古い広告を批評するブログ。 広告デザインを評論したり、古い広告を見て感じたことを書いています。昭和の広告を中心に更新です。昔の広告をきっかに昭和を振り返ること。キラキラした時代だったか、セピア色にすすけてしまったか、思い出にひたります。
俺は昔から古い雑誌広告を集めていた。 デジタル時代に対応しようと取り込む作業を始めた。 まだスキャナは遅かった。 夜なべに俺はせっせと変換を続けた。 ある日、帰ったら俺のアパートが火事で燃えていた。 サイトに人が来ねえ。是非きてくれ。
懐かしいアイドル。 きっと「松田聖子論」というのが書けるほどのアイドルだと私は思う。 まだ現役で活動している。 つい先ごろには不幸にも実の娘が自殺してしまったことが世間を騒がせた。 それを受けて離婚した前夫と会見。 気丈にも聴衆に感謝の言葉を伝え
懐かしい名前。 そういえば確かにこんな商品があった。 当時、なんでこんなものが売られるのか、コンセプトが不明で首をひねったものだ。 ノンアル飲料という路線だったのか、それもいまひとつはっきりしなかった。 ワインやウィスキーに見える、っていってもそ
「これからはコンピューターの時代」、なんて大袈裟に言われたものだ。 しかし「何が「これから」につながるか」、それは不明だった(笑)。 修飾語が先に来て、目的語はあまり明確ではなかった。 たいていそんなものかも知れない。 それが「予兆」と言うものだ
この広告は雑誌の横、ひとつのページの三分の一ぐらいを占める縦長の広告だ。 ページを開いた時、外側に置かれる。 内側、綴じている側にはこの広告が置かれることはない。 それは差し替えなどで記事が変わっても広告に影響がないようにするためだ。 通常はイラストや
「オーレックス」、とても懐かしい名前だ。 すっかり忘れてしまっていたブランド名だ。「ローディ」なんてメーカーもあったのを思い出す。「Lo-di」と書いた。 こういうオーディオセットをみなが欲しがった時代があった。 主に若い男性だったがこんなのを手に入れるた
プレイボーイのブランド広告はこれまでも何度か紹介してきた。 大人の趣味、粋。 訴求するものは様々なダンディズムだったが、結局はロゴデザインのよさということに尽きるのだと思う。 言うまでもなく「プレイボーイ・バニー」だ。 しかしこのライターのロゴデザ
何かと思えばサングラスのコマーシャルだったw。 当時の男性にとってサングラスというのはこんなイメージなんだろうか。 ハッタリ、イキガリ、なんとも古臭くて、今から見るとハードゲイの世界のようにさえ感じてしまう。 この点は説明が必要かもしれない。 ゲ
一眼レフの広告が続いている。 これはスポーツとその感動の瞬間を「撮れる」というアピール。 スポーツなどこの前の東京五輪ですっかり醒めてしまった感がある。 自分で走っていたほうがよっぽどいい。 人のやる競技を見てもそれはあくまで擬似的なスポーツ体験
この広告はシリーズ化されていて、写真家の作品とウンチクやエピソード、そして絡めて一眼レフを売るというスタイルを暫く続けていた。 モデルだったり自然物だったり、こんな写真のように何かメッセージ性があるような写真が取り上げられた。 それでも、写真
長いこと誤解していたが、このジンのブランド名は正確には「ビーフィーター」じゃなかった。 とんだ赤っ恥だ(笑)。 しかしこれまで、ずっとそのメッキは剥がれたことがなかった。 つまり私はカッコよくこのジンの名前を読んでいたのだった。 正しくは、「ビ
「コピーライター」という職業。 はるか昔、こういうハッタリ屋が跋扈していた時期があった。 宣伝部なんてところから多くの作家が生まれたり、スピンアウトして活躍した時期というのがあって、その流れでコピーライターも、なんて、わざわざ才能があると囃し立てた。
セイコーデジタル・クオーツ。 時計がデジタルになり、デジタル時計、クオーツ時計が日本を席巻した。 あらゆる時計がほとんどクオーツになり、機械式や自動巻きは一部のものとなった。 そして液晶表示という革新。 正確無比な「狂わない時計」いう常識が拡がっていっ
電気シェーバーが定着したのはいつぐらいのことだろう。 開発競争も進んできただろうし、そこには幾多もの変遷があったはずだ。 つまり電気シェーバーの進化の歴史ということ。 この広告はそうした当時の苛烈な開発競争を偲ばせるものがある。 製品には工夫があり考え
