読書日記や種々雑感。哲学、文学、歴史、英語、ロックなどについて。 また、若かりし頃の海外生活にインドやタイ、ネパールをバックパッカーとして巡った日々についても書きます。
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その日、わたしとJはどこかで借りた「フレンズ」をゲストハウスで観ていた。 また、Jが煩い。 やれ、NYでこんな暮らしは金銭的に無理だとかブラウン管に向かって文句を言っている。 この女は黙ってられないのか。 煩いのである。 JはNY出身だ。 だから、いかに「フレンズ」での生活が現実的でないかが目について仕方がないのだろう。 しかし、こっちはそんなこと知ったことではない。 ただ純粋に楽しんで観たいだけである。 違う日にはX・ジャパンのライブ・ビデオを観た。 ここ、タイ🇹🇭ではX・ジャパンが人気がある。 たしか、ヒデが亡くなった際、後追い自殺があったはずだ。 バンコクの紀伊国屋書店では、芸能雑誌にY…
ある時、チェンマイにある他の大学で学園祭があるということで、JとわたしとJの友だちのアメリカ🇺🇸人の女の子とで行ってみた。 たしか、どういうわけだか例の失恋💔中のタイ🇹🇭人女性も一緒に行った。 当時のわたしは極度のシャイでそれに気付かなかったのだが、どうやらタイ🇹🇭の女の子たちはわたしを見て好意を持ったらしかった。 確かに、ビ〜ルを買いに売店に行くとタイ🇹🇭の女の子たちの熱い(?)視線を感じた。 が、そこはシャイなわたしである。 特にどうこうといったアクションを起こせるはずもなく、生バンドの演奏を観ながらただ呑んだくれていた。 (続く。。。)
Jの友だちのアメリカ🇺🇸人の女の子が、チェンマイにある大学で教師👩🏫として働いていたので、わたしとJも必然的にその大学で教える教師👨🏫👩🏫たちと行動を共にした。 食事🍽に行ったり。 そのアメリカ🇺🇸人の女の子は英語か何かのクラスを担当していたはずだが、何故か周りには美術の教師👨🏫👩🏫たちが多くいた。 そのうちの1人のタイ人教師👩🏫が、失恋💔をしていた。 同僚の男性教師👨🏫と昔、付き合っていたらしいが、その男のほうがオランダ🇳🇱人女性と恋に落ちたか何かで、彼らは別れたみたいだった。 が、彼女は未練タラタラのようで、彼がそのオランダ🇳🇱人女性と一緒にいると、泣きそうになっていた。 ま…
チェンマイは日本の郊外の風景に似た街並みだった。 かなり昔のことなのであまり覚えてないが、チェンマイでは色々なことをした。 スク〜タ〜の乗り方を覚えたのもチェンマイでである。 もちろん、無免許で。。。 スク〜タ〜の乗り方はJに教えてもらった。 彼女も少し前にスク〜タ〜の乗り方を覚えたばかりだった。 これまた、無免許で。。。 他には大学の学園祭に行ったり、何処かは忘れたがチェンマイからスク〜タ〜で他の町へ行った。 (続く。。。)
詳しくは知らないがJはインドへ来る前にタイのチェンマイという街にある大学に短期留学していたらしく、その街がいたく気に入っておりわたしもその街にJと行くことになった。 チェンマイへは寝台列車で行った。 この電車🚃の中でもわたしは呑んだくれていた。 バンコクを出発したのは夕方頃だったので、チェンマイに着いたのはたしか早朝だった。 いや。 お昼頃かな? ま〜、とにかく着いた。 チェンマイに着くと、我々はJがインドに来る前に泊まっていた宿屋へ向かった。 (続く。。。) 旅するように、暮らしたい。「MILESTO」 格安航空券エアトリ
タイへは飛行機でカルカッタから向かった。 タイで何をするかは決めてなかったが、何処へ行くかは決めていた。 ダラムサ〜ラで同じ宿に泊まっていた数人の旅行者がその時、タイにいたからだ。 カルカッタの空港で会ったイスラエル人の旅行者たちと話しながら飛行機に乗ったので、タイのバンコク国際空港へはすぐに着いた。 タイに行ったことがない日本人は驚くと思うがタイの経済は日本より遥か遅くに成長したので、デパ〜トなどは比較的近年になって建てられており日本のそれらとは比較にならないほど豪華だ。 3階までのエスカレ〜タ〜が天井吹き抜けだったりする。 その反面、道端に屋台が並んでいたりもする。 インドも貧富の差は酷い…
