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埋もれ木図書館 https://hanairoribon.hatenablog.com/

三度の飯より漫画・本が好きの文字通り趣味が読書の管理人です。 流行りのものから名作まで、好きな作品を書き散らします。 新規分野を開拓したい方の参考になれば、嬉しいです。

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2019/09/25

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  • 「チ。ー地球の運動についてー」第5集(魚豊著 小学館)

    ※ネタバレ注意 ※5巻は、ネタバレせずに説明するのが難しい (5巻感想) 1巻と同じく展開が激アツの5巻。 物語が激しく動きます。 ちなみに、ネタバレが嫌な方は、先に本作を読むことを奨励。 話の面白さは保証します。 4巻の終わりを読むと、5巻はやっぱりオクジー中心の話だよなと思いきや、 何となんと、バデーニが大活躍。 ここの良い意味で裏切られる展開がたまらなく良いです。 作者の魚豊先生は、ストーリー運びが上手いなあと感心。 ちなみに管理人の中でバデーニ株が高騰です。 5巻は、オクジーとバデーニの二人が本当にいい。 そしてもう一人の人物、ノヴァクの娘ヨレンタ。 管理人もいつかはそうなるかなあと思…

  • 「カペラの眩光」1巻(相澤いくえ著 白泉社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「カペラの眩光」1巻(相澤いくえ著 白泉社) (作品紹介) 売れないまま27歳を迎えようとしているバンドマン・日辻青色。 彼のもう一つの顔は、高校時代からの友人・夜木のゴースト(身代わり作者)。 しかし、夜木の絵がSNSでバズッたことにより、運命は大きく動き始めて…。 (感想) 前にも紹介した「アンタイトル・ブルー」を彷彿とさせました。 (ちなみに「アンタイトル・ブルー」の紹介時も本作の名を出しました) 絵の作者に何らかの理由があって、主人公が身代わりの作者を名乗っているという、設定だけ見るならほぼ同じ話です。 ただ、本作では中盤以降から正直どちらに転ぶか…

  • 「ミステリと言う勿れ」月刊フラワーズ2021 11月号ネタバレ感想

    ※ネタバレ注意 ※「犯人はヤス」にはなっていないです。…多分。 今日は何の日、月刊フラワーズの発売日。 (本編感想) エピソード14の5回目。 いよいよ青砥さんによる尋問、もとい事情聴取が始まります。 そして、我らが主人公久能整の観察&推理が始まります。 我らが主人公が現場に入ってしまえば謎があっさり解かれてしまうというのに、「支点ちょう」はそのままリモート会議始めます。 ダメだよ「支点ちょう」、今回の計画を立てる前に「ミステリと言う勿れ」既刊9巻(令和3年9月現在)ちゃんと読んでおかないと。 彼、話を聞いた端からどんどん解いちゃうから。 そしてそれが幸いしたのか災いしたのか、今月号で我らが名…

  • 「ブランクスペース」2巻(熊倉献著 小学館クリエイティブ)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「ブランクスペース」2巻(熊倉献著 小学館クリエイティブ) 日本語で訳せば「空白の空間」 どういう風にも受け取れて、いろんな話の可能性もありそうなタイトルですが、実は結構ホラーな物語。 (2巻感想) 人体生成こと透明な彼氏、あっさり完成。 その名もテツヤ君でっす。 以後よろしく(といっても見えませんが)。 スイはどんどん透明彼氏テツヤ君に夢中になり、一方の主人公のショーコは、そんなリア充を横目に自身は失恋続きで面白くない。 それが、2巻での主人公サイドの話。 そして、2巻からはショーコたちとは別サイドのストーリーも二つ、同時に展開されていきます。 一つが1…

  • 「ビターエンドロール 竜巳病院医療ソーシャルワーカーの記録」1巻(佐倉旬著 講談社)

