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ちょっと気楽に、立ち話―教育に関するギモン・困り事・悩み事― https://tachibanashi.hateblo.jp/

主に、中学生・高校生・大学生との「立ち話」を切り口に、教育に関する疑問、お悩み、困り事などについて綴っています。「こんなこと、相談しちゃっていいのかなあ~」といった素朴なギモンやお悩みなど、なかなか聞けないようなことを取り上げます。

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2019/06/15

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  • 小学校の「英語」の授業に感動!

    昨日は子どもが通う小学校の公開授業日でした。いつもは、自分の子どものクラスを参観しています。ですが、公開授業のスケジュールをみたら、趣味の仲間でもあるI先生の英語の授業が、公開授業になっていたので、自分の子どものクラスではないですが、誰よりも早く教室に行き、張り切って参観させていただきました(I先生、本当にありがとうございました!)。I先生は中学校の先生ですが、小中の人事交流の一環として、今年度は小学校に配属となったそうです。ニュース等でも話題となっている、2020年から施行される新学習指導要領では、小学校5.6学年に新たな科目として「外国語」が置かれます(今年度までは「外国語活動」)。つまり…

  • 家庭訪問ならぬ、教え子訪問

    1ヶ月以上もブログが更新できませんでした(>_8月下旬、定期的に連絡をくれるある教え子(以下、Aさん)から、「会えませんか~」という連絡が入りました。9月初旬は調査の予定があったので、中旬をメドに会うことに。そのやりとりをしているときに、せっかく会うなら、Aさんと同じクラスで、今お店をやっているBさんのお店で会いたいと思い立ち、Aさんにそれを提案したところ、二つ返事で受けてくれました。当日、駅で待ち合わせをして、2人でBさんが営むお店へ。Bさんには10年くらい会っていないので、再開を楽しみにしていました。私たちがお店に行くと、Bさんは私をみるなり、目を見開いて言葉も出ない様子。それはそうですよ…

  • 保護者の「部長」の役割が分からず悩んでいたら…

    小学生の習い事は、どうしても親の手が必要だなあ~と日々実感しています。スポーツ少年団などのスポーツ系の習い事は、特にそうなのではないでしょうか?練習や試合の付添、お茶当番然り…うちの子がやっている習い事もご多分に漏れずです。子どもが6年生ということもあり、保護者の取りまとめ役である「部長」を、今年度から拝命しました。厳密に言うと、前年度の部長さんがご家庭の事情で難しくなってしまったので、今年に入ってから引き受けています。かれこれ8カ月が過ぎました。ちなみに、うちの子は5年生の2学期から始めたので、習い事を始めてから5カ月で「部長」を引き受けることになってしまいました。右も左も分からないので、と…

  • コーチの真意

    習い事でスポーツをしている小学生にとって、夏休みは練習や試合漬けではないでしょうか?うちの子(以下、A)も、その一人です。去年の2学期から始めたため、夏休みに練習や試合漬けになるのは、初めての経験です。先日、暑い中行われた試合でのこと。負けている状況で、暑さと疲れで思うように体が動かず、チームの士気も下がっていました。そんな状況で思うように動けず、ミスをしてしまう自分に対し、悔しくなってしまったAは、試合中に泣いてしまいました。泣いてしまったという理由で、コーチから「交代」を命じられ、以後試合には出られませんでした。さらに試合のあと、「Aのせいで負けたんだ」とお叱りを受け、そのショックと悔しさ…

  • 新月のお願い事

    昨日は新月でした。最近よく覗かせていただいている、宮本佳実さんのブログ (https://ameblo.jp/beauteria/)に、新月にお願い事をすると願いが叶いやすいとあったので、今回は、小学生の子どもに趣旨を話して、一緒にやってみました。10個お願い事を書くと良いらしいので、二人でそれぞれ10個書いてみました。 子どもは、「10個も思いつかない~」といいながら、一生懸命絞り出して書いていました。私のお願い事は、仕事のことが大半で、あとは家族のこと。子どもは、自分がやっている習い事が上達したいというのは、子どもらしくて微笑ましいと思ったのですが、よくよく下の方を見てみると… 地球温暖化…

