chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
hokutoのきまぐれ散歩 https://blog.goo.ne.jp/hokuto5819

ブログも6年目、ついに9月には2300日目を迎えます。日々の雑感から鉄道、橋、町巡り、切手、グルメまで幅広いジャンルで毎日更新。もう少し続けます。当面は。

hokuto5819
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2019/08/31

arrow_drop_down
  • 保土ヶ谷区の坂道を歩く②

    『東京の坂、日本の坂』その235。峰岡町三丁目公園から坂を下ると左側に横浜新道の峰岡IC出口が現れる。ということは先ほどの公園はこの隧道の上にあったことになる。再び坂道を登り、右に行く道を歩く。峰岡第二公園の先を右に曲がるが、これもかなりの坂道。登り切ったあたりが『峰坂』である。長いダラダラと続く下り坂である。この辺りの昔の地名が『大字雉子字峰』であったことが坂の名前の由来である。少し降りたあたりに道祖神、横には横浜市が設置した標識、さらに自治会が設置した石碑が建てられている。『むかしこの道は八王子に通じた唯一の交通路でした。年貢米や生糸を馬の背に往来し、旅人は榎の木に馬を繋ぎ、休息したところです』とあった。坂を降りていくうちにだんだん狭くなってくる。国道16号線に出るところには保土ヶ谷郵便局、隣は警察署...保土ヶ谷区の坂道を歩く②

  • 谷崎潤一郎生誕地にあるレストランでランチ

    人形町には色々な記念碑や石碑がある。『細雪』などで知られている文豪・谷崎潤一郎は1886年に人形町で生まれた。この場所には彼の祖父の活版所があり、その後、阪本尋常小学校に入学したが、父が事業に失敗、この地を離れた。その跡地にあるレストラン『谷崎』にお邪魔した。噂で聞いたのだが、経営者と谷崎潤一郎とは関係がないようである。店はビルの中2階にあり、眺めがいい。なかなかおしゃれなレストランのランチはメニューがよく変わる。この日は『鯛の胡麻漬け丼』『房総豚の温しゃぶカッコ『トンテキ』各1200円。『エビフライ』『ハンバーグ』各1300円(丼以外はライス、味噌汁、漬物付き)となっている。私は『トンテキ』、一緒だったMさんら『鯛の胡麻漬け丼』をお願いした。この日は近くの小学校の卒業式があったためなのか、礼服を着たマダ...谷崎潤一郎生誕地にあるレストランでランチ

  • 水天宮駅前のソメイヨシノの1週間

    毎年のことだが、今年も桜、正式にはソメイヨシノの季節がやってきた。昨年より数日遅いが、3月21日から水天宮駅出口前にある一本の木を観察してみた。(3月21日)まずは3月21日、そろそろ開花日が近づいてきたというニュースが流れてはきたが、ソメイヨシノはまだまだ蕾は固く咲くという雰囲気ではない。ついでに蘖(ひこばえ)も見るが、こちらもまだだった。(3月24日)土日を跨いで24日は東京の開花宣言があった日。急に暖かくなり、開花が早まる。それでもまだ開花には至らない。ひこばえを見ると蕾の先端がわずかにピンクとなっている。ただ、お隣の少し日当たりの良い木のひこばえはもう開花、可愛らしい花が10輪ほど咲いていた。(3月25日)25日はいよいよかと喜んだが、遠くから見てもまだ花は開いていない。しかし、道路側の数輪が確か...水天宮駅前のソメイヨシノの1週間

  • ローテーションとスタートダッシュ〜阪神ファンの戯言

    いよいよ本日、3月28日に2025年のペナントレースが始まる。野球評論家による戦力分析が新聞紙上やネット上で盛んに行われているが、阪神の評価は阪神系(元阪神選手・コーチ、関西の解説者)は阪神を1位、他の評論家は2〜3位くらいが多く、1位はDeNAか巨人の声が多いようである。ペナントの行方を追うのに今の時期に最も大切なことは『スタートダッシュ』であると考えている。今回は先発投手のローテーションとスタートダッシュについて駄文を認めてみた。まずはここ数年の実績を見てみる。昨年は巨人の対戦、初戦・2戦目と青柳、大竹で連続完封負け、しかし,3戦目は才木が素晴らしい投球をして完封勝ち、その後は一進一退だったが、4月14日以降は6連勝(2分)で3,4月は15勝9敗3分といい滑り出し。最終成績は巨人に迫ったが交流戦の不調...ローテーションとスタートダッシュ〜阪神ファンの戯言

