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埋もれ木図書館 https://hanairoribon.hatenablog.com/

三度の飯より漫画・本が好きの文字通り趣味が読書の管理人です。 流行りのものから名作まで、好きな作品を書き散らします。 新規分野を開拓したい方の参考になれば、嬉しいです。

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2019/09/25

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  • 「天帝少年 中村朝短編集」(中村朝著 KADOKAWA)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「天帝少年 中村朝短編集」(中村朝著 KADOKAWA) (作品紹介) 漫画家中村朝氏による6つの短編集。 (感想) 完全ホラーサスペンスの「白件」 大どんでん返しの「きみが小説家をみつけたら」 中国の化け物饕餮(トウテツ)の息子の物語「トウテツの子」 世界と主人公は、実は…というファンタジー表題作「天帝少年」 味覚が無い男性三弦の料理にまつわる物語「三弦巻き」 管理人の一番お気に入り「流行り神プロトコル」 以上6作品が収録されています。 「流行り神プロトコル」は、ある日、フローリングの部屋に住むテレビ好きの座敷童の元に一人の少年志村阿智が転がり込んでくる…

  • 「エンド・オブ・ライフ」(佐々涼子著 集英社インターナショナル)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介するノンフィクション) 「エンド・オブ・ライフ」(佐々涼子著 集英社インターナショナル) (作品紹介) 著者佐々涼子氏による「在宅医療」について取材をし、そこで出会った人々の魂の記録を描いた、号泣必至の渾身の一冊。 (感想) 一読するにあたってティッシュはボックスで、ハンカチでなくちゃんと肌触りの良いタオル(ごわごわしていると、肌と瞼が傷つく)をご用意ください。 「在宅医療」をテーマに、このノンフィクションの縦軸に筆者の友人でもある訪問看護師森山文則氏について、横軸にその他に取材等で筆者が関わった「在宅医療」関係者達の話(筆者自身の母親の話も含む)について進められてい…

  • 「最果てから徒歩5分」(糸井のぞ著 新潮社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「最果てから徒歩5分」(糸井のぞ著 新潮社) (作品紹介) 自殺の名所「死出ノ岬」(本当の名は志手ノ岬)から徒歩5分にあるオーベルジュ(宿泊設備を備えたレストラン)・ギルダ。幸田すももが「ある出来事」をきっかけに「死出ノ岬」にやって来たことで、物語が始まるー。 (感想) 本作を読んでいてどこかで見たことがある絵だなあと思ってググったら、父娘の不器用な交流を描いた「真昼のポルボロン」の作者であることを知りました。本作でも第3話が、ちょっと「真昼のポルボロン」を彷彿とさせました。 閑話休題 自殺の名所とスマホで取り扱われるようになってから、そういう人がやたら訪…

  • ミステリと言う勿れ情報(令和2年11月27日)

    こんばんは。 hanairoribonです。 前回の感想や、ネット情報で既にご存知の方も多いでしょうが、このブログに「ミステリと言う勿れ」の情報を求めて来られた方にお知らせでっす。 月刊フラワーズ1月号では「ミステリと言う勿れ」はお休みになっています。 次の登場は、12月28日発売予定の2月号です。 表紙と巻頭カラーという豪華ぶりです。お見逃しなく。

  • 「BADON」3巻(オノ・ナツメ著 スクエアエニックス)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「BADON」3巻(オノ・ナツメ著 スクエアエニックス) 11月25日発売の最新刊。表紙はメガネが似合う色男のリコだ! (3巻感想) 「BADON」は表紙になるキャラが中心人物として活躍するので、3巻はリコが中心に動くかなーと読む前から予想していました。 確かに予想に違わず「プリミエラ」の4人の中ではリコが中心人物です。 ですが、一番最後に一番おいしいところを、アレンに持っていかれた!! 悔しい(?)ですが管理人にとっての3巻の一番の見どころは、リコと学生時代の友人との友情ではなく、アレン。とくに3巻終盤の夜の雪のシーン!! 夜中の大雪 苦い再会の後の邂逅…