  • 言わなくてもやる女子、言ってもやらない男子

    昨日は子どもの習い事の付添。暑い中、ひたすら頑張る子どもたちを横目に、母親同士で毎回恒例の立ち話。昨日の練習は、女子が試合に出場している関係で男子のみでした。男子のみの練習を見ながら、高校生の女の子を二人持つお母さんが、お姉さんたちと末っ子の男の子(小5)では、あまりに行動が違うということを話してくれました。小5の男の子は林間学校だったため、数日家にいなかったそうですが、お姉さんたちに、「ママがいろいろ言わないから、静かだね」と言われたそうです。娘さんたちにそう指摘され、「そういえば、娘たちにはいあれこれ注意しなかったなあ。言わなくてもできていたんだよね」 と振り返っていました。それを聞いた男…

  • 学生さんからの嬉しいオファーを受けて

    今週は、前期(または春学期)の大学の授業が最終回だったというところが多いかと思います。昨日前期の授業が最終回だった大学では、講義のまとめ、最終レポートの提出、大学から課されている授業アンケートをしてもらった後に、講義を振り返ってコメントを書いてもらいました。その中に、嬉しいオファーの話があったのでした。私に対して、「キャリアセンターの面談員さんになってほしいです」と書かれていました。 実は、中高の教員をしていた頃から、教員の仕事で一番好きだったのが、面談でした。なので、そんなことを言っていただけで、本当に嬉しく思いました。思わずコメントペーパーに向かって、「いつでもOKですよ~」と独り言を言っ…

  • 学校見学のすゝめ

    受験生の皆さんにとって、夏休みは勝負どころですね。夏は、受験勉強をしながら志望校の検討をする時期。たくさんの学校からどうやって絞っていけばいいか、決めかねているという方も多いのではないでしょうか。志望校に迷っていたり、勉強のモチベーションが上がらないなあ~と感じた時には、気分転換をかねて、志望する学校に行ってみることをオススメします。個人的には、あえて、学校説明会やオープンキャンパスではない時に行くことをオススメします。なぜなら、学校の「素」が分かるからです。校内に入らなくても、門のそばまで行けば、生徒さんや学生さんがいることも多いので、雰囲気が伝わってくると思います。より上を目指して勉強する…

  • 今学期の最終授業での、初めての試み

    大学生は、今月いっぱいで夏休みに入るという場合が多いかと思います。7月下旬は、前期(または春学期)の最終授業または試験期間ですね。夏休みまであと少し。体調に気を付けながら乗り切りたいものです。 今年度初めて担当した某女子大の授業(教科教育法)では、少人数(6人)のメリットを生かし、たくさん模擬授業を行いました。他の人の模擬授業を見ると、「あ、いいなあ。真似してみよう!」と思いがちなのですが、いざ自分がやってみると、なんかうまくいかないということがあります。 その原因は、「自分らしさ」を発揮しているか否かにあります。他の人の授業がいくら素晴らしくても、それが自分らしくできなければ、良い授業にはな…

  • 高校生の成績の順位の持つ意味とそのとらえ方

    昨日は、子どもの習い事の付添をしていました。高校生のお子さんを持つお母さんたちと、話題になったのが、お子さんの成績についてです。週末から夏休みに入った学校が多いと思いますが、夏休みの直前に分かるのが、一学期の成績。その成績に順位が出るという話で持ちきりでした。話題に上がった学校は、いずれも公立高校。中学校では順位が出ていなかったそうですが、高校では順位が発表されたということが話題になっていました。教科毎、五教科の合計で、それぞれ学年順位とクラスの順位が出る学校がある一方で、五教科の合計で学年順位が出る学校がありました。また、理系・文系でクラスが別れてからは、理系クラス、文系クラスでそれぞれ順位…

