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埼玉県川口市バレエパーソナルスタジオビート https://balletstudiobeat.jimdofree.com/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/

バレリーナを目指す方から、趣味でバレエをされている方、スポーツ、歌手、演奏者等、幅広い方々に、機能的に身体を使える立ち方を指導しています。 お気軽にお問合せ下さい

埼玉県川口市バレエパーソナルスタジオビート
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2019/09/26

埼玉県川口市バレエパーソナルスタジオビートさんの人気ランキング

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  • アメブロでブログ更新中です。

    アメブロでブログ更新中です。

    https://ameblo.jp/balletstudiobeat 「バレエスタジオビートのブログ&Twitterのつぶやきをテーマ別にまとめたブログ」としてアメブロで記事を更新中です。

  • みぞおちを閉めてはいけません

    みぞおちを閉めてはいけません

    私のレッスンでは「みぞおちを閉めて」という注意は一切しません。 一般的なバレエ教室ではよくある注意ですが、これは体を駄目にする注意の1つです。 まず「みぞおちが開いている、肋骨が開いている」状態とは、背中が折れ曲がり上下に潰れている状態です。 潰れたまま表面的にみぞおちだけ閉めても意味がありません。 これをやってしまうと苦しくて呼吸が出来なくなります。 また、みぞおちを意識的に閉めてみぞおちに力が入ることにより、踏んでも踏んでも上にエネルギーが上がってこない体になります。 みぞおちで行き止まりになります。 床が正しく踏めると体が上に伸びるのでみぞおちは出ません。 みぞおちの表面の力が抜け、みぞおちの奥に通り道が出来ます。 ほぼすべての人がそうなる前にバレエのレッスンをしたり体幹トレーニングをしてしまいます。 だから体が詰まったまま筋肉が発達して、体が上下に伸びなくなります。 踏めないから伸びない、伸びないから踏めない。の繰り返しだから上手くなることはありません。 踏めないからターンアウトもしにくくなります。 ですから体幹トレーニングはやらないほうが良い筋トレの1つです。 そして、みぞおちを閉めると腕も正しい位置に入りません。 腕が正しい位置で使えれば、腕を動かしただけでおなかは引き上がります。 このような繋がりがあり上に伸びる体だと股関節は内に寄っていきます。 反対に、人間の体は上に伸びなくなると横に広がってしまいます。 どう広がるかと言うと股関節が左右に広がっていきます。 股関節が左右に広がった体はバレエ向きの体ではありません。 体の中心が抜けて空洞になります。 中心も体幹も無い体です。 こうなると体幹を固めないと動けません。 体幹が弱いから体幹トレーニングをしてみぞおちに力が入るようになる。 みぞおちに力が入ると股関節が左右に離れて体幹が弱くなる。 体幹が弱いから体幹トレーニングをして…。その繰り返しです。 内ももを閉めて両脚を寄せて「中心みたいなもの」を作るしかありません。 内ももを寄せて5番に入れると、ふくらはぎも太くなります。 これは「落ちる」「沈む」「低い」立ち方です。 そして、片脚バランスも取りにくくなります。

  • 重要記事。バレエの体の使い方、全4種類解説、その4。条件の改善しやすさ徹底比較。

    重要記事。バレエの体の使い方、全4種類解説、その4。条件の改善しやすさ徹底比較。

    前回の続き。 「①おなか単体で引き上げるタイプ」 「②内ももを使うためにおなかを引き上げるタイプ」 「③まっすぐ垂直に踏むタイプ」 そして 「④しなりを転がして踏むタイプ」 以上のように4つのタイプに番号をつけました。 ネット上でもリアルでも指導者やバレエダンサーが「これが正しい、これは間違い」と主張しています。 情報過多で何が正しいかわからなくなっている人が多いと思います。 これはほとんどの場合、自分の体でやりやすい方法を正しい。と主張しているだけです。 例えば「バレエはまず先に引き上げが正解。引き上げないと踏めません。先に踏むのは間違いです。」と断言してしまう先生をネット上で見かけました。 この人は床が踏めない条件の人です。 先に床を踏もうとすると沈んでしまう。 だから条件の悪い自分の体を基準にして「先に引き上げるのが正解」と主張しているわけです。 そして条件の悪い生徒(大人から始めた人も)は、条件の悪い先生の指導がしっくりきます。 条件の悪い先生の言うことは、わかりやすい、納得できる、共感できるからです。 両者の体が近いからです。 だから下手な人は下手な先生を自然に選んでしまいます。 だから大人には、床が踏めない先生、ターンアウトしない先生が人気が出がちです。 「生まれつき条件の良い人しかしなりで踏めないなら、私は今までどおり引き上げをやっていよう、今までどおりまっすぐ床を踏んでよう」 あなたはそう思うかもしれません。 ですが、しなりで踏むことで体の条件はバレエ向きに変わっていきます。 体をゆるめながら強くしていけるからです。 外側の筋肉の力を使う割合は①>②>③>④です。 数字が大きいほど外側の筋肉を使わないので、関節の可動域を広げやすいのです。 数字が大きいほど、内側や中心の力が強くなり、無駄な力を使わずに自由に踊ることができます。 体の負担もありません。 数字が小さいほど外側の筋肉が強くなり固い踊りになります。 引き上げをすると股関節が後ろに行きやすいのでお尻や脚の外側を使ってしまいがちです。 外側の筋肉を使う割合が高いので、筋トレをすると踊りやすくなりますが、条件はどんどん悪くなっていきます。 体の負担が大きく怪我をしやすいです。 ①②③はバレエに向いてない条件の人の方法ですが、逆を言えばこれらをやっているかぎり、いつまでたってもバレエに向いてない条件のままなのです。 だからいつまでたってもバレエは

