチンという新技術が投入されたものである。ただ新技術であるだけに安全性などに不安を感じている者も少なくない。そう言うわけでmRNAワクチンとはどのようなものであるかを紹介するという。 まずmRNAとは何であるかだが、細胞内のDNAの情報をコピーし、リボソームでタンパク質を合成するのがmRNAである。mRNAワクチンはコロナウイルスの表面の突起を合成する情報のRNAを用いている。これを体内に取り込むと、細胞内でウイルスの突起部分が大量に生産されるので…

  • 8/22 TBS系 世界遺産「新たな世界遺産誕生! 奄美・沖縄」

    新しい世界遺産を紹介 この度新たに世界遺産に登録されることになった奄美大島・徳之島、沖縄島北部、西表島を2回に分けて放送するとのこと。 www.youtube.com // 多くの固有種が棲息する珊瑚礁の島・西表島 西表島は亜熱帯の島で面積は東京23区の半分ほど。島のほとんどはサンゴ礁に囲われている。島の周囲には干潟が広がり、水辺にはマングローブ林が存在する。潮が退くとマングローブの一種であるヤエヤマヒルギのタコの足のような根っこが地上に現れる。満潮時にはこの根元は小さな魚の格好の隠れ家となる。マングローブ林の間にはいくつもの川が流れ、名前がついているだけで40の川があるという。また沖縄最大の…

  • 8/22 TBS系 健康カプセル!ゲンキの時間「災害時に注意すべき健康被害」

    災害時に発生することが予想される健康被害 台風や地震など各地で毎年のように大型災害が発生しているが、そうなった場合にはライフラインが長期にわたって停止するようなこともある。それとそれに付随しての健康被害が現れることもある。今回はそんな時に予想される健康被害とそれの対処法を紹介。 // 感染症の増加に注意 災害時にライフラインが停止した場合に注意すべき健康被害は大きく3つあると専門家は指摘するが、その一つ目は感染症であるという。 避難所などでの集団生活などでは感染症が発生するリスクが高い。特によく発生するのが肺炎だという。実際に災害現場ではこれが最も多いという。阪神・淡路大震災では避難所や自宅で…

  • 8/20 テレ東系 ガイアの夜明け「旅の常識が変わる!人気は「ずらす」「秘境」「動く宿」」

    コロナ禍に対応した新しい旅行の形 コロナ禍の影響で通常の旅行がしにくくなったご時世であるが、そんな中で新しい旅行のやり方を模索する動き・・・とのことなんだが、何かこのタイトルを見たら私が連想したのは「ハウルの動く城」。 まんま「動く宿」です(笑) // JR東海が提案する「ずらし旅」 毎週末近場を歩き回って身近で旅行気分というのを発信しているのはリーマントラベラーを名乗る東松寛文氏。彼は今まで週末に海外などを飛び回っていたそうだが、コロナ禍で一転して近場の発掘に動き出したという。彼は現在、JR東海が行っている「ずらし旅」という企画を紹介するページのアドバイザーをしているとか。 JR東海の「ずら…

  • 8/19 BSプレミアム ヒューマニエンス「"脂肪"人類を導くパートナー」

    ヒトにとって脂肪はどういう意味を持っているか 脂肪と言えば現代人には困りものというイメージ。実際に私もこれに苦しめられている口である。しかし人類と脂肪との関わり合いには進化が絡む深いドラマがあるというお話。 // 人間は脂肪を溜められるように進化した そもそも人類は特異的に脂肪を蓄える能力があるのだという。脂肪と言えば霜降り和牛が連想されるが、配合飼料で太らせている霜降り和牛は体脂肪率は30%以上。これはちょっとぽっちゃりした女性ぐらいである。実際に動物園の猿は大して運動していないにもかかわらず体脂肪率は8.4%だった。他の猿もオランウータンで16.4%、ゴリラで15.2%といずれも人間よりも…

  • 8/17 BSプレミアム プロジェクトX 挑戦者たち(リストア版)「日米逆転!コンビニを作った素人たち」

    日本初のコンビニエンスストアの物語 今回は日本初のコンビニエンスストアであるセブンイレブンのオープンの物語。社内で不遇であった社員が一般公募の素人集団で日本の流通革命に挑むという熱い物語である。なおこの回、私は間違いなく見ており、強い感銘を受けたのでその内容もかなり詳細に覚えていたのであるが、なぜかバックナンバーには記載がなかったので、今回も書き下ろしである。 // 新たな小売りの形態を模索する中、アメリカで出会った便利屋 昭和46年、大量消費の時代を迎えた日本ではスーパーマーケットが隆盛し、老舗の百貨店から客を奪っていた。活気づいているスーパーマーケット業界だが、その中で業界17位に甘んじて…

