前倒しスイングが上達してくると「直ドラ」が打てるようになってきます。その「直ドラ」のポイントは、ボールに対してフェースを伏せるようにクラブを使う事です。 ドライバーショットが苦手な人にとって赤線で書いたクラブの使い方は、コペルニクス的転回を起こすことが出来ると私は思っております。
交通事故に遭い、首や背骨の手術をしてゴルフをすることを諦めようとした私だから出来る「身体に優しいゴルフ」「普通に囚われないゴルフ」「一生できる楽しいゴルフ」をブログにてお届けします。
前倒しスイングが上達してくると「直ドラ」が打てるようになってきます。その「直ドラ」のポイントは、ボールに対してフェースを伏せるようにクラブを使う事です。 ドライバーショットが苦手な人にとって赤線で書いたクラブの使い方は、コペルニクス的転回を起こすことが出来ると私は思っております。
「シャフトのしなりを使う」というスイングレッスンをしている方が、ダイナミックゴールド等のハードなシャフトを使っているところを見てしまうと私は、、、、、「なんだかな〜」という気持ちになってしまいます。そもそも【しなりを感じ難いシャフト】を使っての「シャフトのしなりを使うレッスンをしなくても」となるのです。 私が使っているクラブ(垂木プロオリジナルクラブ)は、シャフトのしなりを使うレッスンをしなくてもクラブは勝手にしなります。だからこそもう少し深い内容のクラブの使い方の指導(前倒しスイング)になっていくのです。身体に無理なく使いこなせるゴルフクラブを使う事が、身体に優しいゴルフスイング習得の一歩目です。 ハードなクラブを使ってのシャフトのしなりを説く事は、ジュニアや学生さんそして若手や中堅プロには最適な解答なのかもしれませんが、私のレッスンを受けている方には余り見せたくないのが本心です。
「ボールがうまく打てない」「スイングが壊れている」「スコアが悪い」は自分で気が付く事が出来るので、練習等で改善が可能である。ただ「プレーが遅い」は意外と自分では気が付かない。しかも「遅いな〜」と思っていても実際に注意してくれる人はは少ない。 プロのトーナメントをテレビで見ていると、ゆっくりプレーしているように見えるけど、実は凄くプレーは早い。プレーに手間取った時などはフェアウェイを走って時間を短縮させている。しかもその迅速なプレーは優勝を争う選手も同じで、優勝を決める「3000万円のパッティング」を打つ時も迅速なプレーなのである。今の私なら家族会議をしてからパッティングのラインを決めたくなると思う。ただボールを打つ前に考える時間なんて殆どない。だからこそゴルフ場で1ショットに対して早く打てる癖をつけるべきで、考えてもスロープレーは中々直るものではない。分かっていても直らないのが癖なのだから。
私のレッスンを受けられた方から「よくこんな不思議なスイングを思い付きましたね!」とお褒めの言葉を頂きますが、今回の動画に出られているレッスン生さんには「よくそんな不思議なスイングが出来るようになりましたね」と笑顔でお伝えしたいです。 指導をする方も指導を受ける方も色々と大変でしたが、だからこそ良いスイングに仕上がってきたのだと思います。まだドライバーショットには課題が残っていると思いますが、焦らずに素振りの練習を続けてください。 あとがき 前倒しスイングは本当に不思議なスイングだと思います。スイングが上達する程に、不思議な具合が前代未聞な領域にまで高まっていきます。レッスン内容で例えると「ダウンスイングのスタートは、自分の頭頂部からいきなり前方向にクラブヘッドを降ろす(体の右サイドにクラブを下ろさないようにする方法)」は、普通のゴルフスイングをしている人にとっては「?????」になるはずです。 ただ人間というものは不思議なモノで、不思議な現象も慣れると不思議に感じなくなり、当たり前に出来るようになります。その当たり前に出来るようになるには、多くの葛藤を乗り越えなければなりません。 素振りの練習は、時間を味方にして自分の葛藤と向き合う練習方法なので凄くお勧めです。
【4月21日のラウンドレッスンの振り返り】 自分を信じて最後まで諦めずに頑張った人に、ゴルフの神様が最後にちょっとだけ答えの片鱗を見せてくれる。 ただしその【ちょっとだけ見えた答え】の有効期限は、当日の「その一瞬だけ」な事が多い。 だからこそ毎日コツコツと努力をする事が大事なのだと思う。
最近のラウンドレッスンにおいて私がアプローチショットで6番アイアンや7番アイアンを使わなくなった理由は、レッスン生さんが実際のラウンドで使うであろうクラブでの見本をご披露させて頂く方がレッスンとしては最善であると考えるからです。 私の本心を言えば「ウェッジよりも9番や8番アイアンを使った方が大きなミスを少なく出来る」と思っています。
前倒しスイングが上達してくると分かる事があります。それは自分がやっているスイング動作と他の人から見えているスイング動作は全く違うモノだという事です。 そのスイングの違いを分析するために、連続写真などを使うと答えは全く見えなくなります。連続写真を真似する練習を30年継続しても大して上手くならない原因はそこにあるのですが、私が子供の頃から「連続写真を真似しても上手くならない事」をハッキリと教えてくれる先生はいませんでした。 なぜ誰も言ってくれないのでしょうか?40歳を過ぎてきて分かることは「遥か昔の時代から、長い物には巻かれろが大人の最善だからだ」という事に行き着きました。
ゴルフが面白いところは、年齢を重ねた人が若い人と楽しく真剣勝負が出来るところだと思います。 圧倒的なパワーを誇る若い人達に勝てる可能性が有るスポーツがゴルフなのです。野球やサッカーなど他のスポーツには無い特徴だと思います。 私が提唱している【身体に優しいゴルフスイング】を習得された方は、特に「若い人とプレーするゴルフの楽しさ」を感じていただけるはずです。 その若い人とゴルフを楽しむ事が若さを保つ秘訣かもしれません。
アマチュアゴルファーさんは強い球筋のボールを打とうとする時に、腕を硬く使ってしまう傾向がありますが、それではゆっくりスイングは出来ません。 良いスイングとは、腕力に頼らないで出来るスイングです。ゆっくりスイングで強いボールが打ててくると、ゴルフスイングは上達してきます。
レッスン中に、この動画を撮影していて「若いって素晴らしい」と感じました。技術の吸収が素晴らしく速かったです!活力溢れる若い人達が活躍出来る社会になっていけば最高だと思います。 ここからは余談です。 私が中年世代になって思うことは、ゴルフと投資は若い時から始めるべきだということです。私が20歳そこそこの頃は、ゴルフと投資は「60歳を過ぎて、ある程度お金に余裕が出来た人がするもの」的な教育が一般的でしたが、私はその考え方は「あまり正しくない」と思います。 お金が無い時に、少しからでも始める事の方がリスクが低いし、時間をかけて成果を伸ばす事ができるからです。それに早めに始めた方が物事を見る眼力も養われると思うのです。 ただし昨今流行りのNISAですが、金融リテラシーが殆ど無い人に勧めるのもどうかと思います。初めてクラブを握る人がいきなりゴルフコースーに出るようなもので、上手くいくとは思わないのです。だからこそ早い段階での教育が大事だと思うのです。 國枝プロが頑張っている英語と、ゴルフと投資、この3つが熟達すると、かなり人生は楽しく開けてくると思います。 若い人には頑張って欲しいと思います。ちなみに私も頑張ります。
雨の日のラウンドレッスンで気付いた事、それはレインウェアの差が値段以上に違う事だった。 この日のラウンドレッスンでは、M社製のハイグレードなレインウェアと、T社製の廉価版のレインウェアを着比べてみたが、想像以上に違いがあった。 廉価版のレインウェアを着ての感想は「これでは風邪をひくな」というものだった。ハイグレードなレインウェアはもう2年以上仕事(ラウンドレッスン)で使っているが、今回もしっかりと私を雨風から守ってくれた。 安価な物にはお値打ちという素晴らしい特徴があるが、作りの良い物にはそれに応じた良さがある。ゴルフボールにもかなり性能の差があるが、ゴルフボール以上の性能の差をレインウェアに感じる日となった。
ルールの勉強会に参加させて頂きました。 これまでとは違う「ゴルフの面白さ」に気が付いたような気がしています。
写真を一瞬見ただけで、良い形でトップオブスイングが作れる選手だと感じました。トップオブスイングで両腕が程よく脱力出来ていて、バットと体の距離が絶妙です。 私的にはこの選手のトップオブスイングの形を真似すれば、ボールに対して頭の上からクラブヘッドを前倒しで落とすことが出来ると思います。この技術が熟練してくるとミート率はかなり向上するので打率も上がるはずです。 前倒しスイングは、一般的なゴルフスイングを習得してきた方には理解し難いスイング技術かもしれませんが、上手く習得できれば80歳を超えられた方でもドライバーで180ヤードは超えて飛ばせる事が出来ます。ただし健康な体が必須となります。
恥ずかしさと妥協を超える【フルポテゴルフ 國枝プロの動画を聞いた感想】
今回の國枝プロの動画は凄い動画です。 「恥ずかしさと妥協を超える」 「國枝プロの受験勉強と暗示の話」 「一番早く学校に行っていた話」 「馬鹿にされたら成功」 「無難な事を選んでしまう」 「自分に妥協なく問いかける」 そして最後の「妥協を捨てよう」が心に刺さりました。 私のブログをご覧いただいている方で、國枝プロの動画を見ていない方は是非ご覧ください。ゴルフスキルの上達以外にも通じている動画だと思います。
今回アップロードした動画は、ダウンスイング以降でクラブヘッドを動かすために、手(右手)で押したり下げようとしたりすると、スイングが上手くいかなくなる理由を解説しました。 過去の動画でレッスン生さんが「大事なレッスン内容の動画ほど再生されていない」と仰られてたことを思い出したので、今回の動画は「出来るだけ分かりやすく」を最重要にして作製しました。
小雪が舞い散る状態でのラウンドレッスンは果たして効果的なのか?というご質問に、私は「凄く効果がありますよ」とお答えさせていただいています。理由は寒い時は基本的に無茶と無理をしないからです。具体的に言うと、寒い時はゆっくりスイングで基礎的な練習が徹底出来るからです。 基礎的な練習とは、ゆっくりスイングで強い球筋のボールを打つ練習のことです。ダウンスイングの切り返しで早くクラブを振ろうとすると手元が前に出やすくなります。 だからこそゴルフクラブはゆっくりとスイングしなければならないのですが、分かっていても中々解決できません。その課題を解決するものが冬の寒さなのですが、やはり無理は禁物です。
ゴルフ【前倒しスイング】右手を使うとミスする理由を、使ってしまう理由
ラウンドレッスンの反省点 2月17日のラウンドレッスンでは「ドライバーショット(前倒しスイング)における、インパクトの瞬間でフェース面を目標方向に向けてしまうミス」をうまく改善する事が出来なかった。「ドライバーショット(前倒しスイング)における、インパクトの瞬間でフェース面を目標方向に向けてしまうミス」を言い換えると「フェースが開いてインパクトしてしまう」ということになるのだが、そのミスを修正する事が難しい理由は、自覚症状がなくミスをしている事に他ならない。 私のレッスンである程度上達してきた方なら、「ダウンスイングに入ってすぐに、フェースを伏せるようにクラブを使う事で、前述のミスを減らす事が出来る」という事を知っている。ただ、そのフェースを伏せるようにクラブを使う事を右手でやってしまうと、かえって手元が前に出て余計にひどいミスになる。「教えの通りやっているのに上手くいかない」になってしまう状態である。本人的には「右手を使っている感覚はない(自覚症状無し)」なので、かなり苦労することになる。今回の上手くいかなかった点がここにある。 インパクトで右手を強く使い人がミスをすると左手首が背屈するミスにつながるのだが、今回レッスンを受けられた方はそのミスにはなっていない。まだミスの症状が軽いうちに早く左肘の使い方をマスターして右手に頼らない前倒しスイングを習得しなければならないと思った。 レッスン生の先輩方が上達に苦労したポイントをなるべく引っかからないように頑張ってほしいと思うのだが、、、何故だか前倒しスイングは上達と共に右手が強くなる。 前倒しスイングのインパクトの打感は他のスイングと打感と比べると非常に良好で、今までに味わった事のない打感を感じる事でドーパミンがドバドバ出てしまい「もっと強いインパクトが欲しくなる」という状態になられていのかもしれないと思う。これが上達してきた時に起こる右手が強くなる理由ではないのかと私は考えている。
メトロノームを逆にしたのと同じようにゴルフクラブを動かすと、振り子運動のスイングイメージが完成する。 この振り子運動のスイングイメージは初心者さんでも理解しやすい、とても親切なゴルフスイングの教えだ。 ただし、その初心者さんにも分かりやすい内容を基にスイングを設計して行くことが、人生の長期に渡って、遊び続ける事が出来るスイング技術を習得する事なのか? 何故その様な疑問を呈するのか?それは私自身が最初につけたスイングイメージを改良するのに、未だに苦労しているからだ。ただし、私のゴルフはここ最近本当に良くなってきたと感じる。 私が今出来る事は、過去を恨んだり悔いたりする事ではなく、自分の苦労した事を省いた状態で次の世代に渡す事だと思っている。 注意してほしい事は、私は「振り子運動が間違い」だとは言っていない。正直に言って「振り子運動のイメージの方が王道」だと思う。 ただ私のような王道を歩めなかった人間は、これまた王道を歩めない方々を救う事を得意とする。このブログを書いていて、中小企業の社長さんがレッスン生さんに多い理由が分かった気がした。バラエティと個性があり過ぎ気がする。それは私も同じなのだろうか?
