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【人生×ヨーロッパ】をテーマにドイツ、ヨーロッパ情報、ドイツ語、海外就職、移住、国際結婚、留学についての情報を発信しています。

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2019/06/16

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  • ドイツにおけるコロナウイルスの状況と実際の生活

    2020年に入ってからコロナウイルスが世界中で最も大きなテーマとなっています。 日本では3月中旬頃からいくらか落ち着いている様子ですが、アジアから少し時間差をあけて僕の住むヨーロッパでは依然として猛威を振るっています。 日本では中国やイタリア、スペインの状況が日々報道されていますがドイツもそれなりに感染者を出し社会的に大きな影響を与えています。 この記事では3月下旬時点でのドイツでのコロナウイルス

  • ヨーロッパ旅行でトラブルに遭わないために注意したいこと

    旅行にトラブルは付き物です。私もヨーロッパを40カ国以上訪問する中で多くのトラブルに巻き込まれてきました。 簡単にまとめるとこれまで以下のような思いをしました。 携帯を盗まれる パスポート入りのリュックを盗まれる ぼったくりの詐欺に遭う 後から考えると中には防げたものもあり、こういったトラブルに遭ってしまうとせっかくの旅行が台無しになってしまいます。 本記事では私以外の人が海外でこういった思いをし

  • ヨーロッパ旅行で注意したいお金の管理方法とポイント

    海外旅行に行くとなるとお金をどう用意するかは重要なポイントです。 しかしやり方によっては意図せず損をしてしまったり一つ間違えると楽しい旅行が台無しになる思いをしたりしてしまうこともあります。 本記事ではヨーロッパほぼ全ての国を制覇した経験から、ヨーロッパ旅行で注意したいお金の管理方法についてご説明していきます。 現金は少なめに 日本では依然として現金主義の人が多く、財布の中には常に一定の現金があり

  • 私がドイツ移住を決断したポイントと他人におすすめできる点

    私は現在ドイツ在住ですが、大学時代にドイツに1年間留学をし、その5年後に海外転職、移住という形で再びドイツに来ました。 私がドイツに移住を決めた理由は以下の4点です。 労働環境 子育て環境 生活費の安さ 旅行のしやすさ 本記事では私がドイツ移住を考える上で重要視した点と他人にも勧められる点をご紹介いたします。 ドイツへの移住、海外移住を検討中の方に参考にしていただければと思います。 労働環境 ドイ

  • ドイツでの子育てで感じる日本との違い

    私はドイツ人の妻との間に2019年に長男が誕生しました。子どもはまだ1歳にもなっていませんが初めての子育てで妻とともに子育てに奮闘する日々を送っています。 子育ての方法は国によって考え方が違います。頭で分かってはいても、実際に目の当たりにするとけっこう驚きます。 本記事では国際結婚、海外で子育てをする上で感じる日本との違いをご紹介していきたいと思います。 海外の子育て事情に興味のある方に参考にして

  • 留学の前後で人間的に成長できる点とそのポイント

    留学を考えている人にとって、「本当に留学で得られるものはあるのか」、「人間として成長できるところはあるのか」等の不安はあるかと思います。 留学によってできる経験、得られるものは人それぞれですが、それなりのお金をかけて留学に行くわけなのでそう思うのも無理はないと思います。 私は大学生の時にドイツに1年間の交換留学を経験し、その後新卒で大手メーカーに就職、しばらく経験を積んだ後に海外転職、ドイツ移住に

  • 海外在住の国際結婚でのパートナーの実家への里帰りはどんな感じ?

    日本にはゴールデンウィーク、お盆、年末年始など年に数回帰省タイミングがあります。 海外に住む日本人だとこのタイミングで日本に帰省する人もいるでしょう。一方、国際結婚をしている人ではこのタイミングでパートナーの実家でクリスマス、年末を過ごすという人も多いのではないでしょうか。 私もドイツに住んでいて妻がドイツ人というのもあり、何かと妻の実家に帰省、お世話になっています。 しかし一般的には海外での里帰

  • 留学、海外生活で直面する言葉が分からない状況の乗り越え方

    今の時代、海外に留学することや海外で生活することはそう珍しいことではなくなってきています。 しかしこの海外生活もいざ始めてみるとイメージと異なることが多くあり、その最たる例の一つが言葉です。 海外では当然日本語が公用語の地域でないので基本的に外国語で生活することになり、特に最初は往往にして分からないということがあります。 僕も初めて留学でドイツに来た時はかなり言葉で苦労しましたし、社会人になってか

  • ドイツの政治の面白い仕組み【独自ルールがいっぱい】

    日本とドイツは似ていると言われることがあります。 車を中心とした産業構造や経済大国としての国際的なポジション、近代以降歩んで来た歴史や国民性など挙げていくときりがありません。 そんな中、ドイツの政治の仕組みは日本と大きく異なる部分があり、世界の中でも類を見ない仕組みを持っています。 本記事では日本とは異なるドイツの政治の面白い仕組みをご紹介します。 5%の阻止条項 ドイツの議会では阻止条項という条

  • ドイツの意外な事実5選【実は一般的なイメージと違った】

    外国というのはいつもそのイメージが先行してしまいがちですが、実はイメージと真逆だったりそのイメージからは想像がつかない事実が隠れていたりします。 ドイツにも一般的に日本でイメージされるものと大きく異なる点が多くあり、私自身もドイツに住み始めるまで知らなかったこともあります。 本記事ではドイツのそういったイメージと異なる意外な一面、事実をご紹介します。 国として成立したのは比較的最近 ドイツは国力や

  • ハーフの子どもについてのあれこれ気になる点【意外と知られていない】

    私は現在ドイツで育児中ですが、国際結婚をしているためドイツ人の妻との間に生まれた長男はいわゆるハーフです。 呼び方は「ハーフ」以外にも「ミックス」や「ダブル」など様々ありますが、実際親として育てているとあまり自分の子どもがハーフであるという意識はしません。 恐らく国際結婚をしている他の人も同いなのではないでしょうか。 一方で周りからはハーフということで聞かれる質問が多くあり、わりと基本的なことでも

  • 実は仲が良くないヨーロッパの国々【隣国付き合いはどこも難しい】

    最近のニュースで日本と韓国の関係の悪化が頻繁に報道されていて世間を騒がせています。 国以外でも家のお隣さんや隣の市、隣の県などとどうしても対立してしまうなど、隣同士というものはなかなか付き合いが難しいものです。 当事者同士はどちらも真剣なので熱くなってしまいがちですが、少し離れたところから見てみると案外どうでもよかったりします。 実はこのような構造は世界のどこにでもにあり、一見平和そうに見えるヨー

  • 国際結婚で海外移住する前に一度考えたいこと【夢もあるけど厳しい現実】

    国際結婚の後、海外へ移住するというパターンは女性を中心によく聞きます。 結婚して海外での生活とは夢のある話で、つい浮き足立ってしまいがちですが、現地での生活で苦労しないためにも実際に移住する前に一度考えておきたいこともいくつかあります。 私も知り合いで国際結婚をして相手の国に移住したはいいものの、思っていた生活と違い苦労している人を何人か知っています。 私の場合ドイツ人の妻と結婚後、しばらくは日本

  • 遊学が悪くない理由【どんどん海外に出ればいい】

    留学とよく似た言葉で遊学という言葉があります。「留学」が何か目的を持って勉強している人のことを指すのに対し、辞書的な意味は置いておいて、「遊学」はどちらかというと海外旅行の延長でただ遊んでいる人のようなイメージを持たれます。 私は個人的に遊学には賛成で、少なくとも日本にいてただ普通の生活をするよりも3ヶ月、半年、1年なり海外で好きに過ごす期間があれば素敵だと思います。 私も学生時代1年間ドイツの大

  • ドイツで育児休暇を取得して分かったこと

    私はドイツ在住で2019年に長男の誕生に伴い育児休暇を取得しました。取得期間は2ヶ月ですが、1ヶ月目を生後3ヶ月、2ヶ月目は2020年の春に取得します。 本記事では、日本で何かと話題になっている男性の育児休暇をドイツで実際に取得して見て分かったこと、感じたことをご紹介していきます。 改めて役所のややこしさを実感 ドイツでは育児休暇中に行政から両親手当という名目で給料の67%を受け取ることができます

  • 留学中にやってはいけないこと【せっかくの留学生活が台無しに】

    留学生活は一見華のある生活のようにも見えますが、実はかなりシビアな一面もあります。 過ごし方によってはせっかくの留学生活なのに学べることも学べなかったりその後の人生に上手く活かせられなかったりと、上手くいかないケースも多くあります。 私も自分の留学中にせっかくの留学生活を無駄にしてしまう人を多く見てきました。 本記事では留学中にやってしまうと留学生活やその後の人生にとって悪影響となりかねない行動や

  • ウラジオストクが旅行先におすすめな理由【一番近いヨーロッパ】

    近年日本で注目されているヨーロッパの観光地にロシアのウラジオストクがあります。 ウラジオストクはロシアの中でも極東に位置していて、「日本から最も近いヨーロッパ」として近年人気が高まりつつあります。 東京からでも3時間足らずで行けるという手軽さとヨーロッパならではの街並みや文化を楽しめる場所として人気が出ています。 私もかつて初めて訪れたロシアの町がウラジオストクで、そこからシベリア鉄道でモスクワま

  • 国の中にもう一つの国境線?地図にはないヨーロッパの国境

    ヨーロッパを旅すると、思いもよらぬところで境界線を感じることがあります。 同じ国の中で急に雰囲気が変わったり、別の民族が住んでいたり、実はその国の統治が届いてなかったりと、状況は様々です。 今となっては平和なヨーロッパですが、かつては何百年にも渡る戦争の歴史があり、そのたびに国境線が変わってきました。 今の国境線は国際的な区分とはなっていますが、その国を知る上で必ずしも正しいものではないことがあり

  • ヨーロッパの国境はどうなってる?日本人にとって意外な話

    島国に住む日本人にとって、国境とはある種特別な存在で、国境を越えるというと聞くとなぜかワクワクします。 一方、EUの発展とともに国境という概念が薄れつつある現代のヨーロッパでは国境が果たす役割は少し違ってきています。 私もかつてヨーロッパを40カ国以上訪問し、今はドイツに住む身として、ヨーロッパの面白い国境をたくさん見てきました。 本記事では日本人から見ると少し変わっている、ヨーロッパの国境につい

  • ブンデスリーガを楽しむために知っておきたいこと

    ドイツといえばサッカーが有名です。 ドイツにはブンデスリーガという世界屈指のリーグがあり、近年では香川真司選手、内田篤人選手など日本人選手の活躍も目立ちます。 8月中旬より新シーズン開幕となりますが、ブンデスリーガを今一度楽しむために知っておきたい情報をご紹介しています。 2019/2020シーズン一部チーム 毎年チームの入れ替わりがあるブンデスリーガでは、2019/2020年のシーズンの1部のチ

  • ワイマール憲法とは一体? その背景と後世に与えた影響

    2019年8月14日はドイツでワイマール憲法が公布、施行されてちょうど100周年の日となります。 日本では毎年8月15日の終戦記念日を迎えるにあたって憲法の問題が取り沙汰されますが、日本国憲法がワイマール憲法を参考にして作られたことは有名な話です。 民主憲法として有名なワイマール憲法も人類の長い歴史の中ではかなり最近にできたものなのです。 中学、高校の現代社会の授業で誰もが一度は聞いたことのあるワ

  • ドイツへの留学準備で苦労した点と乗り越えた方法

    留学を目指すと少なからず苦労する点や乗り越えなければいけないものが出てきます。 私も大学時代にドイツに留学しましたが、行き先がドイツというわりと珍しい国ということもあり、準備段階で苦労することが多々ありました。 本記事では私がドイツ留学に行くにあたり苦労した点とどのようにして乗り越えていったかをご紹介します。これから留学を考えている方に参考にしていただければと思います。 情報がない 留学というと、

  • ドイツの家賃事情

    海外に住むとなると気になるのはその家賃相場ではないでしょうか。 生活していく上で住居は欠かせない存在なのでその相場や家賃事情は気になるところです。 私が住むドイツにもドイツならではの家賃事情があります。 本記事ではドイツで部屋を借りる際の家賃相場と各都市の事情についてご紹介します。 ヨーロッパ先進国の中ではわりと安い ドイツはヨーロッパ随一の先進国ですが、意外なことに家賃はそこまで高くありません。

  • ドイツに初めて来ると驚くこととその対処法について

    外国に行くと少なからず驚くことやがっかりすることがあります。 私もかつてドイツに留学で来た時、住み始めた時は驚いたりがっかりしたことが数多くありました。 本記事ではドイツに初めて来た人が驚くであろうこと、がっかりするであろうことと、それに対しての注意点、対策をご紹介します。 こんな人へオススメです。 ドイツに旅行、留学を計画中の方 ドイツに住むことになった方 外国人が多い 私が最初ドイツに来てけっ

  • 動物を使った便利なドイツ語表現5選

    日本語には「閑古鳥が鳴く」、「馬が合う」、「猫の手も借りたい」というように、動物を用いた慣用句や表現が多数存在し、日常会話の中でも頻繁に使われています。 同様にドイツ語にも動物を使った意外で面白い表現が数多く存在し、これらは日常的にもよく使われます。 本記事では動物を用いた意外で便利なドイツ語表現をご紹介しています。 ドイツ語を勉強中の方、ドイツ語の表現を増やしたい方に参考にしていただければと思い

  • ヨーロッパで美人が多いのはどの国?

    海外に行くとぜひ見てみたいことや気になることはいろいろとあると思います。 特に男性だと、気になるのはその国の美女ではないでしょうか。 私もヨーロッパ中を旅する上でヨーロッパ美人の多さやレベルの高さに驚いたことが何度もあります。 本記事ではヨーロッパを40カ国以上旅をした経験から感じた、日本人の視点から見たヨーロッパの美人や、美女の多い国を失礼のない程度にご紹介させていただきます。 美の基準は日本と

  • 留学先での恋愛のパターンとメリット、注意点

    留学中は新しい生活の中で様々な出会いがあります。 周りで留学中に恋人ができたという話を聞くことも少なくないと思います。 ちなみに私もドイツ留学中に出会ったドイツ人の彼女とその後結婚し、今はドイツで生活しています。 留学先で恋愛が上手くいくと留学生活自体も充実していきますが注意点も多くあります。 本記事では私が自分の経験を踏まえて留学先での恋愛のパターンと留学中の恋愛のメリット、注意点をご紹介してい

  • 実は海外が発祥の有名な民謡、童謡とその面白い歴史

    子どもの時に聞いた民謡、童謡というのは大人になってもなぜか覚えていますよね。 私は現在子どもを育てる中で20数年ぶりに子ども向けの民謡、童謡に触れる機会が多々あります。 ずっと現代の日本で生まれた子ども用の曲だと思っていたものの、大人になって改めてこれらの曲を見ているとメジャーな曲でも実は海外が発祥となっていたり面白い歴史を持っている歌が数多くあります。 その多様性は、 メロディーも歌詞もそのまま

  • 【まるで101匹わんちゃん】フランスに実在する一風変わったお城

    ディズニー映画の「101匹わんちゃん」はほとんどの人が一度は見たことがあるのではないでしょうか。 101匹の犬に囲まれながら生活するというのはなんとも現実離れした生活のように見えますが、実はそんな場所が世界には存在するのです。 本記事では日本テレビ「世界の果てまで行ってQ!」でも紹介された、そんなマニアの中で有名なフランスのシュベルニー城についてご紹介していきます。 シュベルニー城の特徴は以下の3

  • ベートーベン第九「歓喜の歌」のドイツ語歌詞の意味を分かりやすく解説

    第九こと、ベートーベンの交響曲第九番「歓喜の歌」は曲が完成した1824年以降、ベートーベンの本国ドイツを始め世界中で愛されている曲の1つです。 日本でも第一次世界大戦中の1918年に徳島の捕虜収容所で当時のドイツ軍捕虜により行われた日本で最初の演奏を皮切りに21世紀の今に至るまで年末のジルベスターコンサートをはじめ様々な場面で演奏され、多くの人々から愛されています。 そんな第九ですが、 曲は聞いた

  • 【人生が変わるきっかけにもなる】留学中にできた貴重な経験

    留学はしてみたいけど実際留学先でどんな経験ができるかがよく分からないという悩みを持っている方はいるのではないでしょうか。 ホームステイをしながら語学学校に通い、週末はパーティ?というイメージの人もいるかと思います。 私は自分自身がドイツに1年間交換留学をする中で数多くの貴重な経験をし、その中で語学以外の多くのことを学べました。 本記事では私が自分の留学中にできた貴重な体験をご紹介していきます。これ