  • 中学生の問題を、大学生が考えると…

    今日の授業では、中学生の友人関係の問題を事例として紹介し、自分たちが中学生だったらどう解決するか、大学生に考えてもらいました。登場する中学生の人物について、詳しく設定してみるグループ、自分が中学生だった頃を思い返しながら考えるグループ、そして、全く思いつかないグループと、実にさまざまでした。考えてもらった後に、その事例で中学生が解決した方法を伝えると…「全然思いつかなかった!難しい」という感想が多く聞こえました。 正解を導くことが目的ではないのですが、考えているうちに正解を出したくなってしまうようですね。悔しがっていた方が見受けられました。大学生がこのワークを通じて感じていたのは、中学生の友人…

  • 捨てる神あれば拾う神あり、そして感謝

    昨日は地元で大きなお祭りがありました。子どもたちにとっては、年に一度のビッグイベント。何ヶ月も前から、この日が来るのを楽しみにしています。その証拠に、一緒にお祭りに行く約束を、何ヶ月も前からしている子も多いのです。小6のA君もその1人。6年生になり、新しいクラスになって間もない時期に、友達のB君から、一緒にお祭りに行こうと声をかけてもらいました。声をかけてもらって嬉しくて、お祭りが来るのを首を長くして待っていました。そして、待ちに待った、お祭りが行われる7月になりました。すると、B君は突然、別の友達のグループに合流したいと言い出しました。A君はそれもいいと思ったので、「いいよ」と返事をしたそう…

  • 大学生の親世代が受けてきた教育が、進路選択に与えた影響

    昨日は祝日(海の日)ですが、大学の授業は、暦に関係なく決行。月曜日に授業を持っている大学は、ビジネス街にあるので、街は閑散としていて、学生もこちらも調子を崩す感じでした。それはさておき、昨日の授業で扱ったテーマが、大学生の親世代(おおむね50代~60代前半)が学校教育を受けた時期である、1970年代の教育観が形成された背景に関することでした。授業を履修している大学生たちに、大学受験をするにあたって、親世代(学校の教員含む)のどんな教育観に触れたことがあったかを、グループで話してもらいました。本人の意思を尊重してもらって進路を決めた方が多かった一方、こんな意見が出ました。 - 理系のほうが良い(…

  • 最後に笑う人は、最初からは分からない

    今日も、昨日に引き続き、子どもの習い事の付き添いでした。また、母親同士で子どもたちの練習を見守りながら、立ち話をしたので、そのうちの一エピソードを書きたいと思います。 コーチが、新しく入った子たちに対して、「この子は◯◯だよね」とコメントをしているのを聞いて、指導をする方は、ちょっと子どもたちがやっているところを見ただけで、いろいろなことが分かるのかなあと感じました。 そのことを、あるお母さんに話したところ、その方のお子さん(高2・女子)の話をしてくださいました。 そのお嬢さんは、高校に入学して部活に入った時に、そのお母さんのお話では、部の中で一番上手ではなかったそうです。お母さんも、「大変だ…

  • 小学生のファッションセンス

    今日は、子どもの習い事の付き添いをしていました。一緒に活動している母親同士で、子どもたちの見守りをしながら、立ち話。そこで話題に上がったのが、子ども(小学生)のファッションセンスでした。 朝、学校に行くときに、子どもが自分で着る服を決めるかどうかという話をしていましたが、自分を含め、その場にいたお母さんのお子さんたちは、全員「自分で選ぶ」派。自分で選ぶこと自体はいいことだと思うのですが、そのセンスが不可解という話で盛り上がりました。 ある小学校4年生の男の子は、わりと派手な色が好きで、ある日、その子が選んだ服が、Tシャツもズボンも「黄色」だったそうです。それに驚いた彼のお母さんは、 「ちょっと…