  • つるまるうどん〜汐留ランチグルメ

    汐留でのイベントの帰りに日本テレビ本社ビルを通ると行ったことのない『つるまるうどん』の看板を見かけた。よく見ると大阪うどんとあり、13時頃だったが,早速入店してみた。つるまるうどんは関西を中心に店舗展開している全国チェーン、北海道にも沖縄にもお店はあるが、東京はわずか5店舗のみ、珍しいところといえば大井競馬場の中にも出店していた。入口にうどんの種類が列挙されていて、関西ならではのメニュー、紅生姜うどんもある。丸亀製麺方式でまずはトッピングやおにぎり、いなり寿司などを取り、最後にうどんを注文する。天ぷらが並んでいるところをよく見るとやはり『紅生姜天ぷら』がある。それも富士そばのような細切りの紅生姜を使ったかき揚げではなく、大きい紅生姜に衣を付けたものを串に刺して揚げてある。初めてなのであまりツユが塩辛いのも...つるまるうどん〜汐留ランチグルメ

  • 横浜市保土ヶ谷区の坂道①〜和田町駅付近

    『東京の坂、日本の坂』その234。今回は和田不動尊にお参りした後、横浜市保土ヶ谷区の坂巡りをすることにした。真福寺の前の交通量の多い県道常盤台和田町線を左に曲がり、少し行くと戻るように右折する道を曲がり、日当たりの良い道を歩く。突き当たりのマンションを左に曲がると階段坂が出てくるが、これが『なかよし坂』。可愛らしい名前だが、階段の段のところにアートボード(細長いプラスチック板)が貼ってあり、縦に繋げてみると一つの絵のようになっている。平成17年12月に常盤台小学校の4年生がなかよく制作したたもので2005年に公募により名前が付けられた。最初の段には虹が校舎にかかる構図ともう一枚が付いている。さらに踊り場を挟んで先には犬と遊ぶ児童やみんなで遊ぶ風景など3枚が取り付けてある。名前は可愛らしいが、結構な段数で頂...横浜市保土ヶ谷区の坂道①〜和田町駅付近

  • ソメイヨシノの開花に合わせて春盛りそばを頂く

    3月24日に東京でもソメイヨシノの開花宣言、人形町通りのソメイヨシノも蘖ながら開花を確認した。そんな春到来を受けて、いつもお邪魔している小諸そばにも春のメニューが登場している。『春盛り天』と名付けていて幾つかの春らしい素材を天ぷらにしてお蕎麦お共に提供してくれる。昨年は『サクラマス天、桜エビのかき揚げ、筍天ぷら』、一昨年は『桜エビと白魚のかき揚げ、筍天ぷら』だったのだが、今年は『桜エビのかき揚げ、キス天、筍天ぷら』である。気になる値段は一昨年は560円、昨年は590円、今年は620円(いずれもせいろまたはかけそば普通盛の場合)と確実に値段は上がっている。まずは『春盛り天せいろ』から頂く。券売機で食券を購入、カウンターで『つけ汁多めで』というと少し増やしてくれる。丁度そばが茹だったところだったのですぐに提供...ソメイヨシノの開花に合わせて春盛りそばを頂く

  • 『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』⑥終

    『鉄道シリーズ』その263。『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』⑥終。スタンプラリーも3日目、最終日に残ったのが東西線の2駅。まず、茅場町駅で乗り換えて東西線妙典駅に向かう。妙典駅は開通時は信号所であったが、2000年1月に開業した新駅である。駅のスタンプは東西線15000系の車両が描かれている。東西線は90年代に乗降客の増加に伴い、それまでの主力車両05系の扉をワイドにした車両を増備したが、これに変わる車両として15000系が2010年より増備された。当初10編成を製造したが、2017年に3編成増備されている。東西線のカラーはブルーのため、ブルーラインが描かれたオールアルミ車両でリサイクル性も同一合金を使用することで高くなっている。特色は元の05系のドア幅が1300mmであったのに対し、改造後...『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』⑥終