どういうル〜トを通ったかは忘れたが、我々はインド大陸の真ん中を突っ切って北上した。 だから、当然、他には旅行者などいなかった。 いい経験だったが、今になって考えるとかなり危険な行為である。 運がよかったのか、さして危険な目には合わなかった。 ひとつだけあるとしたら、安宿に泊まったものの宿泊費の交渉で話が決裂して、朝になると我々は宿泊費を払わず走って逃げた。 幸いにもそこはインド。 警察も何も追いかけては来なかった。 インドは無法地帯である。 警察なんか頼りにならない。 兎にも角にも、わたしはデリ〜へ戻った。 どこかでそのカナダ人の女の子とは別れたので一人であった。 冬のデリ〜は寒かった。 夜寝…
何の予備知識もなしに行ったプナだったが、着いてみるとビックリ。 そこはOshoという日本人なら聞いて思わず笑ってしまう尊称を持つラジ二〜シという人物(故人)が率いる、セックスを肯定するカルト宗教団体の本拠地だった。 如何にもセックスを肯定している宗教団体らしくその宗教団体の施設内にはディスコやバ〜があり、日中、それら施設に向かう西洋人の女性の中には修行着に厚化粧という異様な出で立ちの者もいた。 Oshoという人物はすごく、存命中に自ら悟ったと豪語していたらしい。 また、どういう理由からかは知らないが90台以上のロ〜ルスロイスを保有していたり、アメリカのオレゴン州には巨大な宗教生活共同体を建設し…
ゴアではあまり何もしなかった。 レイブ(トランス・ミュ〜ジックという音楽を大音量で流し、それに合わせて踊る屋外のダンス・パ〜ティ〜)に少しだけ行った他は、サ〜カスを観に行ったりした。 どういう風に知り合ったかは忘れたが、カナダ人の女の子と一緒にゴアからは次の目的地のプナへとバスで向かった。 (続く。。。)
ゴアは旧ポルトガルの植民地なので、インドでは例外的に牛肉が食べられる。 と、これを書いていて疑問に思った。 インド🇮🇳自体が旧イギリスの植民地だったのだから、この論理で行けばインド全域で牛肉が食べられなくてはおかしいではないか。 しかし、そうではない。 5スタ〜・ホテル🏨のような治外法権が働く場所を除いては、基本的にインド🇮🇳では牛🐮は食べられない。 ヒンドウ〜教において聖なる動物とされるからだ。 ま〜、牛🐃を食べられるか食べられないかは別に重要ではない。 我々3人はその日、牛🐄を食べたわけじゃないのだから。 では、何をしたか。 名前は忘れたが、夜🌉はバ〜になるレストランで何かを飲んだか食べた…
ゴ〜カ〜ナからはゴアへ行くことに決めていた。 ダラムサ〜ラ〜で仲良くしていた日本人の女の子Yがインド人の彼氏とゴアにいると連絡をくれたからだ。 実は私は彼女に恋心を抱いていた。 というわけで、私はバスのチケット売り場に急いだ。 ゴアとゴ〜カ〜ナは同じゴア州にある。 ほどなくしてゴアに着くと、Yが泊まっているインド人の家を探した。 彼女からは事前にゴアで泊まっている民家の地図をもらっていたのだ。 しかし、どう探しても見つからない。 「あっちかな?こっちかな?」ともらった地図を頼りにそこらを行ったり来たりしていると、「◯◯〜!こっちこっち!」と聞き慣れた声がした。 「やっと見つかったわ。。。」 イ…
ついさっき目の当たりにした、わけのわからない行為を繰り返し行う男に頭をフラフラさせながら宿へ帰ると、そこには誰もいなかった。 どこに行ったかと探し回っていると、宿屋のおじさんから彼らは宿を変えたと聞かされた。 何やら私の戻って来るのを待っていたそうだが、待てど暮らせど帰ってこないのでおじさんに言伝だけ頼み別の宿へと行ってしまったらしい。 たまたま、ゴ〜カ〜ナまでの途上で一緒になっただけだったし、彼らの中に特に気の合う人間がいたわけでもないので、私はそこにそのまま泊まることにした。 。。。 しかし、それは大きな間違いだった。 私が泊まった部屋は地べたに敷居を建て屋根を付けただけのものだったのであ…
もうかなり昔のことなので記憶が曖昧だが、ラジャスタンの後にはゴ〜カ〜ナという超ヒッピ〜・リゾ〜ト地に行った。 なんでゴ〜カ〜ナへ行ったのかは覚えていないが、とにかく行った。 ちなみに、ゴ〜カ〜ナへは独りで行った。 Tの名誉のために書いておくが、私たちの恋愛は詳細は省くが終わっていたのだ。 旅の途上で知り合ったバック・パッカ〜たちと宿を決めると、私はあるインド小料理屋に入った。 すると、前方に怪しい動作を繰り返し行っている男に気がついた。 何を思ったか、その男は女性が周りにいるとみるや手当たり次第にウィンクをしていたのである。 その女性が別の男と一緒にいようがいまいが構わずに。 アホである。 (…
