chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
遠距離介護ダイアリー https://www.maple-enkyori.com

実家の両親の介護と仕事の訪問介護。実家にも訪問介護を利用し、家族の立場と ヘルパー事業所の立場の両方を今やってます。父の脳梗塞と母のアルツハイマー。 仕事で訪問した際のエピソード。色々なことを書いています。

hayuhika
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2019/09/01

  • 施設内で投票できました

    今日は投票日です。 私は早々に期日前投票に行き済ませていました。 日曜日ですので、いつもの時間に父から電話がありました。 「お休みですか?」 「そうよ。お休みです。」 「何か変わった事はなかった?みんな元気?」 「元気よ。変わりないです。」 「何年かぶりで投票したよ。」 「投票?施設の中で?」 「そう。施設の中に投票所を作ってたね。」 「へー-。少し前は私の施設でも投票できる人いたんだけど、最近は 投票できる人もいないからやってないや。」 「そうなの。」 「お父さん以外にも投票できる人いたの?」 「お母さんもちゃんとしたよ。何人かはやってたよ。」 「そうなんだ。家にいてできなかった事が施設に入…

  • 細かい事をあげたらキリがない

    先週の父からの電話で、衝撃的な言葉を聞き、私もショックを受けました。 特養に勤務する職員が、入所者に対し 「ここを出て行って下さい」 って、言葉の暴力だと思いませんか。 職員にそういう言葉を言わせてしまった父にも問題はあったの かもしれません。 でも終の棲家としてお世話にならなければならない特養の職員から そんなことを言われたら・・・ その後どうだったのか、今日の電話で父に聞こうと思っていました。 「お変わり無いですか?」 「こっちは変わりないよ。」 「また腰が痛くなっちゃってね。ずっとコルセットはしてたんだけど。 貼り薬を貼ってもらったら、今日はいくらか良くなったけどね。」 「あら、何かした…

  • 「じゃあ、ここを出て行って下さい」と言われた父

    昨日の日曜日、父からはちゃんと電話がありました。 でも何事もなく、話題にするような事は何もなくて、すぐに 電話も切りました。 何事も無くて安心でした。 ところが今日、まだ私が職場にいる時間に電話がかかってきたんです。 「ごめんね。ちょっと報告しておきたい事があってね。」 「大丈夫よ。どうしたの?」 「あのね、今さっきの事なんだけどね、けんかしちゃったんだよ。」 「誰と。」 「職員だよ。」 「今度は何があったの?」 「また水分の事なんだけどね。無理に飲ませようとするんだよ。 しばらくこんな事はなかったんだけどね。」 「そうよね。」 「今日はお茶がね、自分たちがテーブルに着く前にもう置いてあったん…

  • 後見制度。保佐人。

    久しぶりに後見制度の話題です。 弟から電話が来ました。 メールではなくて電話? 何となく電話が来ると胸騒ぎがします。 今回はあの嫌な後見制度関係の話題でした。 「あのさ、例の弁護士から連絡が来てさ、手数料を引かせていただきましたって 言ってきたんだよ。金額聞いて愕然としたね。」 「え、今初めて来たの?」 「そうだよ。令和4年度分って事なんだろうね。ひどい話だよ。月6万くらいの パート収入でさ、一生懸命節約して貯めてきたお金なのになんで一気に数十万も 持って行かれるんだよ。」 「何その金額。」 「ひどいだろ。それが法律で決められた金額なんだって。」 「はあー---。馬鹿じゃないの。犯罪のレベルだ…

  • 施設でお花見

    水曜日に弟からラインで動画が送られてきました。 両親がお世話になっている特養で、お花見に連れて行ってくれたようで、 お花見から戻ってきた母を映した動画でした。 車いすで戻ってきた母ですが、あまり明るい表情ではなかったんです。 音声をよく聞くと、「寒い寒い」と言っていました。 天気は良さそうでしたが、気温は低かったんでしょうか。 車いすに座った母は固まっていました。 弟の話だと、父は次の日がお花見だったそうですが、不参加だったと 言っていました。 そして今日は父から電話がかかってきました。 「この間ね、お花見があったんだよね。お母さんは参加したんだけど、 どうだったって聞いたら、あまり面白くなか…

  • 施設にいながらも時間の感覚がない母

    昨日出勤日でした。 職場で父からの電話を受けました。 父も母も特に変わった事はなかった様です。 先日、平日の日中に母から電話があったんです。 元気に掛けてきました。 「ねえ、あのさ、(弟)がね、家の事でちょっと話をしてきたんだけどね、 (内容は言えませんが)あんたはどう思う?」 話は分かりましたが、弟が考えている事に、私が意見する事は無いんです。 何だか変な話だったので、久しぶりに弟に連絡してみました。 「もしもし、お母さんから電話がきてね、なんだか家の事でなんだとか 言ってたけど、言ってる事が変だったよ。」 「変に決まってるだろ。全くおかしいんだから。」 「まあね。」 「昨日だったかな、夜中…

  • スライドショーはダメだった。

    日曜日です。 今日も父が元気に電話をくれました。 母からはなかったですよ。 かけ方忘れた? もうすこし様子見ですね。 父も母も私たち家族もみんな元気で変わった事はありません。 私の職場の人事異動も発表になり、異動も無く今まで通り。 娘も異動の話は無いようです。 今日の電話での話の話題は、ラインで送られてくる写真の事でした。 写真と動画は良いんですが、iPadで作成したスライドショーを主人が 送っていたんですけど、これが高齢者には不向きでした。 すぐに流れてしまって、一つの写真をゆっくり見られないと言われて しまいました。 そうか。そうですよね。 確かに一つの写真をじっくり見る事はできませんもの…

  • 自分で認知症だと言う母

    携帯電話の使い方があやふやになりかけている母から、ちゃんと電話が かかってきました。 「もしもし、あんたに電話するように言われたからかけたの。」 「よくかけられたね。」 「かけたよ。」 「この間お父さんに、私の電話番号を聞いたって言ってたから、携帯の 使い方を忘れちゃったのかと思ったよ。」 「そうだった?」 「お母さんさ、私に電話する時に電話番号でかけて事なんかないよね。」 「そうね。」 「ちゃんとかけ方覚えてるじゃない。良かったね。」 「それがね、すぐに忘れちゃうのよ。恐ろしいくらい忘れるのよ。 あたし認知症だからね。」 「でも大丈夫そうだね。思い出せるみたいだからね。」 「何だか知らないけ…

  • 92歳認知症ですがまだ携帯を使えます

    今日は日曜出勤。 父から電話がありそうな時間は事業所にいられそうです。 訪問準備をしている時間に父から電話がありました。 私たち家族にも両親にも変わったことなく過ごしております。 先週の電話で、母が父の自慢話をして父が困っている話を聞きました。 今日も同じような話がありました。 リハビリ室に行った時も「一番だったんですってね。」って言われたんだ そうです。 母は行く所行く所で父の話をしているんでしょうか。 元々お喋りで誰とでも友達になってしまう母です。 昔は話題も比較的豊富で色々な事で討論会のようになってしまう家族 でした。 あ、母の兄弟たちの話ですよ。 でも認知症になり、話の話題が少なくなっ…

  • 特養のユニット内で友達ができた母

    元々社交的な母。 とうとう特養のユニット内でお友達ができたようです。 父からの電話で、父が困ったと言いました。 何が困ったんでしょう。 「お母さんがね、ユニットの中で私の事をなにか言っているみたいなんだよ。」 「どういう事?」 「いつもお母さんがここに来る時は職員さんが一緒にくるでしょ。この間ね お迎えに来る時、職員さんに2人の人が一緒に来たんだよ。私を見に来たって 言うんだよ。」 「へえ、お母さんの自慢のお父さんなのかな。」 「何だか知らないけど、若い頃一番だったって言ってるみたいなんだよね。」 「勉強ができるって事ね。」 「困ったよ。一番じゃないのにね。私が一番を取ったのは走り幅跳び だけ…

  • 両親のアルバム

    先日弟からラインが来ました。 「今度父から連絡あったら、アルバム見るか聞いてみて。」 「日曜日に電話が来ると思うから来たら聞いておくね。」 今日は日曜日。父から電話がちゃんと来ました。 「そっちはみんな元気ですか?」 「それがね、(孫)ちゃんがインフルエンザになっちゃったのよ。」 「それは大変だね。」 「でも食欲あるから大丈夫そうだよ。」 「あ、そう。元気なら良いけどね。」 「比較的元気みたい。でも薬をなかなか飲まないみたいで苦労してるよ。」 「そうなんだ。」 「あのさ、(弟)から連絡あって、アルバムが見たいか聞いておいてって 言ってたけど、どう?見たい?」 「そうだね。見たいね。」 「分かっ…

  • 両親が揃って写る写真

    今日は3年ぶりに娘の家に行くことになりました。 コロナが始まってからずっと行かれなくなっていましたが、 ようやく解禁になりました。 父から電話が来ました。 「今日はお休みですか?」 「今日はお休みで、3年ぶりに(娘)の所に行ってくるよ。」 「ああ、そうなの。こっちは快晴だけど、そっちは雪が降ってるみたい だね。」 「私の所は今はお日様出てるけどね、向こうはどうかしらね。」 「この前送ってくれた写真さ、職員さんが送ってくれたの?」 「そう。」 「親切にね、良かったね。写真送りましょうかって言ってくれたの?」 「違う、頼んだんだよ。」 「え、お父さんが頼んだんだ。よくやってくれたね。」 「そうだね…

