仕事をしない偉い人たち
自民党総裁選が近づき、菅総理が出馬断念をした途端に、堰を切ったように総裁立候補者が手を挙げはじめた。この雪崩現象は、従来のままだと来る総選挙には勝てないと怯えた若手議員たちの見えざる反乱なのかもしれない。金と地盤だけで能力のない二世議員や、当選回数だけで閣僚に選ばれるが、官僚の書いた紙きれを読み上げることしか能のない年寄り議員たち。こんなことをいつまでも続けているから、いつまでたっても日本の政治家は三流だと罵られてしまうのである。インターネットもなく閉鎖的だが、平和で時の流れがゆったりとして、国際的成長ののりしろがたっぷりと余っていた時代なら、それでも何とかなったのだろう。だが最早とりまく国際情勢は無視できず、かつ天災や病魔に溢れ混沌としたこの時代には、もうそんな暢気で平和ボケした政治家は通用しないはずである。...仕事をしない偉い人たち
2021/09/15 14:49