  • 博士課程修了生に、「生きる糧」を

    日本の教育システムでは、大学院の博士課程修了が最終地点です。大学を卒業し、大学院に進学して、博士課程を修了する、つまり、博士号を取得することは、教育システムの最高峰に辿り着いたということになります。 しかしながら、そういった博士課程修了生が活躍できる場、特に文系の場合、大学の教員になるなど、かなり限定的なのも事実です。しかも、その大学教員のポストは、ごくごく狭き門で、そのポストに就けるまで、博士課程修了後何年も、場合によっては10年以上かかることもあります。 せっかく時間とお金を費やして学んできたことが、その人自身の「生活の糧」として還元されないのも、また、世の中に還元されないのも、本当にもっ…

  • 友だちへの思いを、「怒り」ではなく「思いやり」で応えた話

    一昨日、友だちへの「怒り」の気持ちが、「思いやり」からきていることもあるという、小6男子のことを紹介しました。 tachibanashi.hateblo.jp 今日、小6男子(A君)はB君と、B君の家で遊ぶことになったのですが、 「遊ぶ前に一緒に宿題をやってから、遊ぼう」 と提案したそうです。 B君は「いいよ」と言ってくれたそうで、一緒に宿題ができました。A君はB君に教えてあげるために、早く終わらせたのですが、B君はのんびり…。そして、B君は、苦手な算数はやらなかったそうです。 でも、ただ怒っているだけじゃなくて、「一緒に宿題する」という発想と、本当に一緒にやったっていうことが、すごいなと思い…

  • 「同じグループでいるのは辞めよう」という言葉の真意

    もう数年前のことですが、ある女子中学生(Aさん)が昼休みに号泣してしまい、授業にも出られない状態になってしまいました。少し落ち着くまで、保健室で過ごすことになりました。たまたま空き時間だったので、保健室に彼女の様子を見に行きました。泣きじゃくっていて、とても話せる状態ではありませんでした。待つこと20分。ようやく落ち着いたので、なぜ泣いているのか、話してもらいました。すると…「なんか、わかんないけど、BさんとCさんに、もう同じグループでいるのは辞めようって言われちゃって…。何で?何か悪いことしたの?良くないところは直すからって言ったけど、特にないからって言われて…もう訳がわかんなくなっちゃって…

  • 友だちへの「怒り」の気持ちは、実は「思いやり」だったりする

    小6の男の子(A君)が、学校から帰るなり、口をとんがらせながら、興奮した様子で、話し出しました。 「B君、今日も学校休んだんだよね。みんなで(注:一緒に帰る、家の方向が同じ仲間のこと)宿題とか届けたんだけど、「まだ頭痛いかも…」って言ってさー。学校来る気あんのかな?休んでいる間も、ゲームばっかりやってたんじゃない?どうせ、宿題もやっていないんだよ。もっと(勉強が)分からなくなっちゃうし…(後略)」 A君とB君は、これまで何度か同じクラスになっていて、お互いの家を行き来したり、放課後も遊ぶような仲です。B君は、お休みが2日続いていたのですが、届け物をした時に、「たいして具合が悪くない(とA君は感…

  • 思わぬところで、恩師の近況を知る

    一昨日のこと。子どもの習い事に、OBである高校生がお手伝いに来てくれました。私自身は、その高校生とは「はじめまして」だったのですが、試験前などで自分の練習がない時は、時々顔を出してくれるそうです。子どもたちにとって、その男子高校生は、自分たちと同じように練習をしていて、強豪校の選手になったので、まさに憧れの存在です。親としては、そんなすごい先輩が来てくれるのは、ありがたい限りです。ちなみに、その高校生は、偶然にも私の高校の後輩でした。 高校時代の担任の先生が、子どもがやっている習い事のスポーツの顧問をしていたことを話したところ、「◯◯先生ですか?」と聞かれました。「いや、もうだいぶ前の先生だか…

  • 誰に対しても、年相応に接するということ

    昨日は、子どもの習い事があり、親として付き添いをしていました。練習の後、普段であればすぐに帰るのですが、珍しく母親同士で立ち話をしていたら、ずいぶん話し込んでしまいました(何と1時間も…)。話の内容の詳細は書くことは控えますが、お悩み相談含め、すごく真面目な話をしました。その時に、とても大切なことを教えていただいたので、それについて書きたいと思います。 ある方のお子さんは、発達障害を持っているので、特別支援学級に通っています。その方によると、発達障害を持ったお子さんは、友達や先生、他人との距離の取り方を状況から掴んでいくのが苦手なお子さんが多いとのことでした。 その方によると、発達障害を抱えた…

  • 女子大生も可愛い!?

