chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
誰かのためのブログ https://dontthinktwice.hatenablog.com/

好きなものについて書きます。 僕がブログで語っていることは、僕の本音です。そこには嘘偽りはありません。だけどユーモアもありません☺︎僕の価値観を形成している部品を1つずつ言葉にして吐き出します。だから臭いです☺︎

bigfish
フォロー
住所
東京都
出身
未設定
ブログ村参加

2019/08/31

arrow_drop_down
  • どんな時も

    どんな時も、自分は冷静でありたいと思う。 感情に身を任せず、 状況を見て、自分がやるべきことをできる人間でありたい。 出来ることなら、人と同じ土俵には立ちたくない。 自分が全てを包み込む人間でありたい。 損得ではなく、人として取るべきかどうか、 その価値観を軸にしていたい。 かつて、先祖が天から見ているから、 人は悪いことはできないと親から聞いた。 世の中を見ると、 そういう信念を教わって生きてきた人はまるでいないみたいだ。 人からされて嫌なことは人にしない。 たったそれだけで、 世の中から戦争は無くなるのに、 そんな単純なことなのに、 人は私利私欲に走る。 さて、あなたはどう生きるか。 そう…

  • 感動にお金は要らない

    感動という言葉は、言葉にすると照れ臭い。 でも、何のために生きたいかと問われたら、 僕は感動するために生きていたいと思う。 もちろん、大切な人を感動させられる存在でありたいと思う。 どうやったら、人を感動させることができるか。 そう、感動にお金は要らない。 そのことに気づいた時、 心が軽くなった。

  • 張り裂けそうだった

    今よりも5キロほど太っているとき、 朝のラジオ体操をすると、スーツのパンツが張り裂けそうだった。

  • 戻ってこれないかもしれないほどの

    夢中になって観るドラマ、映画。 夢中になって読む小説、漫画。 そういう作品に出逢って、 夢中とは惜しみなく時間を費やせる沼のようなものだな、と感じる。 自分の思考がその作品の中に入って、 登場人物たちの気持ちに同調して、 喜怒哀楽を感じる。 それは、自分が今までの人生で感じてきた、 感じたことのある気持ち、 その片鱗を切り取ったかけがえのない感情なんだと思う。 喜びに元気をもらい、怒りに慰められる。 哀しみは自分はひとりじゃないんだと証明してくれ、 楽しさは悲観的な僕の背中を押してくれる。 そうやって、何とかやってきた。 だから、 これからも良い作品と出逢いたい。

  • ひとり

    どんな人にも母親がいる。 産まれてから、成長する過程で、 自分が誰かから産まれた何て事実すら忘れ、 自分一人で生きていたい、 自分一人で生きていける、 そんな錯覚に陥る。 でも、それはいつか解ける幻だから、 気をつけてほしい。 いつか、人が恋しくなるし、 家族が愛おしくなる。 それを忘れずに、生きてほしい。

  • 言葉の力

    いつからか、分からないけど、 言葉が好きになった。 一文字一文字はただの音なのに、 それらが紡ぎ合って並べられると、 物語が頭の中に生み出される。 人によって文章の色があって、 その色がとても心地良い。 元気付けられるし、救われる。 だから、何となく言葉の力を信じている。

  • 熱しやすく冷めやすい

    あれだけ熱中してたのに、 突然やってきた興醒め。 それに気持ちを揺さぶられ、興奮し、楽しんでいたけれど、 一歩離れてみると何であんなにも熱心になっていたのだろうと、 凄く冷めた自分がいる。 気持ち悪ささえ感じてしまう。 そんな時、自分は薄情な人間なのかもしれないと思うことがある。 でも、それも自分かな、と思う。

  • 誰かの不幸の上に

    いわゆるハラスメントの類は、 自分の鬱憤をぶつけることに醜さを感じる。 例えば会社の上司に怒られ、その怒りを仕事ではなく、後輩に向けたりする。 でも、本当の意味での解消は仕事で返すべきで、同じ気持ちを他者にも味合わせることで気持ちは満たされるわけがない。 やはり、誰かの不幸の上にあるものにロクなものは無いと思う。 そう考えたら、自分がどうすべきか自ずと見えてくるのかもしれないな、と思う。