  • 山口県萩市発のうどんチェーンは美味い〜日本橋ランチグルメ

    最近マスコミでよく取り上げられる『資さんうどん』は福岡県北九州市発祥のうどんチェーンで2024年にファンド経由でスカイラークグループ傘下となり、東京にも進出。一気に全国区となった。九州のうどんは讃岐うどんとは異なり,麺もコシがなく、柔らかいのが特徴。甘めのツユが良くあっている。よく似たうどんチェーンで山口県萩市に本社がある『どんどん』、山口県を中心に島根県・岡山県・広島県に37店舗を展開する。このうち1店舗は2015年秋に日本橋箱崎町の東京シティエアターミナル直結の場所に出店、セルフうどんの店となっている。(中国地方以外はここのみ)店に入るとはなまるうどんや丸亀製麺のように左に長いカウンターが伸びる。トレイを取り、まずうどんを注文。さらに天ぷらやおにぎりなど好きなものをさらに乗せ、最後に会計するシステムで...山口県萩市発のうどんチェーンは美味い〜日本橋ランチグルメ

  • 『関東三十六不動尊巡り』㉓〜第4番札所和田不動尊

    『関東三十六不動尊巡り』㉓、第4番札所高野山真言宗真福寺にお参りした。横浜駅から相鉄線各駅停車で10分、和田町駅に到着する。雉子川を渡り、懐かしい店が並ぶ和田町商店街を抜けると国道16号線に出る。向かいに渡り、右に少し行くと横浜銀行。過ぎたところを左に入る細い道を歩くと目の前に『和田不動』の石碑が現れる。隣には満願地蔵尊、手を合わせる。由緒を読むと真福寺を再興した田口重勝の子孫が建立したものである。はじめは和田町駅近くの浅間宝寺に祀られていたのだが、明治3年に浅間宝寺が小学校の敷地となり、この地に移された。坂上にはお寺の経営する幼稚園も見え、階段左に和田稲荷神社。これは和田義盛が源頼朝と戦をした折に義盛の夢枕に神様が現れ、ここに稲荷を作ると願いが叶うと言われ、さらにこのことを忘れずに義盛は稲荷神社を建立し...『関東三十六不動尊巡り』㉓〜第4番札所和田不動尊

  • 『千円札でお釣りのくるランチ』④〜八重洲・ALPS

    『梅もと』で立喰そばを食べたあと、お隣りに『CURRYSHOPALPS』に気づいた。というのは貼ってあるポスターに『タイムサービス390円カレー(コロッケカレー、チキンカレー、チーズカレー)14〜19時』に大いに驚いたからである。何と八重洲地下街でこの値段でカレーが食べられるとは。再び、昼前のヤエチカでランチを食べようとアルプスに向かう。11時25分というのにもう5人が並んでいる。ただ、この店で気をつけないといけないのがまず食券を買ってから並ぶということ。さらにお隣の券売機も左側は現金、右側はSuicaなどの決済なので間違えやすい。食券を買う頃にはさらに2人ほど列が伸び、やむなく後ろに並ぶ。店内はまだ空席があったため、比較的スムーズに流れる。私の番がきて、『いつものカツカレー(540円)』の食券を出すと『...『千円札でお釣りのくるランチ』④〜八重洲・ALPS