  • 【身近な表現がたくさん】体の部位を使った便利なドイツ語表現 10選

    世界の様々な言葉には体の部位を使った表現が数多くあります。日本語でも「頭が切れる」や、「口車に乗る」など、一見意味の想像がつかないものの日常的に使っている表現が多くあります。 ドイツ語も同様で体の部位を使った表現が日常会話の中で多用されます。 本記事では体の部位を使った便利なドイツ語の表現をご紹介させていただきます。 ドイツ語を勉強中の方、世界の言語に興味のある方等にご参考にしていただければと思い

  • 留学のその後が心配という方へのアドバイス

    語学留学、交換留学、ワーホリなどの留学を検討する場合に、留学したその後が不安となる人が多くいるかと思います。 私自身も留学を志したのが少し遅かったとうこともあり、留学を考える間や留学中もその先の人生は不安でいっぱいでした。 しかしそういった不安の中でも自分の中で志を高く持ち続けることで今はこうしてドイツで働いていて留学中に出会った妻と結婚するなど、留学の経験をその後の人生に活かすことができています

  • 【これがヨーロッパの多言語社会】公用語が複数あるヨーロッパの国

    日本で生活していると、外で話されている言葉は基本的には日本語で、憲法や法令などでは規定されていないものの、日本語が唯一の公用語として見なされていると言えます。 一方、ヨーロッパには公用語が複数制定されている国が多くあります。 公用語が複数あるということはイメージしづらいかもしれませんが、国によって 国民の大部分が複数の言葉を操ることができる 国民の一部のみが使用している 国を二分するもの ほとんど

  • 【実際に取得して分かった】ドイツの育児休暇制度について

    【実際に取得して分かった】ドイツの育児休暇制度について 2019年7月現在、私はドイツで育児休暇を取得しています。 日本でも最近注目されてきている男性の育児休暇ですが、それを海外で取得している例は比較的珍しいのではないでしょうか。 ドイツで実際に育児休暇を取得するにあたり、ドイツの様々な制度や実情についても知る機会ができたので、本記事ではドイツの育児休暇の制度と課題をご紹介していきます。 子育て中

  • 【外国人から見る日本語】国際結婚で気付く日本語の不思議、難しさとは

    【外国人から見る日本語】国際結婚で気付く日本語の不思議、難しさとは 国際結婚をしているとお互いの国や言語について学ぶ機会が多くある中で、自国のことや自国の言語について気づかされることもあります。 私の妻はドイツ人ですがある程度日本語ができるため、家ではドイツ語と日本語の両方が公用語となっています。 妻は一応日本語能力試験であるJLPTで最難関のN1を取得しているので上級者と言えますが、それでも日本

  • 【意外と難しい】留学先で友達を作るためのポイント

    【意外と難しい】留学先で友達を作るためのポイント 留学と聞くと、たくさんの外国人の友達ができてその人たちと楽しく過ごしたり、帰国後も繋がりあったりというイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。 しかし、実際に留学をした経験から言うと、現地で友達を作るのはけっこう難しいです。 留学経験者だと、気がついたらプライベートは日本人としか過ごしていなかったという人も少なくないと思います。 私ももともと友

  • 【ドイツ人との生活】国際結婚、海外生活で変わった生活習慣

    【ドイツ人との生活】国際結婚、海外生活で変わった生活習慣 西洋人との国際結婚での日々の結婚生活はどんな暮らしになると想像しますでしょうか。 文化圏、国籍、育ちも違う相手と国際結婚をして結婚生活を送っていると、多かれ少なかれ生活習慣の違いがでてきます。 さらに海外での生活となるといくらか相手に合わせる部分もあるため日本で送っていた生活習慣がけっこう変わります。 私の場合、ドイツ人の妻と結婚生活を送る

  • 【本当はそんな名前だった!?】自国名称が意外なヨーロッパの国

    自国名称が異なる国 これまでヨーロッパを40ヶ国以上旅してきましたが、旅をしていると「あれ、この国って本当はこんな名前なんだ」と思うことがたまにあります。 各国、他国に名前をつけられる前から自分たちの国や地域を指す言葉を持っていて、それは英語や日本語の名称と異なることが少なくありません。 日本も同じで、日本(にほん/にっぽん)と言いつつも、英語名はJapan(ジャパン)です。 日本の名称の成り立ち

  • ドイツで働き始めて失った日本の感覚

    ドイツで働き始めて失った日本の感覚 私は日本での会社員を辞めてドイツに転職して2年が経過しましたが、ドイツでしばらく働いてみると失ってしまう日本の感覚というものが出てきます。 それは日本では当たり前だったもの、嫌だと思っていたものから有難いと思っていたものまで様々です。 本記事では私がドイツで働き始めて失ってしまった日本の会社員時代の感覚をご紹介させていただきます。 海外での就職や働き方、生活に興

  • 【間違えると通じない!?】英語と意味が異なるドイツ語の単語10選

    【間違えると通じない!?】英語と意味が異なるドイツ語の単語10選 英語とドイツ語は似ているようでけっこう異なります。 同じ西洋言語でアルファベットを使っている言語であるため、英語とドイツ語を使いながら生活していると時々単語が混ざりそうになってしまうことがあります。 しかし中には同じような言葉でも全く意味が違う、言い間違えると意味が通じなくなる単語がいくつも存在します。中には間違えるとシャレにならな

  • 【あなたは知っている?】意外と〇〇なヨーロッパの国々

    意外と〇〇なヨーロッパの国々 ヨーロッパと聞いて何を思い浮かべるでしょうか。 綺麗で可愛い街並みやお洒落なカフェのある観光都市、キリスト教、美男美女などイメージは様々かと思います。 ヨーロッパは広くはない大陸に40以上の国が入り乱れている非常に多様性のある地域です。地理的、文化的、歴史的に興味深い国が多く、知れば知るほど面白い地域です。 本記事では、ドイツに住み、ヨーロッパを40ヶ国以上訪問した経

  • 【ペラペラも夢じゃない!?】国際恋愛で言葉を学ぶメリットと注意点

    国際恋愛で言葉を学ぶメリットと注意点 外国語を語る上で、外国語を話す恋人ができると言語が上達する、と言われることがしばしばあります。 私も自分自身、ドイツ人の妻と交際する中でドイツ語を上達させることに成功した経験から、この言葉はけっこう的を得ていると思います。 しかし恋人や配偶者などのパートナーがその言語のネイティブだと得られるアドバンテージは大きい一方、注意したい点も同時にあります。 本記事では

  • 【働き方先進国】ドイツの労働環境がいい理由

    ドイツの労働環境がいい理由 働き方改革が叫ばれる中で、ドイツの労働環境がいいことは日本でも有名です。 私自身もかれこれドイツで働きはじめて2年が経ちましたが、実際に現地で働く労働者の立場から見ても日本との差は大きいです。 単に制度や文化が違うと言ってしまえばそれまでかもしれませんが、ドイツでこういった労働環境が生まれ、維持されているにはそれなりの理由があります。 本記事では、労働者天国とされるドイ

  • 【誰もが知っている】グリム童話の名フレーズをドイツ語原文で紹介

    グリム童話の名フレーズをドイツ語原文で 日本でも有名なグリム童話ですが、これは実はドイツのものです。19世紀にドイツのグリム兄弟がそれまでドイツで語り継がれていた昔話や童話をまとめたものが今のグリム童話の原型です。 ドイツ語で「童話」のことを"Märchen"(メルヒェン)といい、「グリム童話」はGrimms Märchenと言います。「メルヘンチック」という言葉はこのドイツ語

  • 【日本との違いに驚き】ドイツで結婚式をしてみて驚いたこと

    【日本との違いに驚き】ドイツで結婚式をしてみて驚いたこと 私はドイツ人の妻と結婚していますが、その結婚式は日本とドイツ両国で行いました。 日本では実家の近所の昔から行っていた神社で小規模に行い、ドイツでは妻の所属する教会で行いました。 日本とドイツの両国でわりと"伝統的"なスタイルで結婚式を行う中で感じた文化の違いはとても大きく、当時からドイツについてある程度知っていても驚く点

  • 国際結婚をする中でかかる費用とその対策

    国際結婚をしていてかかるお金と対策 国際結婚に対しお金がかかりそうというイメージを持つ人は多くいるのではないでしょうか。 私自身も国際結婚をしている身ですが、実際に国際結婚をしていると普通の日本での結婚生活よりもかかるお金が多いというのは間違っていないと思います。 避けられない費用も中にはあありますが、実際には工夫をすればそこまで気にならないものも多くあります。 本記事では国際結婚をする中でかかる

  • 【似てるけど全然違う】オランダとベルギーの違いと各国の魅力

    オランダとベルギーの違いと魅力について 西ヨーロッパにオランダとベルギーという国があります。名前こそ違うものの、隣同士に位置していて、さらに隣に位置しているルクセンブルクと合わせてよく"ベネルクス"として一色単にされます。 しかしこの2カ国は大きな違いがあり、魅力も異なります。 本記事では似て非なるオランダとベルギーについて、その違いから各国の魅力、観光におすすめの街をご紹介し

  • バックパック旅行、格安旅行で重宝するホステルについて

    バックパック旅行、格安旅行で重宝するホステルについて 海外旅行でどこに宿泊するかということはその旅行を考える上で大切なポイントの一つとなります。 一般的に宿泊先というとホテルがまず第一に思い浮かびますが、ヨーロッパにはその他の選択肢も多くあります。 その中でもホステル(ユースホステル)はホテルに次いで最も一般的な宿泊施設で、ホテルにはない魅力も多く兼ね備えています。 ホステルは聞いたことはあるけど

  • 【実体験を踏まえて】ヨーロッパへの旅行で気を付けたい治安と軽犯罪

    【実体験を踏まえて】ヨーロッパへの旅行で気を付けたい治安と軽犯罪 ヨーロッパへの旅行や留学、移住を考えている人にとって現地の治安は不安要素の一つではないでしょうか。 ヨーロッパは基本的には安全な地域ですが小さな危険は各所に潜んでいます。私もヨーロッパを40カ国以上旅をする中でいくつかの軽犯罪の被害にあってしまっています。 せっかくの楽しいはずの旅行も犯罪に巻き込まれてしまったらテンションはガタ落ち

  • 【コアなファンが多い】知られざる東欧の魅力とおすすめ

    知られざる東欧の魅力 ヨーロッパというと一般的にイメージされるのはイギリスやドイツ、フランスなどの西欧になるかと思います。これらの国は国として豊かなだけでなく旅行者にとっても旅行のハードルはかなり低くどんな人でも楽しめます。 しかしマニアに意外と人気なのが東欧で、私自身も東欧を旅する中でその魅力に魅了された人間の一人です。 本記事はそんな知られざる東欧について、その概要と魅力、おすすめをご紹介しま

  • 【興味、関心別でご紹介】ドイツ留学、移住におすすめの都市

    【興味、関心別でご紹介】ドイツ留学、移住におすすめの都市 留学やワーホリを検討する場合、国の選定はそこまで時間がかからないかも知れませんが、その国の中でどの都市に行くべきかはかなり迷うところです。 私も過去にドイツに留学した際はどの提携先の選考を受けるかかなり悩んだ記憶があります。 基本的に留学先としてメジャーな都市だと勉強できる環境としてはどこもある程度は整っているものの、せっかく留学をするなら

  • 【知れば知るほどおもしろい】ヨーロッパの変わった国境

    ヨーロッパの変わった国境 皆さんはヨーロッパと聞いて思い浮かべるものは何でしょうか。 歴史的で綺麗な街並み、美味しい食べ物、美術館など楽しみ方は人それぞれだと思います。 今日は私がヨーロッパを40カ国以上訪れるなかで「国境」という新しい楽しみ方を見つけました。 ヨーロッパの国境 ヨーロッパは何と言っても狭い大陸の中にたくさんの国がつまっています。私自身40カ国以上訪問していますがまだ行ったことのな

  • 【40カ国以上旅をした経験からおすすめする】ポルトガルの魅力

    【40カ国以上旅をした経験からおすすめする】ポルトガルの魅力 ヨーロッパには狭い大陸の中に多くの国がひしめき合っていてその多様性がこの地域の魅力の一つとなっています。 私はこれまでヨーロッパを40カ国以上訪れてきました。しかしそのほとんどが一度きりのもので、仕事を除いて何度も行ったことがある国というのは限られます。 こうして他の多くの国も見た上でも個人的にぜひリピートしたいと思う国ナンバー1がポルトガルです。 ポルトガルはリーズナブルな価格で美味しい料理、美しい街並み、壮大な歴史や日本との繋がりも感じられるコンパクトな国として、ヨーロッパ初心者から旅慣れた上級者まで幅広くおすすめできます。 本記事では、個人的に旅をした中でとても気に入ったポルトガルの魅力をご紹介します。 海外旅行の行き先を検討中の方、ヨーロッパに興味のある方に参考にしていただければと思います。 日本人にとってまだまだマイナーな国 ポルトガルはサッカー好きの人にとってはクリスティアーノ・ロナウド選手などの出身国でありサッカーの強豪国として有名です。 しかし観光に関しては、南欧の中でもスペイン、イタリアに隠れてしまい日本ではまだまだマイナーなのが現状です。 私もポルトガルはユーラシア大陸横断旅の最後の目的地として設定していましたが、恥ずかしながらあまりこの国について知らず、実際に訪れるまで特に大きな期待をしていませんでした。 しかしいざ行ってみるとその期待をいい意味で裏切られるとても魅力的な土地でした。 ここでは他の西欧、南欧と比べても日本人を見かけるケースも最も少なく、人とは少し違う旅をしてみたい人におすすめできます。 圧倒的な物価の安さ ドイツ以西のヨーロッパは基本的に物価が高いです。食事をするにしてもきちんとお店で食べればチップ含めて30−40ユーロはかかりますし、宿泊もユースホステルでも20ユーロ以上、ホテルだと80−100ユーロはかかってきます。 しかしポルトガルに関しては物価が周りのヨーロッパの国と比べて大幅に安いことが特徴的です。 普通に食事しても20ユーロ以下で抑えられ(私個人の経験では10ユーロ程度でした)、宿泊費もぶっちぎりで安いです。 私はドミトリーのユースホステルだったのですが、宿泊代がなんと一泊6ユーロという驚きの価格でした。

  • ドイツ語での職業の名前

    言語を学習していると、一定の職業の名前も覚えていかなくてはなりません。 この名称やルールはややこしい時も多くありますが、ドイツ語の場合は一定の規則があるのでコツさえ抑えればとても覚えやすいです。 本記事ではドイツ語での職業の名前や役職の名前についてご紹介します。 基本的なルール ドイツ語で職業やステータスを表す際は、基本的に以下の2つのルールがあります。 名詞もしくは動詞を変化させる 女性の場合はさらに末尾に"in"が付く これらのルールを見ながら以下の名詞を見ていきます。 ステータス 男性 女性 生徒 Schüler Schülerin 学生 Student Studentin 会社員 Angestellter Angestellte 自営業 Selbstständiger Selbstständige 「学校」はドイツ度で"Schule"といいます。この単語から「生徒」という意味の"Schüler/Schülerin"という単語ができます。 また、「会社員」という単語も「雇う」という意味の"anstellen"という動詞の受動形である"angestellt"という単語を変化させたものです。 職業名を表す表現 続いて職業の名前を見ていきます。ここでも基本的なルールは同じで、それぞれ名詞か動詞が職業名の元の形となっています。 また、昔のドイツではその人の仕事がそのまま名字になっていたので、今でも先祖の職業が名字になっている人を多く見かけます。 参考記事:ドイツ人の名前ってどうなってる? 職業 男性 女性 公務員 Beamter Beamtin 政治家 Politiker Politikerin 医者 Arzt Ärztin 薬剤師 Apotheker Apothekerin 弁護士 Rechtsanwalt Rechtsanwältin 税理士 Steuerberater Steuerberaterin 翻訳家 Dolmetscher Dolmetscherin エンジニア Ingenieur Ingenieurin 役者 Schauspieler Schauspielerin 牧師(プロテスタント) Pfarrer Pfarrerin

