古い広告を批評するブログ。 広告デザインを評論したり、古い広告を見て感じたことを書いています。昭和の広告を中心に更新です。昔の広告をきっかに昭和を振り返ること。キラキラした時代だったか、セピア色にすすけてしまったか、思い出にひたります。
俺は昔から古い雑誌広告を集めていた。 デジタル時代に対応しようと取り込む作業を始めた。 まだスキャナは遅かった。 夜なべに俺はせっせと変換を続けた。 ある日、帰ったら俺のアパートが火事で燃えていた。 サイトに人が来ねえ。是非きてくれ。
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懐かしいアイドル。 きっと「松田聖子論」というのが書けるほどのアイドルだと私は思う。 まだ現役で活動している。 つい先ごろには不幸にも実の娘が自殺してしまったことが世間を騒がせた。 それを受けて離婚した前夫と会見。 気丈にも聴衆に感謝の言葉を伝え
懐かしい名前。 そういえば確かにこんな商品があった。 当時、なんでこんなものが売られるのか、コンセプトが不明で首をひねったものだ。 ノンアル飲料という路線だったのか、それもいまひとつはっきりしなかった。 ワインやウィスキーに見える、っていってもそ
「これからはコンピューターの時代」、なんて大袈裟に言われたものだ。 しかし「何が「これから」につながるか」、それは不明だった(笑)。 修飾語が先に来て、目的語はあまり明確ではなかった。 たいていそんなものかも知れない。 それが「予兆」と言うものだ
この広告は雑誌の横、ひとつのページの三分の一ぐらいを占める縦長の広告だ。 ページを開いた時、外側に置かれる。 内側、綴じている側にはこの広告が置かれることはない。 それは差し替えなどで記事が変わっても広告に影響がないようにするためだ。 通常はイラストや
「オーレックス」、とても懐かしい名前だ。 すっかり忘れてしまっていたブランド名だ。「ローディ」なんてメーカーもあったのを思い出す。「Lo-di」と書いた。 こういうオーディオセットをみなが欲しがった時代があった。 主に若い男性だったがこんなのを手に入れるた
プレイボーイのブランド広告はこれまでも何度か紹介してきた。 大人の趣味、粋。 訴求するものは様々なダンディズムだったが、結局はロゴデザインのよさということに尽きるのだと思う。 言うまでもなく「プレイボーイ・バニー」だ。 しかしこのライターのロゴデザ
何かと思えばサングラスのコマーシャルだったw。 当時の男性にとってサングラスというのはこんなイメージなんだろうか。 ハッタリ、イキガリ、なんとも古臭くて、今から見るとハードゲイの世界のようにさえ感じてしまう。 この点は説明が必要かもしれない。 ゲ
一眼レフの広告が続いている。 これはスポーツとその感動の瞬間を「撮れる」というアピール。 スポーツなどこの前の東京五輪ですっかり醒めてしまった感がある。 自分で走っていたほうがよっぽどいい。 人のやる競技を見てもそれはあくまで擬似的なスポーツ体験
この広告はシリーズ化されていて、写真家の作品とウンチクやエピソード、そして絡めて一眼レフを売るというスタイルを暫く続けていた。 モデルだったり自然物だったり、こんな写真のように何かメッセージ性があるような写真が取り上げられた。 それでも、写真
長いこと誤解していたが、このジンのブランド名は正確には「ビーフィーター」じゃなかった。 とんだ赤っ恥だ(笑)。 しかしこれまで、ずっとそのメッキは剥がれたことがなかった。 つまり私はカッコよくこのジンの名前を読んでいたのだった。 正しくは、「ビ
「コピーライター」という職業。 はるか昔、こういうハッタリ屋が跋扈していた時期があった。 宣伝部なんてところから多くの作家が生まれたり、スピンアウトして活躍した時期というのがあって、その流れでコピーライターも、なんて、わざわざ才能があると囃し立てた。
セイコーデジタル・クオーツ。 時計がデジタルになり、デジタル時計、クオーツ時計が日本を席巻した。 あらゆる時計がほとんどクオーツになり、機械式や自動巻きは一部のものとなった。 そして液晶表示という革新。 正確無比な「狂わない時計」いう常識が拡がっていっ
電気シェーバーが定着したのはいつぐらいのことだろう。 開発競争も進んできただろうし、そこには幾多もの変遷があったはずだ。 つまり電気シェーバーの進化の歴史ということ。 この広告はそうした当時の苛烈な開発競争を偲ばせるものがある。 製品には工夫があり考え
少しゲイっぽい感じの写真だ。 黒にタートルネックというところがゲイだ。 今ならLGBTとか言われているからいいんだろうが、当時としてはどうだったのか。 男が三人というところも、まさにゲイという感じがする。 二人のカップル、そしてその関係を理解する第三者、そ
酒をよく呑む方だがハイネケンにはほとんど世話になった記憶がない。 なぜかというと輸入ビールはたいてい薄いのだ。 そりゃあ海外には濃いビールもあるが一部の専門店ぐらいでしか手に入らない。 多分輸入した側の先入観が影響しているのだろう。 濃いビールは日
「夏よ来い」と言う感じ。実に若々しい広告に思えるが、下に目を移すと製品はエアコン。 ちょっと今の感覚からすると違和感があって拍子抜けしそうになるw。 こういう広告写真は今なら、水着や旅行会社、せめて石油元売りぐらいだろう。 石油元売りはこう
この製品はカーステレオだが、こうしたものを当時はコンポーネントなどと言った。 それはスピーカーを組み合わせたりするという意味でもあったが、この製品はひとつで多機能を実現したということでそう称したようだ。 そのことを除いても、カーステレオ・コンポーネント
何度か紹介しているブランドだが、「オールドスパイス」というブランドの広告。男性用コロンの会社だ。 昔から広告写真にしても、このボトルの形状にしても、このブランドはいかにも美味しそうで、飲みたくなってしまった記憶がある。 ライムの色がその味を想像させ
「ベルトーネ」という、あまり耳慣れないブランドだが、イタリアはトリノを本拠としたカー・デザインメーカである。 あまり事業としては日本ではなじみがないかも知れないが、ベースとなる市販車を改良し、デザインを加えるというのがその付加価値となる事業の中味だ。
この頃、フィリップスというのは、まだ日本ではメジャーなメーカーではなかったように思う。 すでに日本の家電が世界を席巻していたから、あくまでも徒花のように日本市場に入り込もうとしたに過ぎない。 しかし目新しさから、そのうち「デザインのフィリッ
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