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モルファス構造体の随想録 https://blog.goo.ne.jp/yzm22822

なんとなく始めたオーボエのこと、音楽のこと、積読の方が多い本のこと、たまには社会のことなども・・・

惑星モリファス
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2019/08/07

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  • 花祭り〜

    薬師堂の入り口にはお地蔵さんが。雨が降りそうな月曜日、花祭りの手伝いに出かけた薬師堂。本来なら近所の子供達が賑やかに集まって、お菓子の振る舞いなどがあるのだろう。しかし、4月8日は月曜日、しかも小学校の入学式!子供達は1人も来ず、薬師講の皆さん、多分私より年上の方ばかり。賑やかに集まるのは良いが、最近必ず見かける市議会議員になりたい女性が〜薬師講の講中ではないし、ご近所にお住まいでもないのだが〜〜〜おもてなしのひとときを皆んなで楽しんだ、ようだ。私は裏方なので、講の皆さんが概ね帰ったら楽しませて頂いた。こうした地域の行事は、担い手が年々年老いて行くのは勿論であるが、子供達が集まり難い状況であることを分かっていながら何の手立てもせず、昔から決まった事だからという以上の発想はない。であれば、もうこのまま廃れて...花祭り〜

  • 劣化した政治の行き先

    日々の事にかまけていて一週間が過ぎてしまう。相変わらず自民党の裏金の問題・・・しかし何時ものことだが、自民党内部の権力争いにすり替わっているようだ。多数を占める安部派を岸田政権の延命のために取り込みたい、とはいえ露骨だとさすがに自民党の支持を減らしかねない・・・といったところなのだろうか。どうしてこの国の政治家はこれほどまでに情けない体たらくになってしまったのか?このブログで何度も書いている通り、政策の成果を明確に評価して選挙で結果を出す、という国民の姿勢が見られない限り政治家が変化することはない。安部政権以降は「自分に都合の悪いことは、嘘をついたり、ごまかしたりしても国民は自民党を支持し続ける。」特に若い人は、全く政治に無関心か比較的右寄りの考え方を持っているようで、嘘つきでも構わないから「安全保障を声...劣化した政治の行き先

  • 嵐の中の吟行

    岩槻城、黒門岩槻城下の時の鐘城下町、愛宕神社へ向かう道前回の投稿とは前後するが、金曜日は吟行句会だった。午前中は大変な雨風歩くような状態ではない。が、結局駅から3〜40分雨の中を歩いてしまった。わたしは自分の想念の中でイメージを積み重ねて句を作るタイプなので吟行〜即句会、は苦手。練り上げる時間が足りない。案の定、私の句には点数は入らず。句会の舞台であった城跡をメインに咲き始めた桜などを詠った句の評価は高い。まさに現場で詠った句ではあっても、その切り取りが分かりにくいと点は入らない。吟行句会の宿命か?誰からも共感を得られなければ、勝手に「俳諧自由」などと開き直っていられまい、誰にも分からない言葉は言葉ではないのだから。嵐の中の吟行

  • 美術館へ行った

    10年近く行っていなかった県立美術館に行った。知り合いの写真家さんが加わっている美術集団の展覧会。写真家さんの本業は呉服屋、趣味は獅子舞、写真家は第二の本業?見事な作品。写真だと言われてもどうやったのか?素材は花火だとの事。長いシャッターを切ったカメラを振り回して出来た光の軌跡をPCに取り込み加工したとのこと。彼は84歳、今年は彼の干支だから辰をイメージしたパーツを組み合わせて出来ている。かなり心に刺さった作品だつた。彼の仲間はどう考えても30代か40代!素晴らしい創作の仲間がいる。語り足りないが、この美術館の代表的な展示。マンズーの「枢機卿」美術館へ行った

  • スマホ、機種更新

    といっても、私ではない。相方のスマホ7年近く「らくらくホン」を使っていたが、何かの操作ミスで再度IDとPWを入力する必要があったらしく、メールが使えないと騒いでいた。家族などの連絡にはLINEを使っているが、通っているアトリエのメンバーは、電話とメール以外の方法では繋がらないらしい。さて、朝早く近所にある携帯の店へ。予約してあるので待ち構えていたお兄さんがテキパキとおすすめ機種2つ3つを紹介する。「でも、今はこれが良いですよ、昨年のモデルで安いですし。」と差し出してくれたのが写真の機種。無事購入手続きも終わって、データ移行・・・・・毎度のことながら、これが一番問題、みんなそうなんだろうか?私が2年前に買い替えた時もデータが上手く移せず、最後にその店の一番のベテランらしい女性がやってみたが部分的に移行できな...スマホ、機種更新

  • 茶番劇と国民

    東京新聞の写真を借用させていただきました。政治倫理審査会なるものが参議院でも開かれた。国民の多くは強制力のない「政治倫理審査会」なるもので、自民党「安部」派の闇が明らかになると期待してはいなかったと思う。また、派閥の幹部たちは「知らなかった」「記憶にない」「関与していない」など、「多分嘘」であであろう言葉を繰り返し聞かされるに決まっている・・・と、国民の多くは諦めているだろう。そんな自民党をどうして多くの国民は支持しているのだろうか?私が住む町内の公共施設が移転するらしい。町会長は「跡地を公園にしてほしいと要望活動を行うが、普段から町会活動の支援をしてくれるのが立憲民主党の市議なので、「自民党」の議長が出て立憲の市議は招待していないグラウンドゴルフの集会に市長を呼んで要望活動を行う予定だ。」と話してくれた...茶番劇と国民

  • お宮参り・・・我が家の重大ニュース

    孫娘の誕生を祝って・・・我が家のお雛様前回のブログ以降、かなり日が経ってしまったが、実はこの間、毎日忙しくしていた。その最たるものは、先週の月曜日。ようやく授かった初めての孫娘のお宮参りで、川越氷川神社に参拝したことだろうか。月曜日ではあるが、年金暮らしの老夫婦にとっては毎日が日曜日だし、学生・生徒たちは試験休み期間中といったところ。東京至近の「小江戸」は観光客がそこそこに多かった。同じ県内だが我が家から車で川越に行くためには大混雑の街を横切らねばならないし、これまたいつも渋滞する橋を渡らねばならない。それ以上に問題なのは、自分の車が使えない・・・ので、電車とバスで出かけた。電車は乗り換え2回だが1時間弱で川越駅に着く、がバスは元城下町の細い道を行くので歩くのと同じくらいの時間がかかる。川越氷川神社に3家...お宮参り・・・我が家の重大ニュース

  • ドミニク・ワルテル・・・ Chez Nous

    ユーロビジョンソングコンテスト、フランス語で歌われたポップス1966年。前年の1965年の優勝曲はルクセンブルグ代表として出場したフランス・ギャルの「Poupéedecire,poupéedeson」。ビートルズの圧倒的な人気の一方で、フレンチポップス・・・取り分け少々素人臭い若い娘たちの歌はヨーロッパのみならず東洋の片隅の国にまで押し寄せてきていた。しかし、この「ChezNous」は参加18か国中第16位という成績でフランス代表の最低記録になった。この年のユーロビジョンソングコンテストで優勝したのはオーストリア代表ウド・ユルゲンスの「Merci,Chérie」ドイツ語の歌は初めての優勝だった。また、2位、3位にスウェーデン、ノルウェーが入賞したため出された疑念に、スウェーデン代表リル・リンドフォッシュは...ドミニク・ワルテル・・・ChezNous

  • 苦手な文法の話

    先日、浦和で二か月に一回の句会に参加した。この句会の主催者は元の上司。現役時代思いがけず句集を頂いたことがった。表紙は上司の兄君の絵だった。この兄君は日展に入選していた画家で医者だったとのこと。メンバーは、同じ会社にいた先輩たち。主催者と同期の方々なのでちょっと年上である。さて、その句会で私が頭をひねったのは、ある参加者の投句「・・・・・・(上五、中七は省略)打たれしよ」という表現。セーターの袖をぶらぶらさせ、その袖で打たれた、という句意である。疑念を呈した私に、俳句の経験も深いその先輩は「どうすればいいと思うの?」と聞かれ、その場では気付かなかった。プレバトの梅沢さんではないが「急に言われても・・・」といったところか。今ならば、先輩に・・・・もしこの句が「・・・・打たれけり」ならば何も問題もないだけでな...苦手な文法の話

  • 失政に続く失政

    自民党政府は、一人月額500円の子育て支援金なるものを社会保険料に上乗せして「徴収」する方針であるとのことだ。「増税ではない」という岸田首相の言葉は空虚に響く。首相の言葉を額面通り受け取っている国民はほとんどいないと思うが、テレビのインタビューなどを見ていると、多くの人は現実感がないように感じる。まず、国民が疾病に備えた相互扶助の意味合いの社会保険料に政策的な使途の「支援金」を上乗せするのは、明らかに「税」で徴収すべき性格の費用を言葉と仕組みで誤魔化すもの。現役世代の負担をこれ以上増やしてどうするのか。一人月額500円という言い方も誤魔化しだ。専業主婦(今や殆ど居ないだろうが・・・)と子供一人を扶養家族としているサラリーマンなら、毎月1500円徴収される。言い方は正しくはないが、子育て支援金を子供から徴収...失政に続く失政

  • 嫌ひなものは嫌ひなり

    俳句に親しんでいる殆どの方が知っているであろう三橋鷹女の句である。上五は「夏痩せて」だから、きっと体に良いんだから食べなさいと言われたのであろう。嫌いになるのは必ず論理的な理由があるのだろうが、日本人社会では理詰めで追及されるのは絶対に嫌われる。大方「嫌いなものは嫌い」で通用するだろうが、多分ヨーロッパ的な論理社会では「なぜ嫌いなのか」と追及されることだろう。それでも、生理的なものから起因する場合は説明がつかないことが多いのではないだろうか?例えば、私はトランプ氏のような「巻き舌の米語」が嫌いである。(ブレア元首相の「英語」は大好きだった。)これも、あまり理由を論理的に説明しにくい、巻き舌一般を嫌いという訳ではないし。トランプ氏が大統領になったからという訳でもなく、それ以前から嫌いだった。やはり「生理的に...嫌ひなものは嫌ひなり

  • この程度の政治家、この程度の選挙民・・・

    これは警視総監を勤めた後1974年(63歳)自民党の参議院議員になり、法務大臣に就任したことがある秦野章氏の発言。秦野氏は田中角栄に大変近かったことで知られているが、『文芸春秋』1983年12月号の秦野章前法相のインタビュー記事の中に「…(前略)…この程度の国民なら、この程度の政治ですよ。…(後略)…」との記載があった、とのこと。この言い方は大変問題ではあるが、独裁的な権力者が全権を掌握しているような国家ならばともかく、選挙を通じた代議制民主主義の国である以上、国民の政治意識やイデオロギーの傾向などは、選挙を通じて選ばれた政治家の姿や政権に就いている政党に反映されている・・・のだから、政治のレベルとはまさに国民のレベルを示すのは当然だろう。一方で能登半島の地震で、多数の死者・・・潰れた家屋の中で救助を待ち...この程度の政治家、この程度の選挙民・・・

