無料で読めるネット図書館「青空文庫」。舐めちゃ、あかんよ。 奥深い世界をご案内します。 (青空文庫:https://www.aozora.gr.jp/)
『読者による文学賞』を設立するためにクラウドファンディングを始めました!
まったくもって、全然更新できていませんでした。。。 というのもですね、実は他にチャレンジしていることがありまして。 それは 読者が運営する文学賞を設立する と…
皆様、お久しぶりです。 先日、お話をさせていただいていたデイモン・ラニアンの翻訳が完了しました。 URLはこちらになります。http://p.booklog.…
結局、全然更新が出来ていません。。。 とはいえ、何をしているかは報告できればと思い、更新しました。 現在 翻訳をしています。急にいきなり何を、と思われるでしょ…
【第二十六回】海外文学には珍しい内面小説『象を撃つ(ジョージ・オーウェル/著)』
一週間ちかく、間が空いてしまいました。 ちょっと仕事関係で色々と、、、と言うのは言い訳で、あまり気が乗らなかったのが本音です。 話はずれますが、会社の先輩に貰…
【第二十五回】鉄道ミステリの前身『とむらい機関車(大阪圭吉/著)』
ブログをスタートしてから初めて更新に間が空いてしまいました。リアルの生活があったということもありますが、それ以上にストックが切れたことが大きい。笑 同じ作者で…
先日、『美の壺』で小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の回がありました。海外出身ながら、日本人の美意識に深く入り込んでいるんですね。 個人的に驚きだったのは、小泉…
サキ暗い短編の名手として有名なサキ。その後味の悪さは同じ短編の名手でもO・ヘンリーとは実に対称的です。いくつもの作品があるのですが、現在、青空文庫に採録されて…
さて、本日は初めて作品の内容以外の話になります。 怒涛の勢いで21回まで来たのですが、実はブログ設立時にリストアップしていた作品群のストックが切れてしまったの…
【第22回】読書感想文の題材にしたい『羅生門(芥川龍之介/著)』
ついに来てしまったか。この人も青空文庫を語る上では外せないですね。作品のランキングトップ3には入っていないものの、作家のランキングトップ3があれば、間違いなく…
【第二一回】労働者というより文学の悲哀『セメント樽の中の手紙(葉山嘉樹/著)』
最近、プロレタリア文学というものに脚光が再びあたることが増えてきました。ポピュリズムの台頭もそうですが、社会の中で格差を感じ始める人が増えてきた傾向でしょうか…
【第二十回】知っているでしょうか。『日本の全ての方々へ』・『非暴力』(マハトマ・ガンジー/著)
人生に大きな影響を与えた本、というのは誰にでもあると思います。自分の場合は、岩波文庫の「獄中からの手紙(マハトマ・ガンジー/著)」という1冊がそうでした。大学…
さて、本日は村山槐多。初めて、この作家を知ったとき、名前が読めませんでした。笑 正しくは「むらやま かいた」。 作家としては異彩を放つ存在でして、どちらかとい…
【第一八回】僕の見る景色『桜の樹の下には(梶井基次郎/著)』
梶井基次郎といえば、『檸檬』で思い出す人は多いのではないでしょうか。『檸檬』というと、なぜか学んだ学校は違うのに、共通語のように多くの人と話すことができます。…
【第一七回】かつての子供たちへ「赤い蝋燭と人魚」&「新童話論」(小川未明/著)
「児童文学の父」と名高い小川未明。短編が多いからか、青空文庫にも数多くの作品が採録されています。 管理人が小川未明を知ったのは「児童」とは呼べないような年齢に…
【第十六回】ある意味、やおい本「ヰタ・セクスアリス(森鴎外/著)」
さて、やってきました。森鴎外。 医者で、官僚で、軍人で、 文学博士で 、翻訳家で、批評家で、そして小説家の森鴎外。 もう八面六臂の大活躍です。 多くのジ…