  • 【ロマンあふれる】ヨーロッパの夜行列車について

    ロマンあふれるヨーロッパの夜行列車 ヨーロッパの鉄道旅と聞くと何かロマンを感じるのは私だけでしょうか。今の時代、LCCの台頭により飛行機のチケットの価格も抑えられてきているので旅行には飛行機が専ら使われるようになりましたが、依然として鉄道もヨーロッパ内での重要な交通手段の一つです。 私はこれまでユーラシア大陸の横断旅含めたヨーロッパ内の旅行でヨーロッパを40カ国以上訪問していますが、鉄道は主な移動手段として重宝していました。 そしてその鉄道旅の中でもなぜかロマンを感じてしまうのが夜行列車です。昔「深夜特急」という小説に触発されて旅立った若者が多かったように、夜行列車は何か旅人の心をくすぐるものがあります。 私自身もこれまで夜行列車は何度も利用していますが、国境をまたぐヨーロッパの夜行列車は趣があり旅の情緒を感じます。 しかしながら、日本でも徐々に夜行列車が減ってきているように、ヨーロッパでも西ヨーロッパを中心に夜行列車は残念ながらどちらかというと衰退していっている文化ではあります。 本記事ではそんなヨーロッパの夜行列車について、その利用するメリットと注意点をご紹介していきます。 これまで自分の乗った区間 まずこの夜行列車の魅力を語る前に、私が今まで自分自身で乗ってきた夜行列車は以下の区間になります。 ミュンヘン(ドイツ)-ローマ(イタリア) リュブリャナ(スロベニア)-ベオグラード(セルビア) モスクワ(ロシア)-ミンスク(ベラルーシ) ミンスク(ベラルーシ)-カリーニングラード(ロシア) ワルシャワ(ポーランド)-キエフ(ウクライナ) キエフ(ウクライナ)-オデッサ(ウクライナ) ブカレスト(ルーマニア)-イスタンブール(トルコ) イスタンブール(トルコ)-ソフィア(ブルガリア) ウラジオストク(ロシア)-モスクワ(ロシア) 東ヨーロッパを旅行する際に重宝します。この中には入れていませんが、ロシアシベリア鉄道のウラジオストク-モスクワ間も丸7日かけて制覇しました。 参考記事:【一度乗ってみたい】シベリア鉄道の楽しみ方 メリット 数多くヨーロッパの夜行列車を利用してきた私が思う、夜行列車で移動をするメリットをご紹介します。 飛行機移動+ホテルよりも安上がり 一般的に旅行中に長距離の移動をする場合、日中の飛行機での移動+ホテル泊で次の目的地に備えると思います。

  • 【実は留学先におすすめ】私が留学先にドイツを選んだ理由

    【実は留学先におすすめ】私が留学先にドイツを選んだ理由 留学を検討している人にとって、留学先の選定はとても重要です。行き先によって使用する言語も変わってきます。 私は大学時代に留学をした際、数ある選択肢の中で敢えてドイツを選びました。当時は不安もありましたが今振り返ってみてもとてもいい選択だったと思います。 本記事では私がドイツへの留学を志した理由と、その意図をご紹介します。 留学先を考えている方、ドイツへの留学に興味がある方などに参考にしてもらえればと思います。 ドイツ語専攻ではなかった まず、こういった非英語圏に留学する場合でも、その言語の専攻である必要はありません。私は大学時代にドイツに留学し、現在ドイツで生活し英語とドイツ語を使いながら働いています。しかしよく勘違いされるのですが、私は大学の専攻はドイツ語ではありませんでした。 ドイツ語は、大学の1,2年で履修するいわゆる第二外国語で、私の所属は法学部で専攻は政治学でした。そこでヨーロッパの政治を勉強し、その中でドイツという国に興味を持ちました。 アメリカやカナダなどの英語圏はすでに中学高校で皆英語を勉強をしているため、様々な専攻の人にも門戸を開いていて気軽に挑戦できます。 一方、ドイツやフランス、スペインなどの非英語圏はどうしてもその言語の専攻の人が多数になってしまい、専攻外の人はそういった人からどうしてもビハインドを感じてしまいますが、チャンスはあります。 日本との共通点と相違点を探す 政治学を勉強する中で、ドイツと日本は共通点が多いと言われています。近代以降両国が歩んできた歴史、現代の世界でのポジション、産業構造から国民性まで、似ているとされている点が多くあります。 これらの表面上の共通点がある一方で、内情の違いや相違点もあるはずですが、それが日本にいてはあまり見えてこない部分があったので留学という選択を取りドイツで学んでみることにしました。 やはり実際に現地で生活しながら学んでみると、過去の歴史との向き合い方や、産業においての徹底した効率主義、日本が東日本大震災を経て遅れて取り組み出した環境政策についての考えなど、多くの違いが見えてきて、改めて日本とドイツは似て非なる国であることが再確認できました。 特定の国や地域について関心がある場合は、やはりその国に住んでみないと分からないことは多くあります。

  • 【実は留学先におすすめ】私が留学先にドイツを選んだ理由

    【実は留学先におすすめ】私が留学先にドイツを選んだ理由 留学を検討している人にとって、留学先の選定はとても重要です。行き先によって使用する言語も変わってきます。 私は大学時代に留学をした際、数ある選択肢の中で敢えてドイツを選びました。当時は不安もありましたが今振り返ってみてもとてもいい選択だったと思います。 本記事では私がドイツへの留学を志した理由と、その意図をご紹介します。 留学先を考えている方、ドイツへの留学に興味がある方などに参考にしてもらえればと思います。 ドイツ語専攻ではなかった まず、こういった非英語圏に留学する場合でも、その言語の専攻である必要はありません。私は大学時代にドイツに留学し、現在ドイツで生活し英語とドイツ語を使いながら働いています。しかしよく勘違いされるのですが、私は大学の専攻はドイツ語ではありませんでした。 ドイツ語は、大学の1,2年で履修するいわゆる第二外国語で、私の所属は法学部で専攻は政治学でした。そこでヨーロッパの政治を勉強し、その中でドイツという国に興味を持ちました。 アメリカやカナダなどの英語圏はすでに中学高校で皆英語を勉強をしているため、様々な専攻の人にも門戸を開いていて気軽に挑戦できます。 一方、ドイツやフランス、スペインなどの非英語圏はどうしてもその言語の専攻の人が多数になってしまい、専攻外の人はそういった人からどうしてもビハインドを感じてしまいますが、チャンスはあります。 日本との共通点と相違点を探す 政治学を勉強する中で、ドイツと日本は共通点が多いと言われています。近代以降両国が歩んできた歴史、現代の世界でのポジション、産業構造から国民性まで、似ているとされている点が多くあります。 これらの表面上の共通点がある一方で、内情の違いや相違点もあるはずですが、それが日本にいてはあまり見えてこない部分があったので留学という選択を取りドイツで学んでみることにしました。 やはり実際に現地で生活しながら学んでみると、過去の歴史との向き合い方や、産業においての徹底した効率主義、日本が東日本大震災を経て遅れて取り組み出した環境政策についての考えなど、多くの違いが見えてきて、改めて日本とドイツは似て非なる国であることが再確認できました。 特定の国や地域について関心がある場合は、やはりその国に住んでみないと分からないことは多くあります。

  • 【意外に知られていない】国際結婚に関する勘違い5選

    【意外に知られていない】国際結婚に関する勘違い 国際結婚は比較的珍しいが故、何かと勘違いをされがちです。私もいろいろな人から多くのことを言われたり聞かれたりしますが、その中には少し的が外れてしまっているものも少なくありません。 本記事では国際結婚に対して一般的に考えられがちな勘違いについて、国際結婚をしている身からその実際のところをご紹介します。 国際結婚に憧れる人、国際結婚の生活の実情に興味がある方に参考にしていただければと思います。 外国語がペラペラになる 国際結婚をしていると皆言語に堪能だったり、自動的に話せるようになると思われがちですが、国際結婚をしている人の中でお互いがお互いの母語に堪能であるというカップルは少数派です。たいていはどちらかの言葉に合わせるか英語などの中間言語で会話をしています。 そしてこの言語を合わせてもらっている側はいつまでたっても外国語は身につきません。 私たちはお互いに日本語とドイツ語がある程度できますが、それはお互いそれぞれ学生時代に割とちゃんと勉強したからで、付き合っていたから自然に話せるようになったわけではありません。 お互いにネイティブなので、ミスを直してもらったり分からないところを教えてもらうなど、学び合う機会はありますので恥ずかしがらずに学ぶ意志さえ持つことができれば学ぶことはできます。 文化の違いで衝突しまくり 国際結婚の生活というと日々文化の違いに衝突して途方にくれる、家庭内の争いが絶えないというイメージを持つ方がいるかもしれませんが、それが毎日起こっていては夫婦生活がもちません。 こう言うと面白くないと感じるかもしれませんが、意外と普段の生活は普通です。 確かに要所要所で考えの違いのようなものは出てきますが、それは日本人同士の結婚でも同じだと思います。 これは持論ですが、国籍、人種、言語、宗教、受けた教育などお互いのバックグラウンドのうち90%が違っていたとしても、残りの10%の人間の本質的な部分で共通項があれば普段の生活では大部分は気になりません。 恐らく、日頃の衝突を国籍のせいにしている人は、その本質的な部分で理解しあえていないというケースが多く、例え同じ日本人同士で結婚しても同じことが起こりうるでしょう。 国籍が変わる

  • 【43カ国訪問した経験から】ヨーロッパを短期間で効率的に回る方法

    ヨーロッパを短期間で効率的に回る方法 ヨーロッパには狭い地域の中に国や地域が密集していて、それぞれが独自の文化や特徴を持っていてとても面白いです。ヨーロッパを楽しむ上でその多様性は最も大きな魅力の一つです。 しかし、長期の休暇が取りづらい上にヨーロッパから遠く離れている日本人にとって、数少ない海外旅行のチャンスで全ての国や地域を楽しむことはけっこうハードルが高いです。 私はヨーロッパに住む中でこれまで訪れたヨーロッパの国は40カ国を超えていますが、中には効率的な旅の中で弾丸で訪れた国もあります。 短い期間で多くの国や地域を回るというと大変そうに聞こえるかもしれませんが、ヨーロッパはそこまで大きくない上にインフラも整っているのでポイントさえ押さえれば効率よく多くの国や町を回ることができ、それでも十分楽しむことができます。 本記事ではそんなヨーロッパを1週間から2週間程度の期間で効率的で回るために押さえておきたいポイントをご紹介します。 海外旅行、ヨーロッパへの旅行を検討している方にご参考にしていただければと思います。 日の長い季節を選ぶ ヨーロッパは日本と比べて緯度が高いです。南イタリアで日本の東北地方と同じくらいなので、ヨーロッパの中心部分は日本よりもかなり高緯度に位置しています。 そのため、夏はとても日が長く、ドイツでは3月頃から日の長さを感じるようになり、6月、7月は夜10時頃でも外で活動できるくらい明るいです。またヨーロッパには梅雨がないためこの時期は天気が割と安定しています。 逆に12月付近は日がとても短く、夕方の5時には既に暗く、天気も曇りが多くどんよりとしています。 観光をするにはやはり日が長い方がいいので、この日が長い時期を旅行のタイミングとして選ぶとより効率的に観光をすることができます。 拠点は少なめに ヨーロッパは狭い地域に国や町が密集しているため、近くの都市や国であれば割りと日帰りで行けてしまいます。日帰りで行けるとデイバック一つで朝ホテルから行って帰ってこれるので移動が楽です。 なんだかんだでスーツケースがあると身動きが取りにくく、移動にも時間がかかってしまいます。また、拠点としているホテルは何泊かしているとホテルの周辺のお店やレストランなども分かってくるので新たな町でお店を探す手間も省けます。

  • ドイツ人が大好きな庭、ガーテンについて

    ドイツのガーテンについて ドイツ人はガーデニングが大好きです。ドイツのホームセンターのガーデニング用品は充実していて、個人で本格的な庭を作ってしまう人も多くいます。 自宅の庭やベランダなどで楽しむガーデニングも人気ですが、ドイツにはもう一つ有名な「庭」があります。 これは郊外にある区画分けをされた庭で、ちょっとした別荘の感覚でマンション住まいの人や自宅の庭がそこまで大きくない人に人気です。 この庭を持っているドイツ人は週末や休暇時などを自宅とは別で所有している「庭」で過ごすことが大好きです。この庭はドイツ語で"Garten"(ガーテン)と呼ばれ、週末や休暇の時はここで過ごすことが人気です。 この庭での過ごし方や考え方も日本人とは違う部分があり面白いです。 本記事ではそんなドイツを語る上では欠かせない、ガーテンについてどういう存在であるのか、ドイツ人はそこで何をして過ごしているのかという点をご紹介します。 あるのは庭と小さな小屋 基本的には郊外にある広大な土地が区画分けされていて一区画約50㎡程度です。その中に15㎡程度の小屋があり、残りは庭となっています。 この小屋は簡単な作りではありますがは電気、水道が通っていて、簡易的なキッチンやトイレなどは設置されています。 庭は好きなようにいじれて、そこで植物や野菜を育てる人もいればベットを連れて来て思い切り遊ぶなど思い思いの空間として楽しみます。 家賃は地域によって変わりますが月間数百ユーロ程度で、管理と維持は基本的に自分で行います。 私の妻の家族が所有する庭では11月ごろから3月ごろまでは水が止められるため、実質春と夏のためだけのものとなります。ドイツの冬は暗くて長いので、この庭の水道管の開栓でいつも春の訪れを感じます。 最初はスラム街と勘違い 私はドイツに来るまでこのガーテンの存在を知らなかったため、初めてドイツに着いた日に列車から見える景色の中で小屋が集まるこの一角を見た時は、何なのか分からず、最初はスラム街かと思いました。 豊かなドイツという国の闇の部分を来独初日に見てしまったと思っていましたが、実はそうではなく、このガーテンこそドイツでは豊かな中流階級の象徴でもあるのです。

  • ドイツで給与にかかる税金の種類と手取りの目安

    ドイツで働くと給与から引かれる税金の種類と税額 ドイツは税金が高いと言われます。私もドイツで働く身として毎月の給料明細を見ながらそれを感じます。 ドイツは医療費、教育費がかからないなど社会福祉が充実しているので納得できる部分もありますが、その中身まで語られることはなかなかありません。 ドイツの税金は、日本と同じような基本的な税金から高福祉を維持するために必要な財源を賄う税金、宗教的なもの、統一から30年近く経ってもまだ存在する旧東ドイツ復興税など、日本とは違った税金もありとても興味深いです。 本記事ではドイツで働く際に収めることになる税金の種類と大まかな金額をご紹介していきます。 ドイツでの生活や海外就職、移住、高福祉国家の税金事情に興味のある方に参考にしていただければと思います。 所得税 ドイツ語で所得税は"Lohnsteuer"(ローンシュトイヤー)と言います。これは日本と同じように所得に対してかかる税金です。ドイツでも日本と同じように累進課税制度が取られていて、年収に応じて給料の14%から45%がこの税金として差し引かれます。 ドイツではこの税率を計算するために単純な年収だけでなく、税金クラス(Steuerklasse)というものがその税率を決めるのに適応されます。 税金クラスは1から6まであり、独身や結婚している夫婦、ダブルワークをしている場合などその人のステータスに応じて決まります。 差し引かれる税金の中で最も大きな部分を占める税金の一つですが、夫婦で年収に多少開きがある場合は税金クラスを変えることで年収の低い方に税率を寄せることができるなど、工夫すれば合法的に上手く節税することも可能です。 健康保険料 ドイツで健康保険料は"Krankenversicherung"(クランケンフェアズィッヒャルンクと)と言います。 ドイツは医療費が無料なのでその財源を支える上でこの健康保険料は大変重要な役割を果たします。ドイツで健康保険料は2019年時点では一律14.6%と定められています。 サラリーマンの場合、この健康保険料を本人と雇用主の会社で折半するため、実際に給与から引かれるのは半分の7.3%となります。 ドイツには健康保険が2種類あり、国民のほとんどが加盟している法定健康保険(Gesetzlich

