アウトプットの先は「忘れること」?【思考の整理学】
こんにちは、やんぶろです。 さて。 最近読んだ本に「思考の整理学」という本がありまして 結構昔の本なんですが、かなり画期的な内容で実践的だったので 是非紹介したいなと思います。 この本には頭の中を上手く整理し、必要な知識だけを手にするヒントがありました。 よかったら読んでみて下さい。 本当に知識の多い人が優秀なのか? まず、自分の思考を整理するためにはどうすればいいのでしょうか? よく言われているのが、自分にとって必要な情報を習得した後、それを「アウトプット」するということですね。 そうしてまずは自分の頭の中に知識を蓄えていきます。 しかし、その知識を習得するだけでは終わってはいけなかったんです。 何故なら、それだけだったらコンピュータがやってしまうから。 昔は人間もできるだけ多く知識を持ち、その量が多ければ多いほど「優秀な人材」として評価されていましたが、 数十年前からコンピュータが発明され大きく世間に広まった瞬間、その役割はコンピュータが完全に担うようになったんです。 そっちの方がどう考えても知識を入れる容量が多いし、忘れることなく保存できるからですね。 要は人間がコンピュータと競っても、知識の量では勝てっこないということです。 「物知り」の称号は、コンピュータにあっけなく奪われてしまいました。 アウトプットをして知識を蓄えるだけでは、意味が無かったんです。 人間が本来すべき「整理」の本質 では人間はどうやってコンピュータと差別化できるか。人間にしかできないことは一体何なのか。 それは、その知識を使って何か新しいことやモノを創り出せるという部分です。 これは人間だけにしかできないアイデアや閃きといった類のものです。 しかし、どうすればその知識を使えるようになるのでしょうか? その第一歩として、人間の頭の中の作業能率を良くしなければなりません。 必要な情報や知識を、しっかり見極めモノにしていく。 つまり、いらない知識は頭の中から消す、忘れるということが必要だということです。 そういった知識の整理が人間には足りていないと、この本には書かれています。 勉強し、知識を習得する一方で、不要になったものを、処分し、整理する必要がある。思考の整理学
2019/07/05 01:13