  • 「ブルーピリオド」アフタヌーン1月号ネタバレ感想

    ※ネタバレ注意 今月号の表紙は鉢呂健二です。 本編の感想には触れませんが、今回8巻表紙おまけ漫画の補足説明のようなことが描かれていたので、今月号を読んだ人は、もう一度8巻のカバー絵をめくって表紙を見て下さい。 (本編感想) 今月号は美術関係の話ではなくて、主人公八虎最大の特徴である「努力」と、同じく世田介最大の特徴である「才能」について、八虎を含む同級生同士のガチンコ論争がメインでした。 お題は「努力は才能かどうか」 さまざまな(といっても4人)登場人物による「努力は才能かどうか」理論が展開されていますので、本編を読んでみて、自分なりの答えに落ち着くのが一番良いのカナーと思います。 人によって…

  • 「午後9時15分の演劇論」1巻(横山旬著 KADOKAWA)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「午後9時15分の演劇論」1巻(横山旬著 KADOKAWA) (作品紹介) ありし日の東京のはずれ、某有名美術大学の二部表現学部舞台コースの学生たちによる、演劇物語。 (感想) 本作も、「ブルーピリオド」「モディリアーニにお願い」など、管理人が好きで扱っている「美大」ジャンルの一つではあります。 しかし、先述した二つは、共に学ぶ仲間やライバルはいても、制作はたった一人で行います。 本作では、演劇。舞台・音響・照明・衣装など、一人で全てを作り上げるということがまずない世界です。 つまり、集団で何かを作る芸術であります。 主人公は、その中でも自ら立候補し、意気…

  • 「BADON」2巻(オノ・ナツメ著 スクエアエニックス)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「BADON」2巻(オノ・ナツメ著 スクエアエニックス) (作品紹介) 過去の紹介→1巻 (2巻感想) 表紙を見て頂ければわかるように、お調子者のエルモが2巻の中心人物になっています。 主人公達4人が経営する高級煙草屋「プリミエラ」。その売上の半分を担う、店一番の稼ぎ頭であるエルモ(リコじゃなかったのが正直不思議)。その秘訣は、夜の飲み屋で新規の客を引っ張ってきているという涙ぐましい営業努力によるもの。新規開拓をした夜の飲み屋でひょんなことからテレビ業界の人物と知り合い、ドラマにゲスト出演した人気キャスターの殺人事件へとエルモが巻き込まれていくというのが、…

  • 「メモの魔力」(前田裕二著 幻冬舎)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する本) 「メモの魔力」(前田裕二著 幻冬舎) (作品紹介) 勤労感謝の日に紹介するのかよ、とツッコミが入りそうです。 2019年一番売れたビジネス書だそうです(帯より)。 メモを取ることで、人生が変わる。 筆者が伝授する、最強のメモ術。 (感想) 「にんじん、玉ねぎ、じゃがいも」 「A社〇✖さんから電話がありました。折り返しの連絡をお願いします」 メモというと、こういうものをたいていの方は想像されるのではないでしょうか。 日常生活で家人から渡される「買い物メモ」や、出先から戻ると机に置いてある「伝言メモ」は情報量の差はあれど、こういうものが多いでしょう。 しかし本書…

  • 「じいさんばあさん若返る」2巻(新挑限著 KADOKAWA)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「じいさんばあさん若返る」2巻(新挑限著 KADOKAWA) (作品紹介) 過去に紹介した記事→1 巻 リンゴ農家の老夫婦がある日、不思議なりんごを食べた事により(髪の毛以外)若返った! ほのぼのギャグストーリー。ちなみに全方向ファンタジーなので、真面目に考えてはいけません。 (2巻感想) 2巻だと、実はばあさん(イネさん)は病弱だった事が判明します。そしてかつてはたいそうなお嬢様であったことも(ちなみに一族は没落)。 1巻の長男に続き、2巻では次男(医師)とその娘が登場します。 1巻の感想でも書きましたがこの漫画、全方向ファンタジーなので、出てくる周りの…