  • 重要記事。バレエの体の使い方、全4種類解説、その2。バレエはX脚から生まれた。

    重要記事。バレエの体の使い方、全4種類解説、その2。バレエはX脚から生まれた。

    今回は床を踏んで踊るタイプ2種類の説明です。 ③まっすぐ垂直に床を踏むタイプ。 このタイプは、床を垂直に押し、土踏まずを持ち上げ、器用に床をつかみます。 そして床に対し、おなかやお尻で押し返し、体の土台を安定させることにより踊りやすくする、ということをしています。 前回書いた②内ももを使うためにおなかを引き上げるタイプと、今回説明する③まっすぐ垂直に床を踏むタイプは、やっていること自体は大差ありません。 先に引き上げて上から作るか。 先に踏んで下から作るか。 その順番が違うだけで、ほとんど同じです。 ②が「引き上げると踏める人」、③が「踏むと引き上がる人」です。 よく、ある先生が「上」また別のある先生が「下」と言った時、言葉は違うけどほとんど同じことを言っている、という解釈があります。 これは②と③に関しては当てはまります。 ただし、②と④、③と④には当てはまりません。別のことを言ってます。 ②も③も、脚からみぞおちまでが「まっすぐの体の土台」になります。 まっすぐ上下の直線バランスです。 その「まっすぐ」からバランスをはみ出せば当然バランスを崩します。 大きく表現するために体幹トレーニングをすると固い動きになります。 だから動きが強く直線的で、音楽を感じさせない踊りになりがちです。 以上の理由から引き上げやまっすぐ踏む方法で「しっかり踊る」ことは出来ても、しなやかに踊ることは不可能です。 このタイプは自分の強い意志で体をコントロールしやすくなるので、失敗しにくい踊りになります。 ④しなりを転がして床を踏むタイプ。 クラシックバレエは本来この踏み方をします。 もっともバレエが踊りやすい踏み方になります。 何故なら「床を踏む」という一つの動作だけで、5番に入る、脚が上がる、という正反対の動きが出来るからです。 この踏み方ですしているのはマラーホフ、ニーナ・アナニアシヴィリ、ウリヤーナ・ロパートキナ、シルヴィ・ギエム、アレッサンドラ・フェリ、スヴェトラーナ・ザハロワ、ディアナ・ヴィシニョーワ、ナタリア・オシポワ、ポリーナ・セミオノワ、ヤンタンタン、イザベル・シアラヴォラなど。 彼女達はまっすぐではなく曲面で床を踏んでます。 私がビートで教えている踏み方です。 この踏み方をすると曲線的な踊りになります。 X脚の「X」を流して使うことで切れ目の無い円や球になるからです。 これが表現、質感、音楽性の違いとしてあらわれます。