  • 特養の職員さんに感謝です

    昨日です。 スマホを見ると父からラインがきていました。 え?父からラインがくるはずがありません。 どういう事? 開いてみてビックリしました。 父が散髪をしてもらってさっぱりした写真が送られてきていたんです。 「散髪しました。」 と文字も添えられていたんです。 こんなに嬉しく有難い事はありません。 父が頼むはずはありませんから、職員さんがご厚意でやって下さった 事だと思います。 今度父から電話が来たら聞いてみます。 こんなうれしいサービスは無いですよ。 すっかり年をとってしまった父ですが、その表情には笑みがあり、 喜んでいるのがわかりました。 おそらくこんな事をしたのも、職員さんにしたら初めての…

  • 「あの職員さんいなくなったみたい」

    父が老健から特養に移って2か月が経ちました。 母が入所してからももう3週間がたちました。 あっという間に月日が流れます。 父は入所当初色々な事に悩まされ、何度もここを出たいと訴えて 来ました。 その原因が職員さんの横柄な態度でした。 入所してすぐに食事で出されたマカロニサラダが事の発端でした。 父は冷たい物を食べるとすぐにお腹の調子を崩してしまいますので、 冷蔵庫で冷やしたものではなく、少しだけ温めて頂いてから食べる 様にしていました。 そのお願いを特養の職員さんにしたところ、「これは冷たいまま 食べるものだから、温められません。」と言われ、温めないと食べられ ないと訴えると、「だったら食べな…

  • 水分量は国の基準

    日曜日ですので、父から電話が来ました。 「今日はお休みですか?」 「お休みよ。お母さんは一緒なの?」 「さっき電話で話をしただけよ。」 「一緒じゃないのね。」 「こっちは変わったことないけど、そちらは?」 「みんな元気よ。お父さんに確認したい事があったんだ。家に置いて おいたフォトパネルは施設に持って行かなくてもいいよね。携帯で 写真見られるしね。」 「そうだね。ちょっと調子も悪かったんだよ。」 「そうなんだ。じゃあフォトパネルは私の方に送ってもらうね。」 「わかった。」 ここで一度電話を切りました。 30分ほどしたらまた電話が来ました。 「お母さんが来たから電話したよ。代わるね。」 「もしも…

  • 用事が無ければ電話もかかってこない

    母はアルツハイマー型認知症。 先日要介護3で特別養護老人ホームに入所しました。 父が要介護4で先に入所していた同じ特養です。 そこに母はショートステイで定期的に泊まりに行っていましたから、 数日泊まればまた自宅に帰るというのが染みついていました。 ですから、今回ショートではなく入所したんですが、また家に帰ると 思っていて、もう帰らないと言われても、それが理解できないんです。 そして説明した時は納得しますが、数日たつと忘れてしまい、また同じ 疑問が母の頭の中に生まれます。 そうすると私の所に電話が来ていたんです。 ところがここ2日、母からの電話がありません。 今度は納得したんでしょうか。 父にも…

  • 「どういう事なの?」

    今朝早く母から電話がありました。 朝からどうしたのかしら。 「もしもし、おはようございます。」 「おはようございます。どうしたの?朝から。」 「あら、何で電話したのかしら。」 「えー--忘れちゃったの。」 「そういう事みたいね。えっと、なんだっけ。」 「何だったのかなー。」 「そうだ。今二人で施設にいるでしょ。お父さんがね、自分は 家には帰らないって言うのよ。それでね、私もここに居るんだって 言うのよ。どういう事なの?」 まだ施設入所を理解していませんでした。 「そうか。あのね、お父さんもお母さんも自分の事を自分でできなく なっちゃったのね。お父さんが家にいる時はお母さんがいないと 生活できな…

  • 毎日施設内で会っていた両親

    両親が特養に入所して10日が経ちました。 正しくは母も父がいる特養に入所して10日が経ちました。 母もだいぶ施設の生活にも慣れてきています。 父から電話がありました。 「そちらは変わった事無いですか?」 「ないですよ。」 「こっちもないけどね、お母さんにも毎日会っているから、話する事も なくなってきちゃった。」 「へー、毎日会えるんだ。黙って他のユニットに行っても良いの?」 「普段から散歩というか3階を歩いているから、ちょっと隣に行って 来ますって言えば良いんだよ。」 「歩行器使って行ってるんでしょ。」 「歩行器って言うかウォーカーだよ。」 どんなの使っているんでしょう。 「そういえばさ、お母…

  • 母の髪の毛

    先日送られてきた動画の中に、真っ白になった母の髪の毛を 頭の後ろから映した動画がありました。 デイサービスから帰宅して、台所の椅子に座った所だったと 思います。 比較的若いうちから白髪になった母でしたが、いつも自分で 白髪染めをしていたので、見た目はいつも若作りでした。 年を重ねるうちに、白髪染めが皮膚に合わなくなり、染めるのを やめたのが80歳を過ぎた頃だったと思います。 そのころからは白髪頭がみっともないと言ってウィックを使って いたこともありました。 その期間は短かったですけどね。 動画に映った久しぶりに見た母の髪の毛は、頭皮が見えることもなく 綺麗に真っ白な髪の毛でした。 高齢者は大抵…

  • ラインで面会しよう

    弟から連絡が来ました。ラインでね。 「特養に面会に行くには予約が必要だから、私の休みの日を 教えてくれれば、その日に面会予約して、ラインのビデオ 通話をしたらいいかなと思うんだけど。」 そんな提案をしてくれました。 私が上京できるのは、コロナが「5類」になる5月になりそうだと 伝えてたので、その前にも会わせてあげたいと思ってくれたんでしょうね。 日曜日に父から電話が来た時はその話もしようと思います。 父のスマホでできるようになれば、父にも母にもいつでも会えるんですが 無理でしょうね。 いつにしようかな。 ちゃんと考えて返事しなきゃね。 楽しみが増えました。 にほんブログ村 国内最速・高安定の高…

  • 母の動画が送られてきました

    弟が母の動画を送ってくれました。 動画は3本ありました。 ①デイサービスから帰宅した母 ②入所当日の朝の様子。 ③最後の自宅での朝食 題をつけるとすればこんな感じです。 1つ目は最後になるであろうデイサービスからの帰宅風景です。 ショートステイからもしかしたらそのまま入所になるかもしれないと 弟がデイの職員さんに言っていました。 迎えてくれたヘルパーさんもさみしと言っていますが、入所を全く 理解できていない母は、弟に説明されても「WHY」と言っていました。 車から降りた母の歩行をみて、かなりの低下を感じました。 すでに杖か何かにつかまらないと不安定な歩行状態です。 2つ目はおもらしを弟に指摘さ…

  • 「はい、何ですか?」って。

    今日はお昼前に母がら電話がありました。 「もしもし、はい、何ですか?」 「え?どうしたの?私はかけてないよ。」 「あらそうなの?ここにさ、電話って書いてあるからね、何か用が あるのかと思ったの。」 「ああそうか。お母さんに私が言ったんだね。電話のかけ方を 忘れない様に電話をかけてねって。もしかして、その時に私に 電話をかける事とか書いておいたのかな。」 「そうかもね。ここに書いてあるからね。」 「またかけてね。ところでお父さんには会ってるの?」 「いつでも会えますよ。隣のお部屋なんだけどね。」←隣のユニットです 「職員さんは親切にしてくれてる?」 「皆さん親切ですよ。とっても良いわよ。」 「そ…

  • 「死ぬまでここに居るんだって」

    母から何回この言葉を聞いたのかな。 「あたしはね、もう家には帰らないで死ぬまでここに居るんだって。」 そのたびに、家にいるよりはそこにいる方がお母さんの体のためには 良いと思うから申し込みをしたんだよと説明しています。 「お父さんと同じ施設に入れたから良かったと思ってるよ。」 「そうなの。良かったと思ってくれるんならあたしも良かったわよ。」 話をすれば納得しますが、やはりこの言葉は母の頭から離れる事のない 衝撃的な言葉だったんじゃないでしょうか。 母が入所してすぐに帰宅願望があり、帰りたいと言ったんだと思います。 それに対して施設の職員さんが言った言葉がこの言葉だったんでしょうね。 相当なショ…

  • 母が父に会いに行きました。

    両親が同じ特養に入所して初めての日曜日です。 父から電話が来ました。 「今日はお休みですか?」 「お休みですよ。」 「今ねお母さんに電話してみたけど出なかった。同じ施設には いるんだろうけど、3階にはいないみたいだね。」 「そうなんだ。お母さんに話をした時、部屋にトイレがあるって言ってたから まだショートの1階にいるんじゃないかな。」 「そうなんだね。まだ会ってないからね。」 「お母さんがお父さんに会いに行くって言ってたから、そのうちに 来るかな。」 「いつ3階に来るのかね。」 「どうなんだろうね。」 「そっちの雪は凄そうだね。こっちは申し訳ないくらい毎日いい天気 なんだよ。雪は見なかったね。…