  • 好きな音楽

    あなたにとっての好きな音楽は、どんな音楽だろう。 きっとそれは、人によって違うのだろうな。 先日のテレビで甲本ヒロトが言ってた。 今の人は、音楽に意味を求め過ぎてると。 その言葉を聞いた瞬間、正直ドキッとした。 だって僕の音楽の聴き方は、 その音楽に意味をこじ付けて、自分の拠り所とすることだったから。 タイトル、歌詞、に今の自分を重ねて、 自分は1人じゃないんだと、救い出してくれる、 そんな意味を探してた。 それは、完全な間違いではないけど、 ある意味で、その作品を味わう、ということに関しては、 不十分だったのだと気付かされた。 もう少し、音楽に身を委ねてみよう、と思った。

  • 手が届かないもの

    夢は必ず叶う、という言葉と、 夢が叶うのは一握りの人間、という言葉は、 どちらも真実だと思う。 すでに夢を叶えた人にとっては、同じ意味の言葉なのかもしれない。 それは諦めなかった人間だけが辿り着けるステージだ。 努力を努力と思わない人や、 類稀なる能力・センスに恵まれた人にとっての当たり前は、一般ピープルから見た当たり前とは雲泥の差がある、 そういうことなんだと思う。 それでも少なからず、自分はいつかこうなりたいという思いは持っているし、 幸せな日々を送っているんだろうな、という実感はある。 嫌いな人もいるけど、好きな人もいる、 自分の命に換えても守りたい人もいる。 それでも自分の力が及ぶ範囲…

  • サブスクを契約しました。

    CDショップへ行って試聴して、 気に入ったCDを買う。 もしくは、見た目で気に入ったCDを買う。 あるいは、友達や兄弟のお気に入りのCDを借りる。 そのCDを持って家に帰る間、早く聴きたい、どんな曲だろう、というワクワクした思いは、 今思えばとても貴重なものだったのかもしれない。 サブスクリプション、いわゆるサブスクの登場は、アーティストのマネタイズの仕組みだけではなくて、 音楽の在り方を変える大きなパラダイムシフトだと思う。 僕らコンシューマーからしたら、 CDショップ何十店舗分以上ものCDが手の届くところに陳列されている状況だ。好きな時に好きなCDを聴くことができる。 今までは限られたお金…

  • Radiohead - Nude 内側にある希望

    誰を責められるだろう。 責めて何か変わるだろうか。 もし、僕らが大きな理想に囚われているのだとしたら、 それは不幸への第一歩かもしれない。 でも、その理想に賛同したのであれば、 それは自分の問題でもある。 社会で起こるさまざまな問題を考える時、 この一連の思考を巡り、結局今の状態を選択してきたのは、僕たちであり、僕たちの周りの人たちであると思う。 それが大きく括った自分たち自身の選択ならば、 僕たち自身で是正していかなければいけない。 そういう状況で自分にできることは何か、と、 そういう考えに及ぶ。 ここは敢えて自分の外側ではなく、 自分の内側、つまりは、自分の手の届く範囲に焦点を当てるべきだ…

  • ハートドリブン - GENKI SHIOTA

    約13年前に社会人になった時、自分の仕事へのスタンスは、『寝るのは死んでからでいい』だった。 一生働くつもりで、この会社のために、 出来る限りのことをする。 心や身をすり減らしながら働いてきた13年間だった。 ムダなものを排除しろ、 目標に向かって最短距離を突き進め、 と教えられてきた。 そういうふうに、日本全体がイノベーションが起きにくい環境に成り下がってしまったのでは無いか。改革にはムダな余力が絶対不可欠なのに、 と日々悶々としていた。 僕は開発の端くれなので、 ゼロから何かを考えなくてはならない。 だが、ムダな贅肉が削ぎ落とされ、 可能性の選択もシビアな状況で、安全な道しか選ばせてくれな…

