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hokutoのきまぐれ散歩 https://blog.goo.ne.jp/hokuto5819

ブログも6年目、ついに9月には2300日目を迎えます。日々の雑感から鉄道、橋、町巡り、切手、グルメまで幅広いジャンルで毎日更新。もう少し続けます。当面は。

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2019/08/31

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  • 『幼気ない』を読めますか?

    『改めて日本語を考える』その38。まずは冒頭の質問わかりましたか?これで『いたいけない』と読みます。意味はなんとなく分かると思いますが、今回注目したのは最後の2文字、『ない』というところ。普通に聴くとそれならば『いたいけ』が『ない』という意味となってしまいそうですが、実はそうではありません。◯◯ないという形容詞が結構ある。例えば『いたいけない』『せつない』『あどけない』『こよない』『しがない』『はしたない』『せわしない』などである。しかし、これらの形容詞は『ない』=『無い』とは違う。一方で『いくじない』『かぎりない』『あじけない』『そっけない』などは漢字にすると『無い』と書けるものもある。後者は漢字で書くと『意気地無い』『限り無い』『味気無い』『素っ気無い』となり、『意気地が無い』も間に『が』を入れると意...『幼気ない』を読めますか?

  • 魚新〜日本橋ランチグルメ

    日本橋でランチとなることが増えた。穴場や名店も行き尽くした上に12時を過ぎたことから中々思い浮かばない。やむなくCOREDO日本橋4階の食堂街にある平田牧場でトンカツでもと行くが、やはり列ができている。時間もないので諦めると向かい側の天ぷら屋には列がない。少し高いのは承知で中に入る。カウンターに案内され、メニューを見ると天丼は1320円、目の前で板前さんが揚げてくれるのならやむなしとお願いする。一方で天ぷら定食もうまそうだが、1760円は予算オーバーと諦めた。よく見るとカウンターと向こうにある水槽では車海老が泳いでいる。どうもちゃんとした店のようだ。私と同じような人が多いみたいで、1番安い天丼が人気がある。さらに幾つも同時に作るから意外に早く到着。タネは海老が2本、野菜は玉ねぎ、かぼちゃ、茄子。まずはかぼ...魚新〜日本橋ランチグルメ

  • 昭和43年10月号時刻表(復刻版)を眺めて④

    『鉄道シリーズ』その173。昭和43年10月号の時刻表④。暇に任せて時刻表を見比べると色々面白いものを発見する。当時1番短い路線であったのは徳島県の小松島線(中田〜小松島〜小松島港仮乗降場)である。元は地元の船舶会社が敷設した軽便鉄道で1913年に国有化された。全体では2.2kmだが、小松島〜小松島港は仮駅のため、規則上営業距離に入れず計算するため1.8kmしかない。このため、例えば高松〜小松島港まで行く場合も小松島までの距離計算で運賃は計算した。そこで気になるのが小松島〜小松島港を乗車した時の運賃、これは未だに謎のままである。後ろのページには全国の私鉄が乗っているが、全て網羅されているわけではなく、まだ残っていた北海道の植民鉄道もなぜか歌登町営鉄道のみが掲載されていた。多分、幌延町営鉄道、標茶町営鉄道、...昭和43年10月号時刻表(復刻版)を眺めて④

  • 鶏と海と食堂〜日本橋ランチグルメ

    ランチの穴場を日頃から探しているが、中々見つけられない。穴場の定義という程ではないが、①比較的空いていて12時過ぎでも席が確保できる、②料理の味がいい、③店の雰囲気がいい、④値段がリーズナブル、⑤便利な立地である、と言った条件が整ったお店ならば穴場と言ってもいい。中央通りを三越本店からCOREDO室町テラスに向かって歩くと野村コンファレンスの2つ先のビルに地下に降りていく階段が現れる。店の名前は『鶏や海と食堂』とどこで区切ればよいか分からない名前。店に置いてある名刺を見ると『海と(カイト)食堂』とある。ランチのメニューは鶏(山形さくらんぼ地鶏)の唐揚げ・照り焼き・油淋鶏、トンカツ、豚の生姜焼き、天丼(蕎麦付き)は800円、海鮮丼のみ1200円と比較的リーズナブルである。通されたのが白木のカウンター、中には...鶏と海と食堂〜日本橋ランチグルメ