    ※ネタバレ注意 ※毒舌注意報 (本日紹介する漫画) 「ビターエンドロール 竜巳病院医療ソーシャルワーカーの記録」1巻(佐倉旬著 講談社) (作品紹介) 主人公犬飼は、新人医療ソーャルワーカー。 とある理由で就活全敗した彼は、唯一就職できた竜巳病院でソーシャルワーカーとして、活動する。 彼の目を通して、語られるソーシャルワーカーの活動記。 (感想) 題字にあるように、医療ソーシャルワーカーの物語。 当たり前ではありますが、医療とお金、医療と生活は切っても切り離すことが出来ない問題です。 治療すればそれで終わり、ではないです。 その間もその後も人生はずっと続きますし、100%治ればいいですが、後遺…

  • 「ブルーピリオド」48筆目 アフタヌーン11月号(2021年)ネタバレ感想

    ※ネタバレ注意 ※大事なことなのでもう一度書きますが、ネタバレするから閲覧注意 今日は何の日、月刊アフタヌーン発売日。 このネタ久しぶり&発売日にネタバレ感想あげられるのも良かったです。 レッツネタバレ感想 (表紙絵感想) 解説するのも野暮いような気もしますが、おそらくアンディ・ウォーホルの「マリリン・モンロー」にオマージュを受けた表紙絵。カラー。 八虎がど真ん中じゃないのが驚き。 彼のカラーは当然青。 先月号まで大活躍の橋田はやはり黒。 翳りのある表情なのは先月号までの名残なのか? (本編感想) おめでとう、桑名さん。 やはり藝大受かってたんですね。 現役時代から画力で定評のあった彼女なので…

  • 「リエゾンーこどものこころ診療所ー」6巻(原作:竹村優作 漫画:ヨンチャン 講談社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「リエゾンーこどものこころ診療所ー」6巻(原作:竹村優作 漫画:ヨンチャン 講談社) (6巻感想) 6巻は摂食障害編の続きから完結編、そして、カサンドラ症候群。 最後に子供が性同一性障害かも?と悩めるママさんのお話三つが掲載されています。 どれもこれも一筋縄ではいかない問題を取り扱っていますね。 カサンドラ症候群については、そもそも父親がASDで、家にいる時はゲームばっかり、子どもたちはそんな父親を見て真似してゲーム三昧、そんな誰一人約束を守らない家族たちの姿を見た母親の、追い詰められていく気持ちが作画から痛い程伝わってきます。 社会生活を営む上で、お互い…

  • 「ブルーピリオド」11巻(山口つばさ著 講談社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「ブルーピリオド」11巻(山口つばさ著 講談社) 令和3年9月22日発売最新刊。 昨日は買えませんでしたが、今日はちゃんとゲットしました。 (キャンバス風カード) 令和3年9月現在ブルーピリオドのキャンペーンを行っているらしく、お買い上げの皆様にカードをプレゼント。 管理人は11巻の主役の一人である、橋田を選択。 真面目でおさげだ。 彼らしく、服装は上下黒で白衣を着ています。 こちら、書いている時点(令和3年9月)の情報なので、こちらの記事をお読みした際終了している可能性もありますのでご注意ください。 こういうキャンペーンは終了も早いですから。 (11巻感…

  • いろいろ無理だった

    本日ブルーピリオド11巻発売日 雑誌で読んでいるので内容は多分全部知ってはいるけれど、 紹介することはおろか 購入することも出来ない体たらく。 感想は明日以降でお願いしやす。

  • 「夏を知らない子供たち 山本和音作品集」(山本和音著 KADOKAWA)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「夏を知らない子供たち 山本和音作品集」(山本和音著 KADOKAWA) (作品紹介) 山本和音先生の短編11編が揃った作品集。 (感想) 終盤からラストに向けてあっと驚くオチ、という意味では最初に掲載されていた「太陽からの手紙」が良かったですね。どうも山本和音先生も作者解題で「この話が一番好きです」と書かれているように、お気に入りの作品のようです。 管理人が、全11編の中で一番面白く読まさせていただいたのが、一番最後に掲載されていた「恋と夜をかけろ」です。 何が面白いって、過剰な恋愛至上主義社会という、今とはさも異なるような価値観の架空世界を描いているよ…