今回の動画の中で「色々な技術を学ぶ事(知る事)も大切だ」とお伝えさせて頂きましたが、「早く上達したい」が目的であるなら集中するべきポイントを一つに絞る事が最善だと思います。集中するべきポイントを一つに絞る事で、迷いも少なくなります。 ただし、その集中するポイントが間違えていたらかなり困ります。だからこそ定期的にスイングをチェックする事が大事になるのです。
2025年から81歳のゴルファーさんに「身体に優しいゴルフスイング」をご指導させていただく事となりました。最初のレッスンを受けられる前は「出来るだけ長くゴルフを続けたい」と仰られていましたが、少しずつ良くなって来ると「若い人に負けない感じで白ティーから回れるようになりたい」に変更となりました。次回のレッスンの時に「負けたくない」と思っている人が何歳なのか?という大切な質問をさせて頂きます。 2,3年前までは「75歳を超えてもゴルフは上達する」と皆様にお伝えしてきましたが、レッスン生さんの上達を見ていると「80歳を超えてもゴルフは楽しめる」とお伝えしても良いと思いました。
クラブの本数を制限してラウンドすると、ラウンド中におけるコースマネジメント力を磨く事が出来ます。 私もジュニアゴルファーの頃からクラブの本数を少なくしてのラウンドを何度もプレーしてきました。垂木プロゴルフチャンネルでも何度かクラブの本数を少なくしてのラウンド動画をアップロードしてきました。 今回のラウンドレッスンを受講された方も本数を制限されてのラウンドをして頂きましたが、ご自身のやるべきスイング練習に集中することが出来ていて、結構良い感じにラウンドが出来たと思います。 ラウンドレッスンとしてもクラブの本数が少なかった影響で、パッティングのご指導がしっかりと出来た事もよかったと思います。 クラブの本数を制限しての打ってのラウンド動画 【ゴルフ】ラウンド 40切りが目標です。 7 w&パター編 【Golf】Round with Baffy and putter. 2本のクラブでラウンドします。
レッスン生さんの為に調整したウェッジを打った後に、自分のウェッジでボールを打つと残念な感じがした。 そうは言っても、自分のウェッジが出来損ないなクラブな訳ではない。ただ明らかにレッスン生さんのクラブの方が低い球を打ちやすい。ここが残念に感じたポイントなのである。 ウェッジで「低い球が打ちやすい」という言葉には「スピンコントロールがしやすい」という意味を持つ事が多い。これが上級者がウェッジに求めている性能だと思う。 ロフト角にバンス角それにソールの削り具合など色々な要素が加わるので、良いウェッジに辿り着くのは中々大変だと思う。そう考えるとドライバー選びよりウェッジ選びの方が大変かもしれない。 今回の調整でシングルハンデを目指すという人にはピッタリなウェッジになった。このクラブで練習をすると球筋(球筋の高低差)を揃える練習はしやすくなるので、これまで以上にゴルフの練習を楽しんでいただけると思う。
「これさえやれば上達する」って本当にそんな方法があれば誰も苦労していない。
70台のスコアでラウンド出来るようになったレッスン生さんが、吹雪のラウンドレッスン中にお話しされていた事がとても心に響いたのでブログでご紹介させていただきます。 8年間レッスンを受けてきて、最初は凄く遠回りをしているように感じたけど、上達してから感じる事は、全てが上達に必要で最善だった。 この言葉を聞いて感じた事は「継続は力」だという事です。下記の2つの動画を見比べて頂くとその事がよく分かると思います。5年前のレッスン動画と最近撮影した動画を見比べるとスイングの完成度が全く違います。例えて言えば「中学生と大学生」ぐらいの差があります。この技量の差は時間をかけてコツコツ習得してきたモノが形となって現れているだけで、本や動画などで知識を増やしたから出来るようになった訳ではありません。 正しい知識を理解して覚えることは非常に大事ですが、その知識を自分の血肉としていく練習が何よりも大切だと思った吹雪の中のラウンドレッスンでした。
日本製鉄におけるUSスチール買収のニュースを見聞きすると「バイデン大統領ほどのお方でも感情で動く事もあるのかな?」と思えてしまいます。 相手が感情で動いている時は、感情を刺激する事は控えた方が良いのじゃないかと思います。何故なら感情は時間が経つと忘れるからです。特にバイデン大統領ほどのお方になると忘れるのは早いはずです。そこで感情をこじらせてしまうと後々まで禍根として残るので、できる限り全てが穏便に丸く収まる事を切に願います。 ゴルフレッスンを長くやっていると感情と向き合う事が多くなります。私が相手の負の感情と向き合う時は、一旦時間をおいて、その時に相手の負の感情に乗らない事に気をつけています。意外にもインテリジェンスに優れている人ほど感情で動きます。ここが人間の面白いところで難しいところですね。
前倒しスイングはメジャーにはなれません。何故ならボールに当たる気がしないから。
「アウトサイドインの軌道でクラブヘッドを動かすとスライスボールになる」という理論はいにしえの時代から現在まで脈々と受け継がれています。 特に昭和から平成中後期ぐらいまでは、まさに金科玉条の如くの教えあり、無論私もその教えをしっかりと守り通した人間であり、今でもその教えをご指導させて頂く事は得意中の得意でございます。 その昔から受け継ぐ教えを辞めた10数年前は、ゴルフレッスン業界では一生涯インディーズを卒業できない事を覚悟しましたが、最近練習場等で前倒しスイングによく似たスイングをしている人を見る機会が増えきて、嬉しく思う今日この頃です。 2025年も引き続き、ゴルフレッスン業界のインディーズとしてプライドを持って頑張ろうと思います。
2025年 あけましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い致します。 2024年の私は2021年から続いた闇の時代を一歩前に乗り越えた感じがしました。「2025年は2024年より更に良くなるように」と意気込み日々精進していきます。
2024年の最後に頂いたメッセージで素敵な年越しが出来そうです。
2024年の最後は「やはりこの人」と思う方とのラウンドレッスンでした。 この方との2024年のレッスンは、毎月2回以上、それも丸一日をかけてお会いしているのに、思い返すとあっという間に時間が過ぎていた事に気付きます。その結果としては、全てのクラブで飛距離も伸ばせて、70台のスコアを出されて、上達を実感された1年になったと思います。 2025年はこれまでの練習量を担保する事が出来れば、私を追い越していける場面が訪れると思います。60歳を過ぎてからの上達ですので本当に凄い事だと思います。 ただし、まだまだ改善しなくてはいけない所があります。その一つとして、意図して強いボールを打てるようになってきましたがまだ安定していません。これは打ち方だけの問題ではなく、アドレスがショットを打つ度に若干狂っています。そのアドレスの微妙な誤差をラウンドで感じ取れるようになり次のショットに活かせるかが2025年の課題となるはずです。
この動画を見て「レッスン生さん、上達されたな〜」と感じるところはスイングではなくアドレスです。 アドレス時の立ち方(前傾姿勢)と両手の位置がかなり良くなっています。この動画のような体と両手の位置関係が出来てくるとインパクトからフォロースルーにかけての左肘の抜けは良くなってくるはずです。 飛距離が向上した原因は、左肘の抜け(左肘のたたみ方)が良くなったからですが、その前の段階でのアドレスがかなり良くなってきた事が飛距離向上とスイング技術向上の要因となっています。 冬は体が動かし難い時期ですが、アドレスやグリップなど基本的な技術を再点検するには最高の時期となります。基本的なところをバージョンアップして来季の春を迎えて頂きたいと思います。
「右手が上のゴルフスイング」とは「クラブを立てた状態でスイングする」と言い換える事ができます。 この動画を参考に練習していただければ「身体に優しいゴルフスイング」を無理なく実践していただけると思います。
南国の写真です。 あなたが思う南国はどこですか?伊豆半島ですか?和歌山?高知?それとも宮崎ですか?鹿児島を南国という人もいるのでしょうか? こんなブログを書いてたら色々な疑問が生まれます。あなたの思う「うどん」とは何ですか?伊勢うどんも稲庭うどんも「うどん」です。福岡で食べた「牧のうどん」も食べ応えがありましたが、私が今年一番美味しいと感じたうどんは山梨で食べた「ほうとう」です。 最終的に写真とは全く関係のない話となりました。
ゴルフは、フルスイングよりアプローチショットの方が難しいです。
レッスン生さんから、下記の「お困り」のメッセージを頂きました。今回のブログでは私のお返事とまとめを掲載させて頂きます。 垂木プロ 今日〇〇〇カントリーでプレイしました。 ショットは良いのもでましたが、アプローチが散々でした。 クラブを縦に使うイメージが今までの感覚と違うせいか、体が突っ込んでダフリばかりでチョロを連発しました。修正するためにアドバイスをお願いできないですか?打ち方がよく分からなくなってしまった…。 〇〇様 ご連絡をいただきありがとうございます。 身体全体を使って「ゆっくり」とクラブを動かす事を意識してアプローチ練習をして頂くことがよろしいかと思います。 垂木プロ ゆっくりからだ全体ですね。 アイアンの捕まりが良くなり、アプローチも捕まえようとして体が突っ込んでいると思うます。竜泉寺で修正がんばります。 〇〇様 素晴らしい分析だと思います。 コツコツと練習を続けてみて下さい。 宜しくお願い致します。 垂木 隆明 『まとめ』 今回いただいたメッセージから読み取れる事は、前倒しスイングを実践すると「フルショットでは掴まりの良いナイスショットが打ててきた」という事です。そして良くなってきたフルショットに比べてアプローチショットがうまくいっていないという事が分かります。 最近のレッスン生さんの上達の傾向として、今回いただいたメッセージのような上達の手順になる方が非常に多いです。先にフルスイングが良くなっていかれます。ラウンドで掴まりが良いショットが打てた時は、結構感動されて喜んでいただけます。 ただし、そのフルスイングが良くなった状態で5、6回ラウンドをされると「アプローチがうまくいっていない」のでスコアは伸びていかない事に気付かれます。 ここからが問題です。フルスイングの上達より、アプローチショットの上達の方が数倍難しいという事です。 フルスイングは、そこそこの精度でボールが打てれば良い感じでラウンドができますが、アプローチショットではある程度の精度でOK(20ヤードのアプローチで、グリーン端っこでも乗ればOK)とはならないのです。 実際にアプローチショットを上達しようと思えば、練習場ではフルスイングの練習量の3倍はアプローチショットでボールを打っていただかないといけないと思います。自主練習をするなら「フルスイングは50球で、アプローチショットは150球」を打つ感じで練習していただく事になると思います。ス
【ドライバーの試打と感想】キャロウェイ PRADYM Ai SMOKE MAX ロフト10度
レッスン生さんのドライバーを試打しました。クラブをお借りしたレッスン生さんに「ブログで正直な感想を書いて欲しい」とお願いされたので、感想を書かせて頂きます。 試打したクラブは、キャロウェイ PARADYM Ai SMOKE MAX ロフト10度 シャフトとヘッドのポジションはノーマル シャフトはキャロウェイ純正のTENSEI 硬さSR です。 それでは正直な感想を書かせて頂きます。 非常に掴まりの良いドライバーです。 練習量もラウンド回数も限られていて、スライスにお困りの方には凄くオススメです。少ない練習量でも「ドライバーショットが上達したかも」と思わせてくれるドライバーです。クラブ自体にも高級感があり、打感も打音も安っぽい感じはしません。このクラブがターゲットにしている方々に対しての完成度は凄く高いと思います。 ただし、「スイングを良くしたい」と思って日々練習を頑張っているゴルファーさんには、練習の賜物である「自分でボールを捕まえるスイング」が出来るようになった時に、このドライバーのメリットである「捕まりの良さ」が、スイングの上達を妨げてしまうかもしれません。 【まとめ】 まずは掴まりが良いドライバーを使って「ドライバーの苦手意識」を減らしてから、次にプロが使っているようなオーソドックスなタイプのドライバーに変えてみる、そんな風にこのドライバーを使ってみると上達の良い相棒になる思います。このドライバーを使っている「シングルハンデを目指しているレッスン生さん」にもオススメの上達戦略になると思います。