  • 久我山歳時記⑰〜キンモクセイとギンモクセイ

    私が通勤路で香りに気がつく花は春はジャスミン、秋はキンモクセイであろう。2014年の秋に書いたブログには駅までの道すがらキンモクセイの木が8本と書いたのだが、新しく立った住宅や老健施設などの外構には常にキンモクセイが植えられたようで倍増している。まだまだ幼木ながら、一人前に黄色い花をみることができる。これだけ多いのであれば、どの木が最も香るのかを比較してみると花の咲き方は木により早いもの、遅いもの、一度散らしたが2度目に咲くものと色々ある。木自体は5mほどにもなり、その表皮が動物の犀の肌に似ているため、『金木犀』の中に犀という字が入っているのだが、花の咲くときにしか気に留めないため、幹を見た記憶がない。幼木の花はほんの少ししか咲いていないため、側に寄って香りを嗅がない限り匂わないが、大きな木の場合は近くを...久我山歳時記⑰〜キンモクセイとギンモクセイ

  • 千吉〜小伝馬町ランチグルメ

    カレーうどんのチェーン店『千吉』の前を通ったらカレーチャンポンを季節限定でやっているポスターが貼ってあった。私はカレー麺はうどん派ではなく、蕎麦派のため最近はとんとカレーうどんは食べていない。しかし、『チャンポン』と付くと全くちがう。あまり気にもせず入店した。大して混雑もしてないだろうと高を括っていたが、中に入ると沢山のお客様。ようやくカウンターに一つ空いていた席に座る。いちおうメニューを見るが、やはりカレーチャンポンうどん(890円)が良さそうである。ただ、派生系として『辛吉チャンポンカレーうどん』(990円)、『イタリアンチャンポンカレーうどん』(990円)もある。ただ、辛味は一味があるし、トマト風味は好みではないのでデフォルトにした。ここで聞かれたのが、麺の種類。『全粒粉麺』にも変更可能とのこと。全...千吉〜小伝馬町ランチグルメ

  • 昭和43年10月号時刻表(復刻版)を眺めて③〜国鉄航路

    『鉄道シリーズ』その172。昭和43年10月号の時刻表③。国鉄バスを取り上げたならば国鉄航路にも触れておきたくなる。現在もJRが経営している航路は広島県の宮島口〜宮島のJR西日本航路1つのみであるが、当時は数多くの航路があった。北から青函連絡船(青森〜函館)、宇高連絡船(宇野〜高松)、大島連絡船(大島〜小松港)、宮島連絡船、仁堀連絡船(仁方〜堀江)の5つである。青函連絡船は石川さゆりの『津軽海峡冬景色』にも出てくる有名な航路。1954年9月に発生した洞爺丸事故で1155人もの人命が失われて、その後の青函トンネル建設に繋がったことは有名である。函館〜青森を4時間余りで結んでいたが、青函トンネルが開通すると廃止された。宇高連絡船も宇野〜高松を結んでおり、甲板で味わう讃岐うどんが美味いのでも有名だったが、こちら...昭和43年10月号時刻表(復刻版)を眺めて③〜国鉄航路

  • 生駒軒(再訪)〜人形町ランチグルメ

    今日は朝から昼飯はチャーハンを食べることは決めていた。しかし、ガッツリ系の油の多いチャーハンはよる年波か、あまり食指が動かない。例えば人形町の町中華の代表格である『六さん』や『菊水軒』のチャーハンでは脂っこい。そこで色々と考え、甘酒横丁にある『生駒軒』を思い出した。この店は中々ユニークなお店でグルメサイトを見ると営業時間は1145〜1530と書いてあるが、12時5分過ぎまで必ず『準備中』の札が下がっている。時には開店前に列ができていることすらある。この日は少し遅く1時前に店に入るが、各テーブルには4人掛けに1〜2人、2人掛けには1人は座っている。それでも1つ空いた席を見つけて席に付き、お姉さんが水を持って来てくれると『チャーハン』(800円)をお願いする。注文を待っているのは私と向かい側にあるボックス席に...生駒軒(再訪)〜人形町ランチグルメ