  • 重要記事。バレエの体の使い方、全4種類解説、その1。内ももで両脚を寄せて5番に入れてはいけない。

    重要記事。バレエの体の使い方、全4種類解説、その1。内ももで両脚を寄せて5番に入れてはいけない。

    前回までは踏めない人と踏める人の体の違いについて説明してきました。 今回は、踏めない人と踏める人が、どのような体の使い方をしてバレエを踊っているか、4種類にわけてお話したいと思います。 これを読めば、バレエ指導者やバレエダンサーそれぞれが「正しい」と主張していることが何故違うのか?その理由がわかります。 この記事を読めば、皆さんの教室のバレエ指導者、あるいはネット上で見かけたバレエ指導者やバレエダンサーがどんなバレエを教えているか、はっきりとわかるようになります。 そのバレエを習うと最終的にどうなるか?そのバレエの長所短所、努力しても上手くならない理由なども丸わかりです。 子供であれ大人であれ、教室選びの参考になる記事です。 そういう意味では、この記事の内容が広く一般に知られてしまうのはバレエ指導者にとって恐ろしいことではあると思いますが、とても大事な話なので書いてみます。 本当はバレエを始める前に全部知っておいたほうが良いことです。 まず、これはメソッドの話ではありません。 ある一つのメソッドをやる人が100人いた場合、その100人は4種類の体の使い方に分かれていく、という話です。 同じメソッドを習っても4者4様の体の使い方にならざるをえないのです。 バレエダンサーは大きくわけると「引き上げて踊るタイプ」と「床を踏んで踊るタイプ」の2つにわかれます。 引き上げて踊るタイプも、①おなか単体で引き上げるタイプ、②体の中心から床を踏むためにおなかを引き上げるタイプにわかれます。 床を踏んで踊るタイプも、③まっすぐ垂直に踏むタイプ、④しなりを転がして踏むタイプにわかれます。 簡単にそれぞれの説明していきます。 ①おなか単体で引き上げるタイプ。 このタイプは、おなかを閉め、固くすることによりブレを少なくして、脚に体重をかけず脚の負担を軽くして踊ります。 これは比較的、日本人男性バレエダンサーや大人からバレエを始めた方に多いと思います。 この引き上げをする人の中には回転などのテクニックが得意な人もいて、コンクールで上位になることもあります。 生卵とゆで卵を思い浮かべてもらうとわかりやすいと思いますが、ゆで卵のほうがクルクル回しやすいですよね。 ②体の中心から床を踏むためにおなかを引き上げるタイプ。 このタイプは、おなかを引き上げることにより股関節、内ももを使いやすくして踊ります。 まず引き上げて、上を作って下に刺します。

  • バレエや音楽での日本と西洋の違い

    バレエや音楽での日本と西洋の違い

    今まで書いてきたように、日本人は胴短長足(どうたんながあし?)の体から生まれる円錐でバランスを取ります。 正確に言えば日本人はバランスを取っているのではなく、止まっています。 揺れが無いから、リズム感も無い。 西洋のダンスや音楽の立体的な揺れ幅に、体の振れ幅が合いません。 「バレエの体」とは逆さ円錐バランス=胴長短足の体です。 一つ一つの筋肉や関節を部分的に考え分析しても、人間の姿勢の全体像を理解することは出来ません。 表面的なこと、例えば甲が出てX脚で股関節が外旋しても、逆さ円錐バランスの体でないなら「バレエの体」とは言えません。 逆に条件は悪くても、あるいは大人からバレエを始めても、逆さ円錐バランスで動けるなら、その人は本物のバレエをやっていると言えます。 バレエを習っている人の多くが「バレエのルール」をすべて守って踊れるようになれば「バレエが踊れる人」になれる、と考えているようです。 しかし、「バレエの体」を持っていない人が「バレエのルール」をすべて守って踊ろうとすると、「体」と「バレエのルール」の差ばかりが目立ってしまいます。 見ている側は不自然さや違和感だけを感じます。 それだったらむしろ自分の「体のバレエ度合い」に見合った程度にバレエのルールを守ったほうが表現としてはまだ自然に見えます。 特に出はけの時の歩き方、走り方の違和感は目立ちます。 歩き方、走り方は日常生活の延長で、明確にどの軌道を通ってどう動くというような型も無いためです。 今までバレエ界に無かった概念、それでいて最も大切な新しい概念。 それが、支点の低い胴長短足の体から生まれる逆さ円錐バランスです。 それは、しなりを転がして回転で床を踏む、ロールスルーからのみ生まれます。 この体の使い方でバレエをしている人は日本人ではほとんどいません。 比較的ロシア人に多いです。 また理論的に説明している人も私が知るかぎりまだ日本のバレエ指導者にはいません。 (もし、いたら教えてください) ですからブログを読んでも理解できないのは普通です。 逆さ円錐バランスの人がまっすぐ立って踊るのがバレエです。 バレエは常に一番高い位置に立って踊ります。 また、バレエのトレーニンググッズにバランスパッド、バランスマット、バランスブロックなどと呼ばれる、柔らかいスポンジのような物があります。 これらのグッズではバレエに必要な逆さ円錐バランスの体は作れません。 だからバレ