  • 8/16 BS-TBS にっぽん!歴史鑑定「影の太閤!秀吉の弟・豊臣秀長」

    秀吉の弟で名補佐役だった秀長 豊臣秀吉の天下統一の影には名サポート役として弟の秀長の存在が大きかったと言われている。実際に秀長が生きていたなら豊臣の天下は続き、家康の天下もなかったのではとも言われている。その秀長の生涯。 豊臣秀長 秀長は秀吉よりも3最年下の秀吉に取っては唯一の男兄弟だった。なお秀長は秀吉の異父弟とも言われているようだが、歴史学者の小和田氏は秀吉と父が同じだと見ている。秀吉が継父との折り合いが悪く、10才ぐらいで家を飛び出した後、秀長は百姓として実家を支えていた。それが秀吉が20歳ぐらいになった頃に突然フラッと戻ってくると、秀長に自分の家臣として武士になって欲しいと頼み込む。成…

  • 8/15 サイエンスZERO「NASAエンジニアに聞く火星探査車パーシビアランスの挑戦」

    NASAが無人探査車による火星調査を開始 2021年2月、NASAは火星探査車パーシビアランスの着陸に成功した。パーシビアランスはこれから火星の生命探索などの調査を行うという。このパーシビアランスについてNASAのエンジニアである小野雅裕氏に話を聞いている。 今回探査されるのは火星赤道付近の直径45キロのジェゼロ・クレーター。ここはかつて数百メートルの水を湛えていたと考えられている。パーシビアランスはこの中のかつて川が流れ込んでいたと考えられる三角州を探査することになっている。三角州では地球でも生命の化石がよく見つかることから、火星の生命の痕跡が発見されることが期待されている。 スタジオではパ…

  • 8/15 TBS系 世界遺産「世界で一番美しい海岸 アマルフィ」

    世界で最も美しい海岸 イタリアのアマルフィ海岸は、海岸線に沿っていくつも小さな町が海まで迫る山の斜面にへばりつくように散在している。ここは世界で一番美しい海岸とも言われている。 www.youtube.com アマルフィ海岸はナポリのすぐ南のソレント半島の南側に連なる海岸線である。海岸線の長さは30キロほど。その中の断崖に隠れるように小さな町がいくつもある。中世にはこれらの都市が海洋国家アマルフィ共和国を結成していた。限られた土地の急斜面や断崖上に建物を築いて都市を形成した。現在は人気のリゾートとなっている。 // 迷路のような町に神々の道 まるで隠れ家のような奥まった湾にあるビーチは、海から…

  • 8/15 TBS系 健康カプセル!ゲンキの時間「眼精疲労と目の老化」

    スマホから来る眼精疲労 スマホが手放せない時代になってきて問題になっているのが眼精疲労。これらの眼精疲労と老眼について。 インターネットのアンケートによると、目の疲れを感じている人は50人中34人もいたとのこと。眼科医によると疲れ目は睡眠で解消できるが、要注意なのは睡眠でも取れない眼精疲労だという。眼精疲労状態になると、目の疲れだけでなく肩こりや頭痛、さらに不眠やうつ症状まで発症することがあるという。さらに目の老化を早めるとされている。 目の疲れと言えばスマホやパソコン。番組では2人の被験者で実験しているが、最初は目の疲れがなかったのが、30分間スマホやパソコンを使うと目が疲れた状態になってい…

  • 8/13 テレ東系 ガイアの夜明け「ANA 大逆風に立ち向かう」

    コロナ禍で飛べなくなったウミガメ コロナ禍で大苦戦する企業が多い中で、特に強烈な逆風を受けているのがANAである。旅客の落ち込みは激しく、生き残りのために様々なコスト削減に挑んでいるそんなANAの現状を紹介。 ANAのホノルル便は以前は大型機中心だったのを中型機に切り替えたにもかかわらず、座席はガラガラだという。2019年には150万人が訪れており、ANAはそこに最大の機体であるエアバスA380を導入した。ウミガメの絵を描きフライングホヌ(空飛ぶウミガメ)と名付けられた機体は高い注目を集めた。週に多い時は10便飛んだが、520席の座席はほぼ満席が続いた。しかし去年3月から運休が続いている。そこ…