  • 昭和43年10月号時刻表(復刻版)を眺めて②

    『鉄道シリーズ』その171。この企画の3回前同様、先日購入した復刻版の時刻表昭和43年10月号に関する第2弾。今回は鉄道ではなく、国鉄バスに触れてみる。国鉄バスは日本国有鉄道自動車局が運営していた旅客並びに貨物輸送のことを指す。目的は①鉄道予定線の先行、②鉄道線の代行、③鉄道線の培養、④鉄道線の短絡である。但し、昭和62年4月に行われた国鉄分割民営化により、新設された各新会社に引き継がれた。近年、TV東京を中心に『路線バスの旅』のような番組が増えてきた。その中でよく話題になるのが、バスの長距離路線の廃止、特に県境を挟む場合には縮小されたり、廃止されたりしている。しかし、まだ当時(昭和43年10月)にはとても考えられないような長距離、しかも県境を越える路線は国鉄バスがその役割を担っていた。今の時刻表にもバス...昭和43年10月号時刻表(復刻版)を眺めて②

  • RAGOUT(ラグー)〜人形町ランチグルメ

    新たにまた一軒、人形町の洋食屋を発掘、早速ランチを食べに行く。場所は水天宮の裏、首都高速の浜町出口に上がるアプローチ道路が目の前に見えるところにある。お店の名前は『RAGOUT』、フランス語で煮込み料理、シチューのことである。比較的広い店でランチは人気がある。目の前の窓際の席には品の良い老婦人と紳士、ナイフとフォークがよく似合う。メニューはカレーやピラフ、定番のハンバーグやエビフライ、オムライス、スパゲッティミートソース、これらの組み合わせなど主なメニューは全てある。ややリーズナブルなのは日替わり定食、この日は豚の竜田揚であった。悩んだが、先ほどの老婦人が選択していた『ハンバーグとカニクリームコロッケの定食』(1300円)にしてみる。というのは大きめのカニクリームコロッケから蟹の爪が突き出していたからであ...RAGOUT(ラグー)〜人形町ランチグルメ

  • 立食蕎麦屋のカレーを頂く〜東日本橋・みまつ

    事務所から歩くこと10分、途中の立ち食い蕎麦の名店『ありがせいろう』には目もくれず、東日本橋駅近くの立ち食い蕎麦『みまつ』にお邪魔する。なにしろ彼岸が近くなり、気温も下がったこともあり、多少の遠出は苦にならなくなったからである。このお店は南千住にある(有)三松屋製麺所直営でほかにも新橋、三河島、新橋などにも店がある小規模チェーン店。看板には『きそば、うどん、ラーメン、カレーライス』とある。普段ならば蕎麦を頂くのだが、今回はカレーにしてみる。ただ、貼ってある写真を見るとあまり具がないようであるため、『メンチカツカレー』(650円)をお願いした。本当に昔ながらの立ち食い蕎麦屋でカウンターでおじさんに注文を言うとすぐに調理、とは言っても茹で麺を温め、具を乗せてツユを掛けて作る。私のカレーライスはジャーからご飯を...立食蕎麦屋のカレーを頂く〜東日本橋・みまつ

  • べったら市に行ってきました

    10月19日、20日はべったら市が行われている。主役の『べったら漬』は大根を麹漬けした甘い漬物で東京の伝統的な漬物である。皮を剥いた『皮なし』とそのまま漬けた『皮あり』、さらに滅多にお目にかかれない『葉っぱ』もある。『べったら』の由来は諸説あるが、江戸時代にこの漬物を若者が振り回して表面の麹が着物にべったり付けてからかった→『べったら漬』となった説が通説である。お祭りは地下鉄日比谷線近くの寳田恵比寿神社及び椙森神社と周辺道路で開催中。恵比寿講(商家で恵比寿神を祀り、親戚など親しい人を集めて祝う行事)にお供えをする行事があり、その際にこの商人相手に大黒様や神棚、打出の小槌など様々なものを売る習慣があった。その中でもべったら漬がよく売れたので市の名前となったものである。売っているものはべったら漬だけでなく、い...べったら市に行ってきました