  • 「夕凪に舞え、僕のリボン」下巻(黒川裕美著 KADOKAWA)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「夕凪に舞え、僕のリボン」下巻(黒川裕美著 KADOKAWA) (作品紹介) 昭和の時代に女子新体操に取り組む男子、羽田凜太郎の成長物語。 完結編! (下巻感想) 涙腺崩壊!! 以上。下巻は泣きっぱなしで読み終わりました。 「踊っとる時だけは 嫌なこととか 悲しいこととか 痛いのとか 全部忘れられる」 上巻に出た、何故踊るのかという問いに対する凜太郎のアンサー。 愛するものとか、好きなものに対する気持ちの表現として、この言葉は分かりみ過ぎます。 女子新体操は男性枠が無い。 つまり、選手として競技する事が全く出来ない。それでも自分がやりたいのは、男子新体操で…

  • 「リアル」15巻(井上雄彦著 集英社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「リアル」15巻(井上雄彦著 集英社) (作品紹介) 車イスバスケットを舞台に描かれる野宮・高橋・戸川3人の青春物語。 (15巻感想) 14巻から、6年の歳月を経ての発売です。 14巻発売からそんなに時が経っていたんですね。 そこにまず管理人驚きました。 本作自体、超メジャーなタイトルです。 たとえ「リアル」は読んだことが無い人でも、「スラムダンク」と言えば日本で知らない人がいないのではないかと思われる程、有名なバスケ漫画の作品。 有名過ぎて今更紹介がいるのかとツッコミが入るような気もしますが、久しぶりの新刊なんで、全国の「リアル」ファンの皆様にお届けしま…

  • 「龍と苺」2巻(柳本光晴著 小学館)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「龍と苺」2巻(柳本光晴著 小学館) (2巻感想) 「真っすぐで、愛らしい14歳が将棋に打ち込み始める第2巻!!!」 裏表紙の紹介文です。 主人公藍田苺は「直情的」という意味では物凄く「まっすぐな」お嬢さんではありますし、彼女の顔の造形は悪くありません。むしろ整っています。 ですが、一般的な意味でいうところの「真っすぐで、愛らしい」という表現がこの漫画のこの主人公の場合適切かどうかというと…。 一般的な意味でのそういう「愛らしさ」を求められると、この作品は主人公藍田苺を始め、登場人物がほぼほぼバイオレンスかつ口が悪い人間が揃っている、正直かなり殺伐とした世…

  • 「モディリアーニにお願い」最終回(相澤いくえ著 ビッグコミック増刊12月17日号)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「モディリアーニにお願い」最終回(相澤いくえ著 ビッグコミック増刊12月17日号) とうとう、最終回を迎えましたー! (感想) 楽しみにしていた漫画が、また一つ終わってしまいました。 前にも書きましたが、どの作品であれ、最終回をきちんと見守ることが出来た事は、一読者としては喜びであります。 ですが、もうあの三人組がこれから読めなくなるというのはそれと同時に悲しく、そして寂しくもあります。 ホント、寂しい。終わっちゃったよ。 前回のラストが卒業式の場面だったので、管理人、ある程度今回がどんな話になるのか予想をしていました。 モディリアーニにお願いの主人公三人…

  • 「夕凪に舞え、僕のリボン」上巻(黒川裕美著 KADOKAWA)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「夕凪に舞え、僕のリボン」上巻(黒川裕美著 KADOKAWA) (作品紹介) 1984年、広島の小さな港町で一人の少年羽田凜太郎が女子新体操の世界を知り、その世界にのめり込んでいく…。 男性の女子新体操選手、羽田凜太郎の成長ストーリー。 (上巻感想) 主人公羽田凜太郎の半生を描いた成長物語です。 上巻では、母を病で亡くし、内気で泣き虫であった少年羽田凜太郎が、担任の先生の新体操を見て、女子新体操の世界にどんどんのめり込むところが描かれています。 この話、2020年が舞台となっているのではなくて、1984年が舞台になっているところがミソです。令和の今なら男性…

  • 「マナーはいらない 小説の書きかた講座」発売トークショーを見る!

