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医学部受験 https://sibotan.hatenablog.com/

元大手予備校で医学部合格をお手伝いした経験をもとに、医学部受験に勝ち抜くために知っておくこと少しづつ紹介します。

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2019/05/28

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  • 英数理2 大学の特徴15

    今回は「九州大学」について書いていきます。 九大医学部医学科といえば国公立大学医学部医学科で唯一面接がなかった大学です。そうです。過去形です。2020年度入試からついに面接試験が入ってきます。 東大理Ⅲが面接を復活させるときに他大学が面接を追加したり、点数化したり、要項の部分に「個別試験の点数に関わらず面接の結果で不合格にする場合もある」と文言を入れたりと変化がありました。その時に九州大学は「志望理由書」を追加しました。 それが今回は面接試験の実施です! また、2018年度まで理科3科目必要だったのが、2019年度入試から理科2科目で受験可能になりました(物理・化学の縛りはあり) では2次試験…

  • 英数理2 大学の特徴14

    今回は四国の最後「高知大学」を書いていきたいと思います。10年ぐらい前は総合問題、その後、数学、理科2→現在はスタンダードな英数理2となっています。 総合問題の時は過去問以外対策するものがなかったのですが、最近はスタンダードになったので対策はしやすくなったと思います。 個別試験の配点ですが英語300点、数学300点、理科300点、面接100点です。 英語は120分で長文読解が3題と日本語の質問に英語で答える問題が1題です。2年前は文法と語彙の問題が大問1題分出題されていました。 問題の難易度は標準レベルです。 数学は120分で大問4題です。1題30分使える計算ですね。積分法は毎年出題されていま…

  • 英数理2 大学の特徴13

    今回は「愛媛大学」を書いていきます。 愛媛大学は2次試験で生物の問題が出題されませんので生物選択者は受験できませんので注意が必要です。前期の定員が40名と少し他の大学の医学部と比べると少なめです。 個別試験の配点は英語200点、数学200点、理科200点と面接が100点です。 英語は120分で長文2題です。長文の2題目は医系論文系の内容になっていますので、内容は難しいめです。アクセントや空欄補充も出てきます。 数字は120分で大問5題です。証明問題、確率、微分積分、複素数平面などが頻出分野になっています。難易度は標準ですので、全完答も可能です。 理科は2科目で100分です。 物理は例年、大問1…

  • 英数理2 大学の特徴12

    今回は「香川大学」です。 2次試験の配点は英語200点、数学200点、理科200点、面接100点です。 英語は90分で大問3題です。内訳は長文読解が2題で英作が1題です。長文は700〜1000字ぐらいです。小問が長文1題につき8〜10問ぐらいと他の大学と比べて問題数が多いですね。 8割ぐらいは欲しいですね。問題数も多く、英作もあるので記述のスピードも求められます。 数学は90分で大問4題です。毎年、微分積分は出題されます。曲線や直線で囲まれた部分の面積や回転体の体積の求積はまず間違いなく出題されます。図形の性質も頻出ですが大体2年に1度出題されます。 理科は2科目で180分です。 物理は大問5…

  • 英数理2 大学の特徴 11

    今回は「広島大学」と「山口大学」です。 広島大学は後期の医学部医学科の定員が5名になって前期に定員が回って前期はより入りやすくなっています。後期の定員を減らしたい理由は後期で入学した学生は休学して次の年度に再受験して大阪大学や京都大学の医学部医学科に合格して退学する人が多く、後期の枠を減らして広島大学に本当に入学したい受験生に受けて欲しいと前期に枠を回しました。 2次試験の配点は A配点が英語300点、数学300点、理科1200点 B配点が英語600点、数学600点、理科600点 と2種類あり、定員の半分をA配点で残りをB配点で見てくれます。自分でA配点でとかB配点でとかの指定はできません。 …