  • CSファイナルステージ最終戦の反省〜阪神ファンの戯言

    今シーズンの阪神タイガースのブログももう書かずに終えようと思っていた。しかし、あまりに不甲斐ない幕切のため、思わずまたグダグダと書いてしまった。CS1stステージは青柳、伊藤、才木の3人の投手が先発、青柳も伊藤も文句がない投球。伊藤はワンチャンスを捉えられ、1対0で負けたが、今年のタイガースらしい試合だった。3戦目は才木が本来の調子は出せなかったが、3回からの継投は浜地、岩貞、西純矢とよく繋ぎ、その間に逆転、湯浅はかなりしんどかったが、最後は藤田をダブルプレーで切り、勝利を掴んだ。ただ、CSのファイナルステージはすぐに翌々日から始まる。当然だが、1stステージに先発した投手は中4日でも3戦目からしか投げられない。さらに1勝のアドバンテージがあるため、初戦を取らないとかなり可能性は低くなる。1戦目はヤクルト...CSファイナルステージ最終戦の反省〜阪神ファンの戯言

  • 広味坊(再訪)〜日本橋グルメ

    三越新館の地下に老舗を中心としたこじんまりした食堂が4軒(韓美膳は撤退済)が入ったスペースがある。一軒がせいぜい20席、さらにコロナ禍で席を離しているため少ない店もある。久しぶりに『広味坊』の四川風麻辣麺を食べようと11時半に雨の中行くが既に待合の椅子には二組三人が待っている。雨のためデパートから出ずに中で食べる人がいるのかもしれない。まあ、やむなしと名前を書いて待つことにした。待つ間にメニューを見ると『麻辣麺』(1450円)以外に『海老ワンタン麺』『海鮮五目麺』『海鮮五目焼きそば』『塩味海鮮五目焼きそば』とサイドメニューの『高菜チャーハン』(150円)なある。オーダーは当初の計画に高菜チャーハンを加えることにした。それほど待たされず席に着くと数分で麻辣麺登場。麺の上にはチャーシューとメンマ、細かく刻んだ...広味坊(再訪)〜日本橋グルメ

  • しっぽの先の方を歩く〜キャットストリート

    旧渋谷川遊歩道路、通称キャットストリートを歩く。とは言っても宮下公園向かいの明治通り沿いのところから表参道までは以前に歩いたことがあるため、今回はネコのしっぽの先の部分を歩く。表参道(都道413号)とキャットストリートの交差するあたりには『参道橋』が架けられていた。今もその親柱は歩道の中にしっかり残っている。ちょうど歩道橋があるのでこれを渡り、数多く通る車を横切って暗渠の上に作られた道を歩く。先程通ってきた渋谷寄りの部分とは違い、店はあるが人が少なく、目新しい店でも閉店しているものが多い。ネコのしっぽのように右へ左へと曲がりながら進む。なかなか立派な木造の建物やベランダ部分真っ赤に塗った二階建て、洋館や近代的なデザイナーズマンションなど種類は多い。TEADかBAKER、さらにJANKYARDなど古着を扱う...しっぽの先の方を歩く〜キャットストリート

  • 豚壱(楢葉町)を東京日本橋のミデッテで食す

    季節は何となく変わっていくものと思っていたが、やはり変わり目はある。例えば夏→秋の場合は太平洋高気圧の勢力が弱くなり、北の冷たい空気を持つ高気圧が張り出してくる。この二つの高気圧は性格が異なり、間に気圧の谷ができ、前線が発達する。そのため、雨が降ると急に気温が下がるのである。まさに今日がその変わり目の1日のようで最高気温が午前6時とのこと。午後からは雨も降り出したが、少し歩いて福島県のアンテナショップ『ミデッテ』まで足を運ぶ。奥のイートスポットは日替わり・週替わりで本日から3日は『豚壱』さんの焼きそばらしい。豚壱さんは東海第一原発近くの楢葉町のお店。名物は豚丼と焼きそば、ただ、今回は焼きそばのみである。券売機に変わっていてそこで普通盛(800円)の食券を買う。カウンターに出すと半券が渡され、この番号で呼ば...豚壱(楢葉町)を東京日本橋のミデッテで食す