  • Sing Street

    劇中で使われている曲がいい。 主人公たちが目当ての女の子を口説く為に、 MVの撮影に誘い、慌ててバンドを組む。 この映画に出てくる曲はほとんどが、主人公たちが作る。 思春期の葛藤や情熱が、そのままパッキングされたかのような曲たちは、 映画ながらどこかリアルで込み上げるものがある。 この映画のサウンドトラックは、 バンド”Sing Street ”のオリジナルアルバムかのようだ。 その中でも『Up』が一番好きだ。 こんな歌詞。 “Going up” “最高だよ” “She lights me up” “君のおかげだ” “She breaks me up” “君のせいで傷つくこともあるけど” “S…

  • ジョーカー -ホアキン・フェニックス

    ジョーカーを観た。 これほどメッセージ性の強い映画は観たことない。 ホアキン・フェニックス扮するジョーカー。 その成り立ちの物語。 ジョーカーが生まれる瞬間を僕らは目の当たりにする。 そもそもジョーカーとは何者なのか。 ダークナイトを観たことある人なら、 ジョーカーの狂気を知っているだろう。 彼は、人の心の黒い部分を増幅させる。 0から10では無い、1から10だ。 この映画を見終わった後、強烈な感情に邂逅する。 この世に完全な善人などいないと思う。 人は少なからず”悪”を持つ。 それは欲であったり、妬みであったり、恨みであったりする。 ジョーカーの場合、生まれつき悪人というわけではない。 必死…

  • 友人代表スピーチ

    僕は約11年前、 結婚式での友人代表のスピーチをした。 後にも先にも1回きりだと思う。 まあ、人生で1回やれば十分かな。 今日はそのスピーチの内容を記したいと思う。 なぜブログに載せるのか、よく分からないが、 何気に僕にとっては重要なイベントだったから、残しておきたい。 新郎の松本くん、新婦の愛子さん 並びにご両家の皆様、本日は誠におめでとうございます。 また、このようなおめでたい席にお招きいただき、 大変うれしく思っております。 新郎の松本くんとは、大学生活の6年間を共に過ごした仲になります。 親しき仲にも礼儀あり、というコンセプトのもと、 手紙を書かせて頂きましたので、読ませていただきたい…

  • くよくよするのは止めよう -Bob Dylan Don’t Think Twice, It’s All Right

    電車が人身事故で止まったので、 タリーズに駆け込んで、アメリカンを注文した。 肌寒くなってきたので、ホットが心地いい。 コーヒーをブラックで飲めるようになったのは、 10年ほど前。 仕事が忙しすぎた時に缶コーヒーを飲むしかなかった僕は、 少しでも体のこと考えてブラックを体内に流し込んで、激務に耐えていた。 缶コーヒーよりもインスタント、 インスタントよりもドリップ、 でも、挽きたてがやっぱ1番美味しいね。 今日は、 Bob Dylan のDon’t Think Twice, It’s All Right について。 この歌のタイトルは、僕のブログのURLを構成している。 ネガティブな僕にとって…

  • 天国と地獄 -Radiohead Amnesiac

    兎にも角にも、 このアルバムの冒頭2曲が好きだ。 まず、『Packt Like Sardines In A Crushd Tin Box』 直訳すると、 『潰された缶に詰め込まれたイワシのようなもの』 After years of waiting 何年も待ったけど Nothing came 何もやって来なかった As your life flashed before your eyes 人生が目の前で閃光のように通り過ぎて You realize 君は気付くんだ Looking in the wrong place 違った場所を探してたんだって この歌詞の通り、このアルバムは絶望から始まる。 …

  • 因果応報 -Radiohead Karma police

    沖縄での旅行中に、ふと思った。 沖縄以外の人で、沖縄の基地の問題を訴え続けている人をあまり見たことがない。 もしかしたら僕の勉強不足かもしれないけど、 他の場所に住む人にとってはみんな他人事だ。 ただあの綺麗な海を壊してまでやる価値のあることなんてないし、 そもそも戦争をしない日本に米軍は要らない。 僕はただ純粋にそう思う。 原発も同じだと思う。 真夜中にホテルのベッドでそんな思いになった。 音楽で世界は平和に出来るか、僕の興味は今そこにある。 『レディオヘッド平和』で検索してみた。 2017年、イスラエルでのRadioheadのライブの記事が出てきた。 その時、イスラエルの人権侵害で文化的ボ…

