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どうながの映画読書ブログ https://dounagadachs.hatenablog.com/

好きな洋画作品について語ります。 映画以外にも小説、漫画などについても時々取り上げます。

好きな映画監督:ブライアン・デ・パルマ、ダリオ・アルジェント 好きな女優:ジョディ・フォスター、サンドラ・ブロック 好きな男優:ダスティン・ホフマン、ゲイリー・オールドマン ホラーサスペンス系が好きですが、アクション、SF、恋愛割となんでもみます。 ブログをはじめてから1番面白かった映画はフリードキン監督の「恐怖の報酬」です。

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2019/07/07

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  • 「バベットの晩餐会」を午前十時の映画祭で観てきました

    普段ホラー系が好きな自分がなぜか好きだった作品。 リバイバル上映ばっかり観てる気がしますが、映画館で初鑑賞してきました。 人生のとても厳しい部分を描いているはずなのに、観終わったあとには晴れやかな気持ちになる不思議な魅力。 晩餐会のシーン、食事は楽しまないと言っていた爺さん婆さんがたちが美味しそうに食べまくるところでは笑いが起きていて、自分も大いに笑って泣きながら観てきました。 ◇◇◇ 19世紀後半、デンマークの小さな村ユトランド。 牧師の父親の下で清貧な暮らしを送るマーティーネーとフィリパの姉妹が住んでいました。 求婚者と結ばれることもなく、持っていた才を仕事に活かすこともなく、献身的に村人…

  • 「ジャガーノート」…赤か青か!?70年代激渋パニックサスペンス

    「赤と青の線どっちを切るか!?」…爆弾処理ものの元祖として知られる作品ですが、ハリウッド映画の大作と比べると圧倒的に地味…!!地味なのに物凄い緊迫感…!! 吹替シネマ2021 ジャガーノート-HDリマスター版- [Blu-ray] リチャード・ハリス Amazon イギリス映画だからなのか、通常のパニック映画とは違う味わいで、乗客が大騒ぎせず静かに怯える姿がリアル。 静かな人たちが静かに役割を果たす姿にシビれますが、何より格好いいのは爆弾処理班の隊長、リチャード・ハリス。 百戦錬磨の出来る仕事人オーラを放ちつつも時折みせる脆さ、人間らしさが切なく、何とも味わい深いキャラクターでした。 ◇◇◇ …

  • 「悪魔のシスター」デジタルリマスター版を観てきました

    ブライアン・デ・パルマ監督の73年のサスペンススリラーが期間限定公開。 なんて渋いチョイス、同じデ・パルマなら「キャリー」か「フューリー」か「殺しのドレス」が劇場で観てみたかったなーと思いつつ、改めてみたらこちらも面白かった…!! ヒッチコックや以降のデ・パルマ作品との共通点をあれこれ考えるのも楽しく、ストーリーより映像が観ていてとにかく面白い。 地味ながらキャストの面々も皆ハマり役で魅力的でした。 ◇◇◇ テレビ番組のクイズショーから始まるオープニング。 覗き見している人を覗き見ているテレビの聴衆…をさらに覗き見している私たち…と虚構に虚構を重ねた三重構造がユニークで冒頭から一気に引き込まれ…

  • 「オルカ」…全てを失った男同士の対決に涙…!!

    年末に観た「カサンドラ・クロス」が素晴らしかったので、同じリチャード・ハリス主演のこちらも鑑賞してみました。 オルカ HDリマスター版 [Blu-ray] リチャード・ハリス Amazon ジョーズに便乗したアニマルパニックものかと思いきや、感傷的で繊細な人間ドラマ。 妻子を殺されたシャチの復讐劇で、動物を傷つけた主人公は自業自得…という厳しい見方もあるようですが、自分はこの主人公、愚かだと断罪できないものがあって胸にきました。 人生のままならなさ、罪悪感と向き合って背負いこむ誠実さを感じて、リチャード・ハリスの主人公がめちゃくちゃ切なかったです。 ◇◇◇ アイルランド人の漁師ノーランはシャチ…

  • 「殺人捜査」…エリオ・ペトリ監督の異色犯罪劇

    昨年みたモリコーネのドキュメンタリーで取り上げられていて気になっていた70年のエリオ・ペトリ監督作。 Indagine Su Un Cittadino Al Di Sopra Di Ogni Sospetto [Italian Edition] [Blu-ray] Florinda Bolkan Amazon アカデミー賞外国語映画賞を受賞しているそうですが、国内では未ソフト化。 観るのが困難な作品だと思っていましたが、八点鐘さんのブログで取り上げられていてなんとAmazonで配信されているとのこと。 wedplain15.hatenablog.com これは今観るしかない!!と早速鑑賞してみ…

  • 刑事マルティン・ベック「ロセアンナ」…スウェーデン至高の警察小説、第1作目

    昨年鑑賞した「刑事マルティン・ベック」の映画がとても面白かったので原作小説を手に取ってみました。 刑事マルティン・ベック ロセアンナ (角川文庫) 作者:マイ・シューヴァル,ペール・ヴァールー,柳沢 由実子 KADOKAWA Amazon 全10冊のシリーズ、自分が観た映画作品は7作目だったようですが、どうせなら順番に読んでみたい…1作目にあたるのがこの「ロセアンナ」でした。 「この本は警察官の基礎となる価値観、忍耐という美徳の物語である」…と後書きにあったけれど、全編貫くフリードキン映画のようなストイックさ。 北欧ならではの薄暗い雰囲気、少しずつ真相に迫っていく捜査のドキドキ感など「ドラゴン…

  • 「サスペリアPART2」4KレストアUHDBlu-ray/78年日本劇場公開版を鑑賞しました

    「サスペリアPART2」4Kレストア日本公開45周年記念UHDBlu-rayが昨年12月20日に発売。 4枚組のBOXの方は大ボリュームの内容で、なかなかイッキミできず特典含め少しずつの鑑賞になりましたが、ようやく目玉の部分を鑑賞し終えました。 21年に4Kレストア版が劇場公開された際にも観に行ったのですが、ダウンコンバートされたものだったらしく、さらに綺麗な映像になっていて驚き。 あまり鮮明になりすぎると「例のあのシーン」がネタバレになってしまうのでは…と心配でしたが、とても自然に溶けこんでいて、上手く撮られていたんだなーと改めて感心。 赤や黒の色が美しく、あの時代のイタリアの摩訶不思議な世…

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