少しゲイっぽい感じの写真だ。 黒にタートルネックというところがゲイだ。 今ならLGBTとか言われているからいいんだろうが、当時としてはどうだったのか。 男が三人というところも、まさにゲイという感じがする。 二人のカップル、そしてその関係を理解する第三者、そ
酒をよく呑む方だがハイネケンにはほとんど世話になった記憶がない。 なぜかというと輸入ビールはたいてい薄いのだ。 そりゃあ海外には濃いビールもあるが一部の専門店ぐらいでしか手に入らない。 多分輸入した側の先入観が影響しているのだろう。 濃いビールは日
「夏よ来い」と言う感じ。実に若々しい広告に思えるが、下に目を移すと製品はエアコン。 ちょっと今の感覚からすると違和感があって拍子抜けしそうになるw。 こういう広告写真は今なら、水着や旅行会社、せめて石油元売りぐらいだろう。 石油元売りはこう
この製品はカーステレオだが、こうしたものを当時はコンポーネントなどと言った。 それはスピーカーを組み合わせたりするという意味でもあったが、この製品はひとつで多機能を実現したということでそう称したようだ。 そのことを除いても、カーステレオ・コンポーネント
何度か紹介しているブランドだが、「オールドスパイス」というブランドの広告。男性用コロンの会社だ。 昔から広告写真にしても、このボトルの形状にしても、このブランドはいかにも美味しそうで、飲みたくなってしまった記憶がある。 ライムの色がその味を想像させ
「ベルトーネ」という、あまり耳慣れないブランドだが、イタリアはトリノを本拠としたカー・デザインメーカである。 あまり事業としては日本ではなじみがないかも知れないが、ベースとなる市販車を改良し、デザインを加えるというのがその付加価値となる事業の中味だ。
この頃、フィリップスというのは、まだ日本ではメジャーなメーカーではなかったように思う。 すでに日本の家電が世界を席巻していたから、あくまでも徒花のように日本市場に入り込もうとしたに過ぎない。 しかし目新しさから、そのうち「デザインのフィリッ
酒はジャックダニエルだろうか。 タバコは紙巻のゴロワーズ、テーブルには他にエアメールが見える。 いってみれば、洒落た仕事のデキル男が、帰宅後の野球観戦で一人優雅に寛ぐというステレオタイプ。 冒頭からこれだけのことをやっておいて黒人の暮らし
プレイボーイと言うブランドは様々な形になった。 この当時、こういう、どこかのブランドを借りてきて製品を売るというやり方はまだケースとしては稀だった。 もしかしたらこうしたブランド自体を販売するようになる「パテント商売」というのは、このプレイボ
★ べスパの広告。 日本でべスパが最初に知られるようになったのはヘプバーンの映画「ローマの休日」だろうか。 その昔、イタリアは工業化に成功し、産業を誇っていた。 二人乗りでローマの街をドライブする、そのキュートで恋の予感はスクーターの軽快さと相
今回は雑誌表紙で番外編。 この写真の素晴らしさは男としてまるで文句がないw。 この頃に「ベイウォッチ」が放送され始めたはずだからこの水着もそんな辺りの連想だろう。 ハイレグの真紅の水着のライフセイバーの活躍のテレビドラマだ。 写真の美しい脚には
昔から、石油関係の広告やポスターはなぜか女の水着姿が多かった。 「石油関係」という言い方も変だが、要するにガソリンスタンド、石油元売りの広告だ。 少なくとも、機械とかエンジンとか、あるいはピストンとかシャーシとか、そうしたマニアックな「クルマ
パイオニアという会社はこの頃、よく雑誌広告を出している。 並み居るオーディオ専門企業に割って入っただけのことはあった。 それだけの苦労はあったのだろう。 これまで、オーディオというのは「ファッション」ではなかった。 オタク系のこだわり、精密機器と
アランドロンが、その熟年の魅力で再び脚光を浴びた頃、こんな粋なデザイン調の眼鏡がよく売れたそうだ。 サングラスというのでもなく、普通の度つき眼鏡に色がついているのもあった。 これはいわゆる「大人の色つき眼鏡」と呼ばれたものだ。 それがまるで比
この広告の素材は何だろうか。 日食というわけでもないだろう。 眩しい太陽とその周囲を取り巻く陰と虹、そんなところだろうか。 調べてみると、これが「幻日」というものなのかも知れない。 wikiで見たがよく理解できていない(笑)。 それにしても太陽がカメラに映
この広告は、昭和という過ぎ去った時代のことだから、違和感のある価値感が見てとれる。 「一日に2便も飛行機路線がグアムに就航してるんだぜ」ってところ。 今、コロナという問題を人類が抱えるに至り、不用意な移動というものが見直されている。 「一日に2便?