  • 英数理2 大学の特徴10

    今回は「鳥取大学」と「岡山大学」です。 まず、1つ目は「鳥取大学」です。2019年度入試は理科が2次試験に入って2年目でした。 個別試験の配点は英語200点、数学200点、理科200点、面接100点です。 英語は90分で長文読解2題、和文英訳1題、自由英作1題です。 問題はよくある国公立大学の英語です。過去問を解き終えたら他の地方国公立大学の英語を解くと対策になります。 数学は大問4題で試験時間は120分です。バランスよく色々出題されています。大体75%ぐらい取れればOKです。80%取れれば他の科目で少ししてもカバーできます。数Ⅲの分野からよく出題されます。 理科は2科目で180分です。レベル…

  • 英数理2 大学の特徴9

    「神戸大学」のみを書いていきます。 「神戸大学」ですね。関西地区では人気の医学部ですね。都市にあり届きそうな医学部ということで人気です。 センターの配点が4年前から変更して文系科目が重視されなくなりました。文系科目が自信ない受験生は受験しやすくなったのですが、倍率は微減しています。理由は色々あるのですが、合格者のセンター得点率が91%ぐらいで、阪大の合格者のセンター得点率93%、得点率2%しか違わないのであれば両方考えていた人は阪大にも流れます。国語が苦手な学生は国語を圧縮してくれる大阪市立大学に逃げます。など色々神戸大学だけでなく周りも影響しています。 2次試験の配点は英語150点、数学15…

  • 英数理2 大学の特徴8

    今回は「滋賀医科大学」「大阪大学」です。 まず1つ目の「滋賀医科大学」からいきましょう。2次試験の配点は英語200点、数学200点、理科200点で面接は点数化されません。面接は討論面接です。2、3人の受験生に対して面接官が1、2名つきます。 英語は長文読解が2題、英作文が1題出題されます。英作は100字程度と長めです。長文は医療系のテーマが出題されやすいので、いくつか読んでおく必要がある。 数学は3題から4題出題されます。特徴としては長い計算問題が多く慣れていないと間違えてしまうので対策は必須です。 理科ですが、物理は難問です。3題出題され力学と電磁気は必ず出題されていますので苦手意識がある方…

  • 英数理2 大学の特徴7

    英数理2の大学今回は「浜松医科大学」と「三重大学」を書きたいと思います。 まず1つ目「浜松医科大学」ですが2019年度入試から配点が変更しています。 2次試験の配点は英語200、数学200点、理科200点、面接100点です。調査書も入ります。 配点が変更したことによって2次試験で逆転を狙う受験生が増えて2019年度入試は志望者が増えました。 英語は長文2〜3題と英作文が1題です。長文は社会系と医療系の内容が出題されています。 数学は大問3〜4題で90分です。証明問題がよく出題されています。2017年度は複素数も出題されています。問題文が医療系の問題文になっていることもあります。過去問をしっかり…

  • 英数理2 大学の特徴6

    今回は「信州大学」と「岐阜大学」を書いていきます。 1つ目「信州大学」です。10年ぐらい前から迷走してやっと落ち着いてきました。昔は超センター重視の配点で2次試験も数学150点だけでした。 今は英語150点、数学150点、理科150点、面接150点でセンター450:2次600の2次重視の配点になっています。 英語ですが、長文読解4題です。小問の中に英作文なども入ってきます。いたって語彙レベルも標準レベルの問題なので取りこぼしは命とりです。 数学もいたって標準で差がつきにくいです。 理科も標準レベルです。 面接は集団面接で1人当たりの質問も3、4個ぐらいですのでそこまで深くは聞かれませんね。 2…