  • 海外留学で学べること

    海外留学で学べること 海外留学に興味があるけど、実際にどのようなことが学べてその後の人生にどのようなメリットを与えることができるかがいまいち不明瞭な人は多いかと思います。 私自身も大学時代にドイツへ1年間の交換留学を経験しましたが、最初は本当に不安でした。しかしいざ留学に行ってみると結果的に人生が変わり、今のドイツでの生活に繋がっています。 本記事では自分の経験で感じた、海外留学で本当に学べることをご紹介します。 海外留学が気になるけどいまいち不安な方、興味があるけどなかなか行動が起こせない方に参考にしていただければと思います。 語学 これは言わずもがなですが、やはり外国に住みながら学ぶと外国語の上達のスピードは上がります。毎日の買い物などの日常、語学学校などの学校、ホームステイやシェアハウスなどの家庭、サークルのような活動や仕事など日常生活以外の部分でも多く語学に触れ合うチャンスがあります。 こういったチャンスを上手く使いこなしていけば早ければ3週間ほどでなんとなく実感が湧いてくると思います。 私はドイツ語がほぼゼロの状態でドイツに行きましたが、2ヶ月目と3ヶ月目の間くらいで急に言われていることが分かる範囲が広がったのを感じました。 外にさえ出れば語学を学ぶ機会には困らないので徹底的に学べます。 知らない世界の広さを知る 外国に住んでみると分かりますが、世界の先進国には思っているよりも多くの外国人がいます。 留学先も同様で、私がドイツに留学していた時に取っていた授業ではチェコ、ロシア、アメリカ、フランス、スペイン、イタリア、アイルランド、イギリス、ブルガリア、中国、韓国などヨーロッパを中心に世界各国の学生がいました。 やはり留学に行くと専らその留学先に興味を持ちますが、少し顔を上げるだけでそれらの人を通じてその国だけでない多くの国、地域を知ることができます。 世界から集まって来る人の中には優秀な人も多く、自分も頑張らなければと気合いを入れるいい機会にもなります。 せっかく世界に羽ばたいているのでその機会を存分に活用して広い世界を知るといい経験となります。 日本の世界の中でのポジションを知る 日本のテレビではよく世界の中での日本を描いた番組や外国から見た日本について描かれた番組が放送されていますが、実は世界からの認識とはズレていることも多々あります。

  • ドイツ人妻との夫婦生活の中で国際結婚を実感する瞬間

    国際結婚をしていると感じる瞬間 今の世の中、依然として国際結婚はどちらかというと珍しいケースですが、実際に国際結婚をしている人たちはそのことを意識することはあまりないのではないでしょうか。 そうは言ってもいっしょに生活する中でふとした時にお互いの国籍や人種の違いを実感することがあります。 本記事ではドイツ人と国際結婚をしている私が生活の中で国際結婚を実感する瞬間を紹介していきます。国際恋愛、国際結婚中の方、関心のある方に参考にしていただければと思います。 入国審査 普段生活をしていて夫婦の国籍が違うことを感じることはほぼないのですが、旅行先での入国審査の時にその実感が湧きます。お互いの国では日本人とドイツ人では並ぶレーンも審査基準も別々です。 例えば一緒に日本に帰った時は私は日本人用のレーンに並びさっさと入国審査を終えるのですが妻は外国籍の人用のレーンに行き、後に合流します。 逆にヨーロッパに帰ってきた時は妻はEU市民なのでさっさと入国を終えますが、私は大勢の中国人やトルコ人とともに長時間待たされるという羽目になります。私は一度ドイツでよくわからない理由で危うく入国を止められそうにもなりました。 普段生活を共にしていて飛行機での移動も一緒に行っているのに、国籍の違いで並ぶレーンや時間のかかり方が変わるというかなり現実的な部分に直面して改めて自分たちは国際結婚をしているのだと感じます。 写真を撮る時 パートナーと一緒に写真を撮ることはよくあるかと思います。しかしここでも国籍というか人種の違いを感じることがあります。 それは肌の色に合う光の具合、写真の明るさで、それぞれの肌の色が違うとどちらかにとってちょうどいい光の加減がもう片方にとっては明るすぎる、暗すぎるということが発生してしまいます。 スマホで写真を撮るときでもどちらの顔に合わせて写真を撮るかで写真のでき上がりも少し変わります。 同じ環境で写真を撮っても写りが変わってくるところを見ると、人種の違いというものを感じます。 言葉が噛み合わない時 これは当たり前といえば当たり前ですが、日本人が国際結婚をすると基本的にお互いの母語が違います。 私たちの場合、お互いに相手の言語がそれなりに分かるので、夫婦間の言語は決まっておらず、極端な話、お互いに母語同士で話しても十分会話はできます。

  • 留学で語学が上達しないという悩みへの解消法

    留学で語学が上達しないという悩みへの解消法 留学を検討しているときに、ふと「自分は留学で本当に外国語が使いこなせるようになるのだろうか」、もしくは留学中に「やばい、意外と言葉が上達していない」と思うことがあります。 言葉というものはいきなり目に見えて上達するわけでもないのでその上達度を測るのがなかなか難しいです。 本記事では、留学中の言語の上達を心配する方、言語の上達に悩む方に向けて、どうすればせっかくの留学生活でより効率的に言語を身につけられるかのポイントをご紹介していきます。 0か100かで考えない 言葉というものはそんなに甘いものではなく、ある日急にパーフェクトに話せるようになるものではありません。"留学"という行為をした日やある日を境に話せるようになるのではなく、"留学"という経験を通じて徐々に話せるようになっていくものです。 どうしても留学をして語学を身につけるとなると、留学後にはネイティブと互角に話せるような高いレベルをイメージしてしまいますが、必ずしも皆そのレベルまで達するわけではありません。 むしろ、留学を経験してもなお、ネイティブに本格的に詰め寄られると、あわあわしてしまう人の方が多いのではないでしょうか。 しかしきちんと勉強さえしていれば留学前と比べてある程度の進歩はしますし、それでいいのです。 こういったように、言葉を完璧に身につけることができなかったとしても、「自分のやってきたことは意味がなかった」と考える必要はありません。ほとんど話せない状態からの半年、1年の留学であればいわゆる「日常会話レベル」をクリアできれば十分だと思います。 なので0か100かで考えて完璧を目指さずに0だったものを確実に20に、50だったものをさらに伸ばして80にしていくような努力をしましょう。 留学終了時期から逆算 留学というのは多くの人にとって初めは新鮮で充実した経験ですが、生活に慣れると現状に甘んじてダラダラとしてしまいがちです。 一方、時間の流れは止められないので一定期間が経つと有無を言わさず留学は終了、帰国となります。 どこかのタイミングで「これじゃまずい」と気付いたてそこから努力しても時間には限りがあり、どれだけ詰め込んだとしても一気に覚えて上達することはできません。

  • ドイツ人妻との結婚生活で感じる文化の違い

    ドイツ人妻との結婚生活の中で感じる文化の違い 国際結婚の結婚生活と聞くとどのような生活をイメージしますでしょうか。国際結婚をしていると「文化の違いがあって大変だね」とよく言われますが実際に何がどう違うのかはイメージがつかないことが多いのではないでしょうか。 実際は生活をしていると慣れればほとんど文化の違いを感じることはないのですが、やはり違う文化圏で育っている以上、常識の違いのようなものは要所要所で感じます。 本記事では私がドイツ人の妻と実際に結婚生活を送る中で直面する文化の違いについて紹介していきます。国際恋愛、国際結婚に興味のある方に参考にしていただければと思います。 改めて考えてみると食事から休日の過ごし方など、様々な点で違いがあります。 朝、昼、晩の食事の役割 日本では朝昼晩という食事の中で夕食がその日のメインの食事となりますが、ドイツではお昼ご飯に温かいものを食べ、夕食は軽めに取るという食文化があります。 毎日これをしている人は少数派ですが、週末などは昼に暖かい食事をして夜はパンとハムだけといった軽い食事で済ませることが多くあります。 私の妻も昼にがっつり食べたい派なので、週末などは午前中から数時間かけて料理をしてお昼に思いっきり食べて夜は食べない、もしくは簡単な軽食で済ませるというパターンが多くあります。 もしくは朝と昼の間の10時から12時頃にブランチと呼ばれる重めの朝ご飯をしっかりと時間をかけて食べて昼を抜き、しっかりとした夕食をとるというパターンもよくあります。 食文化の違いが与える生活全体への影響というのは大きく、各時間での食事の取り方が変わればその日の過ごし方や時間の流れ方も大きく変わります。 アフターファイブ、週末に仕事の持ち込みは厳禁 一般論としてドイツ人は仕事とプライベートを完全に分ける傾向にあります。仕事の時間は決められた時間まではしっかりと働きますが、その時間が終わるとびっくりするくらい仕事とは離れた生活を送ります。 ドイツ人は日本人と同じく勤勉と言われますが、その実態は日本とは異なります。日本人は仕事のためにどこまでも人生を犠牲にする傾向にありますが、ドイツ人の場合は基本的に仕事が嫌いなのでさっさと終わらせて時間になれば帰って自分や家族との時間を楽しむというのが一般的です。

  • 【ビールやソーセージまで】有名な食べ物を使った面白いドイツ語表現5選

    日本語には「それは朝飯前」、「酒の肴」など食べ物、食事にまつわる言葉を使った表現がありますが、ドイツ語にも同様に食べ物を用いた表現が数多く存在し、なかなか面白い使われ方をしています。 本記事ではビールやソーセージなど、ドイツを象徴する食べ物を使ったドイツの面白い表現をご紹介していきます。 ドイツ語を勉強中の人、表現の幅を増やしていきたい方に参考にしていただければと思います。 ソーセージはどうでもいい!? ドイツといえばソーセージが有名です。ドイツ語でソーセージはWurst(ヴルスト)と言います。このWurstは食べ物のソーセージという意味もありますが、口語表現では別の意味でも使われます。 その使われ方は「どうでもいい」という意味です。どうでもいい、どちらでもいいという単語は一般的にegal(エガール)という単語が使われますが、口語的にこのWurstという言葉がよく使われます。 使い方は、3格の人称代名詞と合わせて使われ、Mir ist es Wurst.(ミア イスト エス ヴルスト)で「どうでもいい、どっちでもいい」という表現となります。 Mirは「私に」という意味となりますが、対象が変わる場合は以下の人称代名詞で応用ができます。 3格人称代名詞 読み方 意味 Mir ミア 私に Ihnen イーネン あなた(達)に Euch オイヒ 君たちに Dir ディア 君に Ihm イーム 彼に Ihr イアー 彼女に ドイツ人にとってソーセージは世界的にも有名でよく食べられる国民食のような存在であるにも関わらず「どうでもいいもの」と言う意味で使われるのが不思議なところです。 馬鹿げたチーズ!? ソーセージの次はチーズです。ドイツ語でチーズはKäse(ケーゼ)といいます。このKäseは食べ物のチーズ以外にも同じく口語で「馬鹿げたもの」という意味となります。 使い方はシンプルに、Das ist Käse.(ダス イスト ケーゼ)で「それは馬鹿げている」と言うことができます。 上記のソーセージと組み合わせて、Das ist mir Wurst, das ist doch Käse.(ダス イスト ミア ヴルスト, ダス イスト ドッホ ケーゼ)で「そんな馬鹿げたことはどうでもいい」と言うことができます。 自分のビールでなければ関係ない

  • 【実は知られていない】リスクを伴わず海外転職に挑戦する方法

    私は27歳の時にドイツに転職しました。日本では転職をするというだけでもどちらかというとマイノリティな存在でありますが、さらに海外へとなるとさらに珍しいと思われます。 いろいろな人から、「よくそんな大きなリスクの中で挑戦したね」と言われますが、実はそんなことはなく、私自身、どちらかというと気が小さい方です。 確かに転職は一定のリスクが伴います。さらに海外となると一度日本での生活を全て捨てることになりかねないので失敗したらシャレになりません。 しかしそんな海外への転職もやり方を工夫すればそのリスクを最大限に減らすことができます。ここでいうリスクとは、転職という行為に対し満足のいく結果を得られず、またこれまでの生活にも戻れない状況になってしまう危険性のことを指します。 私は日本で働きながら転職活動をし、前職の会社に辞めることを伝えた時にはすでに複数社からオファーをもらえ、引き継ぎ終了後、残った有給も全消化した上でドイツへ渡りました。ほぼリスクゼロの海外転職でした。 本記事では、一般的にリスクが高いと言われている海外への転職活動をいかに低いリスクで行うかのポイントをご紹介させていただきます。 スカイプを活用 海外への転職というと海外に一度身を移してから職を探し、面接を受けて・・という流れをイメージする人が多いかもしれませんが、今は便利な時代なので全て日本で完結させることもできます。その方法はスカイプです。 私は面接を全てスカイプでしたので一度も日本から出ることなくドイツのポジションのオファーの入手に至りました。 海外では全ての企業とは言わなくともスカイプで面接ができるところも普通にありますので、"仕事探し=現地まで行かなければいけない"、という発想は捨てて大丈夫です。 時差を利用 私は転職活動をする中で特に周りに転職活動のことを隠していたわけではありませんが、最後まで上司や同僚、先輩など誰にも気付かれませんでした。それもそのはず、転職活動期間も毎日朝普通に出社して夜も普通に残業をしていましたし、有給も1日も使いませんでした。全く普通通りに働いていたためです。

  • 【経験して分かった】日本とドイツの出産にまつわる違い

    海外に住んでいると人生の節目節目で自国とその国の文化や制度の違いを感じることがよくあります。出産もその典型的な例の一つで、ドイツで長男を授かるに当たりドイツと日本の出産に関する文化や制度の違いを多く目の当たりにしました。 本記事では、ドイツで子供を授かって分かった、ドイツと日本の出産にまつわる違いをご紹介させていただきます。海外移住や海外の子育て事情に興味のある方に参考にしていただければと思います。 お金がかからない まず大きな違いはここです。ドイツは社会福祉が充実していて、医療費がかかりません。出産に関わる費用も同様で、婦人科の診断から妊娠中の定期検診、出産、出産後の入院、検診まですべて無料です。 日本では出産育児一時金という形で出産費用そのものは補填される仕組みとなっているようですが、ドイツは初めから支出がありません。 これは帝王切開や無痛分娩でも同じく無料です。追加で費用がかかるケースとしては、最低権の回数しか健康保険の対象とされていないエコー検査の頻度を上げた場合、または出産後入院するときに個室を希望する場合などがあります。 ヘバメ制度 ドイツにはヘバメ(ドイツ語:Hebamme)という職業があり、日本語では助産師と訳されますが、文字通り患者の出産前、分娩、産後のケアなどをするスペシャリストです。 ドイツでは各町にヘバメが登録されていて、そのヘバメセンターにコンタクトを取ることで担当のヘバメを付けてもらえます。 妊娠中から定期的に面会があり妊娠中の不安の相談ができたり出産に向けての準備を行います。出産後は最初の1週間は毎日家に訪問して赤ちゃんとの新生活のサポートや悩みについての相談に乗ってくれます。2週目以降も定期的に訪問して様子を見に来てくれます。これも無料です。 検診と分娩は別の病院 日本では検診をする婦人科と実際に出産をする病院やクリニックは同じであることが一般的であると思います。しかしドイツではこれは全く別物で、婦人科とは別で出産をするための病院を探す必要があります。 婦人科は町のクリニック、出産をするのは総合病院が一般的で、町の総合病院や大学病院などがその対象となります。

  • 【日本とここまで違う】ドイツの夏休み

    2019年6月20日は私が住む地域ではドイツの祝日です。とは言ってもドイツに16ある州すべてで祝日というわけではなく、ドイツでは祝日の設定も各州によって異なります。 同じようにドイツでは夏休みの期間も各州によって異なります。2019年6月20日はドイツで最も早く学校の夏休みが始まる州の夏休みの開始時期でもあります。 ドイツでは連邦制という制度のもと16の各州が様々な権限を持っています。休みの設定も異なるためクリスマスを除き国民が一斉に長期で休むということがありません。 日本では2019年のゴールデンウィークの10連休やお盆、年末年始など、どうしても国民の大半の休みが重なってしまうことが多いことが時折問題となる中、国民がバラバラのタイミングで休むドイツの休み方は効率的と言えるでしょう。 本記事では日本とは全く異なるドイツの各州の休みのについてご紹介させていただきます。 全州で夏休みが重なるのは2週間半だけ 州 開始日 終了日 バーデン・ヴッテンベルク州 7月29日 9月10日 バイエルン州 7月29日 9月9日 ベルリン 6月20日 8月2日 ブランデンブルク州 6月20日 8月3日 ブレーメン 7月4日 8月14日 ハンブルク 6月27日 8月7日 ヘッセン 7月1日 8月9日 メクレンブルク・フォアポンメルン 7月1日 8月10日 ニーダーザクセン州 7月4日 8月14日 ノルトライン・ヴェストファーレン州 7月15日 8月27日 ラインラント・プファルツ州 7月1日 8月9日 ザールラント州 7月1日 8月9日 ザクセン州 7月8日 8月16日 ザクセン・アンハルト州 7月4日 8月14日 シュレスヴィヒ・ホルシュタイン州 7月1日 8月10日 チューリンゲン州 7月8日 8月16日 ドイツの夏休みは40日から45日の長さです。しかし開始も終わりも州によってバラバラで、2019年に関しては最も早く夏休みに入るのはベルリンとブランデンブルク州で6月20日、最も遅く夏休みに入るのはバイエルン州、バーデン・ヴッテンベルク州で7月29日、最も夏休みの終わりが早いベルリンは8月2日まで、最も終わりが遅いバーデン・ヴッテンベルク州で9月10日となります。