  • いつか辿り着ける -Radiohead Let Down

    移動中にLet Downを聴くのが好きだ。この曲はトム・ヨークが移動にうんざりして作った曲らしい。そんなに移動する事のない僕は、 この曲を聴きながら移動するのが心地いい。今は久しぶりに沖縄に向かう飛行機の中。 訳あって韓国にもよく行く。日本は島国なので外国へ行く時は飛行機か船で海を渡るしかない。トム・ヨークの住むイギリスも同じだ。飛行機は閉ざされた空間で狭くて、 自由に外へ出ることもできないから、窮屈だ。トイレは狭くて、水は濁ってる。 手がすぐカサカサする。機内食はそんなに美味しくないし、 客室乗務員を呼ばなければ何も出来ないところもなかなか苦痛だったりする。天候が荒れてる時には席に座ってない…

  • 心の平穏と代弁 -Radiohead No Surprises

    9年前、この曲が結婚式の入場曲だった。歌詞を読んだら分かるけど、 歌詞で選んだわけじゃない。曲だ。 曲がお気に入り、ただそれだけだった。今考えるともっと良い選曲があったのでは、 とも思うが、結局満足している。それは、歌詞を知った今でも好きな曲であることに変わりなく、 恐らくこれからもずっとそうあり続けるからだ。『No alarms and no surprises Silent, silent』この歌詞の通り、この曲を聴く時は、 警戒心も驚きもなく、ただ心の平穏だけがある。少なくとも僕はそういう気持ちにさせられる。 だからお気に入りなんだと思う。2016年のSummer Sonicでも中盤に歌…

  • 音楽はタイムカプセル -Oasis Don’t Look Back In Anger

    中学2年生の僕は、放送委員に立候補した。理由は2つ。 1番楽な委員会であることと、昼休みに好きな曲をかけることが出来るからだ。自分の好きな曲を全校生徒が聴く、そんな素晴らしい権利があった。年頃の僕らは兄などの影響で、洋楽にも手を出し始める。英語なんか全然分からないのに、ただの格好良さだけで音楽を聞いた。特に記憶に焼き付いているのはOASIS。『Don’t Look Back In Anger』とはその頃からの付き合いだ。曲名の意味を辞書で調べた。『怒りで振り返るな』 なんだかよく分からない。 怒るのは良くないってことだろうか。まあ、なんかカッコイイし、 ただそれだけでイイ。大学生の頃、OASI…

  • 宮本から君へ

    不器用な男の物語だ。 頑固で、真っ直ぐ、全力。 そのくせ、すぐ落ち込む。 その繰り返しだ。 上司や友に助けられながら、 競合他社のやな奴との闘い、 自分の大切な人を傷付けた奴との闘い、 結局のところ、それは、自分の気持ちとの闘い。 宮本は日々、闘っている。 その姿勢に僕も背筋を伸ばす。 宮本は大切なことを思い出させてくれる。 それは納得できない事への向き合い方。 そこには自分も他人も関係ない、 間違ってることを間違ってるといって何が悪い! そう、叫んでやれっ!て応援する。 そんな僕の気持ちをのせて、宮本は闘ってくれる。 めちゃくちゃだけど、 僕らビジネスパーソンのヒーローだ。

  • 人生の半分 -トム・ヨーク Daydreaming

    『half of my life』 RadioheadのDaydreamingの最後に逆再生でトムヨークが呟く言葉だ。 この歌をリリースしたとき、 トムヨークは47歳、 その約7ヶ月後、長年連れ添った女性との別れを経験する。 DaydreamingのMVの中で、 彼は異なるドアを次から次へと開け、 何かを探し求めるように歩き続ける。 ストーリー性のない場面場面の断片的な切り替わりは、 まさに夢の中にいるかのようだ。 彼が探しているものは何なのだろうか。 建物の中、街中、海岸、家の中、 ただ彼はひたすらに歩く。 覚悟を決めたかのような表情、 夢と現実の狭間にいるかのような、 とても不思議な感覚に…