  • 8/12 BSプレミアム ダークサイドミステリー「本当にあった!?日本史怪事件ファイル」

    実体験として語られた「稲生物怪録」 今回のテーマは歴史上での怪奇物語について。最初に登場するのはこの世界では今でも根強い人気があるという「稲生物怪録」。 これは広島の三次の稲生平太郎なる人物が16歳の時に体験したという、一ヶ月に渡って彼の元に現れたという物怪について記録したもの。その内容はかなり独創的でバリエーションに富んでいるので人の興味を誘うのだとか。なお稲生平太郎はこれらを「実際に体験した」と語っており、彼の口述記録を取った人物も「記憶がかなり正確であって、真実と感じた」とのことである。またその話は多くの実在の人物や場所も含んでいることから、さらに話にリアリティが加えられているらしい。 …

  • 8/12 BSプレミアム ヒューマニエンス「"筋肉"感応する奇跡のシステム」

    筋肉が精神に関係する 筋肉と言えば我々の身体を動かすための器官であるが、実はそんな単純な機能にとどまらない能力を有しているようであることが近年になって分かってきた。 まずは筋肉が精神に影響を及ぼすらしいという研究。筋肉を動かすことで、実は様々な物質が筋肉から放出されるという。これらはマイオカインと呼ばれるホルモンで、30種類以上が発見されており、大腸ガンを抑制するSPARC、肥満や糖尿病を予防するIL-6、脂肪を燃焼するIrisinなどが存在するが、BDNFがうつ病との関係が指摘されているという。BDNFは元々脳で作られ、神経細胞の成長を促す働きがあるという。これが筋肉でも作られているのだとい…

  • 8/11 BSプレミアム 英雄たちの選択 「伊藤VS大隈 "日本"を決めた政変の真相」

    盟友同士が対立した明治14年の政変 今回は大隈重信が政府から追われ、伊藤博文が新政府の実権を握った明治14年の政変について。磯田氏は「現代の政治の形にまでつながる重要なターニングポイント」とまで言い切るのだが、世間ではあまり知られていないし、近現代史が弱い私もこの辺りはよく知らない。この明治14年の政変に注目する。 長州出身の伊藤博文と肥前出身の大隈重信は、共に先進的な西欧諸国を体験した者同士であり、日本の近代化を進める盟友であった。明治5年、2人は周囲の反対を押しきって日本初の鉄道の開通を行う。当時政府を指揮していた大久保利通は鉄道反対派だったが、実際に開通した鉄道に試乗すると「実に百聞は一…

  • 8/10 BSプレミアム プロジェクトX 挑戦者たち(リストア版)「翼はよみがえった 後編 YS-11開発」

    先週に続いての熱い物語の後編です。後を託された技術者達が奮戦することになります。 // YS-11の製造に取りかかる 昭和34年5月29日、YS-11を開発する会社・日本航空機製造が日本政府の出資で設立される。土井達侍によって鍛えられた若者たちが中心に設計チームは70人に膨れあがる。2年後の初飛行が目標であった。しかしここで5人の侍が身を退くことを決める。60才を目前にしていた彼等は、飛行機を作り上げる激務にもう耐える力はないと感じていた。そして彼等は三菱の技術部長になっていた東條輝雄に後を託す。東條はゼロ戦の開発にも携わっており能力では群を抜く技術者だった。航空機のライセンス生産の現場を任さ…

  • 8/8 TBS系 健康カプセル!ゲンキの時間「必見!熱中症の意外な原因&予防法」

    このシーズンに要注意の熱中症対策を事例から学ぶ 暑さが本番だが、この季節になると増加するのが熱中症。この時期が一番多く、昨年は1万3千人も搬送されたという。侮っていると命を落とすこともあるが、確実に予防することも出来る病気である。しかしそこに落とし穴が。それを経験者から学ぶ。 水分を摂っていても要注意 まず最初の事例は水分をキチンと摂っていたにもかかわらず熱中症になってしまった男性。屋外で麦茶を飲みながら作業をしていたらしいが、それでも熱中症で倒れたのだという。 ここでの落とし穴は塩分の不足。彼はこの日は暑さで食欲がなくて昼食を食べずに仕事をしていたのだという。そのために塩分とエネルギーが不足…

  • 8/3 BSプレミアム プロジェクトX 挑戦者たち(リストア版)「翼はよみがえった 前編 YS-11開発」

    今回は日本を代表する熱いプロジェクトを前後編で紹介。敗戦で空を奪われた元航空技術者達の熱いリターンマッチです。で、私のアーカイブを見返すとなぜかこの回だけが抜けていたのでまた書き下ろしです。 // 空を奪われた日本 昭和30年、失業者が溢れる神戸で職を探している50男がいた。土井武夫。彼はかつて日本一と言われた飛行機設計者だった。子供の頃に飛行機に憧れた彼は東京帝国大学航空学科に入学する。そこは土井に劣らぬ大空への憧れを持つ英才が集っていた。木村秀政は昔見た飛行船が人生を決めた男、堀越二郎は口べたであるが頭の回転は抜群の男であった。彼らはほとんど独学で設計技術を学んでいく。いつか自分達の作った…