クラブを作製したり調整をしていくと分かる事が沢山あります。 写真の2本のアイアンは三重のお客様と奈良のお客様のアイアンを並べました。同じ5番アイアンですが長さが全く違います。何度も何度も試打をしながらベストの長さを見つけて調整しました。 「シャフトが長い方が飛距離が出る」と考える人は多いですが本当にそうでしょうか? 短いアイアンはロフト26度で長いアイアンがロフト24度です。普通に考えば「ロフトが立っていて長いアイアンの方が飛ぶ」となるはずですが、、、、。 ロフトを自分で立てて打てる人にとっては、短い5番アイアンの方が「強弾道で前に前に飛ぶアイアン」になっています。そして長い方のアイアンは「高い弾道のボールが打てる優しいロングアイアン」となっています。 使っていただくレッスン生さんの事を考えながらの味付けをしています。
今回のレッスン動画は、ダフらない打ち方を習得するのではなく、ダフっても大ミスにならない打ち方を習得しようとしています。 「大怪我にならない程度のミスならオッケー、何とかリカバリーする」と考えられるぐらいの方がスコアが良くなります。
今回の動画レッスンのポイントは、フックグリップのメリットとデメリットをお伝えしました。 フックグリップのメリットは、グリップの握りをフックグリップにする事で、腕の使い方を重点的に練習していけば、そこそこ簡単に強い球が打てて、球筋も安定する事です。早く上達したいと思う方で腕力や柔軟性に自信がある方には、ニーズにマッチしたクラブの握り方になると思います。 フックグリップのデメリットは年齢を重ねた時に出現します。長年ゴルフ上達のお手伝いをしてきた経験からお伝え出来る事は、フックグリップで強いボールを打ってきた人が、スクエアグリップに変化させた時に一番苦しむポイントが、フックグリップでスイングを習得した時のように「ある程度簡単な感じでボールを強く打てる技術ではない」という上達のギャップです。言い方を変えれば、フックグリップとは違って体を使ってクラブを動かす練習をしなければならないので、そこに苦労をされる事が多いという事です。 しかし、体を使うスイングは一度習得してしまうとフックグリップでボールを打っていた時よりも強いボールが打てるようになります。だからこそ60歳70歳を超えてもレッスンを受けられてゴルフが上達されるのです。
レッスン生さんのフルスイングを見ると、かなり上達されてきたと思います。(上達されている事も嬉しいですが、カッコ良くスイング出来ている事が私的には一番嬉しい事です。) これだけの良いショットが打ててくると、もうすくシングル入りだと思いますが、まだ欲しい技術があります。 そのシングル入りに欲しい技術をまたの機会に動画で解説してみたいと思います。
今回の動画は前倒しスイングの深層部分に触れる内容となっています。 前倒しスイングの重要なポイントは極めて単純で、「スイング中はクラブを立てるように使う」その結果として「左方向に飛ぶなら、先ずは右を向く」です。 「スイング中はクラブを立てるように使う」を詳細に説明しようと考えついた指導方法が「テークバックでは神主打法を取り入れる事」と「ダウンスイング以降は体の正面にクラブを倒してくる事(前倒し)」です。 10年以上に渡って上記の指導を続けてきましたが、ここ最近になって前倒しスイングに似たスイングを巷でも見るようになったような気がしています。
今回のラウンドレッスンで受講生さんはまた上達されたと思います。上達されたと思う理由は、グリップを柔らかく握れるようになったからです。グリップを柔らかく握れるようになるためには、前倒しスイング専用の正しいグリップが必要となります。(前倒しスイング専用の正しいグリップとは、左手をフック気味に握らないようにする事が大事です。) グリップが正しく柔らかく握れるようになると、手首のスナップが上手く使えるようになるので打感と飛距離が向上します。これが今回のラウンドレッスンでの大きな上達です。 正直な話を書きますが、今回のラウンドレッスンでの急激な上達は日々の練習が今回のレッスン内容と上手く結びついた結果だという事です。上達に向けて日々コツコツ練習を継続する事が大事であり、「継続は力」これがゴルフ上達における唯一無二のテクニックだと思います。
私とのラウンドレッスンを受講された方が必ず仰られる言葉が「L字パターって難しいですよね?」です。確かに「振り子運動でクラブヘッドを動かしてボールを打つ」と考えるとL字パターは難しいと思います。ただし「パッティングでも前倒しでクラブを使う」と考えればL字パターは独特の威力を発揮します。 ここで「前倒しでクラブを使う」についてを少し考えてみます。「前倒しでクラブを使う」とは「クラブを縦に使う」と考える事が出来ます。そのクラブを縦に使う技術は「ボールを上から打つ技術」に繋がっていきます。 パッティングでボールを上から捉える事が出来れば、距離感はかなり良くなります。ロングパットでもカップインが狙える精度まで上げる事が出来ます。このボールを上から捉える感覚での距離感の作り方は、振り子運動の概念でのパッティング練習を毎日しても出せない感覚となるはずです。そのぐらいに振り子運動のスイングと前倒しスイングはやっている事が全く違うのです。 振り子運動は一見すると簡単そうに見えますが、技術を極めるには難しい動作になると感じます。逆に前倒しスイングは最初の入口は難しいのですが、その動作の意味を理解して動作を習得する事が出来れば、大して難しい事をしていないと気付く日がいつか来ます。私がレッスン中に「適当に打っても大丈夫です」とお伝えする事があるのは、この辺りの機微を理解しているからです。
私とのラウンドレッスンを受講された方が必ず仰られる言葉が「L字パターって難しいですよね?」です。確かに「振り子運動でクラブヘッドを動かしてボールを打つ」と考えるとL字パターは難しいと思います。ただし「パッティングでも前倒しでクラブを使う」と考えればL字パターは独特の威力を発揮します。 ここで「前倒しでクラブを使う」についてを少し考えてみます。「前倒しでクラブを使う」とは「クラブを縦に使う」と考える事が出来ます。そのクラブを縦に使う技術は「ボールを上から打つ技術」に繋がっていきます。 パッティングでボールを上から捉える事が出来れば、距離感はかなり良くなります。ロングパットでもカップインが狙える精度まで上げる事が出来ます。このボールを上から捉える感覚での距離感の作り方は、振り子運動のパッティングを毎日練習しても出せない感覚となるはずです。そのぐらいに振り子運動のスイングと前倒しスイングはやっている事が全く違うのです。 振り子運動は一見すると簡単そうに見えますが、技術を極めるには難しい動作になると感じます。逆に前倒しスイングは最初の入口は難しいのですが、その動作の意味を理解して動作を習得する事が出来れば、大して難しい事をしていないと気付く日がいつか来ます。私がレッスン中に「適当に打っても大丈夫です」とお伝えする事があるのは、この辺りの機微を理解しているからです。 最初の入口が極めて難しく感じるが前倒しスイングの良い所でもあり悪い所でもあると感じます。これはL字パターを使う事にも似ていると思います。
YouTubeの視聴者様から「この動画何十回と見ています、ここに我々アマゴルフの神髄があると思っております。すばらしいの一言です。」というコメントをいただきました。日頃褒められることが無い私には、今回いただいたコメントはこの上ないエネルギーとなりました。 コメントをいただいた動画のタイトルは「変わった指導内容だけど、意外と上手くなるゴルフレッスン」です。
「ボールを上から打つ」と聞くと「ハンドファーストの形を強くしてインパクトしている」と考えている人が多くいらっしゃいます。 一般的に認知されているゴルフスイングの考え方でしたら「ボールを上から打つ」と「ハンドファーストの形を強くしてインパクトする」はイコールと考えても良いですが、私が提唱する「ボールを上から打つ(前倒しのスイング)」はインパクトの形でハンドファーストを強くするとは考えてはいけません。前倒しのスイングではハンドファーストにすること自体が手元を前に出す動作となりクラブヘッドの振り遅れを誘発する動作になるからです。
挑戦すると失敗を経験することが多々あるが、その失敗は経験という財産になると私は思っている。 挑戦しないという選択も大事だ。無謀な挑戦は身体と精神を傷付ける事があるからだ。ただし「挑戦してみたい」と思った事を諦める事は後悔を背負い込んでしまうことがあるので、出来れば挑戦した方がいい。 私は中学生の時に好きな女子に声をかけなかった事を今でも後悔している。多分玉砕する事になっただろうけど、玉砕していた方が不発弾になるより余程いいと思う。
「打ち方がわかりません」と言っていた人が出来るようになった事に感謝。
私の一番弟子と言えばAさんですが、凄くスイングが良くなられていました。 どんな所が良くなられているかと言えば、きちんとボールが打てている(ダウンスイング以降で①右肩が下がる事なく②前倒しのダウンスイングで③クラブヘッドを体の右側に落とす事なく④直接ボールが打てている)事です。 私の動画を参考にして具体的にお話しすると、前倒しのダウンスイング【中級編】の指導内容がきちんと出来るようになったという事です。 動画のタイトルは【中級編】となっていますが実際のところは「上級編」と言ってもいいレッスン内容で、まだ多くのレッスン生さんがクリア出来ていない課題ですが、Aさんがクリアされた事でこれからもっと多くの人が出来るようにならはずです。 どんな難問でも誰かがクリアすれば必ず後に続く人が出てくるという所がゴルフレッスンの不思議な所だと思います。「コツコツと努力されているモノが一斉に開花する」そんな感じになるのですが、今回スタートを切ったのがAさんだったという事です。 ここまで上達されたら一安心です。そう簡単にスイングが壊れる事はありません。
スライスボールが続出してお困りになられているゴルファーさんは多い。 スライスボールでお悩みの人に、この動画の指導内容でパッティングレッスンを行うとフックボールが打てるようになる。 私のレッスン経験でいうと100人いれば96人はこのレッスンで早いうちにフックボールが打てるようになる。 初めてレッスンを受けられた方が「スライスが急にフックボールに変わってビックリされる」という事は非常に多く起こる。 この事からもパッテイングがショットに繋がっているという事が良く分かる。
ゴルフって意外と上手くなりません。ただその現実を変えられる人もいるという話。
昨日は58歳のレッスン生さんからのメッセージをご紹介させて頂きましたが、今日は私と同い年のレッスン生さんからのメッセージをご紹介させて頂きます。 今回のレッスン生さんからのメッセージで良く分かる事は、良いスコアを出す秘訣はアプローチとパッティングの上達が必須であるという事です。 ただ、そうは言ってもパッティングの練習は継続するのは中々難しいのが現実ではないかと思います。このブログを読んでいる稀有な人でも毎日練習が継続出来る人は少数派ではないかと思います。上達にはパターの練習が必須だと分かっていても「ラウンド前に5分ぐらいパターの練習をする」これが普通な感じです。ただこれでは上手くなりません。 ゴルフが難しいのは「普通にやっている」ぐらいでは余り上手くならないところにあるかもしれません。 じゃどのぐらい頑張ればいいのかは、私の友人の國枝プロの上達の歌を聞くといいかもしれません。1番も良いと思いますが、私は特に2番が好きです。 誰でもできる当たり前のことを 誰よりも徹底的に行い できるようになった後も 慢心することなく淡々と実行する この歌の内容が実践出来た人は必ずゴルフが上達するはずです。
「シングルハンデに向かって」のブログにお返事を頂きました。 「夢に向かって」 素敵なメッセージをありがとうございました。
70台のスコアを出すのは本当に難しいと思います。 良い成績が出せた理由は、私のレッスンが良かったというよりも、日々の努力の賜物だと思います。 「勝って兜の緒を閉めよ」ではありませんが、今の良い成績に慢心する事なくコツコツ練習を続けてください。シングルハンデに向かってこれからもご一緒に頑張りましょう!