  • 『久我山歳時記』(60)〜春分を迎えて

    『春分』となった。この時期よく聞く言葉に『寒さ暑さも彼岸まで』というのがあるが、今年は気温の上下が激しく、最高気温が20℃を上回るかと思えば、19日のように雪が降ることもある。(歩道の雪)しかし、概ねこの格言は正しい。データを見ても3月20日の後は最低気温が上がり、10℃を切る日が急に少なくなる。昨年は20日〜23日頃は寒気の影響で最低気温が2℃くらいにはなったが、24日以降は上がり、また、最高気温は20℃を越す日が珍しくなくなった。桜(ソメイヨシノ)の開花日は東京平均では3月24日。2021年と2023年は3月14日だったが、今年はどうやら平年の通りになりそうである。3月20日が春分の日であるが、七十二侯では『雀始巣(すずめはじめてすくう・〜3月24日)』『桜始開(さくらはじめてひらく・〜3月29日)』...『久我山歳時記』(60)〜春分を迎えて

  • 『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』⑤

    『鉄道シリーズ』その262。『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』⑤。千代田線二重橋前駅から湯島駅まで行く。湯島駅で千代田線も3駅目なのだが、スタンプの図案は16000系車両である。2010年から運用を開始した車両で老朽化した6000系の代替として37編成370両が製造されている。スマートな先頭部でアルミ合金を使ったダブルスキン構造であり、廃車時のリサイクル性向上のため材質が統一されている。現状、千代田線では小田急・JRからの乗入れ車両を除き、殆どがこの車両が使われている。(綾瀬支線の綾瀬〜北綾瀬のみ05系車両が使われている。)湯島駅からは大手町駅で乗り換えて半蔵門線半蔵門駅に向かう。半蔵門駅は前と後ろの2箇所に改札口があるが、そのほぼ中間にある事務室前にスタンプが置かれている。スタンプは半蔵門線...『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』⑤

  • 唯一残った『梅もと』のそばを啜る〜八重洲ランチグルメ

    東京駅に11時半に着いたのでもう幻(?)となりかけている立喰そばを食べに行く。東京出身の方ならご存知かもしれないが、『梅もと』である。少し前までは神保町、溝の口、虎ノ門、東京都庁、中野駅、新宿小田急エースなどにパラパラと支店があったが、まずは稲荷寿司など持ち帰り寿司部門を売却、22年には『ちよだ鮨』に身売りしてしまった。(小田急エース店)(溝の口店)(神保町店)私は以前にこのブログにも書いたが、初めて立喰そばを食べたのが、梅もとの茗荷谷店。今は影も形もないけれど、窪町小学校の並び、女子アパートと同じビルにあった。ただ、これも50年以上前のことだが。唯一の店が『ヤエチカ店』、八重洲地下街に残っている。券売機で食券を買い、おばさんに渡すとそばを作る方式。メニューを見て驚くのが、朝そばは390円、普段でもかけそ...唯一残った『梅もと』のそばを啜る〜八重洲ランチグルメ

  • 綱島駅付近の坂道

    『東京の坂、日本の坂』その233。大倉山駅を後に東急東横線に乗り、次の綱島駅で下車する。綱島駅は開業時には綱島温泉駅といい、1960年には80軒の温泉旅館があった。今は3軒の温浴施設や銭湯があるに留まる。泉質はナトリウム・炭酸水素塩冷鉱泉である。今は当時の面影はなく、駅西口に出て右に曲がり歩く。すぐに上り坂になり、その先に綱島公園があるため、『公園坂』と名付けられている。1944年に綱島公園ができる前は柿の木が多く生えていたため、柿坂と呼ばれていた。入口には比較的新しいこじんまりした綱島稲荷神社がある。その先から公園に入るとすぐのところに綱島古墳がある。木が茂っていることから形状は外から見るだけでは分かりにくいが、円墳または前方後円墳ではないかと思われる。内部の発掘調査は1989年から行われ、墳丘裾部から...綱島駅付近の坂道