  • 英数理2 大学の特徴5

    今回は「金沢大学」と「福井大学」です。 まずは1つ目「金沢大学」です。後期の話を最初に書きます。後期は他学部と同じ一括募集です。この枠で入れば1名だけ医学部医学科に進学できます。大学に入っても1年間受験が続くみたいな感じですね。特殊な後期です。 では、2次試験の配点から英語200点、数学200点、理科200点、面接100点です。 理科は物理が必須なので生物選択者は受験できません。 英語は2016年度入試から英問英答になっています。長文2題、自由英作1題で90分です。英問英答に慣れてないと時間が足りません。 数学は120分で4題と時間的には余裕がある。1題毎年難問があるのでそこに時間をかけれるよ…

  • 英数理2 大学の特徴4

    今回は「新潟大学」と「富山大学」です。 まず1つ目「新潟大学」です。2019年度入試から配点が2次重視の配点に変わりましたね。 個別試験の配点は英語400点、数学400、理科400点、面接は点数化されません。 配点は変わりましたが問題傾向は変わっていません。どの科目も標準レベルで医学部医学科であれば8割近くは2次試験で欲しいところです。 ケアレスミスが合否を分けます。2次重視の配点に変わりましたが、問題レベルを考えると 「センター失敗→逆転狙って新潟大学医学部」は現実的ではありませんね。 2つ目「富山大学」です。2次試験の配点は英語200点、数学300点、理科200点、面接100点です。 ここ…

  • 英数理2 大学の特徴3

    今回は「千葉大学」と「東京医科歯科大学」について書いていきたいと思います。 まず1つ目「千葉大学」です。2次試験の配点は英語300点、数学300点、理科300点、面接100点です。関東では人気の国公立大学で受験生レベルも高いです。 英語は読解2題に英作が1題の出題です。毎年ではないですが読解の長文が本当に長い時がありますので、長い長文は必ず過去問で時間配分を決めておいてください。時間内に終わらない可能性もありますので。内容は難しくないですが、読むスピードを意識してください。 数学は微分積分が毎年出題されている。標準レベルの問題もあるが難問も毎年出題されているので、油断は禁物です。 理科は基礎問…

  • 英数理2 大学の特徴2

    今回は「東北大学」と「筑波大学」を書いていきます。 1つ目「東北大学」です。 個別試験の配点は英語250点、数学250点、理科250点、面接250点です。 面接はいくつかの部屋をめぐるMMI(マルチミニインタビュー)形式なので、矛盾がない回答をしっかり準備しておいてください。 英語は長文2題、会話1題、英訳1題です。英作の問題は特徴的です。英語で説明するような内容ですので対策は必要です。 数学は標準よりやや難です。6題出題されます。基礎問題から応用問題まで幅広く出題され、採点も厳しいので答案作成力と丁寧な答案が求められます。 理科ですが、物理は近年は標準レベルになりつつあります。力学と電磁気は…

  • 英数国理2 大学の特徴 1

    英数国理2の大学はスタンダードなので、北から順に書いていこうと思います。 今回は「北海道大学」と「札幌医科大学」を書いていきたいと思います。 まず、1つ目の「北海道大学」ですが、個人的な感覚として旧帝大の中で1番合格を獲得しやすい大学だと思います。 配点は、英語150点、数学150点、理科150点、面接75点です。 英語は90分で4題出題されます。読解2題、英作1題、要約1題です。英文は難しくないのですが、時間がタイトですので、慣れと時間配分を考えましょう。 数学は大問5問出題されますが、標準レベルの問題ですが、医学部医学科は4問は完答したいところです。 理科は2科目で150分です。どれも穴埋…

  • 英数国理の大学の特徴 2

    前回は「東大理Ⅲ」と「京大医学部医学科」を書きましたので今回は、残りの2つを書いていきます。 1つ目「山形大学」は2011年度入試から英語と国語が入試科目として追加されました。 2次試験の配点は英語100点、数学200点、国語100点、理科200点と2019年度から面接点が100点と点数化された。 国語のレベルとしては標準レベル。100字程度の論述はがあるので慣れておきたい。 物理は近年は難化傾向である。化学は時間がタイトで計算問題が多い。生物は最近は標準レベルになってきたが、論述量が多く高得点は難しいかも。 数学は合否が分かれる重要な科目。他学部共通問題は標準レベルだが、医学部の専用の大問は…