  • 「麻雀放浪記1青春篇」(阿佐田哲也著 双葉文庫)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する本) 「麻雀放浪記1青春篇」(阿佐田哲也著 双葉文庫) (作品紹介) 麻雀小説の金字塔といえば、これ。 麻雀を知らなくても、「麻雀放浪記」の名前を知っている人は多いはず。 (感想) 麻雀界で知らない人がいないであろう「雀聖」。 本名色川武大。 管理人がその名を知ったのは「さいばらりえこのまあじゃんほうろうき」から。 一度は読んでみたいと思っていたら、双葉文庫で発売されていたのを見て購入。 知っている人にとっては、今更感がハンパないですが、青春篇を一言で言うならば戦後直後の日本を舞台に、主人公「私」(もしくは坊や哲)が麻雀の世界にハマり、その世界の玄人になるべく修行…

  • 「龍と苺」5巻(柳本光晴著 小学館)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「龍と苺」5巻(柳本光晴著 小学館) 令和3年9月最新刊 (5巻感想) リアル将棋世界ですと、藤井聡太三冠(令和3年9月19日現在)の活躍が目覚ましいですね。 こちら(漫画)の世界では、主人公の苺がやはり暴れまくっています。 でも最近は当社比でわりと大人しくなっていますし、挨拶すら知らなかった苺が対局前後にちゃんと挨拶しているのは、成長の証だと思われます。 全体的に展開が急なためか、5巻の冒頭ではフローチャートが載っています。 そうだよね、苺は伊鶴八段に財布を取られっぱなしになっていたよなあと思い出しました。 伊鶴八段は最近話に出てこないですが、息災なので…

  • 「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」(佐藤愛子著 小学館)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介するエッセイ集) 「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」(佐藤愛子著 小学館) (作品紹介) 直木賞作家、佐藤愛子先生による最後のエッセイ集。 (感想) 何故本作が最後のエッセイ集なのかのいきさつが書かれている「さようなら、みなさん」も、非常に佐藤愛子先生らしい話でした。 特に長年の彼女のファンの方が読めば、「納得」の理由でしょう。 まあそればかりでなくても、エッセイ集に描かれている佐藤愛子先生の日々の生活を見れば、この一冊を出版までこぎつける程書くのにどれほどの労力を費やしたのかが非常いよくわかるので、ファンの方は、「さようなら、みなさん」は必読のような気がします。 佐…

  • 「カンギバンカ」4巻(原作:今村翔吾 漫画:恵広史 講談社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「カンギバンカ」4巻(原作:今村翔吾 漫画:恵広史 講談社) (4巻感想) いきなり最終巻。 読み終わって( ゚ ρ ゚ )呆然とする管理人。 え、終わり? マジ終わり? ええっと、蔵田房信を討つ話は史実を上手くアレンジさせて、過不足ない話展開だなと思って三好元長の元に戻ったと思ったら、あれよあれよという間に一気にラストまで駆け抜けます。 管理人の誇張表現ではなく、本当に。 ちなみに生存が分からなくなっていた多聞丸は、結局お亡くなりになっていたんですね。 九兵衛が松永久秀なのはまず間違いないと思っていましたが、多聞丸もどこかで生き延びていて、闇堕ちしていた…

  • 「ワールドイズダンシング」1巻(三原和人著 講談社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「ワールドイズダンシング」1巻(三原和人著 講談社) (作品紹介) 時は室町。 世阿弥こと、鬼夜叉は父観阿弥のもとで猿楽の修業をさせられている。 芸能の意味が分からないまま、鬼夜叉はある日、一人の女性に出会う。 鬼夜叉は彼女に今までに感じたことのない「よさ」を強く感じ… (感想) 「風姿花伝」といえばこの人、能の創生者世阿弥の物語。 彼の幼名は鬼夜叉。 何か中二病を拗らせた人間が、何かにかぶれてつけた名前のような印象を抱きますが、まごう事なき史実です。 どうでもいいけれど何気にカッコいいな、幼名が鬼夜叉って(永遠の中二病)。 名前は歴史の教科書などでも有名…