  • 20代のうちに海外就職に挑戦したほうがいい理由

    私は20代で海外の就職への転職に挑戦し、現在ドイツで働いています。元々海外でのキャリアに興味があり、実際にそれに挑戦してみたことで総じてより豊かな人生を送ることができています。 参考記事:私が大企業を3年で辞め海外へ移住した理由 日本の将来が心配される中で海外就職に興味がある人は多いと思いますが、具体的なタイミングやきっかけを見つけるのはなかなか難しいのが現状かと思います。 本記事では、個人的な経験から、20代で海外転職をして比較的上手くいった個人的な経験から海外就職を20代のうちに挑戦をしておいた方がいい理由をご紹介させていただきます。 海外への就職に興味はあるものの、いつ決断すればいいか分からない、タイミングに困っているという方に参考にしてもらえればと思います。 海外に転職すると一度キャリアがリセット 海外では中途採用のチャンスは多くありますが、基本的にそのポジションとしてのスペシャリストが常に求められています。なので海外で就職する場合、日本では一定の経験があっても、現地のそのマーケットでの経験、実績がない限りは仮にそれまでの経歴が立派でもそれが一度リセットされる傾向にあります。 その場合は待遇もいわゆる新卒のような待遇からのスタートとなってしまうため日本で10年、15年などの経験してそこそこ給料が上がっていた場合、一度給料ダウンとなってしまう可能性が高いです。 なのでそれを想定したうえでまだ日本でもそこまで給料が高くない20代のうちに転職を行なえばそれまでの給料とほぼ変わらない給料でのスタートととなり、心理的な抵抗を最も減らすことができます。 逆に転職社会の海外では努力次第でスキルと実績があれば将来的にそれなりの待遇を得ることも可能なので、日本であまり先のキャリアが見込めない企業に入ってしまっていた場合は、ここで一度リセットして海外でキャリアアップを図るのも手です。 挑戦も失敗も早い方がいい 思い切って海外への転職に挑戦しても全てが上手くいくとは限りません。就職そのものが決まらない場合もあれば働いてはみたもののイメージと違った、もしくは海外での生活が想像以上に自分に合わなかったなど様々なケースが考えられます。

  • 海外就職で最初に日系企業をおすすめする理由

    海外での就職と聞くと、特にヨーロッパなどの先進国ではとてもハードルが高いものだとイメージするかもしれませんが、挑戦してみると意外とチャンスはあり、働き方も様々あります。 現地系、日系、フリーランス等様々な選択肢がありますが、特に海外に慣れていない場合は日系企業からスタートするのがおすすめです。 本記事では、ドイツで働くことを想定した時に、海外でのキャリアのスタートを日系企業で始めることのメリットをご紹介させていただきます。 ドイツの日系企業は日本人にとって入り口のハードルが低いので、その機会を十分に利用して将来に繋げることが合理的かつ効率的です。 その分野の経験なくてもオッケー ヨーロッパでは基本的にどの業界、企業でもその分野の経験者が募集の前提条件になっているところがほとんどです。 しかし日系企業に関してはけっこう緩い部分があり、これまでやってきたことと応募する業界の繋がりや職務上の連続性は絶対条件となっている訳ではありません。 ドイツはヨーロッパで日系企業の数が最も多く、それだけ日本語を使える人材のニーズがあります。しかし「日本語が使えて現地社員の待遇で働いてくれる現地在住のその業界、職務のスペシャリスト」という都合のいい人材は実際そんなにいません。 なので専門知識が必要な技術系は別として、営業の場合は業界が違っていても営業の経験さえあれば十分可能性があり、事務などのポジションであれば社会人としての経験さえあれば可能性は十分あります。 しかし全く経験のない新卒にはほぼ可能性がないのは現地企業も日系企業も同じなので、少し雑な言い方をすると、"なんでもいいので"2−3年の職務経験が必要です。 言葉ができなくても意外といける ドイツで働いている人はみんなドイツ語がビジネスレベルだと思われがちですが、そんなことはありません。むしろきちんとしたドイツ語を使いこなしている人の方が少数派です。それは日本人だけでなく世界中からドイツに来ている外国人に言えます。 ドイツ語ができるともちろんチャンスは広がりますが、日系企業の場合、ドイツの拠点からヨーロッパ全体を管理している会社が多いので英語ができれば意外と大丈夫だったりします。 可能性は限られますが、完全日本人相手の商売だと日本語と少々の英語だけでもいける場合もあるので言葉に対する心配はそこまでいりません。

  • ドイツ語のdochの使い方

    言語を学習していると必ずその言語特有の表現や、もしくはこれまでに学んできた言語と違う特徴に遭遇します。一度慣れてしまえばなんてことなかったりするのですが、その感覚を上手くつかんできちんと理解するまではなかなか苦労するのが通例です。 ドイツ語のdoch ドイツ語にもそのような概念が存在し、その1つが"doch"(ドッホ)です。このdochは会話、記事、歌の歌詞などあらゆる場面でよく使われますがが、日本語にも英語にもない感覚の言葉なのできちんと意味を理解しないと文章を大きくミスリードしかねない重要な単語です。 逆にこのdochはカチッとした文法というよりもかなり感覚的に使われる部分が大きいため、上手く使えるとかなりネイティブに近い感覚でドイツ語を操っているように聞こえるのでぜひマスターしたいところです。 本記事ではこのドイツ語のdochについて、意味やその使われ方を解説させていただきます。ドイツ語を勉強中の方、新たな言語の世界に興味がある方に参考にしてもらえればと思います。 否定の否定 まず辞書などで真っ先に出て来るのがこの否定の否定という意味です。日本語で「~じゃないですよね?」という否定文に対し「いいえ、そうです。」と否定で返す時に使います。 例えば、「朝食は食べていませんよね?」という問いかけに対し、食べていない場合、日本語では「はい、食べていません」、食べている場合は「いいえ、食べました」と答えます。 英語はこれとは逆で、You didn't have a breakfast, did you?という問いに対し、食べていない場合は"No, I didn't."、食べている場合は"Yes, I did. "という答えになるかと思います。 しかしドイツではそのどちらでもなく、この「いいえ、食べました」という答える際にこの"doch"を使います。 相手の「食べていない?」という否定分をさらに否定しているところがポイントです。 なので、Sie haben nicht gefrühstückt, oder? (朝食は食べていませんよね?)に対し、相手が聞いてきた通り、食べていない場合は英語のNoに相当する"Nein"を使います。しかし食べている場合は"doch"と言います。ここでYesという意味の"Ja"とだけ答えてしまうと「え?どっち?」となってしまいます。

  • 【日本の良さを再発見】ドイツで住みにくいと思う点

    海外生活に憧れを持つ人でも、実際にその国に住んでみるとイメージと違ったことや、日本では何ともなかった意外な部分で不便強いられることがあるかと思います。海外生活は、海外ならではの良さを享受できる一方で、海外に住んで初めて気付く日本の良さもたくさんあります。 私も現在ドイツで生活していますが、ドイツに移住して全てが薔薇色の人生になっているかと言われるとそうでない部分もあります。 本記事では私がドイツに住んでいて感じる、"意外と住みにくい"と感じる点をシェアさせていただきます。 海外生活に興味がある方、ドイツへ留学予定のある方などに参考にしていただければと思います。 携帯の電波の悪さ ドイツはあらゆる社会インフラが整った立派な先進国ですが、意外なことに建物の中に入ったり少し田舎に行くとすぐに携帯の通信が繋がらなくなってしまうことが多々あります。日本でこれに遭遇することはほとんどありませんでしたがドイツでは町のど真ん中でも急に電波が切れて不便を強いられることが頻繁にあります。 また、公共のWifiの普及率も北欧など他のヨーロッパの国に比べて遅れている点も認めざるを得ません。 これはドイツの中でも十分問題になっていて、不名誉なことに、ドイツの電波状況の悪さを表す「圏外共和国」(Funklochrepublik)という言葉が2018年のドイツ国内の流行語大賞の第二位に輝きました。 参考記事:日本だけじゃない!?ドイツの流行語大賞とそこから見える社会情勢 商店の営業時間の短さ、日曜祝日は休業 ドイツには閉店法という法律があり、日曜日、祝日はお店は営業が禁止されています。24時間営業のお店はガソリンスタンドくらいで、平日はお店が閉まるのが夜8時前後と早いうえ、土曜は午前で閉めてしまうお店も多いので買い物をするのがけっこう大変です。 参考記事:日本とドイツ、日曜日の過ごし方の違い 利用者としては不便しますが、この少ない営業日、営業時間でこの経済レベルを維持しているというのはシンプルにすごいと思います。 サービスの悪さ 日本の接客、サービスは世界一であると言えます。それに慣れていなくてもドイツはサービスの質がとても悪いことで有名で、サービス砂漠(Servisewüste)と言われています。 参考記事:お客様は何様?ドイツのサービス砂漠

  • 【もはや社会の一部】ドイツにおける犬の存在

    ドイツ人は動物が大好きです。その中でも犬はペットとしてとても人気があり、ドイツでは2017年時点で約700万頭の犬が飼われています。 しかし同じ"犬を飼う"でも国が変われば規則、マナー、常識が大きく変わります。ドイツで犬は社会を構成する存在として多くの権利、義務を有しています。本記事ではそんなペット大国ドイツでの社会と犬の関係についてご紹介させていただきます。 ドイツで人気の犬種 Verband für das Deutsche Hundewesen (VDH) というドイツの団体が発表した直近のデータによると、ドイツで人気の犬種トップ5は、5位ゴールデンレトリバー、4位ラブラドルレトリバー、3位ジャーマン・ワイヤーヘアード・ポインター、2位ダックスフント、そして1位はジャーマンシェパードでした。トップ3はやはりドイツの犬種でした。 犬を飼うのに税金がかかる ドイツで犬を飼うためには役所への登録が必要となり、"犬税"なるものもあります。金額は自治体や犬種、飼育頭数などによって変わってきますが、例えば妻の実家はバイエルン州のある町でフレンチブルドッグを飼っていますが、1頭あたり年間132ユーロの犬税を払っています。この税金は行政機関が市民のペット飼育状況をきちんと把握し、仕組みを整えるために使われています。 ペットショップでの犬の売買は禁止 ドイツでは動物愛護の考えが非常に強く、犬や猫の売買を目的としたペットショップというものがありません。どこの国にもグレーなことをする人がいるように、ドイツでも法の目をかい潜って売っているマーケットも存在はしますが少なくとも犬に関してはおおっぴらに「ペットショップ」としてウィンドーで売ることはできません。 犬を飼う際は専門のブリーダーから譲り受けるか保護施設から引き取るというのが一般的です。 飼い主の審査 ドイツでは犬を飼う前に、犬種や引き取る時の状況によっては、この飼い主はこの犬を飼うのに相応しい人物であるかという審査があります。例えば高さ40cm以上もしくは体重が20kg以上の犬を飼う際には獣医のもとで試験を受ける必要があります。 犬の保険加入義務

  • 【経験者が語る】ドイツへの海外就職をおすすめする理由

    昨今、年金問題や雇用問題で日本の将来が心配され、「海外に脱出を」という声も聞こえますが、そうなると具体的な手段としては海外就職が最も現実的なものであると考えます。 本当に日本以外でのキャリアを目指すとすると、人によって行き先は様々だと思いますが私は自分の経験からドイツへの就職をお勧めします。 ドイツはチャンスの多さ、ビザの取りやすさ、住みやすさなど他の国に負けない魅力がたくさんあります。 本記事では、実際にドイツへの転職、移住を経験して感じたドイツへの海外転職をおすすめする理由をご紹介させていただきます。海外就職に挑戦してみたい方、これからの人生の選択を悩んでいる方に参考にしてもらえればと思います。 日本人の就職チャンスが多い ドイツはヨーロッパの中でも日系企業が多いことが特徴です。ジェトロが発表しているデータによると、進出している日本企業の数は2018年時点で1,800社を超えており、約1000社のイギリス、約700社のフランス、約350社のスペインを大きく上回っています。ここでは常に現地採用として日本語が話せる人材の需要があり、日本人にとってはチャンスとなります。 もちろん、日本語ができるというだけではいけませんが、語学力含めたある程度のスキルと経験があれば何かしらのポジションを掴むことのハードルがそこまで高いわけではありません。 参考記事:ドイツで就職を成功させるためのポイント またドイツは経済的にも日本との結びつきが強いので日系企業以外でも日本と関わりのある企業は多く存在します。 ビザが取りやすい アメリカやイギリスで働きたくてもビザが厳しく実際なかなか働けないのが実情かと思います。イギリスに関しては30歳以下であればワーホリのビザで渡航、就労することができますがワーホリには定員がある上に就労ビザへの切り替えは基本的にできないのでビザが切れると帰国を余儀なくされてしまいます。 一方、ドイツに関しては就労ビザの発給がそこまで厳しくなく、日系企業が募集しているポジションであれば大抵の場合は就労ビザが下ります。特に日本人が多く住んでいるデュッセルドルフではビザが取得しやすく、デュッセルドルフの日本商工会議所に登録がされている企業だとなお良しです。

  • 【かっこいいだけじゃない】日本人がドイツ語を学ぶメリット

    ドイツ語は一般的に「難しい」、「音がかっこいい」などの印象を持たれているかと思います。難しそうだけど話せたらかっこよさそう、という理由でなんとなく学習を初めてみる人もいるかと思いますが、ドイツ語を学習するメリットは他にもたくさんあります。 本記事ではゼロの状態から大学の第二外国語としてドイツ語を学習、留学を経て現在はドイツで働きながら暮らすことになった私の経験から、日本人がドイツ語を学ぶメリットをご紹介させていただきます。 ドイツ語が身につくと一気に世界が広がります! 何か新たに外国語を学んでみたい方、大学の第二外国語をどれにしようか迷っている方などに参考にしていただければと思います。 第二外国語が使える強み これは中国語でもスペイン語でもフランス語でもロシア語でもいいのですが、日本人で3ヶ国語が使える人はなんだかんだでかなり少数派です。これからの時代、生き延びていくために世界の中で戦う必要がある中で第二外国語ができるということは間違いなくプラスになります。 それだけでなく、一般的に外国=アメリカなどの英語圏、外国語=英語、という構図で考えがちですが世界はもっと広くていろいろな考え方があり、新たな言語が理解できればその文化や考え方など、付随して見えてくるものも広がります。 あとこれは私だけなのかもしれませんが、ほぼゼロの状態からドイツ語を身につけると特に何もしていないのになぜか英語も自然と伸びました。それは、大人の頭で外国語というものをゼロから体系的に学ぶことができたことで外国語への抵抗がなくなり、日本語以外の言語を自分の頭で考えて話すという行為が身につくと、既に学校教育で基礎が染み付いている英語も自動的に伸びたのだと考えます。 労働環境のいいドイツで働くチャンス 日本ではようやく働き方改革が叫ばれていますが、ドイツの労働環境の基準はそのかなり先を行っています。現在私はドイツで働いていますが、柔軟な労働環境、限りなくゼロに近い残業、飲み会などで会社に拘束されない自由時間の多さ、年間24日以上の有給全消化など、日本での会社員時代とは比べ物にならない自由さです。