  • 英数国理の大学の特徴 1

    2次試験に英数国理がある大学の特徴を今回は書いていきます。4大学あります。 1つ目「東大理Ⅲ」2つ目「京大医学部医学科」3つ目「名古屋大医学部医学科」4つ目「山形大学医学部医学科」 まず1つ目「東大理Ⅲ」です。言わずと知れた日本の医学部の最高峰です。東大の国語は現代文、古文、漢文です。古文漢文で点数を取らないと現代文で深みにはまる可能性があるので注意してください。解く順番のお勧めは古文→漢文→現代文です。 東大は1日目国語→数学、2日目理科→英語 の準備なので国語を乗り切ることが最初の山場になります。国語で差は大きくつきませんが、大きな失敗も許されません。 数学はここ3、4年は難易度が昔ほど難…

  • 数学・理科2科目の大学の特徴

    前回は英語、数学、理科1科目の大学を紹介しました。今回は、数学・理科2科目の大学の特徴を書いていきます。 数学・理科2科目の大学は「群馬大学」です。 まず、理科2科目といっても物理・化学と指定がありますから生物選択者は受験ができませんのでご注意くださいね。 2次試験の配点は数学150点、理科150点 、小論文150点です。英語がないので何も知らず英語が苦手な方が志望をするのですが… この小論文が英語の小論文なので英語は捨てきれないのです! 数学と理科が得意な受験生が集まりやすいので、2次力は必須です。問題も決して優しくないので数学の思考方の問題が苦手な方はあまりお勧めはできない大学です。 また…

  • 英語・数学・理科1大学の特徴

    今回は英語・数学・理科1の国公立大学は、公立の奈良県立医科大学のみになります。 理科が1科目どうしてもできない場合は英数の大学5つか奈良県立医科大学を選択するしかなくなります。 選択肢は減らさずいきたいですね。 では奈良県立医科大学のお話をしましょう。 前期の定員は22名しかありません。2次試験の配点は英語150点数学150点理科150点です。面接はありますが、点数化されていません。 定員が22名しかないのは狙いにくいですね。2次試験の特徴としては、試験時間が3時間でその中で自由に英語、数学、理科を解くことができることです。普通に考えたら各科目1時間で解くのですが、得意不得意もありますので、臨…

  • 英語・数学2科目大学の特徴2

    前回は「旭川医科大学」と「秋田大学」について書きましたので残りの3大学について書きたいと思います。 まずは1つ目「徳島大学」ですね。ここはセンター900:400(英語・数学)の最近では少なくなったセンター重視型の大学です。面接点はありません。センター取れたら出願したくなりますよね? 考えることはみんな一緒です!特にセンターの平均点が上がった時は危険です!自分だけが取れている気になってみんな出願するので、倍率が上がります。高い時でセンター87%で足切りにあって受験票が来なかったこともあります。 思っている以上に採点が厳しいのでセンターよりも2次試験で差がつく大学です。安易にセンター取れたからと出…

  • 英語・数学2科目大学の特徴 1

    受験科目が英語と数学2科目の国公立大学医学部医学科は全国で5大学ありますが、それぞれ特徴があります。 旭川医科大学、秋田大学、徳島大学、島根大学、宮崎大学が英語と数学2科目の国公立大学です。 今回は「旭川医科大学」と「秋田大学」を書いていきます。 1つ目の「旭川医科大学」ですが、2次試験の配点は、英語100点、数学100点、討論150点です。 単科の医科大学ですから一般的に知られているように問題は難しいですね。英語も数学もだいたい毎年、開示結果を見ていますが、合格者の平均は5割ぐらいです。では何で決まるかというと150点の配点がある討論です! 討論の点数が15点〜146点まで開示結果で確認した…