    先日こちらの本を紹介しまして→「マナーはいらない 小説の書き方講座」 実は、初回出荷限定購入者特典として、 三浦しをん先生と池上冬樹先生とのトークショー動画配信サービスを期間限定で見られるという事なので、購入者特典をさっそく享受して参りました。 以下、その感想となります。 (動画配信サービス感想) 本の出版記念に際して、作家の方がトークショーやイベントを行う事は管理人前から存じていましたが、何しろ管理人が住む地域、おいそれと行ける距離にそんなこじゃれたイベントは無く、ファンの方が「行ってきたよー」というのをサイトで見て、都会はイイよなーと指をくわえて眺めているだけでした。 が、動画配信というど…

  • 「カペラの眩光」第1話(相澤いくえ著 ヤングアニマルZERO12月1日増刊号)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「カペラの眩光」第1話(相澤いくえ著 ヤングアニマルZERO12月1日増刊号) (作品紹介) その日、日辻青色の絵に5億円の値がついたー。 27歳、売れないバンドマン日辻青色の焦燥する日々、目には見えない才能に対する葛藤、そして絵。 日辻青色と彼のバンド仲間達、そして絵に隠されたある重大な秘密。 このままなのかと焦る彼の日常にピリオドが打たれる日は、もうそこまで来ていた。 (感想) 相澤いくえ先生の新連載です。 「モディリアーニにお願い」がいよいよ完結するこの時期での新連載スタートです。 売れないバンドマンと絵? その二つに一体何の繋がりが? ぶっちゃけ言…

  • 「スタンドUPスタート」1巻(福田秀著 集英社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「スタンドUPスタート」1巻(福田秀著 集英社) 起業・経営コンサルタント 上野豪 (作品紹介) 「人間投資家」三星太陽に出逢ったことで、さまざまな事情を抱えた人々が、モノクロな働き方から起業を目指す、働き方UPグレード物語。 (感想) 「人間投資家」三星太陽が、これはと思った人々に起業を持ち掛ける、起業家たちの物語になっていますが、その選ばれた人たちというのが、 「50代、子会社へ出向された男性」 「1年就活したけれど、内定ゼロの就活生」 「仕事未経験の専業主婦」 とまあ、本当に起業するの!?といった面子ばかりです。 その中でも秀逸だったキャラが、一番最…

  • 感謝

    ぶんか社チーム4コマの皆様並びに竹内佐千子先生から当ブログ記事(「これからは、イケメンのことだけ考えて生きていく。」)をツイートして頂き、誠にありがとうございました。 管理人、嬉しすぎて浮かれまくって、その日一日地に足がついていませんでした。 実は今でも心の中ではまだ浮かれています。 もし、当ブログの記事を読んで、竹内佐千子先生の他の作品紹介も読みたいという方がいらしたら、ぜひ読んでみてください。 以下、リンクです。 「赤ちゃん本部長」(まずはこれを読んでみてください) 「赤ちゃん本部長」3巻 (実は最終巻) 「B3列12番の女」(雑誌に連載されていた短編)

  • 「拝啓、もしもの僕」(昼間正午著 COMICめづ)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「拝啓、もしもの僕」(昼間正午著 COMICめづ) (作品紹介) 冴えない三人組バンドのギター、日向雄介。 自分にはギターしかないと思って、他の選択肢を捨ててきたことは間違いだったのか?もしギターをあの時捨てていたら…? 日向雄介と、もう一人の日向雄介とおくる、人生ifストーリー。 (感想) 「COMICめづ」で、11月6日に最終話をアップして終了した全6話の漫画です。 未来の記憶だけ残ってあの日にタイムスリップとか前世の記憶を所持しながら異世界転生とか、もしも人生やり直せたらのif物語は世の中数多くありますが、まさかif側の自分まで主人公のいる世界に出て…

  • 「ブロークン・ブリテンに聞け」(ブレイディみかこ著 講談社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介するエッセイ) 「ブロークン・ブリテンに聞け」(ブレイディみかこ著 講談社) (作品紹介) 文芸誌「群像」に連載された時事エッセイ集 (感想) 濃い!とにかく内容が濃いです。 作者の代表作ともいえる「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」は予備知識無しでまるまる一冊読んで楽しめますが、本作についてはイギリスの時事問題を知っていないと「?」な箇所がいくつか出てきます。 そういう意味では、イギリスの時事問題を知るとても良い勉強になりますし、「今イギリスはこうなっているんだ!?」と驚くことしきりです。特に貧困問題については、日本でも英国でも似たような問題を抱えていた事…