  • 「あたしずっとここに居るんだって。」

    出勤途中に携帯が鳴りました。 母からです。 「もしもし、おはようございます。」 元気な声の母でした。 「おはようございます。どうしたの?」 「あのね、さっき係の人がきてね、あたしはねもう家には帰らないで ここに居るんですって言われた。」 「(弟)からもそういう説明じゃなかった?」 「そうだったかしら。」 「お母さんこの間私にも電話かけてきてさ、施設に行くから家にある 洋服をどうしたらいいかって言ってたじゃない。だから好きにすれば 良いよって話したよね。」 「そうね、したわね。」 「お母さんはデイサービスに行かないと、家でずっと寝てるでしょ。 それじゃあ動けなくなっちゃうでしょ。だからいつも誰か…

  • 母が「迎えに来て」って

    母が入所して1日。 弟からラインが来ました。 「お母さんの動画いる?」 動画いるって何だろう。 「いる。」 入所の時の動画でも撮ったのかなと思い、ラインで動画が送られて 来ると思っていました。 そしたら、 「さっきUSBメモリー郵送した。」 え、何だろう。郵送してくれたみたいです。 どんな動画が見られるんでしょう。 楽しみです。 さらに、 「さっき電話が来たよ。今日家に帰るから迎えに来てだって。 未だに全然理解していない。」 え、もう帰りたくなっちゃったのかしら。 何かあったかな。 それとも今もショートだと思っているだけかな。 まだ入所して1日2日ですから、友達もいないでしょうし、やはり デイ…

  • 母が今日入所しました

    今日は仕事で通院介助中に父から電話が来ました。 丁度採血待ちの時間だったので、利用者さんに許可を得て 電話にでました。 「あのね、今職員さんが来てね、隣のユニットに奥さんが 来ることになりましたって言われた。」 「今日やっぱり入所だったんだ。」 「そうだね。報告でした。」 ほぼ同時に弟からもラインが来ていました。 「母入所決定。」 「いつ?」 「今。」 ついに母も特養に入所しました。 そして午後からは担当のケアマネさんからも電話が来ました。 「今日お母さまも特養の方に入所されたと(弟)さんから連絡を 頂きました。今まで色々と有難うございました。」 「こちらこそありがとうございました。」 「お父…

  • 入所はいつかな

    弟から母の入所の一報が入り、入所日がわかり次第連絡があると 思っていましたが、音沙汰無しです。 今朝父から電話が来ました。 「何だか寒波で雪が大変そうだね。」 「ここの雪はそんなでもないよ。東京も雪になりそうだね。」 「そうだね。でもここに居たら関係ないや。」 「お母さんと電話してる?」 「今もしたよ。お母さん、明日ここに来るって言ってたよ。」 「え、そうなの。(弟)から連絡ないから、本当に明日行くのかは わからないな。」 「お母さんのいう事だからわからないけどね。そっちは変わった事ない?」 「ないよ。大丈夫よ。」 「じゃあ、お邪魔しました。」 母が父に明日施設に行くと言った様です。 本当かな…

  • 遠距離介護の終わりが見えました

    父の特養入所からわずか1か月とちょっとで、母も特養入所がほぼ 決まりました。 父の脳梗塞発症から始まった私の遠距離介護でした。 その当時はまだ母は認知症の診断もなく、物忘れはありましたが 普通に生活ができていました。 両親の事を弟にお願いするのも申し訳なく、毎月上京して通院に同行 したり、私なりのできる事をやっていたつもりです。 ところが、新型コロナウイルスという厄介なウイルスが、私の遠距離 介護の邪魔をしてくれました。 職場から首都圏への移動を禁止され、両親の所に行くことが出来なくなって 2年の月日が流れてしまいました。 全く遠距離介護ができないまま、とうとう両親の特養入所が決まって しまっ…

  • 母にも入所が伝えられました。

    弟から母の入所の事を伝えられたのが昨日の事です。 日曜日なので、父から電話が来ました。 「お休みですか?」 「お休みですよ。」 「あのね、相変わらずね、困った人がいてね、もう嫌になっちゃうんだよ。」 「え、何?職員さん?」 「違うよ。同じユニットにいる女の人なんだよ。おかしいんだよ。」 「特養だもの。色んな人いるでしょう。」 「自分のお味噌汁の具をね、私のお茶の中に入れちゃうんだよ。 狂ってるよ。」 「それは嫌だね。」 「大きい声を出すと職員さんが来てくれるんだけどね、どうしようも なのかね。」 「そうだよね。それが続けば嫌になるね。」 「あのさ、昨日(弟)から連絡あったんだけどね、お母さんも…

  • 母にも特養入所の案内がきました。

    弟からラインがきました。 「特養から連絡あり。来週にはお母さんも入所できるらしい。」 えー--。 ビックリな内容です。 特養は父が入所している特養です。 夫婦で同じ特養に入所できるの? まだ第一報なので、詳しい事はわかりませんが、次の月曜日には 入所日がはっきりするとの事です。 何だか複雑です。 両親が同じ施設で安心して生活ができる事は喜ばしい事だと 思います。 ただ、母の大好きなデイサービスをここで終了させることに なりますので、母は納得してくれるでしょうか。 父のいる施設に一緒に入れるよと言えば喜んでくれるんでしょうか。 急な話でちょっと頭の整理ができません。 明日、父から電話があると思い…

  • 前庭神経炎

    昨年末からコロナによる出勤停止のヘルパーが出てきて、事業所内で 毎日の激務が始まりました。 日中は訪問で夕方まで動きぱなし、デスクワークは時間外。 そんな生活が続きました。 お正月でも請求業務は休みなし。元旦と二日で請求を行い お正月休みを3、4日でとったんです。 すこしゆっくりできると思い気持ちが緩んだんでしょうか、 3日の夜、突然めまいに襲われました。 せっかくのお正月休みだったのに、4日は病院です。 耳鼻科を受診しました。 以前にも良性発作性頭位めまい症をやったし、回転性のめまいも経験 していますが、今回は激しい横揺れのめまいでした。 眼振の検査を受け、聴力検査もした結果、診断が「前庭神…

  • 「お母さんが輝いて見えたよ」って

    昨日施設内で母と面会した父から改めて電話が来ました。 「昨日お母さんと会ったでしょ、お母さんを見た時ねお母さんが すごく輝いて見えたよ。」 「へえー-。どういう事?」 「ここにいる人達でお母さんみたいにはっきりしている人はいない からね。」 「そうよね。特養だからね。大変な人が多いでしょうね。」 「私は何でここに入れたのかな。」 「だって要介護4だもん。圧迫骨折でほぼ寝たきりのような状態 だったでしょ。自分で起きられないし、トイレにも行かれないし。 それが要介護4だからね。」 「そうかね。」 「今のお父さんは要介護4ではないよね。」 「老健にはお部屋をあけておかなくても良いって連絡したよ。 で…

  • 両親が特養で会いました

    母がショートに行きました。 父がいる特養のショートですので、今日は二人が会った様です。 父から電話が来ました。 「今ね2階でお母さんと会ってる所だよ。この前ひ孫たちの写真を 見せるのを忘れたから、今見せたよ。」 「ああそうなんだ。良かった。」 「お母さんと代わるね。」 「もしもし。」 「お母さん、ショートに行ったのね。」 「そうよ。」 「元気?食欲はある?」 「元気よ。食欲もありますよ。」 「それなら良かった。写真見せてもらったの?」 「今見せてもらいました。」 「良かったね。そこではトイレはどうしてるの?」 「トイレはねあたしのベッドの横にすぐあるの。」 「職員さんが時間になったら、トイレに…

  • 再度事業所にコロナが侵入

    福祉施設でのコロナウイルスによるクラスターが減少しない為、 県から抗原検査キットが送られてきて、週2回出勤前検査を行って きました。 正月2日に全く無症状のヘルパーに陽性反応が出て、ビックリしました。 やっと療養期間を終えて復帰してきたので、ホッとした所だったんです。 基本的には月木で検査していますので、昨日は全員陰性で業務を初めて います。 ところが一人のヘルパーさんから昼過ぎに電話が入りました。 「管理者すみません。私、何だか変なんです。」 「はい?変てなあに?」 「何だか体がだるいんです。」 「今どこにいるの?」 「午前の訪問が終わって家に帰ってきたところなんです。」 「それでどうなの?…

  • 老健のご厚意に感謝

    父があれだけ嫌がっていた特養でしたが、ある日突然職員さん達が 親切になってきたと報告があり、老健に今すぐ戻りたいと思っていた 気持ちが一変しました。 特養の職員さん達が、このまま親切に接してくれれば何の問題も無く このままこの特養にいたいと言った父でした。 個室で部屋の温度も自由に変えられるし、リハビリをやって体を 動かす事もできるし、良いところも沢山ある特養なんです。 ですから老健でいつでも帰ってきて下さいと言って下さいましたが、 自分のためにベッドをあけておかなくても、希望者がいたら空けて おかないで良いんですと父は言いました。 その旨を老健の相談員さんにお伝えしました。 「父が老健に戻り…

  • 母はまだ在宅のままで

    お正月に4日連続自宅で過ごした母を介護した弟。 弟が初めてその壮絶だった4日間を語ってくれました。 全く介護の経験がなかった弟が良く頑張ってくれたと思います。 特に同性介護ならまだしも息子が母親の介護をする事の困難を 私は仕事を通じて毎日見ています。 それが自分の家族に起こっているなんて、本当に心苦しいです。 日曜日以外は毎日ヘルパーさんがきています。 夕食を作り服薬させて、パジャマに着替えさせて、紙パンツに尿取り パットを入れて行ってくれます。 31日が大晦日でデイサービスがお休みとなり家にいた母が、普段から 出かけない日は食事が終わるとベッドに入って寝てしまいますが、この日は 昼寝の時に、…

