黄砂とともに春を捕捉する花木
一昨日は黄砂で山並みがぼんやり。洗濯物は室内に吊るす。なんとなく焦げ臭いにおいもする。その臭いはどうやら韓国の山火事のせいらしい。自然界の壮大な迫力に感心する。季節の移り変わりの変遷に体がついていかない。しかし、木の花たちはこのわずかな変幻をしっかり補足しているから自然界のディティールもなかなかのものだ。遅かった「河津桜」も急速に花を開ききった。東京のソメイヨシノの開花宣言と同じ日だった。この2本の河津桜は、シカの食害に5~6も会い瀕死の重傷を越えての成熟だった。桜の皮にはよほどの旨味があるのだろう。若い枝はポキポキ折られていた。まもなく葉桜になってしまう。車で20分ほど行ったところはとっくに葉桜になっていて花の残骸も見つけられない。そう言えば、30年前だろうか、伊豆の河津町にこの河津桜を見に行ったことが...黄砂とともに春を捕捉する花木
2025/03/28 09:36