  • 僕らは薄着で笑っちゃう

    ジョンレノンが歌ってる。 『Imagine there's no countries It isn't hard to do Nothing to kill or die for And no religion too Imagine all the people Living life in peace・・・ 』 けど、 そんな平和な世界は、実現しないかもしれない。 歳を重ねるごとに、その思いは強くなってきてしまった。 こうしてる間にも、宗教の違いなど、さまざまな理由で、 戦争やテロなどの殺戮は繰り返されている。 それが現実。 なぜか、 なぜ世界から戦争は無くならないのか、 宗教が悪いのか、…

  • 人間の能力に差はない

    青山学院大学の原晋監督の講演を聴いた。 大学を卒業したOBでも無ければ、 箱根駅伝への出走経験も無い、 そんな彼が2004年に監督に就任した。 前代未聞だ。 しかし、結果を出す。 5年後2009年に箱根駅伝出場を果たし、 10年後2015年に念願の総合優勝を果たす。 その後2016,2017,2018を経て4連覇を達成。 今や押しも押されもせぬ強豪へと成長させた圧巻の手腕だ。 そんな彼の発した言葉で一番印象深いのは、 『人間の能力は皆同じ、違うのは熱意』 という言葉だ。 僕の解釈では、以下のようになる。 「人間の能力に差が無いわけじゃない。 だけれども、 熱意を持って取り組んだ結果としてもたら…

  • ライフ・イズ・ビューティフル

    この映画を観たのは、大学生の頃。 暇を持て余していた。 松っちゃんのシネマ坊主の第一回目で紹介され、満点の星5つを獲得していたので、 TSUTAYAで借りて観ることにした。 ロベルトベニーニ演じるグイドは、 理想の父親だと思った。 ユーモアいっぱいで、優しい父親。 幸せな家庭を築く上で必要な素質が揃っている。 ただ1つ、ユダヤ人ということ。 それによって、絶望的な運命を辿ってしまう。 誰かの幸せが自分の幸せだ、という人がいる。グイドはそれの代表だ。 でも、命まで掛けられるか!? と、そう思って見ていた。 それから時を経て、2年前。 僕にも子供が生まれ、父になった。 ジョズエと同じ男の子。 日に…

  • ヒミズ

    この漫画を読んだ時、 本当に救いのない話が凝縮されていて、 本当に生きてくのって辛いな、と思った。 その反面、この主人公住田に比べると、 自分はまだまだ不幸ではない、 むしろ完全に幸せである、 と訴えかけられた気がした。 この漫画を読んだ後で、僕は変わってしまった。 自分にとって嫌なことやきついことがあった時、 自分の不幸加減を客観視して、住田と比べて、 自分はまだまだ幸せものである、と 自分自身を慰めるようになった。 自分がバランスを取るための唯一の方法だ。 それは普通ではないかもしれない。 しかし、僕のようなクヨクヨといつまでも過ぎたことを考え続けてしまう人間は、 寝て起きたら気持ちがリセ…

  • 歌の居場所

    矢沢永吉が、 『もう今ね日本さもうガキばっかりの音楽だから大人の音楽そろそろ出さなきゃまずいんだよ』 と言った。 たしかに、と頷ける。 一部のアーティストを除き、 ストレートすぎる歌詞、語彙力や哀愁というものが、時代の流れで淘汰されてしまったかのような音楽が、日本の音楽界を席巻している。 仲間、感謝、絆、、 素人の僕でも思いつきそうな歌詞。 僕は思う。 シンプルなストレートのロックは、 ブルーハーツが演ったからもういいよ。 そうじゃなくて、プロのアーティストだったら、 誰も思い付かないような歌詞を披露してほしい。 あくまでも歌詞だ。 歌詞単体が芸術であってほしい。 鳥肌が立つような、 心が揺さ…

  • ビッグフィッシュ

    ティムバートン監督の父と子の物語だ。 不仲な父と子が、父の最後に関係を修復するために子が歩み寄る。 父エドワードが子ウィルへ語る話は普通じゃない。 まるでおとぎ話。 未来を予見する魔女、 共に旅した巨人、 ウィルの誕生した日に金の指輪で釣った幻の魚、 そんな話をウィルは信じられるわけもなく、 大勢の前で堂々と語るエドワードを恥ずかしく思っていた。 しかし、父の余命わずかと知り、父の話を確かめにいく。 この物語は人間関係を修復する方法を教えてくれる。 まずは相手に歩み寄ること、 そして、尊重しようとすること、 最後に、自分も体験してみること。 人が人を批判するとき、大概このステップは踏まない。 …