  • ヨーロッパでは許されている意外なルール、マナー

    国や地域が変わればマナーやルールは大きく変わります。私たち日本人が日頃「やってはいけない」と肝に命じていることでも国が変われば意外と許されていたりします。 本記事では日本ではNGだけどヨーロッパでは許されている意外なルール、マナーをご紹介させていただきます。旅行などでヨーロッパにいく機会のある方、世界各国での文化の違いに興味のある方に参考にしていただければと思います。 電車の中で通話 日本の電車はとても静かです。なぜかと言うと日本では電車やバスの中で電話をすることはマナー違反とされているためです。 一方、ヨーロッパではそのようなルールはなく、けっこうみんな電車内で好き放題しています。大声で電話している人もいますし、何かを食べている人もいます。ドイツでは車内でアルコールは一応ダメとなっていますがお構いなしに飲んでいる人もちょこちょこ見かけます。 私も最初は慣れないので気になっていましたがすぐに慣れそこからは何とも思わなくなりました。ドイツ人の妻が初めて日本に来た時は電車の中が静かすぎて戸惑ったらしいです。 一方、日本の電車はアナウンスが多すぎて落ち着かないとも言っていました。ドイツの電車は停車の直前に駅の名前と降り口が右か左かが言われるだけなのでヨーロッパ人には日本のアナウンスは過剰に聞こえてしまうようです。 人前で鼻をかむ 日本では人前で鼻をかむことはいいマナーとされません。例えば授業中、会議中や電車の中など比較的静かな場所で鼻をかむと周りから冷たい視線を浴びてしまうことでしょう。 一方ヨーロッパでは人前で鼻をかむことは悪いマナーとされておらず、誰もかしこもそこら中で鼻をかみます。ドイツの大学に留学し始めた時は若い女学生が講義中に部屋中に響き渡る音で思いっきり鼻をかみはじめた時は驚きました。 逆にヨーロッパで良くないとされているのが鼻をすするという行為で、この音は"気持ち悪い音"として好まれません。ヨーロッパで、つい癖で鼻をすすってしまうと近くの人が顔を引きつらせながらすかさずティッシュを差し出してくるでしょう。 またヨーロッパのティッシュはかなり分厚いので何度も使います。美女が急に思いっきり鼻をかんだと思ったらティッシュをポケットに入れ直して10分後にまたそのティッシュを使って思いっきり鼻をかむという光景が日常的にあります。 食べた後のお皿がめちゃくちゃ

  • 【初対面で気を付けたい】ヨーロッパ人を困らせてしまう質問5選

    旅行などでヨーロッパを訪れて現地の人と少し仲良くなった時、もしくはたまたま日本に旅行中の外国籍の人と知り合った時にはその人についていろいろと聞きたくなると思います。 しかしそういった場面でされる質問の中には海外の人にとっては謎な質問であったり、既に日本に住んでいる海外の人であればうんざりされる可能性があるものもあります。 本記事では日本人がつい聞いてしまいがちなヨーロッパ人相手に聞いてしまうと相手に困られてしまう質問をご紹介します。ヨーロッパへ旅行の予定がある方や海外からお客さんを迎えるなど、初めて会う海外の人とコミュニケーションをする際にどのようなことに気をつければいいか分からないという方に参考にしていただければと思います。 血液型は? 日本では血液型はその人のプロフィールや性格を知る上で重要な役割を果たしていて、友達になると早い段階でほぼ確実に聞かれる項目です。 しかしヨーロッパでは血液型が話題になることはなく、他人から「血液型は何ですか?」と聞かれることはありません。それだけでなく自分の血液型すら知らないという人の方が多数です。私も妻がドイツ人ですが子供が生まれるまで本人も自分自身の血液型を知りませんでした。 仮に血液型が分かっていても血液型占いが存在しないため血液型にその人の性格や傾向などが現れるということを言われても「??」となってしまいます。また、血液型を言う場合も単純なA,B,O,ABだけでなくRhプラスかマイナスまでセットとなっているのでこのプラスマイナスの部分を無視してA,B,O,AB型だけ話をすると不思議がられます。 大学はどこですか? 日本では大学の名前がその人の地位や背景を知る上である程度の意味を持つため要所要所で頻繁に聞かれてしまいます。しかしヨーロッパの大学は各大学間で難易度や上下の差があまりありません。歴史が長い大学や特定の分野で研究が有名な大学等は存在しますが、その大学を出たから優秀ということはなく、ドイツに関していうとアビトゥーアという高校卒業試験さえ通っていれば基本的にどの大学にも行けます。

  • 国際恋愛、国際結婚を反対されないために気を付けるポイント

    今も昔も国際結婚をしようとして家族に反対されるという話はよく聞きます。国際結婚はやはり家族からのサポートが大切な部分もあり、生涯のパートナーとして考えている相手を家族に反対されてしまうのはとても辛いものです。 私も妻がドイツ人で国際結婚をしている身ですが、付き合っている時も結婚をする時も幸いなことにどちらの家族からも反対はありませんでした。 私たちの場合は、どちらの家庭も元々保守的なタイプではなかったということもありましたが、私も妻もお互いにお互いの家族に上手く受け入れて貰えるよう気を付けていた点もありました。 本記事では国際恋愛、国際結婚で周りに反対をされてしまわないようにするためのポイントや気を付けたい点をご紹介させていただきます。国際恋愛中、国際結婚を考えている方に参考にしてもらえればと思います。 "突っ込まれやすい"恋愛だからそこ基礎に誠実に 国際結婚は相手がどれだけきちんとした人で本人たちがどれだけ努力してもそれ自体で反対されてしまう対象となりかねません。そういった、それそのものでただでさえ周りから"突っ込まれやすい恋愛"をしている以上、余計な部分で突っ込まれる隙を与えたくないところです。 ここで大事にしたいのはいつも以上にどれだけ誠実な付き合いをできるかということです。 早めに自分が何者であるか明らかにする 私たちは私の留学中にドイツで出会いました。留学していた大学が妻の出身地にある大学だったので交際を始めて1ヶ月も経たないうちに妻の実家にお邪魔し家族との付き合いも始めました。 はやり相手の親御さんの立場に立つと、自分の娘がつい最近ドイツに来たばかりのどこの馬の骨か分からない外国人と付き合っているというのは心配でならないと思います。なのでその心配から変なイメージを固められてしまう前に実際に会って話をして私個人という人間を知ってもらうようにしました。 「相手や自分の親に反対されるかも」と不安になり交際を隠してしまいがちですが、そんな不安な時だからそこ最初にどう誠実に動けるかが重要です。 きちんと収入を得られることを示す 私たちは交際を始めた時はまだ学生でしたが将来も考えていました。しかしその時はまだ留学生という立場で、妻を家族として責任を持って養っていけることを約束できる状況ではありませんでした。

  • 【留学で目指したい】よく言われる日常会話レベルってどのくらい?

    語学を上達させるために海外留学という手段を選択する人は多くいますが、その実際の語学力を測ることはなかなか容易ではありません。 英語に関して言うとTOEICなどの筆記試験は専ら知識面に偏っているテストなので、会話面で実際どの程度使いこなせるかという点までは上手く測れません。 以前ある有名な日本企業が、採用試験で学生の英語のレベルを測るために面接で「英語で喧嘩を売ることができますか」と質問したというのは有名な話ですが、実際に相手と対等に喧嘩ができるほど外国語ができれば大したものです。 外国語の習得度を表す指標として"日常会話レベル"という言い方をすることがよくありますが、実はこの基準は明確でなくけっこう曖昧です。 考え方によってはファーストフード店で注文、支払いをすることも日常会話の一部ですし、病院で体の具体的などの部分がどのように痛く、どういう処置、薬が欲しいかをお医者さんとやり取りすることも日常会話と言えるかもしれません。 本記事では、学生時代に1年間のドイツ留学を経験し、現在は海外で働きながら生活する身となった経験から、一般的に留学でたどり着きたいと言われている"日常会話レベル"とはどのくらいを目指せばいいのかという点についてご説明していきたいと思います。留学を考えている方、語学を使ってキャリアアップをしていきたいと思っている方に参考にしていただければと思います。 自分1人で役所や銀行できちんと手続きできるかどうかが1つの基準 さて、この定義が曖昧な"日常会話レベル"ですが、一定の基準を定めるとすると私なりの見解は"役所や銀行できちんと手続きができるかどうか"というところです。これはやや高い基準に思えますが、私がそう考える理由は以下3点です。 普段話さない人ときちんと話せるか 日本語でもそうであるように、同じ言語でも言葉は人によって使い方が大きく異なります。方言などの特定のアクセントがある人、早口な人、多用される口癖など、その違いは多種多様です。日本人同士で日本語で話す場合は母語なのでベースの部分で100%理解できているのであまり気になりませんが、外国語となるとこの個人差により聞き取りの理解度が大きく左右されます。 

  • 海外旅行を快適にするために覚えておきたいポイント

    海外旅行に慣れていないと、現地で何にどう気をつければいいかがよく分からないことが多々あるかと思います。場合によっては、思うように行かずストレスを感じてしまうことも少なくないと思います。 本記事ではユーラシア大陸横断、これまで43カ国を旅した経験から、ヨーロッパを旅行する際に気をつけたいこと、覚えておくとより快適に過ごせる点をご紹介させていただきます。ヨーロッパなど、海外に旅行予定のある方に参考にしていただければと思います。 写真を撮る時は何も言われない 友達や家族と観光地を訪れていっしょに写真を撮りたい時、みんなで写りたい場合は自撮り棒を持参していない限り近くにいる他の誰かに撮ってもらうこととなります。 基本的に皆快く引き受けてくれるのですが、ヨーロッパの人は写真を撮るときに何も言いません。日本では「はい、チーズ」などシャッターを切るタイミングを分かるように撮られますがそういうのがなく勝手に撮られて終わります。 気がついたら撮り終わっていて、「??」となってしまうことが多く、相手に撮り直しをしてもらうのも申し訳ないので、相手がカメラを持ったらいつ写されても大丈夫なように準備しておきましょう。 支払う時は小銭から スーパーや土産屋などで現金で支払う時、日本では先にお札を渡してから細かい小銭を渡して端数を調整しますが、ヨーロッパで店員側のペースで会計が進められてしまうので、上手く伝えられるだけの言葉ができない限りそれはなかなか難しいです。お札を先に出してしまうとそれを以って会計が進んでしまうのでどんどん小銭が溜まっていってしまいます。 なので小銭を使いたい場合は先に小銭から渡すようにしましょう。例えば、26.5ユーロの会計に対し小銭を使いたい場合は先に6.5ユーロの小銭を渡し、その後50ユーロ札を渡すようにすれば上手く30ユーロのお釣りをもらえます。 また、キャッシュレス化が進んでいるヨーロッパでは北ヨーロッパを中心にそもそも現金払いができない場所も多いので覚えておきましょう。ヨーロッパでは都市部を中心に観光客を狙ったスリなどの軽犯罪が多いので多くの現金を携帯すること自体がリスクとなります。 参考記事:ヨーロッパとキャッシュレス社会 街の中にトイレがない

  • 【意外とややこしい】ヨーロッパのチップ文化について

    チップという文化を聞いたことのある人は多いでしょうが、実際にどういうシーンでどの程度渡せばいいのかというのは難しいところです。 アメリカほどでないにしろヨーロッパにもチップの文化があります。明文化されたルールがない代わりにそれぞれ暗黙のルールがあったりするので慣れるまではなかなか難しいところです。 本記事ではドイツを中心にそんなヨーロッパのチップ文化についてご紹介させていただきます。ドイツやヨーロッパへの旅行を計画中の方や、ドイツでの生活を始めたばかりの人に参考にしてもらえればと思います。 良いサービスに対して端数切り上げが1割程度 ヨーロッパのチップ文化は少々ややこしいですが結論から言うと良いサービスに対して端数切り上げまたは1割程度のチップを渡しておけば間違いはありません。 例えばカフェで9.5ユーロの会計に対して10ユーロ、14ユーロの会計に対し15ユーロ、104ユーロの会計に対し110ユーロといった感じで計算は適当でいいです。 ドイツ基準の"良いサービス" ドイツはサービス砂漠と言われておりドイツ人自身もドイツのサービスが悪いことは自負しています。日本のようなきめ細かいサービスは基本的にされず、全てお店側の都合に客が合わせる形になるので日本の感覚で測ると「??」となります。 参考記事:お客様は何様?ドイツのサービス砂漠 しかし日本と違い接客はフレンドリーで親しみやすいです。接客自体は割と良い加減ですが雰囲気は結構大切にするので、そこでトータルで楽しい時間を過ごせたらオッケーという感覚でいるとよいと思います。 チップの対象になるサービスの境界線が曖昧 チップを渡す額に関しては割とわかりやすく考えることができるのですが、そもそもチップを与えるところとそうでないところの境界線が結構曖昧です。 例えばサーブされる飲食店ではチップを渡しますが、ファーストフード店では例えサーブされたとしてもチップは渡しません。またお酒を飲む場所でも、サーブをしてもらう居酒屋のような酒場ではチップを渡しますが、パブのような注文と同時に払うスタイルのところは仮に軽食をサーブされることになってもチップを渡しません。 もう一つの例として、飛行機内では客室乗務員は乗客に終始サービスをしていますが、彼ら/彼女らが乗客からチップをもらうことはありません。

  • 日本とヨーロッパの夫婦のあり方の違い5選

    国際結婚をしてヨーロッパに住んでいると夫婦のあり方という点で日本との違いを多く見かけます。文化が違えばこういったあり方が違うもの当たり前の話ですが、日本の感覚のみで国際結婚をしてしまうと間違いなく戸惑います。 本記事では日本人からすると意外なヨーロッパの夫婦関係、あり方についてご紹介させていただきます。 国際結婚に興味がある方に参考にしていただければと思います。 指輪をする手が逆 日本では結婚指輪は普通左手の薬指につけます。しかしドイツは逆です。婚約指輪は左手薬指に、そして結婚指輪は右手の薬指につけます。これはヨーロッパ全体ではありませんが北欧、ドイツ以東のポーランド、オーストリア、バルト3国、ロシア、ウクライナなどで見られます。 これはヨーロッパでも議論になることがしばしばあるのですが、なぜヨーロッパの一部の国だけこうなっているのかの明確な理由が分かっていません。 一説には昔のゲルマン民族の時代に、「愛を司る血管は右手を通って全身に送られる」と言われていたことや、旧約聖書の出エジプトに出てくる「右は正しいものを意味する」という言い伝えがその理由になっているなど様々な説がありますがどれが正しいのかは誰も説明できません。確かにドイツ語では「右」と「正しい」が同じ"Recht"という言葉なので旧約聖書の説はやや説得力があるかもしれません。 里帰り出産をしない 日本では妊娠後期に実家に帰って両親に面倒を見てもらいながら出産を迎え、生後しばらく実家に留まる里帰り出産が一般的かと思います。しかしドイツでは里帰り出産をする人を聞いたことがありません。妊娠後期、出産、産後のケアは基本的に全て男性の役割です。 そういった背景から、出産後は2週間程度休暇を取り家族の世話に充てます。イギリスやデンマークでは有給を取る必要すらありません。 また育児休暇を取る人も多く、それに対して社会も理解する下地があります。実際に私自身もドイツ人の同僚も子供が生まれた際は育児休暇を取得しています。 日本ではなかなか休暇が取りづらい風潮もあり男性が産前産後の母子のケアをすることが現実的に難しい部分があります。日本で里帰り出産ができないパターンや、戻ってきてからも半ばワンオペで育児をしている女性を心から尊敬します。 何かに招待された時はパートナー同伴が基本

  • 【事前に知っておきたい】ヨーロッパ旅行にオススメの時期

    海外旅行を計画する際、どのシーズンに行けばいいか想像がつきますでしょうか。世界には各地でそれぞれの特色があり、事情も異なります。あまり海外に言ったことがない場合、いつがいいタイミングなのかが分かりにくいかと思います。 そこえ本記事ではドイツ在住の身として、ヨーロッパへの旅行を考える際に注意したい点とおすすめの時期をご紹介させていただきます。 日本人が行きやすい時期がいいとは限らない ゴールデンウィーク 2019年の10連休で話題になったゴールデンウィークですが、日本人が海外に行くチャンスといえばこの時期が一般的なのではないでしょうか。日本では4月の下旬で既に十分暖かくなっていますが梅雨前で天気も比較的安定、真夏ほどの暑さもないため旅行にはいいシーズンです。 しかしヨーロッパではこのタイミングはまだ春が来ていないこともありまだ肌寒いです。2019年の4月下旬、5月初旬はまだ肌寒く気温が10℃を切ることもありました。その後も不安定な天気や肌寒い日が続き2019年に関しては5月の最終週になりようやくジャケットがいらないくらいの暖かさとなりました。 また、この時期は日本からの飛行機が極端に高いのでよっぽどお金に余裕がない限り財布に痛い時期です。 お盆 8月も日本人のまとまった休みの時期です。しかしそれはヨーロッパも同じで、超ハイシーズンとなり全てにおいて価格がつり上がりどこも混み合います。 ただし現地人もバカンスを取るくらいなので気候としては最高です。気温が高くても湿気がないので町歩きをしたり公園やビーチなどでのんびりするには最適です。 意外なことに日本人に人気なパリはこの時期がオフシーズンとなっています。理由は、ヨーロッパ人はバカンスでは自然の多いリゾートを好み、普段ビジネスマンで混み合うパリもこの時期はみんな休暇で休みなので旅行者もビジネスマンも減るためです。なのでパリに行きたい人はこの時期が狙い目です。 年末年始 ヨーロッパでは年末年始は日本のような特別感はなく、過ごし方も家族でゆっくりというよりは友達と過ごすことが一般的です。 しかしヨーロッパでは多くの国で日曜日がそもそも営業していないのに加えて年末や元旦もお店がやっていない、もしくは閉店が早いところが多く、せっかく観光に来ても何も空いてなかったという人を何人も見てきました。