  • 10秒で忘れる母

    父が今入所している特養のショートステイを母が利用しています。 父が特養に入所した時、入所の方のユニットでコロナ感染者が 出ていて、ショート棟の方に数日いたんです。 そんな事は知らなかったので、父は部屋にトイレがついていて とっても便利だと喜んでいました。 しかし本来入所する部屋ではなかったという事で、数日後入所の方の ユニットに移ったんです。 その途端に父の悲劇が始まりました。 部屋にトイレはなく、職員の対応がショート棟とは全く違っていて 父にとって不都合の連続となってしまいました。 母はショートしか利用していませんので、いつも快適に施設利用を 楽しんでいます。 母も特養の入所申し込みをしてい…

  • 揺れ動く父の気持ち

    老健に戻るかどうかの意思確認をして、すぐにでも戻りたいと 言っていた父です。 この連休明けに特養の方に退所の意向を伝えようと思っていました。 ところがです。 今日父から電話が来ました。 「この間ね、老健に戻る話してくれて、すぐに戻りたいって言ったでしょ。 どういうわけか、ここの職員の人たちが急に親切になったんだよ。」 「え、なに?私特養にはまだ何も言ってないけど。」 「なんだかわからないけど、気持ちが悪いくらい親切なんだよね。」 「どうしたのかしらね。どうする?親切に対応してくれるならこのまま 特養にいる?お父さんの気持ち次第だよ。」 「どうしたら良いのかわからなくなってきたよ。戻りたいところ…

  • お部屋そのまま空いています

    老健から特養に移った父ですが、どうしても特養になじめず、 とうとう体調を崩すところまで行ってしまいました。 母に電話をしてきた父。 その会話を聞いていた弟。 母が父に「元気ですか」と言ったのに対し、父の返事が「すっかり 調子が悪くなってしまった」と言った様です。 自宅にいる時父は頻繁に鼻血を出していました。 ところが老健に入所し、快適な生活を送っていたからか、1年間鼻血を 出す事なく過ごしていたんです。 しかし今回特養に移ってからまた鼻血が再発してしまいました。 鼻血の原因は明らかではありませんが、ストレスなのかもしれません。 父は毎日ストレスをためているんでしょう。 父が施設であった出来事を…

  • 父が老健に戻れるかも

    弟からビックリするようなラインが来ました。 「前にいた老健が戻る手続きできるか検討してくれるかも。」 え、え、え。 そんな事ってあるんですか。 老健から特養に移ってから、未だに父は特養になじめないでいます。 一番最初に父が家に帰りたいと言った時の事を、弟は昨年末に老健に 伝えていました。 その時年末で担当の職員さんが休みに入ってしまったので、 年明けに再度連絡してほしいと言われたんだそうです。 そして今日改めて老健の方に色々な話をしたようです。 そしたら、再度受け入れする事が可能だと返事が来たようなんです。 これはビックリしました。 弟から改めて父の意向を確認したらどうかと言われました。 たぶ…

  • このまま特養で良いのかな

    父が特養に入所して3週間が経ちました。 慣れない生活で不安が多かったところに、色々な老健との違いに 戸惑いがあり、特養の対応に頭を痛めていました。 父からの訴えを特養の相談員さんに話し、少しずつその対応が 良くなっています。 今日も父から電話が来ました。 「おめでとうございます。みんな変わりない?」 「おめでとうございます。そうねみんな元気よ。」 「あのね、職員さんのおかしな発言や行動が無くなってきたね。」 「そうなの。良かったじゃない。」 「まだコロナが終わらないみたいで、リハビリ室でのリハビリはできない んだけどね、ユニットの中だけは歩いているよ。」 「看護師さんが付いてくれるの?」 「看…

  • 出勤前抗原検査

    今日から出勤前抗原検査を実施しました。 今日の出勤は私を含め5人の予定です。 今朝早く私の携帯がなりました。 何か嫌な予感です。 「おはようございます。管理者、私陽性でした。」 「えー--。何か症状あるの?」 「熱は無いですし、そう言われると喉が少し変なのかなっていう程度ですよ。」 「いやービックリだね。これ検査してなかったら普通に出勤してさ、明日 あたりに熱発して検査して陽性だったって事になるんだよね。こうやって 広がるんだね。」 「どこで感染したのかわかりません。」 「でも今日から休んでください。」 「施設長に報告しますね。」 「すみません。ご迷惑おかけします。」 「検査して正解ですね。ゆ…

  • 新しい年を迎えて

    明けましておめでとうございます。 今年も介護ブログを続けていきたいと思っておりますので、よろしく お願いいたします。 数人の方にしか読んではもらっておりませんが、両親への私の 思いをこれからも綴りたいと思いますので、良かったらたまに 覗いて見て下さいね。 次の父からの電話は3日だと思います。 何を語ってくれるんでしょうか。 介護施設のコロナ感染が増える一方のわが県。 症状が出る前に次々と感染していくことを何とか防ぎたいという 意図だと思いますが、県から検査キットが郵送されてきました。 1月から週2回、出勤前に自宅で検査をする事が義務づけられました。 陰性を確認出来たら出勤です。 万が一陽性にな…

  • 職員さんが少しだけ寄り添ってくれたかな

    特養で決められた水分量(1500)をなかなかクリアする事が できない父です。 無理強いされ、結局下痢をしてしまい、私にSOSの電話をかけて 来たのが数日前です。 そのままにしておかれないと思い、私が施設に問い合わせをして 強制的に飲ませるような行為はなくなったと言ってたのが一昨日 の事でした。 それでも色々なところで、父には辛い出来事が続き、このまま 特養にいたくないと言われてしまいました。 特養では個別ケアをあまり行っておらず、どこの特養に行っても 同じ対応になると言われ、私は父には特養は合わないと思い始めて いたところです。 ケアマネさんからのたまたまの電話で、父の現状を話し相談に 乗って…

  • 父は特養に合わないのか

    父から電話が来ました。 「水分を強制する事がなくなったけど何か言ったの?」 「言ったよ。水分を摂りすぎて下痢をしてしまった様だけど、 それでも決まった水分量を飲まなければならないんでしょうかって」 「それは良くなったんだけど、他の事でも色々あるんだよ。」 「きりがないね。」 「今度はね、今は車いすを卒業して歩いてトイレに行かれる様に なったんだよね。朝ねトイレに行こうと思ったら、順番にまわる から一人では行かないでくださいって言うんだよ。」 「それは転倒のリスクがあるからね。それは言うかもしれないね。」 「でもユニットに一人の職員で大変でしょ。いつ来るかわからない職員を 待っていたら漏らしちゃ…

  • 父が心配

    特養に入所して17日。 今はどうしているんでしょうか。 私の休みに施設から電話をくれる父です。 出勤の日には、私に遠慮して電話はかけてきません。 何かあっても我慢しています。 特養に入所してから、毎日が不安です。 それは私もですが、一番は父だと思います。 ユニット型の特養に入所しましたので、ユニットの職員さんはいつも 同じです。 一度父の要望を施設にお願いしたところ、ほとんどの職員さんは 対応を変えて下さったようです。 しかし一人だけまだ父に辛く当たる人がいる様なんです。 お父さん大丈夫かな。 明日は私の公休日だと伝えてありますので、その後の様子を知らせて くれるはずです。 少しでも良いから父…

  • 特養の相談員さんからの電話

    今日は先日電話でお話した相談員さんが電話をくださいました。 要件は2点ほどありますと言われました。 まずは先日話題となった水分量についてでした。 施設では1日に1500の水分摂取を目標としていると言っていました。 もちろん食事の水分を含めての1500です。 父の場合1000にも満たない量しか摂取できていないとの事です。 数字だけみたらやはり他の人と比べて少ないと感じられてしまうのかも しれません。 水分を摂ってしっかり食べて運動して健康に過ごして頂く事を 目標にして取り組んでいるとの説明でした。 それは十分承知のうえです。 施設でもお茶やココアといった様に変化をつけて水分を提供して 下さってい…

  • 父から怒りの電話です

    2日間で3回目の電話が父からきました。 話する話題があるから電話があるんです。 急に私の方が不安になりました。 「ごめんね、何回も。あんまり腹が立ったから電話しちゃった。」 「良いよ。大丈夫よ。どうしたの。」 「水分の事なんだけどね、この前も少し話したんだけど、今日は とうとう下痢しちゃったよ。」 「あ、この前言ってたよね。決められた水分を飲まされるって。」 「そうなんだよ。強制的に飲ませようとするんだよ。そんなに飲めない のに無理やり飲ませて下痢してね。もういじめにあってるみたいだよ。」 「ダメだね。」 「牢獄にでも入っている様だよ。地獄だね。」 「困ったね。水分量の考え方をちょっと聞いてみ…

  • 体調不良が続いてる

    www.maple-enkyori.com 昨日伝えたい事がたくさんあって、全部を伝えられるかわからないと 言っていた父から、2回目の電話がありました。 「ここにね、変な人がいるんだよ。」 「特養だからね、認知症の人もいるでしょうね。」 「それがね、この間寝てたら頭をなでられてね。ビックリして思わず 出て行けって怒鳴っちゃったよ。そしたら職員さんが飛んできてね、 部屋に連れて行ったけどね。」 「男の人?」 「女の人だよ。」 「部屋のドアってあるんでしょ。」 「あるよ。開けて入ってきたんだよ。」 「それは困ったね。」 「認知症だって言ったって、お母さんはそんな事しないでしょ。」 「お母さんの認知…

