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純弥 弘和の小説ブログ https://sumiyahirokazu.com/

書評とは趣の異なる『小説アウトプット』の配信、オリジナル連載小説を随時アップしていきます。

純弥 弘和
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2019/08/06

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  • 小説アウトプット『贖罪』著者:湊かなえ

    何かの拍子でボタンの掛け違いを起こしたことが、重荷を背負わせる後ろめたい人生へと変貌させる。死の責任を誰に押し付けることもできず、下を向きながら生きる義務感を背負わせる。 瑞々 ...

  • 小説アウトプット『小説 天気の子』著者:新海誠

    空は悲しみ、怒り、裁き、大地を愛す。人は悲しみ、喜び、守るために祈る。 人は社会の中で役割を与えられることに生きがいを感じる。たとえその役割が小さなものでも、生きているという実 ...

  • 小説アウトプット『乱反射』著者:貫井徳郎

    なぜか誰も「ごめんなさい」が言葉にできない。心にぽっかり空いてしまった空洞を埋めていくのは、望まぬ無力感のみ。 たとえ誰のせいでもない悲劇だったとしても「ごめんなさい」が聞きた ...

  • 小説アウトプット『小説 言の葉の庭』

    雨とは、晴れの清々しさとは全く別の価値を持つ。雨は不条理で壊れかけた心を、優しく、時に激しく洗い流す。 渇いた心をうるおいで満たしてくれる、雨にしか担えない役割がある。雨は憂鬱 ...

  • 小説アウトプット『感染領域』著者:くろきすがや

    赤熟の諍いを司る、沈黙のミドリ 土を愛そうとするもの、土を蝕もうとするもの。沈黙を貫く緑には、命を賭す価値がある。 沈黙の緑が赤熟を拒むのは、来たる種の危機を護る本能。人と人が ...

  • 小説アウトプット『永い言い訳』著者:西川美和

    もう愛してない、ひとかけらも。 喪った哀しみを、受け入れるための心が見当たらない。喪った悲しみを感じるためには、受け入れる心の居場所が必要。 悲しめないことは、息ができないより ...

  • 小説アウトプット『マチネの終わりに』著者:平野啓一郎

    運命がもたらす、悲愛プラトニック 人は、不器用にしか表現できない生き物。伝えたい何かを伝えようとして、自分の得意とする方法で、不器用に表現しようとする生き物。 目の前にいる大切 ...

  • 小説アウトプット『underground2 ~約束された場所で~』著者:村上春樹

    洗脳とは、思考の綻びを愛でる技術 洗脳とは、完全を求める者が手招きされる、理想郷へ誘う教育。理想郷とは、果てのない幸福に満ちたビジョンを見せる、出口のない狭い箱。 一つの答えが ...

  • 小説アウトプット 『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』著者:本谷有希子

    容赦なしの痛みを与える愛情 盲点を突きさすほどの痛みを与えると分かっていても、本当のことを言ってあげるのは、きっと一つの優しさ。いつ本当のことを言ってあげるかを選ぶのは、与える ...

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