  • 西洋は下へ下へ。バレエ界の事実と真実。

    西洋は下へ下へ。バレエ界の事実と真実。

    前回、グランバットマンのコツは重くて短い脚を上げる。と書いたのでおかしな人だと思った方も多いでしょう。 バレリーナが脚を上げると長く見えるのも、軽く上げてるように見えるのも事実です。 でも実際は脚を短く使ったから長く見え、重い脚を上げるから軽く見えるのです。 これが真実です。 (事実は目に見えて正しいから、真実をいくらうったえても事実を言う人には負けるのです) 目の前の事実にとらわれると解決策が見つけられなくなります。 「脚は長く軽い」という事実を直視すればするほど真実は見えなくなります。 「脚は長く軽い」という事実を直視すればするほど「脚は長く軽い」という事実しか見えなくなってしまいます。 古いバレエの既成概念を捨て、新しい視点で見直せばそこに「バレエの真実」があります。 これと似たような話の代表的なものに「西洋(バレエ)の人達の重心は上へ上へ」というのがあります。 上へ上へ伸びてるように見えるのは事実です。 ですが以前紹介したコマの動きからもわかるように、正しくは「日本人は重心=支点が高いから下へ、西洋の人達は重心=支点が低いから上へ」が真実です。 「下に落ちるから上に上がる」のが西洋です。 ここを勘違いするとバレエとか西洋のもの全般がまったくわからなくなります。 何十年やっても正解にたどり着きません。 上へ上へと頑張って「上に上げた結果、下に踏める体」は西洋とは似て非なるものです。 「上に上げる」を先にやると、どうしても固くなります。 その「本物そっくりの似たもの」が「本物」だとは思い込まないでください。 これはとても重要なことです。 一生バレエっぽい、から抜け出せません。 土踏まずの使い方も同じです。 踏めてる人には「土踏まずが上がる感覚がある」のは事実です。 これは意識的に頑張って土踏まずを上げて床をつかむわけではありません。 これをやると足裏から足首あたりが固くなって怪我をしやすくなり、踊りも固くなってしまいます。 真実は、脚が重力に引っ張られて土踏まずが下がる(潰れる)から、土踏まずが上がる感覚があるのです。 踏めてる人は土踏まずが上がる感覚がありますが、土踏まずを上げたからといって踏める人にはなれません。 足裏は強化するものではなく、勝手に強化されるものなのです。 床は踏むものではなく、重力に踏まされるものです。 音楽と踊りの関係で言えば「バレエダンサーの踊りは音に合っている」のは事実です。 だか

  • グランバットマンのコツは胴長短足の体

    グランバットマンのコツは胴長短足の体

    前回の続きです。 まず、踏めない人と踏めてる人の体を理解しやすくするため両者を服で例えてみます。 踏めない人は「胴が短く脚が長い」「みぞおちが腰」ですから、韓国の民族衣装のチマチョゴリみたいな体です。 日本の着物も帯の位置は高いです。 おそらくアジア人女性は、みぞおちあたりを「腰」「ウエスト」と感じていたのでしょう。 それでも日本人よりは韓国人のほうが踏めています。 日韓のアイドルを見てもそう感じます。 「みぞおちが腰」状態がわかりやすいのが、下手な人のパッセやグランバットマンです。 みぞおちからグニャっと曲がりますよね。あれです。 悪い意味で長い脚を上げようとすると上半身の姿勢が大きく崩れます。 全身に占める脚の割合が大き過ぎるからです。 客観的に脚は短く重く見えます。 踏めてる人は「胴が長く脚が短い」「膝と足首の中間に腰」ですから昔MCハマーが履いていたサルエルパンツのような体です。 実は短い脚を上げようとすると、客観的に脚は長く見えるのです。 (ここで説明する短い脚とは、股関節をつめて上げる間違った脚の上げ方ではありません) それでは胴長短足のイメージを使ったグランバットマンのコツです。 まず足首と膝の中間にある支点が、しなった(反り返った)イメージにします。 スネがX脚方向に反っているイメージです。 その支点でターンアウトします。 脚は重力で下に引っ張られ重くなります。 足首や土踏まずが重くなります。 足首に重りをつけたような感覚です。 重くなるから足裏がピタッと床に吸い付いた感覚になります。 (こういうことは私のレッスンを受ければ体感できます) 股関節も支点までストーンと下げます。 股下をどんどん短くしていきます。 股関節で床を踏む、股関節が踵のイメージです。 そしてサルエルパンツの体の短い脚を、低く低く下から上げる。 脚は床の下まで深く生えてる(伸びてる)感覚です。 お腹のすぐ下に床があるような感覚です。 それでいて、お腹から膝までの距離は長い感覚もあります。 そして軸から脚を飛ばします。 足首から土踏まずにかけてが重いので、放り投げることが出来ます。 放り投げるので軽く振り上げることが出来ます。 脚が振り子になります。 このような方法でグランバットマンした時、客観的に脚は長く見えます。 脚を短く使えた時、自分自身の感覚としては脚は長く感じます。 踏めてる人は、脚が短いから長く感じ、重いから軽く感じま