  • 気になること

    今気になっていることは山ほどある。政治のこと、戦争のこと、家族のこと、地域のこと・・・極々身近なことまでいろいろと。何となく時間が過ぎてゆくのでブログに纏めようとしても指の間から漏れていくようだ。ちょっとだけ気になっている(どうでも良いか、とも思っている)こと、SNSの記事を開くと必ずこうした表記の方を見つける、多分初老の方かなあ?書き出しなどの藍幸が、必ず「こんばんわ」「こんにちわ」などであること。こうした場合の表記は発音どおりの「わ」ではなく「は」と書くことは小中学校で必ず学習しているはず。まあ、放っておけば良いことではあるが、この挨拶の言葉以降にどんなに優れた記事が書かれていたとしても(老人の私は)読む気がしなくなるし、微妙に書き手の教養に疑念を持ってしまうのだが・・・。気になること

  • ヨヴァンナ・・・Non, à jamais sans toi

    1965年ユーロビジョンソングコンテストで歌われたフレンチポップスの続き。「フレンチポップス」とは英語だし、フランス語で「シャンソン」は「歌」でポピュラーもクラシックも含んだ概念なのだが、日本で「シャンソン」というとある特定の分野を指す言葉となっている。なので、ユーロビジョンソングコンテストで歌われたフランス語の歌を「シャンソン」というと、多分日本の「シャンソン」ファンに厳しく指摘されそうだ。まして、スイスのヨヴァンナの曲となれば・・・ヨヴァンナは、1938年生まれのギリシア人、アテネ音楽院でオペラ歌手を目指したようだが、何かの事情でイタリア留学の奨学金を受けられなくなり、ポップスに転向したとのこと。曲は聞いていただければ分かるが、なかなか良い曲だと思う。まあ、この年に優勝したフランス・ギャルの「Poup...ヨヴァンナ・・・Non,àjamaissanstoi

  • 新年の句会

    防災備蓄の例先週、所属する句会が開かれた。結社としても140人程度だし句会は10人なのでそれなりに意見交換もできると思っている。もちろん句会の仲間が増えてほしいのだが、20代30代などの若い世代はどうなのだろう?テレビで「プレバト」という番組があり、視聴率は関西13%、関東11%で同時間帯では第一位だそうである。年代別はよく分からないが、俳句に興味が持たれているのだろうから、ぜひ句会に若い人が増えて欲しい。ただ・・・私は俳句「甲子園」なるものは好きではないが・・・ところで、元日に能登半島地震が起きた。現地の状況全てに胸が潰れるような思いだ。地域の自主防災や福祉の仕事を引き受けているので、遠くの被災地を眺めているなどという状況ではない。自分の地元の問題である。公式の会議はないが行事の都度、町会長や他の役員と...新年の句会

  • リスト (ドップラー編曲)・・・ハンガリー狂詩曲第2番(原曲も第2番)

    新年になってからも、毎日どこか腹立たしい気分であったり、疑問に思ったり、不安だったり・・・・・70歳をかなり超えた身でいながら、まるで成長していなかったの様な気分にさせられる。既に現役として社会の変革に直接かかわれるわけでもないのだから、少し身を引いて眺めればいいのだろうが・・・ブログに書こうかと思う事柄は沢山あるがどうも速度が追い付かないようだ。先ずは、少し気分を新しくしようと旧日光街道の遊歩道に出かけた。なんだか随分歩く速度が遅くなったような・・・というかセカセカ歩く人を見ては「この人にとって本当に急がなければならないことは何だろう、今ここで歩いていること以外に・・・」などと捻くれた感想を持ったりしている。なんとつまらない人間になったのだろう、老後ってこんなものなのかな?そんなことを考えるより、出来る...リスト(ドップラー編曲)・・・ハンガリー狂詩曲第2番(原曲も第2番)

  • 波乱の年明け

    まだ松の内、今年は小ぶりですが〜私の拙く身勝手なブログにお付き合い頂きありがとうございます。今年もボチボチお付き合いくだされば幸いです。よろしくお願い申し上げます。元日から大きな自然災害や事故、火災など、一体どうなるのか暗澹たる気持ちになりますが、我々に与えられた運命に寄り添い、精一杯生きていくしかありません。お互いに、生きていける限り力を出し合いましょう。多分出来る事は沢山あるので。さて、相変わらず更新も不定期、内容も気まぐれなブログですが、今年はもう少しマメに書いていくつもりではあります。波乱の年明け

  • 年の瀬の仕事

    年末には普段やらない仕事をする事が多い。この一週間、地域の神社の初詣の為の掃除、準備に始まって、息子夫婦が泊まるというので10年ぶりに息子が暮らしていた部屋の障子を張り替えた。ちなみに、障子は冬の季語、障子洗う、障子貼るは秋の季語昔はどんな張り替えだったのかな?年の瀬の仕事

  • 辺野古を放っておいて良いのか

    今まで余り触れて来なかったが、ずっと喉に刺さった棘の様な感じだった辺野古。政府の一機関となり下がった裁判所の判決は、予想していた通りだった。(地方自治の問題はまた別に触れたい)1945年の終戦から78年、日本という国全体が未だに米軍の占領下にあることを改めて想起させる。首都の西側の空は日本の主権が及ばないことを何度も指摘されてきた。しかし、それ以上に沖縄が米国の軍事戦略の中で主権国家としての日本の一部ですらないことを何度も見せつけられてきたのではなかったか。しかも日本の為政者(自民党政権)は沖縄を捨て石のように踏みつけにして来たのではなかったのだろうか。そもそも、なぜこれほどまでの米軍基地が日本や沖縄にあるのか?それは19世紀以来のアメリカのアジア戦略にとって(あくまでもアメリカの戦略にとって)不沈空母で...辺野古を放っておいて良いのか

  • マージョリー・ノエル・・・Va dire à l'amour(邦題:慕情の季節)

    1965年のユーロビジョン・ソングコンテストのフレンチポップスの続き。ルクセンブルグから出場したフランス・ギャルの優勝、フランス代表のギィ・マルデルが第3位。モナコ代表のマージョリー・ノエルが第9位。(フランス語圏スイス・ロマンド放送局のヨヴァンナは第8位)という結果だった。この時期は、フレンチポップスもカンツォーネも日本における全盛期と言っても良かっただろう。ビートルズもストーンズもビーチボーイズもフォーシーズンズも居たのに、である。マージョリー・ノエルは、冒頭に書いたとおり1965年3月のユーロビジョンで9位入賞したわけだが、同じ年の9月、日本で発売されたシングル盤は、A面には「Danslememewagon」(邦題:そよ風にのって)B面に「Vadireàl'amour」というカップリングだった。この...マージョリー・ノエル・・・Vadireàl'amour(邦題:慕情の季節)

  • 俳句の難しさに・・・

    現在の俳句の潮流は実に様々だ。伝統的な俳句を作る人々、現代俳句を作る人々。それぞれの俳人の持つ内面の詩的世界、詩的感興の発露であれば、当然に表現方法は異なってくるだろう。特に短詩であれば一つの言葉の選択、一文字の助詞が重大な意味を持ってくる。それは伝統俳句だろうが現代俳句だろうが全く同じことだ。私は私淑している俳人の方、偶然所属している結社の傾向から、自分が納得して「有季定型」の方向を選んでいる。ではあるが、何よりも先に記したとおり、一つの言葉の面白さ、言葉の選択の重さ、出来上がってくる言葉の世界の目くるめくような煌めきに魅せられており、それが現在自分が作る俳句の方が衝撃的な面白さを秘めていると感じているからである。若いころはそれなりに詩に夢中になったりもしたが、ある時、三島由紀夫の感性の鋭さに魅せられ、...俳句の難しさに・・・

  • エルガー・・・交響曲第1番

    エルガーの交響曲はこれまでほぼ聞いたことがなかった。日本の音楽ファンの好みはドイツ音楽に偏っていることはかねてより言われてきたし、現実に過去の日本のオーケストラの演奏回数を見れば、圧倒的にブラームス、ベートーベン、チャイコフスキー、ドヴォルザークなどが多かっただろう。エルガーが演奏回数ランキングに登場している・・・という記事は見たことがないのであるが、どうだろう?私も数年前までアマチュアオーケストラに在籍していたが、エルガーと言えば「威風堂々」以外の曲を演奏した経験はない。しかし、様々な記事を読むと、この交響曲第1番はイギリスやアメリカでは圧倒的な演奏回数を誇るそうだ。とすれば、聞いてみない訳にはいかないな・・・と考えて、地域の図書館のライブラリからCDを借り出してみた。ジュゼッペ・シノーポリ指揮のフィル...エルガー・・・交響曲第1番

  • 政治と金・・・相変わらずの・・・

    日本という国や国民とは、どうしてこのように倫理感も政治的な生真面目感もないのだろうか?地域の人々と話していても、全く政治的な問題意識はゼロ。「自民党」以外の政党を「アカ」としか表現できない人ばかり。それも聞いてみれば私とはほぼ同年代。ということは60年安保を小学生時代に、70年安保を高校生時代に経験している。最も政治的に激動の時代、若い心に問題意識をたっぷりと抱えていたはずの世代。なのに、先に書いた通り、自民党以外は「アカ」としか言えない。当該選挙区に鞍替えしてきた公明党の議員を「知らないよね~」といいながら、「だって自民党の代わりに出るんでしょ、投票するしかないよね~」と。全共闘時代に逮捕された大学時代の友人たちはおろか、役人時代の優秀な同僚や敢えて言えば付き合いのあった真面目な地方議員や国会議員たち・...政治と金・・・相変わらずの・・・

  • 大学の運動部というところ

    コロナやインフルエンザには十分に気を付けていたつもりであったが,入浴後のちょっとした油断が元で風邪をひいてしまった。これまで、あまりブログで取り上げなかった日大の問題を考えてみたい。多くの私立大学の運動部・・・日大のアメリカンフットボール部は当然!所属する学生たちは「スポーツ推薦」によって入学している。大学によって内容は様々だが、通常は入学試験(学力検査)は免除されているはずである。したがって、大学に入る=特定の運動部に所属する、ことなので、大学らしい勉学は期待されておらず、OBの斡旋により特定の企業の「運動部」社員になることに定められている。(実は、息子の親友がこのルートに乗って「アメリカンフットボール」で大学に入ったものの、事情があって運動部からの退部を申し出た。結果自動的に大学も退学になってしまった...大学の運動部というところ

  • リアル生活の一週間

    前回ブログを更新してから、早くも一週間が経ってしまった。年末でもあるし一寸うかうかしているとブログ更新も間が開いてしまう。でも、毎日更新しようとも思っていないし、気づいたときでいいと思っている・・・記録を見てみると、2日(土曜日)は実家の草刈り。3日(日曜日)は町会の古紙改修事業。4日(月曜日)蕎麦打ち・・・常陸の蕎麦!!!旨し。5日(火曜日)は高齢者のサロン。6日も実家の草刈り。7日は浦和で句会。きょうは福祉団体の定例会。という状況の下で、とうとう7日の夜風邪を引き込んでしまった。ブログで報告することは沢山あるのだが、昨日から熱はないものの(36.5)のどの痛み(何時もの扁桃腺炎)がひどく声が変わってしまった。午後になって熱が少し出てきたが、そこそこ元気ではあるな~俳句は少し行き詰っている。思うように言...リアル生活の一週間

  • ギィ・マルデル・・・N'avoue jamais

    1965年のユーロビジョンソングコンテスト、フランス語で歌われた「フレンチポップス」の続き。1964年はイタリアのジリオラ・チンクェッテイ、1965年はルクセンブルグの(実質的にはフランスの)フランス・ギャル。それぞれ10代の少女が優勝を浚った。それでも、イタリアは歴史ある「歌の国」歌唱力の優れた歌手がポップス化を席巻している状況にあまり変化はない。一方、フランスは、フランス・ギャルと相前後して「フレンチロリータ」とも言われるような少女の歌手が次々にレコードデビューしていた。しかしながら、フランスがユーロビジョンソングコンテストに送り込んだのはギィ・マルデルだった。1944年アルジェリアのオラン生まれ、その後2003年にユダヤ人としてイスラエルに移っている。この曲はフラソワーズ・ドランの作詞、ギィ・マルデ...ギィ・マルデル・・・N'avouejamais