  • まだ落ち着かない父

    先日父が入所した特養に電話をしてから初めて、今日父から電話が ありました。 「おはようございます。今日はね話したいことが沢山あってね、 全部話せるかわからないや。」 「そんなに色んな事があったの?」 「昨日ねお母さんに会ったよ。」 「そうか。良かったね。」 「15分くらいだったんだけどね、楽しかった。ラインで送られてきてた ひ孫たちの写真を見せようと思っていたのに忘れちゃった。」 「そうよね。お母さんにも見せたら喜ぶよね。残念。」 「この次は忘れない様にするよ。」 「よろしくね。」 「それからね、ここの2階にリハビリ室があるんだけどね、今度は2階で コロナが出ちゃったから、リハビリ室に行かれな…

  • 新規の依頼を受けられない

    最近他事業所のケアマネさんから新規利用者さんのご依頼が 結構来るんです。 市内のヘルパー事業所で要支援1・2の訪問型の利用者さんを 受けてくれる事業所は特に少ないんです。 全国展開しているような大きな事業所さんは要支援の利用者を 受け入れしません。 おそらく利益にならないからなんでしょうね。 社会福祉法人の事業所では受け入れしています。 それ以外の民間事業所では受け入れする所としない所があります。 そもそも訪問介護員のなり手がいないのが現状で、市内の事業所で 今月で事業をやめるところがまた出てしまいました。 先月も1か所、来月も1か所。 利用者さんはもちろん困りますが、それ以上に気の毒なのが …

  • 特養に電話をかけました。

    www.maple-enkyori.com 昨日の続きです。 特養に入所して約10日。 父が特養を退所して自宅に戻りたいと言いました。 せっかく入所した特養だったのに、とんでもない事が起こっていました。 その出来事を同職の職員に話をすると、口をそろえるようにみんなが 「それは虐待でしょ。」という意見がほとんどでした。 そうですよね。 父が虐待を受けていると思いたくない所がありましたので、自分の 中では虐待じゃないと思う自分がいました。 でもやっぱりこのままじゃいけないと思い、施設に電話をかける決心を しました。 朝9時すぎに電話をかけました。 今日はまたまた施設の相談員も担当ケアマネも休みで、…

  • ショック。父が家に帰りたいって

    特養に入所して1週間が経ちました。 入所当初生活しにくいと良いならも、良いところもあると話して いたんです。 ところが今日の父からの電話が・・・ 「おはようございます。1階の部屋から3階の部屋に来たんだよ。」 「ああ、コロナで入れないから1階のお部屋で仮住まいしていたん だったね。」 「3階に来てね、1階との対応の違いに唖然としてしちゃったよ。」 「え、ユニットで対応が違うの?」 「昨日ねマカロニサラダが出たんだけどね、冷たかったから少し温めてほしいって言ったんだよね。そしたらこれは冷たいまま食べるものだから、温められませんって言うんだよ。」 「あら、そんな事言ったんだ。」 「ずっと温めてもら…

  • コロナが猛威を振るっています

    我が法人職員のコロナ感染が全く減りません。 特養の職員が次々と感染し、9月から月1回の会議も書面のみ となってしまい、在宅グループで開催する学習会も資料の配布 で終わるといった現状です。 職員の感染でショートステイの受け入れも中止になり、ショートに 行くはずだった利用者が家に残され、結局ヘルパーさん訪問して 下さいって事に。 介護者さんも休めません。 当たり前の事だと思いますが、毎日昼食の準備をして仕事に出かける 事って大変なんですよ。 置いたおかずをヘルパーに見られると思ったら、やっぱり気をつかって いると思います。 カップラーメンを置いて行く介護者さんはいませんからね。 私だったら挫折して…

  • 特養に入所して5日

    父から電話がありました。 「ここに来てまだ5日だからね、結論には早いかもしれないけど 生活しにくいね。」 「それはそうでしょう。1年もいた施設と同じじゃないんだからね。」 「でも良い事もあるんだよ。部屋についているトイレの手洗い場に お湯が出て最高だね。これは今までない事だよ。」 「へーー凄いね。トイレには歩いて行けるの?」 「ベッドからトイレまでに手すりを置いてくれたから、つかまって 行けば歩けるよ。」 「歩行してトイレに行かれるようになるなんて、特養じゃない みたいだね。」 「でも一人では危ないから行かない様に言われてる。」 「職員さんを呼ぶんだ。」 「そう。でも日中でも3人くらいしかいな…

  • 94歳で初入れ歯

    父が特養に入所して3日が経ちました。 どんな生活を送っているんでしょう。 そういえば父からの電話の時に言ってた事を思い出しました。 入所して当日、職員さんから言われた事がありました。 それが入れ歯の作成だったんです。 何歳の時に歯を失ったかはわかりませんが、人生で一度も入れ歯を 作った事がないんです。 医者嫌いも理由の一つですが、でも一番は金銭的な理由だったと 思います。 「お母さんに食事を作ってもらえば、歯が無くても問題ない。」 そう言っていた父でした。 母も父のために食事の柔らかさには気を遣って調理していたんだと 思います。 母が認知症になって食事が作れなくなっても、ヘルパーさん達や デイ…

  • 父が特養に入所しました

    昨日無事に父が特養に入所しました。 無事にと思っているのは私です。 父はどう思っているんでしょうか。 昨日入所当日の夕方父からの着信がありました。 しかし出る事が出来なかったので、しばらくしてこちらから 掛けなおしたんです。 でも繋がりませんでした。 今日の朝父から電話がありました。 「おはようございます。昨日は電話に出られなかったのよ。」 「そうなの。今は大丈夫なの?」 「大丈夫よ。お休みだから。」 「昨日ねここに来たんだけどね、何かと不便だね。どうしても今まで いたところと比較しちゃうからね。まだここがどうなんだかは分からないや。」 「それはそうだよね。」 「部屋は狭いね。やっと車いすが回…

  • 95歳のおばあちゃん。今の時代。

    自宅で一人暮らしをしている95歳のおばあちゃんの所に 訪問しました。 少しずつですが認知症状も出てきています。 でも週1回の家族の訪問と週3回のヘルパーの訪問で何とか在宅生活を 継続されています。 ヘルパーは調理と掃除で訪問しています。 調理しながらお話もします。 その中でそのおばあちゃんがまじめな顔で言った言葉がちょっとビックリ 発言だったんです。 「今の世の中一体どうなってるもんなんだかな。」 「どうしましたか?色々な事ありますからね。」 「死んだ人が話しかけてくるようになったんだから、今の時代って すごいと思わないか?」 「え、そ、そうなんですか。」 「仏壇にいるはずなんだけど、ここにも…

  • パートヘルパー争奪戦

    日ごろからヘルパー不足で、毎日時間に追われ忙しい日々を送っています。 そんなときに、市内のヘルパー事業所で今年度で事業をやめると聞こえて きました。 その事業所に利用者を依頼していたケアマネさんから、その利用者を お願いできないかという話で分かりました。 え、事業所をやめる? じゃあそこのヘルパーさん達は仕事どうするの? すぐに私の頭の中に 引き抜き がよぎりました。 と思った時にそのケアマネさんが、 「そこのヘルパーさん達の争奪戦がすでに始まっていますよ。」 やっぱり。 出遅れました。 ヘルパー不足で事業が成り立たなくなったんでしょうか。 すこし前までは比較的大きな事業所だったはずです。 何…

  • お迎えが来ても断ったって

    90歳のおばあちゃんを通院介助した時のお話です。 昭和7年生まれの90歳。 信じられないくらい元気なおばあちゃんです。 病院には血圧の薬とコレステロールの薬を貰いに行っています。 体調は至って良好。 田舎の病院は高齢者の集会場みたいな感じです。 お友達同士の会話が行きかっています。 その時におばあちゃんがお友達と交わしていた会話がとっても 面白かったんです。 「お互い一人になってしまったね。さみしいよね。」 「でもあんたは若い人達いるから良いね。」 「若い人達の邪魔にならない様に生きてるよ。」 「邪魔にはしないでしょ。」 「そう思って頑張っているけどね。おじいちゃんお迎えに来ないか。」 「あた…

  • 父の特養入所日決定

    昼過ぎに弟からラインが入りました。 「父の入所日12日に決定。」 色々な手続きも終わった様です。 仕事中で話もできないので、夜電話する事をラインで伝えました。 夕方訪問中に電話がなりました。 鳴ったのは利用者宅で、着信音を聞いた利用者さんが電話が鳴っていると 教えてくれました。 でも出る事ができず、確認すると父からの電話でした。 これは父にも入所が伝えられたなと思いました。 訪問が終わってすぐに父にかけなおしましたが、出ませんでした。 仕事が終わってから、まず弟に電話をしてみました。 施設の説明を聞き入所の手続きが完了したとの事でした。 重要事項説明を聞き契約書にサインをしてくれました。 施設…

