言うコトより、言いたいコトより大事なものがある(経営マガジン・2-1)
●原因は一つしかない…その言葉を聞く社員の気持ちに、その人のどんな気持ちが伝わっているだろう。何々を社員に伝えると言っている社長を観るが、何を伝えるのだろうかと、いつも頭をかしげたくなっている。言いたいコトを伝えるのなら、文章を書いた紙を渡せば済む。紙に書いた文章だけでは足らないから、そこに説明を加えているが、それは文章を伝えているのと変わりがない。言いたいコトや言わねばならないコトを言うのでなく…相手の聴きたいことを言う。それを聞いて、その人の気持ちが分るとか、勇気が出るとか、活き活きした気持になるとか、ヤル気が出るとか。その人の発する言葉の、ひとこと一言にこもっている社長の気持ちが伝わってくる。これを最も求めている社員ではないだろうか。伝えたいのは、言葉でなく気持ちの筈だ。言うコトより、言いたいコトより大事なものがある(経営マガジン・2-1)
2019/11/02 13:07