  • 好来酒場〜神田ランチグルメ

    最近、ワンタン(雲呑)にはまっている。町中華でも事務所の近くにある『竹園』のように手づくりワンタンが名物と標榜する店が出てきた。事務所から昭和通りを神田方面に歩いたところに『好来酒場』という中華居酒屋があり、昼のランチが人気である。この店は1年ほど前に昭和通りからポルシェが突っ込んで休業をやむなくしていたのだが、改装なって再開した。相変わらず来店客は多く、ランチのセットメニューが人気がある。この日はAセット(ニラと卵の炒め物・850円)、Bセット(肉団子と野菜の黒酢あんかけ・900円)、Cセット(豚肉と野菜の黒胡椒炒め・900円)、他にも『広東麺・半炒飯』が900円、『ワンタン・半炒飯』が850円など種類も多い。始めは長崎チャンポン(950円)を食べるつもりだったが、ワンタンのセットにした。この店は4人毎...好来酒場〜神田ランチグルメ

  • 東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう④

    『鉄道シリーズ』その261。『東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう』④、日比谷線六本木駅から再開する。六本木駅は北千住よりのエスカレーターを上り、改札口を出たところにスタンプが設置してある。デザインは日比谷線03系である。日比谷線は最初は東急東横線の日吉駅まで相互乗り入れをしていたため、よく乗車した3000系(愛称マッコウクジラ)が1961年の開業時から活躍していた。この代替車両として1988年に登場したアルミニウムにシルバーグレイの塗装したスタイリッシュな車両である。2020年2月に引退したが、42編成337両が製造され、今も熊本電鉄や長野電鉄などで第二の人生を送っている。六本木駅からは霞ヶ関駅で乗り換え、明治神宮前駅に向かう。今回のスタンプラリーで唯一2つスタンプが設置されている。まずは代々木上...東京メトロスタンプラリー〜20年ありがとう④

  • 青山シャンウェイ〜渋谷グルメ

    『孤独のグルメ』は面白い。知られざる名店を教えてくれるのが楽しみである。ただ、欠点は取り上げられると店が混んでなかなかお邪魔できないことである。2014年のseason4で取り上げられた『シャンウェイ』は本店に行こうとしても予約が出来なかったのである。今回は本店ではなく、宮下パーク3階にできたお店、土曜日はあいにくの雨。渋谷駅の目と鼻の先にあるのだが、スクランブル交差点を渡るだけでも大仕事、のんべい横丁を通り、宮下パークの入口に到着。3階まで上がり、かなり奥まで行ったところにお店はある。外観同様に中に入っても店は広く、賑やか。予約しておいたのですぐに席に案内される。全てバーコードで注文する方式であるが、メニューも置いてある。まずは生ビールで乾杯。青島ビールは幾つか種類もあり、ラッパのみするようだが、よくわ...青山シャンウェイ〜渋谷グルメ

  • 大倉山駅付近の坂道②

    『東京の坂、日本の坂』その232。記念館坂から振り返ると眼下に大倉山駅のホームがよく見える。その先を左に曲がると大倉山公園の入口となる。花壇があり、パンジーが植えられていた。二又に分かれているが、真っ直ぐに階段を登るとギリシャ神殿を思わせる白亜の建物が現れた。1932年だから約100年前に大倉邦彦により大倉精神文化研究所本館として建設され、1984年に大倉山記念館として生まれ変わった。長野宇平治により設計されたプレ・ヘレニック(ギリシャ以前の意味)様式で古代ギリシャより古いクレタ・ミケーネ文明の建築様式を採用している。(横浜市指定有形文化財)中に入ると高い天井に驚かされる。階段の側面の細工や吹き抜けの天井、ベンチに至るまで気品のある建物である。大倉精神文化研究所は大倉邦彦の東洋と西洋の文化融合を目指すとい...大倉山駅付近の坂道②

  • ♯カツ丼は人を幸せにする〜日本橋ランチグルメ

    2022年7月以来2年半ぶりに『とじないカツ丼』にお邪魔した。私が初めてとじないカツ丼を頂いたのは2018年3月渋谷・瑞兆というカツ丼専門店である。瑞兆は渋谷駅から徒歩10分、しかも営業時間が平日は11時半〜18時とお邪魔するのに極めてハードルの高い店であった。(瑞兆のカツ丼)2022年に水天宮駅から徒歩2分のところに『♯カツ丼は人を幸せにする』が開店してからはかなり便利になった。水天宮前駅の他にも神田店、赤坂店、五反田店、西麻布店、本八幡店と6店舗にも拡大している。ほぼ1時に店に着いたが、ちょうど満員で5分ほど待つ。メニューは大幅に広がり、丼はそびえ立つ海老丼、トンカツが350gの特上丼、ほかにトンカツ定食、エビフライ定食などバリエーションも増えた。以前は券売機方式だったが、今はバーコードをダウンロード...♯カツ丼は人を幸せにする〜日本橋ランチグルメ