L字パターを使う理由は「ボールを上から打つにはL字パターの方が簡単だから」
私のラウンドレッスンを初めて受講された方が次のような質問をされました。「L字パターは一般的に難しいパターと言われていますが、垂木プロはなぜL字パターを使うのですか?」 ラウンドレッスンを受講していただいた方にはラウンドレッスン後に、私がL字パターを使う理由をみっちりとお話しさせて頂きましたが、今回のブログではそのお話の一部をご紹介させて頂きます。 なぜ私がL字パターを使うのかをご説明すると、前倒しスイングの要素を取り入れて「フェースを伏せた感じでボールを上から打つ」には、L字パターのシンプルな形状が一番シンプルにボールを上から打てるパターなのです。そしてL字パターはヘッド形状がアイアンに似ていてパッテイングの練習がアイアンの練習に繋がるところも嬉しい利点です。 パッテイングにおけるクラブヘッドの動きを二次元的に考える人にとっては、クラブヘッドに描かれた線やボール等でターゲットに対してのクラブヘッドを真っ直ぐ動かす事をアシストしてくれる大型ヘッドのパターは理想を叶える最適なクラブヘッドになると思いますが、私はクラブヘッドの動きを3次元的に考えています。だからパッテイングでも「ボールを上から打つ」とお伝えしています。そのボールを上から打つという動作を単純作業にするためにシンプルな形状のL字パターを使うのです。 このブログを参考に下記のレッスン動画をご覧いただくと、何か新しい発見があるかもしれません。
フジサンケイクラシック2024は衝撃的だった。 大会期間中の金曜日の夜と土曜日の夜だけでも300ミリを超える降水量になっていた。それだけの雨が降り続いた翌朝7時には「本当に豪雨が降っていたのか」が分からない程に管理されたコースが出来上がっていた。 プロゴルファーの一打にかける執念とは違ったコース管理課さんのプロの執念を見せていただいたが、凄いという言葉では足りない凄さがあった
関東地方のレッスン生さんと東海地方のレッスン生さんは、たまたま同じメーカーの同じアイアンを使っていた。(ただしシャフトのスペックなどに違いは有る) レッスン中にデモンストレーションでショットをしてみると「本当に同じメーカーの同じクラブなの?」と聞きたくなるぐらいに違いがあるのだ。クラブにお詳しい人なら「シャフトの違いでクラブ全体にも違いが出来るでしょ」と仰られるとは思うけど、その範疇を超える違いが有った。 正直に言って「そのまま競技で使いたい」と思えるクラブと「これを使い続けると多分スイングが壊れる」と思えるぐらいの違いがある。ここでいう「スイングが壊れる」とは「このアイアンを使い続けてアイアンショットが上達すると、ドライバーやフェアウェイウッドが打てなくなる」という意味である。 このブログをお読みのレッスン生さんなら「上手く打てないアイアンを使っているレッスン生さんに、アイアンの事を教えてあげればいいじゃん」と思われるかと思うが、実は何度もお伝えしている。しかし私の言うことよりも有名メーカーの最新モデルのアイアンの信頼性の方が高いらしい。それは仕方ない。何故なら私がその人の立場なら「まずは有名メーカーの最新のアイアンを信頼するはずだから」である。 ただそのまま同じアイアンを2年使い続けたら必ず上達は2年遅れる。「アイアンを変えてみたら」と何度も言うと嫌な顔をされるかもしれない、、、それでも言わなきゃダメでしょか? 何より残念なのは、ロフトやライ角が微調整出来ないヘッドだという事だ。微調整出来ればレッスン生さんにクラブの違いを体感してもらえるのだけど、それが出来ない。ゴルフの上達ってかなり難しいと思う。
前倒しスイングの練習を頑張ってらっしゃる方々のお役に立つと思い、今回のブログではレッスン生さんから頂いたご質問を、私のお答えと一緒にブログにてご紹介させていただきます。 【いただいたメッセージ】 お世話になります。 「左肘の抜け」を意識すると、やはり、 ミート率がかなり上がったような気がします。身体のチカラが抜けないようにバランス良くしっかり振れるよう、練習を続けます。 いつも練習してる「アコーディア甲子園浜」 にはトップトレーサーが設置されています。 たまたまスイッチが入っていたので使ってみました。 ウエッジ、アイアンの飛距離認識には有効ですが、やはり、ドライバー飛距離は気になります。 少し左に出てしっかり捕まった感触がある234ヤードが最長でボールスピード62でした。 問題は、ストレートの良い感触のショットが、220ヤードというのが数球あった事です。 おそらく「打球角度18度」が原因かと思います。 収穫は、左サイドを緩めて上手く振る事ができると、ボールスピードが上がる後が実感できた事です。 この数字が私にとって良いのかは分かりませんが、参考にはなりました。 垂木プロのご意見を頂けますと有り難く存じます。 今後ともよろしくお願い致します。 【お返事】 自主練習のご連絡を頂きありがとうございます。 私も少し左に飛ぶボールの方が間違いなく飛びます。私のラウンドでは「その左に飛ぶボールをコースの景色や状況に上手く適用させて有効活用している」という感じです。少し左に飛ぶボールで球筋が絞られてくると考える事が少なくなり私にとっては楽にラウンド出来る秘訣になっております。 左肘の抜けが良くなられると、球筋意外にも色々と変化が出ると思いますので、コツコツと練習をお続け下さい。 宜しくお願い致します。 【今回のブログのまとめ】 ドロー系のボールを身につけると、右サイドのOBが全く怖く無くなります。 ドライバーショットやロングアイアンを打つ時にホールの右サイドが怖くないのでコースがかなり広く使えます。それが私のプレーが速い理由です。
8月19日、ラウンドレッスンを受講された方から「身体に優しいゴルフスイングをもっと沢山の人に広めた方がいいよ」とお褒めの言葉をいただいた。正直にその言葉を聞いてとても嬉しかった。 「垂木プロの身体に優しいゴルフスイング」と銘打って前倒しスイングのご指導をスタートしてからはキツイ事ばかりだった。時代の最先端を行きすぎたのか?レッスン生さんの期待に応えられない日々を10年過ごした。 私はある人に言い続けてきた事がある。「貴方を上手くする事が出来なかったら私は指導者を辞める。」 私は頑固な人間なのでその人が上手くいかなかったら本気でレッスンを辞めていくつもりだった。なぜその人を選んだのかは簡単だ。出会った当時からゴルフへの情熱が半端ないからである。ゴルフ上達の根源は運動神経でもセンスでもなく情熱だと思う。 最近ほんの少し何かが変わってきた。その変化が今日のラウンドレッスンにそして明日に続いていくのだと思う。今日頂いた暖かい言葉をエネルギーに、もう少し指導者として苦悶の日々を頑張ろうと思う。
学生の時に毎日ラウンドしていたコースを20年ぶりにラウンドした。4番ホールのグリーンを終えてから5番ホールに行くまでの上り坂が、キャディーバックを担いでのラウンドではキツく感じていた事や、色々な思い出を思い出した。 朝5時から多治見のスプリングフィールドをハーフ回って、9時から1限目の授業、3時半に授業が終わって、さなげカントリーに移動して4時からハーフ、単位が取れなかった私は19時からの夜間の授業にも参加、21時より練習場で練習、、、これが学生時代の1日のスケジュールで、食べる、風呂、寝る、以外はゴルフの生活だった。土日は学校がキャディーのバイトに代わるだけで、やはりゴルフばかりの生活だった。 今回のラウンドはスコアはあまり良くなかったがバーディーが6つ取れた。あの時はドライバーが本当に苦手で、狭いホールが凄く難しく感じていたが、今は気兼ねなくドライバーをフルスイングする事が出来た。しかも学生時代よりも今の方が飛んでいる所を見ると、「あの時に今の私が指導しているスイングが出来るようになっていれば」という気持ちにはなった。 ゴルフ部の同級生とのラウンドは楽しく、私のこれからの人生を改めて考える時間となった。
「どんなに大きな課題であっても、諦めなければ成し遂げる事が出来る」瀬戸大橋を見ているとそんな気持ちになれます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 1987年(昭和53年)10月10日の起工式を経て、瀬戸大橋は着工されることとなった。着工開始から約10年、1988年(昭和63年)4月10日瀬戸大橋が開通した。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 瀬戸大橋を作ると言い始めた人は凄いと思う。100人いたら100人の人に「海に橋をかける事は出来ない」と言われたのではないかと思う。
今回の動画にご出演いただいたレッスン生さんは、70歳代後半の年齢になられても、現在(50歳台後半)のスイングのポテンシャルを維持出来ると思います。その理由は単純明快で、腕や手の力を目一杯に使ってスイングしていないからです。 逆説的な解説をすると、腕力や握力でクラブヘッドを振ろうとしている方は、年齢を重ねる事にボールを飛ばす事が難しくなると思います。
個人レッスンの最中に「垂木プロのスイングは幻想のスイングを指導しているのだと思っていた」と仰られた方がいた。 その方が次の個人レッスンで言われた事がまた面白いかった。 「前のレッスンで、幻想のスイングでしょと思ってた事が現実に出来たけど、次の日に幻想に戻ったわ。」 私はこの言葉を聞いて思った事がある。 「その内に、
8月13日は兵庫県でのラウンドレッスンでした。お天気に恵まれたラウンドレッスンでしたが、最後の3ホールで土砂降りの雨が降り始めてしまいました。 傘が全く役に立たない程の凄い雨でしたが、その雨以上に凄かったのがレッスン生さんのショットでした。 土砂降りの雨が降り始めてからが特に素晴らしいショットを打たれていました。 この雨の中を何故そんなにナイスショットが打てたのかを考えてみると、「雨の影響でクラブを握る力や腕力が少し抜けたのかもしれない、それがナイスショットに繋がったのではないか」という結論に達しました。もちろんクラブを立てるテークバックや前倒しなどもきちんと出来ていましたが、それらの技術と同じぐらいに腕や手の力が抜ける事も大事な事がよく分かりました。 皆様もラウンドの途中で腕や手に力が入り過ぎていないかを確認してみても良いかと思います。 【本日ラウンドレッスンをご受講頂いた方へ】 アプローチを打つ時は足の動きを主としてボールを打って下さいね。足で打つアプローチが今日のラウンドレッスンの1番の技術習得になったと思います。アプローチショットがドライバーショットにまで影響がある事も今日のラウンドレッスンでお感じになられた事も素晴らしいと思います。明後日のラウンドも頑張って下さい。
野球ではバットを立てろと言われるが、それをゴルフでやると笑われます。
上記の動画は「クラブ(シャフト)を立ててスイングする」という同じ練習内容の動画となっています。スイング中にシャフトが立ってくると必ず右手が上になった感覚になると思い「右手が上のゴルフスイング」と名付けました。 当時は「クラブヘッドがボールに当たる気がしない」と笑われていましたが、最近出来る人がかなり増えてきました。これもYouTubeとレッスン生さんの頑張りがあったからこそ出来た事だと思います。
「脇を締めて」では肩関節が使えません。垂木プロのスイングレッスン
動画にご出演いただいたレッスン生さんが、動画の1分15秒のところで「この使い方(肩甲骨の使い方)は教わらないですよね」と仰られていましたが「間違いない」と思います。従来のゴルフスイングの概念では指導出来ない内容だと思います。 何故なら、主流のフラットなスイング軌道では脇を締めてスイングする事が多く、当然に肩甲骨(肩関節)は使えなくなるはずです。そのようなスイングを指導をされている方々が肩関節の使い方の指導をされるとは考え難いからです。 もう少し簡単に例えると、ボールを投げる時に「脇を締めて」と指導しますか?となります。投球動作をする時に肘は肩関節よりも少し高い場所を移動した方が肘自体を痛める事が少なくなるはずです。この野球(投球動作)における常識は、ゴルフスイングの動作にも当てはまると思うのですが、ゴルフスイングの理論では「脇を締めるな」は非常識となる可能性が高くなる様な気がします。 10年以上にわたって「スイング中は脇を締めすぎないで」という情報をYouTube等でお伝えしてきましたが、最近になってようやく「脇を締めて」という情報は余り見なくなってきました。もしかしたら私の情報が少しはお役に立てているかもしれません。
暑い日が続いていますが、暑い日が続いている時期こそが絶好のゴルフ日和です。今こそドンドンと良いスコアを出していく時なのです。逆を言えば冬の寒い日(11月が過ぎる頃)にはもうスコアは出せなくなるので、スコア的なレベルアップを図るには今が勝負の時期なのです。季節の野菜はその季節に食べると美味しいのと同じで原理で、ゴルフにおいても最善の時期があるのです。ただし無理は絶対に禁物で熱中症には注意が必要です。 ここ最近30台のスコアが出せているというご報告を頂いていますが、今30台のスコアが出せている方々は心の中で「30台を出せるのが普通でしょ」という感じでラウンドする事を目指してください。そのぐらいの少々太々しい気持ちを持つことで、アウトコースとインコースの両方で30台のスコアを目指せるようなるはずです。
最近75歳以上の方が私のレッスンを受講していただく機会が多くなりました。殆どの方が体の何処かを痛めている状態でレッスンに来られます。 当然に筋力も関節の可動域も悪くなっていますし、30年40年と繰り返してきたスイングを変えようとしても中々昔の癖が抜けないという難しい問題も有り、レッスンをさせて頂いている私の方が考え込んでしまう事も多くあります。 そんな中でも私には1つ大きな救いが有る事に最近気が付きました。それはシニアゴルファーの方々はかなり昔のスイング理論でスイングを作っている事でした。 昔のスイングと私の指導しているスイングは、動作が全く違います。 「何がそんなに違うの?」と聞かれると「根本的な所から全てが違う」とお答え出来るほどに違いが有ります。だからこそかなり大きな変化が出せるのです。その大きな変化が出せることが私の大きな救いとなっているのです。 その大きな変化が皆さんを笑顔につながる事を信じて、今日も頑張ります。
ボールを強く打つ練習をしていくと、インパクトの瞬間に力を入れようとすると上手くいかない事に気が付かれる人は多い。 私のゴルフスイングの指導では、フォロースルーからフィニッシュにかけてを最大の力でスイングするとインパクトで力強くスイング出来るとご指導させて頂いている。ただしその準備として、ダウンスイングの最初でいきなり左肘をたたむ行動をしなければならない。 フォロースルーからフィニッシュで目一杯スイングするのに、ダウンスイングの最初に左肘をたたむ?難解な話だがスイングという行動を時間で考えると「左肘をたたんだ次の瞬間はフォロースルーに移行している」そのぐらいのタイミングでスイングしている。そう考えるとインパクトで力を入れる時間はほとんど無いに等しい。だからこそフォロースルーからフィニッシュで力を入れると考えた方が良い。 かなり上達してくるとインパクトの瞬間に力を入れる事が出来る。ただしボールを上から打つ技術が無いと「インパクトの瞬間に力を入れるスイング」は難しいと思う。特に振り子式のインパクトイメージでスイングをしている人はインパクトで力を入れようとするとクラブヘッドが被ってすぐチーピンボールが出る。前倒し系のスイングはヘッドが被ってくるのを利用してスイングしている。 この様に考えていくと、振り子式インパクトのスイングと前倒しスイングはゴルフスイングというカテゴリーは同じだが、やっている内容は全く違うという事になる。私はどちらの指導も精度高くご指導させていただけるが、前倒しの方が体に優しいので、振り子は不履行としている。
コンスタントに100を切れる人と100を超えてしまう人の差は「アプローチの技量の差」が意外と大きいです。 アプローチの技量の差を簡単に説明すれば「10ヤードから30ヤードのアプローチショットで、きちんと1打でグリーンオン出来るか出来ないかの差」です。 スコア110前後の人は「10ヤードのアプローチで1ヤードしか飛ばさない」と「30ヤードのアプローチを50ヤード以上飛ばす」というミスをハーフラウンドで3ホール以上やっているはずです。 特に今回のラウンドレッスンでプレーした、昔ながらの砲台グリーンのコースはアプローチが難しく、上記の2つのアプローチミスはすぐにダボ、トリ以上にスコアになります。 今日のラウンドレッスンで実践したアプローチショットの練習を頑張って頂ければスコアは必ず良くなられると思います。
動画の途中でもお伝えしていますが、上からボールを打っている時のテークバックで私はクラブヘッドをかなりアウトサイドに上げています。ただし動画ではアウトサイドにクラブヘッドを上げている感じは全くしません。はっきり言ってしまえば、インサイドにテークバックを上げているようにも見えます。アマチュアの方々が動画レッスンの内容を間違って練習してしまう理由がこの動画を見る事でよく分かります。
「病院から帰った途端文句が止まらなくなる猫」という動画が大好きです。優しい気持ちになれます。 ちなみに「猫を被る」とはこの動画の事をいうのでしょうか?