クルマ。 昭和の時代にはクルマを売るにはどんな訴求をすべきだったのだろうか。 この広告を見ると、この時代は男たちにクルマへの「期待」を訴えていたように思える。 それには「私」というものがあることが前提だったはずだ。 なにしろこの広告に書いてあるように
辞書。 広告では「最新英語情報辞典」ということになっているが、辞書には違いがない。 学生らが買い求めた英語辞書はこの頃には飽和状態となり、こんな売り方が考えられたのだろう。 しかしもう、紙の辞書を使ってる人はいないかも知れない。 今はハンディな電子
この広告にあるように、「今仕込んでいるものは2000年までには世に出ない」と言っている。 だからこの広告は1983年のモノということになる。 この広告で売られているものは1966年に仕込まれたもの。 それから17年でも1983年という計算が出来る。 なんだかちょっと
パイオニアレーザーディスク。 一瞬だけ注目され、あっという間に廃れたビジネスだった。その仕事はまるで誤っていて、今では哀れという印象しかない。 その後、彼らはカーナビで同じ失敗をし、パイオニアは会社としてどうにも立ち行かなくなっていった。
前に紹介したランサー・セレステというクルマの広告。 これは別なバージョン。 今回の広告はクルマの色がいくぶん爽やかだ。 前回の広告では黄色の微妙な色で、どこか欺瞞的なところがあった。 後ろにその黄土色のクルマが見える。 その色合いは何か乱暴なドラ
バブルに突入する頃、スキーブームというのが偶然にも花開いた。 なんの偶然か、日本全国で高騰していった地価はスキー場周辺のリゾート開発を後押しもした。 田舎の山村がスキーリゾートに変貌していった。 ゲレンデには金がかけられ、スキー客を呼ぼうと地
★ 面構えがいい。 誰もがブルドッグを見るとそう思うだろう。 このイラストはすごく有名だったものだ。 昭和の時代はこのキャラが雑誌広告のあちこちにに溢れていた。 しかしキャラクターとしての名前はなかったかも知れない。 ★ 残念だが、そ
★ 「クルマで初雪を見に行こう」、なんて、この広告は軽く呼びかける。 ちょっとそんな気になってしまうような広告だ。 雪の里、火の見やぐらがある寒村を写しているから、どうしたってこの広告は「都会モノ」へ向けたものなのだろう。 この広告で誘われている
「プレリュード」という、その言葉の意味は「前奏曲」という意味だ。 オペラの曲のはじめとか演奏される曲のこと。 言ってみれば、テーマソングという意味と、プロローグのテーマ、両方の意味が混じった言葉だろう。 だから、じゃあ「フィガロの結婚」の序曲を「プ
また難しそうな広告を出したものだ。 ユーザーが「組んだ」というモデルを紹介して、「こだわり」というのをアピールしているつもりなのだろう。 今の我々から見ても訳が分からない。これでどのくらいのユーザー層の購買意欲を刺激しただろうか。 結局、マニアック
今見るとこんな広告でも嘘くささしか感じない。「七年」がどれだけ信じられるかという話でしかないように見えてしまう。 不思議なものだ。 こんな昭和の時代は酒メーカーでもまだ信頼があったかも知れない。 NHKのドラマになったようなメーカーを押しのけて、トッ
実にシロウト臭い広告だと思う。 訳が分からない詰め込み方。目が疲れるようなレイアウトのウザさ、呆れるばかりの広告だ。 ラジオ番組「ジエットストリーム」を思わせる夜景。 斜めの傾き、だから飛行機の翼かと思えばネバダかどこかの砂漠が唐突に貼り付け
ツインカム・ターボ、なんだか昔からの自動車産業を見ると、笑いしか涌いてこない。 いい大人がオモチャを欲しがるような感じに聞こえる。いつの時代もクルマはこざかしい。 それでいて「高級」「本格」だと、小市民が身の程知らずなものを希求する。 その結果がご自慢
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西武とかセゾンとか、なんだか懐かしいロゴが書いてあります。 ガイジン・タレントを有難がるのはよくあった古い日本の傾向です。 書いてあるコピーの白地文字、そのレイアウトは奇妙です。 奇をてらった感じがします。これを「センス」とするにはあまりも無理が