    今日は某女子大で授業。少人数のクラスなので、とてもアットホームな雰囲気です。毎回癒やされます。この授業では、学生さんたちに模擬授業をしてもらっています。 今日担当だった2人の授業は、それぞれとても工夫していて楽しくて…。とても良かったです! 今日、担当してくれた2人にはちょっと言いづらいのですか、今日私が印象に残ったのは、模擬授業をしてくれた彼女たちよりも、生徒役で参加している学生たちでした。彼女たちの反応に、心を奪われてしまいました。先生役の学生が、模擬授業の中で触れたトピックが、どうもみんなの心に刺さったようで、模擬授業としてのグループ・ディスカッションがすごく盛り上がりました。でも、盛り…

  • 「大学生の人生相談」の顛末

    当ブログで、これまで2回にわたってお伝えした「学生の人生相談」ですが、一昨日、偶然大学で会うことができ、その顛末を知ることができました。 tachibanashi.hateblo.jp tachibanashi.hateblo.jp その中で、「「よく粘られましたね。お疲れ様でした」と声をかけたいと思っています」と書きましたが、私がまず発した一言は… 「ちょっとー。すごく心配したよ!」 でした。思わず本音が出てしまったかもしれません。 さて、どうして、二兎を追えなかったのかを詳しく聞いたところ、「先方(仮にAとします)に迷惑をかけてしまうので、週末までにお返事を下さい」と、もう片方の相手(仮に…

  • 講師室での情報交換

    昨日は、理系の大学で授業をしてきました。授業が終わって、講師室で仕事をしていたら、2人の先生が私を挟む形でお話をされていました。お2人の会話に聞き覚えのある学生さんの名前が出てきたので、思わず「その学生さん、一昨年授業を担当していたから、知っていますよ」と言って、話の輪に入れていただきました。 私は、教職課程(学校の先生になるための教員免許を取るためのコース。以下、教職)の授業を担当することが多いので、教職を履修している学生さんとは面識があります。教職の授業のみ担当しているので、話題に挙がった学生さんの名前を知っているということは、教職履修者ということになります。他の先生方は、その学生さんが教…

  • コマ切れ時間の活用法

    中学生・高校生にとって、1学期の期末テストを目前に控えている時期ではないかと思います。準備のほうは順調でしょうか? 期末テスト前だと部活動が休みになる場合がほとんどだと思います。しかし、部活の強豪校や熱心な部活だと、試験前といえども特別練習があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな時間のないお子さんに対して、保護者の方もご心配かと思います。 今日は、「まとまった時間がない=勉強できない」と悩んでいる方に、コマ切れ時間の活用法について、実体験を基に書きたいと思います。 私自身、高校時代、部活動がさかんな学校に通っていたので、試験前の部活動停止の期間くらいしか時間がなくて、大変だと感…

  • 女子高生の、ステキな解決方法

    ある日のこと。中3の時に担任をしていた、高1(当時)の女子生徒(以下、Aさん)に、通勤・通学の電車でばったり会いました。近況報告もそこそこに、彼女は深刻な顔をして、「●●さん(以下、Bさん)、今年も同じクラスなんだけど、今、大変なんだよね~」 と、その様子を話してくれました。Bさんは、友達を作るのがあまり上手ではない生徒で、だいたい一人でいます。Aさんは、そんな一人になりがちなBさんに気配りできる、とても優しい性格の持ち主。彼女と一緒のクラスだから安心していましたが、どうやら、Bさんは、Aさんの優しさだけでは満足できなくなってしまったようです。Bさんは、高校生になり、高校から新しく入ってきた友…