  • バレエは全身運動ではない

    バレエは全身運動ではない

    前回の続きです。 踏めない人はみぞおちに支点がある。 軸は支点から下に振れる。 踏める人は膝下に支点がある。 軸は上に振れる。 ここまで説明しました。 人間は支点から下でバランスを取り、支点より上の姿勢をコントロールしています。 ですから踏めない人はみぞおちから下すべての関節を使ってバランスを取ります。 たくさんの関節を折り曲げてバランスを取る体です。 全身の8割をバランスを取るために使います。 悪い意味で全身運動のバレエです。 全身バランス運動です。 そして体の残り2割、みぞおちから上だけで表現します。 表現の幅が限られるので思いきり表現をしようとすると、わざとらしくなりがちです。 上半身は狭い空間で小さくしか動かせません。 平面的で不自由。 固い踊り。 誰が踊っても差がでにくい。 逆に言えばコールドは合わせやすい。 感情を込めて踊っても役者のように芝居をしてみても、動き(身体)に感情がのるのではなく、感情に身体をのせようとするので表現が不自然になるのです。 ここで皆さんに知ってほしいのが「バランスを取る」ために使う体の部分と「表現」に使える体の部分の比率です。 支点の位置がその境い目(さかいめ)になります。 「バランスを取る」部分が増えれば「表現」できる部分が減り、「バランスを取る」部分が減れば「表現」できる部分が増える関係性です。 踏めない人は「バランスを取る:表現」の割合が「8:2」です。 そして境い目の位置は、上半身と下半身の境い目と考えることができます。 つまり、支点=ウエスト=腰=体幹になります。 踏めない人はみぞおちから上が短い上半身、みぞおちから下が長い下半身です。 実際の骨格とは関係なく、体の中がそう動いています。 踏めてる人は「バランスを取る:表現」の割合が逆に「2:8」になります。 踏めてる人の支点は膝と足首の中間あたりにあります。 その支点より上にある関節はバランスを取るために使いません。 全身の2割だけで簡単にバランスを取り、残り8割で表現します。 全身の8割はバランスを取ることに関係無いのです。 だからといってもちろん体がまっすぐの固い棒になるわけではありません。 バランスを取るための全身の関節が、支点1箇所に集約されたような体です。 バレエダンサーの体に関節は1つしかないのです。 このように本来のバレエは全身運動ではありません。 凄く働いている部分があるぶん、実は休んでいる部分も多

  • 重心の低いコマは回りやすい

    重心の低いコマは回りやすい

    前回の続きです。 体の支点には力が加わるので重みを感じます。 ですから今回の記事では、支点=重心と考えてください。 もしくは空間固定点とか中心とか呼んでもいいです。 では今日の本題です。 スピードの遅くなったコマの軸が円を描き振れる運動のことを歳差(さいさ)運動と呼びます。 その歳差運動はコマの重心(胴体)の高さによって変わってきます。 まずは重心の高いコマ。

  • バレエ物理学

    バレエ物理学

    踏める人と踏めない人の体は何が違うの? なぜ大人からバレエを始めても踊れないの? 日本人と西洋人の踊りは何が違うの? なぜ日本人バレエダンサーの踊りは固いの? なぜ日本人は体幹が弱く脚が太いの? バレエに向いた体ってどんな体? そういった疑問を5回シリーズで物理的に解明していきます。 今までもブログで 「踏める人には踏む支点があり、その位置が低い。踏めない人は支点が高い」と説明してきました。 ではなぜその支点の高さに違いがでるのか? その理由がわかったので説明します。 テコには力点、支点、作用点があります。 これに立位の人間の体に当てはめてみましょう。 力点が下半身、作用点が上半身になります。 そのテコは左右対角にクロスしていて、このクロスしているところが支点です。 左右対角にクロスしているので身体に捻りが生まれ螺旋が生まれます。 これがエポールマンです。 クロスしてない2本の軸を持つ人もいますがエポールマン自体が生まれないのでバレエ向きの身体ではありません、だから上体スクエアを、意識しては駄目なのです。それについてはまた別に説明します。 では本題です。 まず踏めてない人はどんなテコで体を動かしているか? 下半身(股関節)の機能が悪い、重心移動がスムーズではない。 だから体を動かすのに強い力が必要です。 強い力を出すと疲れます。ストレスです。 人間は本能的に疲れたくないので、無意識に体を疲れない方向に変えていきます。 弱い力で楽に動かすために、体の中のテコの力点と支点の距離を長くします。 支点の高さを、みぞおちのあたりまで高くします。 これは老化した体であり、この方向に人間の体が変化していくのは自然なことです。 無理して頑張って生きてきた人ほど踏めない体になりがちです。

  • ピン接合のバレリーナは絶滅危惧種

    ピン接合のバレリーナは絶滅危惧種

    バレエダンサーも、努力の方向性として鋼(固定)を強くしていくとピン(回転)の機能は弱くなり、体は劣化していきます。 だから剛接合の意識が強いダンサーはどんなに優秀でもダンサー寿命が短いのです。 また、鋼で動くと手足が短く見えます。 8頭身の人も7頭身に見えてしまいます。 そして踊りがしっかりしすぎて【儚さ】や【哀愁】のようなものがなくなります。 バレエの正解の型に近づいたはずなのに「何かが違う」ということになります。 (何かが違う、と感じない感性の人もいます。これが一番の問題です) そしてもう1つ...鋼接合のバレエダンサーはおそらく振付ができません。 固定は止まることですが、音楽は揺れるものだからです。 すごく優秀なのに音楽を聴いても「何も感じない、何も思いつかない」というダンサーが実際にいます。 そうなると、どんな曲を聴いても自分のお決まりの「持ちネタ」を組み合わせただけの振付になってしまいます。 面白くないです。 だから、子供も大人もプロのバレエダンサーも、すべての人がピンの機能を良くしていかないと、本来のバレエの面白さは絶滅します。 ピンの機能を後天的に改善することはビートのレッスンなら可能です。 これはバレエを踊る上でだけでなく、西洋の芸術やスポーツをやる人達全てにおいて、ピンの機能を身体に持つことは最低条件なのです。 私のレッスンは完全にピン接合に特化している「ピンバレエ」のレッスンなので、固定バランスに慣れている人にとってはバランスが取りにくくなる時期や、体が重くなる時期を経て身体が勝手に上手くなっていきます。