  • 過去問対策 3 私立大学過去問編

    私立大学の過去問何年分も何回もこなしましょう!ってよく言う人が多いですがどうなんですかね…正直無駄な作業に近いです。 特に「何年分も」っていう部分です。作問をしている人はその大学の教授がほとんどです。何年も作っている教授もいると思いますが、長くて7年ぐらいです。ということは数年で傾向が変わっていきますので5年もやれば十分です。 正直、新しい年度の問題から3年分もやれば十分です。それで傾向と時間配分は問題ありません。国公立大学と違って1つだけを受験するわけではないので複数の大学を受験する場合、過去問を各大学10年分も解くと3大学受験する場合10年分解くことになります。国公立大学が第1志望の場合は…

  • 過去問対策 2

    今回はセンター試験の過去問対策を書いていきます。あくまでも1例なので、それが絶対ではないので自分に合う合わないは各自で考えてください。 まず、解き始める時期ですが、科目によっても変わってきます。英語、国語は高3の夏頃から始めていきましょう。地歴公民も覚えたところから解いていきます。 数学、理科に関しては11月頃から始めて行くのが理想です。 英語と国語は基本的に1学期までの学校の授業レベルを理解していれば解けるはずなので、単語、熟語を並行しつつ解き慣れていきましょう。 数学、理科は時間配分が大事なので、解くというよりは形式に慣れることが大事になってきますが、確実に解くことの練習に徹するために過去…

  • 過去問対策 1

    よく保護者の方や受験生に質問されるのが「過去問はいつからやるべきですか?早くやることが大事とよく聞くのでが…」という内容です。 何の過去問なのかでやる時期は変わってきますし、内容も変わってきます。 国公立大学の過去問を解く時期はセンター後でいいです。過去問を見ることと研究は夏までに終えることは大事ですが、解く必要はセンター後まで不要です。 理由は、「過去問を早くからやって解けますか?」解けないのに解いても時間の無駄です。過去問研究は大事ですが未履修の分野や未完成の問題を解いてもわからないだけです。それを時間を使って解くことは労力の無駄です。 時間だけが受験生に平等に与えられているものです。その…

  • 私立大学 医学部医学科 2

    前回帝京大学が学費を下げてレベルが上がってきていることなどを書いたのでもう少し私立大学の話を続けます。 私立の倍率が変動するのは大きく3つです! 1つ目「学費」 2つ目「入試変更」 3つ目「入試日程」 1つ目「学費」の学費ですが、ここ5年ぐらいで学費がいろんな大学で下がったきています。それでもまだ、高いところの方が多いですが… 「年間150万減額」となると途端に倍率が上がります。 学費は保護者にとっては重要なところでもあるので学費が下がると人が集まってきます。 2つ目「入試変更」私立大学の場合はあまり入試科目が変更される事はないですが、あまり変更がない分変更した時の人気の増減は大きくなります。…

  • 私立大学 医学部医学科

    国公立大学の医学部医学科の話が続きましたのでブレイクで私立大学の医学部の話を今回は書きます。 私立大学は15年前よりどの大学もレベルは上がってきてています。あまり大学名を出したくはないですが、帝京大学の医学部は昔は入りやすい医学部で有名でしたが、最近はなかなか合格しにくくなってきています。数年前に学費が安くなり(と言っても他の私立大学と同じくらいですが…)受験しやすくなって倍率、レベルともに上がってきました。 東邦大学も学費を下げたことでレベルも上がってきています。 私立大学は学費を下げることで受験者が増えてレベルも上がっていきます。国公立大学にはない変動です。 最近では東北医科薬科大学や国際…

  • センター試験対策(共通テスト対策)