  • 「コーポ・ア・コーポ」2巻(岩浪れんじ著 GOT)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「コーポ・ア・コーポ」2巻(岩浪れんじ著 GOT) (2巻感想) 2巻では中条さんの過去、実はかなりのボンボンだったということと本気で好きな女性がいたという事が判明します。ボンボンだったというのはさもありなんと思いましたが、好きな女性がいた事はメチャクチャ意外でした。 このままだと、一生ヒモだな中条さん。 翻って、石田君が意外とモテるというのは、凄くよく分かります。 顔はマジでコワモテですが、女性に対し優柔不断で表面的には優しい人なので。 ちなみにDVする人なので、付き合うのはNGですよ、高橋さん。 読んでいて一番切なかったのは、第12話の恵美子さんの話で…

  • 「夜は猫といっしょ」1巻(キュルZ KADOKAWA)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「夜は猫といっしょ」1巻(キュルZ KADOKAWA) (作品紹介) 主人公フータ君(社会人)の家に、妹と共に猫キュルガがやって来た。 猫とフータ君の日常を描いた漫画。 (感想) 月曜日の夜に読んで欲しい漫画をご用意しました。 猫とフータ君の日常物語。気負わず、人生の意味なぞ考えず気楽に「飼い猫あるある」を楽しんで下さい。 猫のキュルガが、超かわいいです。 それは管理人だけでなく、管理人の住む地域の皆さまもそう思っているようで、地元の本屋で結構売れていた作品。他の平積みに比べてダントツ売れていて、最後の一冊のみ残っていたので、その一冊を購入しました。 「飼…

  • 「マナーはいらない 小説の書きかた講座」(三浦しおん著 集英社)

    ※ネタバレ注意 (本日おススメする本) 「マナーはいらない 小説の書きかた講座」(三浦しおん著 集英社) 久々登場、おススメ本。 (作品紹介) web連載「小説を書くためのプチアドバイス」の完全書籍化。 今、漫画でもエッセイでもこの形が本当に多いです。 作家、エッセイストでもある三浦しおん先生の、小説講座。 (感想) いやー、面白かったです。 三浦しおん先生の小説、エッセイはかなり読破していますが、その中でも管理人の中で近年トップ1。 彼女のファンなら絶対「買い」。「読め」一択です。 あとがき入れて261ページの長編ですが、スルスルと一気に読めました。 自作(他人の作品だと色々問題あるし)の例…

  • 「Dr.STONE」18巻(原作:稲垣理一郎 作画:Boichi 集英社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「Dr.STONE」18巻(原作:稲垣理一郎 作画:Boichi 集英社) お待たせしました令和2年11月発売、最新18巻! 世間は既に社会現象ともなっている「鬼滅の刃」ブームですが、「Dr.STONE」も面白いです。 (18巻感想) お互い、科学王国のリーダーを倒す(命を奪うか事実上かは分かれている)ためにお互い探り合いをするのが18巻の主なストーリーです。 敵のボスである科学者ドクターゼノの正体は、千空の師匠に当る方だとは…。 似たような天才と天才が石化が始まる前から交流していたというのは、運命といえばそれまでだけど、当たり前っちゃー当たり前ですね。一…

  • 「レディ&オールドマン」8巻(オノ・ナツメ著 集英社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「レディ&オールドマン」8巻(オノ・ナツメ著 集英社) これで最終巻です。 (8巻感想) ナット―!!!(涙) エンディングは感動の大団円でっす。 何がどう、「ナットー!!!」なのかは読んでのお楽しみですが、最終話の内容とエンディング、ラストの1カットは「良かったねえ」の一言です。 結局壮大な(時間の長さという意味で)兄弟げんかにみんなが巻き込まれたのですが、まあ、皆あるべきところに落ち着いたかなって気はします。 シェリーママのその後が無かったのはちょっと残念ですが。 今回ここまで事態がこじれたのは、代議士の悪事がきっかけだったんですね。 それがなければ、…