  • バレエダンサーが無意識に出来ていること

    バレエダンサーが無意識に出来ていること

    前回まで、2種類の床の踏み方が真逆であることを、鋼接合とピン接合で説明しました。 矛盾するように感じるかもしれませんが、実は床をつかむ鋼接合のバレエダンサーも、それなりに高いレベルで踊れている人であれば、ある程度はピン接合の体を持っています。 例えば土踏まずで床をつかんで固定していても、股関節の回転は良いとか。 だからそういう人は半鋼接合です。 固定と回転の中間、回転に対し抵抗するけど回転はする状態です。 無意識にある程度は回転するピンの体を、意識的に固定して鋼で使っています。 そして教える時に、無意識に出来ていることは教えず(教えられず)、意識的にやっていることだけを教えます。 無意識に出来ていることは当たり前すぎて教えられないのです。 この「バレエダンサーが無意識に出来ていること」が私が今までブログ等で言ってきた「パッシブムーブメント、受動」です。 その反対の「意識的にやっていること」が「能動」です。 一般にバレエ教室での教えは鋼です。 バレエダンサーが「意識的にやっていること」を教えています。 「みぞおち絞めて」 「スクエアを保って」 「足裏で床を掴んで」等々。 そういう鋼の指導でバレエが踊れるようになる生徒は、生まれつきピンの機能を持っている極一部の子供だけです。 ピンの機能を持ってない大半の子供と大人が鋼接合のバレエを教わると「固定された体を固定して使う」ことになります。 ものすごく体幹に負担がかかり、固い踊りになります。 条件も改善されないし、体の感覚も鈍くなるし、音楽も身体で感じることが出来なくなります。 よくビートへの体験レッスンの問い合わせで「大人から趣味でバレエを始めた者ですが私でもレッスン受けることは可能でしょうか?」という質問される方がいらっしゃいます。 当然可能ですし、むしろ大人が引き上げバレエや鋼接合バレエを習って本当の意味で踊れるようになる可能性はほとんど無いです。 続く。

  • 鋼の踏み方、ピンの踏み方

    鋼の踏み方、ピンの踏み方

    ピン接合とは、節点が自由に回転するように接合する方法です。 固定されていないので、曲げる力を伝えません。 トラス構造やブレース構造に使われます。 重要なポイントは地震などの外力に対し ・鋼接合は柱に曲げる力が発生する=体幹が曲がりやすい。 ・ピン接合は柱に曲げる力が発生しない=体幹が曲がらない。ということです。 しなりを転がす踏み方は、床と足裏がピン接合です。 このタイプは構造的に強いです。 その強さは筋力ではなく機能から由来するので、全身の機能を整えて完璧な状態にすることが重要です。 以前、甲出しには足首、股関節、肩関節の回転が大切だ。とブログに書きましたが、全身がピン接合の回転をしなければなりません。 必要なのは筋力強化トレーニングではなく、関節の回転を良くすることです。 体幹が強いので体幹トレーニングの必要はありません。 正確には体幹が強いというより、体幹に折れ曲がる力自体が加わらないのです。 しかし、全身の相互関係で動いているので1箇所でも回転の悪い関節があると、他の関節も連鎖的に機能しなくなってしまいます。 1箇所が悪くなると全体が悪くなる、1箇所が良くなると全体が良くなる。 そういう体なので感覚は鋭くなります。 だから自分の体に良い影響を与えるレッスン、ストレッチ、筋トレ、ケアが明確にわかるので、加速度的に体をバレエ向きの方向に変えていけます。 どんな資格を取るより、どんな勉強をするより体に対する理解が深まります。 また不具合のある部分にすぐ気づきますから怪我はしにくいと思います。 不具合があるまま、無理して踊ることが出来ないからです。 このタイプの指導者であれば、生徒の動きに違和感があれば「○○関節の動きが悪いから△△に負担がかかって☓☓筋を使い過ぎている」というようなことがわかるので、全身の相互関係から改善していくことが出来ます。 また、ピンの体で生徒の体にさわると、生徒の体の回転の悪い部分(エネルギーの途切れている部分)がわかります。 相互関係で動く時に邪魔になるのが「バレエの型に近づけよう、綺麗に踊ろう」という意志の力です。 回転する力=体重移動の転がりに対して無抵抗でなければピン接合にならないからです。 だからビートは受動バレエ、パッシブムーブメントなのです。