「この打ち方はゴルフ感が全く変わってくる」今回のラウンドレッスンで、そのようにお褒めいただきました。私が嬉しかった事はスイングをお褒めいただいた事よりも、楽しくラウンドしていただけた事でした。 今回ラウンドレッスンを受けられた方に「ゴルフ感が変わる」とまで言わさせた変化とは、掴まったボールがラウンドで打てた事にほかならないと思います。170ヤードのショートホールを6番アイアンを使い、少し掴まったボールでグリーンオンさせた時の高揚感は私にまで伝わってきました。これまで打たれてきたスライス系のボールでは味わえない感覚が高揚感に変化したのだと思います。 掴まったボールの打ち方ですが、腕力でクラブを煽ってフックボールを打つのではありません。この打ち方では方向性のコントロールが難しいと思います。出来れば腕力に頼らずに掴まったボールが打ちたいところです。 今回のラウンドレッスンで明確になったポイントを次回のラウンドレッスンまでの課題としたいところです。
上記の4つの動画ですがレッスンの内容は全部同じです。そしてレッスン生さんの反応も毎回ほぼ同じで「え〜本当に?」「これで大丈夫?」となります。 私の動画をたくさん見られている人はお気付きだと思いますが、前倒しのスイングで上達されてくると「これで大丈夫?」とは仰られなくなります。その理由は「スイングの理解が深まった」というよりも「①違和感に慣れられた」「②そして余り大きなミスが出なくなった」と考えた方が答えとしては適当だと思います。
「アイアンショットはボールの前のターフが取れる」と言う人はいるけれども、「ドライバーショットでもボールの前のターフが取れる」と考える人は殆どいないと思う。 それはドライバーショットは若干高めにティーアップしている影響で「スイング軌道の最低点から上がり側でボールを捉える」とイメージしている可能性は高いからだ。 このスイングはインパクト近辺で若干フェースを開ながらスイングする事になる。この打ち方は、ボールの回転数が少ないプッシュ系のボールが打てるので、確かに一発の飛距離が出せる。ただし18ホールでプッシュ系のスイングで好調を維持する事は難しい。 ドライバーショットでも「ボールを上から打てるようになれば、ボールの前のターフが取れるようになる」かもしれない。 この打ち方が出来れば、ドライバーの直打ち(ティーアップ無し)でボールが打てるようになる。このレベルまで来ると、ラウンド中にスイングが壊れるという事は余りない。
動画で「音の違い」が分かるって凄いと思います。 その音の違いですが、スイングで再現しようとするのは中々難しいと思います。難しい理由は、力(パワー)だけでは解決しないからです。 1つアドバイスをさせて頂きます。音を改善する方法は「力を抜くには」を考えて練習したいところです。
Amazonで本を探していると、凄いタイトルの本があった。 「泳げない奴は沈めばよい」 勝者の考え方は凄いと思う。残念だけれども私にはここまでの強いタイトルは思いつかない。 私の考え方は「勝つ」よりも「迷惑をかけない」とか「生き残る」を優先している、だからこそ勝てないのかもしれない。 「生き残る」という考え方は私のゴルフにも生かされている。それが、早くボールを地面に着地させるゴルフ(転がしのゴルフ)だ。 地味だが大きなミスは少なく、一緒にラウンドしている人にも迷惑をかける事は少ない。それが私のゴルフを楽しむ秘訣である。 「泳げない奴には顔つけから教えればよい」が私のやり方。苦手意識が少なくなれば変われる。特にゴルフはそうだと思う。
「伝わった」と思った次の瞬間、違う事が伝わっている事に気付く。 修行は続くよ何処までも。
努力をしても結果が出ないと「何か無駄な事をしている」ような気持ちに多々なる事があるが、結果が出始めると「努力を積み重ねた事が尊い経験になっている」と気付く。
【ゴルフ】クラブを立てるとボールは飛ぶけど、イマイチ打ち方が分かりません。
2つの動画を見比べてみると、同じスイングの練習をしている事が分かります。 練習の内容によって「右手が上」「神主打法」「前倒し」と伝え方を変えていますが、これらスイングの共通点は「クラブを立ててスイングする」という事です。そしてもう1つ共通点があるとすれば「ボールに当たる気がしない」という事です。この違和感を乗り越えるのは凄く難しいのですが、越えた時にはこれまで見えていた世界とは違う世界が見える感じになると思います。
ゴルフが上手い人にバランスが悪いスイングをしている人は少ないですが、スイングに特徴や癖がある人は結構多いです。 私の感覚で言えばハンデキャップ12〜7ぐらいの人は、自分のスイングの特徴や癖を上手く利用して良いスコアでラウンドしている可能性が高いと思います。練習場でカッコ良くスイング出来ているからといって、コースで上手にラウンド出来るとは限らない、だからこそゴルフは難しいのです。 ハンデ5を切るレベルになるとスイングの癖が減ってきます。それはハンデが少なくなればなる程に顕著になります。スイングはバランスが良くなり周りの人から「カッコ良くスイング出来ている」と言われる事も増えてくるのですが、その人自身は昔の癖に結構悩んでいる事が多いのです。 余談ですが、ハンデキャップ8から13ぐらい人のレッスンが一番難しいと思います。何故なら、スイングを直そうとすると、スイングの癖を利用してのラウンドが出来なくなり一旦スコアがかなり悪くなる事が多いからです。そのジレンマを越えた人が上のレベルに行けるのですが、ここから先は独学では難しいレベルで人との縁が必要だと思います。
「クラブを立てたダウンスイング」と「袈裟斬りのように打つ?」この2つの動画は私のスイングレッスンを見事に体現されていると思います。共通点はお二人とも「ボールに当たる気がしない」と仰られている事です。
最近アップロードさせていただきました2つのスイング動画を1つのレッスン動画にまとめたモノをご紹介させていただきます。タイトルは「神主打法のゴルフレッスン」です。2019年にアップロードさせて頂いた動画です。 私的には10年以上前から同じ指導を続けてきていますが、現在も皆さまに「難解だ」「これでボールが打てると思えない」と言われ続けている指導内容です。
YouTubeで発見!!凄い練習方法をYouTubeでご紹介されている人がいらっしゃいました。 私はこの打ち方を編み出すのに35年以上かかりました。そして現在は、この打ち方を真剣にご指導させて頂いておりますが、一般的なスイングを習得された方にとっては「この打ち方でボールが打てるのか?」という疑問を払拭することが凄く難しいのが現実です。今回、その難解なスイングをyoutubeで簡単にやっている人を見て凄くびっくりしました。そのビックリを皆様にも分かち合いたいと思い今回ブログを書かせていただきました。 この方のスイングをさらに立体的なスイング動画に置き換えると、今回アップロードさせて頂いた「クラブを縦に使う練習」という動画になります。ふたつの動画はほぼ同じ練習をしていると思います。
私を含めて昭和世代のゴルファーさんは、スイングの連続写真を真似してスイングを作ってきた人が多いと思います。 残念ですが、スイングの連続写真の一部を真似する練習は余り効果的ではなかったかもしれません。 何故なら、左の写真(インパクトからフォロースルーにかけて両腕が伸びた瞬間を写した写真)を真似しようすると、大概右にプッシュボールが出るからです。 今になって考えると、これこそが昭和世代のアマチュアゴルファーが迷いこむ迷路のスタート地点かもしれません。ちなみに私も長年にかけて大いに迷い込みました。
無理な動作でゴルフスイングを繰り返すと、かなりの確率で腰や背中が痛くなります。 体を痛めたスイングは、体を治す事から始めなければなりません。当たり前の話ですが、その当たり前は怪我をした時に思い出す事が多いのです。そして体を治す事にも時間がかかるのです。体が治ってきた時に筋力が落ちている事に気づきます。そしてまた無理をする、これが年齢を重ねた方がゴルフをやめる時の嫌なスパイラルです。私の経験上「ボールが飛ばないからゴルフを辞める」という人は殆どいませんが、怪我でゴルフを離脱する人はかなり多くいらっしゃいます。「飛ぶスイング」も勿論大切ですが「身体を痛めないスイング」を習得する事の方がもっと大事だと思います。 下記動画のお二人のスイングは76歳の時に撮影したモノです。お二人共に持病や大きな怪我などを乗り越えられていますが、ゴルフスイングで体が痛くなることは殆どないと思います。身体が痛くならないスイングだからこそ、思い切ってスイングできるのです。ここが70歳代からのゴルフ場で大切な事となります。
ゴルフでも野球でもスイング動作といえば「フィニッシュまで振り抜く」が鉄則なのだが結構出来ない。コースでのラウンドとなると難易度はさらに難しくなる。 最初は取って付けた様なフィニッシュでもいいので、最後のポーズを取る練習をして欲しい。練習を続ける内に結構カッコよくなってくる。これが良い癖をつける練習なのである。
今回のブログは、大阪での個人レッスンの振り返りをさせていただきます。レッスンの内容は「脚の使い方」についてです。 脚の使い方が上達すると腕の力が抜けてきます。腕の力が抜けるほどに強くボールを打てるようになります。 私の指導は前倒しスイングなので、どうしても腕の力を使ってクラブヘッドをボールに強く叩きつけるイメージになり易いのですが、実際の前倒しスイングは、腕の力は出来るだけ抜くことが理想のスイング動作を実現するためには必要です。そこで必要となるスイングスキルが「脚の使い方」なのです。 ただ、いきなり初級者の方が、脚の使い方を練習することで飛躍的にスイング技術が向上するかと言えばそうではないと思います。手順的には「左に向かって打てますか?」の動画レッスンから練習をスタートして、コツコツと技術を形成する途中で、たどり着くスイング技術が「脚の使い方」となるべきだと思います。 動画レッスン「左に向かって打てますか」のような練習で「フェースを伏せるクラブの使い方」を先にマスターする方が効率よく上達できると思います。
田植えの朝は早い。朝5時、お袋はウキウキしながら田植えの準備をしていた。私は「めんどくさ〜」と思いながらも準備を急ぐ。雨でもお袋は田植えが楽しそうである。私の方はテンションがダダ下がりである。 よくよく考えると、これはゴルフが上手くなる人とならない人の差と似ていると思う。ゴルフが上手くなる人は、雨の日でも楽しそうなのである。 隣で田植えしていたオネーさんに「上手に田植えしとるね」と声をかけると「70年以上やってきとるからね」と、私は返す言葉が一瞬思いつかなかった。 そう言えば、農家とゴルファーは健康寿命が長いかもしれない。楽しく身体を動かす事が良いのだと思う。
この動画レッスンは、前倒しスイングのヒントがてんこ盛りになっていると思います。 動画を作った者の気持ちとしては、特に最後のドライバーショットを見ていただきたいと思っております。ドライバーが不思議な動きをしていると思います。 そこがポイントです。
不思議だ~。私のゴルフレッスンの中でも凄く大切なポイントをお伝えしている動画ほど再生回数が上がらない。 その事に気が付いたレッスン生が「多くの人が先生の指導内容の本当に伝えたい事の凄さに気づかないと思う」と本音を教えて頂いた。そのレッスン生さんの素振りを見ると「間違いなく、その人が言っている事が正しい」と感じた。 伝える事は難しい。