    2020年度入試で最後を迎えるセンター試験。2021年度入試からは大学入学共通テスト。 何をしていけばいいでしょうか。 センター試験であれ、大学入学共通テストであれ、まずやる事は、高1から高2までの教科書レベルをしっかり理解することです! 当たり前のことですがこれが1番難しいかもしれませんね。センターでいえば少なくとも807/950点は欲しいですよね。ということはどの科目も80%は欲しいところです。 苦手科目も得意科目も全分野通して理解していないと80%は厳しい数字になってしまいます。 苦手科目、苦手分野から逃げない事が1番の近道です。そして問題形式と時間になれる事、各教科とも大問ごと時間配分…

  • 志望校の決め方 3

    科目、配点を調べたらいよいよ過去問研究を始めてみましょう! 「過去問を何回も解く事が大事!」みたいに言う人もいますが、過去問の構成を調べる事が1番重要だと考えます。 過去問を見るポイントは3つです! 1つ目「試験時間」 2つ目「問題数と問題構成」 3つ目「出題分野」 1つ目「試験時間」ですが、各科目の試験時間がどれぐらいあるのかを調べることです。 試験時間は大体60分〜120分ぐらいだと思いますが科目にもよって違います。その時間が自分にとって長いのか短いのかを把握するために次の問題数と照らし合わせ見ていきます。 2つ目「問題数と問題構成」は1つ目で触れたようにまず、問題数を見ていきます。大問が…

  • 志望校の決め方 2

    前回は将来のヴィジョンから志望校の選定の話をしましたが、今回は科目から少し考えてみましょう。 1つ目「入試科目」 2つ目「科目配点」 1つ目「入試科目」ですが、ほとんど大学は英語、数学、理科2科目です。 英語、数学だけの大学が6大学。 英語、数学、理科1科目の大学が1大学。 数学、理科2科目に大学が1大学。 英語、数学、国語、理科2科目に大学が4大学あります。 ここから選ぶことも志望大学を選定するのもありですが、例えば、「英語が苦手だから数学、理科2科目の大学にする!」と思っても実は、数学、理科2科目の大学(群馬大学)は小論文がありこの小論文が英語の小論文になっています。 このように苦手だから…

  • 志望校の決め方 1

    全国の国公立大学医学部医学科から志望校を決めるのは中々至難の技です。自宅から通えるから…と安易に決めて実はやりたいことと違った…となることもありますので志望する大学はしっかり調べて決めましょう。 大きく医師になって進む道は2つあります。 1つ目「研究医」 2つ目「臨床医」 まず、1つ目の「研究医」ですが、将来どんな研究がしたいのか?ここから入ると志望する大学が見つけやすいかもしれません。「iPS 細胞の研究をやりたい!」これを元に探すことが近道です。大学院に進学することで他大学から入ることもできますの大学選びが絶対ではありません。 2つ目「臨床医」ですがこちらも色々多岐に渡りますので、何をした…

  • 後期日程は狙い目??

    前回は、2020年度入試の変更点を書きました。その中で福島県立医科大学と鳥取大学の後期日程が廃止と話しました。 こういう時こそチャンスと考えるべきではあります。確かに後期の日程が2つ減ることによって受けれる大学が減りますが、条件はみんな一緒です。 後期の医学部を諦める人がこれで出てきますし、ある程度、受験生の流れが読めてきます。今年1年模試の動向を見ればセンター後に慌てて後期の受験大学を探す必要がなくなるはずです! 後は、後期試験の受験科目をどうするかがポイントですね。後期日程は英数理2の大学は3大学、理科2科目が1大学、数学理科2科目の大学が1大学、英語化学の大学が1大学、それ以外は小論文で…

  • 2020年度入試 国公立大学 変更点

    2020年度入試の変更点はまだ、全部は出揃ってないですが…影響が大きくて注意しておく必要がある変更点をあげてみます。 1つ目 大阪大学 「医学部医学科 配点変更」 2つ目 金沢大学 「医薬保健学部 医学科 1段階選抜変更」 3つ目 鳥取大学・福島県立医科大学 「医学部 医学科 後期日程の廃止」 1つ目 大阪大学 「医学部医学科 配点変更」ですが、個別試験の配点が英語(200)数学(200)理科(200)から英語(500)数学(500)理科(500)に変更されます。より2次重視の配点に変更されるので個別試験で解ける問題をミスなく解くことが重要になってきます。 2つ目 金沢大学 「医薬保健学部 医…