  • 固定する踏み方、回転する踏み方

    固定する踏み方、回転する踏み方

    今までブログ等で以下のような説明をしてきました。 バレエの床の踏み方には2種類ある。 2種類の方法とは「足裏で床をつかみ垂直に踏む踏み方」と「しなりを転がす踏み方」。 そして、足裏で床をつかみ垂直に踏むと、体幹が弱くなり、踊りは固くなる。 しなりを転がすと体幹は強くなり、踊りはしなやかになる。 このことを理解するのに、建物の構造力学が参考になります。 それが鋼接合と、ピン接合です。 剛接合とは、「部材同士を一体化する接合方法」です。 例えば、床と柱を「がっちり固定」するような方法です。 足裏で床をつかみ垂直に踏むバレエダンサーは鋼接合です。 鋼接合の特徴に、地震のような外力が加わると柱には曲げる力が発生する。というものがあります。 地震の横揺れで倒れる電柱をイメージしてください。 バレエで言えば、踊っている時に体幹が折れ曲がりやすい。ということです。 足裏を床に固定しているので当たり前です。 鋼接合のバレエダンサーは、足裏でしっかり床をつかみ安定させるために、足裏強化のトレーニングに励む傾向があります。 足と床を一体化して動かなくすることでバランス(静的バランス)をとる、まさに鋼接合です。 踏むと言うより、踏ん張るのほうがイメージに合います。 土踏まずでつかむ力が強くなり床に足を固定できるようになるほど、体幹は折れ曲がりやすくなります。 ですからこのタイプのバレエダンサーには体幹トレーニングが必須なのです。 揺れに対して体全体で耐えるためです。 ですが、いくら強化しても構造的には弱い体幹のまま無理やり部分的に固めてホールドしつつ踊るので、自然にしなやかに踊ることは理論上は不可能です。 鋼接合で建てたラーメン構造(ラーメンはドイツ語で枠の意、英語ではフレーム構造)の建物の特徴に「一部が壊れても崩れず、多くの部分が壊れて崩壊する」というものがあります。 鋼接合のバレエダンサーも、全身の関係性で踊っているわけではないので1箇所を痛めても踊れてしまうため「痛いけどまだ踊れる」と思っているうちにどんどん体を痛めていくかもしれません。 良く言えば、怪我しても「無理して踊れる人」です。 次回はバレエ本来の床の踏み方、ピン接合について書きます。

  • 体幹トレーニングのデメリット

    体幹トレーニングのデメリット

    皆さんは筋交いを知ってますか? 名前は知らなくても見たことはあると思います。 ・筋交い(すじかい)とは、柱と柱の間に斜めに入れて建物を補強する部材。 ・柱と柱で形づくる長方形は、地震などで変形してしまう。 ・そこで、対角線状に筋交いを加えて三角形を作り、変形を防止している。 ・クロスに2本組む場合と、斜めに1本の場合がある。 ・筋交いは、壁の中に隠れるように取り付けられるが、大型駐車場などでは露出した筋交いが見えていることも多い。 これが筋交いです。 バレエをやっていて体幹が弱い人は、体の中に筋交い=対角線が無いのです。 そういう人に必要なのは対角線を作ること、対角線のストレッチ、対角線を強くするトレーニングです。 対角線の無い人の体に対角線を作ると、劇的に脚が上げやすくなります。 プランク等の体幹トレーニングは必要ありません。 体幹トレーニングは中心を太く短く固くしてしまいます。 これはバレエの軸ではありません。 バレエの軸は、対角線の交差点(中心点)が上下に繋がったものです。 対角線で作られる軸は、細く長く強いものです。 それが出来上がれば、体を倒してオフバランスになることも出来ます。 オフバランスは軸から外れているわけではありません。 軸は無くなりません。 対角線があれば、どんな体勢でも交差点があり中心があり、軸があります。 軸は姿勢をまっすぐ一直線にしている時にしか存在しないものではないのです。 また、体幹トレーニングで面を強くしたところで、体幹で姿勢を維持することになるので、上半身が平面的で固い踊りになります。 そうすると肝心な対角線で作られる軸は弱くなります。 面は強くなっても芯が弱くなるのです。 体幹トレーニングをすると体幹が弱くなるのです。 対角線のある体からは螺旋が生まれ立体的な踊りになり、それが身体表現として表れます。 ダンサーとして表現するならば感情表現より身体表現が重要になってきます。 たとえ感情表現が豊かでも身体表現が伴わなければ嘘臭い演技にしか見えません。

  • 甲出しをするために必要なこと

    甲出しをするために必要なこと

    甲出しをするために必要なこと。 それが股関節のロールスルーです。 その股関節がロールスルーをするために必要なこと。 それが肩関節のロールスルーです。 足首、股関節、肩関節の3つが歯車のように逆の回転をします。 スムーズな逆の回転をします。 その結果として、甲が出ます。 この回転が無いまま、甲だけを出しても単なる「足首の柔らかい人」です。 「甲出しの先の世界」が見えてないと、ナチュラルな甲出しは教えられません。 また、歯車が回らないようにして力でバランスを取ってしまうと動きは固くなり、怪我をしやすくなります。 甲も出ないし、股関節も引けるし、上半身が汚なくなってしまいます。 だから、私は生徒の体を下から作っていくのですが、上から修正していきます。

  • バレエの甲出しとは何か?