  • 東京メトロ全駅スタンプリレー〜半蔵門線③

    『鉄道シリーズ』その170。今回も東京メトロ全駅スタンプリレー、半蔵門線も3回目。今回で半蔵門線完集を目指す。九段下駅のお隣は半蔵門駅、改札口は渋谷駅に向かい前方と後方にあるが、国立劇場寄りの出口外という情報を得て改札口を出るとすぐ前にポスター発見。バーコードを読んで後ろを振り返ると歌舞伎の一場面だろう見事なタイル製の絵があった。次の永田町駅は3線乗入れ(有楽町線、南北線、半蔵門線)に加え、丸の内線赤坂見附駅にも通路で連絡しているため、難航が予想される。調べると『駅事務室前、改札内』『紀尾井町出口、改札内』の2ヶ所にポスターがある。悩んだが、紀尾井町出口の方が近いのではと歩き始める。まず進行方向後側のエスカレーターを上がり、南北線の方に向かう。しかし、南北線のホームまで行くとホームの一番端に紀尾井町出口が...東京メトロ全駅スタンプリレー〜半蔵門線③

  • 特牛駅

    難読駅名で有名です。山口県にあります。特牛駅

  • フルール〜水天宮前ランチグルメ

    突然ですが、『とんかつ』と『カツレツ』の違いについて考えたことがありますか?『カツレツ』は明治時代に伝来したフランス料理の『côtelette(コートレット)』に由来する。元々の料理は仔牛肉のスライスに細かいパン粉をつけてフライパンで炒め焼きする料理法。日本では肉を豚肉に変えて揚げ焼きするのがカツレツ、大量の油で天ぷらよろしく揚げたものがトンカツである。そのため、使うパン粉もカツレツは細かいもの、トンカツは粗く揚げると食感が良くなる。水天宮前駅から歩いてすぐの洋食店『フルール』にお邪魔した。店はかなりクラシカル、下町の洋食屋さんである。店に入ると先客は女性1人、奥の席に案内される。ランチメニューはAハンバーグステーキベーコン乗せ、B若鶏の生姜焼き、Cポークカツである。私はもちろん『ポークカツ』(1000円...フルール〜水天宮前ランチグルメ

  • 酒斎 伊とう(再訪)〜築地グルメ

    す少しコロナの新規発生数も落ち着いたこともあり、久しぶりに割烹で一杯ということになった。今回は出身銀行の先輩2人にお祝いということでご馳走になったのである。場所は築地にある『酒斎伊とう』、分かりにくい路地にある古民家のような店である。店に入ると古い箪笥などもあり、ぐっと落ち着く。焼き台にいる大将が笑顔で迎えてくれる。まずは生ビールで乾杯、涼しくなったとはいえ、喉を潤すにはちょうどいい。まずは美味いものが少しずつのった一皿。毎回季節ものがのってくるが、今回は背の高い猪口に入ったのが『蕪の摺流し』、右回りに『魚の南蛮漬』『鞍掛豆』『落花生の塩茹で』『姫サザエ』『さつま芋のレモン煮』『芯取り菜のおひたし』。真ん中の赤紫なのは『菊の酢の物』『銀杏の塩焼き』と秋を感じさせるものが多い。ビールも飲み終わり、日本酒にす...酒斎伊とう(再訪)〜築地グルメ