  • 【レストランで使える】ドイツ語での注文方法

    旅行で外国を訪れたら、ぜひ一度はその国の言葉で注文をしてみたいですよね。 ただレストランでの注文の流れは意外と会話のやり取りが多くハードルが高いものです。 そこで本記事ではドイツやオーストリア、スイスなどのドイツ語圏で使えるレンストランでの入店から退店の流れ、注文に使えるフレーズをご紹介させていただきます。 入店時 まずレストランに入店した際はお店の人に挨拶をしましょう。人数は何人か、予約はあるか等を聞かれます。 人数を聞かれる時に言われることは大抵、"Wie viele Personen?"(ヴィー フィーレ パーゾネン?)「何名様ですか?」、というフレーズです。 これに対し、人数を数字で返します。ここでは単純に数字を伝えればいいです。 数字 スペル 読み方 0 null ヌル 1 eins アインス 2 zwei ツヴァイ 3 drei ドライ 4 vier フィア 5 fünf フンフ また、予約があるかどうかを聞かれる場合はReservierung(レザヴィールンク)「予約」という単語を使い、"Haben Sie eine Reservierung?"(ハーベン ズィー アイネ レザヴィールンク?)「予約はありますか?」と聞かれることがほとんどです。 ある場合は、"Ja"(ヤー)「はい」、ない場合は"Nein"(ナイン)「いいえ」と答えれば良いです。人気のお店などは事前に予約をしなければ入れないことも多いので気を付けましょう。 席が空いていればウェイターに"Kommen Sie bitte."(コメン ズィー ビッテ)「どうぞこちらへ」と席に案内されます。 英語のメニューが欲しい場合 ドイツ語を少し勉強しても食べ物の名前や野菜、動物の名前はなかなか難しく、最初はドイツ語のメニューを見ても分からないことが多いです。 英語のメニューが欲しい場合は"Haben Sie eine Speisekarte auf Englisch?"(ハーベン ズィー アイネ シュパイゼカルテ アウフ エングリッシュ?)「英語のメニューはありますか」と聞けばもらえます。 Speisekarte(シュパイゼカルテ)が「メニュー」、auf Englisch(アウフ エングリッシュ)が「英語の」という意味です。

  • ドイツ、ヨーロッパで日本人が受ける人種差別について

    世界各地で時刻第一主義のポピュリズムの流れが加速する中、これからヨーロッパに旅行、留学、移住しようと考えている人で人種差別について心配をしている人は少なくはないのではないでしょうか。 実は私はドイツに住んで何年か経ちますが、これまであからさまな人種差別を受けたことは幸いにもありません。 本記事ではこれから旅行や留学、転職、移住などを考えていて人種差別という点が気になっている方に向けて、ヨーロッパ、とりわけドイツにおける人種差別の実情についてご説明させていただきます。 ドイツでは表立った人種差別はほぼない ドイツは人種差別に非常に敏感です。ナチス時代に特定の宗教、人種を迫害するという負の歴史を刻んでしまったことを教訓とし、その後表立って人種差別的な言動をする人はほとんどいません。ドイツでは公の場で表立って不用意に人種差別的な行動や発言をすると人格が問われます。 しかしこの"表立って"ということがポイントで、外で何も言わなくとも外国人に対して否定的な考えをする人は一定数います。ドイツでは外国人の受け入れに反対の立場のいわゆる極右政党のAfDがこの数年で急激に勢力を伸ばし、現在ドイツの国会では第3党の勢力にまで発展しています。つまりドイツでは外国人に否定的な考えを持っている人は少なくなく、それを公の場では言いませんが選挙の際に票という形でその意思が現れます。 とりわけアジア人が差別対象というわけではない ドイツの人口は約8000万人ですが、そこに約1000万人の外国人が住んでいます。 そんな、"外国人"が身近なドイツではどこでもいわゆる外国人が嫌いな層はいますが、今のドイツでこの"外国人"という枠組みで語られるのはアラブ人などのイスラム教徒であることがほとんどです。 キリスト教徒が多数派のドイツで、伝統的なルールや文化、マナーを無視した彼らの言動が目立つようです。 ドイツには中国人、韓国人、ベトナム人、そして日本人などのアジア系の人もたくさん住んでいますが、トルコ人やシリア人などと比べて絶対数が少ないのと、皆基本的に法に触れることなくドイツの文化やルールを尊重して生活しているので、わざわざアジア人指定で差別意識を持っている人はほとんどいません。腹の中では下に見ている人はいるかもしれませんが、上記の通りそれが表現されることは基本的にありません。 

  • 遠距離の国際恋愛を乗り切るコツ

    国際恋愛をするとほぼ一度は経験するのが遠距離恋愛です。私たち夫婦も2019年で交際から8年、結婚して5年になりますが交際中に約1年間の遠距離恋愛を経験しました。 遠距離恋愛中に破局してしまったカップルも多く見てきましたし、私たちも遠距離恋愛中は常に上手くいっていたわけでもありません。 しかしその遠距離恋愛を乗り越えて結婚、今でも幸せな結婚生活を送れています。 本記事では、そんな遠距離の国際恋愛を経験した身から言える、遠距離恋愛を上手く乗り切るポイントをご紹介させていただきます。 これから遠距離恋愛が始まる方、遠距離恋愛中で悩んでいる方に参考にしてもらえればと思います。 連絡を取る時間を考える 遠距離恋愛の場合、お互いそれなりに時差があることがほとんどだと思います。例えば私の場合日本とドイツだったので夏時間で時差が7時間でした。他の国だと日本とイギリスで8時間、ニューヨークでは13時間、カリフォルニアでは16時間と、かなり大きな時差があるためお互いの生活時間がなかなか重なりません。 こちらが世界各地の時差です。普通に生活していると生活時間が全然重ならないことが分かります。 日本 ドイツ(-7時間) イギリス(-8時間) ニューヨーク(-13時間) カリフォルニア(-16時間) 朝6時 夜11時 夜10時 夕方5時 昼2時 朝9時 夜2時 夜1時 夜8時 夕方5時 昼12時 朝5時 朝4時 夜11時 夜8時 昼3時 朝8時 朝7時 夜2時 夜11時 夕方6時 朝11時 朝10時 朝5時 夜2時 夜9時 昼2時 昼1時 朝8時 朝5時 深夜12時 夕方5時 夕方4時 昼11時 朝8時 深夜3時 夜8時 夜7時 昼2時 昼11時 これまではいつでも連絡が取れて話せていた関係でも時差には勝てず急に連絡のペースが落ちます。メッセージを送っても相手がすぐに返信できる状況でないことも多いのでお互いその辺りの気の長さを持つことが大切で、スカイプなどのテレビ電話をする場合は予めお互いにとって都合のいい決まった時間を設定してお互いの生活の負担にならないようにすることが大切です。 手紙などアナログの手段でも連絡を

  • 若者による政権批判動画で混乱するドイツ

    5月26日の欧州議会選挙を1週間後に控えた2019年5月18日、ドイツの若者がアップロードした動画がドイツ中で話題を呼びました。その動画がこちらです。 Rezoという26歳のユーチューバーにより投稿された"Die Zerstörung der CDU"(CDUの崩壊)というタイトルの動画は投稿から10日で1200万回視聴され、政権与党までがその対応に終われる事態にまで発展しました。 CDUとはドイツの二大政党の一つである「キリスト教民主同盟」のことですが、この動画ではタイトルになっているCDUに限らずCDUの姉妹政党であるCSU(キリスト教社会同盟)、二大政党のもう一つであるSPD(社会民主党)含めてこの10年の間にドイツを引っ張ってきた大手の各政党を批判しています。 本記事では、ここ最近ドイツを騒がしているこの問題のビデオとその背景、影響について解説させていただきます。 動画の中で言及された点 貧困率が増加するドイツ社会 今の与党であるCDUは"Eine Partei für alle Schichten"(社会の全ての階層のための政党)というスローガンの下で政権を握っていますがこの10年でドイツの社会は貧富の差が拡大する格差社会となってしまいました。地方議会でCDUが与党となっている州では行政の教育に対する支出が少なく、貧困層の相対的な税負担率が上がり、社会全体の貧困率が上がっている一方で富める人間はさらに豊かになり、貧しい家庭の人が努力により逆転できるチャンスが実質少ない社会になっていることも挙げられています。 全ての階層のための政党であるはずのCDUが自分達にとって都合のいい特定の層を優遇する政策を取っていることが「CDUがいかに国民を騙しているか」という非常に強い言葉で表現されています。 進まない環境対策 昨年2018年の夏はドイツでも記録的な猛暑を観測し、森林火災などによりヨーロッパ全体が混乱に陥っていたのは記憶に新しいです。地球の平均気温が1℃上昇している中で、これが1.5℃にまで上がると環境破壊が一気に進み多くの人が住むところ失ってしまうと言われています。

  • 【実は知られていない!?】ドイツの政党について

    日本は2019年は選挙イヤーです。日本で長年政治といえば自民党と民進党(旧民主党)、公明党、社民党、共産党などの政党が存在しているかと思います。 では皆さんはドイツという国の政党をご存知でしょうか。最近働き方改革などで時々引き合いに出されているドイツという国を動かしている政党はどのようなものがあるのかは意外と知られていません。 本記事ではドイツという国の政治を動かす政党についてご紹介させていただきます。ドイツについて詳しく知ってみたい人の参考になると幸いです。 2大政党制 ドイツの政治の大きな特徴は、2大政党制となっている点です。しかし近年はこの両政党がどちらも勢力を落とし新興勢力の台頭を許してしまっている状況です。2017年の選挙では2大政党がともに票を大きく落とし与党が決まらなくなるという状態がしばらく続きドイツは大混乱となりました。 この時の混乱状況はその年の流行語大賞にもノミネートされました。 参考記事:日本だけじゃない!?ドイツの流行語大賞とそこから見える社会情勢 キリスト教民主同盟(CDU) ドイツの2大政党のうちの1つで立場としては保守党となります。シンボルカラーは黒です。元首相のアンゲラ・メルケルも所属するこの党は第二次世界大戦終戦直後に連合軍の占領の中で発足、戦後の8人の首相のうち5人の首相を出しながら戦後の西ドイツそして今のドイツを支えてきた最大政党です。日本でいう自民党的な存在です。 ドイツに16ある連邦州のうち独立色が強い南ドイツのバイエルン州にのみこの政党は存在せず、代わりに姉妹政党のキリスト教社会同盟(CSU)が保守党として存在します。このCDUとCSUを合わせてウニオン(die Union)と呼ばれます。 長年最大政党でありながら2015年の難民政策の失敗から急激に勢力を失っており、2017年のドイツの国会である連邦議会選挙では辛うじて第1党には留まったものの、議席を大きく減らし国内からの批判が高まる中難しい舵取りを強いられています。 2018年までは現首相のアンゲラ・メルケルが党首となっていましたが2018年の党内選挙で新たに選出された党首もまた女性です。 社会民主党(SPD)

  • ヨーロッパ旅行にかかる費用の目安と安く抑える方法

    昨今働き方改革の流れもあり以前より休みが取り易くなった人は多いのではないでしょうか。会社によっては3日や1週間の連続休暇が奨励されているところもある中でヨーロッパへの旅行のハードルは一気に下がっていると言えます。 そして以前多かったパッケージツアーを使った旅行からインターネットや便利なツールの普及とともに今の時代は自分で手配して行く人もかなり増えています。 一方で、あらゆる費用が込み込みのパッケージツアーと違い個人手配となると費用面で何がどの程度かかってくるのか不安な点もあるのではないでしょうか。 本記事ではヨーロッパに1週間旅行すると仮定した際に、旅行の手配をすべて自分でするとどの程度の費用かかってくるのかを費用別にまとめていきたいと思います。 往復航空券代 まず海外旅行に行くにあたり大きな部分を占めてくるのが往復の飛行機代です。日系、ヨーロッパ系、アジア系など各航空会社によりサービスや価格はまちまちでありますが、移動時間が片道10時間以上になる上にトラブルへの対応なども考えると決して安いところがいいというわけでもありません。 航空券の値段はシーズンによる部分が非常に大きいです。ゴールデンウィークやお盆などの超ハイシーズンであれば大手のエアラインでは往復で30万円程度、安いアジア系のエアラインでも20万円程度を覚悟する必要があります。 しかし少し時期を外せば往復15万円程度、アジア系のエアラインであれば10万円程度かそれ以下にまで抑えることも可能です。 また、ヨーロッパ行きの航空券が比較的安いのは10月、11月、1月などです。 参考記事:【ヨーロッパへ行くなら】エアライン各社の特徴と選び方 宿泊費 ホテルも特に費用を計算する上で重要なポイントとなります。ヨーロッパではホテルも高級ホテルから普通のホテル、値段の安いユースホステルなど選択肢は様々です。 高級ホテルでは一泊数百ユーロ、普通のホテルでも70ユーロから100ユーロ、ユースホステスだと30ユーロ以下で泊まれます。 一般市民が旅行する限りでは60-70ユーロ程度の普通のホテルで十分なのと、高いお金を払っても日本のようなサービスが期待できるわけでもありませんので固定費として毎日かかる宿泊費で上手く費用を調整して全体の費用を抑えることをおすすめします。 

  • 【え、そんなものが!?】海外で意外にも有名になっている日本のもの

    ここ近年、日本もクールジャパンなど国を挙げて日本のコンテンツを海外に必死に売り込みを開始しました。 しかしなかなか思うように売り込みが進まないものがある中で、意図せずとも思いの外世界で有名になってしまっているものもあります。 今回は、ドイツに来るまで予想していなかったドイツで有名になってしまっている意外なものをご紹介させていただきます。 風雲!たけし城 日本では1980年代に放映されていたバラエティ番組ですが、1990年生まれの私はリアルタイムで見たことがなく、記憶する限りでは再放送もやっていなかったため何か別の番組で「当時の映像」として部分的に使われたものを何度か見たことがある程度です。 しかしながらドイツでは1999年から2001年まで放送された人気番組となっており、1990年以降の生まれの同世代含めて大人から子供まで楽しんでいた番組となります。さらにこの番組のなかでドイツでの日本人に対する一定のイメージが形成されてしまっています。 当時の人気もあって、今でもたまにテレビで映像が流れ、よくドイツ人からもこの番組について聞かれるのですが、私自身ちゃんと見たことがないため話について行くのにやっとという状態です。 アニメなどの番組が数年遅れでヨーロッパに入るということはあるにしても、このように10年以上の間を開けて海外に輸出されることは珍しいため、日本のコンテンツであるにも関わらず同世代の外国人との間に変なジェネレーションギャップが生まれてしまいます。 アルプスの少女ハイジ このアニメは日本でもドイツでも1970年代に放映されていた作品なのですが、当時子供だった1960年代から70年代の生まれのドイツ人はほとんど皆見たそうです。 40年以上前の作品であるにも関わらず今でも語れるほどの人気で、日本で思いつくものといえばこのアニメを挙げる人も少なくありません。 また、この作品について興味深いのが、スイスを舞台にした作品であるのですが、その完成度があまりにも高かったため当のヨーロッパ人がこれは日本の作品だと気付かなかったことです。 ハリウッド映画で日本について描写されたときなど、普通、ある国の人が別の国をテーマにした作品を作るときはどこかしらその国に馴染まない変な描写が含まれることがほとんどかと思いますが、現地人も錯覚させてしまうほどの完成度の高さには脱帽です。 鯉