早々にリシケシを後にすると、我々はいったんデリ〜に戻ってから砂漠地帯であるラジャスタン地方に行った。 たしか、ウダイプルとジャイサルメルだったと思う。 二ヶ所か三ヶ所を訪れた。 そのうちの一ヶ所の街には湖に浮かぶホテルがあった。 泊まったわけではないが。 また、どこかの街では何故かダリの絵を何かの布に描き写して旅行者たちに売っていた。 私は今も昔も洒落の通じない真面目人間なのでこれに激怒した。 いったい、ダリとインドの間に何の関係があるというのか。 洒落といえば、インドを旅行するバック・パッカ〜たちの間で何か似た味の物を表現する際に、「Same. Same. But, different.(同…
バラナシの後、デリ〜に戻りトメルと合流するとリシケシというヨガの聖地へと行った。 リシケシにはあのビ〜トルズも行った。 同行したミア・ファロ〜か誰かがヨガの聖者にお尻を触られ、それに幻滅したビ〜トルズのメンバ〜たちは次々と帰国したが。 リシケシに限らず、インドではヨガ・スク〜ルでお尻を触られたと多くの女性旅行者たちから聞いた。 また、インドのヨガ・スク〜ルでは日本円にして10万円程度でヨガの教師の免許のようなものが貰えるので、日本で教えているヨガの教師たちを安易に信用するべきではない。 私たちがリシケシに行ったのはオフ・シ〜ズンだったので旅行者たちはほとんどおらず、ヨガの教室もやっていなかった…
ガ〜トと呼ばれるバラナシのガンジス川沿いにある火葬場では、沐浴する人もいれば洗濯物をする人もいる。 インド被れの旅行者の中には泳ぐ者もいる。 何をしようとその人間の勝手だが、バラナシに流れるガンジス川は汚い。 むちゃくちゃ汚い。 この後、行ったリシケシという場所に流れるガンジス川はびっくりするほど綺麗だった。 同じ川でもリシケシに流れるのは上流部にあたり、また、火葬や洗濯が行われないことも川が綺麗な理由にあると思う。 バラナシにはまた日本料理屋もあった。 これはバラナシに限らず、多くのインド都市に共通して言えることだ。 理由は単純。 日本人旅行者の数が多いからである。 現地駐在員などが行く高級…
バラナシへは例のイスラエル人の女の子ふたりと一緒に来た。 安宿のおじさんが別々の部屋にするかと訊くと、Tは同じ部屋でいいと言った。 曰く、イスラエル人同士の旅行者の間では男女で同じ部屋をシェアすることが普通だからと言うことだった。 私はその時点で何も気づかなかったのだが、感の鋭い人間ならTが内心なにを望んでいたかにピンと来たハズだ。 それは真夜中に起きた。 私はふくらはぎに何かが振れるのを感じた。 さすりさすりと。 はて? 私は30分くらい様子を見た。 しかし、それは一向に止まなかった。 まさかと思った私は暗闇の中、隣に眠るTに小声で話しかけた。 すると、「なに?」という素っ気ない返事が返って…
インドへはカトマンズから国境を通って入国し、バラナシに滞在した。 バラナシは有名なヒンズ〜教の有名な聖地で、ヒンズ〜教徒たちには死んだらここで火葬されてその灰をガンジス川に流されるのを理想としているらしい。 (続く。。。)
私の「インド紀行」を読んでくださっていたら、そこにやたらとイスラエル人旅行者が登場するのに気づくことだろう。 彼らイスラエル人は高校を卒業した後に兵役を経験し(強制ではないが、ほぼ義務)、兵役後から大学入学あるいは社会人になるまでの間に海外に出る。 だから、インドや東南アジアはイスラエル人の若者でいっぱいだ。 女の子にも兵役はあるので、綺麗な子がスナイパ〜だったりする(実話)。 一方の男はというと、基本的にマッチョだ。 肉体的にも精神的にも。 インドの旅行者世界は二度の衝撃を経験した。 一度目はイスラエル人旅行者の出現によって。 そして、二度目はロシア人旅行者の出現に。 何が衝撃かと言うと、二…
カトマンズからはいったんインドへ戻ることにした。 マットの友人だったトメルという名のイスラエル人旅行者と一緒にカトマンズにあるインド大使館にヴィザの申請に行った際、2人のイスラエル人の女の子と会った。 彼女たちもインド・ヴィザの申請に来ていた。 そのうちの一人(仮名T)はかなり可愛い子だった。 トメルはインド・ヴィザの取得を我々より早く済ませたので、先にインドへと行った。 残された私は彼女たちと行動を共にしたのだが、道端で彼女たちとお酒を呑んでいるとそれを見たインド人の商店のおじさんなどから羨ましがられた。 だからどうしたと言うのではないが。 (続く。。。)
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