【第十五回】悲しく、恐ろしいマザコン「母子像(久生十蘭/著)」
幅広いジャンルの作品を手掛けた久住十蘭。「小説の魔術師」と呼ばれ、代表作でもあるこちらの作品は、海外の評価も高く短篇小説コンクールでも入選をはたしています。 …
【第一三回】かっこ良すぎだぜ「赤ひげ診療譚『狂女の話』(山本周五郎/著)」
この山本周五郎という作家に対しては、少し特別な思いがあります。 高校時代、読みたい本に困っていた管理人。というのも、高校生なので財布に余裕がなく、新刊はあまり…
【第一三回】骨董品か、名作か。「坊っちゃん(夏目漱石/著)」
さて、これでついに青空文庫アクセスランキング・トップ3の作家を全て制覇しました。国民的作家の夏目漱石。 なのに、トップ3の作品自体については扱わないというへそ…
実は管理人、明智小五郎シリーズを読んだことありません。推理小説は割合好きなのですが、なぜかこのシリーズだけ読むことのないまま、来てしまいました。 子供の頃に夢…
最近、韓国との関係が悪くなってきていますね。そこで、韓国について書かれた勉強になる本ないかな~、とネットを漁ったのですが、これがまた大分、バイアスのかかってい…
【第十回】凄まじすぎる、お姫様。『夜長姫と耳男(坂口安吾/著)』
さて、ついに来ました第十回。二桁に到達です。実は、この回だけは、どんな作品をピックアップするか最初から決めてブログを開設しました。 もう、本当に書きたくて仕…
【第九回】それは誰のこと?『ある少女の死まで(室生犀星/著)』
もともと、この青空文庫のレビューを始めようと思ったのは、青空文庫では、作品が選び方にくいと思ったことがきっかけでした。 作家別で表示されており、その後、作品を…
【第八回】立派な大人のひとたちへ『あのときの王子くん』(サン・テグジュペリ/著)
もう著者の名前で何の作品を指しているか、察した方もいるのでは。そう、原題『Le Petit Prince』。邦題では岩波書店版の『星の王子様』が有名ですね。タ…
【第七回】扱う問題も読むのも難しい…『阿Q正伝(魯迅/著)』
連日、ニュースで香港デモの状況が放送されています。かなり緊迫している様子です。 近い国のことなのに、ちゃんとは知らないな、と思って手にとったのが『独裁の中国現…
現在まで書かせていただいたレビューの一覧です 【第1回】銀河鉄道の夜 (宮沢賢治/著)【第2回】小さき者へ (有島武郎/著)【第3回】春琴抄 (谷崎純一郎/著…
『青空文庫』は今では著作権の切れた作品を中心に掲載されるインターネット上の電子図書館です。ボランティアの方により運営されており、価値ある作品が無料で楽しめるサ…
【第六回】世界的大スター登場!『まだらの紐をめぐる冒険』(コナン・ドイル/著)
まさか、こんな作品まで採録されているとは。。。『青空文庫』恐るべし世界中が「名探偵といえば?」という質問に多くの人が名前をあげるであろう、あの御方。『シャーロ…
さて、このビックネームは『青空文庫』を語る上では避けられないですね。アクセスランキングのビッグ3に入るであろう太宰治。※勝手な判断ですが他2名は『宮沢賢治』と…
【第四回】青空文庫だからこそ!の『屋上庭園』と『屋上庭園を見て』(岸田國士・著)
自分にとってかなり思い出深い作品がありました。それがこちら、岸田國士の『屋上庭園』。岸田國士さんというと演劇業界では、誰もが知っているビックネーム。彼の創立し…
このブログを書き始めて、初めて『えあ草紙』というサイトがあることを知りました。何かというと『青空文庫』を電子書籍のようにして読むことができる、という有り難いサ…
昨今では人情味のある作品が流行っているらしい。と読書好きの仲間から聞きました。確かに、話題になった作品をいくつか思い返してみると、いわゆる「泣ける」作品が多い…
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