38週で天使になった栞太(イケメン)を自慢するための親バカブログ。誕生死(死産)でも幸せな日々があったことを伝えたい。
胎盤の検査結果と1ヶ月検診で病院へ行った時の話です。 行きたくなくて泣きそうになりながら夫に手をひっぱられてなんとか辿り着きました。 朝から緊張していたせいで妊娠中は一切異常無かった血圧が高くてはかり直しになるほど… 体の回復は至って順調、メンタルのほうはいつでも院内の先生を紹介出来るからねと言われました。 胎盤検査の結果説明になり、いきなり胎盤のスライス写真がどーんと表示!! 出産直後に「胎盤見る?」と聞かれ、グロ耐性が無いから首をぶんぶん振ったのに結局見ることに( ̄□ ̄;)!!笑 意外と平気!レバ刺し感覚で食べる人がいるのもわからなくもないビジュアルでした😛笑 絶対食べないけど!!笑 血栓…
私がお世話になったのは都内の大学病院。 病院探しの際に通院可能な病院を比較しましたが、ここは個室にしなければ安心料ととらえて頑張れる! という位の分娩費用でした。(100万越えで有名な大学病院も救急搬送範囲なので回避したかったのもある笑)そう、個室にしなければね…(;・∀・)!! 今回の入院、当然ながら個室になりました。 一泊約3万円に3泊4日…リゾートか笑 経腟分娩だし早朝料金だしイレギュラーだし胎盤検査もしたし…一時金の分を引いてもいくらかかるんだろうとハラハラしていました(゜゜;) 退院の日、支払いから戻った夫に聞くと 「2万円だけだったー!」へっ?その2万円は保険適用外の胎盤染色体検査…
お腹の中で亡くなった赤ちゃんは戸籍に入れてもらえない、というのはなんとなく知っていました。 お腹に命が宿ってから12週を過ぎていたら死産届を提出して、火葬許可証だって必要になる。 色々な書類や証明書が動くくらいちゃんと一人の人間として扱われているのに、なぜ戸籍ではいないことにされちゃうの? もし次の子どもを授かれたら、戸籍上はその子が第一子になります。本当は第二子なのに…💦 妊娠前は戸籍制度なんて世界をみても日本とアジアの数ヶ国しか無いしいらないじゃん?と思っていました。 でも今はかんたが私達のもとにいるということを戸籍という形で公的に認められたいと思ってしまうのです。生きた証、みたいな。 も…
初めての妊娠で無知だったこともあり、心拍確認後からは某妊婦雑誌を毎月購読し、妊婦向けサイトに登録してはせっせと情報収集。 ミルクやオムツもサンプルを各社から取り寄せました。 産後は名前の入った絵本や等身大写真をもらうために登録済みのサービスは利用! その結果、内祝いカタログや教育のDMが日々届きまくることに💦 わかってるわかってるー!! もちろん自業自得なんだけどー!!!! 開けて捨てて登録解除して…むなしかったです( ´△`) ある日、またポストに内祝いカタログが💦 「これ解除したけど間に合わなかったのかぁ…」なんて思いながら宛名を見ると、えぇぇー!「栞太様」って書いてある😆!! いつもなら…
外出時に一緒にいる感覚になれて、不安な時に心強くなれるものが欲しい。 いつも身に付けている結婚指輪に名前の刻印をいれてもらいました。 もともとオーダーで作ったものだったので、かんた生誕記念!と思い、デザインも少し変更(*^^*)夫のリングデザインに寄せました。 初めてお店に行ったときからずっとお世話になっているお姉さんがまた担当して下さいました。 お子さんですか?と聞かれ、かんたのことを話すと、「そうなんですね」とだけ言って、あとは一生懸命相談にのってくれました。 幅の細いリングなのでムリかな…と思いましたが、漢字で「栞太」と入れたいという希望も叶いました。 言われていた時期よりだいぶ早く連絡…
ポッシュ・シゴーニュのメモリアルベアのことは天使ママさんの情報で知りました。 生まれた時の身長と体重のベアを一番可愛くみえるように作ってくれるお店。 ベアの可愛さやクオリティもそうですが、一番感動したのは「お空に還った天使のベア」https://www.pochecigogne.co.jp/angel/ という天使ママ・パパ向けのサイトが用意されていたこと(*´-`) ベアは普通のサイトと同じものですが、赤ちゃんの写真が無かったり、ベアを迎えた天使ママ達の感想が載っていたり…このお話をボロボロ泣きながら読んでしまいました😅 届けるときも同封ツールに配慮します、と書いてあってとことん優しい( ;…
少しずつ外に出ようとしていた頃、夫が居酒屋に行こうと提案してくれました。妊娠前は月に何度も行っていたお気に入りのお店です。 妊娠中もここの料理がずっと食べたくて、生まれてしばらくしたら実家に預けて行こうね、なんてよく話していました。 約一年ぶりに飲んだお酒はアルコールが強く感じられてお酒に弱くなったことを実感…ただ、あまり飲めなくても楽しいと感じました。 居酒屋ってそもそも子どもと行くことを想定していない場所なんですよね😊 かんたは38週までお腹にいたので、近所のあらゆるお店が「次来るときは生まれてからだね!」とか「あそこにベビー休憩室あるのね!」とか子どもと一緒に行くことを想定済みだったんで…
