酸化数・酸化数の規則・表記方法
酸化数 酸化数とは、物質中のそれぞれの原子に対する酸化の状態を表す数値である。 酸化数が負の値の場合、中性の原子よりも電子を得ている状態となる。また、酸化数が正の値の場合、中性の原子よりも電子を失っている状態となる。 また、酸化数が増加した原子は酸化されたといえる。酸化数が減少した原子は還元されたといえる。そのため、酸化還元反応を扱う場合、便利な数となる。 酸化数の規則 酸化数を決定するために、4つの規則がある。 1:原子、単体の原子の酸化数は0とする。 単体は基準となる状態であるため、酸化数は0となる。 例:H原子のHの酸化数は0 H2のHの酸化数は0 2:イオンはそのイオン価がイオンの酸化…
2020/02/18 21:07