広告は見えにくいが、知る人が見れば分かるかも知れない。 そういう「見つめさせる」引きを狙った広告だ。 よくよく見れば面白いというわけだ。 広告の自動車は三菱のギャランシリーズで、フラッグシップモデルということだろう。 撮影場所が欧州かと思えるが、実
随分と黒っぽい広告だというのが第一印象だろう。 しかし広告を見るだけでは想像はつかないかも知れないが、この黒さには格別の効果があったはずだ。 男性雑誌を開いて、記事を読む。カラフルなグラビアや記事がある。 そして次のページをめくった時、ボンヤリと夜に
一種のイラスト広告なのだが、ちょっと難解な広告だ。 サボテンが後ろに見えるから、ジーンズを丸洗いして干した時のような図がサボテンのようだと言いたいんだろうか。 あるいは、ゴワゴワとしたジーンズから脚をそっと引き抜くと、まるで抜け殻という感じでジーン
「スイス航空」、というと妙な感じに聞こえるが、今だったら「スイスエアー」と言った方が通りがいいだろう。 昔はそのホスピタリティと美女スチュワーデスを揃え、ある種の人たちには人気のエアーだった。 コロナ禍でどの航空会社も大変だと言われるが、何しろこ
もはや昭和のビーナスとなった宮崎美子さんです。 これはお宝画像でしょう(笑)。 その記念すべき最初のコマーシャル起用でした。 今の君はピカピカに光って~♪ コマーシャルのイメージ曲も大いにハヤりました。 ブランドはミノルタX7です。このコマーシャルのヒ
字が細かい・・・(汗) なんともカタログを縮小コピーしたような、そんな広告。 能書きがびっしり書いてあってページの余白が大きい。 見てくれること、じっくり読んでくれることを期待して、こんなレイアウトになっている。 広告は最初の「つかみ」が大事だ
草刈 正雄のキャリアはジョン・トラボルタとかぶる。 若い頃、黄金の絶頂期を経て、現場から半ば干されるようにして遠ざかり、そして熟年となって再び脚光を浴びている。 水谷豊も似たところがある。 見る世間にとっても飽きることがないから本人にとってもよいことなの
今から思えば、これまたなんとも珍妙な趣味としか言いようがない。 葉タバコの香りの香水やコロン、ヘアスプレーだというのだ。驚きしかない。 ケンタッキーが発祥だとか。 南部なんて「嚙みタバコ」のイメージが強いが。 確かに昭和の時代、「男らしさ」はタ
つくづく、この頃はカメラブームだったというのがよく分かる広告だ。 XEという型番にbなんていう枝番までつけたものが広告になっているのだから、よほどの好景気だったのだ。 それで宮崎美子なんかのCMがヒットしたりしていたわけだ。 今ではとても信じられない話だ。
キングコング、ときたら「来襲」、とかではないのか(笑)。 ポイントは「史上最強」、「男=コング」というところらしいが、ちょっと違うと思う。 日本人にはピンとこないイメージだ。 キングコングは馬鹿っぽく、知恵の回らないピエロの役回りでしかない。 しかし実
この時代、自分から「おしゃれ」なんて、決して言ったりはしないものだ。 そういうところでも時代を感じてしまう。 「パリジェンヌ」なんてもはや幻想でしかない。 颯爽と歩き、仕事に恋人に、溌剌としつつ決しておしゃれを忘れない女性。 余裕があって、セクシー
「PLAYBOY」、これを「女たらし」なんて訳したら今でも失笑ものだろう。 この世にはプレイボーイなどいなくなった。このブランドが確立したために、その言葉を使うのがはばかれるほどになってしまった。 それほど強力なブランドを作り出したことは、20世紀のひとつの奇
このイラストレーターはとても有名な人だと思う。他の商品の広告にも何かを描いたアーチストであったはずだ。 調べたが名前はちょっと出てこない。 ニッカウヰスキーの広告はボトルのデザインとともに、大高重治が版画家の奥山儀八郎とともにボトルラベルのデザインを製
あまりいいコピーとは言えない。 もどかしささえ感じてしまう。こんなんでカッコをつけられると考えた神経を疑ってしまう。 こういうのを考える連中を「コピーライター」なんて言っていたが、別に魂を賭けて仕事をしていたわけではなかった。 無責任で適当な連中だった