  • 明日が父の特養入所説明の日

    日曜日に父から電話が来た時点では、まだ特養入所の話が伝えられて いない様でした。 明日は弟が入所説明を受ける日です。 父からも弟からも連絡は来ていませんが、もう父本人に入所の事は 伝わっていると思います。 今いる老健では父も居心地が良く、不平や不満もあったとしても 我慢ができる程度の物で、快適な生活を送っています。 老健と特養ではやはり違いがあると思います。 父はリハビリをしていくらでも体力が向上する事を望んでおり、 老健でのリハビリも楽しんでやっていたと思います。 特養では老健のようなリハビリは行わないと思います。 でも今回入所する特養は、我が法人の特養とは違い、やはり新しい 考え方が取り入…

  • 父に特養入所は伝わっていなかった

    昨日父が入所申し込みをしていた特養から、入所の順番が来ましたと 弟に連絡が来ました。 3か所の特養に申し込みをし、今回順番がきたのが一番新しいユニット型 個室の特養だったんです。 利用料金が従来型の多床室と比べたらかなりの高額になります。 でも弟は断らずに入所の手続きをお願いしたと言っていました。 私もその施設に問題は無いので、入所の方向で良いと納得しています。 連絡が昨日の夕方の事だったので、父本人に伝わっているかはわかりません。 今日日曜日なので、電話でその話があると思っていました。 ところが今朝の父からの電話では入所の話はありませんでした。 まだ父には伝わっていない様です。 明日には伝わ…

  • 父の特養入所の順番がきました

    いつもはラインで連絡が来るのに、今日は夕方弟から電話がかかってきました。 ドキッとします。 「ほんの5分前に特養から電話がきて、男性に空きが出たのですぐに 入所ができますって。」 「え、そうなんだ。それで入所するって返事したの?」 「したよ。順番がきたんだから行った方が良いよ。」 「ユニット型個室だから、お金はかかるね。」 「まあ何とかするしかないよね。」 「いつ入所になりそうなの?」 「来週の水曜日に説明を聞きに行くよ。」 「本人にはもう伝えたのかしら。」 「それは老健の職員が伝えるんだろうね。」 「そうだよね。お母さんがショートに行ったときは会える様になるかな。」 「どうだろうね。配慮して…

  • 行くところがない利用者さん

    毎日訪問している難病の利用者さんが、病気の進行からか一人で 動く事が困難な状態になってしまいました。 一人暮しを貫いてこられましたが、とうとうそれが難しい状況に なってきたんです。 私たちは常に誰かがいる環境で過ごされることをお勧めしていますが、 施設や病院は自由がきかないので、行きたくないと言って拒否されて いました。 しかし今回は難しい状況です。 日中は各関係事業所が交代で支援しますが、夜中はどうしても 一人になります。 今までも排泄はパットを使用して無理な事はしないで朝まで過ごされ ましたが、それも更に難しくなりました。 ところがいざとなると、どこにも行くところがありません。 病気の進行…

  • 訪問忘れが続いてる

    年金受給開始年齢が65歳となり、それに伴って職場の定年も 65歳へとなってきています。 我が法人ではパート職員は70歳になりました。 私たちの事業所でもそうなります。 なかなか人手不足が解消されない事業所ですから、できるだけやめないで 続けてほしいのがやはり本音です。 ところが困った事も発生しています。 そうです。タイトルにもしましたが、高齢ヘルパーが訪問忘れをしてしまう事 が多くなっているんです。 忘れた原因を確認すると、やらなければいけない訪問確認の作業を怠って いたためとか、思い込みだったり、見ていなかったという簡単な事がミスに 繋がっています。 基本的な事をやらないで忘れてしまうんです…

  • 困った親子喧嘩

    我が事業所は介護保険の訪問介護と、障害者の訪問もやっています。 高齢の親と障害を持つ子供の両方が利用者になっているご家庭が あります。 今日訪問したヘルパーから、予定していた援助ができなかったと報告が ありました。 どうしたかと思ったら、今までにないくらいの親子喧嘩をしており、 全く手の付けようがなかったと言っていました。 今日は食材の買い物を行う日です。 障害の娘さんが買ってほしい物をリストに書いて、調理に使う食材は ヘルパーが冷蔵庫の中を確認して購入してきます。 寝たきりのお母さんは歯が悪く刻み食をヘルパーが準備し、食べる時に 娘さんにレンジで温めて出してもらっています。 週に1回の買い物…

  • 感染を免れた母

    www.maple-enkyori.com 先日ショートに行って、再び施設内にコロナ感染者が出てしまい、 母が濃厚接触者になったと連絡が来てきました。 ハラハラしていましたが、今回は感染せずに無事に帰宅した様です。 今日は日曜日ですから父から電話がきました。 「おはようございます。みんな変わりないですか?」 「おはようございます。そうね、変わりないですよ。」 「今お母さんに電話したら、もうベッドに行こうと思ったところって 言ってたよ。」 「あれ?家にいた?」 「家だと思うよ。」 「お母さんね、またショートでコロナが出てね、今回も濃厚接触者になった って連絡が来てたのよ。でも家にいたって事は陰性…

  • 災害の思い出を残す事

    今日訪問した利用者さんは経営コンサルタントをされていた方です。 経営者の方達が先生と呼ぶほど、その講習会は盛況だった様です。 調理の援助で訪問していますが、ヘルパーが調理している時も いつも話がとまりません。 今日も「なるほど」と思う話をしていました。 あくまでも個人の考えですよ。 日本海中部地震で大きな津波が発生し、東北各所に甚大な被害が でました。 そしてその津波で起こった災害を、後世にまで語り継がれるように 色々な物がそのまま残される事となりました。 その中には建物そのものを残す事になったところもあります。 そこに住む住民の希望で残す事になったと思います。 しかしその判断が遠い将来にその…

  • また母にコロナの危険が迫っている

    すでにコロナに感染してしまった両親です。 私が上京する手段として公共の交通機関をどうして利用しなければ なりませんので、コロナ感染する前は心配で上京できませんでしたが、 感染してしまってからは、少しホッとした部分もありました。 でもどんどん変異株が出てきて、結局型が違えばまた感染するんだと いう事でホッとしたのもつかの間でした。 そして弟から今日も連絡がありました。 「またショートで職員のコロナ感染があって、早速濃厚接触者に なったって連絡来たよ。」 「えー-。型が違えばまた感染する可能性があるじゃない。」 「今日の抗原検査では陰性だったってさ。」 今日は、ですよね。 二度もショートでコロナ感…

  • パーキンソンの張り薬を検証

    今日もパーキンソン病の続きです。 パーキンソン病を発症して10年になる利用者さんが、今回の受診で 担当医師が変わり、今まで処方されていた内服薬が貼り薬に変更されました。 内服薬の時は薬が切れる時間があり、体が全く動かなくなる事が1日に 何時間もありました。 今度の医師曰く、貼り薬は24時間持続するので、この方が良いのでは ないかという事で変更した様です。 医師が次回の受診に、今回の貼り薬の効果を報告してもらいたいと 言いました。 貼った場所によって効き目が違うのかどうか、 1日のうちでいつが動きが一番良いか、逆に悪いのか。 毎日朝に貼りかえをします。 その効果の出方を検証してほしいと言われたん…

  • 病気の症状なのか、そうじゃないのか

    薬の副作用はどんな薬にも多少はあるものだと思います。 病院で処方された薬の薬情を見てもほとんどの薬に副作用の 記載があると思います。 実際にはほとんど感じられませんけどね。 パーキンソン病の治療薬にはすこし厄介な副作用があります。 パーキンソン病そのものにもある症状ですが、それが幻覚です。 長年パーキンソン病で療養されている利用者さんが、治療薬を 内服薬から貼り薬に変更されました。 変更して数日がたった頃、朝早く事業所の携帯に電話が入りました。 出勤途中の運転中だったので、電話に出る事はできませんでした。 定時に訪問をすると、すぐに 「今朝の騒ぎは何だったんですか?」 突然そんなことを言われて…

  • 母の食べ物に問題があった

    母に思わぬ事が起こっていました。 私が通院のたびに上京していた3年前にも言われていましたが、 糖尿病には注意しなければならなかったんです。 母は昔から朝食はパンとバナナとコーンフレークが定番でした。 それを何十年も続けていたら、糖尿病予備軍になってしまったんです。 それから朝食のパンは止めてコーンフレークにしていたんです。 砂糖なしのプレーンで。 それだけでもだいぶ良くなったと思っていたら、大きな間違いでした。 元々食べる事が大好きで好き嫌いも無く、何を食べても美味しいと 言っている母です。 食事以外にも果物も好きで、何かしら食べていました。 今回血糖値の話が弟からきたので、なんでそんな事にな…

  • 父の特養入所が近づいている

    弟からラインで連絡がきました。 「Bホームの入所説明と内覧へ行ってきた。入所の手続きをお願い してきたよ。でもまだ本人面接はしていないから確定ではないけど。」 先日は母がショートステイを利用している特養からアクションがあって もしかしたら母と一緒に入所できるかなと思っていた所でした。 今日は日曜日で父からも電話が来ていました 「昨日ね、お母さんがショートステイでお世話になっている特養の 人が来てね、面談していったよ。採血や心電図とか健康診断もこの あいだやったんだ。」 「そうなんだ。」 2か所の特養からそれぞれの順番が近づいてきたようです。 Bホームでは弟が母の申請書ももらってきたと言っていま…

