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ドボクなモノを見に行った https://k-misaki.hateblo.jp/

土木的な構造物(橋梁、隧道、ダム、堰、魚道、分水工、ゲート)、マンホール蓋を見に行った記録です。公共配布カード(ダムカード、マンホールカード)や路上観察の収集記録でもあります。

みさき かんぱち
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2019/09/14

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  • 久地円筒分水工、また桜の季節に行けなかった

    電車に乗って、住宅地を歩いて行ける神奈川県川崎市の「久地円筒分水工」です。 昭和16年、二ヶ領用水路からこの地点で4地区へ分水されておりましたが、御多分に洩れず「円筒分水工あるある」の激しい水争いを経て円筒分水工が竣工します。その歴史、大きさ等々から、もちろん選奨土木遺産であり登録有形文化財にも指定されている現役で活躍中の円筒分水工です。 結構大きな円筒分水工で、正面に見えるのが分水先の川崎堀りです。 ここは桜が有名で、円筒分水工のサイフォンに映る桜の景色をネットではよく見るのですが、実物をまだ一度も見たことが無い。 年度末の3月はボロボロだし、4月は抜け殻の廃人のようだし、息を吹き返した頃は…

  • 江戸東京たてもの園へ、土木屋なのでご容赦を

    街歩きは好きですが、主に橋や水門、分水工などの土木施設を見て廻っているので、建築物は不勉強。はっきり言って不得手です。 そこで、実物を見て学んでこようと思い、小金井の「江戸東京たてもの園」へ行ってきました。(家から近いのでw) 江戸東京たてもの園は、都立小金井公園の中にありJRと西武線の中間ぐらい(私、通勤定期で行けますw)。どちらの駅からでもバスに乗れば数分で着きます。 園内はそれ程広くはありませんが、3時間以上もウロウロして写真を撮ったり、何度も何度も建物内を見学したり、結構楽しめたので観覧料400円は安いと思います 今回の目的ですが、街中をウロウロしていた時にそれらしい建物を見逃さず「あ…

  • 羽村取水堰、投渡堰、たまには違うアングルで

    今日もいい天気だって天気予報で聞いたので、朝から多摩川の羽村取水堰へ行ってきました。 JR青梅線「羽村駅」から歩いて10分程、羽村取水堰が設置されている多摩川の左岸側に着きます。ここには四阿やベンチ、案内板が設置されていて休憩場所にもなっているので、ネットで検索するとこの場所からの写真を多く見ますし、自分の撮った写真もここからのものばかりです。 左岸側から見る取水堰と第一水門、黒い塗装の4連ゲート小吐水門、玉川上水へ送水する堰の写真。毎回同じ写真を撮ってます(笑) 実は、今回ちょっと違うアングルから写真を撮ろうと意気込んで、(意味もなく)朝早くから出かけてきました 多摩川の右岸側から間近に見る…

  • 六郷水門、猫耳ゲートと煉瓦造りの水門

    六郷水門。京浜急行電鉄本線の雑色駅から水門通り商店街をまっすぐ多摩川へ歩いて行くと、船溜まりのような六郷用水路の跡、南六郷緑地に出ます。 緑地から多摩川の堤防を眺めると、煉瓦造りの堰柱を持つ六郷水門と六郷排水機場を見つけることができます そして、鮮やかな青に塗装されたゲートの頭に何故か猫耳? 昭和6年竣工の六郷水門は、六郷用水の末端に設置された排水用の水門です。増水時にはあの猫耳の付いたゲートを閉め、多摩川から逆流を防止する役割を持っています。 正面に見えるのが、左右に羽を開くような煉瓦の翼壁と青い猫耳ゲート 右岸側には腰壁辺りまでのコンクリートと煉瓦造の壁、妻壁の三角は水門と同じ塗装色、窓の…

  • 石島橋、大横川に架かる「松ぼっくり」の橋

    高田馬場で乗った東西線を門前仲町駅で降り、お不動様の反対方向へ少し歩くと運河の大横川に出ます。門前仲町の駅からは永代通りに出るので、黒船橋のほうが近いのかな? ちょっとグルっと廻って行く感じの石島橋です。 江東区の橋梁を見て歩いて思うのは、親柱がみな特徴的。橋の名前にちなんだデザインや、その地域や橋の歴史を表現したもの、やりすぎたものやクスッとなるもの、何だかサッパリ分からないものまで(笑) これが、なかなか楽しく見て歩けます 今回はそんな特徴的な親柱をもつ石島橋です 平成5年に架け替えられているので歴史も浅く、構造も一般的な鋼製の桁橋です。 桜の季節、この橋から見る大横川沿いの桜並木が圧巻な…

  • 無骨なRC単弦ローゼ橋、上総一ノ宮の新生橋

    外房線に乗って千葉の大原へ行くとき、上総一ノ宮駅に着く前の一宮川に架かる「RC単弦ローゼ橋」の歩道橋が何時も気になっていました。 単弦ローゼ橋、道路の真ん中にアーチが1本だけあるタイプのアーチ橋です。 シンプルでありながら主張の強い構造形式、無骨に弧を描くアーチリブ、その割に周囲に溶け込むフォルム、独特のスタイル、孤高な佇まい 始めて見たとき、「おぉ・・・何だかスゲぇ」って思ったの覚えています(笑) その日仕事が午前中に終わったので、いすみ鉄道でも乗ってノンビリ東京へ帰ろうかなぁなんて考えていました。 上総中野駅まで行って、小湊鉄道に乗り換えて五井駅。 とっても魅力的なルートなんですけど、大原…

  • 暗渠の車止め「金太郎六人衆」と「三匹の熊」

    杉並区の暗渠には「金太郎の車止め」が数多く設置されています。 昭和50年頃からの設置だと聞きましたが、その存在は認識しつつも「いつもの変わらぬ風景」化してしまい、それほど気にも留めていませんでした。でも、最近、錆びて落書きされた金太郎の車止めが撤去され、ピカピカの車止めに変わっているのを見て、何度も立ち止まるようになりました。 杉並区をブラブラ歩いていると、意外と起伏が多い事に気が付きます。いたる所に坂があり、上ったり下ったり。そんな坂道の先には雨水が集まり、排水路が設置され「彼」が熊に乗っていたりします。 宅地化や農地の減少にともない撤去された用水路、蓋がかけられた排水路は、遊歩道として利用…

  • あの鉄塔、鬼ですね、オニ。あれツノですよねぇ

    長野県小海町、千曲川沿いを現地調査していたときに見つけた送電鉄塔 馬流駅あたりだった思います あのタイプの送電鉄塔は烏帽子型で、積雪の多い山岳地域で採用されます。しかし、どうも烏帽子のイメージが貧困で、あれが烏帽子に見えません。 どう見ても鬼、オニですよ、ツノあるし それか、帽子をかぶった猫 羽根を付けたらゴルバット・・・ まあ、今週のお題「鬼」だそうなのでw それではまた、見に来て頂きありがとうございます

  • 明和橋、とってもイイ感じのアーチっぷり!

    明和橋、都営新宿線一之江駅から歩いてすぐ、新中川を上流へ歩いていくとその威容が見えてきます。 ブレースドリブタイドアーチの橋を一寸デフォルメしてイラストにすると、私の頭の中では明和橋になります。 あのフォルム、アーチ橋が巨大な鋼製の猫に変形して「フッー!」って威嚇すると明和橋だなぁーって考えたりします。 うーん、流石! 素晴らしいアーチっぷりです。 ブレースのかかったアーチが斜橋で架かっているからなんですね、近くまで来ると空間が歪んでいるような感じでクラクラします。 そしてこの「門をモチーフ」にしたという両岸に立つ4本の塔! まるで異世界への入り口のよう・・・です 異形の門番が立ってそうな物凄…

  • 西深川橋とシーラカンス

    西深川橋にシーラカンスがいてもイイんだと思う 小名木川にシーラカンスがいるとマズいけど 西深川橋は「日本のパナマ運河」と呼ばれている小名木川に架かるトラス橋です 「日本のパナマ運河」または「ミニパナマ運河」とも言われる小名木川ですが、ここのすぐ東側にある扇橋閘門(ロックゲート)で水位差約3mを調整して、西の隅田川と東の旧中川の航行を可能にしています 比較的近くにある荒川ロックゲートと同じものですね 西深川橋は昭和3年竣工のトラス橋 この塗装色、結構好きです 写真で見た以前の塗装はライトブルー系の薄い青だったんですが、この色のほうが重厚感がでます この辺りから怪しくなってきます 実は何も知らなか…

  • 柳橋、花街だった頃から架かる橋には高欄に並ぶかんざしのレリーフ

    柳橋、昭和4年竣工 神田川の最下流、隅田川へ合流する手前、花街だった頃から架けられている「こじんまりした」鋼タイドアーチ橋 これがなかなか素敵な橋で、沢山ある大好きな橋の中でもコッソリ大好きな橋の一つです(笑) 隅田川に架かる永代橋のデザインをモデルにしたと言われています。まあ何となく分かるような気もしますね(笑) 柳橋は、平成になってから補修されたって何かで読みました どこまでが当時の物なのかは分からないけど、親柱から高欄のデザイン、歩道の石張り、かんざしのレリーフにいたるまで、全てに好感が持てます 初めて此処を通った時、漠然と持っていた街の雰囲気をそこに見つけたような気がして、嬉しかった …

  • 南相木ダム、日本一標高が高いんだから冬が来る前に

    日本一標高の高い場所にあるのが南相木ダム 冬季はダム周辺の路線が通行止めになるって南相木村のホームページに書いてあったので、仕事の合間をみて寄り道してきました。 小海町で仕事を終えて、南相木川沿いに40分程。家でリサーチしていた時は「遠いなぁ」って思っていたけれど、「仕事の場所」からは近かったです(笑) 南相木ダム 日本で最も高い場所にあるダムで、堤頂標高1532m 堤高136mのロックフィルダム ロック材には近くから切り出した石灰岩を使用しており、とっても美しい堤体 日本ダム協会のホームページ「ダム博物館」曰く、日本のダムの女王 ネットを見ていると「石灰岩の白さも年々色あせているようだ」って…

  • 永代橋のスキなトコ、だらけ

    出張先から東京メトロで茅場町駅に近づいたとき、もう居ても立っても居られなかった 結構中途半端な時間だったこともあり「しゃあ、私はここで・・・・」と言い残し、地下鉄から(仕事から)逃げ出した(直帰した) ここ数か月、本業と副業と〆切と工期に追われ、結構精神的すり減っていたんだと思うし、疲れていたんだと思う だから、ちょっと癒されに大好きな永代橋へ 永代橋 大正15年竣工で、3径間カンチレバー式タイドアーチ橋 国の重要文化財にして選奨土木遺産 隅田川の右岸側から見ていきます 選奨土木遺産のプレートには「帝都を飾るツイン・ゲイト(永代橋)」とあり、上流の清州橋とセットにして第一回選奨土木遺産選定され…

  • 亀甲橋、「山梨レッド」!