  • 1stステージ突破、次はヤクルトだ〜阪神ファンの戯言

    我が阪神タイガースはCS1stステージを敵地横浜スタジアムで2勝1敗と勝ち残った。1戦目は青柳の好投に打線が何とか応えて2対1で勝利。2戦目は伊藤が青柳に勝るとも劣らない好投をしたが、1チャンスをものにされ、相手投手大貫に投げ負けた。3戦目は痺れる展開、才木の調子は悪くなかったが、2回は先頭の宮崎に1発、さらに四球とエラーで1死2、3塁を作られ、さらに佐野に投げたフォークを梅野が取り損ない(記録は暴投)2点先行される。しかし、この後は継投で逃げ切り、4回表に佐藤のソロホームランで1点差。6回は疲れの見えた濱口から北条、近本の2本のツーベースで同点、原口のタイムリーで逆転した。7回表の1死2塁はものに出来ずそのまま最終回。阪神は回またぎの湯浅が1死満塁の大ピンチを藤田に二ゴロを打たせダブルプレー、薄氷の勝利...1stステージ突破、次はヤクルトだ〜阪神ファンの戯言

  • 東京メトロ全駅スタンプリレー②〜半蔵門線②

    『鉄道シリーズ』その169。前々回に引き続き東京メトロ全駅スタンプラリー半蔵門線②に挑戦。前回は押上駅〜水天宮前駅であったので、今回は三越前駅スタート。1932年4月開業で名前の通り三越本店直結しており、東京地下鉄道が資金不足で新橋からの延伸を躊躇していた際に三越が全額拠出して作られた駅であり、三越本店に向かうエスカレーターは日本で最初の実用されたものと言われている。半蔵門線三越前駅は1989年1月に開業、銀座線とは改札外の乗換となっていてスタンプのポスターも銀座線の2つの改札口の間に貼られている。もちろんスタンプの意匠は三越本店である。今回は乗換駅が多いため、ポスターの場所を探すだけでも手間取りそうな予感がした。隣の大手町駅は半蔵門線の出口から見えるところにポスターを見つけたため、すんなりゲットする。神...東京メトロ全駅スタンプリレー②〜半蔵門線②

  • 蕎麦遊膳 花吉辰〜人形町ランチグルメ

    事務所から近い『花吉辰』でランチにした。ここは新橋の本陣房の流れを汲む店で夜に蕎麦前で一杯やるにもいいお店。コロナ前はよく使っていた。メニューが豊富にあることに加えて日本酒の銘柄のレベルもそこそこ高いのである。今回はランチ、セットメニューは4つ。A生たらこ青じそごはん、Bネギトロ丼。蕎麦はもりそばか揚げ玉そばから選ぶ。他にも十割せいろ、冷やし揚げ餅おろしそば、柚子切りそば、青さのり月見蕎麦などもある。今回はセットのBで揚げ玉蕎麦にする。周りを見ていると十割蕎麦を注文する人が多い。それも殆どが大盛にしている。セットはすぐに出てくるのでありがたい。トレイに乗ってきたのは揚げ玉蕎麦、ネギトロ丼の他に漬物、小鉢が付いてくる。小鉢は小松菜とえのきだけの酢の物、まず食べるが優しい味付けである。まずは揚げ玉蕎麦から。ワ...蕎麦遊膳花吉辰〜人形町ランチグルメ

  • 日本橋富沢町

    『東京の街をぷらっと』⑩。前回の日本橋堀留町のお隣、日本橋富沢町をぷらっとしてみた。町は長方形で北を大伝馬町、南と西を人形町、東を久松町に囲まれている。広さは590千m2と小舟町などと同じくらいの広さで15分もあればぐるっと回ることができる。元は繊維問屋を中心とした商業ビルが多いエリアだったが、人形町駅から近いこともあり、近年はマンションが増加している。歩いてみると綿商会館をはじめ、三井生興、大和紡、中山福、西川など大阪に本社のある大手専門商社の支店が立ち並ぶ。その中で歴史的な建物として今はベストブライダルがアフロディーテという結婚式場として使われてるが、元は銀行の建築。別のブログの記載では1926年に竣工した古河銀行元浜町支店のようである。その後、北越銀行の支店を経て現在に至っている。もう一つは現在HA...日本橋富沢町

  • 人形町 田酔で銀シャリ定食を頂く(再訪)