  • 「ひらやすみ」1巻(真造圭伍著 小学館)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「ひらやすみ」1巻(真造圭伍著 小学館) (作品紹介) 生田ヒロト、29歳フリーター。 彼は近所のおばあさんから平屋を譲り受け、美大に進学し上京してきたいとこのむつみと二人暮らしを始めます。 そんな二人の、東京平屋建てライフ。 (感想) 何か大きな事件が起こるわけではない、日常漫画。 ちなみにむつみちゃんは完全に妹ポジションなので、ヒロトとの間に何もないです。 おそらく今後も。 作品紹介で二人の仲に期待されないよう、今のうちに書いておきます。 主人公ヒロトの名誉のために書いておくと、彼の相手役になるであろう女性は別にいます。 閑話休題 この漫画の一番良いと…

  • 「海が走るエンドロール」1巻(たらちねジョン著 秋田書店)

    ※ネタバレ注意 ※後半は、辛口なので閲覧注意 (本日紹介する漫画) 「海が走るエンドロール」1巻(たらちねジョン著 秋田書店) (作品紹介) 夫と死別した主人公うみ子。 ご近所さんからのフラダンスを断る、そんな理由のために何十年ぶりにフラリと映画館に入った彼女は、そこで一人の美大生と出会い… (感想) 物語序盤はまさしく「メタモルフォーゼの縁側」の世界ですねー。 あちらは、連れ合いに先立たれて細々と書道教室をやっていた主人公雪さんが、本当に偶然出逢ったBLを通して女子高生のうららに出会うというものなので、実はうみ子さんの方が10歳若いですが、最初の方はわりと既視感がありましたね。 空気とか雰囲…

  • 「菌と鉄」1巻(片山あやか著 講談社)

    ※ネタバレ注意 ※紹介後半は、閲覧注意 (本日紹介する漫画) 「菌と鉄」1巻(片山あやか著 講談社) (作品紹介) キノコに支配された人類社会。 菌類は脳に寄生することで自由を奪い、思考を奪い、徹底した管理社会を築き上げた。 しかしそんな中で生まれた異分子こと、兵士ダンテ。 彼はヒーローか、それともただの出来損ないか… 兵士ダンテの戦いが始まる。 (感想) 1話が秀逸です。 直接的な暴力があまり見えない、つまり敵の正体がはっきり見えないアイディアもさることながら、はっきりと見えない相手による「管理社会」への警告は流石です。 これは子ども世代に読んでいただきたい話であります。 その感情は、その行…

  • 「君は永遠にそいつらより若い」(津村記久子著 ちくま文庫)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する本) 「君は永遠にそいつらより若い」(津村記久子著 ちくま文庫) 元題は「マンイーター」です。 津村記久子先生のデビュー作ですね。 (作品紹介) 大学卒業を間近に控え、地方公務員試験に受かり、単位も揃った主人公ホリガイの、卒業までの短くて長い日々を綴った、鮮烈グラフィティ。 (感想) 津村記久子先生のファンならお馴染みのデビュー作。 ファンの方なら「今更」ですが、実写映画化されるってんでおらが地域でも宣伝されていて購入。 最初は多少のコンプレックスは持ちつつも、冷静な視点を持つ主人公が安パイな地位(卒業確定、就職決定済)から同級生たちを淡々と眺めている大学生恋愛小…

  • 「山田夢太郎、外へ行く」(畠山達也/修行コウタ ジャンププラス)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「山田夢太郎、外へ行く」(畠山達也/修行コウタ ジャンププラス) (作品紹介) 7年間家に引きこもっていた山田夢太郎は、毎朝外で見かける女の子に話しかけるために、床屋へ髪を切りにたった一人で外へ出て行った。 (感想) これから読まれる方に先に言っておきます。 こちらの作品、悪い意味でのバッドエンドです。最近流行りのメリーバッドエンドなんてお優しい世界ではありません。 ガチのバッドエンドです。 それでもオッケー、むしろ当ブログは甘ったるい作品ばかり紹介しやがって思われる読者の方はどうぞ。 読んだ後の責任は取れませんが、バッドエンドであることだけは自信を持って…