    山梨県山梨市、笛吹川に架かる亀甲橋 昭和8年竣工の3径間下路式鋼製ソリッドリブ・タイドアーチ橋 選奨土木遺産で山梨市景観百選、山梨県では珍しい(学会情報w)3径間アーチ 以前、地元住民によるワークショップで建設当初の塗装色(山梨レッド)に再塗装された経緯もあるほと、地元から愛されている橋 形と言い、色と言い、昭和8年竣工とは思えないほど綺麗に使われている橋、青空と新緑がとてもよく似合います ・・・・亀甲橋を見に行ったのは5月頃でした。この後イレギュラーな仕事が何件も入ってきて、やってもやっても終わらない怒涛の〆切ラッシュ。休みなく働いて気が付けば10月、やっと今書く事ができました(笑) ついつ…

  • 清洲橋のスキなトコ、ばっかし

    仕事で疲れたので、隅田川に架かる清洲橋へ癒やされに行ってきました 清洲橋 昭和3年竣工の3径間自碇式補剛吊橋 国の重要文化財にして選奨土木遺産 これ以上のデーター的な事はネットで調べれば資料や写真がたくさん見つかるし、有益な情報もいっぱいあります。 なので、ここは私のスキな清洲橋のことを書くだけにします もう、好きなところばっかりなんですけど 萬年橋あたりから歩いていくと見えてきます「ケルンの眺め」、吊橋なのにアンカーレイジを持たない自碇式の凛とした佇まい ケルンは行ったことないけど、とても良いです 歩道から主塔を見上げると、堂々としていながら何処か愛嬌を感じる主塔の開腹アーチが見えます ちょ…

  • 岩堂セギ分水口、サイフォンに映る青空が綺麗でした

    調べた限りでは山梨県には一つしかない円筒分水工が甲州市の「岩堂セギ分水口」です。比較的小ぶりで流量も少ないのですが、サイフォンから溢れる水面は空を映すほど静かで美しく、可愛い登録有形文化財の円筒分水工です。 供用開始が昭和2年、山梨県庁の技師が設計した岩堂セギ分水口、「円筒分水工」って名称もまだまだ統一されていない頃です。 看板が無ければ、土木的なモノに興味が無ければ素通りしてしまいそうな程、道端の風景に馴染んでいます 可愛い、三島市の雷井戸ぐらいの大きさかな k-misaki.hateblo.jp 手前の水路がサイフォンの吞口で、用水は中央のから溢れる構造 ・・・・近い(笑) サイフォンの吐…

  • 鷽ノ口円形分水、やっぱり大好き円筒分水工

    みんな大好き円筒分水工 どことなくノスタルジックでほのぼのとしたその円形構造 *1 中央部のサイフォンからもっそりと噴出し波打つ水面*2 オリフィスからコンクリートを叩く分水 堰から零れる水音 *3 時間が過ぎるのを忘れて現実逃避していられる円筒分水工 とりあえず仕事だけでも忘れられられればイイのに、せめてあの物件だけでもいいんだけど、何とかなんないかなぁ~、寄り道している場合じゃないんだけど・・・ ・・・カエルは現実逃避のイメージです(笑) そんな私も円筒分水工好き 今回は、長野県佐久穂町の「鷽ノ口円形分水」へ行ってきました 鷽ノ口円形分水(うそのくち)*4 中部横断自動車道の八千穂高原IC…

  • 宇津ノ谷隧道、流石に明治のトンネル、煉瓦造りの隧道

    出張で静岡の島田方面へ行った帰り道、東名高速に乗るのを少し節約して下道を走ると、寄り道も後ろ暗さが少なくなるような気がします 藤枝を過ぎて国道1号から脇道に入り宇津ノ谷峠、「明治のトンネル」って素敵な名前の場所を目指して 宇津ノ谷峠を越えるトンネルには、「明治のトンネル」と「大正のトンネル」と「昭和のトンネル」と「平成のトンネル」のがあり、全て現存し通行できる(明治の隧道は徒歩のみですが)貴重な場所です 県道から石畳の道を歩いて行くと、見えてきたのが「明治のトンネル」岡部口 いやぁ~こうでなくっちゃ! 明治9年に開通し、明治29年に一部が崩落。明治37年に崩落した一部を改築した延長203m、幅…

  • 白鬚橋、ブレースドリブタイドアーチは斜め橋軸方向から見るのが(笑)

    ブレースドリブタイドアーチ、あの独特な構造美だけではなくゴテゴテした言い回しも大好きな橋梁の構造形式 先日、松住町架道橋のブレースドリブタイドアーチを堪能して、どうしても見たくなったのがこの白鬚橋。あまりウロウロするのも憚られるのでパソコンの写真フォルダを漁って楽しんでおりました(笑) 隅田川に架かる白鬚橋は、昭和6年(1931年)竣工の下路式ブレースドリブタイドアーチ橋(くどいかなぁw) 上流側から見ると2012年完成のスカイツリーが後ろに見えるけど、年齢差が80年以上あるとは思えないとても優美な橋 この手の橋は、橋軸直角方向(横)から全景をみるよりも斜め橋軸方向(縦)からみるのがイイですね…

  • 御茶ノ水駅周辺にて、松住町架道橋から神田川橋梁、煉瓦連続高架拱橋を見て

    神保町へ打ち合わせに行くのに御茶ノ水駅周辺で寄り道中、聖橋を渡って湯島聖堂を横目に外堀通りを秋葉原方面へ歩いて行きます 見えてきたのは秋葉原のランドマークとして「名前は知らなくても」見たことはあるって人は多いと思う「松住町架道橋」、総武本線が通っている鉄道橋です 青い空に「マンセル10GY 3/3.5の緑色2号」(多分)で塗装された緑色が鮮やかな下路式ブレースドリブタイドアーチ橋 この色はよく見ますが、現物のマンセル値はもっと明るい色っぽく見えるし緑色2号ってのもJR仕様だから実はよく分かっていません(汗) 昭和7年竣工の松住町架道橋は、上下2つのアーチをトラス構造で補強している「ブレースドリ…

  • 御茶ノ水駅周辺にて、聖橋から

    厳しい建設業界の年度末もとっくに終わり、4月はちょっと「ノンビリするはず」だったんけど、繰り越しの業務やなんだかんだでダラダラと忙しいままゴールデンウイークを迎えそうです それでもこの日は、出版社から「新しい企画があるんですけど打合せしませんか?」ってメールを貰い、仕事も忘れすっかり浮かれポンチな気分でいそいそと出掛けていった 好きでやってる副業って忙しくても嬉しいんですよね(笑) 天気も良かったので、御茶ノ水駅から神保町までブラブラ歩いて行くことにしてホームに降りると、目の前に「聖橋」 「聖橋」、関東大震災の復興橋として昭和2年に竣工した鉄筋コンクリートアーチ橋 神田川に架けられたこの橋は、…

  • 羽田可動橋、いつか旋回するその時を夢見て

    首都高速道路にある羽田可動橋、この辺りの渋滞緩和のために羽田トンネルの迂回路として1998年まで使用されていた「旋回橋」、現在は使用していない 可動橋の分類のなかで、船を通すときは旋回して航路を確保するタイプの旋回橋。勝鬨橋のような跳ね上げ式の「跳開橋」は結構なじみがあるけど、この旋回橋はなかなか珍しいタイプの橋 一瞬、工事中か?って思うくらい見事にぶつ切り(笑) 手前の橋桁が奥へ旋回し、奥の橋桁がこちらへ旋回して繋がる非常にギミックな橋 ネットで検索すれば上空から見た写真が見れるので、その「ぶつ切り」具合を確認してみて下さい(笑) 今年も例年のごとく、厳しい建設業界の年度末が終わりほっと一息…

  • 栄橋、設計者「中島武」の名前が付く選奨土木遺産群

    最近、長野県の仕事が多く入ってくるので(ヘトヘトになりながら)結構楽しみに出張の予定なんぞを立てて(涙目で)ニンマリしている。 どの業界でもそうだけど、年度末はかなりキツイです。今年度はコロナ禍の影響で全て遅れがち、それに追い打ちをかける花粉症 鼻水を垂らしながら(花粉じゃない涙目で仕事して)長野県佐久穂町、千曲川に架かる栄橋を見てきました 選奨土木遺産にも「中島武設計の」と前置きに設計者の名前が入る栄橋、昭和13年竣工の鉄筋コンクリート造のカンチレバーローゼ橋 建築は「意匠設計、構造設計、設備設計」と別れるのでデザインを担当する意匠設計者の名前が出やすいけど、土木は「意匠、構造」をまとめて設…

  • 源堰堤、大正9年の砂防堰堤は現在補修工事中

    山梨県、南アルプス市にある御勅使川上流の芦安堰堤へ行った帰りに源堰堤も見てきました 源堰堤は、御勅使河川(みだいがわ)堰堤群の一つとして土木学会の選奨土木遺産に認定されている砂防堰堤 大正9年竣工で、堤防高は8.8mとそれほど高くありませんが(芦安堰堤は増設したアーチだけで7.5m)堤頂長109.1mと他では見ない大きさ(長さ)で、御勅使河川いっぱいに造られている石積みの堰堤は、ちょっと「のんびりした迫力」です 「あーでっかいなぁー」って、来る前にコンビニで買ったおにぎりを食べながらぼーっと眺めて癒されておりました(笑) 選奨土木遺産の看板には、当時最大級の高さ、大きさ、美しさが選定理由と書か…