  • 東京散歩

    新国立美術館、乃木坂入口の上先日、勤労感謝の日、娘と姪を連れて相方の絵を見に行く。過去の文展や帝展の時代は、美大出身者のプロへの登竜門であったようだが、現在の日展にはそのような応募者より相方のように、先生のアトリエに通って絵を描いている人が多いようだ。私はまるっきり素人だが、洋画の部は昨年よりレベルの高い作品が多いような気がした。相方の絵も自室で仕上げてはいたが、或いは難しいかな?と思っていた。入選して此方もホッとした。一番下の姪と会うのは本当に久しぶりなので顔が分からなくなっているかと思ったが、何のことはない。遥か向こうから歩いて来るのかすぐ分かった。美術館の帰り道、娘や姪から銀座をぶらつこうと提案されたが、姪は小山に帰るので丸の内仲通りのイルミネーションを観ながら東京駅に行く事にした。年寄りはすぐ疲れ...東京散歩

  • 読書会という名の〜

    以前は、「〜と言う名の飲み会」だったが、私以外は皆80歳代になるためか、せいぜいビール一本で終わり。休日前の大宮、何時もは行列ができる店なのだが、22日は記帳する事なくスンナリと入れた。食事は相変わらず「ランチちらし寿司」さほど高いネタは無いけれど、サラリーマンOBの年金暮らしには丁度良い値段。それでも、読む本は毎回決めている。今回は私の番で、「戦国日本を見た中国人」ところが、地元の図書館では順番待ち4番目で、なんと2ヶ月経ってもまだ読めない。他の市では新刊書を数冊ずつ購入するらしいが、私の住む市では一冊だけ!まあ、本来図書館は無料貸本屋ではないから仕方ないかもしれないが、地域の知的資産についても収集が少ない。やはり文化果てる地である事は違い無いようだ。読書会という名の〜

  • テロとは何だろうか

    イスラエルのガザ地区への攻撃は止まるところがないようだ。イスラエルはハマスをテロ組織と断定し、アメリカもEUも日本も政府の認識は同じようである。だが、そもそもテロリズムとは何だろうか。手近なところでウィキペディアの記述を引用しよう。『「テロリズム」という語の現代的な用法は政治的なものである。テロリズムの概念は、しばしば国家の権威者やその支持者が、政治的あるいはその他の敵対者を非合法化し、更に国家が敵対者への武力行使を合法化するためにも使用されている。』結局は相対的なものでしかなく、ある国家や政治勢力にとって、敵対する者に対して「テロ」と名付ければテロになってしまう。ただ、基本的には非対称的な場合にしかテロはテロにならないだろう。同等、またはそれなりの軍事力を持った同士の攻撃は、「テロ」ではなくぶつかり合い...テロとは何だろうか

  • フランス・ギャル・・・Poupée de cire, poupée de son(夢見るシャンソン人形)

    1964年が終わり、1965年のユーロビジョンソングコンテスト、フランス語で歌われた「フレンチポップス」。1964年は何度も書いた通り、イタリア代表ジリオラ・チンクェッテイの「Nonhol'età」(邦題:夢見る想い)が席巻した年。続く1965年は、ルクセンブルグ代表で出場したフランス・ギャルの「Poupéedecire,poupéedeson」(邦題:夢見るシャンソン人形)が優勝し大ヒットの年になった。(余談だが、この年代の少女は何を夢見ていたのだろうか・・・)この曲はセルジュ・ゲーンズブールが作詞作曲しているが、1965年3月に開催(イタリアナポリ)されたコンテストのリハーサルでゲーンズブールとオーケストラが対立してルクセンブルグが撤退するか・・・という騒動になってしまったが、結果的にはゲーンズブール...フランス・ギャル・・・Poupéedecire,poupéedeson(夢見るシャンソン人形)

  • 美味しい昼食

    先週の金曜日(10日)所属する福祉関係団体の研修旅行・・・(一応そういうことにしておこう、どのような状況にあっても自分の向き合い方ですべては学びに繋がる、という心がけでないといけないのだが・・・)そういうことで、研修先は特に触れない。女性がほとんどの団体であるので、いかに難しい研修先であってもおいしい昼食は絶対条件かもしれない。ということで、よく知られた店ではあるが、「豆腐屋うかい」でお昼ご飯!向付~真ん中は胡麻豆腐、右は湯葉のあんかけなんですが、一番の品、くみ上げ豆腐の写真がない!さっさと食べてしまった!油揚げ二品ちらし寿司白玉ぜんざい・・・ちょっと苦手東京在住の方は、この店を熟知しているでしょう!ちょっと高いけれど、小母様には大変評判の店ではあります。美味しい昼食

  • 吟行句会の報告

    かなり遅くなったが、10月31日に所属する小さな結社の吟行句会の報告を。この日は清澄庭園に10時集合、池の端に或る涼亭で13時から句会という日程。清澄庭園は幾度となく散策しているのだが、改めて丁寧に見学すれば新しい発見もある。とはいえ、1〜2時間で満足な句を作れる筈もなく、予め数句の下書きを作るものの、当日の景色と合わない句も多数。混まない内に、と11時半頃、近所の相撲部屋近くの蕎麦屋で昼食。そうした不真面目な銀行で句会の方はさっぱりだった。もともと、この結社の方向は自分とは合わないし、構成メンバーの指向はさらに合わないので、評価が低いのは分かっている。でも、いざ句会になれば、自分の句に一票も入らないのは残念ではある。多分お情けの数票を頂はしたが、全体的には美味い蕎麦を食べに行った一日だったかもしれない。吟行句会の報告

  • 法事に行く 第三話 昼食

    どうも料理の写真を撮るのが苦手・・・なので、お店の写真を使わせていただく定食ではなく単品で・・・法事は、寺の都合で12時から、となっていたので、法要が終わり墓を掃除して、塔婆を建てて花や線香を供えたら食事へ。横浜で食事・・・となると中華街に行くのが定番。しかし、大きな中華街があるだけに横浜は「町中華」が本格的な中華料理店であることも多いし、味はまず間違いなく美味しい。つまり、わざわざ中華街へ出向かなくても近所のうまい店へ行けば良い、ということ。で、最寄りの仲町台駅から徒歩2分の所にある「龍巳飯店」というお店。新横浜からあざみ野の間が開通したのが1993年というから、区画整理が出来てビルも建つなか、この年にお店もできたはず。当時オープンした飲食店も物販店も現在残っている店はほとんど無い様に思うが、この中華飯...法事に行く第三話昼食

  • 法事に行く 第二話 法事

    父の墓からランドマークタワー第一話に書いた通り、今回は父親の三十三回忌と母親の一周忌を合同で行った。母親は11月半ば、父親は2月初め。別々に行うならば、年末を挟んで隔月に法事ということになる。我が家から寺までは電車でも車でも2時間近くかかるから寺もこちらを気遣って、合同にしましょうと言ってくれた。父親は大正12年生まれ、母親は大正14年生まれと、わずか2歳の違いでしかないのだが、回忌供養は30年以上の差が出来てしまった。いかに父親が早く亡くなったか、ということではある。この時期に生まれた男性は、みな戦争に駆り出された。数多くの戦死者を出した。そして生き残った者も戦後の厳しい食糧難、その後の高度成長期には会社人間として残業に次ぐ残業など、命を縮める事にしか出会わなかったような世代だ。私の父は68歳、相方の父...法事に行く第二話法事

  • 法事に行く 第一話 地下鉄マジック

    今日は父親の三十三回忌、母親の一周忌の法事。朝、駅についてから位牌を持って来なかった!と気づいて仏壇に戻る。駅近に住んでいる幸せではあるが、10分遅れてしまった。なので東武は予定していた電車よりも10分後の電車に乗車!さて、目指すのは、横浜市営地下鉄「仲町台」という駅。東武は日曜昼間の普通電車が10分おき。複々線を走る急行も10分おきなので本来は急行停車駅の隣ホームに着く急行への乗り換だけで・・・・・すなわち、東武線から半蔵門線直通、東急田園都市線直通の中央林間行き急行に乗り換えて行けたはずなのに、なんと、30分おきくらいに走っている浅草行き区間急行しかない事態に。同じ路線で行く限りは絶対に20分かそれ以上遅れる。そこで、北千住駅から地下鉄千代田線に大急ぎで乗り換え、待ち時間0秒で代々木上原行きに乗車。見...法事に行く第一話地下鉄マジック

  • 経済と連呼すれば良くなるのか?

    相変わらず愚かでバラマキが大好きな自民公明連立政権。こういうことしか思いつかないのだろうか?それとも結局は国民が辛いことや自分自身に痛みが帰るであろう政策を選択できないからなんだろうか?以前の職場の経験から、現在の制度、仕組みの大枠を変えずに少しずつ工夫していく・・・その結果ごく僅かな成果を出す、のは実に称賛される。結果幹部にも登用される。しかし根本から制度や仕組みを改変したり廃止したりすることは、まず評価されない。だけでなく,多少は軋轢も生じるから目立たない所へ追われる。それが日本人であり日本的社会である。失われた何十年だか分らぬが、結局アベノミクスによって日本は完全に先の無い国、売られるだけになってしまった価値の無い国に落ちた。GDPはドイツにも抜かれて4位、しかもドイツは借金漬けではない財政規律最優...経済と連呼すれば良くなるのか?