友人の國枝プロの動画を見て、彼が真剣に自分の限界を超えるためのトレーニングを頑張っている姿に感動を覚えた。 情熱をもって取り組めば、ゴルフは必ず上達する事がよく分かります。
私はゴルフクラブ、ゴルフスイングのどちらにも「こだわり」を持っています。そのこだわりは「細部にまで」と言ってもよいレベルだと思っています。 子供の頃から頑固にこだわりを持って生きてきて分かった事は、自分の持つこだわりを完成させるためには途方もない時間が必要であるという事です。そのこだわりを形にする為の途方もない時間は、実のところ「アッ」という間に過ぎ去っていました。だからこそ行動することが大事なんだと後になって気付きます。 もう1つ分かった事は、ゴルフの技術習得は最初の入口の入り方が大事だという事です。最初にケチが付くと後で取り返すのはかなり難しくなります。その事を知っている人ほど教育を大切にしているような気がします。
上記の2つの動画は同じような(クラブを縦に使うスイング)練習をしています。 「どのぐらい縦に使うのですか?」という質問をよくいただきますが、「クラブは予想以上に縦に動く」とお答えしています。
基本ゴルフ教本に「インパクトは通過点」と書いてあります。 間違いなく、その通りだと思います! 余りにインパクトの型を追いかけ過ぎるとゴルフスイングが難しくなる事があるので注意が必要です。 ※特に前倒しスイングを練習している人は注意が必要です。この写真のようなインパクトを迎えるスイングしていないと思われます。
「8番アイアンで100ヤード飛ばない」65歳のゴルファーさんが変化したレッスン内容
この動画のタイトル「8番アイアンで100ヤード飛ばない」は嘘でも冗談でもなく本当の事実でした。色々な情報やレッスンを元に、30年間ゴルフを頑張っていましたがうまくいっていませんでした。 その方がレッスンの最後には(動画のスイングのように)そこそこしっかりボールを打てるようになってきたのです。 レッスンでは何をやったか(どんな指導方法を実践したか?)は、垂木プロゴルフチャンネルで日頃から行っている指導方法です。 ただ、いつもの指導以上にインパクトの意識を減らすために、素振りの時間を多くしました。そうすると「あら不思議」その素振りのようにスイングできると「意外と飛んだ」と言うことが今回の動画の内容です。 レッスン生の方が「左腰を下げたままスイングするとボールが上がり易くなり、飛ぶ」と仰られているのは、素振りをしながら発見された上達ポイントです。
今回の大阪での個人レッスンでは「ゴルフスイングの上達とは何なのか?」を考えるきっかけになった。 レッスン生のスイングに「焦り」が消えていた。おおらかにゆっくりスイングが出来るようになっていたのだ。 ゆっくりスイングできると腕の力が抜けて、しっかりとボールが打てるようになっていた。 「スイングがすごい良くなっていますが、何かあったのですか?」と私は聞いた。 レッスン生は「香川県でゴルフをプレーしたのが良かった」と答えられた。 私は『えっ、何それ?』と思ったが、レッスン生は続けて答えられた。 (香川でプレーした時に)ゴルフ場の従業員さんや他のプレーヤーが「のほほん(細かい事をあまり気にせずに)」と1日を過ごしている所を見て、何かを悟った。 レッスン生の悟りと、実際に起こっている良い変化を見ていると「ゴルフの上達は身体を力を緩める方が大事なのかもしれない」と考える事が出来る。身体を緩めるにはゆっくりと体全体でスイングした方がいいはずだ。指導者の視点から見ても、確かにスイングの良い悟りを開れているように感じる。 そうなって来ると、次の問題は「その悟りがいつまで続くのか?」だと思う。 ただ一度出来るようになった事は、また思い出して出来るようになる。 その繰り返しが上達の過程なのである。
真面目にコツコツと練習を重ねる事が出来る人ほど、練習時間の大半をボールとクラブヘッドのコンタクトの仕方に集中してしまう人が多い様に感じる。それ自体は間違った練習方法ではないけれども、時には身体全体でクラブを動かしてボールをしっかり打つ練習をしてみるのも良いと思う。 一般的なゴルフスイングの練習には、この動画のスイングのような極端に下半身を使う必要はないかもしれないが、身体に生じたトルクをクラブに伝達させてボールをしっかり打つというスイング(前倒しスイング)を覚えるには良い練習になると思う。 間違えたステップの練習をすると副作用ばかりが発生して、スイングを壊す結果になる可能性があるので注意が必要です。間違えてほしくないポイントを下記の動画にまとめているので参考にしてください
ゴルフの上達に必須なモノは「運、鈍、根」だと改めて痛感しました。 「根」は根気です。日々の鍛錬をコツコツ継続するということです。これが上達の基礎となります。 「鈍」は鈍感になることです。ここで言う鈍感とは、感性を鈍くするのではなく、ミスに対して敏感になり過ぎてイライラしないことです。 「運」とはその言葉の通りです。一瞬のチャンスを掴むには「運」が必要となります。そして「運」を掴むトレーニングとして「根」と「鈍」を磨く必要があると思います。 半年以上にわたって「ドライバーショットでボールを強く打つ」という1つの課題に集中する事で、私的には「鈍」が磨けたのではないかと思っています。「鈍」が磨けないと、インパクトの瞬間で飛球線方向にフェース面を向けたくなるはずです。 このインパクトの瞬間で飛球線方向にフェース面を向けたくなる癖の解消は、アイアンなら「根」の練習で何とかなりますが、ドライバーは根の練習の先にある「鈍」の練習が必要となるのです。 「根」の練習から「鈍」の練習に移行していく時が、レッスン生にとっては結構な山場となる事が多く、レッスンをリタイアする人が続出するポイントです。スコア的に言えば80台前半はそこそこ普通に出せるようになったが、70台のスコアを出し切れないレベルぐらいです。ここを越えれば見えてくるモノが変わってきます。
今年は「垂木プロの身体に優しいゴルフスイング」で飛躍的に上達されるレッスン生が出てくると思います。 その理由は簡単で「テークバックでクラブを立てて使う事(神主打法)」や「ダウンスイング以降の前倒し」について、かなり理解が深まっているレッスン生さんが出てきたからです。 4、5年前まで「この打ち方で、どうやってボールに当てるのですか?」となっていたところから「この打ち方で、普通に打てる」に変化してきたのですから本当に凄い事だと思います。全てはレッスン生さんの努力の賜物です。 不思議な事ですが、誰か1人でも出来るようになれば必ず後に続く人が出てきます。そしてこの後に続く人を作るという流れを続けていけば必ずどこかで勢いがついてくるはずです。その勢いがつけばまた次のステージに上がれると思います。だからこそまだまだ頑張らないといけません。
アドレスが修正出来たのは、グリップ(握り方)が良くなった影響
このスイング動画にご出演いただいた方の、すごく良くなってきたところは、トップオブスイングでクラブが揺れなくなった事です。 「クラブが揺れなくなった」を技術的に解説しますと、トップオブスイングのタイミングでクラブを握り直すような行動が程んど無くなったと言い換えれます。 トップオブスイングで、クラブが揺れるもしくはクラブを握り直す行動は無意識下で行われる事が多く、修正するのが凄く難しいところです。 「難しい」と言っても直す方法はあります。それはクラブの握り方を徹底して良くしていく事です。例えば、どの指の、どの関節にどの角度でクラブが引っかかるとどんな使い勝手になるのかを徹底的に研究していけば光明が見えてくるはずです。 ただ何度も言いますが修正するのは難しいです。何故なら、手指から腕、肘、甲骨周りの関節、筋肉の動きを把握した上で、体全体の連動性までを考えて正しいグリップを作り上げていくのです。そこにクラブの動かし方もプラスされると考えるとグリップの握り方の重要性と難しさが分かると思います。 クラブの握り方が良くなれば、クラブや手や腕やねじれが起こらなくなり、腕の力に頼らなくても、結構飛ばせる様になります。 ただし良いグリップをきっちりと自分の物にしていくには時間がかかると思います。私のレッスンを受講している人でも本当に良いグリップを自分の技術として持ち合わせている人はまだ多くありません。それは指導者の怠慢でもあると思います。だからこそレッスン開始の「いの一番」にグリップを修正しようとするのです。
グリーン上のボールを転がしてカップインを狙うパッティングでは「順回転のボールを打とう」とする事は間違えていないと思います。 ただ私の指導は順回転のボールを打つ方法が、一般的な順回転のボールの打ち方とは違います。ポイントは「パッティングでもボールは上から打つ」という事です。 「パッティングでもボールを上から打つ」理由を考えるときに、ボーリングのプロボーラーのボールの転がり方を思い出すと良いと思います。 「転がした最初の瞬間からボールって順回転で転がっていましたか?」この質問の答えに非常識が良識へと置き換れるポイントがあるのです。 ちなみに、このパッティング技術はショットへと繋がっていきます。
大切なレッスン生さんの動画を久しぶりに見て感じた事を綴ります。 上手いとか下手とかそういうのじゃなくて、一生懸命にそして真剣にゴルフの練習に取り組まれているところがとても愛おしくなります。だからこそ長く楽しくゴルフを続けて頂きたいと思います。
フォロースルーからフィニッシュにかけて、身体の左サイドの使い方(左肘のたたみと抜け)が上手に出来ています。 ダウンスイング以降で右腕の力が強くなってくると、このスイング動画のようなバランスの良いフィニッシュは取れなくなります。
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前倒しスイングが上達してくると「直ドラ」が打てるようになってきます。その「直ドラ」のポイントは、ボールに対してフェースを伏せるようにクラブを使う事です。 ドライバーショットが苦手な人にとって赤線で書いたクラブの使い方は、コペルニクス的転回を起こすことが出来ると私は思っております。
「シャフトのしなりを使う」というスイングレッスンをしている方が、ダイナミックゴールド等のハードなシャフトを使っているところを見てしまうと私は、、、、、「なんだかな〜」という気持ちになってしまいます。そもそも【しなりを感じ難いシャフト】を使っての「シャフトのしなりを使うレッスンをしなくても」となるのです。 私が使っているクラブ(垂木プロオリジナルクラブ)は、シャフトのしなりを使うレッスンをしなくてもクラブは勝手にしなります。だからこそもう少し深い内容のクラブの使い方の指導(前倒しスイング)になっていくのです。身体に無理なく使いこなせるゴルフクラブを使う事が、身体に優しいゴルフスイング習得の一歩目です。 ハードなクラブを使ってのシャフトのしなりを説く事は、ジュニアや学生さんそして若手や中堅プロには最適な解答なのかもしれませんが、私のレッスンを受けている方には余り見せたくないのが本心です。