  • 芦安堰堤、重力式の上にアーチを増設!日本で最初にコンクリートを用いた砂防堰堤

    最近は、仕事の打ち合わせ回数を出来るだけ少なく、相手先に行っても短時間で済ますようになっています 往復6時間ほどかけて相手先へ行き、30分程度の打ち合わせなんてざらにあり それでも会って話をしないといけない場合があって 結果・・・時間に余裕が出来て、寄り道が捗ります(笑) そんな訳で、御勅使川上流、南アルプス市にある芦安堰堤へ寄ってきました 芦安堰堤(あしやすえんてい)は、御勅使川(みだいがわ)堰堤群の一つとして土木学会の選奨土木遺産であり、その文化史料的価値から登録有形文化財にも指定されている砂防堰堤です この芦安堰堤のチェックポイント ・日本で最初にコンクリートを使用した砂防堰堤 ・大正5…

  • 閘門橋の不思議感

    閘門橋、そもそもこの名称からして不思議な感じ 元々は「弐郷半領猿又閘門」って名称があったのに、それを「閘門橋」って改名されている 例えば、「東京スカイツリー」の名称をただの「電波塔」に変えるみたいなもの(でもないかw)で、行く前から少し違和感があったんですよねぇ(笑) 閘門橋の付近で駐車場を見つけられなかったので、ちょっと離れた水元公園の駐車場に車を停めて、猿町口まで歩いて行くと閘門橋にたどり着く 閘門橋を見て、ノンビリ往復したら駐車料金は400円程の距離 水元公園の猿町口を出るといきなり「不思議」なモノが並んでいるのが目に入る 河童、猿、人のモニュメント? テーブルには北を指す鳥、方位盤か・…

  • 吾妻橋は赤、駒形橋は青、厩橋は緑、蔵前橋は黄、後はピンクか?

    隅田川に架かる吾妻橋 年末に蔵前橋から厩橋、駒形橋と歩いた続きでやっと吾妻橋、やっと浅草(笑) 隅田川テラスの案内板ではこの位置、右側が歩いてきた駒形橋で左側が吾妻橋 赤い橋とスカイツリーと金色のアレ、よく見る風景が見えてきた(笑) 浅草だなぁって感じ 二十年以上前、何かの打ち上げで浅草で飲んだ折、どのような経緯で屋形船に乗ったのか憶えていないけど、エライ酔っぱらったのを思い出す(笑) 浅草のイメージに合った赤い吾妻橋、浅草寺、雷門や大提灯をイメージさせる塗装 ふと気が付いたんだけど、此処まで見てきた橋は「駒形橋が青」「厩橋は緑」「蔵前橋は黄色」、そして「吾妻橋は赤」 年齢的に赤、青、緑、黄と…

  • 駒形橋、中路式のアーチと上路式アーチの一体感!

    隅田川に架かる駒形橋 年末に蔵前橋、厩橋と歩いてきた続きで駒形橋 隅田川テラスの案内板ではこの位置、右岸側を歩いていたので右側が下流の厩橋、左側が上流の吾妻橋 昭和2年に竣工された駒形橋は、中央径間が中路式ソリッドリブタイドアーチ橋、側部両径間が上路式ソリッドリブアーチ橋となっている3径間のアーチ橋 全体を眺めてみると、中央径間が中路式になっていることで、側部径間の上路式アーチと絶妙の一体感があり、これがなかなかカッコイイ 中央径間の「中路式」って、橋桁がアーチの上でも下でもないアーチの途中にあるタイプ。ほんの少しだけど橋脚の付近で橋桁の下にアーチが潜り込んでいるのが見える。これで「中路式」 …

  • 厩橋、あの親柱って何処かで見たような気が・・・

    隅田川に架かる厩橋 年末に蔵前橋を見た後、隅田川を上流へブラブラ歩いて行った続きです 隅田川テラス、左側が下流の蔵前橋で、右側が上流の駒形橋 下流から歩いていると、常に橋の向こうに東京スカイツリーが見えるのでナカナカよい感じで歩けるんですよねw 屋形船の向こうに見えてきたのが厩橋、渋い濃いめの緑の塗装色 明治7年に木橋として架設され、西岸にあった御厩河岸(蔵前の米蔵の荷駄馬用の厩)に由来する名前です そして、関東大震災で被災した厩橋 帝都復興事業として当時の東京市が大正15年から昭和4年にかけて改修したもの 隅田川付近でよく見るタイドアーチ橋なんだけど、これがなかかなかインパクトのある橋なので…

  • 蔵前橋、隅田川に架かる黄金色の稲穂だね

    さて年末も押し詰まっておりますが、本業はクリスマスで早々に仕事納めとなった後、イマイチ副業がすっきりしないので、気分転換(諦めて)に隅田川へ蔵前橋を拝みに行ってきました 隅田川テラス この辺に住んでいれば、毎日歩くんだろうな。皆のように走らないけど(笑) 隅田川に架かる蔵前橋、昭和2年竣工の3径間連続上路式ソリッドリブ2ヒンジアーチにコンクリートアーチが加わる 左岸側(下流から見ているので右側)のコンクリートアーチ橋 本業が休みの日はだいたい副業やボランティア的な仕事が忙しい、特に本業にまとまった休みが出来ると副業もまとまってやってくる 好きでやっているから不満はないんだけど、やっと取れた休み…

  • 大貫谷戸水路橋、トレッスル橋ってやっぱこう見るんだ(笑)

    神奈川県横浜市にある大貫谷戸水路橋 小田原での打ち合わせが午前中で終わったので、会社へ帰る途中の横浜に「トレッスル橋」の水路橋があるのを思い出して寄ってみた 東急田園都市線のすずかけ台駅から徒歩45分ほど、イメージとしては横浜動物園ズーラシアへ向かって歩いて行く感じだけど・・・寄り道にしては遠かった 打合せの資料を持ちながら革靴履いてヘトヘトになりながら現地へ到着 昭和27年竣工の大貫谷戸水路橋は、日本では数少ないトレッスル橋脚を持ち、神奈川の橋100選にも選ばれている その水路橋が街中にドーンと大迫力のトレッスル橋脚で横断している、思わずスゲーってつぶやてしまった(笑) 今だとポンプや調圧水…

  • 日本で2つしかない橋を見に来たんだけど・・・

    埼玉県秩父市にある荒川橋、ブレースドリブバランスドアーチ橋 この形式の橋梁は、日本に埼玉県秩父の「荒川橋」と栃木県那須塩原の「晩翠橋」の2橋しかない ここ数か月、碌に休みもとれずプレッシャーでボロ雑巾の様になりながら本業と副業にいそしんできた。これがやっと一段落した久しぶりの休暇なので、ずっと温めておいた「日本に2つしかない橋」へ行こうかと(笑) このご時世、埼玉から那須塩原まで橋を見に電車に乗ってウロウロ出歩くのは気が引けるので、比較的近場の秩父へ「ブレースドリブバランスドアーチ橋」を見に行くことにした 何度も言いたくなる素敵な響き、あぁ~「ブレースド、リブ、バランスド、アーチ」 秩父へは、…

  • 三島市にある雷井戸、名前で想像した以上のインパクト

    静岡県三島市にある雷井戸 富士山水源の湧水が自噴する市内最大の井戸 三島へ半分仕事(半分趣味)で出掛けた帰り際にちょっと寄って見たんだけど、これが、なかなかのインパクトだった 小さな川の脇に直径3m程度、深さ1.5mの苔生したコンクリートの井戸側がドーンと鎮座しており、思わず「おぉ」ってつぶやいてしまったw その井戸側の底から湧き出る(漏れ出る)湧水は、井戸の前に開けた池の三島梅花藻を揺らしている カタログで見るコンクリート井戸側の最大寸法って1.5mで、こんな大きな井戸を見たことがないし、「雷井戸」って名前もいい しかし 雷井戸って名前で想像した以上のデッカイ井戸でかっこいいw この日は、「…

  • 佐久市の山城、望月城跡から見える眺望は・・・

    望月城は室町時代から戦国時代、佐久地方の豪族だった望月氏の山城 南西に2kmもある大きな山城だったらしいけど、天正10年に徳川方に攻められ落城。現在はその殆どが農地化されており、本丸跡には案内板や眺望案内所などが整備されている 近くにある「日本一の道祖神」から望月トンネルを通って旧中山道へ入る そして、少し山登って行くと老人ホームの向かいに「中世城郭 望月城跡」の看板が見える 普通に車で走っていると見つけられないけどね(笑) k-misaki.hateblo.jp この辺りで仕事の現場があり、ずっと気になっていたので昼休みに寄ってみた 一見、農地の中にある「開けた場所」って感じの広場 眺望案内…

  • 中浜名橋、9連アーチで弁天島から湖西市へ

    JR在来線で浜松の弁天島駅を通るとき、海側を見ているとチョット気になる橋が浜名湖に架かっている 昭和7年竣工の中浜名橋、浜名湖に架かる9連のコンクリートアーチ橋 よく見る他のアーチ橋は、アーチと床版の間がコンクリートで間詰めされているけど、この橋はコンクリートで支柱が造られており、なかなか目立つカッコイイ橋 「また今度ゆっくり見に行こう」リストの一つだったけど、ちょうどこっち方面で仕事があったので寄り道w 弁天島駅って初めて降りた 駅から歩いてすぐ、浜名湖を渡る歩道橋が中浜名橋 もともとは自動車も通っていたけど、海側に国道一号線の新しい橋が架けられ、現在は歩道橋として使われている 電車に乗って…

  • 大井川橋、青い17径間も綺麗なんだけど、橋脚のアーチがお気に入り

    大井川橋は、昭和3年に竣工された橋長1026.4m、17径間の下路式プラットトラス橋で、土木学会選奨の土木遺産にもなっている そして、橋脚が「こっそり」アーチになっている素敵な道路橋 この日、浜松の仕事が午前中で片付いたので、帰りの電車を金谷駅で降り、大井川鐡道に乗り換えて新金谷駅から大井川橋を見に行く事にした この辺りは仕事で来る機会が多く、何時でも見ることができるって思っていたので「また今度ゆっくり見に来よう」って後回しにしていた大井川橋 そう言えば、この近くにある「世界一長い木造歩道橋」蓬莱橋でさえ、近くの茶畑で測量をしていた時にチラッと見た記憶があるだけで、まともに見たことがない 結局…