    バレエの甲出しとは何か?

    「甲出し」とは何か? そもそも甲が出て見える人の「甲」とはどこでしょうか? それは距骨(きょこつ)です。 甲出しは形ではありません「機能」です。 甲出しはロールスルーそのものです。 ですから甲出しというより「甲の転がり」です。 足の裏から甲までに境目が無い、ひとつながりの感覚。 足裏が転がって甲、甲が転がって足裏。 甲が入るから出る、両方向の波。 甲が出た形で止まっているわけではなく転がり続ける。 これが機能による甲出しです。 意外かもしれませんが実は、足の甲がそれほど出てなくても、しなりを転がしてロールスルーすれば甲が出て見えます。 ストレッチでの柔軟性は固くとも、正しく踏めればしなやかに踊れるのと同じです。 Instagramでよく、長座でつま先を床につけて「beforeとafterでこんなに変わりました!甲が出ました!」というような投稿を見かけますが、転がりが無ければ意味がありません。

  • コーギーの断尾から考えるバレエの規格

    コーギーの断尾から考えるバレエの規格

    前回の続き。 バレエの規格に対する2つの考え方。 1,まず体を規格に当てはめていき、その規格に近い動きが自分なりに出来そうな体の使い方を探す。 2,体の使い方を変えていくうちに自然と規格に近付いていく。 多くの人達は前者を選びます。 5番にきっちり入れれば、ターンアウトすれば、つま先を伸ばせば、それでバレエになるんだ。という考え。 ビートではそれとは逆で、体を人間本来の自然な状態に変えていけば、勝手にバレエの規格に近付いていく。と考えています。 ちょうど昔のイタリアでバレエが産まれた時のように。 約400年前のバレエ誕生の瞬間を考えてください。 その時に型はありません。 例えばエポールマンなら。 曲線で踏むことにより脚が外旋し、外旋することにより螺旋が生まれ、体に対角線ができることで受動的に体の内側からエポールマンが産まれたのです。 これが本来のバレエです。 だからバレエはパッシブムーブメントなのです。 バレエの動きは、もともと人間の体の中に眠っていて、ある条件が整った時にバレエは表(おもて)に現れるのです。 その後で、テクニックを伸ばしていけば良いのです。 決して規格が先ではありません。 型を覚えただけでは単なるモノマネです。 現代のバレエは進化したように見えるかもしれません。 でもそれが単なる規格なら、400年前のバレエ誕生の瞬間と比べて本質は何も進化していません。 モノマネが高度になっただけです。 規格が先だと「バレエっぽい」から抜け出すことがなかなか出来ません。 何故なら、規格に近付けるための体の使い方というのは間違いである場合が多いのです。 バレエを自分の体のレベルまで下げてはいけません。 自分の体をバレエのレベルまで上げましょう。 自然と5番に入っちゃうし、ターンアウトしちゃうし、つま先が伸びちゃう体を作れば良いのです。 体が勝手にバレエを踊ります。 だから一人一人が違う型になります。 定規や分度器できっちり計ったようにはなりません。

  • 尻尾を切らなければコーギーではないのか?

    尻尾を切らなければコーギーではないのか?

    先日、ネットで「なぜコーギーもトイプードルもしっぽを切る?」という記事を見ました。 「日本では、しっぽを切られたコーギーやトイプードルがスタンダード。 しかし本来はふさふさのしっぽを持っており、すでに西欧ではしっぽを切る行為(断尾)はほとんど行われていない。元々猟犬や牧羊犬として働いていた歴史から、牛や羊に踏まれたりしないために断尾や断耳(ドッキング)の習慣が根付いたが、現在ではそのメリットや必要性はない」 それにもかかわらず、なぜ日本では今でも変わらず行われているのでしょうか? 良くも悪くもそれが日本人らしさなのでしょうか? しっぽは獣医師が生後1週間以内に無麻酔で切断、もしくはブリーダーがしっぽを輪ゴムで縛り壊死させる。 耳は成長してから獣医師がカットして整形するそうです。 そうやってコーギー、トイプードル、ヨークシャーテリア、ドーベルマン、ボクサーといった犬が断尾や断耳されていると知り、ショックを受けました。 こんな酷いことをやる理由が、西洋で確立された「この犬種はこういうものである」という犬種標準に従うため。というのが実に馬鹿馬鹿しいと思います。 動物の形を規格に合わせるなんて…。 まるで工場で大量生産している商品のようです。 犬の魅力はそこじゃないでしょう? コーギーではない犬が、しっぽを切ることでコーギーになるのでしょうか? 一方、バレエにも規格、型のようなものがあると考えられています。 その規格をどうとらえるか? これは2つの考え方があります。 続く。

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