  • 電車通学への憧れと現実

    中学校3年生にとって、部活を引退し、期末テストも近づいているこの時期、そろそろ本格的に高校選びを始めるかと思います。ご本人・親御さんにとって、高校受験が初めての受験という方も多いかと思います。保護者の立場で、先輩のお母さん方から、現実的な高校選びのお話を聞く機会がありました。その時に話題になった、「電車通学の憧れと現実」について書きたいと思います。地域の公立の学校に通う場合、中学校までは徒歩または自転車なので、高校は、初めて自分の定期券を持って、電車通学ができるチャンスですね。そういう理由で、電車通学に憧れを抱いている生徒さんもいるのではないでしょうか?ある男子高校生は、部活を重視して高校選び…

  • とことん自分と向き合って…

    数日前に、高校3年生にとって、「AO入試は、自分と向き合う良い機会」について書きました。 tachibanashi.hateblo.jp この梅雨の時期というのは、生徒の進路相談を受けることが多く、どうしてもそのことを思い出してしまいます。今日は、上記の記事に書いた生徒とは別の、高3の時にとことん自分と向き合った結果、意外な、でも最善な選択をした男子生徒の話をしたいと思います。 その方は、彼が中3の時に担任した生徒で、高校生になってからもたびたび訪ねてくれるので、折々話を聞いていました。彼が1番進路選択で悩んでいたのは、高校1年生の時に、理系にするか文系にするかということでした。 彼は、さんざ…

  • 踊り場でのアポ、その後

    昨日は、先週踊り場で声をかけて下さった女子学生さんと、面談をしました。1時間くらいのつもりが、1コマ分(約90分)話し込んでしまいました。tachibanashi.hateblo.jp 先週は元気がなさそうだったので、どうやって話を聞こうかと思って、ちょっとドキドキしていました。おずおずと、「どんな相談ですか?」と聞いたところ、笑顔でいろいろとお話をして下さいました。すごく深刻に悩まれていたわけではなかったので、本当にホッとしました。彼女は、大学3年生なので、そろそろ卒業後の進路を絞らなければならないと思っており、来年の今頃のことを考えるとすごく不安になってしまったそうです。どうやら、大学卒業…

  • AO入試は、自分と向き合う良い機会

    6月も半ば。高校3年生で運動部に入っている方は、そろそろ引退を迎える時期にさしかかったのではないでしょうか?3年間打ち込んできた部活動の最後の大会が行われる時期。全力を出し切れますことを、陰ながら祈っております。さて、そんな高校3年生にとって、部活の引退とともに本格的に始動するのが、進路のことだと思います。大学受験をする場合、AO入試を一つの選択肢として考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?引退したら、本格的に準備をしようという心づもりの方が多いかと思います。私も、一教員として、AO入試にチャレンジする生徒を、何人もサポートしてきました。少し特殊な入試なので、一般的な受験勉強とは、入…

  • 教え子の近況

    先週、教え子(中1の時に担任をしていた元生徒)の親御さんに会う機会がありました。その時に、お子さんの最近の様子を伺いました。大学生となった今、やりたいことがはっきりしてきたようです。 私自身も、その教え子本人から、時折連絡をもらうことがありますが、本人よりも親御さんからのほうが、なぜか詳しい情報が入ってきます。 親御さん曰く、体育会で活動する学生の支援をしたいとのことでした。本人も体育会運動部で頑張っているのですが、周りの友人をみていて、特に地方から出てきて一人暮らしをしている学生を何とか支援できないものかと考えているようです。 この方は、彼が中1の時以来ずっと関わりがありますが、おそらく私が…

  • 大学生の人生相談の報告を受けて

    週末、私に人生相談をして下さった学生さんから、連絡をもらいました。正直なところ、とても心配だったので、ほっとしました。二兎を追うかどうかと迷い、もう片方の交渉相手にかけあった結果、「二兎は追わない」という選択をされたとのことでした。残念な気持ちがないわけではないと思いますが、ただ一人で悩んで、何もしないまま片方を諦めたのではなく、ちゃんと双方にかけあったことが、素晴らしかったと思います。ぜひ、ご自身のことを褒めてあげて欲しいなと思っています。私もお会いした時に、「よく粘られましたね。お疲れ様でした」と声をかけたいと思っています。ご本人ほどではないと思いますが、相談を受けた立場としても、とても残…