産後二十一日間はすぐに横になれる状態にして、水仕事はしないこと。根をつめる事(読書とか)もダメ🙅昔から言われてるやつですね。 妊娠中は「夜泣きで寝れないだろうから家事免除助かる~」くらいに思っていました。 しかし、まさかの誕生死。子育てでの睡眠不足とは無縁。 スピード出産で出血も少なく、身体の回復が早かった。それでも周りから床上げ二十一日は守るよう言われていました。 病院からは湯船に浸かるの禁止!くらいで特に制限は無かったのですが… かんたといた一週間は横になる暇があったら一緒に何かしていたいと思っていたので、家事を家族に頼めるのは助かりました。 でもかんたを見送った後は気を紛らわす事が何も出…
小さくなったかんたを抱いて家に帰ると一気に脱力。 悲しいのに、ホッとしている自分がいました。 キレイに生まれてきたかんたをキレイなまま還してあげなくちゃとプレッシャーを感じていました… 本当は一日中抱っこしていたかったけど暖めすぎないように我慢して少しずつ。 頭の角度は大丈夫?寒すぎないかな?襟元が苦しくないかな?小さな変化に敏感で、変わらないことに安心する。 でもお世話できるのはとても幸せなことでした。 抜糸で病院に行った時、助産師さんに退院後の写真を見せたら「かんたくん、どんどん血色よくなってる!なんで!?」って(*´-`) かんたが一生懸命エネルギーを振り絞ってくれたからだね♥️ 不思議…
火葬場付きの大きな斎場で、他に葬式をする人が何組もいたのでホールは喪服の参列者だらけ。うちは私服で赤ちゃんを抱いていて、明らかに浮いていました。最後にもう一度、みんなに抱っこしてもらいました。 担当者の案内で涼しい部屋に入ると想像よりずっと小さな棺がありました。ドレスと同じ真っ白なレース、ふたの裏にバラの花。90年代V系…とつい思ってしまうほど耽美な雰囲気。こんなに可愛いのを用意してもらえて良かったね。 納棺してふたを閉めるように言われ、かんたを一生分抱き締めるつもりでぎゅっとして顔をすりすりとくっつけました。夫も同じでしっかり愛情を伝えていました。二人の涙でびしょびしょになった顔を拭いてあげ…
生まれた時と同じ晴天の日。 かんたのお洋服は迷った末、レースふりふりのセレモニードレスにしました。私が赤ちゃんの時に着たお下がりなので男の子には可哀想かなと思ったけど、よく似合っていました。肌着も私のお下がり。かんたを一人にしなくてすむような気がしました。 毎日オムツ替えをしていましたが、前夜からはキレイなままに。もうオムツの心配をしなくても大丈夫だよってことかな(*´-`)かんたに持たせるのはやめました。 両家の親族も集まります。ドレスコードは「かんたとディズニーランドにお出かけ」 もちろん喪服禁止🚫夫も私もかんたとデートする服を選びました。みんなちゃんと理解してくれて、妹はネイルを新調し、…
連絡をお願いした助産師さんから「希望日で取れました、火葬は少し先になりそうなので詳細はお預かりの日に業者から話があります」と報告がありました。 てっきり預ける日=火葬の日と思っていました…💦パンフレットに書いてある「お預かり」は火葬の時間・その場所に行くまでの話だと勘違い(;´д`) 助産師さんにきちんと管理してくれる業者なのか確認して、OKしました。 それくらい読解力・理解力が無くなっていました💦 ところが退院した翌日、書類の提出に出かけた夫から、業者について調べたらちょっと気になる点があると連絡があり、勇気を出して検索してみました。 その社名で出て来たのは、 医療廃棄物の処理業者 胎盤など…
入院していた時、自分の身に起きたことをどうしても調べることができませんでした。 検索するには「死」というワードを避けられず、入力することで現実を認めてしまうような怖さがあったのです…。 かんたは誕生したんだ、とずっと思い込んでいたかった。 見たくなくても役所に出す書類や母子手帳の記載確認で死産の二文字を見なきゃいけなかった、もうそれだけで限界でした💦 でもかんたを見送る日のことも決めないといけない。火も葬もなにより目を背けたくなる言葉でした。 だから入院中、助産師さんからとある業者を紹介された時は正直ありがたいと思いました。お堂の写真が載ったパンフレットを渡され、説明文から赤ちゃんに特化した葬…
出産して初対面した時から、私の中でかんたは「誕生」でした。 心臓が止まっているから辞書上の意味とは違うのかもしれないけれど、死産と言われてもしっくりこないし使いたくなかった。かといって誤解を生みたくはないし…。 そんな時、ネット上で目にしたのが 誕生死 でした(*´-`) かんたにぴったりなのはこれだ! 誕生したんだけど、亡くなっちゃったんだ。 まだまだ一般的じゃないけど、私はこっちを使いたいと思いました😊ブログの説明文に誕生死(死産)と記載したのはそのためです。 誕生死という言葉について調べていたら竹内正人さんという産科医の方のホームページに辿り着きました。 今までの「流産」「死産」という言…
もし身近な人に子どもを亡くした、死産したと言われたらどんな反応をするのだろう。 逆の立場になって考えた時、返事に困るんだろうなと思って…。 私は友人に報告した時、読んでくれただけでありがたいから返信しなくて大丈夫だよと伝えていました。 かんたに会えた喜びもちゃんと伝わるように書いたら超長文になっちゃったんです💦笑 それでもみんな一生懸命考えてお返事をくれました(*´-`)スルーなんてできないよって。 嬉しかったのはやっぱり子どものことを言ってくれたこと。 パパ似だね 寝顔が可愛いね 口元はママかな? いい名前だね 見て欲しいけど…と悩んだ末、親しい友人だからと写真も送ってしまい、やっぱり聞いて…
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