ビデオカメラと再生デッキ。 これをどう売ろうかという戦略だったはずだ。 あまり考え抜いてに作ったとは言えない写真を広告にして、ポイントはやはり女性か。 見難ければ見難いほど女性を見てしまうというのは男性の心理。 覗く太腿の筋肉の隆起なんかが気になってし
昭和の商品にはちょっとした謎がある(笑)。 個人的にこの頃の商品で違和感があることがひとつあって、まだ世の中は板張りやリノリュームの生活ではなかったのになぜかそれを前提としたものがやたらと多かったことがある。 このコンポも、メインのキャビネットにはキ
カセットテープの時代。 とは言っても、すでにデジタル化の波は静かにやってきていて、CDとそれに続くMp3によって技術は完全に塗り替えられてしまうことになる。 まだ社会はその変革には気づいてはいなかった。 カセットこそポータブルで利便性があり、そして音楽を身に
これは誰なのか分からない。ちょっと暑苦しい顔をしたオッサンだ。ニヤけてなければいいのに。 「オルタス」と「コロン」でググッたが誰かは分からなかった。 こんな顔、ニヤけ面がいいという時代もあったんだろうかw。★ 髭面の、いかにも自分ではダンディ
キャンディス・バーゲンというは名前は有名だが、どうにもピンとこない。 そんなことを思っていたが、なかなかこれで多くの作品に出演している女優である。 セックスアンドシティにも出ている。 このミノルタのキャラクターで、「女優だがジャーナリスト」なんてことを
ちょっと懐かしい有名な広告だと思うが、知らない人にはまるでピンとこないかもしれない。 この耳を石膏でかたどっただけの写真、これが妙にインパクトがあったのを記憶している。 「音のノイズ」ということを表現するのに、これほどうってつけの写真はなかったと思っ
新型コロナならぬ新型サニー。 サニーサイドアップって目玉焼きのことだw。 こういう麗しいお姉さんたちが誘ってくれて、仲間に入れてと、フラフラついていってしまう誘惑。 健康的で、むき出しの腕の匂いがする。 テニスってのはやはり淫靡だ。なんだか後ろのフェンス
エアチェック、それは音質のよいFMステレオ音源から曲をダビングすることだ。 これが昭和の時代はよくやられていた。 「流行していた」というわけではない。録音するには色々と手間でもあったし、生放送で、ラジオにかじりついて録音のタイミングを計る必要があった。
世間の健康ブームというのもあって、タバコのフィルターに工夫をすることが流行した。 活性炭を入れるとか何かの繊維を入れるとか、そんな開発がやたらとされた。 広告のアピールポイントは能書きとフィルターの構造分解図だろう。 だから本来なら女性の写真はいらない
日本航空が企画した「ZEROの旅」というのは、その後のバックパッカーブームに先鞭をつける形となった。 アメリカではバックパッカーがヒッピーあたりから若者の間で盛んになってはいたが、日本はまだ流行までにはいたらなかった。 まだ「グループ旅行」という方が多かっ
すっかり有名にはなってしまったが、言わねばなるまい(笑)。 「ブリジストン」ではない「ブリヂストン」だ。 この広告ではその誤解がされないよう表記がされていない。いつものマークが見えるだけだ。 まだ自由放任の時代だったのだろう。 放置すれば暴走してし
かつて、アウトバーンは西ドイツ国民にとっては財産のようなものだった。 ドイツは自動車産業を経済の主軸とし、そしてそのため、まずは自国に高速道路網を整備した。 それはドイツ自動車産業の宣伝のようなものだった。 もちろん、「制限速度なし」などと言っても、彼
朝といったらトマトジュースだ。 そういうイメージを刷り込むのにどれだけ成功したのか、どうか。 朝は味噌汁とご飯だった日本人がこういう広告攻勢でどれだけ感化されたのかは分からない。 朝ごはんの支度だと子供を呼びに行こうとしたら、冷蔵庫をすでに開けて
カセットテープには昭和の人はさんざん苦労させられたはずだw。 オープンリールからコンパクトになって便利になったのはいいが、人々はカセットテープを使いこなしてなんとか自分のモノにしようと、あれこれ知恵を絞ったことだろう。 これもそんな製品のひとつではあるの