  • 医学部 面接対策 3 (志望理由書編)

    前回は形式を大きく3つに分けて書きましたが、今回は志望理由書の準備をしていきましょう。医学部 面接対策1 よく聞かれる質問のところで少し触れている内容です。 1つ目「なぜ医師になりたいのか」 2つ目「なぜこの大学なのか」 3つ目「あなたの長所は?短所は?」 この準備をしてみます。 1つ目「なぜ医師になりたいのか」 ここで気をつけることは過去のことは「さらっと」です。動機ときっかけは違います。よく生徒の志望理由書を添削しているときっかけをだらだら書いて字数を稼いで、結局なぜ医師を目指しているかわからない内容になっていることが多いです。 よくあるきっかけとして、「親が医師なので…」これは親が医師で…

  • 医学部 面接対策 2

    前回は、よく聞かれる質問を3つあげて書きましたが、今回は、面接形式を中心に書いていこうと思います。 医学部の面接形式は大きく3つです。 1つ目「個人面接」 2つ目「集団面接」 3つ目「討論面接」 1つ目「個人面接」は1番多く大学が実施している形式です。教授が2〜4人に対して受験生が1人というのが一般的です。1人なので時間は10分〜20分ぐらいでじっくり質問を受けます。1つの質問に対してじっくり聞かれることがありますので、答えを深く準備しておく必要がありますが、自分を知ってもらう良い場所だと思います。 2つ目「集団面接」は信州大学、香川大学、山梨大学などが実施しています。教授が2〜4人に対して受…

  • 医学部 面接対策1

    面接がない国公立大学医学部はもう存在しません。勉強だけできれば医学部に行ける時代は変わりつつあります。 コミュニケーション能力があるかと医師としての適正を見られるのが医学部の面接試験です。 まず1番よく聞かれる質問からいきましょう! 1つ目「本学の志望理由」 なぜうちの大学を選んだのか? 「家から近いから…」「なんとなく昔から憧れていて…」などと答えてはさすがにいい印象にはなりません。 何学びたくてその大学を志望するのか。一言で研究で終わるわけではなくどんな研究なのかなど具体的に答えていく必要があります。 2つ目「なぜ医師を志望した?」 「親が医師で…」「昔入院した経験から…」 この2つはよく…

  • 保護者にして欲しいこと

    医学部合格には特に現役生の保護者に協力して欲しいこと3つ! 1つ目「医療ニュースの収集」 2つ目「入試情報の勉強」 3つ目「応援」 1つ目「医療ニュースの収集」のですが、 簡単に言うとスクラップ記事をまとめること。 医学部入試で面接がないときは皆無です。その面接時によく聞かれるのが、「最近興味がある医療系のニュースはなんですか?」 正直なんでもいいのですが、最低限の知識は必要です。新聞やニュース程度の知識は答えられるようにしましょう! 最近≠1週間 → 1年ぐらいで考えておくといいと思います。あと志望理由と興味、関心があるニュースとリンクしているとなおいいですね。 地域医療で活躍したい!という…

  • 倍率? 高い?低い?2

    前回は北陸新幹線が開通して倍率が上がったお話をしましたが、一般的に医学部医学科において倍率が大きく変動する要因として3つあります。 1つ目「隔年現象」 2つ目「受験科目等の変更」 3つ目「定員の変更」 この3つが大きく変動する要因と言われています。 1つ目の「隔年現象」これは昨年極端に倍率が下がったところは次年度の受験は危険な匂いがします。受験業界にいる人や毎年進路に関わっている先生などは数年の動向を知っていますが、現役生は倍率などはあまり見てないものです。ましてや第一志望ではなく第二、第三志望の大学ではなおさら。 自分のセンターの点数と倍率だけ見て出願大学を決める!1番危険です! 「倍率が下…

  • 倍率?高い?低い?