  • 我が家ニュース

    先週から今日まで、我が家は様々な話題で揺れ動いていた。最初のニュースは、息子の妻が懐妊したこと。つまり我々夫婦に初孫ができるのだ・・・という我が家的には大事件。世間的には多くの高齢家庭では経験済みの事柄だと思われるが・・・予定日は来年の2月過ぎのようなので、実はまだ実感は沸かない。そのうちに、このブログも孫だらけになってしまうのだろうか?油絵を描いている相方。昨日日展の入選通知が速達で来た。どうも、「速達」という郵便手段があるということを(多分、世間の皆さんも同様かと思うが)すっかり忘れている。我が家にあったFAXも出来る電話機を外してしまって以来、連絡や問い合わせは、メールやLINE、フォームへの入力など、スマホまたはパソコンで済ませており(相当急ぎの場合のみ、LINE通話か電話)郵便は俳句の関係しか使...我が家ニュース

  • 友人、仲間、知人

    ふと思う時がある。私には友人は居るのだろうか?50年以上付き合いを続けてきた「友人」。遊んだり喧嘩したり・・・家族ぐるみで行き来したり、離婚する奴が出てくると何となく学生時分の付き合い方に戻ったり、病み、入院し、死ぬ・・・7人だったのが今は4人・・・一昨年、他界したSの家族との繋がりが深かったのは、結局医大の幹部だったK。Kから聞いたSのエピソード・・・少し悲しくもあったのだが。「友人」でいるためには何よりも自分がその人を「友人」として信じていることが必要だ。亡くなってしまえばそれ以上にかかわりを深めることもできないけれど、何があろうとやはりSは私の友人であり続ける。40歳の頃、知り合いになったMとともに子供のオーケストラを立ち上げ、事務局の一員として苦労してきたが、このMとは喧嘩別れすることになった。相...友人、仲間、知人

  • プーランク・・・ピアノ即興曲

    私はピアノが弾けない。専門的な音楽教育を受けたり、そうでなくても音楽的な環境の下に育った方の多くはピアノが弾けるのだろう。私はごく貧しい小学校教師の子供として生まれた。大正12年の関東大震災前に立てられた村の小学校教師のための官舎で、軒は曲がり立て付けも歪んでいた。小学校の同級生でピアノをを習っていたのは、駅前の自転車預り所の娘とおもちゃ工場の経営者の娘の二人だけだった。50人学級6クラスの学校だったが。なので、あまりピアノ曲とは縁が薄かった。嫌いなわけではないのだが、ピアノ曲の数の余りの膨大さに圧倒された所為もあった。モーツアルト、ベートーベン、ショパン、リストくらいしか聞いていなかったかもしれない。・・・なによりドビュッシーを聞いて衝撃を受けたのはそれほど昔ではないと思う。それでも、プーランクはほぼ聞...プーランク・・・ピアノ即興曲

  • シャローム イスラエル

    Wikipediaからキブツの空中写真1965年、全国学校図書館協議会が選んだ読書感想文コンクールのための高校生向け課題図書のうちの一つ。著者は石浜みかる。私が選んで感想文を書いたのは、沖縄戦を描いた伊藤桂一著「落日の戦場」だった。「シャロームイスラエル」は当時あまりにも知識がなかっただけでなく、淡々とした日記風のノンフィクションに対して手掛かりをつかめなかった。しかし、作品としては大変優れていた「落日の戦場」は、何度読んでも意識も感情も本に入り込んでいけなかった。したがって、今では何を書いたか全く記憶にないくらいつまらない文章しか書けなかった。恥ずかしい話であるが、沖縄の戦争について曲がりなりにも学んだのは沖縄返還問題に直面したのちであった。一方、細かな経緯は省略するが、ある時学校帰りの上野広小路の本屋...シャロームイスラエル

  • 自民党埼玉 最低の条例

    埼玉県の自民党が誠に情けない「虐待防止条例」とかを提出し世論の批判を浴びて取り下げるとのこと。本当に情けない話だ。自民党県議団長のT氏は30代での初当選以来、まるで時間が100年巻き戻されたかのような言動だったのを思い出す。大家族制度、報国、朝日新聞、女は家庭に・・・など今の言い方で言えば「ネトウヨ」的な主張が多かったような記憶がある。 しかし、代議制民主主義の日本では選挙民が投票してしまえばそれまで。さいたま市見沼区の選挙民の選択である以上何とも言い難い。取り下げたということだから深掘りしても仕方ないが、明らかに、この条例案をまとめた「自民党埼玉県議団」は自分自身で子育てをしたことのない集団であることがよく分かる。「ゴミ出しに行く間、子供が家に一人でいたら虐待」となりかねなかったのはテレビの解説のとおり...自民党埼玉最低の条例

  • 秋はお祭り

    歴史のあるお祭りの多い秋。しかし当地では由緒ある社寺もないけれど、地域住民の楽しみはやはり「お祭り」・・・普段と同じような「焼きそば」でも、お祭りの色がつけば何かうきうきした気分も加わって美味しく感じるもの。今年の我が町会の模擬店は「お餅」大根おろしを絡ませた「からみ餅」、こしあんと粒あんを半々にした「あんころ餅」、小学生に人気の「きな粉餅」以前は餅つき担当だったが今年は会計担当なので「レジ係」計算を間違えたりして・・・そもそも自信のないレジ係だったが認知症なのかなあ・・・秋はお祭り

  • 豊橋へ

    昨日(9月30日)は、豊橋まで行って来た。先ずは、豊橋駅コンコースにあった手筒花火の写真から豊橋に行く理由は、現役時代に二度ほど携わった競輪。この競輪の施行者(自治体)OB会という集まり。つまりは、競輪の主催者として仕事をした人の集まりである。函館競輪の所長だった方が幹事、名古屋競輪の局長が会長。比較的西の競輪場の元所長が多いかな。関東は私だけ、南関東は千葉、松戸、平塚から元課長が来ていた。現役時代は、勿論車券を買うことは違法なので、情報はあっても持ち腐れ。だが、退職した今は自由に車券は買えるが、情報は遊びに来ているお客様と全く同じになったから、集まった17人で的中したのはたった一人、たった1レースだけ!久しぶりに集まって、旧交を温める事が目的だから、と負け惜しみを言いつつ、豊橋の一晩を楽しんだ、という次...豊橋へ

  • モノづくり・・・ラジカセ修理完了

    一応「修理」完了しました・・・最近の(廉価な)電化製品は、そもそもの本では製作していないので、いかに部品があろうと日本では修理はできない。なので「補修用」と多くなシールが張られた「新品」との交換になるので、新品より少し安いという「修理代」を取られた。これを断ると預けた「故障品」が何もせずに返されるのだそうな。頭の中では???なのだが、T社が家電については中国製品を自社製品として売っているのだから、部品も修理に関する・・・いや、そもそもこうした嘗ては日本が「細かい才能」を発揮して「お客様」のために提供してきたサービスの仕組みどころか「才能」部分も劣化してきた、ということであろうか?そもそも、「モノづくり」を我が国の金看板にしてきたことが見直さざるを得なくなっている。何時までも「モノづくり」に拘るべきではない...モノづくり・・・ラジカセ修理完了

  • 5日間なんて早い・・・

    22日の昼飲みだんだん食事もビールも減ってきた。家では結構飲んでいて医者からは注意されているのだが・・・20日にパソコンとの悪戦苦闘を書き込んでから、もう5日が経ってしまった。何かしらせわしなく活動しているが、若い人のように写真を撮って記録するのはどうも面倒になってきている。一つには「時間の切り取り」や「光景を捉える」感性が不足しているせいでもあろうか。21日(木)は来月第2週に迫った公民館祭り、我が町会に割り振られた餅つきの材料の一部(粒あん、こしあん、きな粉、砂糖、醤油、各種飲み物、餅を入れる食品パック、割りばしなど)の買い出し。大根は直前に手配する。もち米は町会長が手配済み・・・といった具合。22日(金)は元の職場における出身大学の小さな集まり。何時もの寿司屋でで昼間からビールを飲みながら・・・最近...5日間なんて早い・・・

  • 老人とパソコン

    4月30日に「パソコンが来た」という記事を上げた。それから4か月半、まあまあ意のままに動いてもらえるようになったのだが、一つだけ意のままにならないのがiTunes。親機やiPhoneにいれた音楽のストレージは31G程になっていた。以前iTunesに入れた楽曲をiPodに同期(変な言葉!)する際にはいろいろカスタマイズできたように思ったが、私の能力が追い付かないようで、ポップスだけ、とかクラシックのこのジャンルだけとかを同期できないでいる。一応それは置いておいても、親機に入っている楽曲を全部新しいPCに移し替えて、親機の負担を軽くしたいと思ったのだが・・・アップルの記事を見て、指示のとおり(?)に作業したつもりなのだが全く移し替えができない。加えて、いまさらながら横文字の羅列に辟易して、別のサイトを検索し、...老人とパソコン

  • ウイルマ・ゴイク・・・「Finalmente」(しあわせのおとずれ)

    以前このブログで取り上げた記事に張ったリンクが切れているものが多数あります。それ相応の理由があると思いますが、善意の第三者として、過去の記事の再掲と新しいリンクを上げたいと思います。まず過去の記事から・・・『今日取り上げる「Finalmente」は1968年(昭和43年)の曲なのですが、シングル盤は出なかったようですね?日本のレコード発売元がキングからポリドールに替わる直前頃?でしょうか。ベスト盤のようなLPに収録されていますので邦題もそのLPのとおりです・・・それにしても、70年代はメイクの仕方や髪の毛をおしなべて金髪にしていることなど、当時の流行ではありますが人によっては美しさをスポイルする場合もありますね。ウイルマ・ゴイクの場合はどうでしょうか、デビューの頃のショートカットも可愛いですが、「大人の女...ウイルマ・ゴイク・・・「Finalmente」(しあわせのおとずれ)

  • 俳句・・・季語「曼殊沙華」(西嶋先生の俳句)

    あかときをほぐれ白花曼殊沙華(西嶋あさ子)昨年の10月以降あまり俳句の記事を上げられなかった。書けば自分が俳句を詠めずに引っかかっている事柄ばかりを、愚痴のように羅列している状態だった。勿論句会は毎月あったし、商業誌への投稿も続けてはいた。商業誌では今年に入ってから佳作にも入らないものの、具体的な指導記事を掲載していただいた。なまじ「選」に入るより勉強にはなったが、では、それを糧にして詠めるようになったか?といえば、まだまだ勉強が足りないことを自覚するばかり。このような時は・・・私淑している(隠密に)西嶋先生の句集を見るのがいいかもしれない。たった今を生きる若い人たちの鋭い感性の句は沢山あるし感心した句も沢山ある。でも、もう一度若き日に戻り、多少は汚れていない感性に出会えるのは、中学時代の恩師、西嶋先生の...俳句・・・季語「曼殊沙華」(西嶋先生の俳句)

  • 何時までもブログ初心者

    福島原発で炉心に残留するデブリを冷却するために発生する「汚染水」を、ALPSで放射性物質の大部分を除去した「処理水」の海洋放出への疑問、日本政府の誠実ならざる対応を批判した一文をブログに上げた。そのあと、中国の政治的な日本批判に対し「汚染大気」を放出した中国の大気圏内核実験への批判を記述した(その2)を挙げた・・・つもりだった。今になれば、我ながら馬鹿だなと思うのだが、最初の記事に書いた放射性物質の名匠などを使いまわそうと考えて、最初の文章に上書きしたり加えたりして(その2)を書いてアップしたのだが・・・・・結果は、最初のブログ記事全てを上書きした形になってしまって、消えた!!!!!本当に愚かだな~~~ちょっと考えれば当然わかることなのに、反省!というか、認知症検査を受けようと決意した次第。何時までもブログ初心者

  • 「処理水」問題その2 中国の大気圏内核実験について

    前回、メルトダウンを起こした原子炉の中で直接核燃料に触れた「汚染水」をALPSで放射性物質の多くを除去した「処理水」の海洋放出への疑問を書いた。中国の政府の身勝手な反応や扇動された民衆の「政治的」迷惑電話などは論外。一方で日本政府の誠実かつ科学的、論理的な対応に欠ける面が大いにあるとも記述した。今回は、表題のとおり、中国の大気圏内での核実験について、中国は人類共通の財産の一つの「大気」を汚してきたことを指摘したい。日本が海洋に処理水なるものを放出することは、原発を有する国のすべてが行っていることではある。そのことを、中国は自らの原発から放出される冷却水の中にトリチウムが含まれていること、日本よりも排出量が多いにもかかわらず、韓国のように自国の状況を説明したりせずに、日本の対応だけを非難している。しかし、1...「処理水」問題その2中国の大気圏内核実験について