「ボールがうまく打てない」「スイングが壊れている」「スコアが悪い」は自分で気が付く事が出来るので、練習等で改善が可能である。ただ「プレーが遅い」は意外と自分では気が付かない。しかも「遅いな〜」と思っていても実際に注意してくれる人はは少ない。 プロのトーナメントをテレビで見ていると、ゆっくりプレーしているように見えるけど、実は凄くプレーは早い。プレーに手間取った時などはフェアウェイを走って時間を短縮させている。しかもその迅速なプレーは優勝を争う選手も同じで、優勝を決める「3000万円のパッティング」を打つ時も迅速なプレーなのである。今の私なら家族会議をしてからパッティングのラインを決めたくなると思う。ただボールを打つ前に考える時間なんて殆どない。だからこそゴルフ場で1ショットに対して早く打てる癖をつけるべきで、考えてもスロープレーは中々直るものではない。分かっていても直らないのが癖なのだから。
私のレッスンを受けられた方から「よくこんな不思議なスイングを思い付きましたね!」とお褒めの言葉を頂きますが、今回の動画に出られているレッスン生さんには「よくそんな不思議なスイングが出来るようになりましたね」と笑顔でお伝えしたいです。 指導をする方も指導を受ける方も色々と大変でしたが、だからこそ良いスイングに仕上がってきたのだと思います。まだドライバーショットには課題が残っていると思いますが、焦らずに素振りの練習を続けてください。 あとがき 前倒しスイングは本当に不思議なスイングだと思います。スイングが上達する程に、不思議な具合が前代未聞な領域にまで高まっていきます。レッスン内容で例えると「ダウンスイングのスタートは、自分の頭頂部からいきなり前方向にクラブヘッドを降ろす(体の右サイドにクラブを下ろさないようにする方法)」は、普通のゴルフスイングをしている人にとっては「?????」になるはずです。 ただ人間というものは不思議なモノで、不思議な現象も慣れると不思議に感じなくなり、当たり前に出来るようになります。その当たり前に出来るようになるには、多くの葛藤を乗り越えなければなりません。 素振りの練習は、時間を味方にして自分の葛藤と向き合う練習方法なので凄くお勧めです。
【4月21日のラウンドレッスンの振り返り】 自分を信じて最後まで諦めずに頑張った人に、ゴルフの神様が最後にちょっとだけ答えの片鱗を見せてくれる。 ただしその【ちょっとだけ見えた答え】の有効期限は、当日の「その一瞬だけ」な事が多い。 だからこそ毎日コツコツと努力をする事が大事なのだと思う。
最近のラウンドレッスンにおいて私がアプローチショットで6番アイアンや7番アイアンを使わなくなった理由は、レッスン生さんが実際のラウンドで使うであろうクラブでの見本をご披露させて頂く方がレッスンとしては最善であると考えるからです。 私の本心を言えば「ウェッジよりも9番や8番アイアンを使った方が大きなミスを少なく出来る」と思っています。
前倒しスイングが上達してくると分かる事があります。それは自分がやっているスイング動作と他の人から見えているスイング動作は全く違うモノだという事です。 そのスイングの違いを分析するために、連続写真などを使うと答えは全く見えなくなります。連続写真を真似する練習を30年継続しても大して上手くならない原因はそこにあるのですが、私が子供の頃から「連続写真を真似しても上手くならない事」をハッキリと教えてくれる先生はいませんでした。 なぜ誰も言ってくれないのでしょうか?40歳を過ぎてきて分かることは「遥か昔の時代から、長い物には巻かれろが大人の最善だからだ」という事に行き着きました。
ゴルフが面白いところは、年齢を重ねた人が若い人と楽しく真剣勝負が出来るところだと思います。 圧倒的なパワーを誇る若い人達に勝てる可能性が有るスポーツがゴルフなのです。野球やサッカーなど他のスポーツには無い特徴だと思います。 私が提唱している【身体に優しいゴルフスイング】を習得された方は、特に「若い人とプレーするゴルフの楽しさ」を感じていただけるはずです。 その若い人とゴルフを楽しむ事が若さを保つ秘訣かもしれません。
アマチュアゴルファーさんは強い球筋のボールを打とうとする時に、腕を硬く使ってしまう傾向がありますが、それではゆっくりスイングは出来ません。 良いスイングとは、腕力に頼らないで出来るスイングです。ゆっくりスイングで強いボールが打ててくると、ゴルフスイングは上達してきます。
レッスン中に、この動画を撮影していて「若いって素晴らしい」と感じました。技術の吸収が素晴らしく速かったです!活力溢れる若い人達が活躍出来る社会になっていけば最高だと思います。 ここからは余談です。 私が中年世代になって思うことは、ゴルフと投資は若い時から始めるべきだということです。私が20歳そこそこの頃は、ゴルフと投資は「60歳を過ぎて、ある程度お金に余裕が出来た人がするもの」的な教育が一般的でしたが、私はその考え方は「あまり正しくない」と思います。 お金が無い時に、少しからでも始める事の方がリスクが低いし、時間をかけて成果を伸ばす事ができるからです。それに早めに始めた方が物事を見る眼力も養われると思うのです。 ただし昨今流行りのNISAですが、金融リテラシーが殆ど無い人に勧めるのもどうかと思います。初めてクラブを握る人がいきなりゴルフコースーに出るようなもので、上手くいくとは思わないのです。だからこそ早い段階での教育が大事だと思うのです。 國枝プロが頑張っている英語と、ゴルフと投資、この3つが熟達すると、かなり人生は楽しく開けてくると思います。 若い人には頑張って欲しいと思います。ちなみに私も頑張ります。
雨の日のラウンドレッスンで気付いた事、それはレインウェアの差が値段以上に違う事だった。 この日のラウンドレッスンでは、M社製のハイグレードなレインウェアと、T社製の廉価版のレインウェアを着比べてみたが、想像以上に違いがあった。 廉価版のレインウェアを着ての感想は「これでは風邪をひくな」というものだった。ハイグレードなレインウェアはもう2年以上仕事(ラウンドレッスン)で使っているが、今回もしっかりと私を雨風から守ってくれた。 安価な物にはお値打ちという素晴らしい特徴があるが、作りの良い物にはそれに応じた良さがある。ゴルフボールにもかなり性能の差があるが、ゴルフボール以上の性能の差をレインウェアに感じる日となった。
ルールの勉強会に参加させて頂きました。 これまでとは違う「ゴルフの面白さ」に気が付いたような気がしています。
写真を一瞬見ただけで、良い形でトップオブスイングが作れる選手だと感じました。トップオブスイングで両腕が程よく脱力出来ていて、バットと体の距離が絶妙です。 私的にはこの選手のトップオブスイングの形を真似すれば、ボールに対して頭の上からクラブヘッドを前倒しで落とすことが出来ると思います。この技術が熟練してくるとミート率はかなり向上するので打率も上がるはずです。 前倒しスイングは、一般的なゴルフスイングを習得してきた方には理解し難いスイング技術かもしれませんが、上手く習得できれば80歳を超えられた方でもドライバーで180ヤードは超えて飛ばせる事が出来ます。ただし健康な体が必須となります。
今回の國枝プロの動画は凄い動画です。 「恥ずかしさと妥協を超える」 「國枝プロの受験勉強と暗示の話」 「一番早く学校に行っていた話」 「馬鹿にされたら成功」 「無難な事を選んでしまう」 「自分に妥協なく問いかける」 そして最後の「妥協を捨てよう」が心に刺さりました。 私のブログをご覧いただいている方で、國枝プロの動画を見ていない方は是非ご覧ください。ゴルフスキルの上達以外にも通じている動画だと思います。
今回アップロードした動画は、ダウンスイング以降でクラブヘッドを動かすために、手(右手)で押したり下げようとしたりすると、スイングが上手くいかなくなる理由を解説しました。 過去の動画でレッスン生さんが「大事なレッスン内容の動画ほど再生されていない」と仰られてたことを思い出したので、今回の動画は「出来るだけ分かりやすく」を最重要にして作製しました。
小雪が舞い散る状態でのラウンドレッスンは果たして効果的なのか?というご質問に、私は「凄く効果がありますよ」とお答えさせていただいています。理由は寒い時は基本的に無茶と無理をしないからです。具体的に言うと、寒い時はゆっくりスイングで基礎的な練習が徹底出来るからです。 基礎的な練習とは、ゆっくりスイングで強い球筋のボールを打つ練習のことです。ダウンスイングの切り返しで早くクラブを振ろうとすると手元が前に出やすくなります。 だからこそゴルフクラブはゆっくりとスイングしなければならないのですが、分かっていても中々解決できません。その課題を解決するものが冬の寒さなのですが、やはり無理は禁物です。
ラウンドレッスンの反省点 2月17日のラウンドレッスンでは「ドライバーショット(前倒しスイング)における、インパクトの瞬間でフェース面を目標方向に向けてしまうミス」をうまく改善する事が出来なかった。「ドライバーショット(前倒しスイング)における、インパクトの瞬間でフェース面を目標方向に向けてしまうミス」を言い換えると「フェースが開いてインパクトしてしまう」ということになるのだが、そのミスを修正する事が難しい理由は、自覚症状がなくミスをしている事に他ならない。 私のレッスンである程度上達してきた方なら、「ダウンスイングに入ってすぐに、フェースを伏せるようにクラブを使う事で、前述のミスを減らす事が出来る」という事を知っている。ただ、そのフェースを伏せるようにクラブを使う事を右手でやってしまうと、かえって手元が前に出て余計にひどいミスになる。「教えの通りやっているのに上手くいかない」になってしまう状態である。本人的には「右手を使っている感覚はない(自覚症状無し)」なので、かなり苦労することになる。今回の上手くいかなかった点がここにある。 インパクトで右手を強く使い人がミスをすると左手首が背屈するミスにつながるのだが、今回レッスンを受けられた方はそのミスにはなっていない。まだミスの症状が軽いうちに早く左肘の使い方をマスターして右手に頼らない前倒しスイングを習得しなければならないと思った。 レッスン生の先輩方が上達に苦労したポイントをなるべく引っかからないように頑張ってほしいと思うのだが、、、何故だか前倒しスイングは上達と共に右手が強くなる。 前倒しスイングのインパクトの打感は他のスイングと打感と比べると非常に良好で、今までに味わった事のない打感を感じる事でドーパミンがドバドバ出てしまい「もっと強いインパクトが欲しくなる」という状態になられていのかもしれないと思う。これが上達してきた時に起こる右手が強くなる理由ではないのかと私は考えている。
メトロノームを逆にしたのと同じようにゴルフクラブを動かすと、振り子運動のスイングイメージが完成する。 この振り子運動のスイングイメージは初心者さんでも理解しやすい、とても親切なゴルフスイングの教えだ。 ただし、その初心者さんにも分かりやすい内容を基にスイングを設計して行くことが、人生の長期に渡って、遊び続ける事が出来るスイング技術を習得する事なのか? 何故その様な疑問を呈するのか?それは私自身が最初につけたスイングイメージを改良するのに、未だに苦労しているからだ。ただし、私のゴルフはここ最近本当に良くなってきたと感じる。 私が今出来る事は、過去を恨んだり悔いたりする事ではなく、自分の苦労した事を省いた状態で次の世代に渡す事だと思っている。 注意してほしい事は、私は「振り子運動が間違い」だとは言っていない。正直に言って「振り子運動のイメージの方が王道」だと思う。 ただ私のような王道を歩めなかった人間は、これまた王道を歩めない方々を救う事を得意とする。このブログを書いていて、中小企業の社長さんがレッスン生さんに多い理由が分かった気がした。バラエティと個性があり過ぎ気がする。それは私も同じなのだろうか?