  • 踊り場にて

    一昨日、授業が終わり、教室を出て階段を登って、踊り場にさしかかったあたりで、昨年度授業を担当していた学生さんに、背後から声をかけられました。ちょっと痩せたかな?そして、あまり元気がないかな?と思いました。挨拶もそこそこに、「先生は企業(会社員の意)から教員になったんですよね?相談に乗っていただきたいんですが…」と言われました。ちょっと涙ぐんでいらしたので、すごく悩んでいらっしゃるのではないかと、とても心配になりました。本当はすぐにでも応じたかったのですが、お互いに先約があったので、お約束だけして別れました。お約束した後は、少し顔が晴れやかになった様子でした。何かに対して悩んだ時、一人だけで考え…

  • 大学生の人生相談

    新学期が始まってから、早いもので2ヶ月が過ぎましたね。大学の授業(春学期・前期)は、ちょうど折り返し地点です。毎年新しい学生さんと出会えるのは楽しみ半分、ドキドキ半分です。新年度は、学生さんも新しい環境で慣れないと思いますが、教員側もなんとなく緊張してしまいます。徐々にお顔とお名前が一致したり、声をかけてくれる学生さんが出て来て、自分が担当しているクラスだということを、ようやく実感できるのがこの時期です。 そんな心境なので、新年度始まって2ヶ月ほどのこの時期までは、昨年度までの学生さんに偶然会うと、なんだかほっとするものです。 2週間前のこと。授業が終わって、建物の入り口付近に学生さんたちが集…

  • うちって〇〇じゃない?

    こんばんは。本格的に梅雨入りして、今日はまとまった雨が降りました。 雨の日は、運動部の中には部活ができないところがあるので、生徒たちも、放課後はなんとなく教室に残りがち。今日は、そんな雨の日の、中1女子たちとの立ち話を思い出したので、それについて書きたいと思います。 私は、放課後教室にいること・行くことが多かったのですが、教室に残って話している女子たちに声をかけられ、輪に入れてもらうことが多かったです。 中学生女子との立ち話は、とにかく話が弾む、そして飛ぶ(笑)。 いろいろな話をしている時に、ある女子生徒が、自分のことを話し始めます。 「うちって、◯◯じゃない?」 それに対して、他の子たちも、…

  • 女子でいいんじゃない?

    こんにちは。今日は、最近の暑さとは打って変わって、肌寒い一日となりましたね。 私は、他の方の話を聞く(+それに答える)のが好きなのですが、なぜか座ってではなく、立ち話になってしまうのです。たいていが、偶然会って、話しかけられて、軽い質問をされてそれに答えていたら、どんどん話し込む…というパターン。当ブログでは、教育関係の話題を中心に書きたいと考えているので、幼稚園生くらいの子から大学生くらいまでの方(あるいはそういった世代の保護者の方)との立ち話のエピソードが多くなると思います。今日は、その中の一つ、中1男子(当時)に相談されたエピソードを書きたいと思います。 中1男子A君は、中1にしてはちょ…

  • ちょっと気楽に、立ち話。

    はじめまして。「たちばなし」です。教育関係の仕事をしています。このたび無性に当ブログを始めたくなって、開設することにしました。 きっかけは、ある大学生に言われた一言でした。「なんか、(高校までと違って)居場所がないんですよね」と。その方は、私から見れば、お友達もたくさんいそうだし、サークルやアルバイトもしていて、大学の先生方とも気さくに話したり話しかけられたりして、とても充実した学生生活を送っているように見えました。ですが、表面的な話や、逆にとても改まった話はできるけど、ちょっと気軽に自分の感じたこと・思ったことを素直に話せる「リアル」な場が、どうやら減っているようなのです。 思えば、私自身、…

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