  • ラジオが〜

    寝室に置いてあるラジカセのラジオがこわれた。ラジオ以外の機能は正常だが、ラジオは全く機能しない。20年1月に買って貰ったから3年半経過かな。 多分カスタマーセンターの電話は何日経っても繋がらないだろうから、webで修理の方法を尋ねた。電話より確実に返信が来るし内容も記録できるから、webを利用した方が良いようだ。しかし、回答内容は!買った店へ持って行け、だったので、プレゼント品だから店は分からないと返した。すると、量販店なら何処でも大丈夫、それでも駄目なら予約の上クロネコで送れ、いずれにしてもラジカセは通常修理しないで別の品を送るから新品を買うのと同じ費用になる、と返信が来た。以前、この会社の照明器具の不具合を申し出たが全く返信が無かった。それに較べればまだマシな対応。しかし、以前DVDの不調でS社、パソ...ラジオが〜

  • 「処理水」問題に思うこと

    今日は、福島原発処理水の海洋投棄について、中国からの「迷惑電話」という話題で一杯。日本の政府のスタンスは、ALPSで処理できない「トリチウム」の排出量が国際的な基準以下であること、そもそも「トリチウム」は今回日本が放出するよりも多くの量が韓国や中国の原発から放出されていること。政治問題にするのではなくトリチウムについて科学的議論をすべきだ・・・というものか。ALPSは活性炭や吸着剤などにより、セシウム134、セシウム137、ストロンチウム90、ヨウ素129、ルテニウム106、ストロンチウム90、炭素14、カドミウム113m、プルトニウムなどの放射性物質のうち、トリチウム、炭素14を除く62種類の吸着処理を行う設備とのこと。ここで、素人ながら疑問に思うことがある。第1トリチウムに関する議論については日本政府...「処理水」問題に思うこと

  • ロバール・コゴワ・・・Près de ma rivière

    1964年のユーロビジョンソングコンテスト、フランス語で歌われた「フレンチポップス」の続き。前回まで書いた通り、この年は何といってもジリオラ・チンクェッテイの「夢見る想い」が圧倒的な優勝を飾った年。フランス語圏は、フランスはラシェル、ルクセンブルグがユーグ・オーフレイ、モナコはロミュアル、ベルギーはロベール・コゴワが出場しているが、(個人的には)ユーグ・オーフレイ以外はジリオラ・チンクェッテイの足元にも及ばない(・・・多分フランス贔屓のシャンソンファンからはブーイングかな?・・・)結果に終わった。これまで、ラシェル、ユーグ・オーフレイ、ロミュアルを紹介してきたので今回はベルギー代表のロベール・コゴワ彼は、両親ともスロベニアの出身で1961年にデビュー、1962年には「Siunjour」という曲がフランスで...ロバール・コゴワ・・・Prèsdemarivière

  • 様々な「甲子園」雑感

    夏の「甲子園」・・・全国高等学校野球選手権大会が佳境である。国中が「高校球児」の活躍に熱狂する中で、私は以前から少々冷めた目で見ていた。というか、なにがしかの胡散臭さを感じていた。何かの機会に外国人による「制服を着た日本」の印象の話を聞いたときに、やはりこうした胡散臭さを感じるのは、たぶん外国から日本を見た時の方が強いのかもしれないな?と思った。私が持つ違和感の一つは、「学校単位の運動競技」(スポーツとはもともと個人主義的なものだと思うが?)というもので、日本人の個性でもあろうか?何かの団体に所属し、その「団体」の成果を得るために「戦う」という行動様式が好きではないこと、だろう。ことに「学校単位」という形式に強い違和感を覚える。制服を着た日本の原型かもしれないし、地域と学校という関係を断ち切ることで成り立...様々な「甲子園」雑感

  • 戦争と俳句

    (季節は異なるが・・・この方々はどのような顔で亡くなったのだろう。胸がつぶれそうになる。この方たちを殺した軍人たちは靖国神社にいる。)何時ものことだが、8月になると戦争や原爆などが、政治・経済・報道・文芸や芸術などあらゆる分野で語られたり分析されたり、老若男女様々な人々が意見を表明し、行動している。ここ数年、取り組んでいる俳句の世界は、「花鳥諷詠」を旨とする場合はもとより、歴史的な日本語を使用して表現すること、日本人の季節感を深い情感とともに表現する「季語」「季題」を使うことなどを通じて、「世界に二つとない美しい日本と、日本人の心を表現する」ことは、時として国粋主義、皇国史観、偏狭なナショナリズムなどに通じる側面を持っていることを考える必要がある。俳句を詠んで間がない私は、まだまだ俳句の大きな流れや俳人た...戦争と俳句

  • ヨアヒム・ラフ・・・交響曲第5番「レノーレ」

    4年前に書いたラフの記事を一部再掲。最初に記事にした4年前は、YouTubeにもほとんどラフの楽曲はアップされていなかったが、最近はずいぶん増えたようだ。「隠れた名曲」という扱いだったが、個人的には「佳曲」ではあるが同時代のチャイコフスキーやブラームスと比べると、「忘れられていた」ことに故なしとはしないように思う・・・が、もったいない話でもある。では、再掲を・・・今回ご紹介する「レノーレ」は、ゴットフリート・アウグスト・ビュルガーの詩(バラード)「レノーレ」を元に作曲されたものです。ゴットフリート・アウグスト・ビュルガーは岩波文庫にも『ほら吹き男爵の冒険』という小説が収められているドイツ人の作家です。まあ、日本では明らかに先のブイイよりは知られた作家でしょうか?昔私も読んだ記憶がありますから。熊本大学講師...ヨアヒム・ラフ・・・交響曲第5番「レノーレ」

  • Dr スランプ?

    地元にある松尾芭蕉の銅像スランプというのは、スポーツなどで本当に一流の技術・能力などのある人が通常よりパフォーマンスが低下した状態のこと。ちょっとした素人の出来の良し悪しを「スランプ」とはおこがましい、と言われる。しかし・・・此の処どうにも俳句が作れない。勉強し始めた頃からか?季語に対する向き合い方・・・どこか信じ切ってはいない。あまりにも現代の感覚とずれてしまっているところにどれだけの信頼を置くのか疑問だった。したがって、私が使う季語には力強さも深い心の響きも引き出せていない。気取った物言い、独りよがりの感覚だけで、自分の感覚を客観的にとらえる努力もしていなかった。「切れ」を軽視しすぎて、結局は「桜が咲いて奇麗だな」の世界から一歩も出ていなかった。苦手な文法や仮名遣いも含めて、もう一度最初から勉強し直さ...Drスランプ?

  • 夏祭り

    寛政の改革によって、湿地を排水して新しい田圃を作り村が出来たこの地。歴史も浅く、大きな神社もなく、寺もない。なので、歴史的な祭りがない。戦後のベビーブームの頃から高度成長時代など、いつも学校が中心で盆踊り、花火大会、映画会、運動会は村を上げてのお祭りだった。高齢化し、学校の管理が厳しくなって、お祭りとは縁のない地域だった。5年くらい前から、もう一度楽しい地域、子供の声が聞きたい、と地域の小さな神社の氏子も総動員で、子供神輿を中心の地域のお祭りを復興。コロナの為に3年間お祭りは中止になったが、ようやく復活できた!かき氷もヨーヨー釣りもスイカ割りも売り切ればかり。また、40度近い暑さで焼きそばやフランクフルトソーセージは中止、と散々だったが、近隣の町も含めて沢山の子供達が集まった。さあ、来年も続くかな?何せ役...夏祭り

  • 施餓鬼(施食会)

    我が家の墓から寺の屋根越しに、遠くランドマークタワー7月28日は菩提寺の施餓鬼となっている。この寺では旧暦で物事を進めているから、本来は8月に入ってからこの法要を行うのだろう。ただ、總持寺のごく近くにある寺だから、本山の坊さんも沢山来る関係上、日取りは決まっているのかもしれない。今年は、母親の新盆なので、欠席はし難いので2時間かけて横浜に行った。横浜といっても港北ニュータウンに近く、新幹線で行っても田園都市線で行っても5分しか違わない。以前は車で行ったが、首都高に不慣れな頃に一度、向島、江戸橋、新橋、谷町、用賀、環8の全てで渋滞に捕まって5時間かかったことがあった。それに、寺には駐車場がない!なので、時間が重要な場合には電車にしている。相互乗り入れのおかげで乗り換えは一度で済むせいもある。かつては本堂に入...施餓鬼(施食会)

  • ロミュアル・・・Où sont-elles passées ?

    梅雨明けした関東各地は39℃を超える猛暑。ヨーロッパからは45℃を超えるような熱波と山火事が報じられている。やはり地球は日一日と危険なゾーンに近づいているように思われる。思えば1960年代、まだ真剣に環境を考えるような時代ではなかった。週刊誌「プレイボーイ」のかっこいい車を紹介するコラムには、マスキー法を批判し環境問題を軽んずる論調もあった時代だった。そんな1964年のユーロビジョンソングコンテストのフランス語で歌われたポップスの続き。この年の得票を見ると・・・1位・・・(イタリア)ジリオラ・チンクェッテイ「Nonhol'età」49票2位・・・(イギリス)マット・モンロー「ILovetheLittleThings」17票3位・・・(モナコ)ロミュアル「Oùsont-ellespassées?」15票4位...ロミュアル・・・Oùsont-ellespassées?

  • ビッグモーター事件に思うこと

    今、ビッグモーターの事件が世間を騒がせている。この会社の「保険金詐欺」の手口はあきれるばかりだ。一方の会社経営というか人事管理、法令遵守などの側面でも、報道されるとおりだとすれば、パワハラ、法令無視などまともな会社とはいいがたいようで、まさに「ブラック企業」の典型なのだろう。そこで思い出したのが、長年勤めた職場を退職後、経営者の一角として関わった会社。創業者のS会長、その娘の専務の言動は、報道されているビックモーターのパワハラ事案に極めて類似していた。株式会社の形をとっているが、同じようにすべての株式は会長が持っていた。結果的に一切の決定権限は会長が握っており、私は御大層な名称の職名を付けられていたが、取締役として登記はされず、要は「執行役員」=従業員であった。業務は比較的ルーチンな事柄が多い会社だったの...ビッグモーター事件に思うこと

  • 教育改革は・・・

    今の日本に一番必要なものは何か・・・という問いを発すると様々な分野からこれが大切だ!という声が上がるだろう。多分どれも大切なことが挙げられて来るだろう。私は、まるで明治維新のような見解だが「何もない日本を世界の一等国にするためには、人を育てるほかはない。」と思っている。今の日本の一つのトラウマ・・・「モノづくり」への信仰・・・ではなく、まずは人を育てるという、少なくとも江戸時代から明治への国づくりの成功の原点を見直すべきかと思う・・・個人的に明治維新には批判的なのだが今の日本、モノづくりこそが日本の特質であり職人芸が称賛されているようだが、日本の職人芸、それはものごとの「本質的な部分で」考えることや疑うことはせず、事柄の周辺への深掘りなどを称賛しているような気がする。今の日本、これからの日本にはどのような...教育改革は・・・

  • 美味しい蕎麦

    普段、第3月曜日にある蕎麦打ちだが、祝日の場合は翌火曜日に変更になる。18日、いつもの公民館で蕎麦を打った。代表が様々な産地の蕎麦粉を手配してくれるので、素人にとってはそのことも楽しみの一つである。蕎麦の店を経営する方は、そんなに蕎麦粉を変えることはしないだろう。店の味を大切にして、変わらない美味しさを提供するためには、自分が納得する蕎麦粉の生産者と長く付き合うことが大切だろうから。今回は常陸の蕎麦。メンバーも打ちやすくて価格もリーズナブル、しかもなかなかの味で美味しいイワセアグリセンターという業者さんの蕎麦粉。色々な挽き方の蕎麦粉があるようだが、われわれのような素人は粗挽きや蕎麦の実を全部挽く田舎蕎麦などは難しくて打ちきれない。やはり適度に細かくしっとりとした挽き立ての粉は打ちやすいし美味しい。今回は、...美味しい蕎麦