    国公立大学の医学部の倍率は約5倍弱、私立の医学部は10倍近いのが現状。 これだけ見たら国公立大学の医学部の方が入りやすい?と思えますよね。 でも最難関の東京大学理Ⅲは約3倍ぐらいです。 倍率ははあくまでも受験倍率なので受験してくれる層がどの層が集まっているかを考えないといけません。 少なくとも3ヶ年の動向を見ておくとその大学の倍率がどれくらいなのかがわかってきます。 極端に上がっていたり、極端に下がっていることが医学部ではあるのですが、この原因が何かをしっかりわかっているとわからないでは合格する可能性が全然違ってきます。 2015年度入試の富山大学医学部医学科の前期試験の倍率は2.1倍でしたが…

  • 国公立大学 医学部医学科 2

    国公立大学医学部医学科に合格したいのか〇〇大学医学部医学科に合格したいのかでも勉強法は変わってきます。 モチベーションを高く持ちたい場合は「〇〇大学医学部医学科に合格する!」という目標を掲げてサブの目標で「国公立大学医学部医学科合格」をあげることをお勧めします。 国公立大学、特に医学部はセンター試験の点数が1次試験みたいなものなので目標点に届かなかった場合にはどう出願するかで合格するかしないかが決まってきます。 過去にセンター78%で合格したりもしています。決して飛び抜けた2次力があったわけでもないです。センター後にいち早く切り替えて自分にとって可能性のあるところに出願できるかでその年に合格で…

  • 国公立大学 医学部医学科

    私立大学医学部医学科と国公立大学医学部医学科とでは学費が全然違う。国公立大学医学部なら他学部と変わらない学費で通うことができる。国公立大学の医学部となると世間では「センター試験で90%以上個別試験でも高得点率は必須です!」とよく言われるが… 正直「国公立大学」というカテゴリーだけで言えばそこまで必要はないと思うんですよね。 今まで、いろんな生徒たちが国公立大学の医学部に合格したけどセンター90%以上獲得して国公立大学医学部に合格したのは正直全体の1割程度の人数です。 それ以外の合格者はセンター80%代で国公立大学に合格しています。 一概には言えないですが、都市部の国公立大学かそれ以外の国公立大…

  • 私立推薦合格2

    今回は推薦入試で合格した事例を紹介していきます。 事例1 中堅私立高校で真ん中より上の成績で4月当初は自分は数学は誰よりもできると自信を持っていた。しかし、中堅私立の中ではできても受験は全国で勝負するもの。受験シーズンに入った時に数学だけじゃ勝負できないと気づき、他の科目も勉強し始めたが、夏の段階で国公立の医学部に合格するには厳しい状況でした。保護者との面談時に私立の医学部でも進学が可能だったので、夏に本人と保護者に私立の医学部の推薦入試を提案。本人も「現役で合格できるなら推薦入試を考えたい」との返答であったので夏が終わってからは推薦入試の科目と推薦文の練習、面接の練習を繰り返しやっていきまし…

  • 私立推薦合格

    私立の医学部は秋に推薦入試が始まって行きます。基本的には専願(合格したら必ず入学しないといけない)ですが、中には併願(合格しても必ず入学する必要はない)も数は少ないながらもあります。併願はお得なように感じがしますが、国公立の医学部を考えている人達が抑えとして考えるので倍率は専願の推薦より高くなり、レベルも高くなります。 推薦を考える場合はまずしっかりどの大学の推薦を受験するかを考えないと準備不足で上手くいかない結果になってしまいます。 一般入試と違い推薦入試は自己推薦書や面接が重要な部分になってきますので、そこにかける時間と通常の勉強を両立していく難しさがあります。 次回に推薦入試で合格した方…

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