  • 8/2 BS-TBS にっぽん!歴史鑑定「天下一の傾奇者!前田慶次の真実」

    天下の傾奇者・前田慶次の真実 「花の慶次」の主人公として人気を博した天下の傾奇者・前田慶次であるが、実在していたことは知られているが、その実態はよく知られていない。その前田慶次の真相に迫るというのが今回。 人気コミックの主人公になってます 晩年上杉家に仕えた前田慶次のものと伝わる具足が米沢に残っているが、それによると確かに傾奇者・前田慶次らしく派手な甲冑であるが、慶次の身長はおよそ160センチ(平均身長155センチの時代なので一応は大柄)程度と言うことで漫画で描かれている197センチの巨漢とはイメージが違うという。まさ慶次が詠んだ歌も残されており、和歌の嗜みなどもある将であったことが覗えるとい…

  • 8/1 サイエンスZERO「宇宙誕生から"1秒間"の謎に挑むニュートリノ科学の大実験」

    宇宙創生の謎に迫る大実験 日本が誇る素粒子研究施設であるスーパーカミオカンデを使用して、宇宙創生の謎に迫ろうという壮大な実験が行われた。それについて紹介する。 その宇宙創生の謎とはズバリ「今、なぜ我々はこうして存在出来ているか」。と言うのは、そもそもビックバンでは大爆発と共に物質が生成したのであるが、それと同時に同量の反物質も生成している。物質と反物質が衝突すると光を発して消滅するので、この時点で同量の物質と反物質が生成したのなら、やがてそれらは対消滅して現在の宇宙には物質は残っていないはずである。これは物理学においての基本的な謎とされていた。これをニュートリノを超精密観測することで解明出来る…

  • 8/1 TBS系 健康カプセル!ゲンキの時間「美味しい!!ゲンキになる!ご当地健康家庭料理」

    この暑さで夏バテになりがちであるが、そんな夏バテに対抗するための各地のご当地家庭料理を紹介するというこの番組らしい内容。 // 奄美の油ソーメン まずは南の島、奄美大島のご当地料理を紹介。それは油ソーメンというもの。塩を揉み込んで冷蔵庫で寝かせた塩豚に野菜とソーメンを加えて炒めるそうな。奄美での定番料理だという。健康効果としては豚肉のビタミンB1は疲労回復効果があるとされている。さらに具材のニラはアリシンがビタミンB1の吸収を高めるという。 作り方としては、きびなごの干したものを炒めて香りを出し、そこに水、豚肉、野菜を入れて炒める。紹介された奄美料理店のレシピではニラの代わりに葉ニンニクを加え…

  • 7/30 テレ東系 ガイアの夜明け「独占!国産ワクチン開発」

    国内のワクチン開発メーカーに密着 各国でコロナワクチン争奪戦が激化する中で、日本は早くもワクチン不足の状態に陥りつつある。やはり国産ワクチンの登場に期待されるところであるが、その現場は現在どうなっているのか。番組が密着取材の結果を報告する。 番組ではKMバイオロジクス社の永里敏秋社長に密着している。同社は熊本に拠点を置く明治HD傘下の製薬メーカーで、国内ワクチン製造メーカー6社の1つである。昨年のインフルエンザワクチンではシェアトップという。同社はコロナウイルスを無毒化する不活化ワクチンという従来の技術でのワクチンの開発を行っている。公的機関から入手したコロナウイルスを培養して増やし、これを薬…

  • 7/27 BSプレミアム プロジェクトX 挑戦者たち(リストア版)「我ら茨の道を行く 国産乗用車攻防戦」

    今回はトヨタのクラウン開発物語。以下は私のアーカイブから。 今や世界企業となったトヨタ。そのトヨタもかつては倒産の危機に瀕したことがあった。そこからいかにして立ち上がったのかという物語である。 // 昭和22年、廃墟の中でトラックを製造していたトヨタ。その工場に一人の技術者がいた。中村健也、彼は豊田喜一郎社長が以前に言った「国産乗用車を開発する」という言葉にひかれてトヨタに入社した。しかし会社には一向にその様子がない。そこで彼は乗用車開発のプロジェクトを立ち上げる建議書を提出する。予算25億円の会社の利益60年分の費用をかけた計画である。みんな呆れかえって、誰も相手にしなかった。しかし彼の計画…

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