  • 略してツイスト

    SNSが広まって、皆幸せになったか、答えはYESでありNOだろう。 新たな出会いの可能性は格段に拡がった。 本当に様々なキーワードで人々が繋がった。 第1段階、ただの独り言。自分の言葉を発する快感。 第2段階、価値の共有。共感を得た時の快感。 第3段階、思想の結束。仲間が増えた時の快感。 第4段階、協同作業で一緒に目標を立て、何かを成し遂げる。これは達成感の共有。 個人個人、場所にとらわれず、 ネット上で新たな繋がりが生まれた。 それは、段階を経て、新たな生き甲斐へと繋がっていくのだと思う。 でもその反面、孤独感も際立つ。 つぶやいてもつぶやいても、 まるで水洗トイレの渦の中に吸い込まれてしま…

  • 孤高のダブルボケ

    1年に1番組しかテレビを見れないとしたら、 何を見る? 僕は、迷わず『M-1グランプリ』と答える。 毎年、M-1は必ず生で観ながら、録画もする。 肌寒くなってきた頃に段々と楽しみな気持ちが大きくなっていく。 M-1の何がそんなに僕を駆り立てるのか、 やっぱり、緊張感、だろう。 若手漫才師にとってM-1ほど輝かしい賞はない。 一夜で時の人、全国区の有望株に躍り出る。 そのために1年かけて漫才を磨いていく。 松本人志始め、審査員も大御所で、生放送。 (本当は発起人の島田紳助にいて欲しい。) 緊張感は高まる。 そんな極限の緊張感の中、漫才を披露する。 馬鹿なことを面白おかしく喋り、客を笑わせる。 緊…

  • Too Much Informationの時代

    色々な情報があれば、もっと幸せに暮らせると思っていた。 スマフォ、SNSの発達により、全国民が情報の発信者となってしまったことで、 ネット上には情報が溢れかえっている。 僕みたいな一般ピープルも偉そうに世界に向けて発信出来てしまう、とんでもない社会だ。 そんな社会で、みんな幸せになったかと言えば、そうでもないと思う。 より孤独を感じるようになった人もきっと少なくない。 その課題を解決するにはどうやら匿名での繋がりには限界があるみたいだ。 ネットでもリアルでも知っている人同士が繋がって、信頼の輪ができる。 その結果、情報にフィルターが掛かり、良い情報が得られる。 それがオンラインサロンだ。 開い…

  • 日本よ、これが映画だ!

    アベンジャーズが日本で公開されたとき、 黒船が来襲したかのような高揚感があった。 そもそも、マーベル映画との出会いはアイアンマンだった。 兵器メーカーを経営しているトニースタークが、 拉致された穴蔵から脱走するために、 プロトタイプのパワードスーツを作り上げる。 そのスーツに改良を加えていき、悪と闘うためのメインスーツを完成させる。 人工知能のロボットと協力しながら、 お金と時間と技術を惜しげも無く使い込む。 この開発過程のワクワク感、躍動感に、完全に心を持っていかれた。 アークリアクターが生命維持装置としても、 パワードスーツの原動力としても働く。 何がカッコイイって、 自ら作った唯一無二の…

  • 勝負を決めるのは準備

    KEISUKE HONDAが言った。 僕は生き方において、 本田圭佑をお手本としている。 纏めれば観点は2つある。 1つは有言実行。 これは、言ったことを実現するということ。 言うことのメリットは2つあると思う。 ひとつは自分を追い込んで、追い込んでプレッシャーの中で成長を促せること。 もうひとつは周りからのサポートを受けられる可能性があるということ。 どこを目指しているか、明確に公表することで自分を認知してもらえる。 僕のような普通の人が考えることは、 失敗したら恥をかくので、なるべく言うのをやめよう、となる。 でもこれは考えてみたら、可能性を自ら狭めているのかもしれない。 公言することで誰…