渡辺貞夫、いわゆるナベサダだ。 どこかしら愛嬌のあるオッサンで、しかもそれがサックスの名手だというのだからたいそう人気があった。 彼がキャラクターをやっているこのバイクは、当時でも珍しかったろう。 イタリアにモトペットだかモペットというバイクがあっ
雪ですw。 冷たい雪に寝転んで、白いツナギ、下は素肌のままでしょう。少し色っぽい。 胸元が開き、ちょっと日焼けしているのか、もともと地黒なのか、肌が見えます。 涼しいです。 ひゃっこい(笑)。 地黒の人の肌というのは実際に触っても肌が冷たいものです(笑
「頑固ボーイ」 。そんな言葉は聞いたことがない。きっとハヤらなかったんだろう。 「ボーイ」なんてつくのを考えると、「ハリキリボーイ」、「チェリーボーイ」、そのぐらいかw。 ツイストキャップのゴールドブレンドは、その瓶の形が角張っているのを商品の
このブログでは、このオールドスパイスの広告はすっかりお馴染みになってしまった。 どうしてライムが「アメリカンスピリット」につながるかはよく分からない。 もしかしたら、ウェストハリウッド辺りの自由な感じ、開放された雰囲気ということなんだろうか。 ちょっ
ちょっと前にもデルモンテのトマトジュースの広告を紹介した。 これはシリーズものになったのだと思う。 これもちょっとした洒落で、このままポスターになってもよさそうな広告だ。 こんなアメリカのありきたりの日常を切り取ったような写真は昔からよくあるものだ。
またテニス色事師か(笑)。 こうして教えてやるなんてやって、ボディタッチ、そしてスイングさせて、なんて昭和でよくやられていた光景だ。 呆れるほど露骨で、下心丸出しで、巷のテニスほどイヤらしいものはなかった。 まだまだウィンブルドンなんてなかなか見られ
デビット・ボウイはとても透明な人だった。 グラムロックや若い頃の派手ないでたちではそうは気がつかなかったかが、歳をとり落ち着きが出てきた頃にはその透明感がわかる。 焼酎の宣伝にはうってつけだと言えただろう。 何かに染まるということがない。ニュートラルで
ロンソンってブランドのライターが有名だったという覚えがある。 ポーチとかキーケースとか、財布とか、こんなブランドとしてのものがあったのかと驚く。 ロンジンという時計はまた別だ。だから間違いがないと思う。 ロンソンというブランドは廃れたのだ。 なんだか
渡哲也です。男くさいというかなんと言うか、まさしくアニキです(笑)。 石原裕次郎の跡を継いだはずですが、色々と不運が重なりました。石原プロは確か解散となったとか。 本来なら面白い人なのですが、世間が要求するものとはズレがあり自由にやるには厳しかった。
よく見ると意外と刺激的な広告だ。 サイパンへの南国旅行を誘う広告なのだが、上にあるのは日本、東京へ通勤する近郊住宅地の駅。団地なんかの駅。 たぶん埼玉あたりだろう。 その駅の自転車置き場が写っている。 毎日の通勤地獄、毎朝の通勤ラッシュ、大量に団地から
メーカーはダイアトーン。 全ては思い出の彼方に。 この女性の大きな鼻筋、そして手にしたタバコ、昔はタバコが自由に吸えた。いい時代だった。 この女性の貧乳ではあってもどこか貴婦人的な仕草、そして手袋、スピーカーの上に置かれた酒のボトル。 なんとなくわく
これは全くの偏見に過ぎないが、テニスというのは我が国では男女間の関係をとりもつ小道具でしかなかったと思う。 そのテニスをするという裏にある、よこしまな思惑や欲望から穢れたものに思ってしまう。 それこそ昔からそうだった。 こういう虫も殺さないような顔をし
誰をモデルにしているのか、かしましい感じで実に嫌な感じというのがわかるイラストだ。 大衆と言うもの、その嫌らしさ、群れる愚、流される衆愚。 しかしそれを言葉にしてしまえばあまりに強烈だ。 だがこうして漫画なんかで描いて見せれば、見た人は「自分のことで
後ろに見えるのはハイデルベルグ大学だろうか。 ロクでもない大学だ。 歴史ある大学だからと、歴史建造物にあぐらを掻いていた。 すぐに中味などなくなってしまった。 ワインセラーを抱え、観光客が訪れ、学生たちはディズニーランドのキャストのように振舞っていたも