  • 「レディ&オールドマン」7巻(オノ・ナツメ著 集英社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「レディ&オールドマン」7巻(オノ・ナツメ著 集英社) いよいよ、ラスト(最終巻)まで残すところあと1巻です! (7巻感想) いよいよロブとその弟ラスが「不老不死」になった理由がこの巻で明かされます! 「不老不死」の人の血で、なれるようです。 ちょっとここら辺は「ヴァンパイア」っぽいですね。ただ、朝日浴びても大丈夫だし、十字架やニンニクが嫌いということもないようです。 しかし、2人の「始祖」に当たる人はどうして「不老不死」になったのかの説明がなかったので、本当の意味で、このからくりが生まれた仕組みは実は不明のままです。 ただ、そうしたらどうして代議士が絡ん…

  • 「レディ&オールドマン」6巻(オノ・ナツメ著 集英社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「レディ&オールドマン」6巻(オノ・ナツメ著 集英社) (6巻感想) サミーかっけえ!! …以上。 裏表紙に煙草を咥えたサミーが載っていますが、話を読むと「なるほどね」と納得します。ホント、シェリーのママは何で別れちゃったんだろ。 ちなみにその理由は、ママから直接シェリーに話されます。 母と娘はここで和解します。 良かったね、シェリー。 だけど、母が父のところへ戻ることはないし、娘も帰る家は父のところだったりします。 ちなみに、1巻での「砂糖」事件の伏線が回収されます。 ああ、そういえばアレそのまま放置されてたっけって。ここでそれが活きるのか!です。 ナッ…

  • 「レディ&オールドマン」5巻(オノ・ナツメ著 集英社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「レディ&オールドマン」5巻(オノ・ナツメ著 集英社) 4巻感想から随分間が空いてしまいました…。 (5巻感想) 5巻の見どころは何と言ってもナットの自由についてでしょう。 友を目の前で「事故死」されて、それ以来倉庫に出られなくなったナット。 外を一歩出たら車に轢かれてしまう。 そりゃ、誰だって出られませんて。 27話はシェリー、ロブ、ナットの3人の仲間としての繋がりの集大成が描かれています。 「今の君と一緒の僕も今しかない」 「映画館で一緒にビートルズを観て それから一緒にサンデーを食べに行きたい」 ロブの一言が泣かせます。 そしてとうとうナットはビッグ…

  • 「自分のことは話すな」(𠮷原 珠央著 幻冬舎文庫)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する本) 「自分のことは話すな」(𠮷原 珠央著 幻冬舎文庫) (作品紹介) 主にビジネスにおける会話の盲点を指摘した、会話マナー本 (感想) タイトルの「自分のことは話すな」というのは、単語通りの意味で捉えるのではなく、簡単に言うと、ビジネスにおいて「相手に求められていない無駄な自分語り」をして貴重な相手の時間を奪うな、というもの。 ただ、この「相手に求められていない無駄な自分語り」について、客観的にどう判定するかは正直難しいところです。 人によっては、30秒のトークだって「ムダ」と思われればそれっきりです。 (30秒って書くと短く思われるかもしれませんが、実際話すと…

  • 「ミュシャのすべて」(堺 アルフォンス・ミュシャ館協力 角川新書)

    ※ネタバレ注意 ネタバレの概念当てはまるのか?今回の本 (本日紹介する本) 「ミュシャのすべて」(堺 アルフォンス・ミュシャ館協力 角川新書) (作品紹介) 近代アール・ヌーヴォーの巨匠アルフォンス・ミュシャの作品紹介と、彼の生涯について書かれた、まさしく「ミュシャのすべて」。 (感想) 感想はただただ一言、「美しい」に尽きます。 管理人、ミュシャのポスターが大好きで、昔ポストカードセットを購入したことがあるのですが、この価格(900円 税抜き)で、フルカラーで存分に堪能できるので、元は十分とりました。 むしろポストカードセットよりもお安く買い求めが出来てビックリです。 ポスターについてはある…

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