  • 大倉山駅付近の坂道①

    『東京の坂、日本の坂』その231。日吉駅〜大倉山駅付近の坂道②、日吉駅の坂巡りを終え、東横線に再び乗車する。綱島駅は通過してまずは大倉山駅付近の坂道を歩くことにした。まずは東口の方に降りて東横線沿いの道を戻るように歩く。上り坂になっていてだんだんと高くなり、左側に線路がよく見えるようになってくる。目的地の坂は綱島街道沿いにあるため、すぐに行けるかと思ったが、右への脇道に入るとぐるぐる回らされ、ようやく階段があり、降りて団地の中を通り、綱島街道に出た。これを左に向かって歩くと大倉山記念病院が出てくるが、この辺りが『おぼろ坂』である。名前の由来は『以前、この辺りは森が深く、霧が立ち込めるところで、夜中に道を歩くといわれもない妖気を感じることから付けられた』と言われている。あまり急な坂道ではないが、今は往来する...大倉山駅付近の坂道①

  • 猿蔵〜吉祥寺グルメ

    吉祥寺で新たな居酒屋を訪問。やや同じ店ばかり行っているので新規開拓とばかり意気込んでサンロード真ん中あたり、本屋さんのそば、地下にある『猿蔵』という店に入る。入口はあまり広くないが、地下に入ると奥が広い。土曜日18時に予約したのだが、かなり混んでいる。店内をぐるりと回り、奥の座席に案内された。流行りのタッチ画面方式、好き好きはあるかもしれないが、いちいち店の人を探さずとも注文できるところがいい。店の方がお茶とおしぼりを持ってきてくれ、季節メニューやお勧めを教えてくれる。まずは瓶ビールで乾杯。越後料理を標榜しているが、魚の種類も豊富である。お通しは胡麻豆腐2品、白と黒の胡麻豆腐の食べ比べ、それぞれに美味い。まずはカワハギの肝醤油、新鮮な身は肝を溶かした醤油と抜群の相性。醤油だけでも酒のつまみになる。おすすめ...猿蔵〜吉祥寺グルメ

  • 再建された荻外荘を訪れる②〜スローモビリティにも乗車

    荻外荘見学の続き。蔵の隣は喫茶室とショップとなっている。土曜日の午後ということもあり、たくさんの人。ショップでは絵葉書や風呂敷、バッグなどのノベルティを販売している。戻って茶の間の先を右に曲がり、客間に向かう。ここは荻外荘の写真で最も有名な荻窪会談が行われた場所。荻窪会談は1940年7月19日に近衛文麿が組閣を行なうにあたり、海軍大臣になる予定の吉田善吾、同じく陸軍大臣候補の東條英機、外務大臣候補の松岡洋右の4人が日独伊三国軍事同盟の是非や長引く日中戦争の帰趨などを議論した。戦争回避を目指した吉田と近衛に対して特に東條が反対、結果第二次世界大戦参戦に向かい突き進むことになったターニングポイントである。VRも備えられていて当時の様子と重ね合わせることもできる。飾られていた人形や亀と海老の剥製なども再現されて...再建された荻外荘を訪れる②〜スローモビリティにも乗車