  • 飲みすぎればドリンクも体に悪い

    一人暮しでまだ70代の利用者さん。 夏の脱水で入院され、在宅に戻るならヘルパーを利用する様に 医師から言われて訪問が開始されました。 訪問開始当初はまだ認知症状もそれほどでもなく、食事の援助をすれば まあ一人暮らしも十分可能な状態でした。 若い時働いた人なので年金も普通より高く、通信販売で色々な物を 買ったりサプリメントを飲んだりしていました。 いつの頃からか置き薬の薬屋さんが、栄養ドリンクを箱で置いて行く 様になりました。 もちろんご本人が注文して始めたのは確かです。 最初は1日1本しか飲んでいなかったと思います。 置き薬の薬屋さんて半年に1回くらいしかこないので、来るたびに 大量にドリンク…

  • 髪の毛を乾かしてあげる事

    ちょっとした良い話。 毎年高校生が夏休みにインターンシップでデイサービスに来てくれます。 主に福祉に興味があって、社会に出る前に仕事の場を体験し、現場を知るための 機会として来てくれます。 以前は泊まり込みで来てくれた時もありました。 最近はコロナ禍だからでしょうか、通いで5日間程度来てくれます。 その中に、ちょっと他の生徒と違う子がいました。 その子はいわゆる引きこもりで学校に行かれなくなってしまった子でした。 たぶん先生の配慮でインターンシップに参加したんでしょう。 おそらく学校生活にはなじめず、ずっと学校にも行っていない状況だった んだと思います。 常に自分を見つめ必死で何かを探している…

  • なり手がいない訪問介護員

    介護職にも色々あります。 施設の中で入所者の方達のお世話をする人、日帰りの通所で介護を する人、さまざまあります。 介護職を希望し法人に入社する新人さんたちにどの職場で働きたいかを 聞くと、高齢者施設が良いとか障害者施設が良いとか言われ、具体的に 施設とかデイサービスとかグループホームと答える人は少ない様な気が します。 訪問介護員なんていう人はほぼ皆無でしょう。 それはそうですよ。 数人の職員と一緒になって、仕事を見て学んでいくような職場であれば 新人さん達にとってはとても覚えやすく環境も整っているのではないで しょうか。 でも訪問介護員はそうはいきません。 現場は一人きりです。 すべて一人…

  • 90代を楽しんでる母

    一昨日の誕生日に電話をしたら、何とトイレの真っ最中。 仕方なく電話を切って夕方にかけなおすも応答なし。 それは想定内でした。 昨日電話をしましたが出てもらえず。 まあこれも想定内かな。 今日やっとゆっくり話しができました。 その前に父から電話です。 「今日はお休みですか?」 「お休みですよ。」 「こちらは変わった事なかったよ。そっちは?」 「大丈夫だよ。みんな元気よ。」 「お母さんにお誕生日の電話したら、たまたまトイレにいたから、 何歳になったか聞きたかったんだけど聞かないで電話切っちゃった わよ。」 「ああ、誕生日にかけた時、今日は何の日ですかって聞いたら、 誕生日ってわかってたよ。」 「ほ…

  • 母の誕生日です

    今日11月11日は母の92歳の誕生日です。 自分の誕生日をわかっているんでしょうか。 今日は金曜日ですからデイサービスに行く日です。 朝なら電話に出てくれるかなと思い、朝の申し送り後に電話を かけてみました。 出ました。 「もしもし、おはようございます。」 「おはようございます。」 「お誕生日おめでとうございます。」 「ああ。どうも有難う。」 「今日はデイサービスに行くんだよね。」 「そうですよ。あたし今トイレなの。」 「あら、そうだったんだ。じゃあ気を付けて行ってきてね。」 「はい、わかりました。ありがと。」 って、トイレ中に電話に出ました。 トイレにも携帯を持って行ってたんだ。 それにビッ…

  • ポジティブな声掛けに心がけたい

    定期受診を終えて帰宅したおばあちゃんがなんとなく浮かない 表情をしていました。 おばあちゃんには糖尿病があったんですが、受診で何かを言われて きたんだなというのはわかりました。 「どうしました?元気ないですよ。」 「病院で言われたことがね。」 「食べちゃいけないとか言われましたか?」 「そう。それだけじゃないよ。あれはダメこれもダメって ダメな事ばっかり並べられたんだよ。」 「それは落ち込みますよね。」 「食べすぎはダメ。甘い物ダメってさ。」 「ああ、そう言いますよね。なんでそんなマイナスな言い方を するんでしょうね。」 おばあちゃん達は大抵仏壇には数多くのお菓子を乗せています。 お菓子が無く…

  • 事業所に警察から電話があった

    先日包括の担当さんから紹介され、新規契約で訪問した利用者さんが いました。 ヘルパー利用の依頼者はご本人ではなく、いつも面倒をみてくれて いた甥っ子さん姪っ子さんでした。 御本人はかなり病気が進行していましたが、ヘルパーの援助を 頼むほどではないと思っておられました。 でも姪っ子さん達は無理をしないで大事にしてもらうためにヘルパーを 利用したらどうかと提案していたんです。 契約に伺うと、重要事項の説明もちゃんと理解して聞いて下さり、 利用も前向きに考えていられるような印象でした。 しかし実際にはあまり体調も良くなくて、契約書や重要事項説明書の 署名欄に住所やお名前を記載する元気もありませんでし…

  • 本当は具合悪いんでしょ

    毎日排泄介助で訪問しているおばあちゃんは、娘さんと女の孫さん との3人暮らしです。 娘さんはおばあちゃんの事をいつも心配しています。 でも仕事はしなければなりませんから、寝たきりのおばあちゃんを 一人置いてお出掛けになっています。 お孫さんの部活動で地方に出かける時はおばあちゃんをショートステイに お願いしています。 でもコロナ禍で、家族が地方にお出かけになると施設から数日の自粛期間が 必要だと言われます。 娘さんは孫さんの事とおばあちゃんの事の両方を考えながら色々な判断を しなければなりません。 ある時おばあちゃんの施設を優先して孫さんの部活に参加しなかった 事がありました。 そしたらお孫さ…

  • 両親の入所が近づいたかな

    久しぶりに弟からラインで連絡が来ました。 「この間入所申し込みをした施設から、診断書の提出依頼が来た。」 半年ぐらい前だったと思いますが、毎月母がショートステイでお世話に なっている特養に両親の入所申し込みをしていました。 かなりの人数の待機者がいると聞いていました。 母は特養よりも同系列のグループホームの入所を待っています。 でも今回の依頼は特養の方からの様なんです。 半年ほどで入所できるような待機者数ではなかったはずです。 詳しい事はまだ何もわかりませんが、とりあえず提出すると思います。 でも少し不安要素があります。 ここの特養はまだ新しい施設で、ユニット型個室のみなので、料金が 従来型多…

  • 最期の望み

    私たちが訪問している利用者さんの介護者である旦那様が、少し前から 体調が思わしくなく、受診し検査したところ大変な病気だった事がわか りました。 そして悲しい事に余命宣告されてしまいました。 この旦那さんは定年後もお仕事されていて、日中不在です。 お仕事から帰宅すれば奥さんの代わりに家事もやっていました。 そんな旦那様にも楽しみがあって、ギターと車を趣味として自分の 時間を過ごされていたんです。 先日の訪問日、利用者さんから信じられない事を聞いてしまいました。 「お父さんがね、また車買ったみないなのよ。」 「え、今ですか。」 「そうなの。困ってしまったわ。何を考えているのかしら。」 そう思われま…

  • リハビリとマッサージが戻ってきた

    新型コロナウイルスが施設の利用者や職員にまで感染が広がり 施設サービスがほとんど停止してしまっていた父がいる老健。 やっと元通りのサービスが提供できるようになった様です。 一番ひどかった時は、入浴はもちろん着替えもさせてもらえず、 着替えをさせてもらえる様になっても体は拭いてもらえず、 そんな生活が1か月ちかく続いてしまいました。 少しずつ回復がみられ、やっと着替えさせてもらった、やっと お風呂に入ったと徐々に普段通りになっていきました。 そして今日の父からの電話です。 「やっとリハビリやマッサージをやってもらったよ。」 「良かったね。」 「忘れたころにやってもらったよ。久しぶりだね。」 「特…

  • 契約をカメラで見られていた

    まあ時代なんでしょうね。 介護保険制度は利用者と事業所が契約を交わさなければなりません。 自分で契約する事が困難な場合は代理人さんの立ち合いで契約を していただきます。 代理人さんは同居のご家族ばかりではなく、遠方にいるご家族に お願いする事も多々あります。 契約に立ち会えない場合は契約書類(契約書・重要事項説明書等)を 郵送してサインをお願いする様にしています。 そんな契約を、知らないうちにカメラで見られていた事がわかりました。 利用者さんと娘さんが同席して契約したんですが、その様子を 息子さんにも見せたかったからという事でした。 見られて都合の悪い事はありませんが、でもちょっと一言知らせて…

  • 知り合いが認知症に

    訪問介護の事業所を立ちあげし、最初にパートヘルパーとして採用された 元同僚が認知症の診断をうけた。 何かとってもショックです。 母が認知症になっても年齢相応だったので受け入れる事ができました。 でも今回は一緒にヘルパーとして働いていた同僚の認知症です。 年齢はまだ70そこそこじゃないでしょうか。 20数年前は事業所中で一番体力のあるヘルパーさんでした。 山が大好きで、山菜採り・きのこ採り・たけのこ採りで体を鍛えて いたと思います。 若いヘルパーもついて行かれないくらい体力のある人でした。 料理は群を抜いて上手かった。 お母さんが認知症になりヘルパー利用者になった時、自分の言う事を 全く聞かない…