  • いきなりダイヤモンド

    誰しも、生きているうちに1度は会いたい有名人がいるだろう。 僕にとってのその人は、 ダウンタウン松本人志だ。 僕が生まれた年、1982年にダウンタウンは結成された。 1989年にダウンタウンのガキの使いやあらへんでが始まり、 1991年にダウンタウンのごっつええ感じ が始まったが、1997年に終了。 僕の青春期にごっつええ感じは始まって終わった。 トップに君臨する今も笑いへの挑戦を続けている。 見渡して欲しい、テレビの第一線で活躍する芸人で挑戦を続けている人がどれだけいるか、 笑いを愛すだけでなく、 一番面白くありたい、 一番面白い笑いを創りたい、 そのスタンスが、素人の僕らにもよく分かる。 …

  • 音楽は魔法だ。

    ジョンカーニーは天才だ。 音楽の素晴らしさがギューーーっと凝縮された、 他に類をみない、唯一無二の映画を創る。 音楽は魔法だ、 この使い古された陳腐な言葉が、 映像と音楽を通じて、 キラキラと煌びやかに伝わってくる。 音楽好きにはたまらなく心地イイ。 感情が揺さぶられ、高ぶられる。 『ONCE ダブリンの街角で』では、 曲に魂が吹き込まれる様を、 『はじまりのうた』では、 人と曲が輝いていく様を、 『シング・ストリート』では、 曲が生み出される様を、 バンドによって奏でられる曲たちは、 人をつなぐものであり、人そのものの気持ちを切り取った刹那的なものである、 その刹那の熱い想いが、普遍的な色褪…

  • 君の魂を愛に浸せ

    Immerse your soul in love トムヨークがそう歌ってる。 トムヨークがボーカルをしているレディオヘッドと出会ったのは、高校の頃。 始めはニルバーナやオアシスなんかと同列の洋楽の1つのバンドだった。 いや、それは嘘になるかもしれない。 実は粘っとした複雑な楽曲はむしろ、思春期の僕にとっては、取っ付きにくかった。理解し難かった。 それからしばらく経ち、ちょうど大学生になってしばらく経った頃、 人付き合いやこれからの人生に嫌気がさしていたころ、 ふとした時に、Creepを聴いた。 英語が出来ない僕は和訳を読みながら聴いた。 But I'm a creep, I'm a weir…

  • 生きてのびてください!

    峯田がそう叫んだ! 歌で希望を与える男、峯田和伸。 彼のライブを見るたび、いつも思う。 彼が歌うと歌に魂が宿る。 心からの叫びを、僕らは目の当たりにする。 なんだろう、 歌は他人が作ったものだから、言ってしまえば他人事だ。でもそこに僕らは自分を重ねて、 自分の歌にして、勝手に泣く。 勝手に泣いて、記憶に刻む。 メロディを、聞くとその時の気持ちが蘇る。 峯田の歌は、 その刻まれ方が深い。尋常じゃない。 だからみんな嗚咽して泣く。 彼がライブで放った衝動は、 乱暴過ぎて不恰好だ。 カッコつけない、飾らない、 衝動から生まれる心の咆哮だ。 それはまさに、この混沌とした汚い世の中に、 垂らされた蜘蛛の…

  • 弾けないギターを弾くんだぜ

    僕が電気グルーヴと出会ったのは、ちょうど15年前。彼らのキャリアは今年で30周年なので、15年目の時。飲み慣れない酒に酔っ払って(のちに超絶な下戸と発覚)行ったカラオケで、大学の先輩が「Popo」を歌った。ボリュームをMAXにして、体をクネクネと踊らせながら、歌った。その姿が凄くカッコよかった。それから、15年、今も電気グルーヴを聞き続けている。何がそんなに魅力的なのか、曲の格好良さ、圧倒的なグルーヴ感、意味の分からないふざけた歌詞、考えてみたところで、いつもうまく表現できず、結局バカらしくなって止める。何度も何度も考えて出てきた答えはありきたりなこんな言葉。音楽はただ聴きたくなる、それだけで…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、bigfishさんをフォローしませんか?

ハンドル名
bigfishさん
ブログタイトル
誰かのためのブログ
フォロー
誰かのためのブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用