またしてもオールドスパイス。このメーカーの広告はこのブログにはよく登場しています。 つくづくこのボトルデザインは昭和そのものだ思い感心します。「昭和博物館」あればそこに相応しい。 「海が躍る」なんて、箱から高波が来ているようなギミックなことをしますが、
写真のみの広告。 これを何と言ったらいいのか分からないが、いわば「一発広告」と言ったらよいのか。 写真が鮮明でないのが申し訳ないが、これは、 「スーパーで積み上げたデルモンテのトマト缶。 それが欲しいと、一番下から取ろうとしている子供にみんなが慌
小汚いボートだがそこはワイルド感たっぷりなリゾート地というイメージだろう。 金髪ショートヘアの女ともしゃもしゃの天然パーマのブルネットの女性。どちらも小麦色に日焼けして「美しい女性の雰囲気」というのが伝わってくる。 こうして遠目にするというのはひとつの
昔は「男は足元を見られるものだ」さんなことを言われた。 その足元が貧相だと人間まで貧相だと決め付けられてしまう、と。 そうなるとなかなか見直してくれることはない、と。 昭和によく言われた話だ。 良い靴というのが貴重だった時代があって、アメリカでは「靴
ソニーの「ウォークマン」という革命的な製品の発売によって、世の中の生活は確実に変わった。 それは厳然とした事実だ。 「音楽を身につける」 、「音楽を聞きながら歩く」というのは、我々のライフスタイルにとって革命といってよいほどのインパクトがあったことだと
デビット・ボウイ、この人のことで書くなら、とてもではないがブログのスペースでは足りない。 グラムロックの時代を駆け抜けた人だ。 実験的ロックとかそんな言葉が恥ずかしくなかった時代、ダイヤモンドのようにキラキラとした彼ら、多くのヒーローたちが時代を彩っ
製品の広告だというのにジョージハリスンなどと、個別のミュージシャンの名前を出すというのは今はやらない手法だ。 どうしたって人それぞれの好みがあるからだ。 染まってしまつてはたまらない。 ビートルズ伝説があったにしても、それはないだろう。 昭和の時代、
この製品もラテカセの一種だろう。 小さなブラウン管のテレビが見える。 飛行機のコックピットのメカメカしさにお似合いの、男心をくすぐるガジェットというわけだ。いや、この大きさではギアと言うぐらいだろうが。 だが、正直、ここには今なら嫌になるほどの嘘がある
まるで扱ったことがないから分からないのだが、この頃のオープンリールテープのよさというのはなんだったんだろうか。 カセットテープはあったはずだし、メタルテープだってあった。 大きくて露出しているからホコリなんかかぶったろうし、扱いは面倒だったはずだ。 2
昭和という時代を知る人なら、このブルドックのイラストを見てピンと来る人は多いと思う。 このイラストレーターの名前は知らないが、なぜかこのブルドックのイラストには覚えがある。 これと似たようなものがやたらと氾濫した記憶がある。 「テクニクス」だけのもの
これがまさしく正真正銘の本家「ラテカセ」だ。 発売したメーカーはビクターだった。 AMとFMのラジオ、小さなブラウン管のテレビ、そしてカセットテープをひとつのボディにまとめた商品だ。 今から考えれば、とても答えに詰まってしまい話にもならないだろうが、ラジオ
こんな時計があった。 昭和の時代のイメージそのままに、ムクムクとした太った時計だ。 昭和の時代、「宇宙家族ロビンソン」というアメリカのテレビ番組があった。 日本でも放映されたが、そこには太った丸っこいロボットが登場する。 この影響なのか、昭和の時代、
オールドスパイス。 このボトルはいつ見ても変わっているなと感じる。 ジュースと誤飲したという話は聞かないが、なんだか美味しそうなボトルだ。 とても整髪料には見えないボトルだ。 子供の頃からずっと思っていた。 ニューボトルというが、これも同じ。
「趣味の世界」というのが何事にもある。それは「高じれば」ということ。 写真好きが高じてカメラを自作してしまう。ボートが好きで、それが高じてボートを自分で作って海へと漕ぎ出してしまう。 分からない人にはどういう飛躍からそうなったのかピンとこないが、その
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