  • ユーグ・オーフレィ・・・Dès que le printemps revient

    1964年のユーロビジョンソングコンテスト、フランス語で歌われた「フレンチポップス」の続き。前回に書いた通り、この年は何といってもジリオラ・チンクェッテイの「夢見る想い」が圧倒的な優勝を飾った年。シャンソンとカンツォーネ・・・(どちらも「歌」という意味に変わりはないが)素人の分類で行けば「語りのシャンソン」「歌のカンツォーネ」とでも言うか・・・。音楽としての力はカンツォーネの方が圧倒的に強いが言葉を詠唱するのはシャンソンであろうか。ユーロビジョンソングコンテストの特質上、いかに優れた音楽を持ってきても(イタリア語はイタリア1国)、フランス語グループ(フランス、ベルギー、ルクセンブルグ、モナコ、スイス)のナショナリズム(の票数)には勝てない。しかし、さすがにこの年の「夢見る想い」は圧倒的で、ベルギー、ユーゴ...ユーグ・オーフレィ・・・Dèsqueleprintempsrevient

  • 子ども食堂

    一週間は早い!先週ブログを更新してから、もう一週間が過ぎてしまう。4年ぶりに町会の夏祭りを開催しようということになり、土曜・日曜は打ち合わせなどに追われた。月曜日以降、文書の作成や招待状の作成。私は会計担当なので「事務局長」ではないのだが、ほかの役員・・・昔からの農家(もちろん農業はやっておらず、東京近郊のこの辺りは「賃貸マンション経営」「駐車場経営」が主たる産業)出身の町会役員は、ほとんどがこまごまとした事務処理能力が極めて苦手だという問題がある。パソコンの操作を含めて、基本的には属人的なことだから、自分の努力や好奇心でどうにでもなるはずだが。火曜日は、福祉団体の「高齢者サロン」のメンバーとして活動の合間を縫って、実家の整理を行った。水曜日は、いつもの句会・・・今月の出来は悪かった。講師や句会が属する同...子ども食堂

  • ブラームス・・・交響曲第2番

    ブラームスの「田園」と称される曲、日本での演奏回数もベートーベンの第5番、ドボルザークの第9番、そしてブラームスの1番と2番。日本人はドイツ音楽、とりわけブラームスが大好きだということだろう。実は、私はブラームスをそんなに好きではなかった。音楽が嫌い、ということではなく、様々な伝記などに書かれていたブラームスの人間像があまり好きになれなかった・・・ということだろうか?もちろんブラームスは天才だしこちらは極め付きの鈍才。聴くだけであれば・・・大好きなのは第4番の交響曲,次いで第3番、第2番、第1番の順(ちょうど逆番)だけれど・・・2018年に、所属していたアマオケでこの第2番を演奏することになり、私は2番オーボエで参加したが、正直に言って53歳からオーボエを習い始めた老人には難しすぎた!しかも、このアマオケ...ブラームス・・・交響曲第2番

  • 蕎麦の食べ方

    月曜日は一か月ぶりに蕎麦打ち。微妙なところで毎回問題が見つかり、当然のことながらプロのようには打てない・・・僭越至極ではあるが・・・。修業時代でも毎日何食となく蕎麦を打っている職人さんと比べるのは失礼というもの。それはそれとして、近所のおいしい蕎麦屋のご主人から教えてもらった食べ方、蕎麦に山葵を載せて出汁に付けずにそのまま食べる・・・に嵌まっている。山葵の甘さも際立つし蕎麦の香りもそのまま。勿論出汁つゆにつけて啜るようにはいかないが(啜りたければ水でどうぞ)一度は食べてみる価値がある。是非この食べ方は広めたい。まあ、食べ方は好み次第だから、たっぷりと出汁つゆに潜らせて食べるのも実は大好きであるが。高齢者のサークルなので様々な産地の蕎麦粉を使っている。この日は小諸の蕎麦粉だったが、仲間内で旨いと評判なのは,...蕎麦の食べ方

  • 肩に力が入る

    何事でもそうだが、肩に余分な力が入ると上手く行かない。何故肩に力が入るのだろう。人によって原因は様々だろうが、私の場合は妙な色気を出して、人より良く見せたい、格好を付けたいという卑しい欲望の所為だ!と、分かっているのに自然な気持ちになれない。例えば、全国的な俳句誌に投稿しようとする。何度繰り返して考えてもまともな推敲にならない。句作の原因というかきっかけになった感覚が蘇るどころか、こんな句ではみっともないか?まるで初心者だと思われないか?陳腐な発想でいかにも老人だと思われないか?など何度か佳作にはなったことはあるが、落選した句を読むと、提出した時の高揚感は何処へやら、拙劣な部分、誤っている部分など、到底俳句とは言えない代物に、どうやって再度推敲できるか、立ち竦んでしまうことも多い。何時もの句会に出す句なら...肩に力が入る

  • ラシェル(Rachel)・・・ Le chant de Mallory (ESC 1964 France)

    ユーロビジョンソングコンテストのフランス語で歌われたポップス、1964年。ポップス好きの方はこの年号に記憶があるかもしれない。この年の優勝曲は「Nonhol'età」(邦題:夢見る想い)歌ったのはジリオラ・チンクェッテイ。イタリアは初めての優勝。これまで「Volare」「Aldilà」など優勝を逃しても、それぞれの年の優勝曲を退けて世界的なヒットとなった名曲を輩出していたイタリアがついに優勝を果たした。フランスの「LechantdeMallory」もよい曲だったが、やはり、若者の嗜好に合わせてきたイタリアのポップスには勝てず4位となり、ルクセンブルグとは同じ4位、モナコは3位だった。個人的な趣味で言えば、ルクセンブルグ代表で出たユーグ・オーフレの「Dèsqueleprintempsrevient」が好きだ...ラシェル(Rachel)・・・LechantdeMallory(ESC1964France)

  • 高齢者?横浜遠足

    所属する福祉関係団体。3年ぶりの「日帰り研修」・・・大人の社会見学兼遠足で横浜へ。海なし県の埼玉県民は、とにかく横浜が大好き。「神奈川県」には対抗意識十分ですが「横浜」は別、あこがれの地。西麻布も代官山も問題外、何といっても・・・深い歴史の感じられる「ハイカラな街」だから・・・麻布も赤坂も六本木も最近は成城学園まで・・・「おしゃれな街」とは所詮、若者たちの成金趣味のダサい街。横浜はやはり日本が開国して西洋に初めて開かれた街だから、折り重なった歴史を感ずる建物や環境がほかの町とは全く異なる。最初の写真は・・・新聞博物館・・・日本で初めて日刊新聞が発行された横浜に建てられた。あまり知られていないが・・・昼はインターコンチネンタルホテルでブッフェランチ。1階のレストランから模型の船越しに大桟橋方向を見て1枚・・...高齢者?横浜遠足

  • マイナンバーカードに思うこと

    昨年来「マイナポイント2万円分」などと政府がかまびすしく宣伝してきたおかげで、マイナンバーカードの普及率が7割を超えているらしい。たいそう偉そうなことを言うようだが、なんと日本国民とは小さな分かりやすい利益誘導にひかれてしまうような情けない存在なんだろうと感じた。これからの社会がどのような形になるのか、私のような浅学菲才の者には確信できるような見通しもないが、いずれこうした国民総背番号的なものは必要になるだろう。しかし、保健も福祉も治安も経済取引も、一切が同じ番号で管理すべきかと言えば、様々な場面でパスワードの使いまわしをしないように・・・というように喧伝されている中では、まさに正反対の方向にあるように思えてならない。例えば、医療情報と納税等の番号が同じであれば、静観の見込めない重篤な病気の情報が保健当局...マイナンバーカードに思うこと

  • 父の日は〜

    例年のとおり、父の日のプレゼントが届いた。このところ、お酒は高清水に定着。様々な美味しい銘柄も楽しんで来たものの、普段のお酒は高清水。やはり、年金生活ではどんなに良い酒でも、値段と趣向の折り合う点を見つけなければならないし、家で飲む以上、余り主張のはっきりした酒では、時として夕飯の惣菜と上手く合わない時もある。現役時代、毎週のような全国に出張して、夜はその土地の美味いものと美味い酒を堪能してきたが、今は穏やかに暮らすための酒であり、半分は趣味となった手料理を楽しむ酒でもある。さて、夕方になってきた。今日はどうするかな。父の日は〜

  • ミルバ・・・Un sorriso(涙のさだめ)

    1969年の第二位は「Lontanodagliocchi」。この曲は私のブログですでに取り上げた曲なので改めて取り上げないことにする。セルジュ・エンドリゴの固定ファンはとても多いようだ。なにせ歌が上手い。上手い歌い手ばかりのイタリアのポップス界でも上手いほうに属するだろうし・・・私個人としてはいろいろ好みもあるので、そんなに好きな歌手ではないが、一般的に言えば私の方がマイナーなんだろうなと思う。そんな感情は置いておいて・・・1969年の第三位になったのは、大御所ミルバとアドリアーノ・チェレンターノの子分ドン・バッキー。1968年のサンレモで親分アドリアーノ・チェレンターノに自分の曲を奪われ裁判沙汰の大喧嘩となったドン・バッキー。実力派歌手ミルバの顔合わせでは入賞しない方がおかしいか?しかし、イタリアの年間...ミルバ・・・Unsorriso(涙のさだめ)

  • まとまらないが〜

    庭の立浪草入管法の改正案とやらが参議院を通過した。斎藤法務大臣は見知った顔である。所管が異なるので此方を知っている筈もない。ただ、数年彼が副知事だった、というだけ。自分と関わるエピソードは全くない。思う事はただ一つ。国家権力の下で自由な行動を制限された人は、如何なる人、如何なる理由であれ、命を失うことがあってはならない、ということだ。国家、国民、どう言い換えてもいいが、正当な法的庇護を受け、正当な司法の判断によらない限り、命を失うことは許されない。例え持病であったとしても。スリランカの女性が法務省の管轄下で亡くなった。この一点だけで現在の法務省は、日本人、外国人の別なく、人権に関して発言する権利を失った。我が愛する日本は何処に行くのか?まとまらないが〜

  • 素人の蕎麦打ち

    見た目は良くないが、美味しい越前の蕎麦粉で打った。右端の小さな束は油で素揚げして、酒のつまみにする為の切れ端。ただ、これがなかなか美味しいので、ほとんど相方に食べられてしまう。水回しと練りは比較的具合良く出来た。二八で600g、水は275g位かな?という先輩の指示だが、私はいつも少し多め。掌の体温が高いので、10g程度多く準備して練り具合をみて加減している。伸ばしも均等に伸ばせたが、最近の課題は切り!なかなかリズム良く切れないし同じ細さにならない。月に2回だけしか打たないし、前回までの反省点を忘れたりするから、先月の方が美味しかった、などと言われるのはザラ。それでも、今回はかなり美味しく打てたし、茹でた蕎麦に山葵を乗せて食べるのもマイ・ブームであるが、蕎麦の香りと甘味、山葵の香りと甘みが合わさり実に旨し。...素人の蕎麦打ち