    大手町に仕事で出かけた帰り、ビルB1にある小洞天に行こうとしたが、11時20分で10人待ち、これを諦めて水天宮前駅まで戻る。たまには和風でとのリクエストに応えようと『田酔』を目指す。店に入るとまだ二組のみ、席に着いてランチメニューを見る。本日の銀シャリ定食は銀鱈の西京焼(1800円)、時鮭の西京焼(1300円)、焼き塩鯖(1200円)、刺身・この日は鯛の胡麻醤油漬け(1200円)、日替わり(1100円)というラインナップ。この店ではいつも魚ばかり食べているが、日替わりは『鶏の柚庵焼き』。面白そうだから頼んでみた。少し待っていつもの通りご飯、おかず、味噌汁がまず登場。ピカピカに輝く米だが、ここは南魚沼十日町産特Aのコシヒカリ。耐えられず1回はおかわりする美味さである。ワカメの佃煮でまずひと口、米が甘い。小鉢...人形町田酔で銀シャリ定食を頂く(再訪)

  • 夏の忘れ物

    街を歩いていたら木造家屋の壁に蝉の抜け殻が残っていた。つい1ヶ月前までは珍しくもなかったのに。なぜか寂しい気分になった。あのうるさいアブラゼミの声も懐かしい。夏の忘れ物

  • 葛西臨海公園に行く②

    水族館を出て先程左に曲がったところまで戻り、左に曲がり海の方に向かう。目の前は海岸となっているが、その前にスケルトンの2階建の建物がある。これがCrystalViewと名付けられた展望レストハウスであり、無料で入ることができる。階段を上がって行くと左右前後が透明な素材でできているため、見渡すことができる。特に2階は展望台となっていて海側には眼下にキャンプ場、バーベキューも楽しむことができる。さらにその先には東京湾クルーズの乗り場やその先の砂洲まで掛けられた橋を通り、歩いて行くことができる。先程の水族館の向こうにはTDLのシンデレラ城やロッキーマウンテン、後側にはJR駅までの一直線の道を見ることができる。次はいよいよ第二の目的である大観覧車であるが、姿は見えるが途中の道がよくわからない。海岸線と並行な道を歩...葛西臨海公園に行く②

  • CS 1stステージ展望〜阪神ファンの戯言

    今年のプロ野球ペナントレースはセリーグはヤクルトの圧倒的な力で逃げ切り、パリーグは語り継がれるような激戦を制し、オリックスの優勝に終わった。終わってみればセリーグもパリーグも2年連続優勝である。それにしてもヤクルトの村上選手の56号と三冠王には舌を巻いた。CSを前に我が阪神タイガースも最終戦を待たずに何とか3位に滑り込んだ。前回のブログの時は残りの試合は負けられないと書いたが、結果は阪神は2連勝、広島と巨人は負けたためである。あまり知られていないが、阪神がCSで戦うのは3回連続である。2019年は1stステージで2位横浜と戦い、2勝1敗で2ndステージにいくも、巨人にアドバンテージも含めて4勝1敗で敗れた。2020年はコロナでセリーグはCSはなし。2021年はヤクルトにゲーム差なしまで追い詰めたが2位に終...CS1stステージ展望〜阪神ファンの戯言

  • 久我山稲荷神社例大祭に行く

    地元の鎮守である久我山稲荷神社の例大祭が3年ぶりに10月1日〜2日にかけて行われた。他の神社同様コロナのまん延防止でここ2年行われていなかった。久我山の行事と言えば6月第1週の蛍祭り、今年は何とか開催できたが、ブランク2年のおかげか、例年以上の賑わいだったらしい。しかし、7月24日にはこの久我山稲荷神社で夏祭りが行われ、湯の花神楽が行われるのだが、今年も中止。さらに盆踊りも中止ということもあり、今回の例大祭を楽しみにしていた住人も多かったはずである。まずは10月1日夜に神社にお参りに行くと以前同様に狭い境内に沢山の露店がならび、綿菓子やくじ引き、お好み焼き、たこ焼き、唐揚げなど10軒以上が軒を並べ、ここ数年なかった混雑となっていた。舞台の上では色々と地元の人たちの催し物が行われていて大きな音で『きよしのズ...久我山稲荷神社例大祭に行く