  • 大井川鐡道、初めて乗ったのは150円で一駅だけ

    浜松での仕事が午前中に終わったので、また何処か寄り道して帰ろうと考えていた でも、浜松から埼玉まで帰る時間を考えると結構中途半端な時間で、電車の時間、ルート周辺等を考えるとあまり選択肢がない そこで、ふと思い出した「大井川鐡道って一度も乗っていないんだった」 浜松から在来線で金谷駅、乗り換えの大井川鐵道の金谷駅はJRの改札を出てすぐ 金谷駅を初めて見たんだけど、割りと「こじんまり」して「新しく」「え、ここ?」って感じ(笑) 大井川鐡道と言えば、今でもSLが健在で、機関車トーマスも走っている そして何より、井川線に乗り換えると「アプト式列車」、接阻峡に浮かんだ「奥大井湖上駅」や日本最初の中空重力…

  • 村田川橋りょう、歴史的に貴重な橋をちょっと「撮り鉄気分」で(笑)

    千葉県市原市、村田川に架かる京葉臨海鉄道の村田川橋りょう ぱっと見、よくあるトラスの鉄道橋と思いきや、明治に架けた大井川橋梁から転用して再利用したと言う歴史的な「橋りょう」で、土木学会の選奨土木遺産にもなっている JR内房線浜野駅から歩いて20分程で行けるので、千葉方面への出張の合間にちょっと寄り道(笑) 村田川橋りょうの形式はトラス橋、そしてこのトラスの形式は「下路式曲弦プラットトラス」で、さらに「アメリカ製のピン結合トラス」を使用しているのが歴史的な特徴になる 東海道本線が複線になる明治45年、アメリカから輸入して大井川橋梁として架設された後、昭和38年にこの村田川橋りょうへ再架設された経…

  • 望月に「日本でも稀な道祖神」があるのを知ったのは「日本一の道祖神」を見た後だった

    長野県佐久市、望月にある「日本一の道祖神」を見てきたので、ブログに書こうと色々調べていたときの事。 k-misaki.hateblo.jp この「日本一の道祖神」、村おこしで昭和62年に建てられており、比較的新しいからだと思うんだけど、面白そうな資料がなかなか見つからない。 色々探して佐久市のホームページ「望月の石仏」を見ていると、「望月地区には石仏が3000体以上、道祖神は140体ほど」云々と書かれているだけで「日本一の道祖神」の記述は無かった。 でも、このホームページで「望月地区には、日本でも稀な道祖神が二つある」というショックな記述を見つけてしまった。 日本一より稀なのか・・・・ 望月の…

  • 石仏の里、望月にある日本一の道祖神

    長野県佐久市、国道142号線の望月地域にあるのが「日本一の道祖神」 望月には道祖神が140体ほど祀られており、3000体以上の石仏が建立されていることから「石仏の里」とも言われている地域 佐久市を立科町方面へ走っていると、旧道へ入る交差点の脇に望月宿の石灯篭とちょっと不思議なスペースがチラッと見えたので車を停めてみた 中山道の望月宿、平安時代から朝廷へ献上する馬の産地としても有名で、以前「野馬除跡」の看板を見に行っただけで何の情報もないブログを上げたことを思い出した あ、今回もあまり変わらないか・・・・・ k-misaki.hateblo.jp 望月宿の石灯篭の奥に、私のなかでは「小さな石像」…

  • 東御市、御牧原台地に立つ一本の胡桃の木

    出張先で何となく地図を眺めていたら、とても気になる場所を見つけてしまった 地図に記されていたのが「東御御牧原一本くるみ」 これは寄り道せねば! ・・・・まあ、また帰りが遅くなるんだけど なんとか早めに仕事を終わらせて、中部横断自動車道の佐久南ICから30分程、車で地図の場所へ向かう。すると、稲穂の向こう御牧原の台地にポツンと立っている一本の胡桃の木が見える ここは、長野県でも積雪が少ない地域、それでも冬になれば雪景色に変わる 雪道の運転は苦手だけど、ちょっと見てみたい気がする 日が暮れるまで待っていると、また違う景色を見ることができるんだろうけど ちょと寄り道だし、また遅くなるし(笑) 暫く、…

  • 潮騒橋、見上げると空を泳ぐクジラのようだった(なんてねw)

    潮騒橋、静岡県掛川市菊川に架かる人道橋、世界でも珍しく日本最大の「4径間連続上路式PC吊床版橋」を一度見てみたかった この日は朝の5時前に車で出発して浜松への出張。現場の仕事が思ったより早く終わったので、帰りにチョット寄り道する事にして潮騒橋へ 東名高速の掛川ICで降りて海岸方面へ約30分程、菊川の右岸側にある大東総合運動公園付近の堤防沿いに車を停めると、その潮騒橋が見えてくる 上路式吊床版橋、吊り橋部分がたわむので上に水平の床版を乗っけた形式の橋 初めて見たけど何かスゲェ(笑) 規模は小さいし、どちらかって言うと形もシンプル、でも色んな物がギュッと詰まっている感がヒシヒシと伝わってくる 遠目…

  • 赤レンガの堤防が見たくなったので休日出勤を半休します

    多摩川の河口、大田区羽田に残っているのが赤レンガの堤防「羽田旧煉瓦堤」 この堤防は大正7年から整備された後、埋め立てられて宅地化され、ほんの一部で分かりにくくはあるけど(笑)逞しく残されている 相も変わらず週末は休日出勤、体力よりも気力的にバテバテだった仕事を午前中で切り上げて、京急空港線に乗って天空橋駅まで寄り道する事にした。 「赤レンガの堤防」を見に行くために! この日は残暑の炎天下、気温34℃(多分)、天空橋駅から人道橋の天空橋を渡り海老取川沿いに歩いていく。バテバテだった気分も炎天下でもどんどん元気になっていくのは子供と同じだなぁw 名前しか知らなかった天空橋を始めて見たが、人道橋とは…

  • 煉瓦連続高架拱橋(きょうきょう)も然る事乍ら、そのオプションもなかなか良かったりする

    東京駅周辺の「煉瓦連続アーチ高架橋」は、明治の国鉄開業当時から残る煉瓦造の連続アーチで、今でも現役のとても貴重な鉄道遺構の一つ。 5月の末に、神田駅からお茶の水駅までの区間をブラブラ見てきたので、今回は有楽町駅から新橋駅の煉瓦連続アーチ高架橋を歩いてみた。 この辺りの「煉瓦連続アーチ高架橋」はとても有名で、資料も結構多くあるのでネットで調べればいくらでも出てくる。その辺の事は置いておいて、構造物周辺のオプション的な物を重点的に見ていきます。 因みに、タイトルにある「拱橋(きょうきょう)」ってアーチ橋の事なんですよ(笑) 世間はお盆休みだけど休日出勤、あまりに天気が良すぎたので「休日出勤を半休」…

  • 4連休は積極的に家でだらだらする事にした

    カレンダーは4連休、仕事も嫌な汗が出るほど切迫しているわけではない、ナンチャラキャンペーンがあるから何処かへ行かなきゃ!っていう性格でもない、どちらかと言えば出無精で腰が重い、それに天気も悪い まあ、家族も相手にしてくれないから積極的に家でだらだらする事にして、何度も読んだ本をまた読み散らかしながら、今まで撮ったモノやTwitterにアップした写真の整理などを始めている 7月の中頃に家の近くで見つけたタマムシ 今まで比較的都会に住んでいたのか、鈍かったのか、タマムシなんて人生で数回しかお目にかかった事がない。ちょっと得意げに写真を嫁さんに見せたら、顔をしかめて「何処にでもいるよ」とのこと 彼女…

  • 天竜川の鹿島橋、カンチレバートラスは格好良かった

    浜松で仕事があり、現場を地図で確認していると、新東名高速の浜松浜北ICの近くに鹿島橋がある事に気が付いた 仕事からの帰り道、ちょっと遠回りになるけど「これは是非、見ておかねばナラナイ」と急いで現場の仕事を終わらせて、急いで「寄り道現場」へ向かう事にした 寄り道現場に到着してみると・・・おぉぉカンチレバートラスの形だ! 通常のトラス橋も良いけれど、いかにもって感じの大きな橋脚部分のトラスがすごく良い、この形式としてシンプルで無駄がなく、とてもカッコイイ 鹿島橋は天竜川に架かる昭和12年竣工のカンチレバートラス橋 土木学会の選奨土木遺産の解説では「現存する戦前の最大スパンの上曲弦カンチレバートラス…

  • 阿佐ヶ谷駅を降りて南へ、路上園芸と展示物の防火用水水槽

    阿佐ヶ谷駅近くで、路上園芸に利用されている防火用水の水槽と展示物になっている防火用水の水槽を見に行った JR阿佐ヶ谷駅。平日しか中央線快速電車が停車しない駅 阿佐ヶ谷駅から中杉通りへ出るところで、いきなり「国鉄」の文字がハッキリ確認できるJRのマンホール蓋と出会ってしまう あ、かっこいいw 工部省が由来の「工」の「国鉄」の文字 駅前には「国鉄」文字が無かったり、地紋が違ったり、似たような古いマンホール蓋が何枚か残っていた 駅前のマンホール蓋を楽しんでから、中杉通りを南へ歩いて行くと一つ目の防火用水の水槽がある。 が、一見防火用水の水槽とは分からない。ゴミ箱か、よくある事だけど、完全にプランター…

  • 伝統的河川工法水制工甲州流川除け法牛枠類聖牛の中聖牛

    山梨県釜無川信玄堤にある水制工には、武田信玄の時代から伝わる伝統的河川工法で甲州流川除け法牛枠類聖牛のうちの中聖牛が設置されている 伝統的河川工法とは、現在のようにコンクリートではなく石や木材を使ったり、大型の重機もなく人力で造るしかなかった頃の河川工法 これらの工法が優れているのは、自然環境面、生態系への負担が少なく、景観にもその場所に「馴染む」ものであり、そして何よりも自然の力を利用する観点をもっているところ で、その工法の一つがこの「聖牛」 今回は、仕事でこの付近の河川施設を調査に来たのでちょっと寄ってみた 信玄堤と聖牛は、併設する信玄堤公園に20台ほどの駐車場と四阿あるので、昼休みにベ…