  • 『千円札でお釣りがくるランチ』③〜人形町・みなもと屋

    『1000円札でお釣りがくるランチ』③、人形町をウロウロ、安いランチ、特に定食屋を探すが、最近値上げした店ばかりで中々見つからない。表通りから1本入った所に確かあったと思ったが、これも値上げ済み。残念と思ったら2階は別のお店で『みなもと屋』とある。メニューを見ると最も安いメニューは600円(税別)で『コロッケ定食』『油淋鶏定食』『デミハンバーグ定食』など沢山ある。正直なところ味は大丈夫かなと思いつつも2階に上がる。ドアを開けると広い店で席も多いが11時45分なのにお客さんはいない。しかし30過ぎのマスターが元気よく『いらっしゃいませ、まず注文を承ります』と言われる。『メンチカツと唐揚げ定食』(税引き600円)をお願いする。マスターは中国訛りで『小鉢をこの中からお取りください』という。生卵、納豆、大根おろし...『千円札でお釣りがくるランチ』③〜人形町・みなもと屋

  • 再生された荻外荘を訪れる①

    ようやく春らしくなり、気温も上り、天気も良かったので散歩方々最近オープンした『荻外荘(てきがいそう)公園』まで出かけることにした。出発は午後2時半、我が家からは北東方向にあるため、まずは西高そばから井の頭通り、五日市街道、神明通りと歩き、右に曲がる。環八を渡り、まっすぐ行けば到達、3.7kmだからのんびり歩いても1時間はかからないくらいの距離である。家を出て順調に歩くが予想外に暑い。ついこの間までは日向を狙って歩いていたのだが、日陰側の歩道を歩くとは。神明通りを右に曲がると急に道が広くなり、与謝野晶子夫妻が過ごした家が近くなる。環八を渡ると少し上りになり、善福寺川を越えると急に左右に大邸宅が現れる。そうした街並みの中、右手に荻外荘は今も『近衛』という表札がかかる邸宅に入る。入口から続く並木の木も大きく、屋...再生された荻外荘を訪れる①

  • 伊勢角屋麦酒〜八重洲ランチグルメ

    日本橋でランチとなった。東京建物八重洲ビルには小規模なレストランモールがあり、店も最近大幅に入れ替わったのでどの店にするか歩いてみた。イタリアン、蕎麦屋、おでん屋、タイ料理、海鮮料理などバラエティがある。一番混んでいたのはイタリアン、かつて入っていた中華料理店は残念ながら退店していた。入口に最も近い店は『伊勢角麦酒』、三重県にある伊勢角というクラフトビールの店らしい。ランチメニューは『漁師飯』(1000円)、『週替わり〜おろしハンバーグ』(1200円)あたりが人気がある。残念ながら漁師飯は売り切れていたので『伊勢うどんと小丼』(900円〜最安値)にしてみた。周りを見ていると週替わりとカキフライ(1500円)が人気がある。このレストラン街では席も多いことから、12時を過ぎると急に混み出した。待つこと7分ほど...伊勢角屋麦酒〜八重洲ランチグルメ

  • 『久我山歳時記』(58)〜神田川沿いを歩く

    2月18日の雨水から2週間、啓蟄になった。わずか15日で気候は10℃以上上り、春本番ももうすぐと思ったのは3月2日まで。月曜日から気温が急落、さらに雪も降り始めてしまった。ただ、3月に入り、東京でみぞれや降雪を観測するのは珍しくはない。2024年3月8日に雪が降り、積雪は1cmで最低気温も0.4℃、2022年3月22、23日、2021年3月14日はみぞれ、2020年3月29日も積雪1cmであった。今年は3月5日が啓蟄、これは冬籠りしている生き物たちが目覚める頃のことを言い、生き物たちは久しぶりに感じる爽やかな風と麗らかな春の光の中で生き生きしている。より細かい七十二侯では『蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく〜3月9日)』『桃始笑(ももはじめてわらう〜3月14日)』『菜虫化蝶(なむしちょうどなる〜3月19日)...『久我山歳時記』(58)〜神田川沿いを歩く