  • マーラー・・・交響曲第2番

    多分私のブログでマーラーを取り上げるのは初めてだろう。理由はいろいろあるが、基本的には曲の長さだろうか?コンサートでもない限り交響曲を一曲聞きとおす時間は中々生み出せないでいる。さらに、自宅書斎のコンポの具合が悪く、ここ何年も音を出せていない。古くても「名機」ならば修理もできようが、いわゆるシステムコンポなのでメーカーはもちろん受け付けてくれないが、修理の達人に出せるようなものでもないので、やむを得ずiPhoneや数年前に買って寝室に置いてあるAurexのラジカセで聞いているような状態なので、腰の座ったクラシックファンには何も言えない。それに!マーラーやその演奏者を語らせたら何時間も止まらないコアなファンもまた多いから、正直ビビってしまう。所属していたアマオケもブラームスやチャイコフスキーが限界でマーラー...マーラー・・・交響曲第2番

  • 2023/06/02

    水曜日は読書会。内実は、以前の職場における大学の同窓会。真面目な気風の小さな大学だったが、この集まりもまた同じかもしれない。私が20代の頃からだから、45年以上続いていることになる。初めは、テーマの本を基に肩の凝らない議論の後美味い酒を飲もう、という会合だった。そのうち、喫茶店などで真剣な議論が長くなると酒を飲む時間が短くなる、という自然な感想から、最初から居酒屋に腰を据えるように。今回は、メンバーのひとりが最近懇意にしているという和食の店へ。勿論、テーマの本は決まっている(今回は私が当番)が、誰もその本に付いて話さない。普通の雑談食事会(最近は酒量が減った、特に全員が第二、第三の職を辞めたため、昼間に開くようになってから。)食事は写真を撮るのを忘れたものがあった。老人向けお魚メニューで、なかなか美味しい...2023/06/02

  • エスター・オリファム・・・T'en vas pas

    1963年のユーロビジョンソングコンテストのフランス語で歌われたポップスの続き。フランス代表はアラン・バリエール(5位)、モナコ代表はフランソワーズ・アルディ(5位)、ルクセンブルグ代表はナナ・ムスクーリ(8位)、スイス・ロマンド放送局代表はエスター・オリファム(2位)。ナナ・ムスクーリの国籍はギリシア、エスター・オリファムの国籍はイスラエル。フランス語を公用語の一つとしている国の放送局を活用できるのがフランスのポップス界の強味だった。しかし、世界全体としてみればイギリスやアメリカを発祥とする新たなポップスの流れは押しとどめようもなく、1950年代的な「歌」は若者たちから次第に遠くなってきていたように思う。もちろん、大衆音楽の世界は若者の特権ではなく大人たちのファンも多かったが、ドーナッツ盤、EP盤などそ...エスター・オリファム・・・T'envaspas

  • 雨の中の吟行句会

    (雨の中の噴水と山法師)所属する小さな句会の初めての吟行を実施。4年前に公民館の俳句講座から出発して、同じ年代の老人たち(自覚はないのだが)が毎月句会を楽しんでいたが、コロナウイルスの感染防止とやらで通信句会も多かった。ようやく一度は吟行句会をやってみよう、ということでメンバーの日程を調整した結果、5月23日(火曜日)に市内の公園に行くことになった。この公園は近隣の市の中でも大きなほうなのだが、例によって半分以上は陸上競技場と野球場とテニスコートに占められているし、その他の部分も四分の一くらいは修景池となっている。子供用のアスレチックなどもあって休日はもちろん平日も多くの人が運動施設を利用している。ところが・・・我々が吟行句会を実施した日は、それまでの温かい晴れた日和から一転、最高気温が15℃にもならない...雨の中の吟行句会

  • リーダーは歴史を語ってはならない

    最近、テレビ番組を見ていて印象に残った歴史学者の言葉。何時、誰かは覚えていないが・・・その意味は、歴史はこれまで指導者の民衆支配の手段として、自分の支配を正当化するためそれ以前の支配を語る手段であったし、民衆に過去の支配に対する恨みを根付かせる手段であった。しかし、今や歴史を科学として捉え、学者による科学的な分析の対象として確立すべきである。というものだったと思う。確かに「歴史」は過去も現在も「科学」として成り立っていない。常に、自分の政権の正統性を立証するものとして過去の政権を分析し、その悪政を指弾する手段として「歴史」は語られていた。つまり、歴史を語るのは後世の指導者とそれに追随する勢力。その前の政権の時代に当時の指導者から疎外され不利益を被った(あるいはそう思い込んでいる)勢力がそれまでの政治権力の...リーダーは歴史を語ってはならない

  • ちょっと驚いたこと

    一昨日の日曜日、三年ぶりに近所のコミュニティセンターのお祭りが開かれた。お祭りと言っても、9つの町会や団地自治会が集まって、模擬店や演芸、展示などを披露する地域のちょっとした行事である。三年前、我が町会の役割は飲み物の販売だったが、ローテーションが決まっていて、今年は舞台の担当。設営と前半の受付・司会進行はもう一つの町会。われわれは後半の受付と司会進行、撤収作業が割り振られた。子供たちの和太鼓サークルの発表もあって、子供たちもたくさん集まったが、何となく町会関係者が多いような気もする。三年ぶりとあって町会役員たちは大張り切り。しかし、すっかり段取りや焼き鳥、焼きそばのちょっとしたコツを忘れてしまっててんやわんやの大騒ぎ。初めのころの焼き鳥は外が黒く焦げているのに中はまだ冷凍状態だったりして・・・まあそれで...ちょっと驚いたこと

  • アラン・バリエール・・・Elle était si jolie

    このカテゴリのブログは、かなり間が開いてしまいました。1963年のユーロビジョンソングコンテストのフランス語で歌われたポップスの続きです。既に書きましたがこの年のフレンチポップス歌手は実力者ぞろいだったし、曲も後々のヒットとなる名曲が多かったと思います。恐縮ですが前々回の記事を再掲します。『フランス代表にアラン・バリエール(5位)、モナコ代表にフランソワーズ・アルディ(5位)、ルクセンブルグ代表にナナ・ムスクーリ(8位)、スイス代表にエスター・オリファム(2位)。当時ポップス界で売り出し中の歌手を起用し、フランス語で歌わせたのです。このうち、ナナ・ムスクーリの国籍はギリシア、エスター・オリファムの国籍はイスラエルでした。』ポピュラー音楽の世界では、国境の壁はどんどん消えてゆき、歌手はマーケットとして有力で...アラン・バリエール・・・Elleétaitsijolie

  • 不思議な飲み物

    今日は相方の展覧会なので東京都美術館へ。一般的には「マチス展」の方が知られているだろうな。しかし、スペース的には相方の属する「東光会展」の方が広いかもしれない。日本にはどれくらいの数の「絵描き」がいるんだろうか。その昔、絵描きは家業であった時代もあった。才能ある若者だけが絵描きになれる時代もあった。しかし、今は美術教育とは無縁だった人々が、自らの趣味の世界を全うすべく、絵画に取り組む事が普遍化した。どんな小さな公民館にも油絵のサークルが2つ、水彩画のサークルは5つ!だから、明治時代からの歴史ある画壇にも、多くを占めるのはこうした趣味の世界を極めた「画家」が多くなったし、そうした人々を教える事が芸術系の大学で基礎を学んだ人達の働き口にもなっている様だ。沢山の絵画を見て、明らかに鋭い感性を見せる絵があるが、多...不思議な飲み物

  • 世の中は正常化?

    5月1日は、小中学生のころ「メーデー」という名の労働者の祭典であると教わったような気がする。そうなった原因の一つには我々のような「団塊の世代」もしくは「70年安保世代」にもあるのかもしれない。詳細な分析が出来るほどの力もないし知識もないが、テレビで流れる現在の「連合」のスタンスや会長の発言など到底労働者をリードするような気概もないし、そういう立ち位置でもないようだ。だからという言い訳ではないが、今年の5月1日は団塊世代の集まる蕎麦打ちの会。今回は山形の蕎麦粉で中々香りも高く打ちやすい粉だった。素人の私でもそこそこの出来となった・・・・・からという訳ではないが、息子に蕎麦を届けるよ、と約束していたので午後からチビワゴンで川越に向かう。埼玉県唯一の観光地、と言っても多分叱られないだろう川越市。特に「時の鐘」「...世の中は正常化?

  • パソコンが来た

    メインで使用しているデスクトップはHP。そろそろ買い替え時だが、もともと「しみったれ」の性格なので、安物買いの銭失い的なところはある。現在のパソコンに不満はない、いや、あった。ハードディスクなので立ち上がりも動作も遅く感じる様になった。加えて、相方と共有なので怪しげなファイルを入れられない。そこで数年落ちのパナソニックを買った。軽いし動作もサクサク、ただ、Windowsのupdateがされていないし、どうもエラーが出てうまく行かない。これはドック入りかな?パソコンが来た

  • 次の世代

    久しぶりに2人揃って日曜日が休みになった息子夫婦が来た。実はコロナに感染して亡母の四十九日に来られなかったので、顔を出すようにと言ってあった。今の段階では重大とは言えないまでも、ゆくゆくは息子達に負担が掛かること故、これまでの親戚や寺との付き合いや、これから先我々がいなくなった後の事など、一通り話して自覚させたかった。しかし、息子の連れ合いの状況を聞いていくと、息子夫婦が双方の親の後始末をせざるを得ない状態になりそうな事が分かって来た。おそらく、日本全国同じ様な話が溢れているだろう。一人っ子やそれに近い男女が夫婦になると、親が4人漏れなく付いてくる。介護、葬式、墓、財産など問題はいくらでも湧いてくる。今の政府は、公助の仕組みである介護保険も、家族なる古い仕組みを責任逃れ的に持ち出して来ている。我が家のよう...次の世代

  • 歌舞伎座 夜の部

    相方がチケットを確保してくれたので、現在の歌舞伎座開場十周年記念歌舞伎を観に行く。遅いお昼御飯を、銀座三越にある「焼肉番手十番」という、宮崎牛の店で「牛肉まぶし」なるメニューを頂く。言ってみれば、鰻のひつまぶしを焼肉に置き換えた、ものである。これが美味い!たまたま、時間的に客は我々だけだったが。勿論、昼飯に5,000円という状況でないと辛いけれど。さて、今回の狂言は、多分年配の方なら知っている、「切られ与三郎とお富」歌謡曲で言えば春日八郎の「お冨さん」。戯作の名前でいうと「与話情浮名横櫛」。与三郎を仁左衛門、お冨を玉三郎、という大看板。後半は「連獅子」❗️これまた定番、松緑と左近の親子共演。席はなんと、花道の脇に取ってくれていた。斜め前の桟敷には大相撲でも見かけた白いドレスの女性がいたようだ。それにも増し...歌舞伎座夜の部

  • 大和路の春 その7 浄瑠璃寺

    山門をくぐると、眼前には池が広がる。馬酔木は参道程ではないが、池周りにも静かに咲いていて、このお寺を趣あるものにしている。右手の灌頂堂へ進み本堂に入る。裏側を一回りして九体仏に参拝。全て国宝か重文だが、静かなこの寺の佇まいとも合わさって、何か豊かなものが胸を満たすように感じる。吉祥天女にも会うことができた。庭園に出て、池の端に出ると対岸に三重の塔を臨む。花盛りの森に久しく聞いていなかった鶯の鳴き声が響いていた。小さな寺院だから、心ゆくまで浸っていても1時間半もあれば、再び山門に着いてしまう。やはり交通の便が心許ないので、帰りのバスも気になる。ごく緩々と降って来たら目の前にバスが来た。古い時刻表を信じていない連れが、走って行って運転手に行先を確かめていた。加茂の駅に行くという。古い時刻表を信じたら1時間待ち...大和路の春その7浄瑠璃寺

