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  • 忘れえぬ日々のために

    " data-en-clipboard="true">時系列のつなぎ目としての出来事 " data-en-clipboard="true">過去の記憶を振り返る時、何が出来事として記憶されるだろうか。必要なのは変化だとは考えられる。例えば過去の記憶を時系列順に書き出したとき、それ以前とそれ以後で明白に何かが変化しているとすれば、その変化の間にある時系列上のつなぎ目を出来事と考えることはできる。つなぎ目としては固いものと緩いものが考えられるだろう。前者としては、就職や転職、結婚や離婚、出産、事件や事故などがある。例えばある日交通事故に巻き込まれ、それ以来下半身不随となり歩けなくなったということで…

  • 草の根に出来る事を考える その①

    前置き:考えるための言葉について、あるいはゾンビに抗う術としての このブログは、自分が読みたい言葉、考えるための言葉を書く場所である。そのように宣言しているのは、もちろん文字通りの意味もあるのだが、一方で、ある種の世間的な事柄とこの場所とを切り離す言い訳でもあった。それは単なる現実逃避ではなく、自分の軸を守り、周囲の流言飛語に惑わされないようにするという自己防衛の意味もある。なにしろ今の世の中、メッセージを伝える手段はいくらでもある。当然、何かを知る機会というのも莫大に増える。しかし、どんなに知る量が増えようが、その中で自分にとって必要なモノゴト、大事なモノゴトの数には限りがある。量が多くなっ…

  • とあるライブの振り返り

    たまには日記らしい日記というのも書いてみます。何となくですが、日々の出来事を書く時には、誰かに話すようなイメージがあります。ブログで、「誰かに話す」というと、やや不特定多数を想定する事になります。そういう時の自分はですます調になる傾向があります。要するに言葉のベクトルが外側に向くか、内側に向くか、の違いということです。その差を語尾のリズムで分別しているみたいです。 さて、先日2月29日は、地元の音楽レストランのベアーズさんにて、セッションライブに参加しました。こちらのお店です。 http://bears-aomori.com/ こういう自分の生活上の手掛かりになる情報をブログに書くのは、正直躊…

  • 欲望と希望の間で

    明日の指針としての希望と、現在の充足を求める欲望 前回の続きから始めたい。どうして、自分にとって1番大事な事は何か、を考えなければならないのかといえば、要するにそれが生きる希望になるからだ。希望というのはつまり、今より先の未来についての思考である。しかしどうにも未来を志向する、という事が中々に難しいと私自身が考えている。実際、これから何をするかという指針ではなく、今何をしたいかという欲望の方が、遥かに優先順位が高い。端的に、希望よりは欲望が勝っている状態だ。 極端に言えば、未来、と言った瞬間、全てがモヤの中に消えていくような感じがある。ひたすら現状が延長していくのではないか、とどこかで考えてい…

  • 反省するとはいかなる事か

    半生を反省する前に 若い内の過去の反省は、苛烈なものになりやすい、と老師内田樹さんがブログで書いていた。あれがダメだとかこれが良くないとか、否定的な物になりやすいらしい。内田先生としては、だから反省するなという話ではなかったとは思うのだけれど、当該記事が見つけられないので事の真相は定かではない。 それはともかくとして、人生のステージの節目が来た、という時期くらい、反省を試みても良いのではないか、私は思う。自分の今現在を構成しているのはそれまでの来歴としての過去であるし、更にはその来歴自体を支えている、歴史としての過去がある。ここではひとまず、来歴について、考えていきたい。 しかし、闇雲な反省、…

  • やめたりはじめてみたり

    Stanley Parableというゲームがある。steamで購入できるインディーズゲームなのだが、プレイした人間からすると、厳密にこれをゲームと呼んで良いのかどうか分からない。それくらいゲームらしくない。少なくとも、ドラクエやFFのように、ワクワクする物語や戦闘システム、派手なエフェクトやCGもない。むしろそういった装飾の根本にある、製作者の意図や思想自体をネタにしているような雰囲気がある。 設定が独特で、プレイヤーは主人公を、ナレーションが指示する通りに動かしても良いし、従わなくても良い。起こすアクション次第で次の展開が変わる作りになっているが、その内容が中々にシュールで面白い。主人公は設…

  • 橋本治を読むことについて

    最近、ここ半年ぐらいの話だが、過去に自分が途中でやめたり、諦めたりした事をやり直す、という事を基準で趣味を始めている。特に、無闇にやっていたことではなく、殊更の熱意をもってやっていた事である。このブログもそのひとつだが、今取り組んでいるのは他に2つある。ひとつが楽器の練習で、主にドラム。こちらの話については、私は最近までバンドでキーボードを弾いていたのだが、そういった活動を一切やめた事とも関わっているので、詳しい話はまた今度にする。 もうひとつは、読書について、当時読んでいた好きな作家、気になっていた作家の作品を追いかける、ということ。今日はこちらのお話をしてみようと思う。 最近は、橋本治の作…

  • このブログについて、これからのこと

    ブログをはじめてから、早速更新間隔が空いてしまった。書く時間を確保するのがなかなか難しいのです。以前にブログをやっていた頃は、それこそ学生だったこともあり、時間も確保しやすかった。僅か数千文字の記事に、ああでもない、こうでもないと書いては消しを繰り返して、夜に始めたのが、気が付けば朝方になっている事もあった。ヒマだったんだろうな、とも思うけど、そんな益体ない行為に時間を掛けられていた時代が愛おしいと思う。 ひとまず、始めようと思ってからまだ日が浅くて、自分の生活時間の内のどこに、書く時間を確保していくか、また、どの程度の頻度を目処に書いていくか、折り合いがついていないので、しばらくは不定期更新…

  • 無題

    ブログを再開したのは10年ぶりくらいになる。と、自分で書いてみて驚いている。最初に「5年ぶりの」って打ち込んでみて、「あれ、そういえば・・・」と気づき、いつくらいから書かなくなったのか計算してみたら、5年なんてレベルじゃなかった。どおりで歳を取るわけだ。無意識的な部分で、5年くらいのスパンであって欲しかったのかもしれない。 ブログを再開するにあたり、グーグル先生にブログの書き方を聞いたところ、文字数が多いほうが良いよと教えられたので、可能な限り水増ししてみよう…というのは全くの冗談だけれど、検索してもアフィリエイト云々とか、テーマが云々とか、もちろんテーマは大事だけど、やれ、簡潔でわかりやすい…

  • とりあえず再開してみようということで:言葉を書く快楽について

    数え切れないほどの三日坊主を繰り返してきたこの四半世紀プラスアルファの人生の中で、唯一、まとまった年数、まともに継続していた習慣をひとつあげるとしたら、日記をつけるということになるだろう。ただ「日記をつける」ではなく、インターネットという、不特定多数に見られる場所で、自分の日常のあることないことをさらけ出すという行為、である。高校時代から数えて大学の学部時代の終わりまでの数年間、毎日更新するということはなかったけれど、日々のどこかで、「今日はブログを更新しよう」とか、あるいは「めんどくさいからいいや」とかそんな選択が頭をもたげていた。

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ハンドル名
木塚さん
ブログタイトル
辺境で船を漕ぐ
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