  • 「トリリオンゲーム」2巻(原作:稲垣理一郎 作画:池上遼一 小学館)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「トリリオンゲーム」2巻(原作:稲垣理一郎 作画:池上遼一 小学館) ガンガン行くぜ!ハルとガクの二人が挑む、トリリオン起業漫画第二弾! (2巻感想) ジョニー・デップ登場(違)。 とうとう現れました、友情パワーがすごすぎる二人の前に投資家が。 ジョニー・デップもとい祁答院さん。 見た目はイケオジって感じでしょうか。そして彼が連れている秘書(?)が、どういう経緯を辿ってそうなったかはまだ定かではない、未来ではガクの秘書になっている水樹さん(当時は高校生)。 祁答院さんが3,000万円出資してくれたことにより、いよいよ本格的に起業が始まりますが、ちなみにこの…

  • 「トリリオンゲーム」1巻(原作:稲垣理一郎 作画:池上遼一 小学館)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「トリリオンゲーム」1巻(原作:稲垣理一郎 作画:池上遼一 小学館) (作品紹介) 世界一のワガママ男・ハルとパソコンが得意で真面目なガク。 最強のコンビが、てっぺん目指してゼロから起業を始める痛快ストーリー。 (感想) 当ブログでもお馴染み「Dr.STONE」の稲垣理一郎先生の原作。 何で今まで見逃していたんでしょう。 こちらかなり胸アツの起業漫画です。 天性の人たらしのハルと、真面目なガク。 正反対の凸凹コンビが、とてもイイ! 中学校から続く友情。 1巻は、そんな二人の非常にアツい友情がメインに描かれています。 ぱっと見人たらしのハルが大活躍するように…

  • 「羨望と白百合の君へ。」(あばたえくぼ著 モアイ)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「羨望と白百合の君へ。」(あばたえくぼ著 モアイ) (作品紹介) 真っ白で可愛い服が似合いそうな、正しくその名の通りの美少女東城百合に告白された真。 百合の告白を断るものの、どうしても諦められない彼女は真をデートに誘い… (感想) 四季賞2021夏森薫特別賞受賞作品。 森薫先生を真似たわけではありませんが、管理人個人的にこのお話好きです。 平たくいえば、好みです。 興味を惹かれたら、さっさと本編を読むことをおススメします。 (こちらはネットで掲載されているので、気が付いたら読めなくなったという場合もあるので、読む場合はお早めにお願いします) この漫画の肝は…

  • 「調理刑事の捜索ごはん」1巻(馬田イスケ著 講談社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「調理刑事の捜索ごはん」1巻(馬田イスケ著 講談社) (作品紹介) 料理と取調をミックスしたギャグ漫画 (感想) 現代の日本を舞台にしてはいますが、これもう完全にファンタジー漫画だから! フィクションではなく、ファンタジー。 真面目に考えてはいけません。というか考えたら多分読めません。 新舞刑事どころじゃなく、ツッコミどころ満載だから。 公僕が公務執行中に調理とかないから。 こういう事件現場って、風景は勿論、匂い(バッドな意味の方で)があるから、その中で全く気にせず、匂いに影響されず調理というのは本当にファンタジーだよ! そんな中、主人公が作る料理がネタに…

  • 「渚~河野別荘地短編集~」(河野別荘地著 小学館)

    ※ネタバレ注意 (本日おススメする漫画) 「渚~河野別荘地短編集~」(河野別荘地著 小学館) (作品紹介) 表題作「渚」を含め、全4作掲載した短編集 (感想) 1巻完結。 漫画の値段とすると少しお高め(税込748円)ですが、個人的にはおススメします。 「旬」のように、年齢制限引っ掛かりまくりな話もあるので、汚れちまった大人世代向け。チビッ子世代には、ちょっと早いかな~? 若い大学生を巡っての微妙な三角関係を描いた「旬」。 男の狡さとロマンチストぶり、女の狡猾さとリアリストぶりがリアル。 嫌な意味でめちゃリアル。 しかしこの男性、ストライクゾーンがメチャ広いな。 今紹介した「旬」のドロドロ三角関…