  • 神田煉瓦アーチ高架橋付近を散策してみた

    新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除された最初の休日、神田駅付近から「煉瓦アーチ高架橋」沿いに「帝都高速度交通営団のマンホール蓋」を見てお茶の水駅まで歩いて帰ったときのこと 神田駅から万世橋の中山道までは比較的人通りの少ない高架橋沿い 靖国通りから神田駅方面を見る。煉瓦の第2小柳町橋「高架橋」、靖国通りを渡る緑色の鋼橋が小柳橋「架道橋」、因みにこれが鉄道じゃなく道路だったら「跨道橋」w この付近には「帝都高速度交通営団」のマンホール蓋、橋台には真鍮の「標準断面図プレート」が張られており、「明和電機のマンホール蓋」や「二の字地紋、鉄道省時代の右書き特電マンホール蓋」などなど、とても充実できる場…

  • 神田煉瓦アーチ高架橋と帝都高速度交通営団マンホール蓋とプレートと

    帝都高速度交通営団、なんとなくカッコイイ響きの名前が刻まれたマンホール蓋は、東京都神田、JR中央線の小柳橋架道橋の付近にある。 営団は平成16年に廃止解散され、鉄道施設等は現在の東京メトロ(東京地下鉄道株式会社)に引き継がれている。このマンホール蓋も老朽化すれば東京メトロのマンホール蓋に取り換えられるんだろう。 新型コロナウイルスの緊急時体宣言が解除された最初の休日 気乗りのしない不要不急の休日出勤も、あまりに天気が良かったので午前中に早々と退散することに決め、「帝都高速度交通営団」のマンホール蓋を見て「煉瓦アーチ高架橋」沿いにお茶の水駅まで歩いて帰ることにした。 手前に見える煉瓦造りが「第2…

  • 東京都立川、戦前からある立飛の給水塔へ

    東京都立川、多摩モノレールの高松駅近く、戦前の給水塔が今でも残っている。 今年は特別に何処かへ出掛けなくてもよいGW、パソコンに貯めこんだデータの整理をしていたら、随分と前に作った「バベルの塔」のジグソーパズルを思い出したw 旧立川飛行機、現在は立飛ホールディングスの敷地内にあるので「立飛の給水塔」とも呼ばれており、普段は敷地内に入る事もできない。 いつもは、こんな感じでモノレールから眺めるだけだった。 そんは給水塔の中に入れたのは2019年6月。 立川の書店で参考資料を物色した帰り道、給水塔内で写真展が開催されているのを偶然発見。そして特別に給水塔が一般公開されていた。 昭和13年建設の鉄筋…

  • 埼玉秩父の浦山ダム、思い出したら又行きたくなった

    外出自粛中のGW、割りと楽しんで家に籠もっていられるタイプなので、以前行った浦山ダムの写真などを整理している 西武線で西武秩父駅まで行き、秩父鉄道のお花畑駅へ乗り換え、2つ目の浦山口駅で降り徒歩20分程 車は維持費が割に合わなくなって売り払い、バイクは嫁に処分され、自転車は整備不良で最近気になるポッチャリ体型、そんな機動力の低い私にはとても嬉しい、電車でブラッと行ける浦山ダム ダム堤体の下、下流広場の駐車場に着くと堤高156mの重力式コンクリートダムがもう壁のようにそびえ立つ 日本で一番堤高が高い重力式コンクリートダムが奥只見ダムの157mだから、浦山ダムは1mの差で日本二番目の重力式コンクリ…

  • 「すきまネイチャー」の観察と記録と

    ご存知でしょうか(笑)「すきまネイチャー」 蓋愛好家からは、「蓋盆栽」「蓋庭」とも呼ばれており、草や苔などがマンホール等の蓋の隙間から生えている状態を言います 新型コロナウイルスの外出自粛で自宅にいる時間が長くなった昨今、どれだけ退屈でも私の「この類の」趣味に全く興味を示さない家族がチョット反応(失笑)したのがこれ 道端で見つけることができる「すきまネイチャー」「蓋盆栽」「蓋庭」は、ついつい定点観察してみたくなる魅力があるんですよね(笑) 意外な所から生えているのを見て応援(経過観察)してみたくなったり 通勤の道すがら、その成長に癒されたり 毟られて(管理されてが正解なんだけど)チョット切なく…

  • 重要文化財の備前渠鉄橋もさることながら、付属の赤煉瓦のアーチ橋もなかなか

    明治28年に建設された備前渠用水に架かる備前渠鉄橋は、赤煉瓦生産に関わる近代化産業遺産群の一つであり、「日本煉瓦製造株式会社旧煉瓦製造施設」として国の重要文化財でもある 新型コロナウイルスで外へ出かけるのが憚られるなか、やっとパソコンの画像を整理する気になった 深谷市の上敷免には、渋沢栄一らが設立した日本煉瓦製造株式会社があり、ここで製造された赤煉瓦は深谷駅まで日本煉瓦製造の専用鉄道線で輸送されていた。 工場跡地には、ホフマン輪窯6号窯や、旧事務所、旧変電所などが重要文化財として保存されている。 この日は閉館してたから「また今度来よう」って軽く流したけど、壁越しではなくちゃんと見ておけば良かっ…

  • 荻窪、日の出街で埋まっていた防火水槽、と

    荻窪駅の西口を出てすぐ、「日の出街」の商店街を歩いていると防火用水の水槽が埋まっていた 荻窪だと、北口にある銀座街や教会通り、南口のすずらん通りなど、面白い商店街が多くあるなかで、比較的小さな商店街 この辺りも結構飲み歩いたけど、これは気が付かない(笑) 不動産屋の屋外階段の下。半分以上埋められて、エアコンの室外機が置かれている姿は全く違和感がなく、もともと「その為に」そこにあったかのような佇まい 文字は確認できないけど、形は防火用水の水槽 ちょっと掘ったら何か文字でも見えるんじゃなか?って誘惑に駆られる(笑) 久しぶりに荻窪の日の出街を歩いてみたけど、知っている店がほとんどなく記憶も曖昧で不…

  • 西荻窪のピンクの象と防火用水と赤提灯

    杉並区、西荻窪駅の南口、仲通り商店会のアーケードを抜けて少し行った所で見つけた防火用水の水槽 西荻窪駅南口を出ると正面にあるのが「西荻南口 仲通街」の入り口。関西ではよく見るけど東京では珍しいアーケード街。間口が狭く、このゴチャゴチャ感が大阪の商店街を思い出させる。 この商店街には、アーケードから吊られている西荻のアイドル「ピンクの象」がいる。今まで西荻に来ると何時も酔っぱらってあまり「この象」を気にしたことがなかったけど、久しぶりに素面で来ると結構気になってしまう。 家に帰ってあらためてネットで調べてみると、「この象」は平成29年から登場した三代目らしい。かれこれ〇十年この辺りを徘徊していた…

  • 川越、大正浪漫夢通り、小川菊の防火用水は春だった

    この数か月、休みなく働いて何とか年度末の仕事が片付いたので仕事の帰りにチョット寄り道して川越をぶらぶらしていた。 本川越駅を降りて、蔵造りの街方向へ歩いていくと熊野神社の裏に「大正浪漫夢通り」がある。この石畳で雰囲気のある通りで見つけたのがうなぎ屋の小川菊前にある防火用水の水槽(そう、防火用水。趣味なのでw) つい先日は三月も終わろうとするのに雪が降ったし、今日も少し雨がぱらついて肌寒かったし、テレビはちっともいいニュースを流さないし、プレッシャーと終わりそうにない仕事と寝不足でカスカスの精神状態、通りに人通りは無くでもここは(この防火用水は)春だった 防火用水の水槽は、上段は右書きの「防火」…

  • 日野春駅の片隅にある給水塔

    出張で中央本線に乗って山梨方面へ行くとき、日野春駅にある「土筆みたいな塔」が気になっていた。 ちょうどこの日は暇を持て余し、のんびり電車に揺られたい気分だったので日野春駅へ「土筆みたいな塔」を確認しにきた。特急あずさに乗らなかったから3時間もかかり、ちょっとノンビリすぎたけどそんな気分にピッタリの駅だった(笑) あの塔は、上り線ホームの端にニョキッと立っている ホームには、ちゃんと説明の案内板が張られており蒸気機関車の給水塔であるとの事 日野春駅は、蒸気機関車が韮崎から七里岩の急こう配を上ってきて、さらに長坂方面へ上っていくのに重要な給水ポイント。案内板によると、武田勝頼が八ヶ岳の水を韮崎で利…

  • ちょっとエクステリアな防火用水

    北区滝野川、都電荒川線の近くにある下町の防火用水の水槽。 最近古い防火用水の水槽を探してるけど、知らない街をやみくもに探しに行っても全く見つからない。もう、取り合えず「ネットで見つけた」防火用水を見に行った(笑) 下町の立派なお宅の前に置かれた防火用水、正面に刻印された「鈴幸」と「四番組」の赤い文字、そしてこの上品な昭和の佇まい おそらくその殆どが第二次大戦中、空襲時の消火用として設置されたであろう防火用水の水槽 現在、此の手の防火用水は消防水利が整備されているので本来の役目は終了している。また、戦時中に多く設置されるに至った背景にもスポットが当たらず、情報が極端に少ない。ゆくゆくはみな撤去さ…

  • 踏切の脇にも防火用水

    所沢市東住吉、西武線所沢駅付近で見つけた防火用水の水槽 子供の頃によく見たコンクリート製の「防火用水」の水槽。 現在は消防水利が整備されており本来の目的では使用されていないけど、デザインや「使われていないなり」の利用方法などに結構バリエーションがあり、その街並みへの溶け込み具合も面白く、ちょっと真面目に探してみようかって考えていた。 でも、使用していない防火用水の水槽なんて何処にあるのかわからないし、どこから手を付けて良いのか皆目見当もつかない。どうしたものかと、電車に揺られて窓の外を眺めていたら踏切を通り過ぎた一瞬、それらしい物を見つけてしまった。もう、ウキウキしながら所沢駅で降りてみたw …

  • 飯能の「路地看板」などを見て歩く

    飯能の仲町あたりは古くかの街並みが残っており、ちょっと脇道に入ると路地に愛称がついた「路地看板」があったりする。 きっかけはこの「畑屋横丁」の路地看板。「飯能小唄」「夜の飯能」なる歌が書かれたこの看板が妙に気になり、他にもあるんだろうか?って路地看板を探して路上観察をはじめてしまった。 もう見てすぐわかる。ここに饅頭屋があったであろう「まんじゅう小路」。看板には、飯能のお土産に味噌付けまんじゅうを買って帰るべし、と読み取れるので「北裏通り」にある新島田屋に寄ってみることに。 味噌付け饅頭を求めて、「北裏通り」。ここは「大通り」の北側に一本入った通り。 飯能名物味噌付けまんじゅうの新島田屋は、注…