  • 【意外と多い!?】ドイツ語と日本語の共通点

    ドイツ語と聞くと難しいというだけでなく、英語よりさらに離れた日本語とは縁もゆかりもないというイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。 確かに言語系統が異なる上に英語ともそこまで似ているわけではないのでので1から勉強しようとするとなかなか難しい部分があります。 しかしものによっては英語よりも近かったりする部分もあります。 本記事ではドイツ語がこれまでより少し身近に感じられる、日本語とドイツ語の意外な共通点をご紹介させていただきます。ドイツ語に興味がある人に参考にしていただければと思います。 語順が近い 意外なところでドイツ語と日本語は実は語順が似ています。平叙文(普通のシンプルな文章)では動詞が2番目に来るというルールはありますが、助動詞を使う場合や副文(英語で言うthat節など)では動詞が文章の最後に来ます。 例えば、「今日の夜は家族で映画館に行きたい。」という文章を言う場合、英語では"I want to go see a movie with my familly tonight."といいます。これを日本語の順に直すと、(私は)-(やりたい)-(映画を見ることを)-(友達と)-(今日の夜に)。といった順番になり日本語のそれとは大きく異なります。 しかしドイツ語で同じ文を言う場合、"Ich möchte heute Abend mit meiner Familie ins Kino Gehen."となり。これを日本語の順番に直すと、(私は)-(やりたい)-(今日の夜)-(家族と)-(映画館に)-(行くことを)。となります。この場合、~をやりたいという意味の助動詞möchten(主語が私なので変化系がmöchte)があることで「行く」という動詞が最後に来ています。möchten以降を1つの塊と考えると日本語とかなり近い語順となります。 仮にこれを助動詞möchtenなしで「私は今日の夜家族と映画館に行きます。」という文章にすると"Ich gehe heute Abend mit meiner Famillie ins Kino."となり動詞が最後に来ません。 まず授業で先に習うのはこういったシンプルな文章ですが少しステップアップしてみるとドイツ語は英語よりも日本人にとってより分かりやすい語順となります。 未来形をあまり使わない

  • 【外国ではどんな人がモテる?】ヨーロッパのイケメン、美女像

    どこの国にもある一定のモテるタイプの男女というのがあります。日本に関していうと男性ではルックス面では高身長、ジャニーズ系のルックス、性格面では芸人のようにおもしろい、気配りができる、ステータスでいうと高学歴や有名企業の社員などがそれに当たるのではないでしょうか。 ヨーロッパでは独自の美の基準があり、日本とは「モテる」タイプが異なります。日本人の目線で「いかにもモテそう」という人が必ずしもモテているわけでもなく、日本でモテなくてもなぜかモテるということもあります。 本記事ではドイツを中心に、20代の若者の間で人気のあるヨーロッパ人のタイプをご紹介させていただきます。ヨーロッパで恋をしてみたい人、海外でどんな人がモテるのかに興味がある人に参考にしていただければと思います。 ヨーロッパでモテる男性 マッチョでスポーティ ドイツでモテるタイプの男性はとても男性的なタイプの人が多く、皆マッチョです。週に3回はスポーツジムに通って体を鍛え、夏はビーチでその肉体を惜しみげもなく披露します。 ファッションはシンプル ヨーロッパの男性のファッションはとてもシンプルです。しかしそのシンプルな服の中でデザインやサイズ感など、着こなしの部分で気を使っています。ただのジーパンにTシャツのファッションでもなぜかかっこいい、そんな男性を街中で多く見かけます。 服にはどちらかと言うと日本の男性の方が気を使っているかと思いますが、日本人男性の中性的なファッションはこちらではゲイという印象を与えかねません。 ダーク系の髪に髭 日本では素敵な外国人男性のイメージに金髪は付き物ですが、ドイツでは意外とダーク系の髪色がモテます。テレビの恋愛系のバラエティー番組などでも「金髪の男性はNG」と公言する女性も少なくありません。 また、髭も重要なポイントです。日本では髭は不潔というイメージを与えかねませんが、ヨーロパでは逆に髭がないと幼稚なイメージを与えかねません。髭を生やしている男性はかなり多いですが、セクシーな顎髭は魅力的な男性像には欠かせません。 低く落ち着いた声のトーン

  • 【5年ぶりの選挙】欧州議会の仕組みから今回の選挙のポイントまで

    2019年5月23日から5月26日にかけて欧州議会選挙が行われます。私が住むドイツでも大きなイベントとして各種メディアに取り上げられています。 しかし欧州議会って?と日本に住んでいる方にはいまいちピンと来ない部分もあるかと思います。 本記事では今回の欧州議会選挙について、そもそも欧州議会とは何かということから今回の選挙のポイントまで解説していきたいと思います。 欧州議会とは 欧州議会とは、欧州連合(EU)の組織の1つで加盟国により構成されている議会であり、28の加盟国(2019年5月時点)からなる751人の議員で構成されています。 議場はフランスのストラスブールとベルギーのブリュッセルにあり、欧州連合の中では欧州連合の施策執行機関である欧州委員会、加盟国のトップで構成される欧州理事会と並んで重要な機関の1つです。 法案提出権を持たない立法機関 欧州議会は日本で言うところの国会に当たりますが、欧州議会は議案提出権は持っていません。欧州理事会と共に欧州委員会から提出された法案の審議を行い、法案提出権こそもたないものの法案の修正や否決を行うことができます。 欧州委員会委員長の承認、解散権 法案提出権を持たない珍しい立法機関である欧州議会ですが、法案提出権を持っている欧州委員会委員長の任命には欧州議会の承認が必要となります。さらに欧州議会は欧州委員会の解散権も持ちます。 議員の構成 議員は751人の定数を加盟国の人口比で振り分けて各国の定員が定められます。現在最大の議席を持っているのはドイツで96名、そこにフランス74名、イギリス73名、イタリア73名、スペイン54名と続き最も定員が少ないところでエストニア、キプロス、ルクセンブルク、マルタの6名となっています。 欧州議会には7つの会派があり、ごく一部の無所属の議員を除いては全ての議員がこのいずれかの会派に属しています。この会派は各国の同じような政治的思想を持った政党の議員で構成されており、7ヶ国25名以上という要件を満たせば会派として認められます。 選挙と投票方法 欧州議会の選挙は1979年から5年毎に行われおり、2019年がその選挙の年となります。投票方法は各国で直接選挙によって行われます。投票権を持つのはEU市民として各国の国籍を持つ市民で、2019年の選挙での有権者の数は約4億人と言われております。

  • ドイツ語がかっこよく聞こえる理由

    ドイツ語を勉強している人もしていない人も、ドイツ語と聞いて「かっこいい」というイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。 お医者さんが使っているイメージ、響のかっこよさからアニメの作品などで使われているイメージがあるのではないでしょうか。 私もドイツ語を使いながらドイツで生活をしていて日々ドイツ語のかっこよさを感じます。 本記事ではドイツ語がかっこいいと思われる理由とそれぞれその要素を持ったかっこいい単語を併せて紹介していきたいと思います。 濁点となる子音が多い ドイツ語ではB(ベー)、D(デー)、G(ゲー)、W(ヴィー)などのいわゆる濁音となる子音が使われることが多いです。いかにもゲルマン語といった感じです。 そしてフランス語などのラテン語系の言語でよく出てくるQ、X、Yなどの柔らかい音が少ないことで全体的に硬く力強い音に聞こえます。 Blitz(ブリッツ)=雷 Obdachlos(オップダッハロース)=ホームレス Gegangen(ゲガンゲン)=行く(gehen)の過去形 Kinderwagen(キンダーヴァーゲン)=ベビーカー 母音をきちんと発音する ドイツ語は日本人にとって比較的発音が楽な言語です。その理由はスペルの通りにローマ字読みをすれば良いからで、日本語のように母音もしっかりと発音します。英語やフランス語などでは母音がきちんと残らず軽く聞こえてしまうことがありますが、ドイツ語はここもきっちりと発音するのでインパクトに残る音に聞こえます。 Flieger(フリーガー)=飛行士、パイロット Geheimnis(ゲハイムニス)=秘密 摩擦音が多い ドイツ語ではsch(シュ)、Z(ツェット)、st(シュト)などの摩擦音が多用されます。この摩擦音により単語がキレのいい音に聞こえることもかっこよく聞こえるポイントの1つです。 Schwein(シュヴァイン)=ブタ Polizei(ポリツァイ)=警察 Strand(シュトラント)=ビーチ 破裂音が多い ドイツ語では摩擦音に加え、sp(シュプ)、pf(プフ)などの破裂音も多用され、この音もドイツ語を破壊性のあるハードな音にさせている一因となっています。 Springen(シュプリンゲン)=ジャンプする Pflanzen(プフランツェン)=植物 日本では有名だが実はあまり使われないドイツ語

  • 【ヨーロッパ人が思う】ここがヘンだよ日本のサラリーマン

    日本のサラリーマンはかつて世界で日本を象徴するイメージの1つでした。毎日満員電車で通勤する姿、ペコペコとお辞儀をする姿、出張で大勢で海外に押しかける様子など、今でも外国では時折奇妙な存在として描かれます。 大抵は一昔前の日本のイメージを引きずったやや偏見に溢れたものであることがほとんどなのですが、ヨーロッパ人に対して現代日本のリアルな状況を説明してもまた大変驚かれます。 ここがヘンだよ日本のサラリーマン 私も数年前まで日本でサラリーマンをやっていた身ではあるので日本ではなぜそうなのかを理解はするものの、ヨーロッパ人にそれを説明してもなかなか理解されない点がいくつもあります。 本記事では私がドイツで働き様々なヨーロッパ人と接する中で感じた、ヨーロッパ人の視点から見て奇妙な日本のサラリーマンの一面をご紹介させていただきます。 海外で働いてみたいが日本と働き方がどのように変わるのかが気になる人に参考にしていただければと思います。 みんな同じ服装 海外に出張で来ている日本人の男性を見ると大概白シャツにダーク系のスーツという服装をしています。日本ではさらにその傾向が強まり、街中みんなスーツの人だらけです。 しかしヨーロッパでは銀行員などかなりかっちりとした仕事でない限りスーツを来て仕事をする人はおらず、ブルーカラーの人は作業着、ホワイトカラーの人も日本のIT業界の人のようにかなりラフな格好をしています。さすがに取引先とのアポイントがあればスラックスにシャツくらいは着るものの(取引先とのミーテイングにジーパンで出てくる50代の社長も普通にいますが)、毎朝の通勤から全身スーツで固めている人は電車で通勤しても車両に数人しか見ません。 またスーツを着るような人はこのスーツの着こなし方もなかなか洒落ていて、よれよれのスーツを身にまとう疲れた中年男性の姿を見かけることはほとんどありません。 スーツは本来西洋人の服なわけですが、今となっては日本人の方により愛着されているのが興味深い反面やや滑稽です。 単身赴任の多さ 私の父親もそうであり、私の日本のサラリーマン時代の先輩上司にも多くいましたが、日本では単身赴任のサラリーマンが多いのはとても特徴的です。 ヨーロッパ人にとって家族は何よりも大切なものです。そんな家族と日々を共に過ごせないとなるとそれはもはや人生の意味を問い直すレベルの問題です。

  • 外国人とビジネスをする際の注意点

    昨今若者を中心に、「日本を脱出して海外で働こう」といったスローガンのもとに海外でのキャリアを検討している人は少なくないのではないでしょうか。 私も少し前にドイツへ移住をし、ここで働き始めて約2年が経過しました。日常的にドイツ、オーストリア、デンマーク、スペイン、ポルトガルなど様々なヨーロッパのビジネスパートナーと一緒に仕事をしていますがやはり日本人以外を相手にビジネスをするということは日本人相手のそれとは大きく異なります。 当たり前だろうと思うかもわかりませんが実際にどのような違いがあり、どうすれば上手い関係を作れていくかをご説明させていただきます。 英語はあくまでお互いにとって不十分な中間言語 国境同士が近く、さらに様々な言語が共存しているヨーロッパで、グローバルな働き方をすると住んでいる国に限らず英語を使うことがとても多いです。しかし英語は日本人同様、40カ国以上あるヨーロッパの中でもイギリス、アイルランドなど一部の国の人にとってでしか母語でありません。さらに一部の北欧の国を除いて日本人同様、ヨーロッパ人が一般レベルで英語が達者であるわけでもありません。 関連記事:ヨーロッパ各国の英語事情 例えばスペイン人と英語でビジネスをする際は、スペイン人からはスペインの常識でスペイン語の頭で考えられた概念を英語という英語というツールでアウトプットされ、それを私たちは日本語でできている日本の頭で捉え理解します。そして日本の頭で考えたことを英語というツールで返します。そして相手はそれをスペインの頭で理解します。 簡単なやり取りだけならまだしも、込み入った話となるとこのやり取りの中でお互いの思い、意見が100%伝わるでしょうか。意外と思っているほどこちらの意図は伝わっていませんし相手の意図も間違って理解していることが往々にしてあり、後で問題となることがあります。 よほど特殊な教育を受けていない限りこのケースでお互いにとって英語というツールは"あまり得意でないただの外国語"に過ぎないのです。 ドイツ人相手にドイツ語でやり取りをする等、片方がどちらかの母語や考え方を理解していれば話は別ですが、お互いの母語でない英語でコミュニケーションを取るということは一見簡単に見えて実は脆弱な手段であるのです。

  • ドイツの職業訓練制度Ausbildung(アウスビルドゥンク)とは

    働き方改革が進められる中でドイツの働き方が引き合いに出されることが頻繁にあります。残業をせずに効率的に働く、長期休暇も利用して休暇は全部取得するなど、その結果的な部分に注目が集まりますがその制度面について言及されることはあまりありません。 ドイツの職業訓練Ausbildung ドイツの雇用制度にはAusbildung(アウスビルドゥンク)と呼ばれる制度があります。これは職業訓練と訳されることがありますが、その分野で未経験の人材を座学と実習で教育しながら後の即戦力として育て上げるという制度で、工業、IT、事務職など各分野において職種ごとに行われるドイツ社会でなくてはならない制度となっています。 制度について アウスビルドゥンクを行うのは10代後半から20代前半の、高校を卒業、大学を中退したくらい(ドイツでは大学を中退する人も多い)の世代の人が多いですが、特に年齢制限があるわけではありません。従ってキャリアをやり直したい人などがいつでも再チャレンジすることができます。 ドイツでは10歳でその先に行く学校が決まり、基本的に変えられません。そこで大学進学コースにならなかった人は高校卒業後に早々に職業訓練を始めて20歳そこそこで手に職をつけた一人前として社会の各分野で活躍し始めます。 アウスビルドゥンク終了後はその企業に残る人もいれば別の企業に転職する人もいて人それぞれです。手に職があるのでその後は経験、実績、自分の状況に応じて会社を転々としながらキャリアアップしていきます。 安い労働力が欲しい企業とスキルを身に付けたい労働者がお互いの利害が一致しwin-winとなることがこの制度のメリットです。 訓練期間 アウスビルドゥンクの期間は1年から3.5年と幅広くありますが、一般的には2年から3年のものが多いです。 参考までにいくつかの職業のアウスビルドゥンクの期間を記載させていただきます。 職業 期間 事務職 3年 営業職 2年 自動車整備士 3.5年 工業用機械操縦士 3年 電気整備士 3.5年 歯科衛生士 3年 銀行員 3年 美容師 3年 ITエンジニア 3年 ホテルマン 3年 料理人 3年 保険外交員 3年 庭師 3年 塗装職人 3年 倉庫管理業 3年 待遇

  • 【ぜひ覚えたい】ドイツ語の数字について

    外国語を学習する際に基本となる部分の1つが数字です。ドイツ語の数字は使う場面が多い割に不規則だったりトリッキーな使われ方をする場面が多いので一度きちんと押さえておきたいところです。 本記事ではドイツ語の数字の使い方を様々シーンに合わせた使い方をご説明させていただきます。 ドイツ語を勉強中の人、ドイツに行く予定のある人に参考にしてもらえればと思います。 基本的な数字と読み方 0から10まで ドイツ語の1から10までの数字の読み方は以下となります。 響がいかにもドイツ語っぽいですね。 数字 スペル 読み方 0 null ヌル 1 eins アインス 2 zwei ツヴァイ 3 drei ドライ 4 vier フィア 5 fünf フンフ 6 sechs ゼクス 7 sieben ズィーベン 8 acht アハト 9 neun ノイン 10 zehn ツェーン 11から20まで ここから不規則な読み方が登場します。基本的には英語と同じように1の位の後に〇〇ツェーンが基本なのですが11、12、は英語のような変化となり、16はsechszehn(ゼクスツェーン)、17はsiebenzehn(ズィーベンツェーン)といきたいところですが少し違う書き方、読み方となるので注意が必要です。 数字 スペル 読み方 11 elf エルフ 12 zwölf ツヴェルフ 13 dreizehn ドライツェーン 14 vierzehn フィアツェーン 15 fünfzehn フンフツェーン 16 sechzehn ゼヒツェーン 17 siebzehn ズィプツェーン 18 achtzehn アハツェーン 19 neunzehn ノインツェーン 20 zwanzig ツヴァンツィッヒ 20から100まで ドイツ語は20以降の二桁の数字を言う時に独特な言い方をします。(一の位)と◯十という言い方をするので英語に慣れていると最初はかなり苦戦します。

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