  • 『1000円札でお釣りが来るランチ』②〜人形町・あづま軒

    『1000円でお釣りのくるランチ』②、2回目はホームグラウンドの人形町で店探し、コロナ前は該当する店はたくさんあったが、閉店したり、値上げして1000円を超えるようになっていたりしてすぐに見つからない。例えば日本橋にあった『秀峰』、気取らない定食屋さんで昨年4月にお邪魔した時は『鯖の塩焼き』『塩鮭』『メカジキの照焼』から選べる焼魚定食は650円、しかし区画整理で夏に廃業。人形町でも有名なすき焼き定食(A4の和牛を使用)が名物の『大市』も850円が1000円に値上げ(それでも安いと私は思うが)とどんどんなくなってきている。今回お邪魔したのは人形町通りから路地を少し入ったところにある町中華の『あづま軒』、昭和23年創業の老舗である。ラーメンは600円、これに小さなチャーシュー丼を付けたラーメンセットは900円...『1000円札でお釣りが来るランチ』②〜人形町・あづま軒

  • 『関東三十六不動尊巡り』㉒〜第5番金蔵寺

    『関東三十六不動尊巡り』㉒、第5番札所金蔵寺(こんぞうじ)にお参りした。日吉駅を降りて普通部通りを歩き、赤門坂を下る。その先の二又を右に歩くとまずは金蔵寺会館が現れる。正式には清林山金蔵寺のいい、由緒は天台宗五代目座主(最澄の従兄弟に当たる)智証大師円珍が東国教化の際に当地で自刻の不動明王像を本尊として創建したと伝えられる。今も大きなお寺だが、当時は23の塔頭を擁する大寺院だった。三十六不動尊以外にも武相不動尊第8番、関東百八地蔵第85番、准秩父三十四観音第3番、そして横浜七福神(寿老人)とこの地区ではかなり名前の通ったお寺である。入口には『開山智証大師創造鎮護国家道場』と彫られた大きな石碑、さらに山門と続く。中に入ると単に立派な建物があるだけではなく、水盤舎や灯篭は彫刻に加え、極彩色に塗られていてこれま...『関東三十六不動尊巡り』㉒〜第5番金蔵寺

  • おばんざい三貴〜人形町ランチメニュー

    人形町の一角で関西風のカウンター割烹を3年ほど前からやっているお店がある。ランチに焼きたての魚を食べたいと思っていたら、幟が出ていて開店直後の11時半に店に入った。店の名前は『三貴』、おかみさんと中年女性の2人でやっている。2年ほど前はガラガラだったが、最近そばを通ると満員になっていることが多い。メニューは『アジの一夜干し』『鯖の塩焼き』『鮭の甘塩焼き』『鳥の唐揚げ』『金山寺味噌ロース焼き』などでこの日は『鰤の塩焼き』『鰤の照り焼き』もあった。店に入り、私は鯖の塩焼きを注文。お茶はセルフサービス、さらに冷蔵庫にあるおばんざい3つを取り出す。私は『出し巻き』『ひじきの煮付け』『ポテサラ』を出した。徐にお魚をおかみさんが焼き始め、焼けるのを待っている。目の前には夜用の酒の肴が短冊に書かれて壁に貼ってある。ハム...おばんざい三貴〜人形町ランチメニュー

  • 日吉駅〜大倉山駅周辺の坂巡り①

    『東京の坂、日本の坂』その230、今回の坂巡りは東急東横線日吉駅〜大倉山駅付近の坂道を歩くことにした。日吉駅に降りたのは13時過ぎ、2年ほど前にもきたが、ホームが地下に潜り、エスカレーターで1階の改札口を出る。東口は駅から綱島街道を渡るとすぐに慶應義塾大学日吉キャンパスの入口になり、左右にイチョウ並木、坂道となっている。一方で西口は五方向に道が放射状に伸びる道路などの街づくりを東急が設計、整然としている。それぞれ『サンロード』『浜銀通り』『日吉中央通り』『普通部通り』と言った愛称が付けられていてわかりやすい。今日は普通部通りを行くのだが、この先に慶應普通部(中学)があるからつけられた名前である。しばらくは左右に飲食店、金融機関、学習塾などが立ち並び、賑やかである。日吉台小学校の前を校庭に沿って右に曲がって...日吉駅〜大倉山駅周辺の坂巡り①

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、hokuto5819さんをフォローしませんか?

ハンドル名
hokuto5819さん
ブログタイトル
hokutoのきまぐれ散歩
フォロー
hokutoのきまぐれ散歩

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用