  • 飯能の白いゾウとお寺うどん

    飯能に遊びに行ったので観音寺の白いゾウを見て、お寺うどんを食べてきた 観音寺のゾウも漫画のヤマノススメで出てきたから結構有名(笑) 西武線、飯能駅を降りて大通り商店街をぶらぶら歩いていく。この日は風が冷たいけど天気も良く散歩にはちょうど良い感じ 10分程歩くと観音寺。そして奥に「営業中」の赤い幟も確認してお寺さんの中に入っていく 境内を少し歩くと左手に見えてくるのが鐘楼にいる白いゾウ、鐘はない ちょっと不思議な光景だけど見慣れちゃったし、このゾウの顔が優しそうなんですよね、おしりもカワイイ(笑) ここは絵馬はヤマノススメ、聖地巡礼のが多い。そういえば、来るときに寄った飯能駅のひだまり山荘にもヤ…

  • 佐久市、ぴんころ地蔵様へ

    ぴんころ地蔵は、佐久市野沢の成田山薬師寺の参道にあるお地蔵様 長野への出張の帰り、一寸時間があったので佐久平駅で小海線に乗り換えて中込駅へ、ぴんころ地蔵へお参りに行った。ずっと、気になっていてやっと来れたw 小海線の中込駅から徒歩で千曲川をわたり15分程かな、赤い大きな鳥居が見えてくる 因みに、鳥居の下には測量の水準点の蓋がw ここの仲見世は、毎月第二土曜日に催される「山門市」で賑わうらしいけど今日は平日、サボっているわけではないけどド平日。まあ天気が良かっただけでもラッキー 左手にある「ぴんころ地蔵様」の横を通り、山門を抜けて境内へ 成田山なんだ。地図で「ぴんころ地蔵」って見つけたときは、道…

  • 千住大橋、アーチ橋はとてもイイ!

    千住大橋(旧橋)、隅田川に架けられた東京都にあるアーチ橋 千住大橋は下り方向の旧橋と上り方向の新橋があり、旧橋のほうが今回の目的、昭和2年に竣工されたブレースドリブ・タイドアーチ橋 ちなみに新橋(写真右)は昭和48年に竣工の鋼製箱桁橋。 過剰な飾りはないけど重厚な「橋の顔」橋門構は流石としか言いようがない! そしてその橋門構に掲げられた「大橋」の橋銘板、隅田川に初めて架けられただけはあるなぁ ・・・橋門構って橋の入り口となる門のことで、トラス橋はアーチ橋に多い エンドポストには「昭和二年十二月竣工」の銘板! ・・・エンドポストって、まあ、柱 橋門構、エンドポストから延びるブレースドリブアーチの…

  • 野馬除跡、史跡、望月牧、御牧原、東御市、晴れ

    「野馬除(のまよけ)」跡は長野県東御市にある史跡、佐久平駅から車で20分程でいける歴史ある土手の跡 佐久平駅から上田方面へ新幹線沿いに車で走っていると、聞き慣れない「野馬除」と書かれた看板を見つけた。 県道から案内通りに細い道に入り、少し行く御牧原台地の景色がひらけ写真の案内板が見えてきた。 この辺りは「望月の牧」といって、平安時代、朝廷の馬を飼育した牧場だったらしい 案内板によると、「野馬除」は幅4m、深さ2mの濠で、さらに2m程度の土手を築き木の柵を設け、牧場の馬が逃げ出すのを防いだらしい なんとなく、その名残りがあるような地形が案内板の奥にある。 ついつい「まぁ~跡だしね」って思ったけど…

  • 橋が架かっても残った千本松渡船、そりゃあ残すよね(笑)

    大阪市大正区にある木津川の渡し船、千本松大橋を歩いて渡っていたとき下を航行していたw 千本松渡船場、南恩加島側からみた景色。「橋の下」を渡し船が船着き場に入ろうとしている。だいたい、橋が架かったら渡し船は廃止されるんだと思う。だってそのために橋を架けるんだから。 でも、千本松大橋を歩いて往復しちゃったから分かる。地元が渡し船を残せって言った気持ちを(笑) 南恩加島側、ループ橋の奥に入口がある。フェンスの中=ループの中で少年が野球の練習してたっけな この渡し船は大阪市が運営しており現時点で8航路ある。そしてすべて無料。 15分毎に船は出るようで、自転車を押して乗り込む人がチラホラ 渡し船、乗っと…

  • 両岸ループの千本松大橋、通称「めがね橋」、やっぱ大阪

    千本松大橋は、木津川に架けられた大阪市大正区にあるループ橋 ちょこちょこ大阪へ行く用事があり、ついでにループ橋の写真が欲しかったので千本松大橋「めがね橋」へ寄ってみた。 港大橋から歩いてきたので(笑)、右岸側へ辿り着いたころにはもうヘトヘト ループ橋を見上げながら「おーおぉ・・・すげぇ~」って思わず呟いてしまうのは、設計も施工も管理も大変なんだろうなぁって色々思い出し慄いてしまうからなんだろう この橋も歩道が付いており、とりあえずループを上っていく ランニングをしている爺さんに追い抜かれ、対岸のループ橋がハッキリ見えてきた。この二つのループ橋が「めがね橋」と呼ばれる理由。 いやあ、すげーなぁ、…

  • 思えば20年ぶりの鎌北湖

    鎌北湖(堤高22.6mのアースダム)は埼玉県の毛呂山町にある農業用ため池 耐震工事で湖の水が落ちたせいだろうか、最近Twitterで鎌北湖をよく見かける。もう20年も前の若い頃、取水施設と洪水吐の改修を手伝わされたのを思い出し気になっていたので見に行った。 用水管理棟の少し先にある駐車場に車を止めて周囲をうろうろ 取水工の斜樋ゲートを見るのも20年ぶり、思ったより綺麗だ(笑) ラビリンス「モドキ」ってどっかで書いてあるのを見たけど、よくあるバスタブ型を追加した洪水吐 20年前の改修で、越流長が不足したけど全面改修できなかった苦肉の策だっけw 他のため池でも、なかなか池干しする機会に行けないので…

  • 箱根湯本、塔之沢早川取水堰

    箱根駅伝を横目に仕事をしていると、箱根のお湯はよかったなぁ~なんて思い出してしまい仕事に身が入らない。で、昨年の年末に行った箱根の「塔之沢早川取水堰」。箱根湯本駅から10分程、旭橋を渡るとすぐ見えてくる 早川に設置されているラバーゲートの取水堰、地図では「取水ダム」でヒットするけど、ダムは15m以上と定義されているからこれは「取水堰」 そう言えば昔からラバーは「ラバーダム」ってよく呼ぶけど何故だろ? 中央が正式名称「ゴム引布製起伏堰」のラバーゲート(黒いところが膨らんで堰になる)で、その右岸左岸両側に魚道らしきものが見える 山崎発電所、荻窪用水の取水堰で、プレートから判断すると昭和11年前の竣…

  • 2020年、ボチボチと動き始めてみる

    副業をやっていると、まとまった休日はとても貴重なもので、正月だからって特に予定もない私はボチボチと仕事を始めてしまう。 コーヒーを飲みながら、先月の29日に宅急便で受け取って正月休みが明けたら送り返さなきゃいけない資料に赤を入れる。 趣味を仕事にできないなら、仕事を趣味にしてしまえば楽になれるんじゃないかって考えた結果がこれ、う~んまあ満足か(笑) しかし、持続しない集中力でブログを更新してしまうって事は結局仕事をしていないんだろうけど、まあ動き始めるってことは重要なことでw まあ兎にも角にも、本年もよろしくお願いします

  • 年末は箱根にいます

    毎年の恒例行事で年末は箱根に行ってます 今年は箱根登山鉄道が運休中なので道路渋滞で移動が大変だろうって思っていたけど、この年末の箱根湯本の雰囲気は良い。やっぱり、ここに来ないと年が越せない 箱根湯本駅の歩道橋からあの「箱根まんじゅう」の看板を見ると、あ~年末だなぁってしみじみ思い出してしまう。辛かったこと、厳しかったあのこと、ヤバかったこと、うんざりしたこと、あんなこと、こんなこと等々 まあ、箱根で温泉入って、美味しいもの食べて、年末のこの独特の雰囲気に浸ればツマラナイ事なんて全てリセット出来てしまうのでw そして十分充電したら、こんな趣のある消火栓を見つけたり 逓信省のマンホール蓋を眺めたり…

  • 箱根、千条「ちすじ」の滝は箱根三名滝で箱根ジオパーク

    千条をちすじって呼ぶのが、ちょっといい感じの箱根三名滝の一つ 幅20m、高さ3m、千の糸となって流れるのを千条「ちすじ」と呼ぶ滝は、小涌谷駅から徒歩で20分程の蛇骨渓谷にある。 現在、箱根登山鉄道は台風19号の被害で運休中だけどバスで近くまでいける ちょっと山のほうへ歩くと、こんな看板が見えてくるので脇道へ入り、下っていくと箱根三名滝、箱根ジオパークの一つ千条の滝が見えてくる 以前、箱根ジオパークのジオカードを貰ったとき、時間がなくて「生命・地球博物館」で写真を撮ったのを思い出した。 持ってくれば良かったって・・・とは思わなかった。まあ、「ちすじ」って読めなかったし、ジオパークだってことも知ら…

  • 振り向けば千歳橋

    ちょくちょく大阪に行く用事があり、この日は真っ赤なトラス橋「港大橋」の写真を撮ろうと思って「なみはや大橋」を歩ていた(笑) 千歳橋、大阪市大正区の大正内港に架かる橋梁 埼玉から大阪へ、そして大正駅で降り、市バスに乗って鶴町三丁目からなみはや大橋を渡って港大橋へ行こうとしていた。 なみはや大橋を渡りながら左側に見えてくるはずの「真っ赤な港大橋」を期待しながら振り返ってみると、アーチとトラスが融合した「鮮やかな青の千歳橋」がいた。 カッコいい・・・2径間連続非対称ブレースドリブアーチ橋 トラスからブレーズドリブアーチに移る辺りがとても綺麗 まあ何時もの事ながらはっきり言ってリサーチ不足、この日は港…