  • 「銀河のカーテンコール」1巻(北駒生著 講談社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「銀河のカーテンコール」1巻(北駒生著 講談社) (作品紹介) 婚約者と別れたばかりの司書合歓木眞と、現役を引退したばかりの伝説の庭師松波誠二郎。 二人は偶然に同じ居酒屋に居合わせたことをきっかけに、意気投合する… (感想) 主人公合歓木眞さん30歳、伝説の庭師松波誠二郎さん70歳。 年の差40歳の物語。 ここまで年が離れていると、師匠とか助言者とか相談者とその弟子、みたいな人間関係だと思っていたんですよ。 購入前にお試しで読んだ第1話も、誠二郎さんは主人公の眞に対して、まだ時間も未来もある若者(眞)が何か理解の出来ないイマドキの言葉を使ってうだうだ悩んで…

  • 「檻ノ中のソリスト」3巻(森屋シロ著 集英社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「檻ノ中のソリスト」3巻(森屋シロ著 集英社) 最新刊かつ、最終巻。 (3巻感想) 弟大好き姉ちゃんによる、弟救出劇完結。 2巻で早くも弟と再会。 その後展開がどうなるのかと思ったら3巻で完結。 確かに3巻で完結するなら、2巻で正体が分かっていないとですねえ。 全体的に駆け足感はありましたし、監獄街自体の存在意義を深く考えると、話にあったシステムはちょっと、いやかなりマズイだろうと思わないでもないですが、そこのところには触れずに終了。 死亡フラグが立っていると管理人が完全に思い込んでいたロス大佐が、最終決戦にも出てこないし、本気で国境を越えた時にも出てこな…

  • 再読「ルックバック」(藤本タツキ著 集英社)

    ※ネタバレ注意 (本日おススメする漫画) 再読「ルックバック」(藤本タツキ著 集英社) (再読感想) ジャンププラスで期間限定無料公開され、大きな反響を呼んだ傑作が令和3年9月3日本日単行本として発売。 「ルックバック」だけだと、単行本として発売するにはちょっと分量が少なくなると思っていたので、他に短編を一つ付けるかと予測していましたが、潔く「ルックバック」のみ掲載。 しかも、おまけもあとがきも制作秘話も何も載せない潔さっぷり。 当初はデータベースのみでしたが、紙の単行本になったことで、カバー絵やカバーデザインも堪能。 全体のカラーが淡い黄緑色、全体的に少年漫画向きとは思えないパステル調になっ…

  • 「地図にない場所」2巻(安藤ゆき著 小学館)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「地図にない場所」2巻(安藤ゆき著 小学館) (2巻感想) 主人公悠人と、元天才バレリーナ琥珀さんとの「イズコ」探しの旅、2巻目。 「イズコ」探し自体に大きな進展はないですが、2巻にしてとうとう悪役登場。 ちなみに転生した令嬢とかではないです。 主人公悠人と同じ中学校の成島。 上から目線でやな事を言う、分かりやすいタイプの悪ボーイが出てきましたよ。 成島の言葉に繊細な中学生男子である悠人はベッコベコに凹まされます。 その後の琥珀さんのフォローがステキ。 「スランプ」っていうと、どうしても悪い意味でとらえてしまいますが、 「今はスランプだからしょうがない」と…

  • 「東京ヒゴロ」1巻(松本大洋著 小学館)

    ※ネタバレ注意 (本日おススメする漫画) 「東京ヒゴロ」1巻(松本大洋著 小学館) (作品紹介) 漫画編集者塩澤は、とあることがきっかけで30年勤めた出版社を退職した。 しかし、漫画を諦めることが出来なかった彼は、もう一度漫画を作ろうと、かつて関係した漫画家たちの元へ訪ねて行く…。 (感想) こちら定価1,500円(税込)也。 あらやだhanairoribonさんたら、ハードカバーの一般文芸本と間違えてません?と一瞬思われそうですが、現在の税率(10%)ならガチで一冊このお値段です。 定価500円のコミック本が3冊買えてしまうお値段ですのん。 そういう意味では、気軽に「おススメ」と書ける値段で…

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