  • 大和路の春 その6

    二日目は浄瑠璃寺に。住所は京都府木津川市加茂だが、急行バスが奈良から出ている。奈良交通のホームページには近鉄奈良の13番ポールから季節運行、となっている。そこで、鹿と遊びながら11時のバスに間に合うようバス停に着いた。しかし、季節運行となっている浄瑠璃寺行きの時刻表が貼っていない。不安になりサービスセンターに電話した所、数年前から運行していないと!なんたる事❗️奈良交通のホームページには運行している様に載っているではないか!と言ったところで来ないものは来ない。諦めてタクシーに乗る。近鉄タクシーだ!何となく安心。曲がりくねった山道を30分着いたのは数軒の茶店に囲まれた少し広めの曲がり角。どちらに行けば良いのか分からずウロウロしていると、運転手が「茶店の間に行けば良い」と教えてくれた。その道は地元の寺院でも見...大和路の春その6

  • 大和路の春 その5 奈良で一泊

    疲れ切った身体を持て余しつつ、近鉄奈良へ。途中、大和西大寺では大きな荷物を持った運動部高校生の集団に阻まれ、狭いエスカレーターに辿り着けない。咄嗟にまだ左右のドアが開いたままの車両を突っ切ってガラガラの降車ホームへ。間一髪、降車側のドアが背後で閉まった。皆さんご迷惑をおかけいたしました。奈良の街は外国からの観光客で一杯。やあ、すっかり元通り〜と思ったが、賑やかな中国からの客かいないので、欧米人が目立つ。声を聞くと韓国からのお客も多いかな?さて、今回は少し張り込んで奈良ホテルに泊まることにした。若かりし頃、横浜のニューグランドを何度か利用して、相方はすっかりクラシックホテルのファンになった。そこで、是非奈良ホテルに泊まろうということになった。予約が遅かった事が言い訳になり、部屋もベーシック、夕食も和食になっ...大和路の春その5奈良で一泊

  • 大和路の春 その4 室生寺奥之院〜駅へ

    五重の塔の左側から奥之院に通じる参道がある。振り返ると五重の塔と本堂の屋根が見える。さくらが降りかかり良い景色。さて、奥之院への参道は全て自然石の不規則な階段が700段!(茶店のお婆さんによれば)金比羅さんと同じ?途中の写真はなし!肺と脚に命の危険を覚えるくらいだった、とだけ。ここが奥之院。老齢の皆さんは直ぐに同意してくださると思うが、階段は下りの方が遥かに怖い!登りも手摺りに掴まってようやく登ったが、下りは掴まるというより「しがみついて」いた!脚は殆ど無感覚に。室生口大野駅に戻るバスは1時間に一本。行きに声を掛けてくれたお婆さんの店で、おでん、というか兎に角串を刺した板蒟蒻を昆布出汁と醤油で二日煮た代物を食べた。美味い😋、例えようもなく美味い!冷たい缶ビールを出して貰いほぼ1時間、お婆さ...大和路の春その4室生寺奥之院〜駅へ

  • 大和路の春 その3

    名張から普通に乗り換え、桜が満開の室生口大野に着いたのはまだ午後もごく早い頃。駅前に待っていたバスに乗ると、ひどく急な狭い坂道を下って行く。数分すると窓の外が華やかで人も沢山いる。大野寺だそうな。境内には枝垂れ桜が満開で、しかも何本もある。桜祭りの雪洞まである。こちらは全く知らなかったが、地元ではさぞ有名な桜の名所なのだろう。下車して見物したい所だがバスは1時間に一本だけなので、目的の室生寺へ直行する。写真などでは何か開けた印象もあって、ごく侘びた場所への期待は薄かった。たしかに最近は寺を訪れる人が増えたらしく、随分整備されたように思ったが、それは嬉しくも外れ、進むほどに深山の印象が深くなった。石楠花の時期が良いよ、と人伝に聞いていたが、確かに本堂への階段はもとより、周り中石楠花が植えられている。しかし、...大和路の春その3

  • 大和路の春 その2

    3月31日、朝9時6分の新大阪行きに、弁当、おつまみ、ビール、ハイボールを抱えて乗り込んだ。天気は高曇り〜と言えば良いのかな、時折陽も差してまずまずの旅行日和。実は見事な富士山が見えた、5合目の上は雪を被り、尾根部分は筋状の黒い線が走り、誠に日本画そのものだった。余りに見事なので新富士辺りで写真を撮った、筈だったがライブラリには入っていなかった。何故だろう?残念。新幹線を名古屋で降り、通路を延々と歩いて近鉄へ。オンライン予約した特急券はチケットレス。乗車券は関東のPASMOをタッチ。誠に心許ない。やはり、硬いボール紙の大きな切符でないと乗れるのか心配になる。多分人間にはやはり確たるモノへの信頼感があり、そう簡単に消えるものではなさそうである。近鉄のホームに行くと、豪華な車両(写真上)が停まっている。残念な...大和路の春その2

  • 大和路の春 その1

    文体を変える、という書き込みの際に3月31日から4月1日にかけて奈良を訪ねたと書いた。そこで、(連続的ではないが)大和路のお寺歩きを報告しようと思う。そもそも、現役の役人時代、年度末と年度始めにまたがって旅行するなど、先ず考えられないことだった。議会が紛糾することもあるが、人事、財務の切り替わりには、名もない仕事を含め、仕事は果てしないものだった。だから、この時期に一泊の国内旅行とは言え、実に贅沢な気分に浸れるのである。さて、今回の旅先は、初日に室生寺、奈良に一泊して二日目は浄瑠璃寺に決めた。いずれも長年訪れたいと思いつつ半世紀が経ってしまったところである。仏教信心にはかなり縁遠い人間なので、寺社巡りとは物見遊山に限りなく近いだろう。とはいえ、美しく静謐な佇まいや雰囲気というか包まれる空気などを求めている...大和路の春その1

  • こども政策で必要なこと

    数週間前、新聞各紙やNHKが内閣支持率の世論調査を発表していた。各機関とも支持が不支持を上回ったとの記事。要因は少子化対策を評価して・・・という記事も。しかし、年代別の支持率を発表していたのは朝日新聞だけか?それによれば、60歳以上の高齢者で支持が大きく伸び、30歳以下の若年層では低下しているとのこと。他の各紙では、こうした詳細はなし。NHKは政策ごとの評価を発表しているが、トータルで「支持率増加」だけでは・・・。その中で、日経新聞が子育て中の1000人に聞いたという「こども政策、実現してほしい政策ランキング」を出していた。1位になったのは、国・公立の小学校から大学までの教育費の無償化。2位はこどものいる家庭への減税措置・給付拡大。3位は高校生までの医療費の無償化・・・だそうな。教育費無償化・・・義務教育...こども政策で必要なこと

  • 少し文体を変えてみる

    年度末、年度始めの忙しさは現役の頃には比べようもない。それでも、このブログを1週間以上書けないのだからやはり忙しい。あまつさえ、3月31日から4月1日に一泊とはいえ、旅行したのだから僅かな仕事も溜まるのは当然。旅行の事はいずれ書くが、今日は、見て分かるとおり文体を変えた、と伝えようと思った。理由はさして深いものがある訳じゃないが、なんだか「です、ます」調だと一文が長くなる様な気がしたのが一つ。長くなると論理どころか、何を書く積もりだったかさえ分からなくなる。まあ、認知能力の低下かもしれないし、だとすれば手遅れなんだろう。出来るだけ文章も冗漫にならなければ、こちらの頭も少しはハッキリするかもしれない。と、いう事で、4月からはこんな調子に変えてみたい。少し文体を変えてみる

  • 亡母のピアノ

    昨日、亡母のピアノを製造元の会社(の子会社)に引き取っていただきました。ほぼ40年が経過したピアノですが、毎年調律をお願いしていたので、音の状態は悪くありません。母がピアノを買ったのは私たちが結婚して程ない頃でしたでしょう。当時、茶道と華道を教えていた母に所には10数人の女性が通っていたはずですので、毎月のお月謝もそれなりに頂いており退職して年金暮らしになった父の収入を当てにしなくても良かった時期でした。しかし、母はお弟子さんたちに「嫁が持ってきたの・・・」とすぐバレるような言い訳をしていました。「口裏を合わせてね」と言ってきた母には苦笑いで答えるしかありませんでしたね。それでも、80歳を過ぎるころまで隣町の若い先生の所にレッスンに通ったようです。「最後の発表会だから来てくれ」と言われて家内と出かけた記憶...亡母のピアノ

  • 政治家の言葉

    故安倍晋三氏が首相についてから、殊更政治家の言葉が軽くなるとともに嘘がはびこるようになってしまったように思います。今また故安倍元首相に重用されていた高市氏大臣が追及されています。まことに情けない限りですが、かつて故安部氏が繰り返したような「捏造」や「辞任」などの言葉に『重み』のない使い方は、ことさら自己弁護のために強い表現によって相手をひるませる、『恫喝』のようなやり方に感じます。しかし、いまや言葉の軽さゆえに自縄自縛に陥っているのでしょうか?以前も岸田首相が好んで使う「丁寧な説明」という中身のない言葉について、同じような言葉の軽さをこのブログで書いたと思いますが、今なぜここまで真実味のない軽くて外面だけを飾った言葉が多いのでしょうか。ふと感じたことは、今の政治家には「文人」が全くいないな~ということでし...政治家の言葉

  • 大江健三郎の訃に接し・・・

    大江健三郎さんが亡くなりました。大江さんの言葉はいささか難しく、なかなか読み進めるのが難しかった記憶があります。その反面、大江さんの語る言葉は優しくてまっすぐに理解できたように思います。当時の私も何か指針となる言葉を探していたのでしょう。でもその一方で、三島由紀夫の揺蕩うような言葉の世界にも心を惹かれ、日夏耿之介の世界にも惑溺したものでした。しかしそれだけでは自分の心にある何か固いものを理解することはできませんでした。今ここに、2冊の本があります。小説ではなく岩波現代選書の「小説の方法」もう一冊は、岩波新書の新赤版「新しい文学のために」です。現代選書はシリーズとして刊行された第一冊目だったと思います。就職して地方の「官僚」になって数年が経ち、心の中の硬い蟠りが何物にも変化しない中、何とかしたいという焦りが...大江健三郎の訃に接し・・・

  • ボビー・ソロ、イヴァ・ザニッキ・・・Zingara (涙のさだめ)

    久し振りにカンツォーネです。1968年のサンレモ音楽祭入賞曲をひととおり(私の好みではないものを除き)取り上げましたので1969年の入賞曲を眺めてまいります。この曲もそこそこ流行りましたね。「Zingara」現代ではあまり使用しない言葉になると思います。当時の日本語に訳せば「ジプシー」なんですが、やはり差別的な意味合いを含むということでしょう、日本語でも今は「ロマ」という民族名で呼ばれています。歌のタイトルも世情を反映しますね。ボビー・ソロとイヴァ・ザニッキというまことに強力なコンビで見事に優勝しましたが、どちらかといえばザニッキのための曲でしょう。ジプシー女の占い師に運命を読んでほしい・・・というような内容ですからね。せっかくですので二人の歌を聞き比べてみます。IvaZanicchi-Zingara♫B...ボビー・ソロ、イヴァ・ザニッキ・・・Zingara(涙のさだめ)

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モルファス構造体の随想録
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