  • 工事中だと思ったんだけど行ってしまう・・・勝鬨橋

    勝鬨橋。隅田川に架かる跳開橋で、両岸の固定部はタイドアーチ橋。もう跳開することはなくても好きな橋の一つ。 築地駅を降りて、築地本願寺を横目に晴海通りに入ってしばらく歩くと勝鬨橋が見えてくる。 工事中だと思ったんだけど、天気もいいし、仮設の状態も見ておきたいと・・・ 令和2年3月までの景観照明改修工事 今日見ることが出来なかったからじゃあないけど、橋のライトアップってそんなに必要なんだろうか?って個人的には考えてしまう この跳開部からみるタイドアーチ部の感じがいい それと直接触れることができる跳開部の桁、この場所が一番好きだ 足場が外れた春ごろの天気のいい日に又来よう それまでは、新宿でやってい…

  • 一級河川は大きさじゃない事を説明するネタを探して

    一級河川、二級河川の説明を「浜名湖は二級河川で、こんな小さな川が一級河川なんです」って感じで書こうと思って、一級河川の看板が出ている小さな川を探していた 一級河川は国が指定する重要な水系の河川なので、東京だと重要な水系の荒川水系、利根川水系、多摩川水系、鶴見川水系の範囲をみるとほとんどの河川が一級河川になる。 そこで小平あたりから東久留米をウロウロすることにした。まあ黒目川か落合川かなって思いながら自転車で。 しかし、なかなかいい感じの川は見つかるんだけど、「一級河川」の看板が見つからない 小一時間ほど自転車で走ってやっと見つけたのが落合川の上流端! いい感じの木柵水路、看板も設置されている …

  • 相模原市の座標蓋は遠かった・・・

    相模湖駅で降りてマンホールカードを貰い、座標蓋の位置を確認すると徒歩で往復1時間40分程かかるってのが分かってしまった。 時間はかかるけど、せっかくなので座標蓋まで行ってきた 座標蓋じゃないのは駅前に多く設置されているけど、やっぱり締まらないので(笑) JR中央本線の相模湖駅を降り、すぐ近くにある観光案内所で相模原市のマンホールカードが貰える。 受付の人に「実物(座標蓋)って遠いですよね~」って聞いてみたら「赤馬ってバス停の近くなんだけど、タイミングがね」って笑ってた。 ここは相模ダムまで歩いて行けるので、ダムカードやダムカレーやダム見学と相模湖散策等々、とてもお得感のある場所。 相模ダムでダ…

  • 熊谷市はムサシトミヨとニャオざねくん

    熊谷市のマンホールカードは現時点で2枚あって、熊谷市の魚「ムサシトヨミ」とゆるキャラの「ニャオざね」くん ニャオざねくんのカードは、市役所の近くの熊谷市観光協会で貰える。実物は熊谷駅前か女子高の近くの2か所に設置されてあるので、市役所は若干遠いけど帰りに寄ってみるには丁度いい。 座標蓋は北大通りの熊谷女子高前交差点 ムサシトヨミのカードは、熊谷市役所の下水道課で貰える。実物は籠原駅前の諏訪大神社の脇道に設置されている。 熊谷駅から1駅なんだけどこの1駅を戻るのがちょっと(笑) そういえば、熊谷駅で小倉あんとホイップの入った「熊印のアンパン」を食べたんだけど、ネットで見ていたらニャオざね印のもあ…

  • 清洲橋は工事中でもやっぱり清洲橋だった

    隅田川に架かる清洲橋、永代橋とともに国の重要文化財で「第一回土木学会選奨土木遺産」、昭和3年竣工の美しい3径間の自碇式吊り橋 見に行ったときは残念ながら工事中、でも清洲橋は組まれた足場まで美しい まあ、これはこれでなかなか見られない光景なんだろう(笑) しかし、足場も綺麗に組むなぁ ああ、工事中でもやっぱり清洲橋だ 昨日、新宿でやっていた「土木カタログ」、夏に行った「橋と土木展」などの資料を見ながら、11月末までの工事が終わるのを楽しみに待つことにしましょうかw 【土木カタログ】より 勝鬨橋はゆっくり見に行こう 【橋と土木展】より 清洲橋の模型や設計図が展示されており、内容はよかったなぁ

  • 隅田川の新大橋、ひらがなの橋名板は「志ん於ほはし」

    新大橋は隅田川に江戸時代から何度も架け替えられた橋梁。現在は斜張橋になっているけど、明治45年に架けられたトラス橋の橋名板が「志ん於ほはし」 ひらがなの「志ん於ほはし」の橋名板は、近くにある八名川小学校の敷地内に写真のように保存されていた 新大橋の名称は、「大橋」とよばれた両国橋の次に架けられた橋だから「新大橋」って江戸時代に名付けられたってらしい。その頃は木橋で、現在の位置から数百m下流にあり石碑が残っている 日本橋と反対方向に設置されるのが「ひらがな」の橋名板。通常は「しんおおはし」なんだろうけど「志ん於ほはし」ってチョット良いなぁ 実はこの写真を整理していて、夏に新宿でやっていた「橋と土…

  • 番所橋の排気弁蓋

    荒川ロックゲートを見に行った帰り、番所橋で見つけた古そうな蓋 番所橋の橋面にある排気弁蓋、右書きで字体も古い、弁の字に「ハンカチ落し」付き これって、橋面にあるから番所橋より古くないって事でネットで調べてみると、昭和21年に最初の橋が架かって昭和35年に架け替えられて現在の番所橋になってる。最初の建設時に設置されていたんだろう、昭和35年の弁蓋には見えないよなぁ・・・・・

  • 荒川ロックゲートをカヌーが通航して行った

    天気が良かったので、以前から(上って)みたかった荒川ロックゲートへ行った 都営新宿線の東大島駅を降りて、10分ほど荒川沿いを歩いていくと荒川ロックゲートにたどり着く もうこれくらいの施設だと自分のなかでは観光地的なポジションにいて、「屋上に上がるの30分待ちだったらどうしよう」とか「人だらけで写真撮れるかなぁ」などなど、ついつい小走りになってしまう。まあ、そんなことはないんだけど(笑) 旧中川側から 荒川側から 荒川ロックゲートは、水位の違う荒川と旧中川をつなげるための閘門(ロックゲート)で、荒川と旧中川側のゲートと閉めて水位を調整し船舶を通す施設 荒川側の水位が高く、純径間14m、有効高11…

  • 増水後の沈下橋の様子を見に行った

    埼玉県坂戸市、越辺川に架かる島田橋は、時代劇のロケにも使われる木造の沈下橋。10月は記録的な豪雨が多くて、この日の前日も至る所で河川は増水していた Twitterを見ていると島田橋も水没したらしいので様子を見に行った 前の日に水没した跡の塵芥が橋面に残っており、この時の水位も若干高い 以前、撮影した普段の様子 標道路識も水流で若干曲がっているような気がする。それと、1.8mの数字のところに水没した形跡が残っているのがわかる これをみると島田橋もガンバッタなぁって改めて思ってしまう 沈下橋の斜めにかかる丸太の「流木除け」、これが増水、水没しても流下物が直接木造の橋脚に当たらないように守っている …

  • 旧陸軍の給水塔、現在は住居ってチョット気になるけど築70年超かぁ

    埼玉県深谷市にある昭和19年竣工の「旧東京第二陸軍造兵廠深谷製造所給水塔」 現在は住居として利用されているらしい5層の鉄筋コンクリート造、高さ18m、面積41m2で「登録有形文化財」 これがなかなかの趣で、築70年超の雰囲気を十分醸し出している佇まいが趣味的には好きなんだけど、住居としては流石に微妙。おそらく最上層が貯水槽で下の4層が住居なんだろうけど、ぱっと見、廃墟っぽいのは「登録有形文化財」だから致し方ないんだろう。補修も補強も難しそうだもんね ある時、あまりに暇で文化庁の国指定文化財等データーベースを物色していたら「旧東京第二陸軍造兵廠深谷製造所給水塔」ってインパクトのある名前の給水塔を…

  • 佐久平駅前の北斗七星を見に行った件(笑)

    佐久市へ仕事に行った帰り、JRの佐久平駅前に並んでいる「北斗七星」を思い出したので、ちょっとウロウロしてみた。 お目当てはこれw 誰がマンホール蓋のデザインになっているかは見ないようにして、ザっと位置だけ確認してスタート 誰が蓋になっているのか、どの順番で設置されているのか、結構楽しみにしていた まずはラオウ そう一番目はやっぱりラオウだよなぁ 2番目はトキ リアルタイムでジャンプを読んでいたんだけど、このトキが登場するカサンドラあたりをものすごくワクワクしながら読んでした。ジャギ、アミバと続いたからトキが出てきたときはカッコよかったなあ(笑) 2枚目でトキってなると、三兄弟パターンかな? そ…

  • 踏切内にマンホール蓋がある光景

    鉄道関係者でない私には、ちょっと見慣れない光景 小田原市のとある小田急の踏切り内で見つけたマンホール蓋、この(踏切り)下に人が入って何かを行う物があるって事なんですよね 鉄道付近にモノを作る場合の協議の「重さ」を思い出して「へーぇぇぇぇ」って感心してしまった(笑) しかし、何故こんな鉄道用地内のそれも踏切内にマンホールがあるんだろう?ってしげしげと蓋を見ると見慣れないマーク 家に帰る電車の中でネットで調べていたら、このマンホール蓋のマークが小田急の社紋だった。 自前ならね、そりゃあそうだよなぁ・・・・ しかし、ワタシ的には珍しい光景でした(笑)

  • 非常脱出口って、ここから出てくるのか? それとも私を脱出させてくれるのか?