今回の動画の中で「色々な技術を学ぶ事(知る事)も大切だ」とお伝えさせて頂きましたが、「早く上達したい」が目的であるなら集中するべきポイントを一つに絞る事が最善だと思います。集中するべきポイントを一つに絞る事で、迷いも少なくなります。 ただし、その集中するポイントが間違えていたらかなり困ります。だからこそ定期的にスイングをチェックする事が大事になるのです。
2025年から81歳のゴルファーさんに「身体に優しいゴルフスイング」をご指導させていただく事となりました。最初のレッスンを受けられる前は「出来るだけ長くゴルフを続けたい」と仰られていましたが、少しずつ良くなって来ると「若い人に負けない感じで白ティーから回れるようになりたい」に変更となりました。次回のレッスンの時に「負けたくない」と思っている人が何歳なのか?という大切な質問をさせて頂きます。 2,3年前までは「75歳を超えてもゴルフは上達する」と皆様にお伝えしてきましたが、レッスン生さんの上達を見ていると「80歳を超えてもゴルフは楽しめる」とお伝えしても良いと思いました。
不思議だ~。私のゴルフレッスンの中でも凄く大切なポイントをお伝えしている動画ほど再生回数が上がらない。 その事に気が付いたレッスン生が「多くの人が先生の指導内容の本当に伝えたい事の凄さに気づかないと思う」と本音を教えて頂いた。そのレッスン生さんの素振りを見ると「間違いなく、その人が言っている事が正しい」と感じた。 伝える事は難しい。
友人の國枝プロの動画を見て、彼が真剣に自分の限界を超えるためのトレーニングを頑張っている姿に感動を覚えた。 情熱をもって取り組めば、ゴルフは必ず上達する事がよく分かります。
私はゴルフクラブ、ゴルフスイングのどちらにも「こだわり」を持っています。そのこだわりは「細部にまで」と言ってもよいレベルだと思っています。 子供の頃から頑固にこだわりを持って生きてきて分かった事は、自分の持つこだわりを完成させるためには途方もない時間が必要であるという事です。そのこだわりを形にする為の途方もない時間は、実のところ「アッ」という間に過ぎ去っていました。だからこそ行動することが大事なんだと後になって気付きます。 もう1つ分かった事は、ゴルフの技術習得は最初の入口の入り方が大事だという事です。最初にケチが付くと後で取り返すのはかなり難しくなります。その事を知っている人ほど教育を大切にしているような気がします。
上記の2つの動画は同じような(クラブを縦に使うスイング)練習をしています。 「どのぐらい縦に使うのですか?」という質問をよくいただきますが、「クラブは予想以上に縦に動く」とお答えしています。
基本ゴルフ教本に「インパクトは通過点」と書いてあります。 間違いなく、その通りだと思います! 余りにインパクトの型を追いかけ過ぎるとゴルフスイングが難しくなる事があるので注意が必要です。 ※特に前倒しスイングを練習している人は注意が必要です。この写真のようなインパクトを迎えるスイングしていないと思われます。
この動画のタイトル「8番アイアンで100ヤード飛ばない」は嘘でも冗談でもなく本当の事実でした。色々な情報やレッスンを元に、30年間ゴルフを頑張っていましたがうまくいっていませんでした。 その方がレッスンの最後には(動画のスイングのように)そこそこしっかりボールを打てるようになってきたのです。 レッスンでは何をやったか(どんな指導方法を実践したか?)は、垂木プロゴルフチャンネルで日頃から行っている指導方法です。 ただ、いつもの指導以上にインパクトの意識を減らすために、素振りの時間を多くしました。そうすると「あら不思議」その素振りのようにスイングできると「意外と飛んだ」と言うことが今回の動画の内容です。 レッスン生の方が「左腰を下げたままスイングするとボールが上がり易くなり、飛ぶ」と仰られているのは、素振りをしながら発見された上達ポイントです。
今回の大阪での個人レッスンでは「ゴルフスイングの上達とは何なのか?」を考えるきっかけになった。 レッスン生のスイングに「焦り」が消えていた。おおらかにゆっくりスイングが出来るようになっていたのだ。 ゆっくりスイングできると腕の力が抜けて、しっかりとボールが打てるようになっていた。 「スイングがすごい良くなっていますが、何かあったのですか?」と私は聞いた。 レッスン生は「香川県でゴルフをプレーしたのが良かった」と答えられた。 私は『えっ、何それ?』と思ったが、レッスン生は続けて答えられた。 (香川でプレーした時に)ゴルフ場の従業員さんや他のプレーヤーが「のほほん(細かい事をあまり気にせずに)」と1日を過ごしている所を見て、何かを悟った。 レッスン生の悟りと、実際に起こっている良い変化を見ていると「ゴルフの上達は身体を力を緩める方が大事なのかもしれない」と考える事が出来る。身体を緩めるにはゆっくりと体全体でスイングした方がいいはずだ。指導者の視点から見ても、確かにスイングの良い悟りを開れているように感じる。 そうなって来ると、次の問題は「その悟りがいつまで続くのか?」だと思う。 ただ一度出来るようになった事は、また思い出して出来るようになる。 その繰り返しが上達の過程なのである。
真面目にコツコツと練習を重ねる事が出来る人ほど、練習時間の大半をボールとクラブヘッドのコンタクトの仕方に集中してしまう人が多い様に感じる。それ自体は間違った練習方法ではないけれども、時には身体全体でクラブを動かしてボールをしっかり打つ練習をしてみるのも良いと思う。 一般的なゴルフスイングの練習には、この動画のスイングのような極端に下半身を使う必要はないかもしれないが、身体に生じたトルクをクラブに伝達させてボールをしっかり打つというスイング(前倒しスイング)を覚えるには良い練習になると思う。 間違えたステップの練習をすると副作用ばかりが発生して、スイングを壊す結果になる可能性があるので注意が必要です。間違えてほしくないポイントを下記の動画にまとめているので参考にしてください
ゴルフの上達に必須なモノは「運、鈍、根」だと改めて痛感しました。 「根」は根気です。日々の鍛錬をコツコツ継続するということです。これが上達の基礎となります。 「鈍」は鈍感になることです。ここで言う鈍感とは、感性を鈍くするのではなく、ミスに対して敏感になり過ぎてイライラしないことです。 「運」とはその言葉の通りです。一瞬のチャンスを掴むには「運」が必要となります。そして「運」を掴むトレーニングとして「根」と「鈍」を磨く必要があると思います。 半年以上にわたって「ドライバーショットでボールを強く打つ」という1つの課題に集中する事で、私的には「鈍」が磨けたのではないかと思っています。「鈍」が磨けないと、インパクトの瞬間で飛球線方向にフェース面を向けたくなるはずです。 このインパクトの瞬間で飛球線方向にフェース面を向けたくなる癖の解消は、アイアンなら「根」の練習で何とかなりますが、ドライバーは根の練習の先にある「鈍」の練習が必要となるのです。 「根」の練習から「鈍」の練習に移行していく時が、レッスン生にとっては結構な山場となる事が多く、レッスンをリタイアする人が続出するポイントです。スコア的に言えば80台前半はそこそこ普通に出せるようになったが、70台のスコアを出し切れないレベルぐらいです。ここを越えれば見えてくるモノが変わってきます。
今年は「垂木プロの身体に優しいゴルフスイング」で飛躍的に上達されるレッスン生が出てくると思います。 その理由は簡単で「テークバックでクラブを立てて使う事(神主打法)」や「ダウンスイング以降の前倒し」について、かなり理解が深まっているレッスン生さんが出てきたからです。 4、5年前まで「この打ち方で、どうやってボールに当てるのですか?」となっていたところから「この打ち方で、普通に打てる」に変化してきたのですから本当に凄い事だと思います。全てはレッスン生さんの努力の賜物です。 不思議な事ですが、誰か1人でも出来るようになれば必ず後に続く人が出てきます。そしてこの後に続く人を作るという流れを続けていけば必ずどこかで勢いがついてくるはずです。その勢いがつけばまた次のステージに上がれると思います。だからこそまだまだ頑張らないといけません。
このスイング動画にご出演いただいた方の、すごく良くなってきたところは、トップオブスイングでクラブが揺れなくなった事です。 「クラブが揺れなくなった」を技術的に解説しますと、トップオブスイングのタイミングでクラブを握り直すような行動が程んど無くなったと言い換えれます。 トップオブスイングで、クラブが揺れるもしくはクラブを握り直す行動は無意識下で行われる事が多く、修正するのが凄く難しいところです。 「難しい」と言っても直す方法はあります。それはクラブの握り方を徹底して良くしていく事です。例えば、どの指の、どの関節にどの角度でクラブが引っかかるとどんな使い勝手になるのかを徹底的に研究していけば光明が見えてくるはずです。 ただ何度も言いますが修正するのは難しいです。何故なら、手指から腕、肘、甲骨周りの関節、筋肉の動きを把握した上で、体全体の連動性までを考えて正しいグリップを作り上げていくのです。そこにクラブの動かし方もプラスされると考えるとグリップの握り方の重要性と難しさが分かると思います。 クラブの握り方が良くなれば、クラブや手や腕やねじれが起こらなくなり、腕の力に頼らなくても、結構飛ばせる様になります。 ただし良いグリップをきっちりと自分の物にしていくには時間がかかると思います。私のレッスンを受講している人でも本当に良いグリップを自分の技術として持ち合わせている人はまだ多くありません。それは指導者の怠慢でもあると思います。だからこそレッスン開始の「いの一番」にグリップを修正しようとするのです。
グリーン上のボールを転がしてカップインを狙うパッティングでは「順回転のボールを打とう」とする事は間違えていないと思います。 ただ私の指導は順回転のボールを打つ方法が、一般的な順回転のボールの打ち方とは違います。ポイントは「パッティングでもボールは上から打つ」という事です。 「パッティングでもボールを上から打つ」理由を考えるときに、ボーリングのプロボーラーのボールの転がり方を思い出すと良いと思います。 「転がした最初の瞬間からボールって順回転で転がっていましたか?」この質問の答えに非常識が良識へと置き換れるポイントがあるのです。 ちなみに、このパッティング技術はショットへと繋がっていきます。
大切なレッスン生さんの動画を久しぶりに見て感じた事を綴ります。 上手いとか下手とかそういうのじゃなくて、一生懸命にそして真剣にゴルフの練習に取り組まれているところがとても愛おしくなります。だからこそ長く楽しくゴルフを続けて頂きたいと思います。
フォロースルーからフィニッシュにかけて、身体の左サイドの使い方(左肘のたたみと抜け)が上手に出来ています。 ダウンスイング以降で右腕の力が強くなってくると、このスイング動画のようなバランスの良いフィニッシュは取れなくなります。
垂木プロゴルフチャンネルの動画に「これですこれ!」というコメントをいただき改めて動画を確認しましたが、確かにこの動画は重要です。 レッスン動画の内容は「縦に上げるテークバック」をご指導しています。改めてご覧いただく事で新しい発見があるかもしれません。
「垂木プロの身体に優しいゴルフスイング」は、左袈裟斬りの動作によく似ていると思う。私が好きな言葉を使うと「魂で空気を切り裂く」そんな感じでお腹に力を入れてクラブを振り下ろすのだ。背筋は軽く伸ばし肩から先は力を抜く、そんな感覚でゴルフクラブを使うのである。 ただ袈裟斬りの動作でゴルフスイング指導するとなるとかなり難しい。その事は下記の動画をご覧頂くとよく分かると思う。素振りなら結構良い感じに出来ても、いざボールに正体すると「身体が言うことを利かなくなる」か「打ち方が分からなくなる」のどちらかが出ててきて、「ボールを打つ」という感覚は無くなってしまう。ここを乗り越えるのが凄く難しい。 袈裟斬りのようなゴルフスイングを習得しようと思ったなら、私は素振りが一番効果的だと思う。何故ならボールを打つ練習は、どうしてもボールの横を打ちたくなってしまうからだ。そして右肩が下がり段々とボールの手前を打つようになってしまうのだ。だからこそ素振りの練習がいいと思う。
『2月21日のラウンドレッスンを振り返って』 今日のラウンドレッスンは現状でのスイングの疑問が解決出来たはずです。 結果的にはダウンスイング以降の左肩甲骨の使い方がスイング技術向上のポイントでしたが、この良い変化が起こせた本当の理由は「諦める事なくコツコツとブレずに正しい努力を継続してきたから」に他なりません。 1年前に今日と同じご指導をさせて頂いても大きな変化はなかった筈です。何故なら、その時はまだ今のようにテークバックでクラブを立てる事が出来ていなかったからです。そしてそのテークバックでクラブを立てる技術を習得する前段階で、テックバックのスタートからすぐの段階でのクラブヘッドの動かし方を根本的に変えなければなりませんでした。この辺りを変化させる事がすごく難しかったです。 ただ後になって考えると、全ての苦労を乗り越えてきた事が今日の上達の糧になっている事に気付きます。 その気付きに気付く事が、上達している証かもしれません。
本日は横浜校で個人レッスン会を開催させて頂きました。レッスンをご受講頂いた方のレッスン後のご感想が「垂木プロのレッスンは、滅茶滅茶なスイングが、良い打感で滅茶滅茶スイングしやすくなった」です。 頂いた言葉を分かりやすいように変換しますと「垂木プロのレッスンは、レッスン中は滅茶滅茶に感じるスイングだけれども、今までのスイングと違って楽にスイング出来るようになって、しかもインパクトの当たりが良い」という意味になります。素敵なお褒めの言葉を頂けたのだと思います。
前倒しが少しずつ上達してくると、インパクトの瞬間にボールを強く打てる感覚が持てるようになってきます。 しかしその強く打てる感覚が強くなり過ぎると「インパクトでボールにクラブヘットを当てて終わり」のようなスイングになってくるのです。 少し前まで好調を支えてた練習方法が、上達によって上手くいかなくなる事があります。レッスン生が上達の途中で迷ってしまう理由がここにあるのです。
2つのスイング動画を見比べると、着実にスイングが良くなっていることが分かると思います。 最初のスイング動画の時から変わらず同じ課題(①テークバックでは左腕を伸ばさない②腕の力を抜いてスイングする)を練習していただいております。この2つの課題がバランス良く出来てきた時にクラブが縦に使えてくるのです。