  • 母の頭を活性化

    今もショートステイ中の母です。 今朝も朝食前に電話をくれました。 電話が鳴ったので出たら切れてしまったので、すぐに掛けなおすと 出てくれました。 「おはようございます。電話くれた?」 「今日はまだくれませんよ。」 「違うよ。お父さんじゃなくて、お母さんが私に電話くれたの?」 「え?あたしが?どうだったかしら。」 まあこの辺は短期記憶無しの母です。 「これから朝食で、今ここに来たのよ。」 「食堂に来たところなのね。」 「そういう事。」 「毎日レクリエーション活動やっているんでしょ。」 「そうね、ゲームやったり楽しいですよ。」 「家にいて寝てるよりずっと良いね。」 「そうかもね。毎日色々な事やるか…

  • とうとう休日出勤に

    今朝目覚ましが鳴ってまもなく電話がありました。 常勤ヘルパーからでした。 土日に息子さん家族が泊まっていき、月曜日まで一緒に過ごし ましたが、昨晩から息子さんが体調を崩し熱発してしまった との事でした。 自宅にあるキットで検査をしたところ何だか怪しい結果が出た との事。 すでにヘルパー二人が感染し休んでいる状況で、もう一人。 これはもう訪問が破裂です。 私が公休日を返上して出勤するしかありません。 とうとう休みもとれなくなりました。 出勤すると、何だか更にあわただしい雰囲気。 デイサービスでも二人が感染で、もう二人が熱発で検査予定との事。 ショートステイでも発生。 グループ内で大変な事になって…

  • 1日の移動距離が最高だった

    うちの事業所は田舎の訪問介護事業所です。 実家でお世話になっているヘルパーさん達は自転車で訪問にきます。 ケアマネさんも自転車できます。 私たちの移動手段は99%が車です。 以前街中にいる時は自転車で訪問したこともありましたが、今はほぼ 車です。 コロナ陽性のヘルパーが出てから訪問がたてこみ、お昼もそこそこに 移動して訪問しています。 私たちは移送事業も行っていますので、1人のヘルパーの移動距離が 1日200キロになる事もあります。 それは病院の往復がいくつもあるとそうなります。 今日私は病院の移送は1回も無く自宅訪問だけの移動だったんですが、 運行日報を書いてビックリしました。 85キロも移…

  • 実家は安定、仕事は戦場

    日曜日ですから、ちゃんと父から電話が来ました。 父の体調は安定しています。 昨日母から私の所に電話が来たことを話しました。 ショート中だった事は父は知っていました。 でも今日電話したけど出なかったと言っていました。 母は私にはかけてきましたが、父にはかけなかったんでしょうか。 ちょっと寂しそうな父でした。 どうです。 平和な実家の両親ですよね。 ところが仕事の方は大変な事になっています。 先日コロナ感染が分かった利用者さんを病院に連れて行ってくれた ヘルパーさんが、今朝の抗原検査で陽性がわかりました。 介助を行ってから4日目の発症でした。 昨日の検査までは陰性で無症状。 今朝も無症状でしたが陽…

  • 母が電話をくれました

    丁度お昼頃電話が鳴りました。 母からの電話でした。 母が電話をかけてくる事は最近めっきり減りましたので、ちょっと ビックリしました。 「もしもし、こんにちは。あたしね、今デイサービスに来てるのよ。 これからお食事を頂くところ。」 「そうなんだ。電話くれるなんて珍しいね。」 「一応そちらにも報告しておこうと思ってさ。」 「え?今日土曜日だからデイサービスじゃないでしょ。もしかして 泊まりに来たんじゃないの?」 「そうですよ。楽しませてもらっていますよ。」 「ショートステイね。楽しいんなら良かった。」 「(弟)がね、本当によく面倒みてくれてね。有難いわよ。」 「私もそう思ってるよ。」 「じゃあね。…

  • 認知症の診断をもらいました

    www.maple-enkyori.com 先日の通院で、医師から生活状況の見直しを提案されたおばあちゃん。 ケアマネ同行で再度受診をしました。 今朝出勤したばかりのケアマネさんが、おばあちゃんの受診で医師に 何をどのように話をしていけば良いのかを考えたら眠れなかったと言って いました。 ケアマネさんも行政の担当さんも、認知症の診断を頂く事でグループホーム に入所申し込みをしておきたいと考えていました。 認知症の診断を頂くためには脳神経外科に行って頭の検査をしていただき 正しく診断してもらいたかったんです。 ところが内科の主治医に言われたのは、脳外科で検査をして薬を貰っても 認知症は良くならな…

  • なくならないコロナ感染

    夕方パートヘルパーさんから事業所の電話に報告がありました。 「今ケイさんのお宅に来たんですけど、横になってて動けない状態で、 検温したら38.3の熱があります。どうしたら良いですか。」 「ケアマネに報告して再度電話しますので、ちょっと待っててください。 一回電話を切ります。」 担当ケアマネが外出中で、事業所にいませんでしたが、すぐに連絡をとって もらう事が出来ました。 担当から主治医に電話したら、すぐに診てくれるとの事だったので、 訪問したヘルパーにそのまま通院介助をお願いし病院に向かってもらいました。 今周りでは感染者はいません。 でもよく考えると、先週金曜日に不幸事で親戚関係が集まっていた…

  • 医師から言われた言葉

    最近認知症状が出てきた80代のおばあちゃん。 訪問すると体調不良の訴えがあり、表現できないけどいつもと 違うと言われました。 何とも表現できない体調不良って本人にしかわかりません。 もし脳疾患だと大変なので、病院に連れて行くことになりました。 主治医は内科です。 頭の検査をするかどうかも主治医の判断になりますので、紹介状を 頂けたら脳神経外科の受診も出来たら良いなと思っていました。 受診し医師が「どこが一番具合悪いんですか」と聞きました。 おばあちゃんは、 「膝の調子が悪くなると具合が悪くなるんだ。」 と、言ったんです。 それを聞いた医師が、 「認知症は以前からあったが、また少し進んだかもしれ…

  • 母のレンタルベッドを返却?

    私の所に実家でお世話になっている福祉用具さんから電話がありました。 「いつもお世話になっております。お母様のベッドの引きあげについての ご連絡でした。」 「はい?レンタルのベッドを返却するっていう事ですか?」 「その様に伺っております。」 「弟からもケアマネさんからも何も聞いていないんですけど、 どういう事ですか?」 「営業のものからそのように言われましたので、詳しい内容までは ちょっとお調べしないとわからないんですが、お調べして再度ご連絡 致しますか?」 「そうですね。私からもちょっと弟に連絡とってみます。」 という事で、突然母のベッドを返却すると言う電話が入ったんです。 全く意味がわかりま…

  • 父の誕生日です

    本日父が94回目の誕生日を迎えました。 父から電話が来たので 「お父さんお誕生日おめでとう~。」 速攻で言いました。 父は照れくさい様な感じに笑っていました。 私に電話する前に母にも電話をしたそうです。 母に今日は何の日でしょうと聞きましたが、何だかわからないと 言われたそうです。 仕方なく、今日は自分の誕生日だと言ったんですって。 そしたら母から 「あら、おめでとうございます。」 だって。 「忘れられちゃったね。」 って父はやはり少し寂しそうでした。 父は今の老健に入所して1年がたったそうです。 そして父から 「1年経ったけどね、介護の仕事って本当に大変だね。頭が下がるよ。」 ビックリしまし…

  • ビールを飲ませてた

    www.maple-enkyori.com 昨日の続きです。 排泄介助で訪問しているおじいちゃんが、自分の命が終わる事を 覚悟の上で、ビールを飲ませてほしいと言われたんです。 人工透析が必要と医師から言われたのも拒否し、水分制限も 必要な体です。 そんなおじいちゃんにビールを飲みたいと言われても、叶えてあげる 事はできません。 ところが・・・ ところがです。 今朝訪問したヘルパーが、興奮状態で事業所に戻ってきました。 「一体何が起こったのか、意味が分かりませんよ。」 「何、どうしたの、大きな声で。」 「聞いて下さいよ。今まで見たことが無い様な尿量で、敷物から衣類まで すべてが尿汚染で大変な事に…

  • 「最後のお願いです」と言われても

    毎日1日2回排泄介助で訪問している寝たきりのおじいちゃんに 言われました。 このおじいちゃん、病気のデパートの様にたくさんの病気があります。 呼吸器内科、消化器内科、泌尿器科、内分泌内科、皮膚科とたくさんの 科を受診しています。 そして糖尿病からの合併症で腎臓を悪くしてしまい、病院からは透析を 受けるように言われてしまいました。 ところがどこから聞いたかわかりませんが、透析をすると具合が悪くなる と思い込み、具合が悪くなるような治療は受けたくないと言って、透析を 拒否されました。 病院としても本人が拒否する事を無理やりする事はできません。 このまま透析を受けなければどうなるかを説明し、それでも…

ブログリーダー」を活用して、hayuhikaさんをフォローしませんか?

ハンドル名
hayuhikaさん
ブログタイトル
遠距離介護ダイアリー
フォロー
遠距離介護ダイアリー

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用