    小田原駅前で、非常脱出口を見つけた・・・・ はたして此処から誰かが脱出してくるのか、それともこの後キッツイ打ち合わせに向かう私を此処から脱出させてくれるのか? 仕事で久しぶりに小田原へ来た ちょっと気が重い打ち合わせに向かう前、憂鬱な割に衰えない食欲を満たすべく小田原駅前をうろうろしていた。 小田急改札近くにある「箱根そば」でカレーのセットでも食べようと思ったんだけど、結構な行列。ここっていつ来ても並んでいてができていたので南口へ向かった。 そして、そこに、それがあった(笑) 何故か、挙動不審に辺りを見回して、誰も見ていないことを確認してからマンホール蓋に書かれた文字をじっくり読む「非常脱出口…

  • 秩父で見つけた「ガス」の鉄蓋の「ガス」の向き

    秩父をうろうろしていると結構古い蓋類が残っている。そのなかで、ガス用の鉄蓋が妙に気になった こうして並べて見ると、ちょっと面白い(笑) まあ、どっちでも一緒だけどwおまけで見つけた「制水辨」

  • 懐かしのガムの自動販売機

    秩父鉄道の大野原駅から少し歩いたところで見つけたポスト型のガムの自動販売機 見た事なかったので、思わず写真を撮っておいた。 そこそこ古そうだけど、フラボノガムではなく「南極にいるペンギン」ガムじゃないとしっくりこないって思う自分は結構古いんだろう(笑) 大野原駅で下りて、荒川方向へ歩いていくと秩父橋、旧秩父橋に行けるので天気がいい日はのんびり行きたい

  • インテリアにしておくには勿体無いハンドレベル

    知り合いに「倉庫から出てきたからからやる」ってハンドレベルをもらった 測量をする人なら知っている角度を測って高さを出す測量機器 便利なんだけど活躍できる機会がなく、残念ながら部屋のインテリアになってしまっている。本棚に置いておくと、これがなかなかカッコイイ(笑) いつだったか、山の中で歩測で距離を測り、このハンドレベルの読んだ角度から電卓で高さを出したら、一緒にいた若い奴が「それ精度ってあるんですか~ぁ」言うもんだから「お前の据えるトランシットより正確だよ」ってムキになった覚えがある(笑) こういう昔ながらの機器ってアウトラインを早くイメージするにはちょうどいいんですよね、もっと持ち歩くかな

  • 寄居駅から玉淀ダム経由で波久礼駅まで、徒歩1時間+α

    寄居駅から玉淀ダムへ行った帰り、秩父で麻婆が食べたかったので秩父鉄道の波久礼駅へ行くことにした。普通に歩いて1時間程度ね・・・・ 途中こいつと遊んだりしながら2時間以上かかったけど(笑) 寄居駅に着いたのは10時半ごろだった 八高線と秩父鉄道の交差の写真を撮りながら玉淀ダムへ向かった。このあいだ、親鼻鉄橋でSLを見逃したのを思い出していた そういえば、寄居駅で下りた時、改札に妙に人が多かった。何があるんだろうって一寸思ったけど、ダムまでいくルートや時間に気を取られていた。 そして、線路沿いを歩いていると聞こえてきた・・・・・やっぱりぃい! そして、行ってしまった・・・・ SLを見送りながら、「…

  • 玉淀ダムも、電車に乗って歩いて行ける

    玉淀ダム、最寄りの寄居駅で下りて徒歩30分程でいける。帰りは秩父鉄道の波久礼駅へ25分程で歩いて帰ることができる まあまあ歩くけど、車もバイクもない私には電車で行ける嬉しいダム 玉淀ダム、重力式コンクリートダム・・・・ゲートの堰柱も重力式かぁ~って、どこが重力式なのかってちょっと考えてしまうくらい壮観な6連のローラーゲート 入間川の笹井堰のほうがよっぽどダムっぽく・・・・ないか(笑) ちょっと見にくいけど、クレストゲートの銘板には「純径間12.5m×扉高16.3m」とある。このダムの高さは32mだから、このゲートの下に15mほどコンクリートの塊があるってことだ ダム堤頂(ゲートの管理用道路なん…

  • 単線が並走する酒匂川橋梁付近を

    小田急電鉄小田原線の酒匂川に架かる鉄橋、初めて見たとき小田急とJR御殿場線が並走しているんだって思ってた 昭和2年に単線で開通して、すぐ(同じ年度に)複線になったので単線の鉄橋が並走する形になったらしい。 設計自体はほぼ使い廻しができるんだろうけど、工事部隊はガッカリだったんじゃないかな「数か月前に完成させたばっかりなのに・・・」って 酒匂川鉄橋は中央径間がワーレントラス、側径間がプレートガーターの橋長292m 酒匂川は鮎釣りに来ている釣り人も多く、すすきも秋っぽい 左岸側を歩いていると、十文字橋付近で気になる看板を発見したので次回のお楽しみ

  • バス停は「笹井ダム」で下りて「笹井ダム通り」から、笹井堰・・・へ

    埼玉県入間川にある笹井堰・・・でも何故かバス停も通りの名前もダム、もう笹井ダムもで良いんじゃないかなぁって、ちょっと思ってしまう ダムか堰かは、河川法において堤防の高さ15mで区分される。堤高15m以上のものがダムになり、それ以下のものが堰に分類される。なんて野暮な事は言わないで、実際ダムっぽいんですよねw 他の堰は全面的に堤頂を越流しているのに、ここの堰はほぼ堰き止めている。おそらくこの堰で必要な水量が多く、堰上げ高の設定が高くなっているから堰頂から越流していないんだろう。それに又、コンクリートの堰堤が重力式のダムっぽい。 下流の寺山堰がこんな感じだから、これに比べればもう・・・・ もう十分…

  • 入間川にはあると思ったんだ、ストリームタイプの粗石付き斜曲面式魚道

    入間川、豊水堰にいくつも並んで設置されている魚道の一つがこの「ストリームタイプの粗石付斜曲面式魚道」、プール式はよく見るけれど、このタイプはあまり見ない この魚道はプールタイプや階段式と違ってワッシャワッシャ流れてくる 河原に下りてみると何だか氷あずきみたいだけど、アップで見るとなかなか楽しそう(触りたい)w 粗石のアップ 堰のアップも 上から見るとあまり目立たないのがちょっと残念しかし・・・並べたなぁ~

  • 駅ピアノ。長野、千曲市、屋代駅にて

    仕事で長野に行って、上田から「しなの鉄道」に乗り屋代駅で下りた時のこと 改札を出ると、誰もいない駅舎の待合室に駅ピアノが置いてあるのを見つけた 壁には「ご自由にお弾きください」の張り紙ピアノを触りながら「習っておけばよかったかなぁ」なんて、家の者に腹を抱えて大爆笑されそうな事を思ったのはこの場所の雰囲気がとても良かったからだろう 駅舎を出るときも、変なスイッチが入っちゃったのか「青空が眩しいな」って呟きそうになっていた私を現実に引き戻したのは駅の時刻表だった あぁ・・・早く千曲市のマンホールカード貰って戻ってこなきゃ・・・

  • 親鼻鉄橋へ写真を撮りに行ってSLを見逃した件

    大正3年竣工の秩父鉄道秩父本線荒川橋梁。長瀞渓谷を横断する荒川最上流の鉄道橋で通称「親鼻鉄橋」。鉄道橋というカテゴリーで1枚写真が欲しかった 秩父鉄道は、お花畑駅から乗って上長瀞でおりる。途中、カップルが「今日、SL走らないんだって」言ってたのを小耳にはさんだけど、まっ良いかってそれほど深くも考えなかった(確認もしなかった)。 だって、私の頭の中はあの煉瓦の橋脚で一杯だったから 上長瀞駅に着いて荒川の河原に下りて、仕事的には列車が通った写真を撮って終了 SLが走ってくれば良かったけどねぇ~ってあまり思ってもいない事を呟いて橋脚の写真ばかり撮っていた。間近で見ることができるこの4段積み20m楕円…

  • 三保ダムカレー

    三保ダムのダムカードを丹沢記念館で貰って、顔出しパネル等を満喫してから丹沢湖レストハウスへUターン 三保ダムカレー、凝ってますねw ロックフィルの堤体はおにぎり、そしてキュウリの洪水吐き あれがボッコ塚、カレーに浮かぶ足柄牛のメンチカツとパセリ えーっと、青のり そんな楽しいダムカレーが食べられるのが丹沢湖レストハウス。メニューにあった足柄牛のステーキ丼やわかさぎ丼も気になるけど次回かなw ごちそう様でした!

  • 水門通り商店街を抜けて六郷水門へ

    京浜急行電鉄本線の雑色駅を下りて、水門通り商店街をまっすぐ抜けて行くと六郷水門へ着く 昭和6年竣工の六郷水門が目的だったけど、その横にレンガ造りの排水機場があったなんて、とてもラッキー! 水門と昭和18年に造られた排水機場がセットで残っているなんて知らなかった しかし、コンパクトにレイアウトしてあるな~ 全体的にデザインも統一感があって良いアングルだなぁ、これ図面でみたいw 排水機場を流入側から、ポンプの吸い込み管が1基だけ残っている。流入水路が4つあるからポンプも4台あって、3台は撤去しちゃったのか? ポンプもあの高さに吸い込み管があるってことは横軸渦巻かな? とまあ、目的の水門の前に独りで…

  • 所沢の陸軍用地杭、何があったのかって(笑)

    埼玉県所沢の航空公園へ遊びに行く途中、見慣れない文字の境界杭を見つけた 通り過ぎようとしたけど違和感ありすぎw 近づいて見ると「陸軍用地」とある、ネットで見たことはあったけど実物を見るのは初めて。 ここに何があったんだろう?って周囲を見回して思い出した(笑) 所沢は「日本の航空発祥の地」、所沢陸軍飛行場の境界杭だ まだ残っているんだね

  • あっ!そうだ、他を廻って(赤水門と青水門を見て)直帰します

    旧岩淵水門、赤水門。明日からの3連休は天気が崩れてくるらしいけど、あまりに気持ち良い天気だったので北赤羽駅で下り、新河岸川沿いをぶらぶら赤水門から青水門までw 大正13年竣工の隅田川の制水ゲート。幅9m、5連のワイヤーロープ式ローラーゲートで1門は船を通すために扉高が高い。 下流に青水門ができたのでこの赤水門は撤去されるはずだったんだけど近代化産業遺産に選定され残された。まあ、歴史もあってこれだけ立派だと撤去できないねw 第5ゲートの裏から、扉体の桁がなんともw こうして中之島側からみると堰柱も立派なのがよくわかる。上流からみるとどうしても赤いゲートに目がいってしまって 赤水門を堪能したら、青…

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