今はアルメニアの首都エレバンにいる。 アルメニアは 黒海とカスピ海に挟まれた コーカサス地方の南部に位置する国だ。 アルメニア自体は海には面していなくて、 大きさは中国地方程度。 2週間ほど前 トルコにいたとき私は これから ジョージア・アルメニア・アゼルバイジャン のコーカサス地方三国に行こうと思い、 色々調べ物をしていた。 そして、この周辺は 国同士の関係が複雑である ということがわかった。 簡単に言うと アルメニアとアゼルバイジャン アルメニアとトルコ は関係が良好ではない。 そして、 トルコからの移動ルートを考えていたとき トルコ=アルメニア間の国境は開かれていない という情報が出てき…
16日前、 軽く沈没していた 居心地の良いタイに 後ろ髪を引かれながら コルカタ行きの飛行機に乗った。 深夜着。 周りの人の顔が今までと違う。 「インドは最初の山場だ。」 と言われて、 不安を抱えながら コルカタの地に足を踏み入れた。 空港にはWiFiがなかった。 換金所ももう閉まっていた。 その日は空港のベンチで 夜を明かした。 翌朝、プリペイドタクシーで宿に向かう。 スクリーンショットで残しておいた 住所だけが頼りだった。 タクシーに乗ると 「空港料金だ。」と 追加で1500円ほど請求された。 「インド人はみんな詐欺師だと思え。」 と言われていたから 何を信用していいのか分からない。 宿に…
インドに来て2週間が経つ。 お腹はまだ壊していないが 風邪をひいて、少し寝込んでいた。 そういえば、インドに来たばかりのとき 何度か誤解していたことがあった。 それは、 インド人のボディーランゲージについて。 日本人は「Yes」の意思を相手に伝えるとき 当たり前に首を縦に振る。 しかし、インド人は 「Yes」のときに 首をかしげるのだ。 それも困ったようにではなく 基本的に真顔で。 これは知らなかったら意外と困惑する。 例えば、実際にこんなことがあった。 夕方、教会の前で 門全体は閉まっていて、 人が通る用のドアだけが開いていた。 入れるかどうかを 門の前にいた管理人(?)の方に尋ねたときのこ…
数日前、ブッダガヤで ダリッド(インドのカースト制度の一番下の層) の子どもたちのために建てられた学校を 見学させていただいた。 そこには、 幼稚園くらいの子から 最年長は小学4.5年生くらいと思われる子が そのときだけで50人以上居た。 建設を始めてまだ半年らしく 教室はふたつ。 だから、ひとつの教室は 半分が幼稚園の子 半分が小学校低学年の子 と、クラスを分けられていなかった。 先生は3人しかいなかった。 22歳と19歳の女性の先生。 そして18歳の男性の先生。 3人の年齢を聞いたときはかなり驚いた。 18歳の先生に至っては、私と同級生。 私からすれば、まだ教えてもらう立場の歳。 確かに、…
ヒンドゥー教では、牛は神聖なもの。 よって牛を食べることは禁忌である。 というのは甚だ有名なことだ。 じゃあ牛から採れる乳は、というと 飲む。 インドと言えば定番の チャイがあるくらいなので。 何で飲んでいいかっていうと、 手に入れる為に牛を傷つけていないから。 じゃあ牛の糞は、とういうと 食べ ません。 だが、牛の糞にはとても有用な使い道がある。 真っ先に思い浮かぶのは 「堆肥」だろう。 しかし、それだけではない。 インドでは、牛の糞を燃料としても使うのだ。 例えば、料理をするときに燃やしたり。 ただ、そのままでは水分が多いため 成形して乾燥させる。 こんな感じで。 これは、屋上で並べて乾燥…
2020/01/10 インド・コルカタ 初めてのインドはかなり不安が大きかったので、 コルカタでは日本人宿「サンタナ」に泊まることにした。 コルカタは、2泊の滞在で ゆっくり観光はできなかったが 宿のオーナーのトシさんが、 時間がない私たちのために ぎゅっと詰めたディープなコルカタの案内をしてくださった。 その中のひとつが 「シク教の寺院で無料のごはんを食べよう。」 何だか言葉だけ聞くと 観光客がズカズカいって良いものなのかと考えてしまう。 そもそもシク教とはどんなものか。 まず、インド人を思い浮かべる。 多くの人は、 頭にターバンを巻いて、髭をはやした男性 をイメージするのではないだろうか。…
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