  • ル・クープシュー〜飯田橋グルメ

    新宿駅西口で長い間営業をしていた『ル・クプシュー(Lecoupechou)』がコロナ禍もあり、閉店してしまったのが2020年。お店は1978年開店だが、私も1982年に初めてお邪魔して以来40年。1年に1、2回程度だったが、無くなってしまうと気軽に美味いフレンチを食べる事ができる店が無くなったことの喪失感は大きかった。途中にギャラリークプシューという分店(2016年閉店)もあったりして繁盛店と思っていたのに。ところが、ネットで調べていると今年8月23日に飯田橋で開店したことを知り、早速お邪魔した。店はJR飯田橋駅から外堀通りを九段下方向へ5分。地下鉄東西線からはすぐのビルの2階に店はある。階段を上って店に着いたが開店5分前、しばし待つ。店は以前よりは少し小ぶり(前の店は地下があったはず)にはなったがマーク...ル・クープシュー〜飯田橋グルメ

  • 葛西臨海公園を歩く①

    土曜日だが、仕事で舞浜に行くことがあり、帰りに葛西臨海公園駅で下車、葛西臨海公園に寄ることにした。TDLは相変わらずの混雑ぶりだったが、こちらも人の出は多い。駅を降りると目の前がロータリー、その前が公園の入口となっている。子供連れ、特に幼児を連れた若い夫婦が多い。子供たちをキャリーワゴンに乗せてゆっくり歩いている。簡易テントを持っている人も多く、芝生でのんびりと子供を遊ばせるのだろう。私の目的は2つ、まずは水族館を目指す。2、3分歩くと左に水族館と矢印が出ている。これを曲がり、人の波についていく。こちらも結構な人だかり。入場門には沢山のベビーカー置き場。10月1日は都民の日のため、入場無料(通常は700円)なのである。混雑の理由がわかった。少し登りになった先には特徴的なドーム型をしたフォルムが現れてきて、...葛西臨海公園を歩く①

  • 一心たすけ〜日本橋ランチグルメ

    日本橋でランチタイム、先日お邪魔したカレーそばが有名な『やぶ久』近くで軽く食べるつもりだったが、ここには立食い蕎麦屋が2軒並んでいる。(その隣は喫煙所)今回のグルメは一部に好評な立食い蕎麦にしてみた。『よもだそば』と『蕎麦一心たすけ』、この2軒は微妙に違う。まず、同じ点は天ぷらが揚げたてでしかも種類が多いこと、異なる点は『よもだ蕎麦』は純粋な立ち食いで席はないが、一方で『一心たすけ』は席がかなりある(立ち食いの人はあまりいない)ところが大きい。今日のところは空いている『一心たすけ』に入店。券売機で食券を買うシステム。この店ではいつも天ぷら蕎麦(480円)にしている。券を持ってカウンターに行くと、色んな種類の天ぷらが並ぶが、今回は色鮮やかな生姜天にした。関西で生姜天というと一枚の大きな紅しょうがに衣が付いた...一心たすけ〜日本橋ランチグルメ

  • 昭和43年10月時刻表(復刻版)を眺めて①

    『鉄道シリーズ』その168。遂にまた買ってしまった時刻表復刻版その3冊目。今回は1968年10月号、マニアの間では『ヨン・サン・トウ』の国鉄ダイヤ全面大改正号と呼ばれているものである。当時私は10歳、細かいことはあまり覚えていない。1968年というと東海道新幹線開業から4年、ただ、まだ新幹線は東京〜新大阪のみ、まだまだ在来線が殆どの時代である。世界情勢ではベトナム戦争が泥沼化、プラハの春が起きた年でフランスのグルノーブルオリンピックが開かれた。さらに中国の文化大革命もこの年。日本ではボンカレーやソニーのトリニトロンテレビなどが発売。一方でカネミ油症、イタイタイ病、十勝沖地震など暗い事件も多く、その中で川端康成のノーベル文学賞で湧いた年である。時刻表を見てまず驚いたのは北海道をはじめとする路線の多さ。廃止さ...昭和43年10月時刻表(復刻版)を眺めて①

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